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「・・・」

ミチ・・・ミチッ。


「・・・・・」

ミチ、ミチチッ。


「・・・・・・・」

ミチッ。ミヂィッッ!


「・・・んぇっ!?」

私はガバァッ、とベッドから飛び起きた。


「何・・・」

身体が、痛い。というか、腕や脚、身体中の関節が悲鳴を上げている。


「あ・・・っ」

ピリ・・・ピリリッ。


正確には、私の寝間着が悲鳴を上げていた。


「何、これ・・・」

寝間着が縮んで、丈が短くなっていた。洗濯に失敗した、のかな?


「ちょっ・・・何これぇ」

胸元が、明らかに大きく膨らんでいた。乳房が、大っきくなってる・・・?

中肉中背の私は、胸も控えめ。決して、“足元が見えない”ぐらいの膨らみなんて、今まで無かった。


「やっぱり、本物だ」

ブラジャーが何かの拍子で脱げちゃって。寝間着の中で丸まったり、なんてことは当然なかった。


ミリリッ・・・


「え」

ビリッ!


私は不意に、“別の新たな膨らみ”にようやく気付いた。

胸に出来た“双球”が砲丸サイズなら、二の腕に出来た“それ”はリンゴぐらいの大きさがあった。


自分の胸を触ろうと、私は右腕を右胸に向かって折り曲げた。それだけで、リンゴ大の“力瘤”が盛り上がったのだ。


「嘘、だよね」

私は慌てて電灯を点け、まだ明け方で薄暗い部屋を明るくした。

身嗜(みだしな)み用の立て鏡の前に立って、自分の全身を鏡越しに見遣る。


「・・・・・っ」

体育の授業の時のような、薄っすらと逞しい身体。・・・では無かった。


私は今まで、腹筋なんてまともに見た経験(こと)なんて無い。精々、県大会常連の陸上部の先輩のを見たぐらい。

だけど、そんな筋トレ未経験者の私でもわかる、ガチの腹筋。擦(さす)るまでもなく、綺麗に六分割された腹筋。


「硬っ」

袖をブチ破り、モリッと盛り上がる力瘤。こちらも、力を入れるとガッチガチに硬くなった。贅肉、とかでは無いらしい・・・。


「“ここ”って、二つに割れるんだ・・・」

私は、太腿が文字通り太くなって、膝の上から筋肉が盛り上がってることに気付いた。

サッカー部とかバスケ部とか、脚力を使う部活の先輩ばりの、“太っと腿(ぶっともも)”。


「やっぱり、大きくなってる・・・」

一部が、じゃない。胸も腕も脚も。全身が、全体的に。


「ってか、ブラ・・・きっつ」

私は、ボロボロになった寝間着の上下を脱いだ。

たわわに実った乳房は、ブラのフロントホックを今にも弾けさせようとしていた。


ブラが壊れる前に慌てて脱いで、『1m』の巻尺で胸回りを採寸。


「うっそ。95・・・センチ」

『デビルズクエスト』をやる前、私はBカップだった。でも多分、今のサイズだとC・・・いや、Dぐらいありそう。


次いでに測ったら、二の腕周りが24cm。太腿周りは、57cmだった。力瘤は、目一杯盛り上げた状態で測ったら、35cmもあった。

因みに後から調べたら、女性の二の腕の平均的な太さって、20cmぐらい。太腿は、49cmらしい。


「・・・・・寝直そ」

私は、下着の半裸姿のまま、布団を被って二度寝で現実逃避した。

Comments

名無しです

良い感じに成長してきてますね!

okita

学校での友達の反応とか楽しみです

デアカルテ

感想、ありがとうございます。 この作品は、じっくりゆっくり描いて行きたいと思っています。

デアカルテ

感想、ありがとうございます。 友達の反応なんですが、後々の話の伏線もあるので、どう描写しようか迷い中だったりします・・・。取り敢えず描き進めて、後から修正入れたりするかもです。