VR世界のバグに巻き込まれて①「女体化して小さくなるバグ」 (Pixiv Fanbox)
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近未来の東京。
VR技術の発展により、完全没入型のゲームが一般的となった世界。
主人公の佐藤健太は25歳のシステムエンジニア。
長時間労働と締め切りに追われる毎日に疲れ果てていた彼は、ストレス解消のため、最新のVRゲーム「ファンタジア・オンライン」にログインすることにした。
「さて、今日こそは理想のキャラクターを作るぞ」
健太は意気込んでヘッドセットを装着し、ゲームを起動する。
目の前に現れた光の粒子が渦を巻き、彼の意識はゲーム世界へと吸い込まれていく。
「ログイン完了。
ようこそ、ファンタジア・オンラインへ」
システムの声が響き渡る中、健太は目を開けた。
そこは幻想的な光に包まれた広大な草原だった。
しかし、何かがおかしい。
自分の体が妙に軽く感じる。
そして、視界の端に長い髪が揺れているのが見えた。
「え?ちょっと待って...」
健太は慌てて自分の体を確認する。
そこにあったのは、しなやかで曲線美にあふれた女性の体だった。
豊満な胸、くびれたウエスト、なめらかな肌。
そして、股間には本来あるべきものがない。
「なっ...!? どうなってるんだ!?」
パニックに陥る健太。
彼は必死にメニュー画面を開こうとするが、反応がない。
ログアウトボタンも見当たらない。
「冷静に...冷静になるんだ...」
深呼吸をして落ち着こうとする健太だったが、それは始まりに過ぎなかった。
突如、周囲の景色が急速に拡大し始めたのだ。
「うわっ!? な、何が...」
最初は気のせいかと思ったが、すぐにそうではないと気づく。
正確には、健太の体が縮小していっているのだ。
草の一本一本が次第に大きく見え始め、やがて巨大な樹木のように感じられるようになる。
空は遠ざかり、地面の凹凸が山のように感じられる。
「やめてくれ...! 誰か...誰か助けて...!」
健太の叫び声は、次第に高く、か細いものになっていく。
縮小は止まることを知らず、ついには草の葉一枚が傘ほどの大きさに感じられるまでになった。
ようやく縮小が止まったとき、健太の身長はわずか10センチほどになっていた。
「はぁ...はぁ...」
激しい動悸と共に、健太は自分の新しい体を見つめる。
小さな手、か細い腕、そして豊満な胸。
全てが非現実的で、まるで悪夢のようだった。
「これは...バグか? それとも新しいイベント?」
困惑する健太だったが、どう考えてもこれは通常のゲームプレイではありえない状況だった。
再びログアウトを試みるが、やはり反応がない。
「まさか...このまま小さな女性の姿でゲーム内に閉じ込められてしまったのか?」
その時、地面が振動し始めた。
何かが近づいてくる。
健太が恐る恐る振り返ると、そこには巨大な足が見えた。
視線を上げると、天を突くほどの巨人...いや、巨大な女性プレイヤーがそこに立っていた。
「あら、何これ? 新しいペットかしら?」
甲高い声が響き渡る。
次の瞬間、健太は巨大な手に掴まれ、顔の前まで持ち上げられた。
「きゃっ! ちょ、ちょっと待って!」
健太の悲鳴も空しく、巨大な少女の好奇心に満ちた瞳に見つめられる。
彼女の吐く息が、まるで暖かい風のように健太を包み込む。
「かわいい~! あなた、NPCじゃないわよね? プレイヤー?」
「は、はい...バグで小さくなってしまって...」
健太が必死に説明しようとするが、少女はすでに夢中になっている。
彼女の指が健太の体を優しく撫で、その感触を確かめるように丁寧に触れていく。
「すごーい! こんなの初めて見た! ねえ、一緒に冒険しない? 私が守ってあげる!」
断る間もなく、健太は少女の胸元のポケットに滑り込まされた。
柔らかな感触と甘い香りに包まれ、健太は思わず顔を赤らめる。
「あ、ああ...わかりました。
よ、よろしくお願いします」
こうして、健太の予想外の冒険が始まった。
小さな女性の体で、巨大な女性プレイヤーたちとの関わりの中で、様々な経験を重ねていくことになる。
彼の運命は、この異常な状況の中で、思いもよらない方向へと転がり始めたのだった。