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前回の続き。

王都に居を構える名門貴族『ウィッシュガルド家』に家庭教師として招かれたライザが、親子を毒牙にかけていく話です。


ライザがエロくなった理由の部分を二部構成で終わらせようと思ってましたが、書いているととても面白く、名門貴族を手中に収める話だけで二部使うことになってしまいました。

なんのこっちゃわかりにくいかと思いますのでまとめを下記します。


**********

時系列:ライザ3クリア以降。(島でみんなと解散した後)

前編【様々な経験を経て男を手玉に取る快感に目覚めたライザが村を支配するだけでは飽き足らず、一緒に冒険に出た幼馴染でさえも毒牙にかけて、錬金術を悪用した遠隔責めで快楽依存させてしまう話。】

こちら


~~少し過去へ遡って回想~~


時系列:ライザ2開始くらい。(島から王都に引っ越してきたとき)

中編その1【性に関してまるで無知なライザが王都で手を差し伸べてくれた男を初めての手コキで台無し射精させたことで男性を弄ぶ悦びを覚えてしまい、自身の女体の持つ性的な魅力に気がついて次々と男を手玉に取っていく話。】

こちら


中編その2【今回の作品です。名門貴族の話】

中編その3【今後投稿予定。名門貴族の息子の話】


~~前編直後へ戻る~~


**********


※※注意事項※※

前回投稿分(中編その1)のP5~7と今回投稿分のP1~3は同じ内容になります。

推敲をしたので細部は異なっておりますが、ご了承お願いいたします。


**********

キャプション

プレイ概要 ※ネタバレ注意


プレイの種類:手コキ、足コキ、耳舐め、乳首責め、指輪っかコキ、尻コキ、睾丸マッサージ

ジャンルの種類:誘惑、色仕掛け、台無し射精、ルインドオーガズム、甘出し、おねショタ、寸止め、焦らし、洗体プレイ、マッサージプレイ


【全体の流れ】

P1 ライザとの邂逅

導入、胸での誘惑、貴族の親子を品定めするライザ


P2 ライザの思惑

幕間、媚薬の準備


P3 ライザの計画

幕間、媚薬を盛られる


P4 浴室でのライザの誘惑

洗体プレイ、あざとエロ、背後から抱きつき、泡手コキ(洗体手コキ)


P5 名門貴族・堕落の序章~居室にてライザに搾られる~

誘惑、色仕掛け、耳舐め、パンツの上から指輪っかコキ、乳首責め、服の下でお漏らし射精、四つん這いの家畜化


P6 ライザの情事

幕間、ライザの自慰


P7 息子に向けられた毒牙~その1~

誘惑、色仕掛け、おねシ◯◯、おっぱいでの誘惑、口での誘惑、指舐め


P8 息子に向けられた毒牙~その2~

足での誘惑、足コキ、抱きしめ、おっぱい揺らし、馬乗り尻コキ、寸止め


P9 一点して、父親に向けられる毒牙、ライザの性感マッサージ誘惑~その1~

誘惑、色仕掛け、ドスケベ踊り子衣装ライザの健全マッサージ誘惑


**サンプルここまで**

**ここからご支援者様向け**


背後から抱きつき、おっぱい押し付け、フェザータッチ、寝間着の上から焦らし手コキ、勃起を馬鹿にされる


P10 ライザの性感マッサージ誘惑~その2~

うつ伏せでのマッサージ、オイルプレイ、鼠径部、睾丸、玉揉み、紙パンツの上から握られる、手とさせられるエッチ、四つん這い手コキ、お馬さんごっこ、乳首責め、足の裏とセックス、甘出し、ルインドオーガズム、台無し射精


P11 翌朝、悶々とする父親

幕間


P12 朝食時、食堂でのライザの誘惑

チェリーを食べさせられる、舌コキ(舌を指でコカれる)、指を舐めさせられる、机の上から見下ろし足コキ、足コキしながらの誘惑→今日の授業をオフにしたいというライザのおねだりを受け入れてしまう


P13 名門貴族、陥落 ~その1~

服の上から刺激、添い寝シチュ、絡みついた女体、吐息責め、太ももで睾丸マッサージ、搾精誘惑、焦らし、耳舐め、乳首責め、堕ちる名門貴族


P14 名門貴族、陥落 ~その2~

背後から抱きつかれて開脚させられて姿見に映し出される、ご褒美乳首責め、ライザと力比べ、太ももで胴体締め付け、呼吸管理、耳舐め、乳汗を吸わせたハンカチで匂い責め、足ピン強要、手コキ誘惑、エア手コキ、力で負ける、指コキ焦らし、指輪っかコキ、指の輪っかとセックスさせられる、カウントダウン射精、後悔


P15 ライザの自慰・名門貴族を手中に収めた優越感

エンディング、ライザの自慰、不平等な取引、これからのこと


【終わり】


【ボリューム】

・無料公開分合わせて約85,000文字

・AI挿絵:表紙含め9枚


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

※今回の表紙は文中に挿絵として登場します。


本文


##P1 ライザとの邂逅 導入、胸での誘惑、貴族の親子を品定めするライザ


「宮廷魔術師の──先生からご紹介いただいた、ライザリン・シュタウトです! 今回はご子息様の家庭教師を務めさせていただくことになりまして、大変光栄に思います!」


どたぷんっ……♡


深くお辞儀をしつつ『ライザリン・シュタウト』と名乗った女の溢れんばかりの胸が頼りない布切れの下で上下に揺れ動き、否が応でも目を奪われる。

まるで豊満な果実が二つ並んでいるかと錯覚させるド級のバスト。

娼婦街でも目にすることができないようなたわわに実った栄養過多の果物を二つもぶら下げ、頭を深々と下げることで谷間の深さを猛烈にアピールしてくる女が、自分の息子の新しい家庭教師だと聞かされ、名門貴族であるその家の主も思わず生唾を飲み込んでいた。


「そ、そうか……っ! よくぞ来てくれたな! ライザリン殿!」

「このような名誉あるご機会を賜り光栄です……♡」


顔を上げたライザは緊張の面持ちで言葉を詰まらせる名門貴族の男に優しく微笑みかけてやる。

胸の谷間に注がれている視線をあえて無視しながら彼女は手を差し出すと、男はごくりと生唾を呑み込んだ後、ぎこちなくその手を取った。

ライザの身体の凹凸に沿って、舐めるような視線が注がれる。


「……っ! ら、ラルフ・ウィッシュガルドだ……。よ、よろしく頼むぞ……ライザリン殿……!」

「はい♡ 今後ともどうぞよろしくお願い致します♡」

(すっかりあたしの身体に見惚れちゃって……♡ ちょっと意地悪でもしてあげよっかな……♡)


「ささ、立ち話もなんだ……こちらへ……っ」

「あたしのことは『ライザ』とお呼び下さいませ……♡ ラルフ様♡」


たぷぅ~ん……♡


もう一度深々と頭を下げてライザはわざと男から視線を外すと、そのまま両脇を締めることで胸を腕で挟みながら寄せ上げて、深く長い谷間を見せつけてやる。


「あ……あぁ……ら、ライザ殿……」

「この度はお招きいただき誠に光栄です」

(あ~あ……♡ 見てる見てる……♡)


上目遣いに男の視線の行き先を確認したライザは、ぺろりと唇を潤わせた。

この館をどう料理してやろうかなどと考えていると、下腹部からゾクゾクとした感覚が昇り詰めてくる。


じゅんっ……♡


下着の下は早くも湿り気を帯びていた。


………


男とライザが応接間から移動すると、そこには既に一人の少年が待機していた。


「紹介しようライザ殿……この子が私の息子のレオだ。」

「お初にお目に掛かります。レオくん……でいいかな? あたしはライザリン・シュタウトと申します」

「は、初めまして……!」


上ずった声で返事をする少年に微笑みかけながらライザが手を差し出すと、緊張した面持ちの少年はその手を取って握手を交わす。

ライザの胸の高さほどしか身長のないその少年は、ぱっちりとした瞳に長いまつ毛が特徴的で。

腰にまで届くかというぐらいに長い金髪を後ろで束ねるその姿はどこか気品を感じさせ、見ようによっては女の子と間違えてしまうほど中性的な見た目をしていた。

端的に言って可愛い。

まるでお人形さんのようだとライザは思った。


「レオ」


そんな少年の肩に手を置きながら父親である男が彼の名前を呼ぶ。

すると、その少年もライザの手を離して振り返りながら『はい』と返事をした。

彼の育ちの良さが伺える真っ直ぐな良い返事に、ライザは思わず顔を綻ばせる。


この少年を自分が汚してみたい。

この純真無垢な少年の全てを自分の手で染め上げてやりたい。

そんな欲望がライザの胸を疼かせたのだ。


「この方はお前の家庭教師となる方だ。失礼のないようにな」

「は、はい……お父様……」


父親である男からそう釘を刺されたレオの口元が強張った。

まだ幼さが残る少年の表情からは緊張感と気恥しさとがひしひしと伝わってくる。

あらかじめ件の宮廷魔術師から聞いていたのだが、父親・ラルフとその息子であるレオとの考えていることは多少食い違っているようだった。

聡明なレオは家庭教師を必要とはしていないが、父親の方が教育熱心で躍起になっているだとか……。

今回の家庭教師の話も、対立する同じ貴族への対抗心から生まれた親同士の見栄でしかないようで、それに振り回されるレオ少年に同情するばかりである。

しかし、そんなレオの事情などお構いなく、ライザはその純真無垢な心を自分の色に染め上げようと目論んでいた。

名門の貴族に顔が効くようになるのであればライザにとっても悪い話ではない。

貴族同士のつまらないいがみ合いに付け込んで、ライザはこの親子をどうやって料理してやろうかと、頭の中ではそんな邪な考えばかりが渦巻くばかりで──。


「ライザ殿、今日は長旅で疲れただろう……部屋を用意させるから今晩はゆっくりと休んでくれ」

「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきますね」


「おい、レオ……お客人をご案内差し上げなさい」

「はい、お父様……!」


ラルフの気遣いに感謝の言葉を口にしながらライザはレオの方へと歩み寄る。


「お部屋まで案内してもらえるかな? レオくん」

「は、はい! わかりました!」


緊張しつつも毅然とした態度。

さすがは名門ウィッシュガルド家の跡取り息子といったところか。

部屋の出口に向かって歩く姿も、どこか気品が漂っていた。

そんな少年の後を追うようにして歩き始めたライザは、彼の後ろ姿を眺めながら『ふふっ♡』と妖しい笑みをこぼす。


………


「こちらになります」


父親に見送られながらレオの案内に従って屋敷の中をしばらく歩くと、やがて一つの部屋の前で立ち止まった。

どうやらここがライザのために用意された部屋のようで。

小さいけれども個人用の客間として十分な広さを備えたその部屋は、日頃ライザが過ごしているアトリエの部屋よりも明らかに上等な造りであり、部屋の中央に備え付けられた天幕付きのベッドは、一人で使うにはもったいないぐらいに大きかった。


「夕食まで少し時間がありますので、どうぞごゆっくりお休みください」


そう言って足早に去ろうとするレオの腕を掴んで引き止めるライザ。

突然腕を掴まれたことに驚いたのかビクッと身体を震わせる彼に微笑みを向けてから優しく声をかけていく。


「ちょっと待ってくれるかな?♡ 少しお話ししたいことがあるんだけど……いいかな?♡」


そう尋ねられて、どこか恥ずかしそうにしながら小さく首を縦に振る初々しい反応を見せる彼に対し、優しく微笑みかけながらライザは言葉を続ける。

女というものがどういうものか、まずはその幼い身体に直接教え込んでやるのだ。


「ありがとう♡ それじゃあ、お言葉に甘えて……」


一体どんな話なのかと不安そうな表情を浮かべる彼の背後からゆっくりと腕を巻き付けながら、ライザは耳元に唇を近づけて。


「あのねレオくん……♡」

「やっ……あのっ……ら、ライザ先生……!?」


急なことにもじもじと身をよじる少年の耳穴に向かって湿った吐息を吹きかけてやりながら、とびきり甘い声色で。


「おトイレってどこかな?♡ 我慢できなくなっちゃって……♡」

「んっ♡ そ、それなら……こ、こっちです……!」


ライザに抱きつかれた少年は顔を真っ赤に染めながら、ライザの手を引いてトイレへと案内していく。


「ここです……」

「ありがとう♡ 助かっちゃった♡」


ちゅっ……♡


少年に微笑みかけながら、真っ赤に染まった頬に口づけを落とし、個室の中へと消えていくライザ。

一方でレオ少年はライザが出てくるのを待つことなく、その場を足早に立ち去ってしまう。

どうにも居心地が悪くなってしまったのだ。

ライザを見ていると何やら胸がドキドキして顔が熱くなる。

柔らかい唇を押し付けられた跡。

付着したわずかばかりの唾液。

風が頬を撫で、火照った顔と唇の跡との温度差がはっきりとわかってしまう。

撫でると『ねとっ♡』とした感触が指の先に残る。

こんな気持ち初めてだった。

悶々とした思いを抱えたまま自分の部屋へと戻っていくのだった。


………

##P2 ライザの思惑 幕間、媚薬の準備


用を足し終えたライザが個室から出てくると、そこにレオの姿はなかった。


「あらら……♡」


初めて会った時からチラチラと胸の谷間を盗み見ては股間を膨らませていた彼の子供らしい反応を思い出し、ライザは小さく笑みを浮かべた。

あの様子では精通はまだのようだなどと考えながら、トイレを後にしたライザは、あてがわれた自室へと歩みを進める。

まだ夕食までは時間があるが、今晩に備えて準備を始めておかねばならないのだ。


「本当に可愛い子だったなぁ……♡」


初顔合わせの時に見たあどけない顔を思い出しながらそう呟いた彼女は、持ち込んだ荷物の中からピンク色の液体が入った小瓶を取り出した。

それはいくつものハーブを混ぜて抽出した彼女特製の媚薬であり、彼女がたてたハーブティーの中に混ぜることで初めて効力を発揮する代物。

男性を発情させるとともに射精時の快感が通常時とは比較にならないほど増幅されるといった効能を備えていた。


「ふふ……♡ 今晩はいっぱい楽しみましょうね〜♡」


鼻歌交じりにライザは夕食をとるため食堂へと向かうのだった──。


………

……

…

##P3 ライザの計画 幕間、媚薬を盛られる


夕食後──。

ライザはハーブティー淹れるのが趣味であるとラルフに伝え、是非味わってもらいたいと申し出ていた。

何も知らない男は、その申し出を二つ返事でOKし、ライザのハーブティーを楽しみにしながら食堂で待っていた。


「おまたせしました」


戻ってきたライザ。

手に持ったトレイの上にはティーカップが三つ。

そのうちの二つをラルフとレオの前に置く。


「これは?」

「私のオリジナルブレンドです。 ……ささ、お熱いうちに是非ご賞味下さい」


ライザに促されるままに二人はカップに口を付ける。

父親の方には件の媚薬を、レオの方には子供向けの甘いミルクティーを。

二人同時に飲み干してから数分も経たない内に、父親の方に異変が起こり始めたようだった。


「なんだか体がポカポカして……」

「えぇ、このお茶には強い発汗作用がありまして、体の中の老廃物を出す働きを促進させる効果があります」


「そ、そうなのか……」


ライザの説明を聞きながらも、ラルフはどこか上の空といった様子で。

しきりに自分の股間へと視線を向けていた。


「どうやらお手洗いへ行って来られた方がよさそうですね♡」


ライザが『クスリ♡』と笑う。


「わ、私はもう休むことにするよ……せっかくお客人がいらっしゃっている中すまない……」


立ち上がったラルフはライザが用意したトレイの上に空になったカップを置いてから、ふらふらとした足取りで食堂を出て行ってしまう。


「では、あたしもこれで……」


同じく立ち上がったライザの向かう先は自室ではなく、ラルフが向かった方と同じ方向であった──。


………

……

…


##P4 浴室でのライザの誘惑 洗体プレイ、あざとエロ、背後から抱きつき、泡手コキ(洗体手コキ)


ひどく疲れていたからだろうか。

ライザが淹れてくれたお茶を飲んでからというもの、股間が疼いて仕方がなかった。

これも一種のデトックスなのだろうか。

そんな疑問を胸に抱きながらも、レオの父親は自分用の湯あみ場へとたどり着いていた。

脱衣所に誰もいないのを確認するなり服を脱ぎ捨て、そのまま浴場への扉を開き、身体を洗うための椅子に腰を下ろした。

その時だった。


ガラガラガラ……。


誰も入ってくるはずのない浴場へ誰かが入ってくる音がする。

咄嗟に扉の方を振り向こうとも、湯気で曇った視界の中では人影が揺らめく程度しかわからない。

一体誰が入ってきたのか。

洗い場の椅子に腰掛けたまま目を凝らして確認しようとするラルフだが、湯気が晴れるよりも先にその人影が自分の方へと近づいてきていることに気がついた。

ヒタヒタと近づいてくる足音に『ドクンっ♡』と心臓が高鳴り始める。


(……っ!)


