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「う・・・」

 目が覚めると、ジメジメした牢屋の中であった。ズタ袋のような粗末な衣類を着せられている。

 そうだ。確か隣国との戦争で、圧倒的敗北を喫して・・・騎士である私は捕虜となり、敵国の牢屋に入れられたのだ。

「・・・随分丁寧な扱いだな」

 手足を縄で縛られて、ベッドに括り付けられている。

 ふと、大人数がドヤドヤとこちらに向かってくる気配がした。

「おい、起きているのか?」

「む・・・!」

 敵国の女騎士だ。たくさんの兵士に囲まれているが、これも全て女だ。敵国では女兵士ばかりと聞いていたが、本当だとは。

「おい、縄を外してやれ」

「はい」

 取り巻いていた女兵士たちが近づいて、縄を解く。

「立て」

 立ってみると、縄目がビリビリと痛い。寝返りも打てなかったのか、あちこちの関節も痛い。

「・・・裁判か?」

「貴様らの裁判はすでに終わった。お前に相応しい罰が与えられる」

「そうか」

「ついてこい」

 今まで何人も敵国の兵士を殺してきた。王が敵だと言えばどこにでも赴いて大量に殺した。死刑にされても文句は言えない。覚悟はできている。

「・・・変わった処刑場だな」

「そう見えるか?」

 狭い部屋に粗末な木のベッドが置かれている。処刑の道具はおろか、拷問の道具なども置かれていない。

「お前ら下がってろ。一番槍は私だからな」

 女兵士たちはざっと後ろに下がった。なんだか話が読めない。

「おい、どういうことだ?」

「こういうことだ」

「あっ!」

 奴は私の首根っこを掴んで、ベッドの一つに放り投げた。私はなんとか受け身を取った。

「貴様っ!」

 叫んだ瞬間、奴の顔が目の前にぬっと現れた。

「!?」

「おっと、暴れるなよ」

「う・・・!?」

 奴は私の腹の上にのしかかり、私の両方の手首を片手で押さえつけた。

「ぐうっ!?」

 私は抵抗しようとするが、奴の手は岩のようにびくともしない。

「な、何をする!?」

「何って・・・これが処刑だ」

「ぐううっ!?」

 奴は首元に手をかけて、一気に服を引きちぎった。

「あ・・・!?」

 胸が露わになる。粗末な布は、もう引っかかっているだけになる。奴は、残った布を邪魔そうに横に捨てた。私を守る布はもう一枚も残っていなかった。

「さすが歴戦の騎士様だ。胸もデカいな」

「や、やめろ・・・!」

 奴は慣れた手つきで胸を揉み出す。

「せっかくだからこの胸を使わせてもらうか」

「な・・・!」

 言うや否や、熱いものが胸を貫いてきた。

「!?」

 奴の肉棒だ。子供の頭ほどもある私の胸を貫いて、悠々と私の口まで届いている。

「お、お前、女じゃないのか?」

「お前、隣国の騎士なのに知らないのか?私の国は皆ふたなりだ・・・しかし、子を産むよりもその辺の女を孕ませて、子を奪う方が楽でな。だから、こうして戦争を仕掛けては、女を攫って子を孕ませて産ませるのよ」

