生皮鬼 9 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-05-02 07:16:15
Imported:
2026-06
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9アラカネとムグラ
次に邪鬼になったのは卓球部の細見と言う1年生だ。
部活は例外なく全て停止になった筈なんだけど、わずかな時間ならばとの条件付きで全体集会や打ち合わせなどは許されていた。
卓球台がセットされていないいつもの練習場でのミーティング中にいきなり暴れ出したとの連絡が職員室に入り、生駒先生と御隠先生が現場へと駆けつけた。
そうして先生たちが到着するとそこには倒れ込んで意識朦朧となっている何人もの卓球部員たちと、今まさにグニャグニャと人間のカタチを捨て異形の邪鬼へと呻きながら変わっていく1年生の細見が見えたのだった。
先生たちは急いで倒れ込む卓球部員を練習場から外へ移し、邪気耐性の無い生徒が知らずに入らないようにするため練習場を包む結界を張った。
細見はその間に頭や背からサメのようなヒレを伸ばす魚人鬼、『サメガイ(鮫鎧)』なる邪鬼へと至った。
先生たちにやや遅れて卓球部の部室には壮平が最初に到着した。
次に俺、その次が龍騎だった。
龍騎は男子シンクロ部の練習を抜けて来たため競パン一丁といういで立ちだった。
一足早く『皮』を身につけ青い求性鬼「アラカネ」になっていた壮平が「サメガイ」と対峙した。
俺も龍騎も求性鬼に変身して「アラカネ」と共に「サメガイ」を迎え撃とうと構えた。
――ところが、だ。
「オマエタチニ、オレ様ガ捕マルトデモ? ヌヒッ! ヌヒヒィッ! ムリ! ムリィ! ゼェッテー無理ィィィ!」
「サメガイ」はドボンと床に飛び込むと、そのまま沈んで見えなくなった。
「どこに消えやがったんだアイツ!」
「どんな物質でも海水のようにダイブしてしまえる能力があるようだな」
カギロイもムグラも攻撃対象を見失って周囲をぐるぐる見渡している。
邪鬼の気配すら微塵の感じさせないと言う事は、もう卓球部の練習場からは逃げてしまったのか?
「いや、結界はぐるりと球状にこのあたりを包む形で張ってあるからアイツはまだこの練習場内に居る筈だ」
と、生駒先生は言うけど、どこにも見当たらない。
「……うをっ!?」
足をいきなり掴まれた!
「サメガイ」は床下から腕だけを伸ばし俺(カギロイ)の両脚を床の中に沈めて埋めやがった!
「くっそ!う、動けねぇっ!」
あろうことか「サメガイ」は床板にではなくその下のコンクリート部分にまで俺の足を引きずり込んでいたのだ。
コンクリートの中でも自由に泳ぎ回れる「サメガイ」は、龍騎や先生たちを床に下半身を沈ませて固定していく。
最後まで残っていた「アラカネ」もとうとう「サメガイ」に捕まって床に引き込まれてしまった!
誰も身動きが取れなくなった。
先生の張った結界ってのがいつまでも持つとは思えない。
おいおい、大ピンチじゃねぇか! カギロイ! どうすりゃいいんだ!
『俺の怪力でもって床下のコンクリートごと破壊すりゃ抜け出せるだろうが、それでもサメガイを捕まえられんだろうなぁ』
「サメガイ」は動けなくなった俺たちの前に再び浮上し、サメ獣人と化した逞しい灰色の肉体を俺たちの前に見せつけた。
「ドウヨ? コノカラダ! 見事ナモノダロウ? 魔羅モホウラ? コノトオリ、超リッパダ! ヌヒ! ヌヒーヒッヒ!」
股間のスリット内に収納されていたチンポがヌチャァと割れた裂け目の中からズルルンと伸びた。
「コノ魔羅デ俺様ノ邪気ヲオマエ達ニモ分ケテヤロウ。ソウスレバ、オ前タチミーンナ、俺様ノ下僕! 従順ナル奴隷邪鬼トナルノダ!」
奴隷邪鬼? 「サメガイ」の言う事は本当なのか?
