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「先輩!本当なんですか、あんなヤツと結婚するなんて!」

 卒業式の後の中庭で思わず僕は叫んでしまっていた。目の前には幼馴染で尊敬する先輩の藤堂ミカゲさん。剣道部の主将で卒業生の代表として挨拶するほどの有名人だ。そして何より容姿端麗でキリッとしていて格好いい。竹で割ったようなサバサバした性格だけど、その一方でボディラインには筋肉だけでなく女性的な柔らかさもあって魅力的だ。校内では男女問わず慕う生徒はかなり多い。


 かくいう僕、藤井シュンもそのうちの一人だ。いや、他の連中と違って僕は先輩のことを小さいときから知っている。同じ町内で、小学校のときに僕をいじめっ子から守ってくれたのが先輩だった。それから僕は先輩に憧れ、先輩の背中を追って先輩と同じ剣道場に入った。八年間、僕は先輩のことだけを見てきた。


「ああ、決めたことなんだ。今まで黙っていてすまない。私はアイツ、天魔豪鬼と結婚する」

「そんな…、先輩は……」

 天魔豪鬼、僕や先輩が通う天魔道場の五歳年上の師範の一人息子。でも評判はすこぶる悪い。昔から『鬼』と恐れられた不良で近所の半グレやヤクザともつるんでいるとの噂だ。道場にはほとんど顔を見せず、顔を見せると門下生をいじめるため嫌われている。ほとんど剣道はせずに不良たちと暴れて回っているだけだ。底辺校を卒業し都心の大学に進学して最近はあまり顔を見せていなかった。


「先輩は本当に納得しているんですか?」

 そんな最低最悪の男と清廉潔白な先輩が結婚するなんてあまりにも現実味がない。きっと脅されているか深い事情があるはずだ。


「それは……」

 言い淀む先輩。僕は勢いに任せて言葉を続けた。子どものときに僕をいじめっ子から助けてくれた先輩、その先輩を今度は僕が助けたかった。


「先輩、僕は何でもします。先輩の助けになりたいんです!それに僕は…」

 先輩のことが好きだから。そういいかけてやめた。それではまるで僕がエゴのために言っている気がするから。

 ふっと先輩の顔がかすかに微笑んだ。


「そうか、シュン。じゃぁ今晩十時に道場に来てくれないか。お前にだけは本当のことを見てもらいたい。幼馴染で後輩のお前にだけは……」

 その言葉にドキンっと胸が熱くなる。先輩が僕を頼ってくれた。今までずっと追いすがってきた藤堂先輩がやっと振り向いてくれた。今までずっとこの瞬間のために頑張ってきたと言っても過言ではないほど嬉しかった。


 その夜、十時。天魔道場。僕は静かに正座して待っていた。

 ドタドタと騒々しい足音がする。足音からしてだらしがない。そしてこの家の中でそんな足音を立てるのは一人しかいない。天魔豪鬼。この道場の一人息子にして、汚点。


 ガタガタと引き戸が開く。

「すまない、またせたな」


 いつもの周りを落ち着かせるような静かな声で先輩が言った。シワ一つない紺の袴、高いところでくくった黒髪のポニーテール。僕の日常であり目標だったクールな藤堂先輩だ。


 だがその背後からぬっとさらに大きな影が現れる。先輩の身長が百七十センチだから百八十センチ以上あるだろうか。だぼっとしたスウェット越しにも筋骨隆々なのが見て取れる。およそ道場には似合わない金髪に剃り込み、ジャラジャラと下品なアクセサリーを付けている。


 天魔豪鬼、最後に見たときも強烈だったがさらに凶悪さと軽薄さが増しているような気がする。


「こちらへ」

 先輩がソイツを上座へ案内し、座布団を用意する。ソイツが座ると、先輩は持っていたコンビニ袋の中身を出す。ストロXグゼロ缶、タバコ。道場には似つかわしくないものばかりだ。


「おい」

 そいつがタバコをあけて一本を取り出す。


「はい」

 先輩が袴からライターを取り出しシュボッと慣れた動作で火を付ける。


 ふぅ~っとタバコをソイツが吸うと神聖な道場を冒涜するようなタバコの臭いが広がる。

 その筋肉の塊のような男の隣で正座して甲斐甲斐しくサキいかの袋を開け、酒をプラスチックのコップに注ぐ先輩。

 僕にはなにが起こっているか全く理解できなかった。なんで先輩があんなにも甲斐甲斐しくこの道場の恥である天魔豪鬼の世話をしているのか。なんで神聖な道場で堂々と飲酒喫煙を受け入れているのか。

「ふーー、やっぱ一服しねえとイラツイてしゃーねーな」

 豪鬼がタバコの煙った汚い息をわざとらしく吐き出す。

「っで、テメーか。オレのミカゲにコナかけてきたガキってのは」

 ギロッと睨みつける。脅すような凶暴な瞳。僕は内心怯えながらも精一杯虚勢を張ってその瞳を睨み返した。藤堂先輩がこんなやつに奪われていいはずがない。先輩が本気を出せば一撃で撃退できるような相手だ。


「ふーん、っでミカゲはどうなんだ?幼馴染って奴なんだろ?」

 ふーっと先輩にタバコの息を先輩の整った顔に吹きかけながら鬼がそういう。


「シュンはただの後輩だ。別にどうとも思っていないな」

「ほおー、ただの後輩クンね、なるほど?そいつはおもしれぇ」

 そいつは僕たち二人を嘲るように嗤った。


「そんじゃ、ミカゲに選ばしてやろう。ミカゲ、その後輩クンと試合しろ。三本勝負で先に二本取ったほうが勝ちってことで。もし後輩クンが勝ったら結婚はなしでいいぜ」

 なにを言っているんだこいつは…。先輩が僕に勝たせてくれれば自由になる勝負なんて…。


 だがそんな僕の期待は立ち上がった先輩と目があった瞬間に裏切られる。

 そうだ、先輩は試合で手を抜くような人じゃない。だからこそ僕は先輩に憧れたのだ。


「へへへ、防具とかつけんじゃねえぞ。そんな甘っちょろい試合じゃつまんねーからな。後輩クンは思いっきりミカゲの顔面ぶん殴ってもいいんだぜ」


 そんなひどいことを当然のようにいう。さすが鬼だ。だけど、僕は鬼でも不良でもない。絶対にそんなことはしない。

 でも先輩はなにも言わなかった。それどころかこっちに向かって


「シュン、言う通りにするぞ」

 そういった。そして竹刀を持つと開始線のところで構える。僕は言われるがままに心の準備もなしに向き合ってしまった。



「へっへっへ、ミカゲはオレのオンナだからな。旦那として喝を入れてやんねーとな」

 そう言って鬼が酒を片手に立ち上がり、先輩の背後に立つ。酒を持っていない方の手が先輩の肩を掴んだ瞬間、先輩がビクッと震えた気がした。


「おい、面だ。後輩くんの顔面に思いっきりきついのを入れてやれ」

 ニヤニヤと先輩の肩を掴みながらそう言うとプラカップの酒を乾杯とでもいうように先輩の頭にぶつける。すこし酒がこぼれて先輩のつややかな黒髪にかかる。


 そしてソイツは相変わらず嘲笑的な笑みを浮かべながら上座にだらしなく座る。


 気にするな。集中集中。とにかく勝たなければ。先輩の顔は狙えない。突きは危ない。小手が理想だけどそれではわかり易すぎる。胴か。どうすればいい。とにかく集中しろ、自分。