「さ、最低っ・・・!」

 隣国と戦う時、王からはなんの説明もなかった。いつも通り、行けと言われてただ馳せ参じた。その結果がこれか。

「舐めろ。ふたなりの体液は女に快楽を与える。気持ちよくなっているうちに、とっとと孕んでしまえ」

「む・・・!」

 奴の肉棒が私の唇に当たる。鈴口からはドロドロの我慢汁が出て、唇を濡らす。私は、なんとか入れまいと口を一文字に結ぶ。

「強情な奴め。ほら、手伝ってやる」

「んおっ!?」

 唇を指で押し広げられ、奴の肉棒が無理やり口に押し込められる。

「噛むなよ?」

「んうううっ!?」

 奴の指が歯を押し上げて、肉棒はどんどん奥に入ってくる。舌で押し返そうとしても、肉棒が震えるだけだ。

「サービスがいいな。それもいいが、胸を自分でささえていろ。これじゃパイズリにならない」

「だ、誰がっ!」

 従わずにいたら、奴は圧倒的な握力で両胸を締め上げた。

「うむ、なかなかいいぞ」

「や、やめろっ・・・!」

 奴はやめない。それどころか腰を振りだした。

「んっ♡んっ♡んんっ♡」

 口の中に奴の肉棒が出たり入ったりする。私の胸は、奴の肉棒を柔らかく刺激する肉になっている。奴らはこんな風に女性を道具のように扱うのか。

「おい、出るぞ。しっかり飲んどけよ」

「んんっ・・・!?」

 口の中に熱い液体が勢いよく注がれる。慌てて口を閉じようとしたら、奴が顎の関節を抑えて固定してしまった。

「閉じるな」

「ん・・・!」

 そのままだくだくと注がれて、口の端からどろりとこぼれ落ちた。奴は私の口を抑えた。

 もう逃げられないと知った私は、一息に飲み込んだ。

「ごくっ・・・!」

 熱い。口の中が、喉が、胃が熱い。そのままじっとしていると、下腹部が熱くなってきた。熱は全身を回って、まるでモヤの中に居るように頭がぼーっとしてきた。

「効いてきたか」

 奴は、ようやく私の両手首を離した。

「ふ、ふざけるな。私はそんなもの飲まされたぐらいで、堕ちるような女ではない」

「ほう。じゃあ、ここはどうだ?」

「んぐっ!?」

 奴が私の下腹部をさする。

「あれを飲めば、普通の女なら正気ではいられないぐらい発情する。早く挿れて欲しい、気持ちよくしてほしい、種づけして欲しいと・・・」

 奴の太い指が、私の大切な部分に潜り込んでくる。いつの間にか私のそこははしたなく濡れそぼっていた。

「や・・・めろっ・・・!」

「お前、処女なのか?きついぞ?」

「る・・・さいっ!」

 生まれてこの方武道一筋だった。ただ仲間と切磋琢磨し、武勲を上げ、王から認められることが生き甲斐だった。私より強い男がいたら、嫁に行ってもいいと豪語していたが、とうとう現れなかった。

「うっ・・・!」

 私は奴の顔に拳を突き上げた。

「む・・・?」

 奴は涼しい顔で受け止めた。

「ほう。あれだけ種を飲んで、まだ抵抗するか。この女は有望株だな!」

「あ・・・!」

 奴は中に入れた指を掻き回した。

「もういいようだ。おい、挿れるぞ」

「まっ・・・!」

 奴は躊躇なく私の中に侵入してきた。

「おおおおおおっっっっ!?♡♡♡♡♡」

 奴の体液が影響しているのか、痛みはほとんどなく、むしろ快楽が脳天を突き抜けた。

「あ”っ・・・ああ・・・♡♡♡♡♡♡」

 その快楽は、身体から抜けるどころかじわじわと全身に浸透していった。

「気持ちいいか?」

「き、気持ちいいわけないだろう!?早く抜けっ!」

「ほう?そうか。まあ、種付けするまでの辛抱だ。我慢しろ」

 奴は引き抜く直前まで腰を引くと、一気に突き入れた。

「ああああああっっっ♡♡♡♡♡♡」

 私は発情しているとしか思えない声を上げる。

「気持ちよくなってくれればこっちもやりやすい」

「だ、れがっ・・・♡♡♡」

 奴はまた一気に突き入れた。

「んぎゅううううっ♡♡♡♡♡♡」

「なかなかいい締まりだな。おい、種付けしてやるから漏らすなよ」

「た、種付けっ・・・!?や、やめろっ!」

 私は必死に奴の身体を押すが、鋼の像のように動かない。

「おいおい、今更抵抗するのか?少しだけ我慢すれば強い子を産めるんだぞ?戦争に勝って、いくらでも女を孕ませられる強いふたなりの子を」

 私はゾッとした。悪いことをしている自覚が全くないのだ。

「しょうがないな。ほら、ここも触ってやる」

「んぐっ♡♡♡」

 奴が親指で私のクリトリスを潰した。全身を電撃で貫かれるような快楽が走った。

「お、もう抵抗しないのか。安心して孕めよ。子供は我々が育てるからな」

「んっ♡♡♡んんっ♡♡♡♡♡♡」

 手足から力が抜けてもう抵抗できない。奴は遠慮なく腰を振って、私の性感を煽る。

「出すぞっ💢孕めっ💢💢💢💢💢」

「ああああああああっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 奴は私の一番奥、子宮口に向かって思いっきり吐精した。私はなすすべなくそれを受け止めるしかなかった。