思わず生駒先生に顔を向けた。
「恐らく本当の事だろう。いや、前もってどうなるかを俺たちに聞かせることで呪う下準備のような効果を与えているのかも知れん。
聞いてしまった以上、アイツの邪気を飲み込まされてしまえば、俺は元よりカギロイのような鬼でさえアイツの奴隷になってしまうだろう」
『――マズイ事になっちまったなぁ』
何を呑気にしてんだよカギロイ! 大ピンチを通り越して絶対絶命じゃんか!
『まぁ、慌てる必要などねぇよ。俺らにゃアラカネが居るだろう? なぁアラカネよ』
カギロイが、と言うか俺はアラカネとなっている壮平を見た。
『その通りよ。これしきの事、特に危急では無い』
眉一つ動かさず悠然と構えている二本角の青い鬼の「アラカネ」
いや、だからさ、なんでこんなヤバイ状況でそんなにのんびりできるのさ!
『サメガイよ。我が名は『アラカネ』 奴隷になる前に一つ聞いてよいか?』
「ハ? ナンダテメェ? 質問ヲ許シタ覚エハネェゾ? ダガ、マァイイ。最後ノ頼ミクライ聞イテヤル。俺様、ヤサシイカラナァ、ヌヒーヒヒヒッ!』
『床の中に埋め込まれた我らだが、お前を倒し浄化すればこの状態は解除されると考えて良いか?』
「ハ? ナニヲ聞クノカト思エバ、ソノヨウナ事トハ! 命ゴイデモスルノカト期待シタデハナイカ!」
『改めて問おう。我らの固定は解除されるか、否か?』
「ヤサシイカラオシエテヤル。トイウカ、俺様ヲ倒スナド不可能ダカラオシエテヤロウ。モチロン解除サレル。俺様ノチカラガ失セレバ、自由ニナレル」
『なるほど。それを聞いて安心した。では、お前を倒すとしよう』
「アァ?」
ぬん! とアラカネが息を吐いたかと思うと、アラカネの二本の角からバリバリと雷光が生まれ、その電気の光は瞬く間にサメガイを包み込んだ!
「アビャ!? ビャビャビャバババハァッァーーーーーーーーッ!」
電撃を受けて体をビクンビクンとのけ反らせる「サメガイ」
それでも何とか体を動かし床の中にまたもやドボンと飛び込んだ!
『また逃げた!』
『はっ! 逃げられる訳ねぇよ』
すぐに「サメガイ」は浮上して来た。まだ電撃の光が「サメガイ」を包んでいた。
「ヌビャバババババババ! ンガアアアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
遂に気を失ってしまった「サメガイ」
すると、床の中に埋め込まれていた俺や先生たちがザバァと床の上に浮かび上がって自由を取り戻したのだ。
『本物の水中じゃ俺たちまで感電しちまうが、土中に埋められてたんならとばっちりは受けねぇしな』
陸に打ち上げられた魚みたいに横たわってビクンビクンと跳ねる「サメガイ」の腰を引き上げた「アラカネ」は、自分に向かい合う形で「サメガイ」を膝の上に座らせ、そのまま「サメガイ」のケツの中にズブズブと極太チンポを打ち込んでいった。
対面座位、ってやつだ。
ここで意識を取り戻した「サメガイ」
しかしもうなんの抵抗もできなかった。
「ヌヒィ! ナント言ウキモチヨサッ! カラダガ蕩ケテシマイソウダ、アア、モ、モットォ、モット奥マデ、挿入レテ、オマエノ魔羅、ヲ感ジタイィィィーー!」
『あれはアラカネの得意なまぐわい方だ。腰を動かさなくともチンポだけを相手のケツん中でグリグリ動かしてんだぜ?』
それ、すんげぇ気持ち良さそうだな、と思ったらすかさず『もちろん、最高に気持ち良い』とカギロイが答えた。
「アラカネ」が「サメガイ」の大胸筋を揉みながら乳首を舐め、「サメガイ」の腰を支えていない空いている手で涎をダラダラ吐き零す「サメガイ」のチンポを掴んでグチュグチュと扱いていく。
「ア゛ア゛ッ! ダ、ダメェッ! ソ、ンナ刺激ィ、キモチ良過ギテ、モ! イクゥ! イッチャウヨォォォッ!」
『おう! イっても構わんぞ! 俺もそろそろ射精(だ)したくなって来たしなぁ』
「ヌビャハァァン! ッヤダ! マッテ! モット、モット感ジテイタイノニィ! モウ無理ィ! イクッ! アアアアア!