「んじゃ、初めろや」

 その言葉とともに先輩が目の前にいた。パンッ!竹刀がぶつかる。次の瞬間先輩が一歩飛び下がる。


「はあああああ!」

 道場で聞き慣れた先輩の掛け声。だが今ほどその掛け声が絶望的に感じたことがなかった。

 次の瞬間、頭部に衝撃が走る。そしてふっと意識が落ちる。


「おい!」

 ミカゲ先輩が僕を呼んでいる。

 イテテ、頭が割れるように痛い。


「早く起きろ」

 目を開ける。僕を見下ろすミカゲ先輩。そしてその背後の邪悪な巨体。慌てて起き上がる。頭がガンガンする。


「まだ試合終わってねーぞ、後輩ク~ン。お前口ほどにもねーんだな」

 痛い頭に鬼のバカにするような癪に障る笑い声がガンガン響く。


「っっく、藤堂先輩は…僕の先輩はっ…剣道が強いんだ」

 フラフラと立ち上がる。さっきのは迷いがあった。迷いがあった上に格上の先輩と戦ったんだからこうなってしまうのは残念だけど当然だ。とにかく何としても勝たないと。迷っている場合じゃない。先輩には申し訳ないけど手段は選べない。面でも胴でも突きでも。こんな鬼野郎から先輩を取り戻すためなんだから。


 フラフラと気合で開始線のところに戻って藤堂ミカゲ先輩と向き合う。

「すまない……」


 僕の目を見て先輩がそうポツリと言った。

「ふーん、『僕の先輩は剣道が強いね』ぇ。よっし、決めた。次の一本はルール無用にしよーぜ。ミカゲは『オレが教えたやり方』で勝てよ。ミカゲはお前の先輩じゃねえ。オレのオンナだ」


 ヒヒヒっとバカにしたように鬼が笑ってどっかりと上座に腰を掛け、新しい酒の缶を手に取った。そして、まるで乾杯とでもいうようにそのプルタブを引きながら言った。


「初め」

「いやあああああああ!!」

 かけ声を上げて僕は先輩に向かって突きを繰り出す。逡巡する余地はない。先輩はそんな弱い相手じゃない。全身全霊で僕の光速の一撃を突き出す。


 次の瞬間、

 ぐいっと竹刀が引かれた。なにが起こった?

 引っ張られた竹刀に引きずられて前のめりになった僕の足が何かに引っかかる。

 そこでやっと理解した。突き繰り出した僕の竹刀を先輩が片手で捕まえて引っ張ったのだ。


「おまんこおおおおおおお!」

 先輩の聞き慣れないかけ声。そこで一歩遅れて先輩に足をはらわれたことに気がついた。そしてそのときには背後からかけ声とともに先輩の竹刀が飛んできていた。


 後頭部に竹刀がぶつかる。そして僕は道場の床に格好悪くビタンと倒れてしまった。

 今度は意識をなくすことはなかったが、目を回してしまった。


 いや、そもそも全てが理解不能でぐるぐる回っている気がする。なんでこんな事になっているのか。なんで先輩がルール違反したのか。そもそもやっぱりなんで先輩がこんな奴に……。


「へへへ、情けねーな、後輩くぅぅぅん」

 倒れたままの僕の目の前に立つ先輩をクソ野郎が背後から抱きしめる。


「まぁミカゲの体はエロいからな。抱きたかったんだろ?こんなふうにな」

 これみよがしに道着を掴み、胸の形を強調する。


「ひょっとしてミカゲの生チチ見たことなかったりする?」

 鬼のゴツゴツした腕の中でミカゲ先輩はされるがままに道着をはだけさせられる。


「まっ、見せられねーよな。ピュアな童貞後輩クンにはな」

「ひゃぁぁんっ」


 はだけられた先輩の胸を見て僕は目を疑った。先輩は道着の下にシャツもブラも着ていなかったのだ。それどころか先輩のピンク色の乳首には禍々しい紫色のハート形をしたアクセサリーが付いていたのだ。


「オラ、オラ」

 そういいながら乳首にデコピンを繰り出すクソ野郎。抵抗することもなく、されるたびに甘い息を漏らす先輩。


「ミカゲ、勝ったご褒美だ。キスしてやる、こっちを向け」

「ああ…ふぅ♡」

 どこか甘い息を漏らしながら先輩がこっちに背を向ける。


「ケツもいいだろ?」

 見せつけるように太い指が先輩のお尻を袴越しに揉みしだく。嫌悪することもなく抵抗することもなく受け入れる先輩。分厚い袴の生地越しにもわかる形が良くて引き締まった尻のライン。


「マジでぷにぷにでエロいんだわ。

 口開けろ」

 グニグニとおしりを揉みしだきながら命令する。藤堂先輩はどこか顔を赤らめながら従順に口を開ける。


「へへ、いい娘だ」

 先輩の口によだれを垂らす。それもわざと位置をずらして。先輩がこぼさないように口を開けたまま顔を動かして垂れ下がってくる不良のヤニ臭いツバを受け止める。そして下の方からよだれを吸い上げるように悪鬼の口元に顔を寄せ、自ら吸い付いた。


「んちゅっ…っちゅううう、ぢゅっぷんんっ、っぷちゅぅぅぢゅりゅりゅりゅりゅんんんんんんん」

 先輩の口から出ているとは思えないほど下品で汚い音。AV女優ですらしないほどあからさまに下品なキス。


「んんっちゅぅぅぅぅっ!ぢゅぷっぢゅっぱちゅるっちゅりゅりゅりゅんんっふぅぅぅ♡」

 見せつけるように舌が絡み合い。神聖な道場の床に二人の唾液が垂れる。


「っはぁ、エロいだろ?オレが仕込んでやったんだぜ」

 そう言って鬼畜は先輩を抱いたまま近づいてきて、僕を蹴りつけた。


「っかはっ、どうしてっ…お前なんかと」

 下腹部の痛みとともに怒りが口をついて出る。


「おい、ミカゲ、お前も後輩クンを思いっきり蹴りつけろ」

「えっ…」

 初めて先輩の目に戸惑いが浮かんだ。先輩…、やっぱり先輩はイヤイヤ従わされているだけなんですよね。そんな僕の思いを裏付けるように。


「おいコラ、『藤堂ミカゲ』、オレの言うことが聞けねえってのか、オイ」

 天魔豪鬼の声色が変わる。さっきまでの軽薄で小馬鹿にしたような声から低く脅しつけるような冷たい声色に。まるで反抗的なパシリを脅すような感じだ。


「ひゃぁぁ、ごめんなさい。蹴ります。蹴ります。思いっきり蹴らせていただきますから」

 今まで聞いたことがないような怯えて媚びるような先輩の声。弱々しく早口でそういいながらさっき僕が蹴られたお腹と全く同じ場所を先輩が思いっきり蹴り上げた。それも二回も三回も。ボロ雑巾のように横たわる僕を。


「へへへ、どうしてか知りたいんだな?」

 どかっと腰を下ろすと彼女の長くて魅力的なポニーテールを乱暴に掴んでこっちに向ける。


「ミカゲ、後輩クンとは何年の付き合いなんだぁ?」

「八年ですぅ」

 いつもの凛々しい先輩とはかけ離れたひたすら媚びた弱者の表情の先輩。さっき試合で相対した隙のない顔とはまるで別人だ。


「オレと最初の出会いって何年前だったっけ?『藤堂ミカゲ』ちゃぁん?教えてやれよ、後輩クンにな」

「ひゃぁぃ、豪鬼様と私は十年前からの付き合いですぅ。最初にあったときからさんざんいじめていただきましたぁ。豪鬼様は強くて、格好良くて最高の男ですぅ」


 藤堂先輩は髪を乱暴に掴まれてグイグイ揺らされながら弱々しく媚びた口調でそういった。


「よーし、いい子だ。後輩クンよりオレ達のほうが幼馴染なんだよな?」

「はい、そうです。道場でよるたくさん遊んでいただきましたぁ。ありがとうございます。ありがとうございます」

「よーし、クソザコ後輩クン、よ~く見てろ」


 そう言うとニヤニヤ気色悪い笑みを浮かべながらポニーテールを掴んで藤堂先輩の顔を突き出した。そしてさっきのあの低くて脅すような口調で先輩の名を呼ぶ。


「『藤堂ミカゲ』」

 ビクッと先輩が震える。恐怖でいっぱいの瞳だ。

 もう一度名を呼ぶ。

「『藤堂ミカゲ』」

「ふぎゃぁ…んんっくっ、お願いです。いじめないで」

 この八年間一度も見たことがない先輩の涙がこぼれ始める。歯をガチガチならせて怯える顔。今すぐ殺すと銃を突きつけられて脅されたとしても藤堂先輩がこんな顔をするなんて想像できない。それほど惨めだった。