「ふう・・・・・・おい、この女は私が孕ませる。お前らは他の女をいくらでも孕ませてこい」

「はい!」

 後ろに控えていた兵士が、一斉に走っていった。

「・・・おい、他の女って誰のことだ?我が国に女性の兵士は私一人だけだが」

「ああ、兵士ではない。隣の国の女を誰でも犯してこいということだ」

「な!?」

 つまり民間人だ。

「裁判は!?」

「国王と取り結んである。隣国の建物や農作物などの財産を毀損しなければ、女はいくらでも犯していいと言われた」

「国王が!?」

 信じられない。つまり国を守るために、国の女全てを売ったのだ。

「まあ、そうしなけりゃ国王と貴族を殺して国を吸収。男は皆殺しで財産も没収。女子供は犯し尽くすって言ったからな」

「け、けだもの・・・!」

 私は奴につかみかかろうとしたが、軽く叩かれて倒れてしまった。

「ああっ・・・!」

 また奴の肉棒が入ってきた。

「他の女は誰の種とも分からないんだ。騎士団長の俺が直々に孕ませてやるんだから感謝しろよ」

「ううっ・・・♡♡♡♡♡♡」

 私は三日三晩彼女の陵辱を受け続けた。

 結局私が解放されたのは数年後のことだった。

「・・・ご苦労じゃった。騎士よ」

「はっ」

 王から直々の呼び出しがあったので、王城に参上した。

「すまぬ。本当に申し訳ないことをしたと思っている。この通りじゃ」

 王は王冠を取って頭を下げた。

「いえ、これもまた騎士の役目と思っております」

「そ、そうか・・・そう言ってくれるのならありがたいが」

「ええ。生まれた子もきっとそう言うと思います」

「う、うむむ・・・」

 あの時孕んだ子については、父親のもとに残していった。妊娠中については隣国のあいつの元で保護を受けていた。癪だったが、敵国の子を孕んだこともあり仕方なく甘んじた。

「し、して、騎士よ。お前は今後もわしに仕えてくれるのじゃな?」

「ええ」

「ほっ・・・い、いや、実は兵士の家族の女も陵辱されたこともあり、多くの兵士が家族のもとに戻ってしまってな」

「・・・そうですか」

 それはそうでしょう、という声を飲み込んだ。

「い、いやあ、お前がいてくれるなら百人力。ありがたい」

「身に余るお言葉。光栄です」

「うむ。して、この後時間はあるか?縮小した騎士団について対策を考えて欲しいのじゃが」

「申し訳ございません。この後隣国の王にも呼ばれておりまして・・・」

 一応この国は属国扱いとなっており、向こうの王の名を出せばこちらの王は何も言えない。

「む・・・そうか。隣国との関係性も大事にせねばならないからな。行ってこい」

「ははっ」

「んん・・・っ♡」

「おい、あいつはなんて言っていた?」

「ああ・・・私がいなければもう騎士団も壊滅状態で、私が騎士団長のようなものらしい」

「そうか。バカな王め」

「あっ・・・♡」

 私は隣国の王城ではなく、あいつの家のベッドにいた。

「しかし出産してからますますデカくなったな。前より凄まじいパイズリができるぞ」

「あっ♡や、やめろっ♡んっ♡」

 乳首に吸いつかれて、思わず喘いでしまう。

「そ、それにしても、王城に出て行かなくて大丈夫なのか?」

「ああ。王からの命はいただいている。まあ、今のお前なら楽勝だろうが」

「な、なんだっ・・・♡」

「王族、貴族を根絶やしにする。あの弱りきった騎士団や近衛兵では太刀打ちできないだろう」

「はあ!?できるわけがなかろう!」

 そう叫んだ瞬間、奴は私を貫いてきた。