人影の正体は女性だった。

それも裸にタオルを一枚巻いただけの格好。

タオルの上からでもその豊満な身体の凹凸が湯気に浮かび上がってくっきりとわかってしまう。

彼はその美しい裸体のシルエットに魅せられて、自分の股間がまたも熱くなっていくのを感じていた。


「失礼します……♡」

「ら、ライザ殿っ!? ど、どうしてここにっ!?」


「ふふ……♡ お身体が心配でしたので、一人で湯あみにいかせて何かあっては悪い……そう思いまして、勝手ながら使用人の方に場所はどこかと尋ねさせて頂きました」

「そ、そうだったのですか……。それはご心配をおかけしました……い、いやしかし……さすがにこれは……」


「ご安心ください。あたしはお身体を洗いに来ただけですよ♡ ……それとも、何かやましいことでもおありで?」

「そ、そんなことはありません! あ、当たり前じゃないですかっ……!」


ライザの妖艶な笑みにゴクリと喉を鳴らすラルフ。

細められたライザの目は彼の内心などお見通しと言わんばかりに歪められていた。

そんなライザがタオル一枚を巻いただけの状態でゆっくりと彼の元へと近づいていく。

突如訪れた異常な事態。

彼女の一挙手一投足から目を離すことができない。

一歩踏み出せば『たゆんっ♡』と悩ましげに揺れる乳房。

胸の頂きに引っ掛けるように巻かれたタオルの下から覗く、肉感たっぷりの太もも。

柔らかい暖色系の灯りに照らされた全身は、湯気のせいかところどころツヤツヤと雫が滴っていて。

濡れたタオルが肌に張り付くことで、くっきりと浮かび上がったボディーラインはライザの扇情的な女体を淫らに強調し、その美しさをより引き立たせながら男の劣情を煽り立ててくる。


「お背中……流させて頂いても?♡」

「……」


ライザに声をかけられてハッと我に帰るレオの父親であったが、いまだ身体の火照りは収まらず、股間の疼きもまた同様で。

理性が警鐘を鳴らしてくるものの、時すでに遅く。

気がつけば目の前にいたはずのライザは、いつの間にか視界から消えていて……。


「お疲れなんですよね……?♡」


その代わり、背後で響いた甘い声と共に伸びてきた手が、背中を優しく撫で回し始めていた。


「逞しい……さすがはウィッシュガルド家の大黒柱のお背中ですね……♡」


ライザがそう呟いた直後、『ふぅ〜♡』と耳元へ息を吹きかけられ、ゾクッとした感覚が男の背筋を駆け抜ける。

間髪入れずに、その部分をピンポイントでなぞる指の先。

ライザのすべすべの指が触れた箇所がじんわりと熱を持ち始める。

それは徐々に広がりを見せ、やがてその熱は全身を包み込むほどに広がっていく。


「どうです……?♡ 気持ちいいですか……?♡」


ライザの問いかけに答える余裕もなく、喘ぐように深く息を吐き出すことでなんとか快楽を抑えようとするラルフであったが、そんな彼に追い討ちをかけるかのようにライザの指先がより大胆な動きを見せ始めた。

彼のすぐ目の前で『くちゅくちゅ♡』と音を鳴らしながら、ソープを泡立て始めたのだ。

両方の手指を組んず解れつさせながら、両手の指を絡ませて泡を立てていく手つきにラルフは言いようのない興奮を覚え、自然と息が荒くなっていく。

ライザの指の動きに連動して、背中に押し付けられた巨乳が『むにゅむにゅ♡』と変形し、その柔らかさを伝えてくる。

そうしてレオの父親の興奮が最高潮に達しようとしたところで、ライザの手の動きが不意に止まった。

『もこもこ♡』と十二分に立てられた白い泡がライザの両手から零れ落ちていく。


にゅる……♡


「ッッッ♡♡♡」


ライザの指が脇腹を撫でた途端、レオの父親は声にならない叫びを漏らした。

だがその反応すらも、深い笑みを浮かべたライザに見透かされているかのようだった。


「どうかなさいましたか?♡」

「な、なんでもありませんよッ……!」


そう言って必死で取り繕おうとするレオの父親だったが、内心は既に限界を迎えつつあった。

いつ立ち上がってライザを襲ってしまうかわかったものではない。

それでもライザの手指の動きは、いっそう大胆さを増していく。


にゅる……♡

にゅるっ……♡

にゅりにゅり……♡

にゅりぃぃ……♡


ラルフの横っ腹を這い回っていた指の先が、上へ上へと滑っていく。

泡のぬめりを利用しつつ、ライザは細くしなやかな指先を腋の窪みへと滑り込ませながら、耳元に寄せた唇から湿った吐息を吹きかけてやる。


「どうしたのですか……?♡ 息が荒くなっていますよ?♡」


『ふぅ〜♡』と耳元に息を吹きかけられながら囁かれたラルフは、咄嗟に口元を抑えることで喘ぎ声を抑えたが、それが全てライザの手のひらの上の出来事であるとは知るよしもない。

ライザの指先の動きに合わせて『くちゅくちゅ♡』と泡立つ音が二人だけの浴場内に響き渡り、淫靡な雰囲気を醸し出していた。


「だ、大丈夫ですっ……お気遣いなくッ……!」


そう答えるものの、レオの父親の声は明らかに震えていた上に、彼の股間もタオルを押し上げていることから興奮していることは誰の目にも明らかで。

チラリと視線を落としたライザの唇から漏れた小さな笑い声が『クスっ♡』と聞こえてくれば、羞恥にまみれたレオの父親の顔にますます赤みがさしていく。


「そうはいきませんよ♡ こんな立派なお身体なんですから、しっかりと洗わなくては……♡」


そう言いつつ、前半身を登ってくるライザの指先が胸の辺りを這えば『ひぅっ♡』などと情けない声が上がりそうになるのだが、必死に歯を食いしばって耐えていた。

家庭教師として雇った小娘に良いようにされていては、名家の沽券に関わる。

妙なプライドが彼自身を奮い立たせ、いつ立ち上がってこの小娘を慰み者にしてやろうかと伺いつつも、程よいタイミングで胸の突起を掠めていく泡まみれの指の腹に機先を制されては、なかなかタイミングを掴めないでいた。


「どうなさいました……?♡」


ライザの指先が胸の突起に狙いを定めたのか『つんつんっ♡』と何度もつつき始めたものの、ここで弱みを見せればライザの思う壺なのだ。

胸の突起を『クニクニ♡』と摘み上げる指の先を見下ろしながら、決意を固めたラルフが立ち上がってライザを襲ってやろうとした瞬間──。


「……これはただの洗体なんですが、ついつい本気にされてしまう方もいらっしゃるんですよね〜♡」


ライザのその一言で、立ち上がろうとした彼の腰は椅子の上に縫い付けられてしまう。

完全に術中にはまってしまったことを理解したラルフは、悔しげに歯噛みするしかなく。

そんな彼の心中を察したのか、『クスリ♡』と笑ったライザは人差し指で乳輪の周りを『クルクル♡』となぞりながら、耳元で囁く。


「どうされましたか……?♡」


しかし、レオの父親は『フーっっ♡』と息を荒らげるばかりで何も答えようとはしなかった。

円を描いていた指の先は、いつしか胸の突起を弾き回して弄び始めている。


「……どうされましたか?♡」


もう一度、念を押すかのように。

ライザが耳元に寄せた唇から甘い吐息を吹きかけてやれば、名家の貴族の大きな背中が『ビクリっ♡』と震える。

いつでも覆せたはずの二人の力関係は、釘を刺すようなライザの一言によって完全に逆転されて、確固たる地位を築かれてしまっていた。

胸の辺りを這い回る指の先に、じわじわと陣地を削り取られているような状態。


「ら、ライザ殿……んっ……♡」

「"んっ♡"とは? 先程からお体が優れないご様子で……やはり、どうかされているのでは……?」


カリっ♡ カリっ♡ カリっ♡


「んぅっ……♡」


『どうしたのか?』囁くライザの言葉の中には、ライザを襲おうとしたラルフへの牽制の意味が含まれていた。

一方で、『(ただ体を洗っているだけなのに)どうしてしまったのか?』という侮蔑の意味も含まれているせいで、彼は立ち上がって抗議することもできないでいた。

今立つとバレてしまう。

ライザの洗体で淫らな気持ちになってしまったことを。

家庭教師の小娘の嘲笑が瞼の裏に浮かんでしまう。


「いえ、やはりあたしのハーブティーが効きすぎてしまったのでしょうか……?」

「な、なんでもありませんよッ……!」


白々しい態度を取り続けるライザに向かって苦し紛れの言い訳を返すものの、彼女は鼻を鳴らして小さく笑うだけで決して手を緩めようとはしなかった。

指の先は執拗に胸の突起を弾き続けるものの、到底それだけで達せられるような刺激ではなく。

むしろもどかしさから来る焦燥感が募るばかりで、ラルフは苦しげな息を漏らしつつライザを睨みつけることしかできなかった。


「そんなに睨まないでください……♡」

(あと少しで、ココも躾けてあげるからね〜♡)


慣れない丁寧な言葉遣いも、全ては名門貴族を籠絡するための演技にすぎない。


「そ、そんなことッ……あっ……♡」


反論しようとしたところでタイミング良く乳首を強く捻り上げられ、我慢していた声が思わず漏れてしまう。


「声……漏れちゃった……♡ 我慢してたのに……♡」


独り言のような小さな小さな声。

なのに、その言葉はレオの父親の耳の奥へするりと忍び込んでくる。


「おや?♡ ここに何かありましたねぇ……♡」


すりゅっ……♡


わざとらしく囁いたライザの指がタオルの上から股間を優しく撫でる。

ラルフの口からは熱い吐息が漏れ出した。

待ちに待った刺激。

張り詰めた天幕を柔らかな指の先で撫でつけられて、ライザの指の下でペニスが餌を求める雛鳥のように『ピクピク♡』とその身を震わせた。


「もしかして……♡ ここでしてもらえると思って期待してらした……とか?♡」

(そうに決まってるよね?♡)


タオル越しのペニスの先がもう一度撫でつけられる。


「ち、違いますよ……ッッ♡♡」


ライザがタオルの上から撫で回すごとに、レオの父親のペニスは『ビクビク♡』と痙攣し、その先端からは先走り汁が滲み出しているようだった。

決してお風呂場の水しぶきではない。


「そうですか……♡」

(じゃあ……これは何かな?♡)


ライザは手のひらをタオルの内側へと侵入させて、今度は鼠蹊部を指の先で『するり♡』と優しくなぞってみせた。

たったそれだけで、男の腰がぶるりと震え上がる。


「どうなさいましたか?♡」


耳元に寄せて囁けば、男の眉間の皺が深くなる。

もうひと押しだと判断したライザは追い討ちをかけるかのように問い掛けていく。


「……どうしてもと申されるのであれば、あたしもやぶさかではありませんよ♡」


筒状にした手を、わななく竿の直上で、ゆっくりと上下に振りながら、ライザは熱のこもった吐息を吹きかける。

何をどうするという言葉は必要なくなっていた。

ジェスチャーで伝えてあげることで、ライザはラルフの気持ちを昂ぶらせていく。

強い男であればあるほど、男は女に負けるための言い訳が必要なのだ。

散々ライザのような小娘にいいようにされた後では、名家としてのプライドが邪魔をして素直になれないというもの。

ライザは張り詰めたペニスをあやすようにタオルの上から優しく撫でて、挑発するように耳元で囁いていく。


「それとも……あたしではお嫌ですか……?」

(もうガマンできないんじゃないの?♡)


「い、いえッ! 決してそんな事はないんですが……っっ♡♡」


耳穴に息を吹きかけるようなライザの囁き声に、男は慌てて言葉を返す。


「ではどうして、もうやめてくれなどと仰られるのでしょうか?」

(ほら、早く素直になっちゃいなよ……♡)


「そ……それは……その……」


「ココはもう限界みたいですけども……♡」

(早く堕ちちゃいなよ……♡)


「そんな……事はっ……!」


「いけませんか?」

(強情だなぁ……♡)


(じゃあ、こうしちゃおうかな♡)


にゅるるるるぅぅぅぅ……♡♡♡


「お"お"お"お"お"……♡♡♡」


タオルの内側に潜り込ませた手を使い、五本の指を青筋の浮いた竿に絡ませながら手のひらで包み込むように握り締める。


くちゅり……♡ ぬちゅり……♡


そのままゆっくりと扱いてやれば、根元から先端へと這い上がっていく指先の感触に、ライザの腕の中の身体が小刻みに痙攣し始めた。


「ふふ……♡」

(ほ〜ら♡ もうガマンできないねぇ♡)


「あ"あ"あ"あ"あ"……♡♡♡ ら、ライザどのぉ……♡♡♡」


細い指先がグロテスクな男性器に絡まりながら裏筋を『くにゅくにゅ♡』と撫で上げていくだけで、先端からは『びゅくり♡』と先走りが噴き出した。

その先走りを反対の手で掬い上げるように指先で亀頭の先端を撫で回されてしまえば、ラルフは身体を震わせながら『ひぃっ♡♡』と情けない声を漏らしてしまう。

完全にライザの手のひらの上。

このままライザの思うままに弄ばれてしまうのか、それとも突き飛ばして逃げ出すか。

そんなことを考えているうちに、男根は助けを求めて『ビクビクっ♡』と大きく震え始めていた。


「どうしましたか……?♡ もう限界ですか……♡」

(もうガマンできないんじゃないの?♡)


耳元に寄せられた唇から発せられた言葉が脳を蕩けさせる。

男の心を見透かすかのような囁き声は、確実に彼の精神を蝕んでいき。

直接肉竿を擦り上げられる快感と、ライザの吐息が直接耳の中へと吹き込まれる感触に腰が震え、男の口端から漏れ出す喘ぎ声が止まらなくなっていた。


「このままどうしたいのですか……?♡」

(射精したいんでしょ?♡)


「ほら、タオルをどけて、あたしに逞しいお射精を見せてください……♡」

(女の手でぴゅっぴゅさせられる、恥ずかしいお漏らし見ててあげる♡)


「我慢なさらずに出しちゃいましょうね〜♡ くちゅくちゅくちゅ〜♡」

(もうガマンできないねぇ〜♡)


「あ"っ……♡ あ"あ"ぁ〜っ……♡♡♡」


「イ〜ケ♡ イケイケ、イ〜ケっ♡」

(漏らしちゃえ♡)


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


びゅくっ♡♡♡ びゅくっっ♡♡♡ びゅくるるっっっ♡♡♡ どぷっ♡♡♡ どぽっ♡♡♡ どっぽぉぅっ♡♡♡


「あっ♡ あっ♡ あ〜……♡ あ〜あ……♡ クスクス……♡ こんなにも出しちゃって……♡」

(一回目はサービスだよ~……♡)


握り締めた竿をゆっくりとしたストロークで射精の間も扱き続けてやれば、男は背筋を反らしながら腰を突き出し、『びゅくびゅく♡』と精液をまき散らす。

それでもライザの手は止まらずに竿を扱き続けていて、『にゅるにゅる♡』と這い回る指先の感触に腰の震えは止まらず、間断なく絶頂の波が押し寄せてきて──。


ぐちゅぅ……♡


ようやくライザの手の中から解放された頃には、もはや何度絶頂したのかもわからない有様であった。

それが家庭教師の小娘の手によって一度の射精でもたらされたのだ。


「こんなに出して……♡ ガマンできませんでしたかぁ……?♡」

(あらあら……涙目になっちゃって……♡)