「『藤堂ミカゲ』」

 三回目に名前を呼ばれた時、


「何でもします。何でもします。何でもしますから。豪鬼様、許してください」

恐怖に青ざめた先輩の顔。

「チッ、漏らしやがった。マジで気がちいせぇザコだよなお前は!」

「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」

 そいつが言う通り先輩の袴には湿った影ができていた。道場の床にも透明な液体が先輩の足を伝って垂れていた。


「へへへ、心配すんな。イジメねえよ。ミカゲのことをかわいがってやる。オレはミカゲのことが好きだからな。ザコでもかまわねぇよ。むしろミカゲはザコの方がかわいいからな」

「ほ、ほんとうですか?」

 おそるおそる男の表情をビクビクしながらうかがう先輩。インターハイに出たあの凛とした姿はどこにもない。


「ああ、だからその袴で床を拭いて夜用の袴に着替えろ。ちゃんとミカゲをかわいがってやるからな」

「はい、おねがいしますぅ♡」

 そう言うと先輩は躊躇なく目の前で袴を脱ぎ始めた。それも見せつけるように体をくねらせながら。


「おもしれぇだろ?十年前から痛めつけるときはフルネームで名前を呼びながらボッコボコにしてやったんだ。お陰でこいつ、オレがフルネームで呼ぶと脊髄反射でめっちゃビビリやがんだ、なぁ『藤堂ミカゲ』」

 そう名前を呼ばれた瞬間、袴を脱ぎかけていた先輩がビクッと震えて、土下座した。


「ひゃぁ、はい!ゴメンナサイ、藤堂ミカゲはビビリなんですぅ」

 顔は見せないが、さっきのように眉を八の字に寄せた先輩らしくない媚びた表情をしているのだろう。


「心配すんな。ミカゲはその方がかわいいからな。こういうのパブロフの犬っつーんだっけ?」

 そう言って土下座した先輩の頭を踏んづける。


「はい♡ありがとうございますぅ♡」

「まぁ、初めの数年は徹底的にイジメてやったぜ。骨も何本も折ってやってな。心の底からオレに敵わえって刻み込んでやったわけよ。五歳年下のメスガキだからな、チョロかったぜ。オイ、ミカゲ、お前がオレに勝ったことあったっけ?教えてやれよ。お前の事尊敬してる後輩クンにさ」

 先輩は脱いだ袴で床を拭き初めた手を止めて鬼の方を見上げる。まるで飼い主の命令に従順な犬のように卑屈な声で答えた。


「ありません。百戦百敗です。私なんかが豪鬼様に勝てるはずがないじゃないですかぁ。私なんかクソザコのオマンコ穴なんですから」

「っーわけだ。もちろん初めのうちはこいつも逃げたりしたぜ。ケツまくって逃げた頭の弱いメスガキはそのあとどうなったんだっけ?え?」

 また先輩が手を止めて男の巨体を見上げながら言う。


「一晩中ボッコボコにして、逃げちゃダメだって教えていただきました。ちゃんと道場で練習していたらイジメないから真面目に練習しろって指導していただきました」


「そーだな。ちゃ~んとケジメつけて、その上練習している時間はイジメねーって約束までしてやったんだよな。だからオメーはイジメられるのが怖くて頑張ったんだよな。朝練も居残り練習も、オレにボコボコにされるのから逃げるためにな。そのおかげでインターハイまで行けてもうすぐ免許皆伝ってワケだ」

 ひざまずいておしりを丸出しで床を必死に拭く先輩の頭を鬼畜が撫でる。


「はい、豪鬼様のおかげでクソザコのくせにチャンバラごっこでは強くなれました、えへへ」


 先輩があんなに一生懸命剣道に打ち込んでいたのはイジメられるのが怖かったから!?誰よりも早く道場に来て朝練して、いつも居残って素振りしてたのも?そもそも剣道自体恐怖から逃げられなくてやらされていた?剣道のことをよりにもよって『チャンバラごっこ』だって!?


 そんな…………、先輩のイメージが……崩れていく。そして何より八年間も一緒にいて全く気が付かなかった自分にどうしようもなく無力感を覚える。剣道の主将としてあんなに部員たちに慕われていた先輩がクソ野郎の暴力に恐怖を刻み込まれて支配されてたなんて。


「オレは道場を継ぐなんてまっぴらだったからな。オレの代わりに継げるやつを用意したってわけだ。クソザコだけどチャンバラごっこはうまくなっただろ、コイツ」

「チャンバラごっこはぁ、私のただ一つの取り柄なんですぅ」

 先輩が媚びた口調で今まで人生を捧げてきた剣道を男に媚びるためにチャンバラごっこ呼ばわりして見せる。


「へへ、お前の取り柄はそのエロい体だろうが、ザコマンコ。ごっこ遊びのコスプレはやめて本当のお前の道着に着替えろ」

「はい♡」


 隅に置かれた先輩の鞄を小走りに取りに行く。下半身裸で上の方もはだけているのに恥じらいもなく。むしろ見せつけるように僕たちの前で着替え始める。先輩の鞄から出てきたのはあまりにも下品な服だった。道着は透けて内側が見えるほど薄い半透明な襦袢。袴は股間にハート型の窓が空き、おしりにも横一文字のスリットが入ったただただ剣道着をバカにしたような下品なデザインだ。


 だが、その襦袢の袖を通す先輩の顔には嫌悪や羞恥はない。むしろ嬉しそうにさえ見える。キュッと可愛らしく襦袢の紐を蝶々結びにしてかすかに透ける乳首をプリッとアイツに向けて突き出して見せる。その襦袢の上から袴に足を通す。またしても袴を女の子らしく可愛らしいちょうちょ結びにして、見せつけるようにおしりを突き出して見せる。横一文字のスリットによって、おしりを突き出すと、太ももの上ぐらいまでが丸見えになる。


「ミカゲ、後輩クンにも見せてやれ、せっかく本当にお前を見てくれてるんだからな」

「はい!わかりましたぁ♡

 シュン、ほら?どうだ?私のエロケツは?」

 フリフリとスリットから突き出されたお尻を強調する。


「よく練習の時見ていただろ?豪鬼様に鍛えられた私のプリケツ」

 クイックイッと踊るようにお尻を突き出す。


「知ってたか?コイツをポニーテールにしたのはケツを強調するためなんだぜ」

 ギャハハハと鬼が笑う。


「ふふふ、ポニーテールの先が私のクソマンコと同じところにして試合するたびにみんな私のエロケツに目が行くようにしてたんだぞ。豪鬼様の作戦は大成功で男子部員も増えただろ?」

 僕に対する口調はいつもどおりなのに、藤堂先輩の顔は見たこともないほど卑屈だ。そんな目をしないでほしい。僕の憧れたあなたはそんな人じゃないはずだ。強くて、かっこよくて、勇敢で、悪鬼なんかに屈しないはずだ。


 痛くて起き上がれない体を引きずって先輩の方に這っていく。幸い鬼畜野郎は馬鹿みたいにペラペラとどうやって先輩を支配したのかドヤ顔で種明かししてきた。だから先輩が一人じゃないこと、今の先輩が弱くないことを自覚しさえすれば、きっとあの凛々しい姿で僕を助けてくれるはずだ。かつて僕をいじめっ子から助けてくれたときのように。


「そんな…。先輩、目を覚ましてください!先輩は強いんです!いくらいじめられたからって、いくら恐怖に支配されたって、今の先輩なら負けません。学校にも剣道部にも先輩の味方はたくさんいるんです」


