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カンチョー様の出現。それはこれまで

彼女達が直面したどの危機よりも

抗い難い、甘美な絶望だった。

1人の青年と心を交わした精霊達は

カンチョーを食らった瞬間その情愛を

全てあの神へと向け、皆媚び諂った。

絆も、思い出も、全てあの指先から

放たれる快楽で上書きされたのだ。

だがその中で唯一、時崎狂三だけは

難を逃れた。カンチョー様の指がほんの少し

掠っただけで『干渉』の能力が発動し

下着すら身に付けられなくなるほど

尻穴の感度は上がったが、トドメを

刺される前に彼女は自身の能力で

自分を過去へ飛ばし、カンチョー様が

降臨する前に封印の解除を妨害しようと

試みたのだ。だが、カンチョー様は

森羅万象に『干渉』出来る。

狂三の時間遡行を追って次元を超えて

来るなど造作もない。

「しまっ……!?」

狂三が慌てて引き金に手をかける。

もう一度時間を超えるために。

だが次の瞬間響いたのは発砲音ではなく、

太い指が尻穴に突き刺さるどちゅんっ❤︎

という音と、異形の神へ捧げる

カンチョー敗北宣言だった。

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