指先で搾り出された白濁の量を見る限りでは、ラルフは相当長く射精を我慢していたようだがライザの指の動きに翻弄された結果、あえなく精を漏らしてしまったのだ。

そしてそれは彼の本意とするところではなかった。

自慢の剛直で、息子の家庭教師にしておくには惜しすぎるライザの女体を責め立て、支配することを夢見ていた彼にとっては屈辱の極みだったのだ。


「念の為にお聞きしますけど……まだできますよね?♡」


未だ興奮冷めやらぬ竿に手を添えて、勃起を維持できる程度の刺激を。

具体的には、裏筋とカリ首の合流部分──包皮小帯を上向きの人差し指の腹を使ってくすぐっていく。

『クネクネ♡』と指先で撫で付けてやれば男が悦ぶ急所の一つ……♡


「ん"っ……♡ はっ……♡ はぁぁ……♡ も、もちろん"ん"っ……♡♡」


そう息巻く男は未だに気がついてはいなかった。

ライザに盛られた媚薬によって受ける快感が何倍にも膨れ上がっていることを。

いくら出したとて収まることのない快楽の渦の中へ沈み始めているということを──。


………

……

…


##P5 名門貴族・堕落の序章~居室にてライザに搾られる~ 誘惑、色仕掛け、耳舐め、パンツの上から指輪っかコキ、乳首責め、服の下でお漏らし射精、四つん這いの家畜化


ラルフの居室にて──。


「あ"あ"あ"あ"あ"っっ……♡♡♡」


ベッドの上で四つん這いにさせられた男の野太い声が部屋中に響き渡る。

背後に陣取ったライザが四つん這いの男の股を開き、指の先で包皮小帯を摘み上げ、反対の手の指で作った輪っかを竿の根本から中腹辺りまでゆっくりとくぐらせることで男根にもどかしい刺激を送り続けていた。

時折腰をくの字に浮かせたタイミングで、竿の先端からは『ポタポタ♡』と甘出し射精が繰り返されているようで、ライザが手を動かすたびに粘性のある液体が滴っていく。


「そろそろまた射精できるかな〜?♡」


甘い声色で問い掛けると、男の口からは『ひっ……♡』というひきつった声が漏れただけで返事らしい返事は戻ってこない。

それがおもしろくなかったのか、ライザの手の動きが加速する。

首根っこを掴まれるかのように摘まれた包皮小帯を左右に『ガクガク♡』と揺すりながら、反対の手で牛の乳でも搾るように竿を人差し指から小指まで順番に握り締めてやる。

そうすると男の股間から再び『ポタポタ♡』と白濁が溢れ出て、ライザの指先を汚しながらベッドの上に置かれた容器に滴り落ちていく。


「聞いてる〜?♡」


一旦動きを止めたライザは手指を竿に巻き付きながら上下に動かし始めた。

その様子はまるで搾精しているかのようで。

いくら出しても出しても尽きることのない快楽の波に、ラルフは手の動きに合わせて腰を突き出してしまう。


「あらら……♡」


くちゅくちゅくちゅ♡♡♡


ライザは手の動きを速めながら耳元で囁いた。


「腰なんか振っちゃって……そんなに気持ちがいいの? お手々とのえっちは……♡」


"えっち"という言葉を殊更に強調してライザは男を煽り立てる。

それは彼の目論見が大きく外れたことへのあてつけでしかなく。

本番行為を期待していた男根は手コキだけで延々とまともな射精をお預けにされて焦らされ続けた結果、既に限界まで膨れ上がっていた。

包皮小帯を摘み上げられた状態で『クニクニ♡』と指の腹で亀頭やカリ首を揉み込まれると、それだけで男は腰を震わせながら甘出し射精を繰り返す家畜のように成り果てていた。

さらにそれをわからせるために、ライザは男の股間の下に計量用の容器を置いていて。

それを見れば男がどれだけ無駄撃ちし続けたかが一目瞭然であり、容器に並々と注がれた白濁液からは濃厚な性臭が漂っていた──。


…

……

………


時は少し遡り、湯あみ場でライザに搾り取られた直後のこと──。


ラルフは一人居室にて歯噛みしていた。

ただただ歯痒い。

若い頃、夜のベッドの上で女なぞに遅れをとったことは一度もなかった。

名門貴族の放蕩娘や酒場で出会った街の女、果てはゆきずりの商売女との一夜限りの情事でさえ、その全てを経験として糧にしてきた。

しかしそんな男としての自信は、今この歳になって全て崩れ去ろうとしていた。


「あ〜……くそっ……」


湯あみの場で行われた情事を思い出す。

背後から抱きすくめられ、洗体だとのたまった家庭教師の指使いの前に何度も射精させられてしまったことを……。


「あんな……あんなのは……」


思い出すだけでまた股間が疼き出す。


「くそっ……!」


しかしそれは屈辱以外の何物でもなかった。

たかが女一人に良いようにされたなど、男としてのプライドが許さない。

経験豊富なはずの自分がまるで童貞のように手玉にとられてしまっているではないか。

それも相手は年端もいかない少女で、しかも息子の家庭教師として招かれた客人であるというのに、この後の約束すら簡単に取り付けられてしまう体たらくで。


「今度こそは……」


──あの女を組み伏せてベッドの上でよがらせてやる。


そう心に決めた私は、ライザが部屋を訪れるのをベッドの上で待っていた。

股間の剛直をギンギンと冴え渡らせて。


………


ゆあみ場での情事の後、肌の色が透けるほどの薄いネグリジェを身に纏ったライザは、濡れた髪をタオルで拭きながらラルフの居室へと歩みを進めていた。

豪奢な佇まい。

長い廊下の至る所に掛けられた絵画や、飾り棚の上に乗せられた彫刻品の数々。

この家の主、ウィッシュガルド氏が長きに渡り栄えてきたことが伺えた。

これまでさぞかし多くの女性を泣かせてきたのだろう。

そんな振る舞いを見せる男のお風呂場での情けない声を思い出し、ライザは一人ほくそ笑む。


「ふふ……♡」


ライザは浴室での出来事を反芻しながら居室の扉を開いた。

そして目に入った光景に思わず吹き出しそうになり慌てて口元を手で隠すと、そのまま笑いを押し殺しながらゆっくりと部屋の中へと入っていく。


「お待たせしました……♡」


さっきまでの続きを期待してか、はたまた別の理由からか。

ベッドに腰掛ける男は待ちわびたかのように肩で息をしていて、ライザの姿を目の当たりにしてごくりと生唾を飲み込むのがわかった。


「これ、寝る時にすっごく楽なんですよ♡」


一目で彼がライザの身体に釘付けになったことに気が付いた。

しかしそれも無理もないこと。

ライザの身体を優しく包む極薄のネグリジェは、彼女の透き通るような白い肌をより際立たせると同時にその柔らかさを強調していた。

そんな薄手の布切れ一枚では隠しきれない豊満な乳房。

深かった谷間は下着の締め付けから解放されることで、重力に従った乳房がより長い谷間を形作り、その先端の突起物は生地を押し上げて自らの存在を主張するものの、その部分の生地の色は濃く、背後に隠された蕾の色味はわからない。

彼女の肌に吸い付くかのように張り付いた薄い生地が、恥ずかしげもなくライザの乳房の形や大きさをつまびらかにする一方で、大事な部分の色という情報がぽっかりと抜け落ちているのだ。

そのせいかより一層のエロスが掻き立てられて、彼女が身につけているランジェリーの卑猥さを際立たせていた。


「ら、ライザ殿……ッッ♡ そ、その格好はっっ……♡」


それだけではない。

見せつけるように腰をくねらせて蠱惑的に微笑んだライザの股座。

下着をつけているというのに生地が薄すぎるせいで、その下にある女の割れ目を透けさせており、手入れが行き届いているのか無毛の恥丘はつるり妖しげな輝きを放っていた。

そんな秘密の場所を惜しげもなく晒すライザの女体は、彼女との性交を目論む男にとって目の毒でしかなった。


「ふふ……どうされましたか?♡」


無論、ライザも自分の格好が男の劣情を煽ることを理解していた。

だからこそ、あえて挑発的な態度を取ることで相手の反応を楽しんでいるのだ。


「い……いや……み、見えて……ッッ♡♡♡ な……なんでも……ないっ……♡♡」


卑猥な股座に夢中になっていた男が必死の思いで視線を上げると、『ニヤニヤ♡』と意地の悪い笑みを浮かべたライザと視線が交錯する。

しかして、ライザはそのまま眼球だけをゆっくりと動かして視線を下へと外し、ある一点でピタリと止める。

今度はその一点に熱っぽい視線を注ぎ始めたのだ。


「あら……♡ そうですか~……♡」

(あ〜あ♡ もうこんなにしちゃってる……♡)


彼女の発した言葉がどういう意味かはわからない。


「あ……っ♡ あ……っ♡」

(み……見られて……♡♡)


慌てて隠そうとしたところでもう遅い。

ライザの登場であっという間に固くなってしまった股間の巨大なテントに、『クスリ♡』と彼女が嘲笑を浴びせていることは容易に理解することができた。


「ふふっ……♡ お気になさらず♡」


ライザにしてみればこれほどわかりやすい男の反応はなかった。

盛った薬のせいとは言え、露骨すぎる反応を見れば男が何を考えているのかなど手に取るようにわかってしまう。

そんな男の初心とも取れる反応に気を良くしたライザは、一歩また一歩と男の元へと近づいていく。

もちろん自身の身体を見せつけるかのように揺れ動かしながら、ゆったりとした足取りで。

敢えてゆっくりと動くことで、オスが悦ぶことを知っていた。


「あ……ぁ……♡」


そうしてライザがベッドの前に辿り着く。

彼女の目に映るのは、餌を前にして『待て』と命じられた犬のように涎を垂らしてこちらを見上げる男の姿。


「ら、ライザどの……♡♡」


出会った時の凛とした表情から一変して、間抜けな顔を晒す男。

ベッドの縁に腰掛ける哀れなオス犬の横にライザも腰をかけていく。


ぐぐぐ……♡

ぎしぎしぎし……♡


ライザの体重によりベッドのスプリングが音を立て、巨大な臀部がふかふかのマットレスへと沈み込むように着地する。

すると、重力によってひしゃげた太ももとお尻の肉とが『むにゅり♡』と形を変えながら、男の居場所を狭めていく。


「う……ぁ……♡」


ライザの『むっちり♡』と肉の詰まった下半身に迫られて、視界いっぱいに広がる肌色の肉鞠を見せつけられる。

むせ返るような女の香り。

湯あみ場では伝わってこなかったライザの体温と、その熱で蒸されて立ち込める彼女の体臭。

思わず胸いっぱいに吸い込んでしまいたくなるような女の甘い匂いに頭がクラクラとする。

今すぐにでもライザを押し倒して彼女の身体を好き勝手に弄びたいという欲望が湧き出て止まらなくなってしまう。


「どうしたんですか?♡ そんな固まっちゃって……♡」


ライザが身を寄せて来る。

豊満な乳房が二の腕から肘を挟み込むように押し付けられた。


むにゅん……♡


「んっ……♡」


思わず声が出てしまった。

ライザの乳房の感触はあまりにも柔らかく、それでいて張りがあり、まるで極上のクッションのようにこちらの腕を包み込んでくるのだ。

女性の乳房にこうも興奮させられたことは今までになかった。


「ら、ライザ殿……っ♡」


もう我慢ならない。

今すぐに乳肉を揉みしだき、ライザの隠された乳首を捻り上げながら組み伏せてやる。

肉欲が理性を押し除け、オスとしての本能が鎌首をもたげ、野獣と化した男の自我が効かなくなってもう片方の腕を伸ばしかけたところで──。


「だ〜めっ♡」


ふぅぅぅぅ~……♡


甘い声と共に湿った吐息が耳に吹きかけられて、生暖かい空気が穴の中に注ぎ込まれた。

耳穴の中の産毛が空気に撫でつけられて、ゾクリと震えた背筋に鳥肌が立つ。

粗相を企んだことを咎められていた。


「勝手なことしちゃダメですよ?♡」


一人で勝手に発情したことを鼻で笑ったライザが身体をいっそう近づけてくる。


むにぃぃぃ~♡


身体をぴったりと密着させるように。

ラルフはベッドの上に手を突いて支えなければ押し倒されてしまいそうになるほど、ライザは身を寄せ体重を預けていた。

そして耳たぶに熱い吐息を感じた瞬間、ぬめった柔らかいものが耳の穴に差し込まれた。


にゅぷ……♡ にゅる……♡ くちゅぅ……♡


「あ……♡ あぁ……♡」


未知の感覚。

だがそれが何を意味するのかはすぐにわかった。

ライザの舌が耳の穴に差し込まれたのだ。


「んふっ……♡ お耳感じちゃうんだ?♡」


ゼロ距離で囁かれる湿った声。

耳の穴の奥へと入り込んでくる舌の先。

感じるも何も初めてのことに戸惑いを隠せない。


ぴちゃ……♡

くちゅ♡

ぬるぅ〜……♡

だがどうしてだろうか。

鼓膜を震わす粘ついた水音と共に舌先が『うねうね♡』と蠢きながら非常に緩慢な速度で奥を目指し。

耳の穴の内壁を唾液だらけにしながら奥へ奥へと進んでいけば、言いようのないむず痒さが身体の奥底から湧き上がってくる。


「っ……♡♡ ッッ♡♡♡」

「んふふ……♡」


やがて耳の穴の一番奥にまで侵入を果たした舌先は、狭い穴の最奥で『ぐるぐる♡』と円を描きながら『ぐちゅぐちゅ♡』と泡の弾ける音を奏で始めた。


「ッッッ!?!?♡♡♡」


頭がどうにかなってしまいそうだった。

這い回る舌に耳の穴を無遠慮にねぶられ、脳が直接舐め回されているかのように錯覚する。

初めて経験する刺激に戸惑いを隠せない。

今まで感じたことのない快感。


「はぁむ……♡ んはぁ……♡ んちゅぅぅ……♡ んっ……♡」


更にライザは耳穴に舌を突き刺しながら、潤いたっぷりの瑞々しい唇で耳の入り口を『はむはむ♡』と甘くついばんだ。

それこそ、男性に奉仕するメイドであるかのように丁寧に。


「らっっ♡ らいざどのぉぉっ♡♡♡」


はぁむ……♡ ちゅっ♡ にゅるぅぅぅ♡ くちゅくちゅ♡ ちゅぅぅぅ♡ じゅるるるぅ~♡

にゅぽっ♡ にゅぽっ♡


限界だった。

ライザの舌使いに反応してラルフが全身を震わせるが抵抗の意思を示すことはなく。

ひとしきり耳穴をねぶり回したライザは、悠々とラルフの背後を取ってしまう。


にゅぷっ♡♡♡


「……んはぁ♡ そういえば、えっちしたいんだったよね?♡」


砕けた言葉遣い。

本来の彼女の口調。

かしこまった様子から一変し、誰とでも分け隔てなく接する柔和な雰囲気を醸し出していながら、凹凸の主張が激しい成熟した女体を背後から押し付けられるギャップ。

それに加えて自分よりも息子の方が歳の近い娘の口から『えっち♡』という単語が飛び出したことに驚きを隠せない。


「ど、どこでそんな……うぁ……♡♡」

「さぁ……?♡」


妖艶な笑みを浮かべたライザの手のひらが、テントを支える一本のポールのように硬直した肉棒を裏筋に沿って撫で上げる。

待ちわびた股間への刺激。

少女を咎めようとした言葉も遮られてしまう。


「あはっ……♡ おっきぃね~……♡」


そのまましばらく竿の裏側をさすっていた指先が亀頭へと標的を変え、敏感になり過ぎた先端部分を撫で回していく。


「あっ……ああ……んくっ……♡」


触れるか触れないか程度のフェザータッチ。

先端に向かってバラバラと降り注ぐ五本の指先が布越しの亀頭を優しく撫で回し、甘い快感を送り込んでいく。

『とぷり♡』と染み出した先走りが、ズボンとライザの指先を濡らしていった。


「どうしたいのか言ってごらん?♡」

「んっ……うっ……おっ……え、えっ……あっ♡」


ライザの問いかけに自らの欲望を答えようとするのだが、次から次へと押し寄せる快感が邪魔をして上手く口にすることができなかった。

そんなラルフを嘲笑うかのように竿の上で踊り狂うライザの手指は、いつしか親指と人差し指で輪っかを作り上げ、その輪っかの中にペニスを通そうとしていて。

寝巻きを必死に押し上げる股間の上に、指の輪っかが被せられていく。


「あはは、天使の輪っかみたい……ぐりぐりぐり……♡」

「んおおぉぉぉ……♡♡」


言い得て妙であった。

浮き上がった亀頭の傘に乗っかった指の輪っか。

寝巻きが邪魔なせいで、それ以上輪の中に竿をくぐらせることはできず。

ライザが指の輪を回転させつつ亀頭を『くるくる♡』と撫で付けることで、指と寝巻きの間に生じた摩擦が『じりじり♡』と快楽神経を炙り立てる。

その一連の動作を、彼女は天使の輪っかと例えたのだ。


「気持ちよくなりたい?」

「うあっ……あぁっ……♡♡♡」


手コキと呼ぶにはあまりにも残酷な責め。

もどかしい快感はラルフから正常な判断を奪い去り、欲望に対して素直になるよう仕向けられ、腰は自然と前後に動き始めていた。


「あぁ……やめっ……んっ……♡♡」


すりゅっ♡ すりゅっ♡


口をついた言葉とは裏腹に、ライザが作り出す"天使の輪っか"に向かって腰を突き出せば、ペニスと布地とが『するり♡』と擦れ合う。

そこで生じた心地の良い快感が脳を焦がしていく。


「ダメだよ、勝手に腰動かしちゃ……♡」


ライザの一言で腰の動きが止まる。

背後に密着する小娘は、身勝手な行動を許さない。

肉竿を人質に取られてしまえば、彼女に従う他ない。


「あぁぁぁ……♡」

「どうされたいか言ってごらん?」


"どうしたい"から"どうされたい"へ。

今すぐにでも背後に張り付いたライザを押し倒して濡れそぼった秘所を貫き、剛直の猛りを思う存分叩きつけたいと思っていたはずの男の思考が、ライザという小娘一人の手によって捻じ曲げられていく。