 まださっき二人に蹴りつけられた体は痛くてたまらない。声を出すたびに胸が痛い。

 そんな僕を豪鬼がバカにしたように見た。


「おい、ミカゲこっちに来てチンポしゃぶれや。そのバカに見えるようにな」

「はいぃ♡」


 僕の言葉なんか無視して最低の鬼畜野郎のところに駆けていくミカゲ先輩。

「だから…」

 そういいかけた僕の言葉をミカゲ先輩が遮る。奴のスウェットのズボンを押し下げてグロテスクなほど巨大な男性器をまるで崇めるように恭しく取り出しながら。


「だからなんだ?いくらチャンバラごっこが強くても、学校でメスや君みたいな弱いオスにチヤホヤされたところで私は所詮ザコマンコだ」

 鋭いいつもの口調でいつもの先輩なら言うはずがないことを先輩がきっぱり断言する。


「豪鬼様のような強いオスに敵うはずがないだろう」

 ちゅぅぅっとそのまま赤黒く血管の浮き出た凶悪な肉ざおの先端にキスする。


「へへへ、丁寧に吸い付けよ。オレのチンポの掃除はお前の仕事なんだからな」

「ふぁぁぃぃ♡」

 筋肉質な男の膝の間に便所座りのような姿勢の先輩は見せつけるようにこれみよがしにヤツの肉棒に吸い付く。


「んちゅぅぅぅぅ…ちゅぅぅぅっちゅりゅっりゅぢゅっぷぷぷぅっふぅ……♡」

 極太の竿を愛おしいものでもあるかのように目をつぶって上から下に向かって吸い付いていく。ぼうぼうに生えた不良のチン毛に顔を突っ込んで根本までも。そしてそのまま今度は下から上に向かって普段の意志と活力に満ちた先輩とはかけ離れた忘我的な表情で磨き上げていく。

「ははは、さっきのだけ聞いてお前、勘違いしたんだろ?バ~~~カ」

 先輩の黒髪を軽くなでながらソイツが這いずって近づいた僕に言った。


「まっ、初めの数年はガッツリいじめ抜いて誰が主人か徹底的に叩き込んでやったけどな、そんだけじゃねえんだよ。そんなんだからお前、まだ童貞なんじゃねーの?」

 ギャハハハと品のない声で笑うソイツを全身全霊の憎しみを込めて睨む。


「おい、ミカゲ。お前のファーストキスはいつどこで誰としたんだ?そこで睨んでる負け犬に教えてやれよ」

「んんっちゅぷぅぅぅ…んはぁ。

私のファーストキスは中学の大会で優勝した後、夜景の見える公園で豪鬼様に奪っていただきました。年上の豪鬼様のたくましい腕にぎゅって抱きしめられて、『お前が欲しい』って…」

 まるで夢見るような表情。見たことがない先輩の顔。


「そうだな。かわいいぜ、ミカゲ。思い出してマンコグチュグチュにしやがって」

「んはぁぁっ…あふぅ……。ちゅっちゅぷぷぷぷ」

 気持ち悪い偉業とも言えるような肉の刀に嬉々として舌を這わせながら甘い声が漏れる。それどころか白く引き締まった彼女の両足の間、道場の床に確かにポタポタと透明な汁がたれていた。


「クソザコ後輩クンはミカゲの部屋入ったことっか?まぁ、ねーよな?コイツの部屋こんな見た目してめっちゃかわいいんだぜ。ピンクのシーツにぬいぐるみがたくさんいてよ」

「え…あの…、豪鬼様?恥ずかしいんですが…」

 恐る恐るといったふうに声を上げる卑屈な先輩。


「おい、お前はチンポしゃぶってろ。口離すんじゃねえ!」

 ドスの聞いた声で一括されると『ゴメンナサイ』と慌てて謝罪し、グロテスクな肉棒をくわえ込む。そのままあの凛々しい先輩の口から出ているとはおもえないほど下品な音を立てながらしゃぶり始めた。


「まっ、ミカゲのそういうところもかわいいんだけどな。オレがカツアゲしてどっかのガキから取り上げてプレゼントした人形を枕元においちゃったりしてな。たまにデートしてやっとめっちゃ気合い入れて化粧してくんだぜ、コイツ。そういうトコ、めっちゃかわいいじゃん」

 クソ野郎に頭を雑に撫でられながら口の奥深くまで咥えこんだチンポをグッぽグッポ音を立てて扱き上げる。


「お前ら、ミカゲの私服スカートみたことねーだろ?ねーはずだ。コイツがオンナになるのはオレの前だけだからな」

 言われてみれば藤堂先輩の私服といえばジーンズのイメージが強い。


「フリフリのスカートで髪もツインテールなんかにしちゃってな。人気のパンケーキ屋に行きたいって甘えてくるんだぜ、コイツ」

 そんな姿、全然想像もつかない。先輩のキャラからは遠すぎて言葉で言われても想像さえできない。


「オイオイ、クソザコ後輩クン、なんて顔してんだ?

まっ、しかたねーか。八年も一緒にいて部屋に入ったこともなければ私服の趣味も知らねーんだもんな。それで知った風になって憧れてた童貞クンだもんな」

 そう言ってニヤッと嗤うと先輩の頭を鷲掴みにする。そしてそのまま一気に押し込む。


「オレはなミカゲのファーストキスをコイツがトキメクように演出してやって、そのままコイツのカワイイピンクのベッドの上で犯してヴァージン破ってやったんだぜ」

 そういいながらまるでモノのように先輩の頭を上下に揺する。


「お前ら童貞弱者共がさみしくマスかいてる時にコイツにチンポぶっ刺して一晩中犯してたんだぜ。た~~ぷりオレのザーメンマンコに溜めながら朝練行かせても誰一人気が付かねーもんな、くっそ笑えるだろ?」

 まるで先輩の口でオナニーするように激しくじゅっぶじゅっぶ揺する。彼女が咳き込もうが苦しそうにしようがお構いなしと行ったふうに。


「クソザコ後輩童貞クンが勝手にテメーの理想押し付けてるときにオレはちゃーんとこのマンコをキュンキュンさせてやってたんだぜ。コイツはな、イジメられるのが嫌でチャンバラごっこに逃げたザコマンコなんだよ。本当はマンコらしくカワイイのが好きで、強い男にリードされてぇんだよ、こういう風にな」


 ぐっと先輩のポニーテールを握ってひっぱる。ずるるるっと先輩の唾液でコーティングされた赤黒い肉棒がピンク色の唇の間から引き出される。

 普段の練習で見たことがないほど先輩が息を乱している。

 豪鬼が先輩の髪を握ったまま立ち上がる。引きずられるように立ち上がる先輩。


「おい、クソザコ童貞クンに教えてやれよ。オレってどんな男だ」

 髪の毛を離す。代わりに背後から軽く抱きしめるゴツい腕。その腕に抱かれながら先輩が身を乗り出して僕に向けて言った。


「豪鬼様は強くて、そしてやさしいお方だぞ」

 小さい彼女を一方的にイジメて傷つけて逆らえないようにした男を彼女は優しいと言った。


「確かに弱い奴には容赦しないし、逆らう敵にはきついが、それって男らしさだろ?」

 純真無垢な少女のようにはにかみながら先輩が僕に向かっていう。鬼畜の腕の中から。


「藤堂先輩…、ソイツは先輩をイジメたんですよね。トラウマになるぐらいひどくイジメたんでしょ。どうして……」

 そんな僕の問に先輩が冷たく言う。理解できないとでもいうように。


「だってあのときは私は弱くて、豪鬼様に逆らってしまったからな。ペットのしつけと同じだろ?ちゃんと上下をわからせてくださっただけだろ。むしろそれも強者としての優しさだな」

