次回の同人誌キャラデザ『子履』 (Pixiv Fanbox)
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『高嶺』が終わってすぐ商業に戻るのもいいと思ったんですが、今すぐ商業に戻る自信がちょっとないので、もう一作練習として同人誌挟もうと思ってます。
次回作のタイトル、すでに決まっていまして、『子履(しり)』です。
あすかが今書いている全年齢向け小説の主人公の名前です。小説自体はものすごく下手なのでここには晒しませんが気になる方は調べてください。多分検索妨害レベルですぐ見つかるんじゃないかと思います。
これ中国風の名前だと思われるかもしれませんが、実際に古代中国の夏末商初の時代にいた人です。(出土した甲骨文に書いてあったので「実際に」と言っていいはず)
当時、夏后氏という氏族が、400年くらい前から、代々、中原を支配してました。中原とは河(河=黄河の旧称)の周辺一帯でして、当時の中国でとても大切な地域でした。ここを支配してれば他の誰よりも強いと言っても過言ではない感じでした。
周りの国を諸侯といいますが、これらが中原を支配した夏后氏に従いまして、それ全体で1つの大きい集まりを作ってました。これを今の時代では他の王朝と並べて「夏(か)王朝」と呼んでいます。
夏后氏の支配は孔甲の代から衰えてきてまして、皐(こう)、発と続きましたが、そのあとの桀(けつ)というのはとても有名な帝です。有施氏を滅ぼして妺喜(ばっき)という女を妃(側室)に迎えたあと、肉山脯林をはじめ、かなり暴虐の限りを尽くしたというひどい帝でした。(一連のエピソードは殷紂と並んで儒学者によって創作されたという説があり、信憑性に欠けますが)
その帝に対して諸侯は次々と離反していきましたが、その中でも商という国の方伯だった湯(とう)が人望を集めていたため、桀は湯を釣台(別名:夏台)に閉じ込めました。湯は贈り物をして罪を赦してもらうと、有莘氏の出身である名臣・伊尹(いいん)らとともに蜂起し、葛、昆吾(こんご)、顧(こ)などを討ち、ついに桀を鳴条(めいじょう)・三㚇(さんそう)で破り、中原から追い出すことに成功しました。桀は南巣(なんそう)まで逃げましたがついに放逐されて死にました。
湯は乙の年に生まれたことから天乙(てんいつ)と号し、称号を夏后氏の「后」より上の「王」と定め、みずからは天子(+魯)にしか許されない天地の祭祀をやって、新しい王朝を興しました。一連の事件を夏商革命といい、これによってできた王朝を商(殷)といい、帝辛=紂の代まで約600年続きました。
古代中国の名前はややこしいことがあって、特に三代の人物は「姓+名」の組み合わせでは呼ばないことが多いです。湯、伊尹というのは、その人を尊敬する意味を込めて呼ぶものです。
諱(いみな)という習慣があって、現代のオタク向けに説明すると真名みたいなやつですね、湯は姓を子(し)、諱を履(り)といいます。
伊尹も、尹というのは実は名前ではなく、身分の高い人をさす尊称でして、諱は摯(し)といいます。伊も厳密には姓ではなく氏といいます。本当の姓は姒(じ)といいますが、一般的には伊を姓のように使ってます。
で、そんな時代がモチーフになってはいますが、あすかの小説では、『この時代にとてもよく似た世界に転生した(タイムスリップではない)』という設定になってまして、今流行りの異世界転生ものってやつです。なのでこの世界は本物の古代中国とは別物で、登場人物はみんな女の子ばかり、商の創始に関わった重臣には伊尹のほかに「塗炭の苦しみ」という言葉で有名な仲虺(ちゅうき)という人物もいるんですが、仲虺も女の子として登場します。
この小説の主人公は伊摯(=伊尹)ですが、子履ももう1人の主人公として登場します。
この2人が何をやるかっていうと、2人とも前世で女同士で恋しあいながらもともに非業の死を遂げてこの世界に転生してきて、もう一度出会って最終的にくっつくっていうのが、この小説の前半部分(第1話~第268話)のざっくりしたあらすじです。後半部分は(まだ始まったばかりだけど)内容は大体お察しのとおりですが、同人誌はこの後半部分も終わった後のストーリーになります。
これね、同人誌の題材にするにしては、湯は夏后氏の祖となった禹(う)と並んで伝説として神格化されているようなのでエロを描いていいかめちゃくちゃ迷ってて、
実は前作の『高嶺』の時点でこの子たちの話をやるつもりだったんですが流しちゃって、でもやっぱりどうしてもこの2人が描きたいということで、仮に印刷所から断られても商業への持ち込みには使えるじゃろ的な感じで今作『子履』を描くことにしました。
古代中国では六礼(りくれい)というのが事実上の結婚式になってますけども、これはあっちこっちで占ってあいさつ回りしてっていう感じのやつです。で、あすかの今手持ちの書籍によりますと、夫婦がえっちしていいのは六礼の3ヶ月後からです。これがね、3ヶ月後どころかまだ3年たってもえっちしていない2人の話になります(予定)。
古代中国をモチーフにしてはいますが、小説で出てくるこの世界には普通に魔法とか出てくるんで、古代中国としては変だけど自分の小説として違和感はないだろうということで、今回はサキュバスと触手と母乳ものを考えています。要はいつものやつです。
世界観がちょっとこう独善的になってるんですが、事情を知らない読者にとっては子履という名前を聞いても架空の人物にしか見えなさそう、そもそも夏商革命自体が日本人にとってはマニアックだし知らない人も多いんじゃないかと、なのでまあいいんじゃないかと(投げやり)
あとあれじゃないですか、劉備のエロ同人とか、数は少ないけどありますんで、それも『子履』を描こうと思った決め手の1つになってます。
キャラデザにもありますが、今回、責められるほう(ネコ?)はラバースーツ着てるんですが、今回は真っ黒ではありません。色・模様付きです。こういうラバースーツはイラストとして描いたことはありますが、漫画でやるのは初めてです。
真っ黒もいいんですけど、正直言って自分はラバースーツよりもスク水や競泳水着のほうが好きなので、でも今回は作品の内容的にどうしても全身を覆うやつが必要だ、ってのが今回のデザインに至ったきっかけです。
あすかの作品、特に最近のものには強制オナニーがかなりの頻度で出てくるんですが、今回も強制オナニーは要素の一つとして考えてる感じです。
任仲虺も漫画には出てきますが(仲虺は姓を任(じん)と言いますが一般には仲虺と書くことが多いです)、エロには参加せず冒頭で2人と軽く話すしか出番はないですが一応デザイン作りました。
ちょっと中国史についてだらだら書いてしまって時間使いすぎたんで、えっと、今作では絵の練習はもちろんプロットの組み方も根本的に変えますよ、自分の今までの漫画のネームでここが悪かったから直したいと思います、っていう話をやりたかったんですが、次回の記事に回しますね。
次の土曜日(おそらく午後)からネームを描き始めて、通常なら11月コミティアに余裕で間に合うスケジュールですが今回は上記の事情もあり印刷のほうが不安なので、今は来年2月のコミティアを目指そうと思っています。ダウンロード販売はできる限りやりたいなーと思ってますがストアの審査次第ですね。劉備がOKなのでこっちもダメなことはないと思いますが。