イグゥゥゥーーーーーッ!」
「サメガイ」が牙の生えた大きな口を開け思いっきり善がる。
そしてスリットからズルンと伸ばしたチンポがドビュドバ! と白い粘液を噴き上げた。
『よし、俺ももう、イクぞ』
「アラカネ」が尻たぶをギュゥッと引き絞って肩をビクンと揺らす。「アラカネ」が精液をぶち込むたび「サメガイ」の腹がボコッ、ボコッと波打つ。
それだけ大量の精液を勢いよく「サメガイ」の中に放出しているのだ。
絶頂の快感で再び気を失った「サメガイ」は、しばらくすると「カイナギ」の時と同じように「皮」と本体の細見とが分離し、
ズルンと細見だけを吐き出した。
◇
次に邪鬼となったのは園芸部の藤本と言う3年生の先輩だった。
花への水やり等、最低限の植物の世話は致し方ないとして部活停止期間が始まっても園芸部は放課後およそ30分程度まで、特別に残る事を許されていた。
そんな園芸部が管理している温室の中で藤本は、邪鬼・『ドロヅミ(泥詰)』と名乗るゲル状の柔らかな泥の鬼へと変身すると、
口から吐いた泥で他の部員を固めて石膏像のようにしてしまっていた。
『どうするよ? アイツってばドロドロでやわらけぇから攻撃が効いてないぞ』
カギロイが殴ろうが蹴ろうがダメージが与えられていない。
『俺の雷撃もダメか。泥のカラダがイカヅチを地中にそのまま流しきってしまう』
アースの原理でアラカネの電撃も効果が無い。
ビュルッ! ブビュッ! と吐き出される泥に当たってしまえばたちまち泥が全身に広がってガチガチに固まり、俺たちまで石膏像みたく動けなくなってしまう。
「おおい! 早くアイツを止めてやってくれ! でないと固められた生徒たちの息がもたないぞ!」
普通の泥と違って邪鬼の力で接着しているため固められてすぐに窒息する事は無いようだが、それでも呼吸が制限され酸素不足が進行していく状況ではあると生駒先生が説明してくれた。
「フジュルルル! オマエラナンテ土ニ還ッテ、花ヤ木ノ養分ニナッチマエバ良イノダ!」
ドロヅミが泥と一緒に悪態を吐いて自分が育てていた花まで泥に埋めてしまった。
ムグラが一か八かドロヅミの懐に飛び込もうとしていたカギロイとアラカネの動きに待ったをかけた。
『ここまで闘ってみて分かったが、あの邪鬼とカギロイやアラカネは相性が悪かろう? なら俺の出番と言う訳だ』
二体の鬼よりも前に出た緑色の三本角の求性鬼・「ムグラ」は、距離のあるドロヅミに向けて静かに両腕を突き出した。
何だろう? 弾丸のような飛び道具でも出す気なのだろうか?
「フジュフウゥ? ナニヲスル気カハ知ラヌガ、石ツブテモ矢モ、オレ様ニハ効カヌゾ?」
そりゃそうだろうな。
打撃系が全て無効化されちまう泥の肉体に石を投げようが矢を射ようが、ましてや銃で弾丸を撃ち込んでも意味などない。
『そのような無駄な事をする筈無かろう? まずは、お前の泥を封じてやるのだ』
「フンッ!」とムグラが気合を入れると腕から何本もの緑色の「枝」のような物が伸び、ドロヅミのカラダにズブズブ突き刺さった。
「ナンダ? コノヨウナモノ、オレ様ニハ痛クモ痒クモ無イ」
『こいつは俺の根のようなもんだ。根っこ故にこんな使い道がある』
「ナニ?」
ムグラがドロヅミのカラダに刺した「根」はドクドクとドロヅミから水分だけを急激に吸収し始めた。
「オ、オイ? ヤメ、ンウゥゥ! ヤメロォォォーーーッ!」
泥の肉体から水分が減少するとどうなるか?