「え……えっちが……」

「どうされたいの?」


すりすりすり……♡


「んぅぅ……♡ え、えっちがぁ……あ"っ♡」

「ん〜?♡ よく聞こえないよ?」


不正解だと言わんばかりにライザはわざとらしく首を傾げた。

家庭教師の丸つけの作業。


「えっち? したいの?♡」


ライザの口角が上がったことにラルフは気が付かない。


「違うよね?♡」


首を縦に振りかけた瞬間、ライザは指の輪っかをペニスから離し、竿全体を掴むと『ぐにぐに♡』と揉み込み始めた。

手にすることのできない幻の快楽より、目先の手淫。

ラルフが道を誤るように仕向けていく。


「あ"っ……んぐっ……♡」

「どうされたい?♡」


股間に被せられた手のひらが亀頭を包み込むように握り込み、しなやかな指先が竿の根本を撫でさする。

『さわさわ♡』と寝巻き越しの肉棒を撫でられてラルフの腰が跳ね上がるが、ライザは構わずに指先を動かしていく。


「あ……あのっっ……♡♡」

「何? どこをどうされたいの?」


「あ……うぁ……♡」


寝巻き越しのペニスを『するり♡』と滑る指先。

ライザはその感触を楽しむかのように竿を優しく愛撫する。


「ほら、言ってごらん?」

「あ"っ……♡♡ あっ……あぁ♡ まっ、ま"っでぇ……♡」


「ん~?♡」


さわさわさわ……♡


微弱な快感を送り込み続けられた結果、ライザの指先一つで身体がビクついてしまうようになったラルフは、胸に添えられた手のひらが肌をなぞる感覚にさえも身を震わせていた。


すりすりすり……♡


「おっぱいでも感じちゃうんだ? 変態だね♡」

「ふぁぁ……♡」


甘い嬌声が止まらない。

恥ずかしさよりも快感が勝ってしまう。


「あぁんっ♡ あっ……ふぁっ♡」


背後から伸びてきた手のひらが胸の膨らみを優しく撫で回し、指先が突起を愛撫する。

甘勃起した乳首を指の腹で摘み上げられ『クニクニ♡』と捏ね回されて。

この短時間でラルフの乳首は、特に何の意味も持たない器官から快感を助長するための弱点へと開発されていく。


「あはっ♡ こっちも膨らんできた……♡ やっぱり女の子にされるほうが好きなんだ?♡」

「そ、そんなことはっ……♡」


しかしライザの指先は容赦などしない。

乳輪をなぞりつつ乳首には爪を立て、『カリカリ♡』とラルフに快感を送り込む。

完全に主導権を握り締め、雇い主にタメ口を利きながら、男の乳首をこねくり回す。


「あ"あ"あ"あ"あぁぁぁ……♡♡♡」

「ほら、股を閉じない♡」


もどかしさからか必死に脚を閉じようとするラルフを背後から強く抱きしめて、自身の長い脚で無理やり開脚させながら、指先で乳首を『ピンっ♡』と弾いた。


「ああんっ♡♡♡」


男の口から甘い嬌声が漏れる。

浴場で搾り取ったことで限界を既に見切っていたライザは、彼の性感帯を的確に責め立てていた。

『カリカリ♡』と爪を立てながら乳首の先端を引っ掻き、時折『ピンっ♡』と弾いてやる。

反対の手は布越しの竿を握り締め、緩く上下に動かすだけで、決して絶頂に導こうとはしなかった。


「ほら、どうしてほしいの?」


再三の質問。


「えっ……♡ えっ……♡♡ えっっっ♡♡♡」


男の口から飛び出しかけた欲望を乳首と竿を弾くことで阻害する。

それだけで甘く痺れるような快感が股間を中心に広がっていき、彼の口から出かけたおねだりの言葉は甘い嬌声となって空気中に霧散した。


この女は危険だ。


幾度となく理性が警鐘をかき鳴らすが、『極上の女を犯す♡♡♡』という本能が邪魔をして、思考がまとまらない。


「ほぉら……♡ し〜こしこ……♡ し〜こしこ……♡」


ぬちゅ……♡ くちゅ……♡


一介の家庭教師なんかにただ竿を扱かれただけで、簡単に絶頂を迎えてしまいそうになっている自身のペニスを恥じながらも、ライザという女の手管に翻弄されてしまう。


彼女の指先が竿の表面を滑るように優しく上下するだけで。

ふわふわの手のひらが竿を擦り上げるだけで。

しなやかな指先が乳首を弾くだけで。


どうしようもなく気持ちがいいのだ。


腹筋にあらん限りの力を込めて、砕けそうになった腰を必死に支えながらお腹を引いて。

だがそうすることで背後から密着してくるライザの女体へと、まるで極上のソファに包み込まれるように沈み込み。

肌と布とが触れ合った箇所から伝わってくる人肌の温かさのせいで全身がぬるま湯に浸かっているような心地よさに、ラルフは苦悶の表情を浮かべながら身悶えするしかできなかった。


「ほら、もっと腰突き出して♡」


ライザを犯してやるどころか、耳元で甘く囁く小娘の言いなりに。

無理やり開脚させられたガニ股の下半身を突き出してしまう。

その事実が男の心を摩耗させていく。


「悔しくないんですか……?♡」


ライザが短く笑い声を上げた。


「本当はえっちしたかったのに、息子の家庭教師の手なんかでイかされそうになってて……♡」


「しかも、まだ脱いですらいないのに……♡」


嘲笑。

ライザの指先が睾丸を優しく揉み込む。


「だ、誰が……そんな……あ"っ……♡」


くちゅくちゅくちゅ……♡


必死に否定するが言葉とは裏腹の浮き上がった腰が『カクカク♡』と前後に動き始めていた。

ライザの手の中でゆったりとしたペースで扱かれる肉竿がどうしようもなく気持ちがいいのだ。


「強情なんだね……♡」


呆れるような声色で囁いたライザの手の動きが加速する。

射精させる気のようだった。


「あ"っ……♡♡ あ"あ"っ……♡♡ だめっ……♡ だめっ♡ あ"っっ♡♡♡」


しかし、ライザの手は止まらない。

一向に素直にならない男に対してお仕置きの意味も込めて、服の下でお漏らしさせることに決めたのだ。


「あ"っ……♡♡ あ"あ"っ……♡♡」


どれだけ身悶えてもライザの手は止まらない。

『くちゅくちゅ♡』と寝巻き越しの竿に巻き付いた指で上下に優しく扱かれて、親指で鈴口を押し潰される。

それも一定のストロークではなく、カリの溝に引っ掛けた指を小刻みに動かしたり、柔らかな手のひらを押し付けながら大きくゆったりとした動作で竿全体を撫で回したりと、緩急をつけて股間をとろけさせてくる。