「つーかコイツ弱い後輩のくせに口答えしすぎじゃね?もっときつく指導しとけよ、あぁぁん?」

 先輩の胸を太い指が鷲掴みにする。


「ひゃぁぁぁっ…あああっっんんん、ごめんなさいぃぃぃ」

 そして僕の方を見る。


「ふぅっふぅっんん…手を出せぇぇ」

 意味がわからなくてしげしげと先輩の顔を見る。


「藤井シュン、早く手を出せ!」

 部活で後輩を叱りつけるように先輩が鋭く叫ぶ。僕は全身が痛いのも忘れて思わず手を出してしまう。

 ズキンっと手の甲に痛みが走る。


 見上げるといつの間に拾ったのか転がっていた竹刀を先輩が持っていた。そしてその竹刀を僕の手の甲にグリグリと押し付けているのだ。


「豪鬼様はな、ちゃんと従えばすごくやさしいんだぞ。デートのときはいつもプレゼントをくれるし、ロマンチックなところに連れて行ってくれるんだぞ。こんな汗だらけでゴツい筋肉マンコを水族館とか遊園地に連れて行ってくれるんだ。私をオンナ、マンコとして扱ってくれる本当の男なんだ」

 幸せそうにそういいながら、僕の手の甲にまるで突き刺すように竹刀に力を入れてくる。


「そりゃぁ、初めてレイプされたときはびっくりしたし、怖かった。でも初めだけだ。抵抗をやめて従ったらすっごく気持ちよくしてくれるんだ。デートしてキュンキュンした私のマンコをボコボコに気持ちよくしてくれるんだ。豪鬼様のことを受け入れて毎晩豪鬼様のことを思ってオマンコも鍛えたんだ。豪鬼様の好みのマン穴になれるようにな」

「へへへ、いいオンナだろ?十年かけて教育したかいがあったぜ。おい、オレのプロポーズをその惨めなバカに教えてやれよ?将来役に立つかもしれねーからな」


「ふふふ、そうですね。

シュン、教えてやる。プロポーズはこの間の全国大会の優勝の夜だった。帰りにこの道場へ呼び出されてな、くたくたの私を容赦なく拳でボコボコにした後で優しく抱きしめながら言ってくれたんだ。『弱いお前はオレのモノだ。一生使ってやるって』な。私の子宮をなでながら言ってくれたんだ。全国大会で勝っても所詮はマンコ、絶対勝てないって身をもって示してから男らしく優しく私を受け入れてくれたんだぞ」


 そんな、まるでDV男に依存するようなことを先輩が、あの凛々しい先輩が、いつもの口調で僕に向かっていう。なにより屈辱的なのは先輩が心底嬉しそうな顔をしていることだ。


「今までにないほど幸せだったよ。こんな強いオスのものになれるんだからな」

 いや、違う。DV男に依存する『ような』どころではない。実際に依存しているし依存させられているんだ。僕と出会う前から。僕は八年間も藤堂ミカゲさんと一緒にいながらそれに全く気がついていなかった。彼女の表面しか見えていなかった……。幼馴染でずっと一緒にいたと一方的に思い込んでいただけだったのだ。


「へへへ、つーわけだ。バカなクソザコ後輩クン。オレ達はラブラブだし、ミカゲはオレの言うことならなんだって受け入れられるいいマンコだ」

「豪鬼様ぁ…♡」

「最後にお前の本性に気がつけなかった鈍い後輩クンにオレ達のラブを見せつけてやろうぜ」

 床に倒れて見上げることしかできない僕。その手を竹刀で骨が折れそうになるほど床に押し付ける藤堂先輩。剣道部のみんなが、クラスの男子のみんなが憧れていたその先輩はスケスケの襦袢を着て、評判最悪の不良の腕の中でうっとりとしている。乱暴にはだけられた胸を揉みしだかれて、下品な乳首ピアスを付けられ、それでも幸せそうにしてしまっている。

「はい、豪鬼様」


 従順に返事をして前かがみで僕を睨みつけていた先輩が背中をそらす。まるで背後のだらしないスウェットの男の胸に体をあずけるように。そして突き出すように広めに足を開いて仁王立ちになる。下品に大きくハート型にくり抜かれた袴から先輩の秘所が見える。


「持ち物には名前を書いとかねーとな」

 そう言って満足そうに笑ったソイツはぐっと先輩の細い腰を引き寄せる。白くて引き締まった先輩の股の間から凶悪なほど巨大で太い一物が顔を出す。そしてその長大極太のグロテスクな肉棒がそりかえって彼女の割れ目のすぐ上の場所にふれる。


「はぁ…ぁぁ…♡んふっ、熱いですぅ♡」

 先輩がそういう。


 ヤツの巨根が触れている場所は陰毛が剃り上げられ、奴の名前が入れ墨で彫られていた。もう僕には先輩に対してどう声をかけていいかわからなかった。目の前の人は僕の知っている人とはあまりにも違っていたから…。

「あーあ、後輩クンがっくりしちゃって。カワイソー。先輩に裏切られたクソザコ童貞クンに最後にコイツの弱点を教えてやろうかな、挿入しながらな」


「んふぅぅ…豪鬼様の熱くて、硬いぃぃ♡」

 先輩の両手がもはや奇形とも言えるほどの巨根に添えられる。そしてそれを受け入れるために背伸びして、恭しく添えた両手で位置を整える。


「豪鬼様、藤堂ミカゲの中へお招きしてもよろしいでしょうか」

 徹底的に媚びた声色。それを勝ち誇ってニヤニヤ見ている不良男。


「ああいいぞ。ゆっくり後輩クンに見せつけながらな」

「はぁぁ…、っふぅぅ♡ありがとうぅ、ございますぅ♡」

 ゆっくりと先輩が腰を落としていく。ピンク色のぴっちりと閉じた先輩の少女の部分を暴力的なフォルムの鬼畜の肉の棒がずぶぶっと割り開いていく。


「よ~く見ろよ、後輩ク~ン」

 バカにしたようにいいながら天魔豪鬼の指が先輩の割れ目の上の部分を指す。さっきまでコイツの巨根で隠れていた場所にぷっくりと赤く膨れた肉の豆、クリトリスがあった。


「でけぇだろ?」

 普通のサイズを童貞の僕は知らないからなにも言えない。だけど、ぴっちりと閉じたピンク色の割れ目と比較すると赤黒く男の巨根と似たような色合いのその部分は不釣り合いな気がした。


 何よりぷっくりと突き出したその部分には金色のリングがはめられ、そのリングから数センチの金のチェーンがぶら下がっている。チェーンの先にはハート型のリングがぶらぶら揺れている。


「ここまで育てるのに結構時間かかったんだぜ?」

 そう言って太い指がぐっとそのチェーンを引張る。


「んふぁゃぁぁぁぁぁぁぁんっっくぅぅぅ♡」

 先輩が体をくねらせて痙攣し色っぽい声を出す。ぴっちりと閉じて肉棒の先端しか入っていなかった場所がズブっと深く受け入れ、同時に染み出すように透明な汁をこぼす。


「コイツ道場で練習しているときはパンツ禁止だったんだぜ。おもりつきのクリリングぶら下げて袴の下でブラブラさせながら練習してたんだぜ、笑えるだろ?」

 そう言ってクイックイッとチェーンを引っ張る。


「ひゃぁぁっ♡あ゛あ゛あ゛♡っくぅぅぅ♡」

 そのたびに先輩の体が肉勃起を受け入れていき、鬼畜野郎の金玉にシャワーのように降りかかる。


「だからな、コイツの弱点はデカクリってわけよ。どんな状況だろーが股間ぶっ叩いてやれば動けなくなるんだぜ?お前らの女子剣道部主将の弱点はデカクリってわけだ」

 そういって思いっきり引っ張る。千切れそうで心配になる程一気に。


「ふっきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 一気に先輩の腰が落ちて、ビクンビクンと痙攣し、そのままビュッピュッと潮を吹く。横たわっている僕のところまで届くほど勢いよく。


「はぁっぁぁ♡すごいぃぃ♡豪鬼様ぁぁぁ♡」

「へへへ、やっぱマジでザコいなミカゲのマンコは。今晩はゲストもいるし、いつものプレイ気合い入れてやれよ」

「ひゃぁぁいぃぃ♡オチンポ満足していただけるようにぃ…んふっ♡がんばりますぅぅ♡」

 そう嬉しそうに言うと先輩はやっと僕の手を圧迫していた竹刀をあげた。


「ふぅっふぅ♡私のチャンバラごっこの竹刀ぃぃ♡」

 興奮したようにそういうとおもむろにそれを股の間に通す。そして竹刀の弦、先端から鍔に向かって伸びている糸に、をクリトリスからたれているチェーンの先のチャームに通した。