新たに水分を補給しない限りどんどん渇いて干乾びて行く。
『っかぁーーーーっ! マジィーーー! マズい水だぜ! こんなモノぁ飲みたか無いんだがな! どうせなら極上の精液を味わいたいもんだ!』
不味い不味いと不満を口にしながらもムグラはドロヅミの水分を抜いて「干し」て行き、遂に口から泥を吐き出せなくなるほどドロヅミが蓄えていた水を吸い取り切ったのだ。
『よおし! これでドロッドロの泥から耕せる土くらいになったのではないか?』
このままでは形勢不利とみてドロヅミは逃げようとしたが体に刺さっているムグラの蔓が食い込みそうはさせない。
シュルシュルとさらにドロヅミに巻き付き雁字搦めに縛り上げてしまう。
『見事なり、ムグラ!』
『最初っからムグラ一人に任せときゃよかったぜ』
もう自分たちの出番はなくなったとばかりにカギロイとアラカネは石膏像になっていた生徒たちを温室から外に運び出す。
こうして、最後の最後に自棄になったドロヅミの人質にされる「リスク」が減って行くのを見届けたムグラは、いよいよ仕上げ
とばかりに蔓で縛り上げたドロヅミを自分のそばまで引っ張り寄せて、マリオネットのようにドロヅミの四肢を大の字に開げた。
「フジュジュ! クソォッ! ナニヲ考エテイルッ!? 離セェ! 離シヤガレェッ!」
『こうしてせっかく出会えたのだ。これも何かの縁であろう。すぐに解放してやりたい所ではあるが、お前には水よりももっと美味いヤツを飲ませてやろうと思ってな』
ムグラの股間のチンポがビクビクと震えたかと思うとズグンと頭を持ち上げ勃起した。
たちまち凄まじい巨大チンポと化したムグラのチンポがドロヅミの尻の穴と思われる両太ももの最奥部にヌブヌブと突き入れられていく。
「フジュゥゥルルルゥゥゥアアアアーーーーっ!」
『おいおい? お前のケツの穴、まだ柔らか過ぎるではないか? もちっと気合入れて締めぬかこら』
ムグラは一歩も動かずドロヅミに刺した蔓をうねうねと動かし、ドロヅミのカラダを前後に動かす。
ジュプッ! グチュゥ! と結合部が響きだせば苦悶の声を上げていたドロヅミの口からは歓喜の喘ぎに変わっていった。
「ン゛ア゛ッ! フジュルアアアッ! スッゲ! ナニコレェ! 頭ン中マデビンビン痺レテ気持チ良ィィィーーーッ!」
先に絶頂を迎えたドロヅミの股間が膨らんだかと思うと泥の表皮の中からグニュグニュとチンポを「伸ばし」、先端からビュルビュル茶色い泥ではなく白い体液を放出する。
『んふぅ、締め付けが良くなった。では、俺もそろそろぶっ放してやる』
ここでようやくラストスパートとばかりにムグラの腰が前後に動いた。
ねっとりと腰を旋回させながらドロヅミの腸壁を擦り上げ、チンポ全体でドロヅミの肉筒を味わう。
すると、ムグラのチンポの付け根にぶら下がっていた玉袋がモゴモゴ動きまわって「発射準備」を整えた。
『ぬふぅ! イグ! ぅおおお! イグゥゥーーーッ』
ムグラから大量の精液を与えられたドロヅミは、またもや二度目の射精を行いながら意識を落としガクリと頭を傾けた。
『これで浄化完了だ! ぬぁーはっはっは!』