「は、う……ぅ……♡」


耐えがたい快楽。

こんな手淫、味わったことがなかった。

少しでも気を抜けばすぐにでも絶頂へと達してしまいそうで。

湯あみ場で散々に弄ばれたことを身体が思い出す。

あの恐ろしくも甘美な痺れを思い出してしまう。


「ら、らいざどのぉ……♡ な、中に……中にぃ……このままじゃぁ……また手でぇ……お"っっ♡♡」


しかして短く鼻を鳴らしたライザは淡々と。


「いいよ♡」


と一言だけ返しながら上下する手の動きを加速させる。

射精寸前の快感を与えられ続けていたラルフは抵抗することすらできない。


「あ"っ……♡♡ あ"ぁっ……♡♡♡ だ、だめっっ♡♡♡ ん"っっ♡♡♡ お"っっっ♡♡♡」


もはや我慢など効くわけもなかった。

どれだけ中に挿れたいと懇願しても、肉竿を握る小娘は一向に願いを聞き入れてはくれなかった。


「あ"っ……♡ あ"っ……♡♡ あ"ぁ……♡♡♡」


ライザの手が上下するたびに竿は跳ね、睾丸から尿道へと精液が昇ってくる。


「気持ちがいいよね〜♡ 女の手でちんぽ扱かれるのって♡」


ちゅっ……♡


耳元に落とされる短いキス。

瑞々しいリップが押し付けられて、口の中の音を脳髄へ直接響かせてくる。


くちゅっ♡ ぬちゅっ♡

くちゅくちゅ……♡

じゅぷっ……♡


「お"……♡♡ お"っ……♡♡ あ"ぅ……♡」

「はい、ストップ……♡」


肉竿を扱き上げていたライザの手が急停止する。

だがしかし、射精の段階に入ったペニスは柔らかな手の中でビクビクと痙攣し、竿の内側で『グルグル♡』と渦巻いて煮詰まった精液を尿道の外へと通そうと必死になっていた。


「……出ちゃうね♡」


その一言が呼び水となる。

竿の根元を握り締めたまま、乳首の先を『カリカリ♡』と引っ掻く指の先。

それが腹に込められた力を緩ませて。

自分の一番弱いところを『カリカリ♡』と甘やかされて、より深い所へと快感が響き落ちていく高揚感が全身を包み込む。

ライザの指先が生み出すその甘い悦楽は、今まで味わったどんな快楽よりも気持ちが良くて、幸せだった──。


とぷぅ……♡


「あはっ……♡ 出た出た♡」


まるでお漏らしをしているかのような背徳感。

耳元で囁かれる声に、意識が甘く蕩かされていく。


「ら、らいざぁ……♡」


口が勝手に動いていた。

自分の意思とは関係なく言葉を紡ぐ様はまるで操り人形のようだった。

ライザの中に入れて出したいという気持ちは、『とろとろ♡』と竿の先端から白濁となって漏れていく。

ペニスの根元は押さえられているはずなのに、中に溜め込んでいたものはゆっくりと、しかし確実に外へ外へと放出されていく。


とぷとぷとぷぅ……♡


「っ、あっ♡ お"っ……♡♡」


ドクンドクンと脈打つペニスの根本が疼いて仕方がない。

締め付けられて苦しいはずなのに、ライザの手に握られることで暖かく抱き締められているかのように錯覚する。

どこかむず痒く感じて腰を捻りたくなるのだが、背後のライザはそれを許してはくれなかった。

飽くまで少しずつ、とろとろとゆっくりと。

お漏らしを強要されているかのようだった。


「しーしー気持ちいいね〜……♡」


何もかも搾り取られていく。

小娘と侮った女の手の中へと。

男の象徴から漏れ出したモノは、何も精液だけではない。

物理的な液体の他に、克己心や自尊心などと言った精神的なモノまで抜き取られていくような……そんな錯覚を抱く程に強力な搾精。

お漏らし射精。


「たまたまの中、空っぽになるくらいまで搾り出してあげなくちゃ……♡ ほら、四つん這いになってよ♡」


ニヤニヤと笑うライザの言葉に逆らえず、ベッドの上で四つん這いになってしまう。

女に向かって尻を突き出す屈辱的な格好のはずなのに、ビンビンに硬度を保った肉竿は一向に衰える気配がなく。


「どれだけぴゅっぴゅできるかな〜♡」


鼻歌混じりの上機嫌な様子でライザがどこからともなく取り出した計量容器が、これから何が起こってしまうのかを彼に示唆するようで。


「安心しなよ、気持ち良く出させてあげるからさ……♡」


己の手に握った容器に視線を落とす。


「あたしでしか二度と射精できない身体にしちゃったらごめんね♡」


彼女の吐いた冗談のような言葉はとてつも無い自信からくるもので。

何度も射精させられた男は、それが嘘だと到底思うことはできなかった──。


………

……

…

##P6 ライザの情事 幕間、ライザの自慰


ラルフは名門の貴族ということもあり、王都に大きな屋敷を構え多くの使用人を抱えていた。

さすがは王様にも顔が効く名家というだけのことはある。

中でもラルフは代々受け継がれてきた特権に胡坐をかくことなく、その地位に恥じないだけの実績と信頼を築き上げてきた、言わばエリート中のエリート。

しかして天は何を思ったのか、ウィッシュガルド家に試練を与える。

不幸なことにレオの母に当たる女性は息子を産んで間もなく他界。

それ以降は男手一つでレオを育てているということであったが、レオからはそんな不遇な境遇など一切感じられないほどに真っ直ぐ育っているようだった。

これも育ちの良さというものなのか、レオの才覚によるものなのか。

そんな名門貴族の家に家庭教師として赴任することになったライザであったが、彼女の欲はウィッシュガルド家の比にならないほど巨大であったのだ。

彼女もまた天に選ばれた人物の一人。


………


「んっ……♡」


浴室で裸になっているライザの口から艶めかしい声が漏れる。

綺麗に磨き上げられた大理石の床に腰を下ろし、広げた股の中心に向かって手を伸ばす。

昂った身体の火照りを慰めるためであった。


くちゅり……♡


「あっ……♡」


レオの父親の精をこれでもかと言わんばかりに搾り取った後、こびりついた淫臭と汗を流すために客人用に設けられた湯あみ場を訪れていた。

レオの父親用の浴場と比べると随分と簡素な作りであるが、平民出身のライザからすればそれでも広すぎるくらいであった。


「はぁ……♡」


湯気で曇る浴室の中、先ほどのことを思い出しながら一人自慰にふけっていく。

男が自分を求めて発情し、性欲に狂っていく姿がたまらないのだ。


「ん……っ♡」


指先が陰唇に触れる。

それだけで身体に甘い痺れが走り、身体の芯から湧いてくる熱を抑えきれなくなってしまう。

秘所はすでに潤みきっていて、指を抜き差しするたびに水音が響き渡る。


「んっ♡ あぁっ……♡」


ライザは左手で陰唇を押し広げ、右手の人差し指と中指で蜜壺の中を掻き回し始めていた。


ぐちゅ……♡

くちゃ……♡

じゅぷ……♡

ぬちゅぬちゅぬちゅ……♡


「あっ♡ んっ♡ あぅん……っ♡」


慣れた手付きで蜜壺の天井部分を擦る度、ビクビクと全身が震え、ピンと伸びた足の指先を思わず丸めてしまう。


「んっ♡ んんっ♡ んんんっっ♡♡♡」


あんなにも地位も権力もあるいい大人の男性が、自分の身体とテクニックに溺れて、夢中になって射精を懇願する姿がたまらないのだ。


もっとあたしに堕ちてしまえ。

もっとあたしに溺れてしまえ。


この快楽から逃れる術など、男の身ではありえない。

この甘美な、抗いようのない魅力に逆らえる男などこの世に存在しないのだから。


「はぁっ♡ んっ♡ あぁっっ♡♡」


自らの秘裂に指を突き立てながらライザは妄想する。

自身の女体が男の劣情を煽り立てることを十分に自覚している彼女は、その魅力で男を虜にすればするほど、ライザ自身の性的欲望も際限なく膨れ上がっていく。

全ての男を……ありとあらゆるオスという生き物を支配してしまいたかった。

ひとたびちんちんを握ってやればどいつもこいつもただのオスへと成り果てる。

性欲の前には地位も身分も関係ない。

みな一様に平等なのだ。

誰にも邪魔されること無く自分のペースで男たちを支配下におき、思い通りに扱える愉悦はあまりにも甘美で、彼女自身も病みつきになってしまっていた。


「はぁ……ん……♡」


甘い声をこぼしながらライザは陰唇を弄ぶ指の動きを加速させていき──。


「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あ"っ♡ あ"あ"っっ♡♡♡」


頂点に達した途端、身体を仰け反らせていた。

脳天を突き抜けるような快感。


「はぁー……♡ はぁ……♡」


大きく呼吸をして酸素を取り込むも身体の熱は全く引いていかない。

絶頂の余韻に浸りながら、ライザはゆっくりと身体を落ち着かせていく。

その頭の中では次のターゲットのことを考え始めていた──。

………

……

…

##P7 息子に向けられた毒牙~その1~ 誘惑、色仕掛け、おねシ◯◯、おっぱいでの誘惑、口での誘惑、指舐め


「──ですから、ここはこのようにして……この素材とこの素材の調合結果がこれだから……ほら、ここがこれになって……」


家庭教師一日目──。


ウィッシュガルド家の面々と朝食を終えた後、ライザは早速家庭教師としての責務を果たしていた。


もっとも、朝にレオの父親であるラルフと顔を合わせた時の慌てようと来たら……♡


昨晩の痴態をどのように言い訳しようか未だに考えが纏っていなかったようで。

とてもではないが、名門貴族・ウィッシュガルド家の威厳のある当主とは見えず。

そんなドギマギとする男の耳元で『昨晩は気持ち良かった?♡』などと囁いてあげるだけで、みるみる内に顔に朱がさしていく。

普段は周りから尊敬される存在でも肉欲には抗えない。

それが男というものなのだ。


そしてまた、目の前の思春期ん真っ盛りの男の子も……♡


錬金術のことが書かれた参考書の問題に没頭することで、あたしという存在から目をそらそうとするレオを見て、悪戯心がむくむくと湧いて出てくる。

どうやらまだまだ女性というものに免疫がないご様子で……。

そんな男の子の双肩にかかったウィッシュガルド家の繁栄のレールの上に、あたしという小石をそっと置いてあげる。

取るに足らないはずの小さな小さな、小石……♡


「そうそう……その調子だよ……レオくんは賢いね……♡」


レオ・ウィッシュガルドの人生をほんの少しだけ狂わせるべく、ライザは耳元に唇を寄せて『ふぅ〜♡』と息を吹き掛けながら囁いた。

名家の貴族の跡取り息子ということもあり座学は一通り叩き込まれているようで、ライザが教える前にスラスラと問題を解いていく。

良い子であればあるほど狂わせ甲斐があるというものだ。

ライザは名家の跡取りにゆっくりと糸を垂らしていく。

決して掴んではいけない糸を……。


「ふむふむ……ここまでは大丈夫そうだね♡ じゃあ次は実技でいいこっか……♡」

「っ……!」


耳元で囁かれてビクッと身をすくませるレオだったが、構わずライザは机の上に身を乗り出した。


むにゅんっ♡


大きな胸が重力に従って垂れ下がり、机の上で柔らかそうに形を変える。

ぶら下がって長い谷間を形成していた二つの果実が、今度は深い谷間を形作りながら眼前の男の子にその全貌を余す事なく披露していた。


だぷぅん……♡


ほんの一瞬、レオの意識がライザの谷間へと向けられる。

王都中の男という男が夢中になる魔性の胸だ。

未熟なレオが抗えるはずなどなかった。


「……っ!」


ゴクリと生唾を飲み込むレオ。

ライザはそんな彼に『どうしたの?♡』などと白々しく問いかけながら、その豊満なバストを机の上で弾ませた。


たゆんっ♡

たぷぅんっ♡


「……ッッ!♡」


外れかけたレオの目線が再びライザの胸元へと吸い寄せられる。

我慢しようとしても無防備に揺れる二つの膨らみから目が離せない。

優しく揺れる乳房の大きさたるや、性徴を迎えてすらいない同年代の女の子がそんな立派なものを持っているはずがなく。

それどころか屋敷で働く召使いや街で見かける女の人など、ありとあらゆる女性の乳房よりもライザのそれは大きく、柔らかそうで……。

レオにとって初めてのオトナの女性が、オンナの色気を『むんむん♡』と振り撒きながら目の前に現れたらどうなるか──。

答えは簡単であった。

まるで自分を誘い込むかのように揺らされるおっぱいが気になって仕方ない。

ダメだとはわかりつつも、バレないように気をつけながらついつい視界の端に入れてしまう。

……だからこそ油断していた。


「──それじゃ、やってみよっか」


ライザの手の中に握られていたグラスビーンズ。

つい今し方、錬金術の力で調合されたのであろう。


「あっ……」


うっかりしていた。

巨大な胸に夢中になるがあまり、ライザの話をまるで聞いていなかったのだ。

品質の良いことが伺えるツヤツヤの豆が、ライザの手のひらの中でコロコロと転がされている。

波打つ指先が豆を弄んでいるように見えた少年は、股間がむずむずとしてくるのを感じた。

なぜだかはわからない。


「あの……えと……」


もごもごさせるレオ。

しかしライザは人差し指と親指で摘まんだ豆を見せつけて、『ニヤニヤ♡』と笑みを浮かべたまま、それを口元へと寄せていく。

豆の運ばれる動きに釣られて視線を動かした先にあったのは、ライザの唇。

血色の良いピンク色の表面のシワとシワの溝までクッキリと目に映るほどの距離感で、瑞々しい潤いを持った唇が少しだけ開いていき──。


ちゅっ……♡ ちゅぅぅぅぅぅ……♡♡♡


「あっ……♡」


ライザが豆にキスを落としたのだ。

指先で摘んだそれの表面に、ピンク色の唇が音を立てて吸い付いていた。


ちゅぅ……♡ ちゅぅ……♡ ちゅぅぅぅ……♡


「……ッッ!!」


レオの視界にまざまざと映し出された光景。

それはまるでスローモーションのように少年の中へと刻み込まれ、股間に血流が集中し始める。

このメカニズムがレオはわからないものの、心の内側を唇に吸いつかれているようで、胸の奥が締め付けられるような感情が渦巻いていく。

一通り豆に吸い付いていたライザは舌先で唇を舐めながらレオを上目遣いに見つめて微笑んだ。

その笑顔はまるで天使が如く美しく、なんだかイケナイものを見ているようだった。


「んはぁ……♡」


ゆっくりとライザの唇が開いていく。

ピンクの舌肉がぬらりと姿を見せたかと思うと、そのまま豆の表面を撫で回していた。

舌が這い回る度に表面がテカテカと妖しく輝きを持ち始める。

唾液が陽の光に反射しているのだ。


「あたしの話……んちゅぅぅ……♡ 聞いてなかったでしょ……?♡ れろぉぉぉ……♡」


もはやそれどころではなかった。

レオの股間ははち切れんばかりに膨張し、ズボンに小さなテントを張っていた。


「んれぇ……ちゅぅぅ……♡ れろぉぉ♡ ちゅぱぁ♡」


聞いたこともないような音がライザの唇から奏でられ、全身がむず痒くなってくる。


「んふぅ……♡ こうやって調合の結果の品質を確認するんだよ……?♡ 上手くできたかな〜……って♡ れろぉ……♡」

「っっ……♡」


ライザの舌先が豆の表面を『チロチロ♡』と撫で上げる。

品質を確認するための行為のはずなのに彼女の仕草はどこかいやらしく。

そしてそれを咎めてはいけない気がしてしまう。


「……それじゃ、レオくんも作ってみよっか♡」


その一言でレオは『ハッ』と我に返った。

ライザが醸し出していた妖しげな雰囲気はいつの間にやら霧散して、いつもと同じ暖かい雰囲気が彼女を包んでいる。


「あ、あの……その……」


レオは『何か言わなければ』と思い口を開いたものの、言葉が出ない。

そんな彼の様子を見てライザはクスリと笑い、再び机へと向き直る。

その手には豆ではなく、グラスビーンズの材料となるものが握られていた。


「ん〜? どうしたの?」

「な、なんでも……ない……です……」


「……? 変なの〜……♡」


ライザの顔を直視できない。

頭の先まで真っ赤になっているのではと錯覚するほど熱が籠り、ライザ先生の仕草や表情に変な気持ちになっていたなどとは口が裂けても言える訳がなかった。

口の中がカラカラだ。


「んくっ……んぐっ……!」


机の端に置かれた水の入った容器を掴むと、一気に飲み干した。

冷たい水を飲み込んで体の内側から火照りを冷まそうと試みるが、焼け石に水であった。


「ふふっ……♡ 喉が渇いてたんだね♡ それじゃ、続きやろっか……♡」


ライザの手の中に握られていた材料が手渡される。

レオはそれを彼女の言う通りに調合してみれば──。


「やればできるじゃん……♡」


レオの手のひらの上に飴玉くらいの大きさの緑色の豆が転がっていた。

摘んで持ち上げてみると、それはどことなく柔らかかった。

ふにふにと指先で押し込んでみれば心地の良い弾力が指を押し返してくる。


「それじゃ、品質のチェックしよっか〜……♡」


ライザの瞳が妖しい輝きを放つ。

そんな気がした次の瞬間には──。


「あ"っっっ♡♡♡」


にゅるるるるぅぅぅ……♡


大きく口を開けたライザがレオの指ごと『パクリ♡』と豆を咥えてしまったのだ。


「ら、ライザせんせっっ♡♡♡ な、何をっっ♡♡♡」

「ん〜〜?♡」


突然の出来事に慌てて指を引っ込めようとするレオであったが、豆に吸い付いたライザの口内は底なし沼のようにずぶずぶと指を飲み込んでいく。


にゅるっ……♡ ぬちっ……♡♡

にゅるにゅるにゅる……♡♡♡


「なっ♡ お、おいっ♡ やめぇっ♡」


豆を摘んだ人差し指と親指とがライザの生暖かい口内に包まれて、弾力のある唇が『ぬちゅっ♡』と音を立てながら指先を豆ごと吸い上げるたびに、背筋をぞくりと得も言われぬ感覚が走り抜けていく。

それは少し気になっていた女の子の友達と誰もいないところで二人きりになってしまった時のような……気まずさと興奮とが入り交じるような感情、高揚感。


「んっ♡ れろっ♡ ちゅぱっ♡」


ライザ先生の分厚くて長い舌が『ぬるぬる♡』と纏わり付いてくる。

指先を舐め回されるという初めての体験。

自分の指先が豆と一体化し、飴玉にでもなったかのような感覚。


「あ、あの……ライザせんせっ……♡」

「ん〜?♡」


指を咥えたままライザはレオに返事をする。

その声を聞くだけで背筋に電流が走り、脳髄を痺れさせられる。

グラスビーンズの作り方なんて、とうの昔に忘れてしまっていた。

それほどにまで、ライザの淫靡な吸い付きは少年を夢中にさせて、少年の心を蛇のように蠢く舌先で絡め取っていく。


「──んふっ♡ んはぁ……♡」


ぬちゃぁ……♡


ふやけるほどに舐め回された後、ようやくライザが指を開放してくれた。

指先から垂れた涎が弧を描き、ライザの唇との間に銀色の橋を紡ぐ。


じゅぞっ……♡


ライザはそれを啜り上げてしまうと、二人を繋ぐ唾液の端はあっという間にピンク色の唇の中へと消えてしまった。


「なかなかよくできてんじゃん……♡」


ライザがレオの顔を覗き込みながら『にんまり♡』とした笑顔を向けてくる。

その笑みにはどこか口にするのも憚られるような、ドキリとするような雰囲気を孕んでいて……。

だがライザ先生は飽くまで品質の確認をしてくれただけと、レオは自らに言い聞かせる。

今までに感じたことのない感覚を味わわされたわけであったが、それを指摘する気なんて起きるはずもなく。

少年の心の内に、ライザのキスマークが『べったり♡』と刻み込まれたことは言うまでもなかった──。


………

……

…

##P8 息子に向けられた毒牙~その2~ 足での誘惑、足コキ、抱きしめ、おっぱい揺らし、馬乗り尻コキ、寸止め


午前のうちに授業を終えて、ライザと昼食を共にしたレオは自室で一人悶々としていた。


父はライザ先生と用があると言って広間を出て行ったきり。

絶対に部屋に入ってくるなとだけレオに伝えて、ライザ先生と一緒に広間を後にした父の顔。

何かを堪えているかのような、見たこともない顔をしていた。

一方でライザ先生の方も目を細め、どこか艶のある色っぽい表情を浮かべていた。


「はぁ……」


なんとなく。

本当になんとなくではあるが、レオはライザのことが気に食わなかった。

嫌い……とまではいかないものの、ライザに対して妙な不快感を覚えていた。

その理由は自分でもよくわからなかったのだが、それでも彼女と初めて対面した時の、背中が粟立つような感覚は忘れようにも忘れられなかった。

そして、それは今もなお続いていて──。

ライザ先生のことを考えると、胸がざわついてくる。


「はぁ……」


もう一度ため息をつく。

『この人はなんだか好きになれそうもないな』という直感を信じようとすれば、頭の中に流れてくるのはライザ先生の大きなおっぱいの深い谷間へ汗が流れていく光景や、グラスビーンズのできを確かめてもらった時のうねるような舌の動き。