「ひゃっあ♡はぁぁ…んふっぅぅぅぅ♡」

 そして四つん這いになる先輩。背後から巨根に貫かれ、クリトリスを竹刀の重みで刺激し続け、袴の後ろのスリットからお尻を丸出しにする。まるで犬のように。


「あはっ、はぁぁ…あっふぅぅ♡」

 荒い息遣い。彼女を貫いている巨漢が容赦なく長くてつややかな黒髪を掴んだ。


「きゃっふぅぅぅんん♡♡」

「おら、歩け。道場をマン汁でマーキングしろ」

「ひゃぁぁ…あっ♡っくぅぅぅ♡うぅぅぅぅ♡」

 普段の颯爽とした姿とは打って変わってドタドタと四つん這いで歩き始める。身長の高い男に背後から貫かれているのに合わせてお尻は普通の四つん這いよりもかなり高くしなければいけない。それがさらに彼女を無様に見せる。


「そんじゃ、オレもそろそろ打ち込み始めっか。ちゃーんといつもどおりフィードバックヨロ♪ザコマンコちゃん」

 そういってパーンと思いっきりミカゲ先輩のおしりを叩く。


「ひゃっぐっっぅぅぅ♡」

 苦悶とも快感とも取れない声を出す尊敬していた先輩。

 そんな彼女の黒髪を手綱のように掴みながら鬼畜が大きくは以後から腰を突き上げて言う。


「い~ち」

「っあっっふぅぅぅぅ、深いぃぃぃぃ♡そこ、弱いいぃぃ♡ふっ、んぶっといオチンポでつかれたぁぁ♡」

 そのままさらに腰をつく。腰を大きく振ったせいで僕が好きだったミカゲ先輩はドタドタと前に進まされる。


「に~~~!」

「おっっほっぉぉぉ♡お゛、お゛男らしぃぃチンポにぃぃぃ、づきころされてるううう♡ふっふぅぅっふぅっくくくぅぅぅ♡」

 チョロチョロともはや何なのかわからない液体を股間から漏らす。膝がわらっていても男に腰を掴まれているため倒れることさえもできない。みれば先輩だった女が馬鹿みたいにドタドタ進んだ後には点々と体液が汚らしく飛び散っている。


「さ~~ん!」

「あっくぅぅっっ♡つ、つよ、強い男にぃぃぃぃ…はっぁぁっ、子宮マーキングされてぇぇぇドキドキしてるんですぅぅぅ♡」


「よ~んん!」

「らめっ、らめぇぇぇ!そんなにつかれたらぁぁ♡豪鬼様のこともっともっとすきになっちゃいますぅぅぅ♡強くてぇぇぇ♡優しくてぇぇぇ♡格好いいのぉぉぉ♡」

 疲れるために鬼を褒め称える惨めな女。先輩は鬼の奴隷そのものに成り下がってしまっていた。


「お、いいねぇぇ。じゃぁちょっとテンション上がったからガンガン行っちゃうな!

ごー、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう!!」

 鬼畜野郎はそう一方的に宣言し、勢いよく連続でつき始める。筋肉質な腰が滑った音を立てながらグチュグチュとリズミカルな音を深夜の道場に響かせる。まるで手綱のように黒髪を握りながら。


「ううっお゛お゛っこぉ゛♡んっああああっ゛ぁぁぁ♡」

 男の動きに合わせて弓なりに体を反らせてよがるオンナ。


「あっ…きゅっくぅぅぅぅう♡す、すごいぃぃぃ♡わ、私の中ぁぁ、いじめられて、いじめられまくってぇぇぇ、良くなっちゃってますぅぅぅぅ♡豪鬼様のオチンポぉぉぉ愛しちゃってますうぅぅぅ♡ぶっとくてぇぇ♡かたくてぇぇぇ♡ながくてぇぇぇ♡オトコくさいぃぃぃ♡最高のオチンポぉぉぉぉ♡♡」

 道場の中を半分ぐらい進んだところで二人が止まる。


「よ~し、温まってきたからここらで一発目イっとくか。オレが気持ちよくイケるように熱い告白タイムな」

「ひゃぁぁ~~…いぃぃ…♡豪鬼様ぁぁ、私を使ってくださってありがとうございますぅぅ♡ぶっといおちんぽで…んっ、ふっっぁぁぁぁ、私を育ててくださってぇ…ありがとうございますぅぅ♡♡小さいときから私を鍛えてくださってありがとうございますぅぅぅ♡おかげでぇぇぇ…おおっお゛お゛っっほぉぉぉ、私ぃぃぃ、藤堂ミカゲはぁぁぁ豪鬼様のことがぁぁっっ、んあっっっはっああああ、大好きにぃ…なれましたぁぁぁぁ♡愛してますぅぅぅぅ♡豪鬼様のことを愛してますぅぅぅ♡豪毅様のオチンポもぉぉぉ゛、だいすきでしゅうううううう♡♡♡」


 延々とろくでなしのことを褒め称える女子剣道部主将。ニヤニヤしながら好き勝手に腰をふる男。一生懸命それに合わせようとして失敗するしなやかな身体。

「いやぁ、告白もうまくなったんだわ。最初の頃はイヤイヤって感じで反抗的だったんだぜコイツ。まっ、暴力で逃げ場ぶっ潰してチンポでコイツの体を徹底的にオンナとして鍛えてちょっとかわいがってやったらこの通りだけどな。

 おい、もっと激しく腰振れやチャンバラオナホ!」


「ひゃぃぃぃ!がんばりますぅぅぅ♡チャンバラオナホぉ、ぜっ全力稼働しますぅぅぅぅぅ♡んっぐぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡」

 そう言うと今までよりも激しく腰を前後左右に振り始める。ただひたすら男を気持ちよくするために。だが、それは同時に彼女の体が気持ちよくなる行為でもある。彼女が不格好に腰を振れば降るほどパタパタと愛液がまるで噴水のように結合部分から飛び散る。


「おおおっほぉおぉっっ♡ほんんっはぁぁぁぁっっっ♡ふうううううんんっはぁぁぁぁぁ♡」

「んん、うまくなったじゃん。そろそろいい感じだから奥の方グリグリな」

「んあっ、はぁぁぁぁぃいいい♡ミカゲのぉぉぉ子宮口にどうぞぉぉぉぉぉ♡お願いしますぅぅ♡♡」

 二人がさらに深く密着する。

 そして男のほうがチラッとこっちを見下すように見て、ブルッブルブルッと身体を震わせる。


「はぁぁ~いいわぁぁ、この穴」

 一瞬遅れて藤堂ミカゲが震える。まるで射精された精子の感触に感動して絶頂したように。


「あっはぁっっふぅぅぅぅ、お射精ありがとう…ございますぅ♡プリップリのたくましい豪毅様のザーメン子宮で感じちゃってぇ…私ぃ、幸せですぅぅ♡」

 本当に幸せそうにメスの声でそういう。今晩初めて聞く彼女のメスの声。


「よ~し、二本目。今日は卒業式だったわけだし気合い入れてけよ!」

「あっはぁぁ…ぁぁ……」

 その吐息に邪悪なものを感じる。

 そしてさっきのようにカウントダウンしながらゆっくりと腰を振り、二人が前に進み始める。


「い~ちぃぃ!」

 透明だった今までと違い道場の床に垂れる液体に白い液体が混ざる。激しく交わり合っていのを誇示するかのように泡立った精子が垂れているのだ。


「今日はぁぁ、男子部員どもが取り巻いてほんっとにウザかったですぅぅぅ。童貞でぇ、チャンバラごっこでさえ私に勝てないガキのくせにぃぃ」


「にぃぃぃ!」

「わ、私を見て勃起してるだけのザコどもぉぉ!豪鬼様みたいな強さもないくせにぃ、いっちょ前に男だと思ってるザコチンポ共のくせにぃぃ!」

 さっきと違い今度は部活や学校の男子たちの悪口を言い始めた。ニヤニヤしながら今度は悪口が言いやすいように天魔豪鬼は腰使いをゆっくりにしている。


「さぁぁぁん!」

「特に◯◯はぁ、ちょっと顔がいいからって勘違いしてるバカ男。豪鬼様の先走り汁以下のクズ男ですぅぅ!」


 これ以上ショックを受けることなんて僕はないと思っていた。だと言うのに、あの女が聞いたこともない汚い言葉で仲間たちを罵倒し始めたのを見てさらに衝撃を受けてしまっていた。男子剣道部も女子剣道部も藤堂主将の下で結束していたというのに。


