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学生たち4人と銭湯へ行った。

大学を卒業してフリーターをしていたころの話。

僕はある大学のある学科で助手のバイトをしていた。

仕事の内容は、授業の準備や片付け、学年全体に向けての連絡など、雑務が主だった。

その大学では毎年、学科の3年生が授業の一環で行く研究旅行というものがある。

その旅行に付き添いで僕も出向くことになった。

宿泊するのは、大学が所有する施設だったが、正直言ってボロかった。

8畳程度の部屋に二段ベッドが4台詰め込まれていて、最大8人が一部屋に泊まることができる。

教授には個室が与えられていたが、助手は学生たちと一緒に寝泊まりすることになっていた。

学科の男子学生20人と、僕と他の助手たちが均等に3部屋に振り分けられていた。

僕は学生7人がいる部屋に、お邪魔させてもらった。

日中は研究をし、夕方には施設に帰って来る。

各自適当に夕食を済ませ、寝るまでは自由時間だった。

酒を飲む者、部屋でゲームをする者、共用スペースで話し込む者。

この自由時間に風呂も各自、適当に済ますことになっている。

ただ、風呂は小さかった。

同時に入れて3人か4人が限界だろう。

そこで、同じ部屋で仲良くなった学生4人とご飯を食べた後、近くの銭湯に行くことになった。

助手といえど、学生と年齢が近かったため、不必要に距離を取られることはなかった。

銭湯に着くと、番台に入浴料を支払い、脱衣所へ入る。

ロッカーに脱いだ衣類を入れていく。

学生達は、特に鍛えてもいないが若いだけあり、無駄な肉のない痩せた体つきをしていた。

僕も服を脱いでいく。

学生達は皆ボクサーパンツだった。

トランクスは自分だけだった。

普段裸を見せることのない知り合い達を前に、パンツを脱ぐことに全く抵抗がないと言えば嘘になる。

なんとなく最後の一枚を脱ぎづらく、無駄に衣服を畳んだりして悪あがきのような時間を過ごしたが、1人の学生が脱いだのを皮切りに、各々パンツを脱いでいった。

脱いだそばからそれぞれ、なんとなくタオルで股間を隠す。

先に脱いだ学生が、浴室のドアを開けたところで、気づいた。

その銭湯はシャンプーなどが備え付けられていなかった。

他の客を見ると、みんなシャンプーなどを持参しているようだった。

「あ、でも番台で売ってるね」

僕が言うと、学生達もそちらを見る。

一般的なボトルと、ミニボトルが売っている。

再びこの銭湯に来るかわからない。

余っても荷物になってしまうため、ミニボトルを一つ買って、みんなで使おうという話になった。

誰が買うか。

当然年長者の僕が買う───ではなく、じゃんけんで負けた者が買うことになった。

僕たち5人は輪になった。

その時には誰もタオルで隠してはいなかった。

誰に見られるでもない状況で股間を隠すのはエチケットと言えるだろう。

しかし、明らかに見えてしまう状況で股間を隠すのは、エチケットの範囲から外れ、「見られたくない」という主張になってしまう、気がした。

学生達もなんとなくそう思ったのか、誰が言うでもなく、輪になった時には、全員が股間を隠していなかった。

輪になった状況でそれぞれのチンコは丸見えになっていた。

それも比較しやすい状態で。

一番はじめにパンツを脱いだ学生のチンコは大きなものだった。

太くしなやかで、皮も自然に剥けていた。

他の学生達は、2人が平均的、1人はやや小さめといったサイズだった。

さらに学生達は全員皮が剥けていた。

おそらく見栄剥きしている者もいただろう。

対して、僕のチンコは小さかった。

学生達の垂れ下がったチンコと対照的に、ピンと前を向いていた。

さらには皮がすっぽりと先端まで被っていた。

見比べて明らかに僕のチンコだけが小さかったが、誰もそのことには触れなかった。

じゃんけんのために片手を前に出す。

軽く振り上げ、「最初はグー」の掛け声の後、手を振り下ろした。

垂れ下がったチンコたちはぶらりと揺れたが、前を向いた小さいチンコはちょこんと震えるだけだった。

5人のじゃんけんはすぐに決着がつかず、何度もあいこになり、その数だけ腕を振り下ろす。

その度に小さいチンコは震え続ける。

手を見るために下げられた視線の先に、全員のチンコが丸見えで、おそらく震える僕のチンコも全員の視界に入っていただろう。

1人、2人と先に勝ち上がった学生は、残った僕らのじゃんけん(とそこに見えるチンコの優劣)を観戦する側に回る。

最終的に学生の1人が負けて、自分のロッカーから財布を取り出し、番台に向かった。

じゃんけんの際に股間を見られたからか、もう誰もチンコを隠すことはなかった。

体を洗い、風呂に浸かり、脱衣所に出て、服を着る。

その間、僕も小さなチンコを隠すことはなかった。

旅行の残りの日も、誰もあの夜に見た小さなチンコについて言及することはなかった。

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