思い出しただけでドキドキしてしまう自分に嫌気がさす。

何か悪いことをしているようだった。


「はぁ……どうすれば良いんだ……」


ため息と一緒に、頭の中のもやもやも吐き出せれば良いのに──。


そんな時、『コンコン』と乾いた木の音を立てながらドアがノックされる。

返事をするよりも早くドアが開かれた先に現れたのはライザであった。

レオは驚いたものの、なんとか平静を装って彼女を迎えることができた。


「あ、ライザ先生……」

「やほっ♡」


つかつかと歩み寄ってきたライザは、レオが座っているベッドへと腰掛ける。

そしてそのまま、彼の隣へと横たわった。

自分のベッドの匂いと共にふわりと香る彼女の甘い体臭と香水の混じった不思議な匂い。

レオの許可もなくベッドに上がったライザが、無防備な女体を見せつけてくる。

肩から背中にかけて大きく露出されたデザインの服。

うつ伏せになったライザの素肌が、レオのすぐ側にある。


「な、なにか用ですか……?」


ドキドキと胸を高鳴らせながら、レオはライザへと話しかける。


「ん〜〜?♡」


ベッドに突っ伏したライザが『ぐぐぐ……♡』と身を捩れば、その振り向き様に大きな胸が顔を出す。

『むにゅり♡』と柔らかく形を変えたそれは、レオの視線を引きつけるのに十分な魅力を放っていた。


「レオくん、錬金術の課題は全部終わった?」


ライザが問う。

レオはその問いに短く『はい』とだけ答えた。


「ん〜? 本当にぃ……?」

「あっ……♡」


さわっ……♡


小さな声が漏れ、レオはびくりと身体を震わせる。

彼の返事に対して意地悪く笑ったライザの足先が、ベッドに腰掛けたレオの細い太ももの上にそっと乗せられたのだ。


「まだ終わってないなら、お姉さんが手伝ってあげよっか〜?♡」


ぴったりと閉じた太ももの隙間を割り開くように、ライザの足の先がもぐり込んできて、『ぐにっ♡』と肉を掻き分けていく。


「ひゃっ♡ あ、あのっ……!♡」


突然の刺激に思わず身を震わせるものの、ねじ込まれたライザのつま先は止まらない。

股の間に入り込んできた足先が、股間の中心部をマッサージするかのようにゆっくりと上下に動き始め、股の間を出入りする。

親指から土踏まずの間のなだらかな曲線を描く足の側面で、ゆっくりと撫で回される。


「んふっ♡ まだ小さいね……♡」

「あっ♡ あぁっっ♡♡」


何が起こっているのかまるで理解が及ばなかった。

突然部屋に入ってきたライザがベッドへと上がり、レオの太ももに足を乗せてきたと思ったら、その足先が股の間に割り込んできて、ちんちんを擦っているのだ。


「えへへ〜♡」


まるで悪戯をするかのような笑みを浮かべるライザは、足を上下に動かして『すりすり♡』と優しく少年のペニスを刺激する。

小さな小さな肉竿が、だんだんと硬さを持っていくのが足の先を通して伝わってくる。


「はぁっ……♡ ぁぁ……っ♡」


少年の口から漏れ出る吐息。

彼の小さな身体が震え、生まれたばかりの性欲が少しずつ膨らんでいくのが手に取るようにわかる。

レオに気づかれないように『くふふ……♡』と小さく笑ったライザは、足の動きを少しだけ強くした。


ぐにぐに……♡

ぐにゅぅ……♡


硬くなり始めた幼茎を弄ぶ白く、長い足の指。

ライザはそれらを『わきわき♡』と動かしながら器用に操り、少年の股間で硬く屹立したモノを愛でていく。


すりすり……♡

くにっ……♡


「あっ……あぁっ♡ あ、あのっ……ライザせんせっ……んぁっ♡ な、なにこれっ……♡ あぅぅぅ……♡♡」


初めて感じる刺激。

初めて味わう快感。

ライザ先生の身体の凹凸を眺めながら股の間で『すりすり♡』と動く足を見ていると、どんどん変な気持ちになっていく。

その謎の感覚から逃れようとするものの、少年はベッドのシーツを『ぎゅっ♡』と掴んで、ライザの与える刺激に身悶えすることしかできない。


「んふっ……♡ レオくん、どう?♡ 気持ちいい?」

「わ、わかりません……っ♡」


顔を真っ赤にしながら答える少年。

その表情はどこか苦しげで。

どこか切なげであった。


「やっ……♡ あぁ……っっ♡♡」


ライザの細い足が太ももの上にほんの軽く乗せられているだけだというのに、まるで金属で拘束されているかのように動くことができなかった。

それなのに、ライザの足は『すりすり♡』と少年の股の間を我が物顔で這い回っている。


「あぁっ♡ あふっ……♡♡ あぁっ……♡」


少年はライザの足先の動きに合わせて『びくっ♡』と身体を震わせた。

下着の中が熱くなると同時に、今まで経験したことのない感覚がレオの幼い脳を蕩かしていく。

むず痒いような、くすぐったいような。

腰の奥がムズムズして、お腹の中が燃えるように熱い。

そんな不思議な感覚。

性の目覚め。


「はぁっ……♡ はっ……♡♡」


恥ずかしさに顔を真っ赤に染め上げるレオの口からは熱っぽい吐息が漏れ出て、次第に呼吸の間隔が短くなっていく。

『ドクドク♡』と早鐘を打つ心臓。

胸が苦しい。

まるでこれから起こる何かを期待するかのように、小さな身体は小刻みに震え出していた──。


「──やっぱりやーめた♡」

「あっ……!?♡」


何か熱いモノが込み上げてきた間際。

ライザの柔らかい足が、股の間から『すっ♡』と消え去った。


「あ、あの……ライザせんせっ……♡」


レオは切なげな声を漏らしながらライザへと視線を送る。

そんな彼の潤んだ瞳と視線が合うと、ライザは『ニマァ♡』と悪戯っぽい笑みを浮かべた。


「ん〜?♡」

「そ、その……っ! ぼ、僕……!♡」


「レ〜〜オくんっ……♡」


ライザは身体を起こすと、『むぎゅぅ♡』と少年の身体を抱き寄せた。


(あぁ……♡)


ふわぁ……♡


ライザの甘い匂いが鼻腔をくすぐり、頭の中が蕩けていくようだった。

肺いっぱいにライザ先生の匂いを吸い込んでしまって、今まで経験したことのない多幸感に包まれていく。


「ふぅ〜……♡」


どれほどの間こうしていただろうか。

湿った息を吐き出しながら離れていくライザの身体。


「はぁっ……♡ はぁ……っ♡」


ライザの体温が完全に感じられなくなったところで、ようやくレオの意識が戻ってくる。


「ら、ライザせんせっ……♡」

「ん〜?♡ どうしたのかな〜?♡」


「な、なんか体が……熱いんです……っ♡」


身体の奥から湧き上がってくる切なさ。

顔を真っ赤に染めたレオはもじもじと太ももを摺り合わせていた。


「あぁ〜……そっかそっか〜……レオくんはまだなんだね〜……♡」

「え? な、なんのことですか……?」


何がまだなのかはわからなかったが、ライザ先生は何かを知っていそうだった。

不安げな声で尋ねるも、ライザ先生は悪戯っぽい笑顔を浮かべるだけで答えを返してくれない。


「ん〜……そうだなぁ〜……♡」


勿体ぶった口調。


とんっ……♡


ライザの右手が胸の中心をそっと優しく押し下す。

「あっ」という間の出来事。

ライザに抱きしめられて力の抜けた少年は、突然訪れた衝撃に耐える術を持っていなかった。


ぼふんっ……。


屋敷の召使いが整えてくれた綺麗なベッドの上に背を預ける前に、薄く笑ったライザと視線が交錯した。

その笑顔はまるで聖母のようでいて、でもどこか悪魔のような妖しさも孕んでて……レオの心臓がドキリと跳ねる。


「ど、どうしたんですかライザ先生……っ」


舌なめずりをしながら自分の上へと馬乗りになろうとするライザを見て、レオは情けない声を上げることしかできなかった。

入り混じる期待と不安。

明らかに良くない何かが起ころうとしているのだが、体が言うことをきかない。


「ナニされちゃうんだろうね……♡」


レオの身体を跨ぐようにして膝立ちになったライザが、自身の大きな胸を下から持ち上げるようにして少年へ見せつける。


「女の人のカラダを見るのは初めてかな?♡」

「やっ……♡ あ、あのっ……どういう意味でっ……あ"っ♡」


淫靡な笑みを浮かべたライザが、自身の胸を支える手をゆっくりと上下に動かし始めた。


むにゅぅ♡

ゆさゆさ♡

ぷるんっ♡

だっぷぅん……♡


ずっしりと重そうに揺れる豊満なバスト。

深くて長い肉の谷間がレオの目の前に晒される。

指が沈み込むほどに柔らかな肉の塊が揺れてお互いに衝突することで『たぷたぷ♡』と水気を含んだ音を響かせる。


「あ、あのっ……先生っ……な、なにをっ……」


レオの心臓がバクバクと高鳴り始めた。

しかし、少年の動揺などお構いなしに意地悪な笑みを浮かべたライザは跨った小さな身体の上にゆっくりと腰を下ろしていき──。


むにゅぅぅぅぅ……♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


バチバチと頭の中に飛び散る火花。

ライザの巨大な臀部が少年の幼い股間を我が物顔で蹂躙する。


「あ"っ♡ あ"っ♡♡♡ あぁっ♡♡♡」


ライザの股の下で体を痙攣させるレオ。

少年の小さな身体が大きな肉の塊に押し潰されて、ベッドに縫い付けられてしまう。


「んふっ……どう……?♡ 女の子のカラダは……♡」


頭が変になりそうだった。

ライザのむっちりとした太ももがレオの華奢な腰を挟み込み、その肉厚な下半身で彼の幼い身体を押し潰す。

レオが少しでも暴れようとすれば、ライザは容赦なく自身の巨大な尻を揺らした。

『ぐりぐり♡』と円を描くように動かしてズボンの下の竿を擦ってやれば、少年は短い悲鳴をあげて大人しくなってくれる。

彼がナニかを我慢していることは明白だった。


……だがそれは今ではない。


「──何も言ってくれないならやめちゃおーっと……♡」

「えあっっ♡♡♡」


あと数擦り。

ほんのわずかな時間があれば、彼は間違いなく精通していた。

まだ幼さの残る未発達な身体を快感が駆け抜け、彼の脳を真っ白に染め上げて。

しかし、後一歩というところでライザは腰を上げてしまった。

そしてそれら全てを見透かしたように彼女は笑うのだ。


「なぁに?♡ どうしたの?♡ レオくん♡」


ベッドから立ち上がった彼女が、ゆっくりと腰をくねらせる。


「んふっ……くふふっ♡ 女の子のお尻に敷かれて興奮しちゃったのかな〜?♡ それとも太もも?♡ やっぱりおっぱい見せられたから〜?♡」

「あっ……♡ えっ……♡」


ライザの言っている意味はわからなかったが、それが恥ずかしいことなのだと少年はなんとなく察した。


「んふっ……♡ でもまだダメだよ〜?♡ レオくんはダ〜〜メ……♡」

「っっっ……♡」


意味深なセリフを残して扉の方へと歩いて行くライザの背中に少年の熱い視線が突き刺さる。

歳を重ねるごとにますます成長する女体。

男の視線を釘付けにする淫靡な肉体へと育ってしまったライザは、無垢な少年さえも毒牙にかけようとしているのだ。

未成熟な少年を精通させることなど今の彼女にとっては容易い。

しかし、初対面の時から丁寧な対応をしてくれた少年の心の中に潜む反抗心を敏感に感じ取ったライザは、彼が自分に夢中になるよう淫らに調教してやることに決めていた。

だからこそ精通させるのは今ではないのだ。

それでは面白くない。

もっと焦らして、もっと我慢させて。

彼の心と身体を自分好みに作り替えてやりたい。


「レオくん、またねー♡」


そう告げて部屋を出て行くライザ。

ぱたん……と静かに閉められる扉の音が、少年の耳にはやけに大きく聞こえた──。


………

……

…

##P9 一点して、父親に向けられる毒牙、ライザの性感マッサージ誘惑~その1~ 誘惑、色仕掛け、ドスケベ踊り子衣装ライザの健全マッサージ誘惑、背後から抱きつき、おっぱい押し付け、フェザータッチ、寝間着の上から焦らし手コキ、勃起を馬鹿にされる


夕食を終えた後も、少年の身体の奥で燻った疼きが解消されることはなかった。

ライザに促されるがままに自室へと戻り、一人悶々と過ごすレオ。

ライザの足が股間を撫でていたことと、巨大なお尻にのし掛かられたことが脳裏をちらつく。


「ライザ先生……っ」


ベッドの上で枕に顔を押しつける少年の口から漏れ出た、甘く切ない声。

こうしていると僅かに付着したライザの残り香が体の中へと染み込んでくるようだった。


「あぅぅ……」


自分のしていることがおかしなことだという自覚はあった。

そして何より、初対面の時に抱いたはずの違和感が薄れていってしまっている気がして、少し嫌な気持ちになってしまう。


自己嫌悪。


幼い少年にはその感情がなんなのかわからなかった。

身体の奥で燻る熱を発散する術がないのがもどかしい。

自室に備え付けられた浴室で体を清め、部屋に戻り、ベッドへと横になったレオだったが、一向に眠気は訪れず。

頭の中にはライザ先生のことばかりが浮かんでは消えていく。


性欲とはそういうものなのだと彼の頭では理解できない。

ただただ抱いてはイケナイ感情なのだと考えてしまう。

仲の良い男友達にバカにされるのが嫌で。

ライザ先生に嫌われるのが怖くて。

そんな感情がレオの頭の中をぐるぐると駆け回り、彼の心と身体を蝕んでいく──。


………


同時刻、ラルフの居室にて──。


………


「あたし、こう見えてマッサージが得意なんだよ?♡」


まるで砂漠地帯の踊り子のような際どい衣装を身に纏ったライザがラルフの部屋を訪れたのは、夕食後間も無くのことであった。

ライザの勧めるがままに『マッサージ♡』の約束を取り付けられていた。

しかしそれは半ば無理やりであったがために、彼女が来たら断ろうとラルフは心に決めていた。

だが彼は部屋へとやってきたライザに驚きを隠せなかった。

それもそのはず。

ラルフの部屋を訪れたライザはいつもの衣装ではなく、肌が透けて見えるような薄衣の衣装に着替えてきていたのだ。

胸元から下腹部までが大きく露出する服のせいで彼女の大きな胸の形が嫌でもわかり、さらに腰をくねらせながら歩いてくることで左右に揺れる魅惑のお尻が否応なしに視界に飛び込んできてしまう。


「ら、ライザ殿っっ!♡ その格好はあまりにも──ッッッ♡♡♡」


──破廉恥な。


という言葉がラルフの口から出てくることはなかった。


「ん〜……?♡」


すぅ〜っと目を細め、『ニマニマ♡』と笑うライザ。

彼女の肌を隠すのは、ただの紐に大事な部分を覆うだけの極小面積の布がほんの少し。

その極小面積の衣装はライザの豊満な肉体を包み隠すにはあまりに小さく、胸の先端と股間の中心部だけをかろうじて隠しているに過ぎない。

更には全身をふんわりと覆う透けた布はライザの綺麗な肌色を強調し彼女の魅力を一層引き立てていて。

視線が嫌でも女体へと引き寄せられる。


「な、なんでっ♡ こ、こんな格好っっ♡♡」

「ちょっと暑いな〜って思っちゃいまして〜……♡」


彼女の弁を保証するかのように胸の谷間に滴る汗が妖しげな輝きを放ち、ライザをより淫らに飾り立てていく。

しかし、どう考えても暑いなどという言葉はただの方便でしかなく、だからと言って『その格好はあまりにも破廉恥だ』と指摘したところでライザが素直に着替えてくれるはずもないだろうと、ラルフはこれまでの彼女の立ち振る舞いから身に沁みて理解していた。