「しぃぃぃ!」

「豪鬼様以外の男はみんなガキですぅぅ!私の心がときめくのは豪鬼様だけなんですぅぅ♡愛してますぅぅぅ♡豪鬼様に出会えてぇぇぇ、よかったですぅぅぅ♡豪鬼様にいじめていただけてぇぇぇぇ幸せですぅぅぅ♡」


 快感に身を震わせて背後から突かれながらヨタヨタとこっちに向かってくる。邪悪なほど幸せそうなメスの顔をして絶頂に倒れそうになって背後の男に胸を支えられている。


「へへへ、憧れの主将にそんな風に言われてるって知ったらガキども泣くぜ。

ごぉぉぉ!」

「おっほっほぼっっんんん!そんなのぉぉ、どうでもいいんですぅぅ♡あっっふっくぅぅぅ!あんなぁぁ、私とぉぉぉぉ豪鬼様のぉぉ関係♡もきがつかないぃぃ……んほぉぉぉぉ、クソザコぉぉぉ共ぉぉぉ!んんああっくぅぅぅ…いいぃぃぃ♡あ゛っあ゛っあんな奴らぁぁ、勝手にぃぃぃ…、め、め、女々しく泣いていればいいんですぅぅ!」


 暴力的に彼女を抱きしめて乳首を思いっきり捻り上げる。僕に向かって見せつけるように。


「ろぉぉぉくぅ!」

「ひっぎゅぅぅぅぅぅ!っっく………んんんっくゅぅぅぅ♡♡」

 快感に殴られたようにビクビク痙攣する体。あんなにも大きくて強く見えていた藤堂ミカゲの体が豪鬼というクリーチャー級の男に抱きしめられてとても小さくて華奢な少女のように感じられる。男の腕の中で絶頂に体を引くつかせ、脱力して立ち上がることすらままならない体をクソ野郎に預け、支えられてしまっている。


「あぁぁぁっっ!らめぇぇ!しょんなっ、ごうきしゃまのぉぉぉぉ♡おちんぽぉぉぉぉぉ!ぐりぐりしちゃらぁぁぁぁぁ♡らめっ、キュンキュンしちゃうのぉぉぉぉ♡」

 激しい快感にボコボコにされて力さえ入らない体を容赦なく背後からグリグリ責めてこっちへ進まされてくる。一人で立ち上がることさえままならず、男に支えられるまま貫かれている藤堂ミカゲはもはやクソ野郎のチンポにハマった使用済みの肉コンドームのようでさえあった。


「な~~な!

 ミカゲに憧れててもマスかくことしかできねぇチンカス野郎共との違いを教えてやんなきゃな。勝手な幻想を押し付けるだけ押し付けてお前がこのオレにボコボコにされているのも気が付かねえ弱虫共だ」


 そういって後ろからえぐるようにこれみよがしに突き上げる。

「おおっっぴょぉぉっっっくぅぅぅ♡そう、しょうだぁぁぁ!あんなぁぁ…んっっほぉぉぉぉぉぉ弱虫共とはちがうううう!あんな、くっそザコぉぉぉぉ、ゴミムシどもぉぉぉ」


 ほとんど引きずられるようにして藤堂ミカゲが僕の前に天魔豪鬼とともに道場を一周して戻ってきた。二人が歩いた後には点々と垂れた体液の水たまりができている。


「そうだ!弱虫でクソザコゴミムシどもだ。チャンバラごっこにも勝てないクズどもだ。ミカゲを本当に理解しているのは十年も徹底的にシゴイてきたオレだけだ。こういうふうにな」

 フラフラの女子剣道部主将の引き締まった体をそういいながらひょいと持ち上げる。そして両手で彼女を空中に固定したまま見せつけるようにヘコヘコと腰を振り始めた。


「んっくぉぉぉぉぉ!そう、しょうですぅぅぅ!わたしをぉぉぉ…あっっっひゃぁぁ…っくっっぅぅぅ♡」

 痙攣して言葉をかみまくる。結合部から激しく飛び散る二人の体液が僕の顔に降りかかる。


「わかってくれるにょはぁぁぁ…んんっほぉぉぉぉっっここここ、ごうきしゃまぁぁぁだけですぅぅぅぅぅ♡んおっっくぅぅぅぅ、たくしゃんいじめれぇぇぇ、わたしのことをぉぉぉぜんぶつかまえてくれたぁぁぁぁ♡」

「そーそー、十年かけて体も心もオレ専用にしてやったからな。ミカゲの隅々までオレのモノってわけだ。よーし、最後だ。思いっきり締めろよ。最高の中出しをしてぇからな」


「は、はいぃぃぃ♡」

 恍惚とした表情でそう言って片手で男の筋骨隆々の首筋にしがみつきつつ、もう片方の手で彼女自身のクリトリスにつながっていたチェーンを引っ張る。見た目より丈夫なのかチェーンはちぎれることもなく竹刀を引きずっていた。


「あっくぅぅぅ…ぅぅ♡」

 片手で快感にビクビクしながら剣道場を一周して二人の体液でぐしょぐしょになった竹刀を取り上げる。


「ふぅ…ふぅ…ふぅぅぅ…私のぉぉ、オマンコ剣道でぇ…んんっ…気持ちよくなってください。豪鬼様のためだけに存在する肉オナホの技…ですぅぅ♡

 あぁぁ…二人のエッチな汁で竹刀がヌルヌルですぅぅ♡」


「いいぜ、せっかく今日はそこに的があるからな。二人の必殺技でそこのザコ虫を潰そうぜ」

「はい♡がんばります♡」

 僕の前に藤堂ミカゲを貫き、彼女の体を支えた状態で仁王立ちする天魔豪鬼。いじめっ子の邪悪な笑みで僕のことをニヤニヤと見下している。そしてその腕の中で片手で竹刀を構えた藤堂ミカゲも同じように邪悪な笑みを浮かべている。自分よりも弱い相手をいたぶる興奮を隠しもしないひどい嘲笑の笑みだ。


「はぁぁーーーー!」

 先輩が掛け声を上げた。試合の時のように気合の入った凛々しいかけ声が剣道場に響き渡る。


 パーーンと竹刀が僕の頭にぶつかる音がして目に火花が散る。

「……んんんんっっ……♡♡」


「いいぞ、やっぱ的があるとちげーな。いつもよりもキュンキュン締め付けてきやがる」

 竹刀を振ったことで藤堂ミカゲのクリトリスはつながったチェーンが引っ張られ容赦ない快感を引き起こす。そして男の腕の中でビクッビクッと弓なりに体を震わせ、快感に涙目になっている。


「ふぅっふぅっふぅぅぅ…、っっはぁぁぁーーーーー!」

 再び竹刀が僕に向かって振り下ろされる。


「あぁぁ、いいぞ!ミカゲ。もっとだ!ザコをいじめろ!」

「あっっはぁぁぁ!いく、いぐぞおおおおお!」

 パンッパンっと竹刀が僕に向かって振り下ろされる。まるで全てに気がつけなかった僕を責めるように激しく。


「おぉぉ、いいぞ!オレも一緒に責めるぜぇぇぇ」

「っがぁっ…ああぁぁぁ!お、おねがいしますうううううう!ひっ、ひっ……いやぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」