「ああああっっっ♡♡♡♡♡」

「お前はすっかりこっち側の人間だ。解放されたから、私の元に来なくていいのにわざわざ家にまで押しかけてきた」

「そ、それはっ・・・♡子供がいるからぁっ♡♡♡」

「子供はこの時間預けてあるだろう。お前が欲しいのはこれだろ?」

 奴が私の最奥をぐりぐりと抉る。

「ああんっ♡ば、ばかっ♡違うっ♡♡♡」

「お前が向こうに帰るというのなら、もう抱けないな」

「ぐ、ぐううっ・・・♡♡♡♡」

「残念だが、もう思い残すことがないぐらいに抱いてやる」

 奴は私の脇に手を入れて持ち上げた。そして、寝転がった上にゆっくりと私をおろす。

「や、やめろっ♡あっ♡あっ♡あああっっっ♡♡♡」

 私の中に奴が入ってきた。いつもより深く入っている。

「いやっ♡♡♡ま、また孕んでしまうっ♡♡♡」

 子宮口を奴の亀頭で押されている。また孕ませてもらえると思って子宮が降りてきてしまったのだ。

「今度も孕んだら私のところに連れてくるがいい」

「いやあああっっっ♡♡♡♡」

 奴は軽々と下から腰を突き上げて、私を深く深く犯していく。

「あんっ♡あんっ♡ダメっ♡ダメェっ♡♡♡」

 身体だけじゃなく精神まで快楽に蝕まれていく。処女を破られて以来、何度も何度も犯されて、もうこいつじゃないと感じないんじゃないかというぐらい身体が馴染んでいる。

 他のふたなりに犯されそうになった時はこいつが半殺しにして、私は気絶するまで抱かれた。激しい独占欲をぶつけられて、悪い気がしないわけではない。しかし、私は隣国の騎士なのだ。

「おい、また私の子を産め」

「あっ♡♡♡だ、ダメっ♡♡♡」

 私は必死で頭を振った。

「あのボンクラ王の何がいい?お前を売って、臣民の女を皆売った極悪人だぞ」

「そ、それはっ♡♡♡」

「お前が騎士団長としてうまく振る舞えば、兵士に被害はない。王と臣下の首を取れば、臣民は助けてやろう」

「ううううっっっ♡♡♡♡♡」

 私の剣の腕前を褒めてくれた陛下、女だてらに騎士になりたいという私を取り立ててくれた陛下、女だと差別することなく勲章を与えてくれた陛下・・・

「孕めっ!」

「あっ・・・♡♡♡」

 その瞬間、世界が真っ白になった。私の中で何かが終わったのだ。私の腹の中に奴の精子が流されて、私の中の大事だったものも流されてしまった。

「ふう・・・」

「・・・なぁ、続きはできないか?」

 奴の精液が脚を伝うのを感じながら、私は奴にしなだれかかった。

「ああ、いくらでもいいぞ」

 奴は間髪入れずに私を押し倒した。

「き、騎士よ、これはどういうことじゃ?」

 王は奴にはがいじめにされている。

「こういうことだ。この女はうまくやったよ。お前を守ってくれた近衛兵や騎士は、貴族どもをなぶり殺しにしたぞ!」

「お、おい!答えんか!」

 私は剣を抜いた。

「お、お前・・・!」

「陛下、せめて最後は私が介錯いたします」

「うおっ!?」

 陛下が叫んだその瞬間、首は落ちていた。

「・・・これで良かったのか?」

「ええ。それよりあなた」

 私は主人の手を取って、腹に当てた。

「・・・そうか。そういうことなんだな」

 私と主人は血まみれになりながら口づけを交わした。私の腹の子も、腹を蹴って祝福してくれた。

 

 その後、ふたなりの国は隣国を完全に吸収し、女騎士は強いふたなりの戦士を何人も産み育てたのだった。

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