「……ッッッ♡♡♡」

「それじゃー……マッサージ始めちゃいますね〜♡」


『ふふっ♡』と笑いながらライザがベッドへと上がり込んでくる。

エロい服を着て何が悪いのだという態度で太ももとお尻を左右に振りながら妖艶に微笑みかけてくるのだ。

堂々たる立ち振る舞い。

ラルフは明らかに気圧されていた。

その肢体から漂う風格は、自分から相当に歳の離れた小娘のものとは到底思えない。

檻から解き放たれた女豹の如き身のこなしで、ラルフの背後へと回り込む。


「あ、あのっ……ライザ殿っ……」


マッサージ──。


確かに彼女はそう口にした。

しかし、その実態はラルフの想像を遥かに超えるものだった。

背後から回された両腕がラルフの胸から腹までをゆっくりと撫でさすっていたかと思えば、寝巻きの隙間を縫って服の中へと滑り込んでくる。

ライザの指が腹筋をなぞり、ヘソをくすぐり、乳輪を撫で回すように這いずり回る。

思わず息が漏れてしまうほどの快感がラルフを襲った。

「どうしたんですか? そんな声出しちゃって……♡」

「やっ……あっ、あの……しばらくマッサージなど受けてなかったもので……っ♡」


まだ序の口だと言わんばかりのライザの言葉に、ラルフは抵抗の意を示す。

自ら身体を許そうとしている極上の女に対して、真っ向から受けて立つ形。


「んふっ……♡」


しかし、微笑み一つで彼の抗議の言葉を一蹴したライザは、手を滑らせながらラルフの背中へと自身の柔らかくも凹凸の激しい身体を密着させていく。


ぐにゅり……♡


「んくっ……ッッ♡♡」


ラルフの背中で形を変えるライザの爆乳。

まるでゼリーのように潰れて形を歪めた豊満な乳房によって二人がくっついた部分が平らにならされ、空気すらも入り込めぬほど密着する。

ライザの乳圧に押された背中。

布越しであるというのに、ライザの乳房は圧倒的な質感を伝えてくる。

目で見て確認ができずとも、薄布をぶち破らんばかりに盛り上がった巨峰がありありと想像できてしまう。


「ら、ライザ殿っ……あのですね……私はそんなつもりは毛頭なく……んっっ……♡」


背後から抱きすくめるように密着してきたライザの両手が、ラルフの身体へと絡みつく。

寝巻きの下でライザの細指が腹筋を撫で回したかと思うと、反対の手は寝巻きのボタンを外し始めていた。


「あっ……あのっ、ら、ライザ殿っ……♡」


慌てて制止の声を上げるも、背後から抱きついてくるライザを振り解くことができない。

密着する彼女の身体から香る濃厚なメスの匂いに意識を乱されつつ、必死に抵抗の意思を示すラルフであったが、次の瞬間にはその衣服はすっかりと剥ぎ取られてしまっていて。

ライザの手によって『ポイっ♡』と遠くの方へと投げ飛ばされる上着をただ見つめることしかできなかった。

そうなると次のターゲットは明白で。

ライザの手指が寝巻きの腰ゴムにかけられる。


「やっ……こ、これはっっ……♡」


だがその時は一向に訪れなかった。

下半身の衣服を剥ぎ取られる覚悟を整えたラルフであったが、ライザは動かない。

彼女の口から漏れ出した湿った息遣いのみが耳元をくすぐり続けていた。


「──下は自分で脱いでもらわないと……♡」

「ッッッ♡♡♡」


ライザのことを散々に拒絶していたラルフに、向けられた無慈悲な一言。

ここで言う通りに脱いでしまうと彼女を調子づかせてしまうことは明らかだった。

そうなれば事態は悪化の一途を辿ることは明白。

しかして、ライザの女陰に肉竿を挿入し、極上の女を自身の手中に収めるという願望も捨てきれない。

彼に迷いが生じ、その強靭な理性がほんのひと時、緩んだ。

その瞬間をライザが見逃すはずがない。


「んふっ……♡」


するり……♡


「あ"っ……♡♡」


軽く握られた筒状の手が、一往復だけ。

寝巻きのズボンの上から肉竿を撫で上げたのだ。


「ッッッ♡♡♡」


『ビクンっ♡』と身体を跳ねさせたラルフが、小さく喘ぐ。

ライザの全身から漂う強烈な甘い匂いと密着した柔らかな肢体によって高められた性欲が一瞬で迸った。

思わず股間を押さえてしまうラルフだが、ズボンを押し上げている肉竿へ与えられた僅かな刺激による快感はじんわりと広がっていくばかりで。


「昨日みたいに気持ちよくなりたくないの……?♡」


その一言で昨晩の出来事を鮮明に思い出してしまう。

ライザの洗体を受けて高められた性欲を弄ばれて、ベッドの上で四つん這いにさせられたまま何度も精を搾り取られた、苦くも甘くもある記憶。

その記憶が呼び覚まされると同時に、強烈な肉欲が身体の奥底から湧き上がる。

触れられた部分が『ジンジン♡』と疼き始めていた。


「下も脱いで……♡」

「あっ……♡」


自然と漏れ出す切なげな声と熱を帯びた吐息。

彼女の短い一言でラルフの理性が崩壊する。


「あ……あぁ……♡」


ライザに導かれるがままに、彼は自らの意思で下着をズボンごと下ろしたのだ。

そそり立った肉棒が『ヒクヒク♡』と我慢汁を垂れ流しながら姿を現した。


「クスっ……♡」


小さな声で短く笑ったライザの意図が読めずに、ラルフは全身を熱くさせることしかできなかった。

結局は小娘のいいように、彼女の手のひらの上で転がされているようなものだった。

何人もの女を穿った自慢の剛直が涙を流しているようにすら見えた。


だがしかし、こうして見境のない性欲に流される自分を情けなく思いつつも、心の内でかの女を犯す算段を立てることで溜飲を下げる。

全裸になったことでどこか吹っ切れたラルフの視界が次第にクリアになっていく。


だが耳元へ唇を寄せたライザは、ラルフに立ち直る隙を与えない。

甘い囁き声を注ぎ込んで頭の中をかき混ぜてやろうと、小さく開いた唇の隙間から、しっとりと声を出す。


「よくできました……♡ それじゃ、コレを着てもらえるかな?♡ レオくんのお父さんは何を勘違いしたのか知らないけれど、一応"健全"なマッサージをしてあげるつもりだから……クスクス♡」

「あっっ……♡ やっっ♡♡」


「あ、念の為に言っておくけど、あたしは何にも見てないよ〜?♡」

「うっ……♡♡」


手渡された紙パンツを履くように指示されたのだ。

弄ばれていることは明白だった。

昨日の今日でライザのマッサージが"健全"なただのマッサージなはずがないのだ。

ライザはプライドの高いラルフが素直になれないのをわかっていた。

わかっていたからこそ、ラルフ自身の羞恥心を利用して、心と身体の両方を手玉に取っていく。


一方でラルフは淡い期待を抱いていた。

本当にただのマッサージかもしれない──という淡い期待。

しかしその考えは、紙のパンツを装着した瞬間、あっという間に打ち砕かれた。


「ッッ♡♡♡」


少ない面積のそれ。

ぴったりと股間にフィットし、上向いた肉竿を軽く押さえつけてくる。

完全に勃起してしまっているせいで、陰茎がはみ出てしまっているのだ。

恥ずかしさのあまり『小さくなれ』と心の中で念じたところで、そう簡単に縮んでくれそうにはなかった。


「……ぷっ♡」


見られないわけがない。

紙パンツからはみ出た逸物にライザは一瞥をくれたあと、小さく鼻で笑ったのだ。


「……冷たいお水で、顔洗ってきてもいいですよ?」

「……っ♡ あ、あぁ……そうさせてもらう……」


ライザがそう告げると、ラルフは股間を押さえながら洗面台の方へと歩いて行く。

焦りの伺える男の背中を見送りつつ、ライザは一人ほくそ笑んでいた。

何もかもが順調であった──。


………

……

…

##P10 ライザの性感マッサージ誘惑~その2~ うつ伏せでのマッサージ、オイルプレイ、鼠径部、睾丸、玉揉み、紙パンツの上から握られる、手とさせられるエッチ、四つん這い手コキ、お馬さんごっこ、乳首責め、足の裏とセックス、甘出し、ルインドオーガズム、台無し射精


「あ、あの……ライザ殿……うぁ……♡」


ベッドの上でうつ伏せになったラルフは、自身の太ももの上に跨って腰をくねらせているライザへと声をかけるが、彼女は『ん?♡』と軽く返事をするだけで動きを止めようとはしない。


「そのっ……もう十分です……からっ……♡ あ"っ……♡」


ぬりぬりぬり……♡


「まーだダメですってば〜♡」


『あはは♡』と楽しそうに笑ったライザの両手が背中を滑る。

背骨に沿って上から下へと指がゆっくりと動いていき、ぞわぞわとした感覚がラルフの身体を蝕んでいく。

ライザの体温を直に伝えられているようだった。


「ぐっ……うぅ……♡」


声を出さないよう必死に唇を噛んで耐えるラルフだったが、口から漏れる吐息を抑えることはできなかった。

その吐息を聞いたライザは笑みを深め、今度は指ではなく手のひらを使って肩甲骨の辺りをくるくると撫で回し始めた。

肩甲骨の辺りは皮膚が薄く、刺激に対して敏感に反応してしまう場所……。

そこを優しく撫でられただけでラルフはビクビクと身体を震わせてしまう。


「んっ……ふぅっ……♡」


ライザの手つきはとても巧みだった。

まるでマッサージを生業にしているプロの手つきだと、彼は考えてしまっていた。

それほどにまで上手いのだ。


ぬりゅぬりゅぬりゅ……♡


「んっ……くぅ……♡」


強すぎず弱すぎない絶妙な力加減。

痛みとも快感ともつかないような心地よさが男の口から漏れ出る。

ライザの手が身体を這う度に意識を散らされて力が抜けてしまうようだった。


「特製のマッサージオイルはいかがですか〜?♡ あたしが調合した特別な液体で、男性のカラダに良く効く素材だけを厳選して作ったんですよ〜?♡」

(特に、あそこに……ね?♡)


ライザが調合したというオイルは彼女の体温によって温められ、その芳醇な香りが男の鼻腔を刺激する。

甘くてどこか懐かしいような匂い。

『ぬるぬる♡』のオイルが塗りつけられた手の這った跡が火照って熱を持ち始めていた。


「あ、あの……本当に大丈夫なんですか……?」

「大丈夫だよ〜♡ これはただのマッサージなんだから♡」


不安そうな声を漏らすラルフに対して、ライザは軽い調子でそう返す。

『ただのマッサージ』という彼女の言葉を信じるのであれば、どうしてこんなにも身体を火照らせてしまっているのだろうか。

と、そんな疑問が頭をよぎる。


「ほら〜♡ 力を抜いてリラックスして?♡ そのまま股を開いてもらえるかな〜? カエルさんみたいに……あー、そうそうそう……♡」


ライザの言われるがままに股を開く。

平泳ぎの脚、カエルのような脚を彷彿とさせるその格好は男として屈辱的ではあるものの、施術ということでは仕方もない。

恥ずかしさを噛みしめて、言い聞かせる。


「……ほーら♡ カエルさんみたいだね〜♡」


『くすくす♡』と悪戯っぽく笑うライザは、そっと太ももの内側をなぞってスベスベとした感触を楽しんだ後、男の無防備な尻たぶへと手を置いてゆっくりと揉みしだく。

たっぷりと解された上半身の後、下半身を中心に始まったマッサージによって、ラルフはつい喘ぎ声を漏らしてしまった。


「んぁっ……♡」


まるで吐息のような小さな声ではあるが、その声は確かにライザの耳に届いていた。

背中越しに聞こえてくる男の可愛らしい声にもう一度笑みを浮かべたライザは、尻たぶへと置いた手を動かして、今度は股の内側へと滑らせる。


「ここはリンパが沢山通ってるところだから、流れを良くして老廃物を外に出しちゃわないと……♡ 女性は特に冷え性になりやすいし、こうやってマッサージして血流を良くしてあげることは身体にとてもいいことなんだよ〜♡」

「だ、だからといってそんな所をっ♡ も、揉むのは……っっ♡♡」


ライザのしなやかな指先がするりと太ももの付け根を撫で上げる。

際どい部分。

竿や睾丸といった性に直結する身体のパーツが集まった部位をライザの華奢な手がなぞる。

なぞる。

なぞり上げる。


手の硬い部分で押し込むように内腿を圧迫したかと思えば、十本の指先を自由気ままに滑らせて『さわさわ♡』と優しく撫でつけて。

『ピンっ♡』と立てられた人差し指が、太ももと股の敏感な境界部分を何度も行ったり来たり。

触れるか触れないかの絶妙な力加減で、ラルフの男根周辺が焦らされてしまえば、否が応でも意識を集中させてしまう。


「んふっ……っ♡ ふっ……♡」

「どう?♡ 気持ちいい?♡」


「い、いえ……っ、その……」

「気持ちよくないの?」


「あっ……♡ いえっ♡ そういうわけじゃっっ♡♡」


太ももの付け根を優しく撫で回す彼女の指先に反応して、ラルフの男根はムクムクと鎌首をもたげ始めていたのだが、うつ伏せであるためにその変化は彼女に悟られることはないと、彼は信じていた。

そうして、明らかな焦らし行為に我慢ができなくなったころ、ライザの指の動きが変わる。

何もかも見透かされているかのようだった。


くにゅっ……♡


「あ"っっっ♡♡♡」

「睾丸も男性にとっては大事な部分だから、優しく揉み解してあげないとね〜♡」


「あ……っ♡ あ"っっ♡♡」


ラルフの身体とベッドシーツの隙間に滑り込んできた手のひらが、股間の袋を優しく包み込む。

オイルでぬるつき、程よく温められた手の中で精巣を抱きしめられて、玉の裏側まで余すことなくマッサージされてしまう。

睾丸という男の急所を手で握られることにより、ライザに全てを掌握されているようだった。


「っぐ……♡ あ"あッ♡」

「気持ちいい?♡ これはただのマッサージなんだから我慢しなくていいんだよ〜♡」


『くりくり♡』とライザの指によって、睾丸を優しく転がされればたまらず声が出てしまう。


「そっ……♡ そんなつもりじゃッ……♡♡ あ"ッッ♡♡」


男にとって一番敏感な箇所のひとつであるそこを揉み解されることによる快感は計り知れず、思わず腰を跳ねさせるラルフ。

ライザが与える快楽によって、まるで腰が溶けていくかのような心地。


「うぁっ♡ あ"っっ♡♡ あああぁぁ……っ♡♡」

「はいはーい♡ もう終わり〜♡」


ビクビクと張り詰めた怒張が痙攣していることに気づきながらも、あえてそこで止めたライザが、彼の耳元に顔を寄せて囁く。


「どう?♡ 気持ちよかったでしょ?♡」

「っ……♡」


ゾクリとした快感が背筋を駆け抜け、頭の端をチリチリと焦がす。

煮え切らない快感が、ドス黒い感覚となって下腹部の中をぐるぐると渦巻き、男根へと血が集まってしまう。

マッサージのせいか、こころなしか血の巡りもよくなっていたようだった。


「う……っ♡ あ……♡」

「声出しちゃって可愛いね〜♡」


「こ、こんなマッサージは……♡♡ あ"っっ♡♡♡」


ぬるり……♡


抗議の声を上げようとしたところで、股の下からライザの手が今一度滑り込んできた。

身体とシーツ、その隙間へ縫うように、手のひらを差し込まれたことで、布同士が擦れる無機質な感触から女の手のひらの柔らかな肉の感触へと置き換わる。

突如訪れた直接的な快感に、肉竿は歓喜の悲鳴を上げていた。


「あらら……♡ もうすっかり、こんなになっちゃって……♡」


やれやれといった様子のライザが、手を握ったり開いたりしながら紙パンツ越しの竿を刺激する。

完全に勃起してしまった竿にライザの手の気持ちよさを思い出させるように、ゆっくりと時間をかけて、ライザは手のひらの開閉を何度か繰り返した。


「あーあ♡ こんなにガチガチになっちゃって……♡ もうイキそうなんじゃないの?」

「くっ……♡ あ"っ♡ そ、そんなことっ……♡ ん"ぅっ♡」


ライザの柔らかい手のひらに包み込まれた竿。

紙パンツ越しに彼女の体温を敏感に感じとり、ピクピクと震えてしまう。

ライザに精を搾り取られることへの期待と男としてのプライドが入り乱れて、頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。

ライザの巧みなマッサージによって昂ぶってしまった結果なのだが、彼の目からすればそれは惨めな敗北の象徴でしかなかった。


「このままお手々とえっちしてよ……♡ 女の子犯す時みたいにさ〜……♡」


どしり……♡


妖しく囁いたライザがラルフの背中に腰を下ろした。

声音の中に含まれた嘲りの感情。

ライザはそれを隠すこともなく、一方的に突きつけていく。


「あはっ♡ 腰振っちゃうんだ?♡」


ぬち……♡ ぬり……♡


「芋虫みたいだね♡ そんな動きで今まで女の子を満足させてきたの?♡」

「あ"っっ♡♡♡ うぅぅぅ♡♡♡」


背中に感じるライザの柔らかな臀部。

馬乗りになる彼女のせいで、満足な腰振りが披露できない。

地面に這いつくばった芋虫のようにゆっくりと。

ややもすればライザのぬるついた手のひらの感触をじっくりと味わっているかのように緩慢な。

とてもではないが、それはお世辞にも女を満足させられるような動きではなかった。


「ねぇ、オナニーでもしてるの?」

「あ"っ♡ あぅっ♡ うぁッッ♡」


ラルフの腰つきは、腰の動かし方から力の入れ具合まで全てがお粗末であり、ライザの女性を喜ばせる動きからは程遠い代物であった。


「はいはーい♡ もう終わりね〜♡」

「あぁっ……♡」


「自分だけが気持ちよくなっちゃう情け無い腰振りなんかしちゃうから、お手々ちゃんがお前のこと嫌いになっちゃったみたいだよ〜?」

「う……っ♡ あ、あ"ぁっ♡」


奪われた快感。

抜き去られた手の感触を求めて腰はヘコつき、口からは悔しさの孕んだ吐息が漏れる。

組み伏せて性欲を発散するためだけの存在と侮っていた女性相手にここまで興奮したことはもちろんなく、ライザという魔性の女にズブズブとはまり込んでいく。

しかし、当のラルフ本人はそのことに全く気づいていなかった。

未だに彼女とまぐわえると信じて、その逸物でライザを悦ばせようと必死に腰をヘコつかせているのである。


「う"っ♡ あ"ぁっ♡」

「あはっ♡ ベッドに向かって腰ヘコヘコさせちゃって、そんなに気持ちいいんだ?♡ でも、もう終わりだよ〜?」


ライザはラルフの耳元でそう囁くと、彼の体から降りてしまう。

逞しく男らしい引き締まった体。

何人もの雌を泣かせてきた立派な体だ。


「あっ……♡」

「ん?♡ なんで残念そうなの?♡」


「そ、それは……っ♡ その……っ♡」

「あはっ♡ もっとして欲しかったんだ〜?♡ さっきまでこんなことはおかしいだの、もうやめてほしいだの言ってたくせに、本音はコレなんだ〜?♡」


違う。

本当のところはライザの股へと自身の剛直を突き立てたくてたまらない。

しかし、ライザはそんなラルフの欲望を見透かしたように彼の剛直を紙パンツの上から優しく撫でているだけ。

手のひら一つで名家の貴族を手玉に取る。

ライザにはその自信があったし、事実としてそれは現実となっていく。


「あ"っ……♡ あぅっ♡ はぅぅ♡」

「まだダメって言ってるでしょ〜?♡ お預けだよお預け♡ 目先の快楽よりも未来の快楽を選ぼうね〜……♡ だ〜か〜ら〜、次は四つん這い……♡ ベッドの上に四つん這いになってよ♡ ……でないと本当にやめちゃうよ?♡」