 今までの剣道の練習とは違って直接振り下ろされる竹刀。そしてその痛みを感じる暇もなく太くて筋肉質な男らしい足から蹴りが繰り出されてきた。倒れていて無力な僕を蹴りつけ、足蹴にしてその上で藤堂ミカゲに挿入する。尊敬していた先輩はうっとりと快感に身を委ね、時折僕に向かって竹刀を突きおろしてくる。


「おおお!んっほおぉぉぉ!豪鬼様ぁぁ♡なんてたくましいんっだぁぁぁぁ!!」

「へへへ、お前によってくるクソザコ共をずっとこうしてやりたかったんだぜ。オレの男らしさにお前のマンコが絡みついてくるの感じるぜ」

「んあっ…あぁぁ♡当然ですぅぅ、藤堂ミカゲはぁ…んっほぉぉぉ、豪鬼様のぉぉぉオンナ♡ですからぁぁぁ♡豪鬼様のぉ、ゆ、勇姿にぃぃぃ♡キュン♡キュン♡しちゃってるんでしゅぅぅぅぅぅ♡…っあっ……んっふ…ひゃぁぁっふぅ……♡」

 そして彼女は僕の方さえ見ずに雑に竹刀を振りながら天魔豪鬼の唇に自分の桜色の唇を重ねた。


「んんっっちゅっチュっっチュゥゥゥ♡本当のぉぉぉ、オトコの人♡んちゅっちゅぷぷぷ…もっと、やっつけてぇぇぇ♡」

 試合に応援に来た女子が黄色い声援を上げるように藤堂ミカゲは僕をいじめるやつを応援した。


「おおぉぉぉ、イクぞ!」

「おっっごっぉぉぉぉ……っひょぉぉぉぉぉぉ………………う♡…………♡……………♡っ……………♡♡♡」

 男の腕の中で声にならないほどの絶頂にパクパク口を開きながら口づけし合う。薄桃色の優しい先輩の唇。二人のキスの唾液までが垂れてきて足蹴にされている僕を汚した。


「ふぅふぅ…んふぅぅぅ…すごいですぅぅ♡まだ、ビクビクしてますぅぅ…♡ビュッビュって強いザーメンが私の内側から支配してくれてるんですぅぅ♡」

「へへへ、まだ二発目だけどな。夜はなげーし、今日は特別ゲストもいるしな。一回仕切り直しだ」

 そう言うと豪鬼はミカゲの白い耳に口を近づけてなにかを囁いた。


「ふふふ、シュン、わかっただろ?私はお前たちザコの弱虫には興味がないんだ。お前が『アンナ奴』呼ばわりした豪鬼様に身も心も捧げているからな。わかったか?」

 その言葉とともに男の足が飛んでくる。


「ほ~~ら、後輩クン、よ~~く見ろ」

 足蹴にしながら豪鬼が藤堂先輩の両足を掴んで引き上げる。ずるずると巨根が抜き出されていく。ズッポリと肉房の形に広がった先輩の割れ目から白濁色の泡だった液体がだらりと糸を引いて垂れる。すぐにその割れ目を隠すように半勃起した極太の肉棒があてがわれる。竿をあてがっているのは優しく包むように両手で握っている白い女の手だ。


「惨めで無様だな。まぁ、お前のようなザコ虫は豪鬼様に男らしさのエキスでも恵んでもらってはどうだ?すこしはマシになるかもしれないぞ」

 クスクスと嫌な感じに女子剣道部の主将が嗤う。普段の豪放磊落な笑い方でもみんなを元気づけるような笑い方でもないただただ卑屈に下の者をバカにする笑い方だ。


「さぁ、豪鬼様、私の弱虫な後輩に豪鬼様の男らしいエキスをたっぷり恵んでやってください♡」

 そう言って半勃起した巨根を下に向ける。


「おう」

 次の瞬間、なにが起こったのかわからなかった。ジョボボボボボボボっと熱くて臭いものが降り注いだ。数秒たってやっと僕の理解が現実に追いついてくる。アザだらけになった僕に向かって鬼畜野郎が小便をかけているのだ。


「やっぱり、弱虫につよつよエキスが必要なのはそのカスみたいなおちんちんだな」

 先輩がそう言ってちょっと握っているチャラ男の巨根を調整すると、僕の股間にドボドボドボと熱い小便がかかる。


「いや、私のことに気が付かなかった残念な頭の方にもエキスが必要か?」

 先輩が喜々としてクソ野郎の小便を僕にかけてくる。


「ふー、やっぱ思いっきり出した後は小便だな。チンカスを小便ごと流して次のプレイの準備もできるってわけだ。ちゃーんと尿切りしとけよ」

「はい、もちろんです」

 当然のように最後の数滴を僕に向かって振り払う。


「よーし、じゃあ一服だ」

 その言葉とともに藤堂ミカゲを下ろす。いそいそとタバコとライターを差し出す惨めな藤堂ミカゲ。タバコを吸っている間にお酒とツマミの準備をして、まるでそこが定位置だとでもいうように豪鬼の股の間に入り込み、ペロペロと二人の愛液でグチョグチョの肉棒に舌を這わせ始める。


「よーし、いいぞ、ミカゲ」

 そう言って頭を撫でられると嬉しそうにお尻を振る。袴のスリット越しに彼女の形がよく引き締まったおしりが揺れる。


「まっ、時間はかかったがミカゲは完全にオレのオンナだろ?逆らう気持は欠片も残っちゃいねえ。そしてオレの前ではとことんオレ好みのメスだ。オレがいないときはオレのチンポと下着でオナニーするようなどうしようもねーメスだ。今も犬みてえに嬉しそうにペロペロ舐めてやがる」


「んふぅぅ♡当然です♡こんな豪鬼様のオチンポの世話は私の仕事ですから♡」

「あんまりよだれでベトベトにするんじゃねーぞ」

「しませんよ♡こうやって丁寧に私の髪の毛でゴシゴシ拭かせていただきますから♡」

 藤堂ミカゲ、女子剣道部の主将のトレードマークだった凛々しいポニーテールを赤黒い巨根に巻き付けてキュッキュッと髪の毛で肉棒の汚れを拭き取っていく。彼女の愛液もこびりついたザーメンも、洗っていないだろう垢も。


「あーそれやっぱいいわ。お前にこれ仕込んでからチンポの掃除はこれが一番気持ちよくて洗わなくなっちまったぐらいだわ」

「もう、豪鬼様ぁ♡それじゃぁこれから毎日オチンポの掃除をさせてください♡」


「そうだな、結婚したらここの道場に住むことになるからな。お前も学校がなくなって道場を開ける時間まではオレのチンポに集中できるようになるしな」


「ふふふ、楽しみですぅ♡豪鬼様との新婚生活♡」

 見せつけるように鬼と先輩がいちゃつく。


「まぁ、その一環っつーわけでミカゲにはオレのやり方を仕込んでやんなきゃなと思ってるわけよ。今までお前はオレのことだけ考えていればよかったわけだけどな、これからはもっといろんなことを考えなきゃいけねーわけ

よ」


「んふぅ…どういうことでしょうか?私のマンコのことしか考えられない脳ミソではわかりません」

 わざとらしく卑下して聞き返す。


「オレ流の躾方を教えてやる。オレの道場が弱虫のクソゴミ共ばっかりってのは我慢できねえ。オレがお前にしたようにミカゲもクソどもをしごいてちっとは使えるクズに変えろってわけよ。あと、いい女子がいたらお前が教育してオレのチンポにハマるようにするんだぜ。そしたら最悪道場が傾いても、風俗におとして稼げるしな」

ゲラゲラと笑う悪鬼。卑屈にクスクスと追従笑いをする藤堂ミカゲ。


「くっそ、何を言っているんだ…この外道が…。」

 息も絶え絶えでそう吐き出す。

「お、起きてたのか?じゃぁミカゲに特訓をつけてやるか。この後輩クンの心を折る特訓だ。春休み中に躾けて、4月からはお前の舎弟にしてやるぜ」

「はい!わかりました。豪鬼様」

 こうして僕の地獄は幕を開けたのだった。





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