「あぅ……っ♡ あ"……っ♡」


ペニスを人質に取られたラルフはライザの命令に逆らえない。

ゆっくりとペニスへと注ぎ込まれた媚毒が全身を蝕み、身体は自分の意思を裏切り勝手に動いてしまっていた。

甘く切ない鳴き声を上げながらも、ベッドの上で四つん這いになってしまう。

名家の貴族としてのプライドがたった一人の小娘によってズタズタにされていく。

だが、どんなに屈辱的だとしてもこの雌に逆らう術を持ち合わせてはいなかった。

極上の雌にセックスという甘美な餌を目の前でちらつかされて、彼は走り続けるしかなかったのだ。


「あ"っ♡ あっ♡ ああぁ♡♡♡」

「うんうん♡ いい子だね〜♡」


素直に股を開いて腰を上げるラルフが四つん這いになれたことを褒めてやりながら、ライザはにっこりと微笑んでみせた。

男を意のままに操ることに愉悦を覚えた邪悪な笑みだった。


「あはっ♡ えらいね〜、ちゃんと四つん這いになれたね♡」

「っ……♡」


腰を高く持ち上げているせいで、ラルフの尻が突き上げられてしまっている。

そんな無防備すぎる股間にライザの手が伸びると、目の前にぶら下がった精巣を手のひらで包み込むように揉み込んでいく。


「うぁ……♡」


薄い皮の下でパンパンに張り詰めた精巣を掴まれたオスの口から、情けない声が漏れた。


くにっ♡ くにゅっ♡ ぐにぃぃっっ♡♡♡


ライザの手指が動くたびに男根は紙パンツの下で『ピクピクッ♡』と苦しそうに跳ね、その形を浮き彫りにさせる。


「ね〜、パンツの下からなんか飛び出しちゃってんじゃーん♡ あたし、そういうマッサージって教えたかな〜?♡ ん?♡」


紙パンツ越しの男根を優しく撫でさするライザの指先。

浮き上がった形を確かめるように指が滑れば『くちゅくちゅ♡』と卑猥な音が鳴り響く。


「っ……♡ あ、あの……っ♡ これは……っ♡♡」

「あはっ♡ 言い訳しなくてもいいってー♡ だってさ、この勃起の仕方は『もっとしてくだちゃーい♡』っておねだりしてるみたいなもんだもんねぇ〜♡」


「そんな……っ♡ これは、違……っ♡♡ あ"ぅッッッ♡♡♡」


反論しようとしたラルフの言葉を遮ってライザの手のひらが紙パンツ越しに男根を優しく包み込んだ。

『くにくに♡』と軽く揉み込むような手付き。

ただそれだけでラルフの背筋にゾワゾワとした悪寒が走り、口を閉ざすしかなかった。

ライザの手のひらの温かさを感じることで、自身が完全に勃起してしまっていることを実感させられていく。

だが、ライザは昨晩のようにそのまま気持ちよくさせるつもりは毛頭なかった。

意地の悪い笑みを浮かべながら、ラルフの背中へとのしかかる。


「お馬さんみたいに四つん這いになったまま、あたしに何をされても我慢するんだよ?♡」

「あ……っ♡ あ"っ……♡」


耳元で囁かれるライザの甘い言葉が染み込んできて、ぶるりと背筋が震える。


「お馬さんごっこ……♡」


『よいしょ♡』とライザの甘い掛け声と共に、後ろから覆い被さられてしまった。

『むにゅうっ♡』と柔らかい感触が背中を覆うと同時にライザの体の重さがずしりとのしかかる。


「重くないよね?♡ クスっ♡」

「あ、あぁ……♡」


背中に感じるライザの豊満な胸の感触。

『むにゅっ♡』と潰れる乳房は柔らかくて温かくて、四肢に感じる重さなんてライザと肌を重ね合うことからすればまるで些細なことであった。

彼女の望むがままに、ラルフは馬乗りにされてしまう。

飼い主に従順な飼い犬のように四つん這いにさせられたまま、ライザの四肢に絡みつかれてしまう。


「あはっ♡ いいこいいこ♡」

「う"ぅ……っ♡」


さすり……♡ さすり……♡


ライザの手が優しくラルフの頭を撫でた。

屈辱的であるはずなのに、撫で付けられた頭が熱を持つ。

髪の隙間に差し込まれた手指に頭皮がくすぐられ、溶かされていく。


「あ……ぅ……♡」


「クスっ♡ 撫でられるの、好き?」

「う"ぅ……ッ♡」


ラルフの頭を撫でながら耳元で囁き続けてくるライザは、身を捩らせながら凹凸の激しい女体の柔らかさを頑固な父親に教え込む。

ライザの口から紡がれた甘く蕩けるような声が耳の穴に染み込んできて、脳を揺さぶってくるようだった。


……素直になれ♡


そう囁かれているようで、四肢の先から溢れ出してきた痺れが全身へと回っていく。

それは決して、彼女の体重を支えているからではなかった。

ライザが耳元で囁く度に、その甘い言葉が脳髄を溶かす。


「あ"っ……♡ あぅ……ッ♡ うぅぅッッ♡♡」

「クスッ……♡ ね〜?♡ お馬さんごっこ気持ちいいでしょ?♡ あたし、お馬さんごっこ好きなんだ〜♡ こうやって密着して、いろんなところ撫で撫でしてあげると、男の子がお馬さんみたいに素直になっちゃうの♡ 可愛いよね♡」


「う"ぅ……ッ♡ あ"っ♡ あ"ぁッッ♡♡」


ツぅ〜〜〜……♡


ライザの指先が首筋を優しく撫でた。

耳元からうなじへと滑っていき、そのまま肩甲骨をすりすりと撫で回したあと、ゆっくりと腋の下を滑りながら進路を胸へと変えていく。


「お馬さんごっこしながら〜……♡ 女の子の気持ちを教えてあげるね♡」


ライザの手のひらが胸に触れた。

ゆったりとした手つきで胸板を撫で回されて、押し出すように揉み込まれる。


「おっぱい気持ちいいでしょー?♡」

「う"ぅ……っ♡ ん、あ……っ♡」


ラルフの耳元で優しく囁く彼女であったが、その手指が胸の頂点に触れることはなかった。


──どうして……っ♡


乳首に触れて欲しいのに触れてこない。

焦らすようにして乳輪をなぞってくる彼女の指先に弄ばれ続けてしまう。

意識してしまわないように集中したところで、指の腹や爪の先が時折先端を掠めていくことで、再び強く意識させられる。


「あっ♡ ごめんね〜♡」


白々しい謝罪の言葉ですら心地よく。

しかし、その先に待つ快楽はこれまでの比ではないことをラルフはまだわかっていなかった。


「……そろそろ手綱つけちゃお〜っと♡」


彼女の言葉の意味するところはわからなかった。

しかして次の瞬間、胸の頂にビリビリとした快感が迸り始める。


「あ"っ♡ あうっ♡♡」

「ふふっ……♡ もう勃起しちゃってんじゃん……♡ こんなにもコリコリしちゃってる……♡」


胸の先で硬く尖った両突起を『グネグネ♡』蠢く指先で不均一に弾き回され、摘まれて。

父親としての威厳も忘れたラルフの口から誰も聞いたことのないような甲高い声が飛び出していく。

『くにゅっ♡』と指の腹で優しく押し潰すように捏ね回されたかと思えば、次の瞬間には爪を立てられ乱暴に乳首を引っ掻き回される。

一切予測不能な指の動きであった。


「お"……ッ♡ あ"ぁっ♡」

「あはっ♡ お馬さんみたいに鳴いちゃって可愛い〜♡ もっといっぱい鳴かせてあげちゃうね〜?♡」


「カリカリカリ〜♡ ほら、鳴け鳴け♡ ひひーん♡ ひひーん♡ 上手に鳴けたらもっと気持ちいいことしてあげるからね〜♡ カリカリ〜♡」

「あ"っ……♡ あ"ぁ……ッ♡ あひィッッ♡♡」


ライザの指先がラルフの勃起した乳首の先端を爪で軽く引っ掻いた。

優しい愛撫ではなく、ただただ一方的に強い刺激を与えて快楽を植え付ける、いわば調教に近い責め。


「あ"ぁッッ♡♡」


『カリッ♡』と軽く引っ掻かれただけで、ラルフは情けない声を上げながら腰を浮かせてしまう。

ライザの指先に弾かれ続けた乳頭がジンジンと熱を持ち始めていた。


「ふふっ……っ♡ あはっ……♡ だっさ……♡ 昨日は耳とちんぽを徹底的にいじめてあげたけど、今日はおっぱい虐められちゃってるね……♡ 女の子に乳首触られて喜んじゃうとか……お馬さん失格だよ?♡」


カリカリカリ……♡


「あ"ぁっ♡ あぅ……ッ♡ あ"ぁッッ♡♡」

「ほら、また鳴いた〜♡ お馬さんの鳴き方は『ひひーん♡』でしょ〜?♡ ひ・ひ・ん♡ ほら、言ってごらん?♡ ひ・ひ・ん♡」


乳輪をなぞる指先が、『カリッ♡』と乳頭を引っ掻く。


「ひっ♡♡ ひひーーーんっっっ♡♡♡」

「あはっ♡ お馬さんになったね〜♡♡ 飼い主は誰だか分かる?♡♡」


「わ、わがらないっ♡ あひっ♡♡ だ、だれっっ♡♡」

「ふふっ♡ お馬さんごっこのときはご主人様の言うことを聞くんだよ?♡ そして、そのご主人様は〜……♡



「あ〜た〜し……♡」



「ひっっ♡♡♡ ひんっっ♡♡♡」


脳が溶けていく。

息子の家庭教師であるライザに家畜と同じように扱われ屈辱的なはずであるのに、身体はそれを受け入れてしまっている。

頭の後ろが熱い。

焼けるように熱い。


「あぁっ♡♡ やっ♡♡ あひっ♡♡♡」

「お馬さんごっこ楽しいね〜?♡ どんどん頭がバカになってくでしょ?♡ ほら……っ♡ お馬さんはなんて鳴くんだっけ……?♡」


「ひ、ひんっ♡♡ あ"ぁッ♡♡♡」

「あはははっ♡ だっさ〜♡」


「お"お"お"っっ♡♡♡」

(あ、頭がおかしく……なりそ……だっ♡♡)


ライザは先ほどとは打って変わって竿には一切触れてはくれず、背中の上で笑いながら器用に操る手先で乳首を擦り続けてくる。

手綱を着ける……とはよく言ったもので、ライザの言う通りラルフは乳首をいじくり回されて発情する乳首マゾへと調教されつつあったのだ。


「ひっ……っ♡♡ や、やめっっ♡♡ お、おかしくっっ♡♡♡」

「なぁに〜?♡ お馬さんなんだから『ひひん♡』でしょ?♡」


「あ"ぁぁあっ♡♡♡」

「もう、しょうがないな〜♡ そんなにえっちしたいんだったら、させてあげるよ〜……♡」


「……足とだけど♡ クスっ♡」


ぎゅむっっっ♡♡♡


「お"ほっっっ♡♡♡」

「あははっ♡ なにその声〜?♡」


「あ"……ッ♡♡ あひ……ッッ♡♡♡」


背中に跨ったライザの足。

腰の横からそれぞれ回された両足が、パンパンに張り詰めた肉竿を紙パンツの上から挟み込んだのだ。


「あ、足っっ♡♡♡ 足、なんかでっっ♡♡♡」

「ん〜?♡ 私の足がどうかしたの〜?♡ 本当にえっちがしたいんだったら、足で挟まれてもなんも感じないでしょ〜?♡」


「あ、足でっっ♡♡ あぅぅっ♡♡♡」


ライザの足裏が股間の側面を『すりすり♡』と擦れていく。

紙パンツにくっきりと浮かび上がった亀頭を親指と人差し指で挟んで固定したかと思うと、反対側の足の裏を『すりすり♡』と擦り付けられる。


「あひィっ♡♡ あ"ぁッッ♡♡♡」

「あはっ♡ 足の裏気持ちいい?♡」


「き、気持ちよぐなひッッ♡♡♡ あ"っ♡♡ あ"ぁッ♡♡♡」


口に出して拒絶しようとしたところで、亀頭を挟み込んだ足の指が『クニクニ♡』と裏筋を捏ね回せば、ラルフは腰をくの字に曲げて情けない声を上げてしまう。


「あ〜あ……♡ 足でちんぽいじめられるのが気持ちいいって認めちゃったね?♡」

「ち、違っ……ッ♡ あひッッ♡♡♡」


クニクニクニ……♡

ずりずりずり……♡


そんなはずは……そんなはずは……そんなはずはないのに……。


背中に張り付いたライザに耳元で囁かれながら、ラルフは身体と心の不一致に戸惑ってしまう。

今までこんなことはなかった。

小娘相手に自分が追い込まれるなんて考えたこともなかった。


「や〜ん……♡ お父様、息子の家庭教師の足の裏に向かって、腰がヘコヘコ動いちゃってますよ〜?♡ おちんぽバキバキに勃起させちゃって〜、足の裏なんかで感じちゃって……恥ずかしくないんですかぁ?♡」

「ひんっっ♡♡ ひんっっ♡♡ 違っ……♡ 違ッッ♡♡♡」


「ちがくないですよー?♡ お馬さんみたいに『ひんひん♡』情けない声をあげながら〜♡ 足なんかで感じちゃってるのは、誰ですか〜?♡ ほら……っ♡」


クニィィィィ♡♡♡


「おひィッッ♡♡ あ"ぁッ♡♡♡ あ"ぁーーーッッ♡♡♡」


足で竿を挟むだけでは飽き足らず、ライザの指が乳首を摘み上げたのだ。

そのまま『くにくに♡』と指先で乳頭を捏ね回されて、胸の膨らみを手のひらで『ムニムニ♡』と揉まれてしまう。


「あひっ♡ あひィッッ♡♡」

「あれれ〜?♡ お馬さんのくせに……なんだか鳴き声が下品だぞっと♡」


さっきまで胸一辺倒だった責めに、今度は足が加わってラルフの身体を蝕んでいく。


「ほら……っ♡ 鳴けっ♡」


グニィィィィ♡♡♡

ぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡


「あ"ッ♡♡ あひィッッ♡♡♡ ひーんっっ♡♡♡ ひひーーんっっ♡♡♡」

「あははははっ♡ ひひーんだって〜♡ なっさけな〜♡ 足なんかで『ひんひん♡』鳴いて〜……♡ お馬さんはそんな情けない声あげないでしょ〜?♡」


全身に絡みつくライザの肢体。

耳と乳首と股間との三点責めに加えて、人としての尊厳をも擦り潰すかのような言葉責めがラルフの脳みそを犯し尽くす。

四つん這いという体勢もよくなかった。

磨き抜かれた貴族の名家としての誇り高き精神は、絡み付いたライザを無理やり乱暴に振り払うことなどできるはずもなく。

一方で小娘相手に性的に弄ばれているという屈辱感は、そのプライドをいたく刺激し。

しかしてそんな複雑な感情も、ライザが耳元で囁く言葉によって簡単に快楽に塗り替えられてしまうのだ。


「──このまま足でイッちゃったりして……♡」

「っっ〜〜♡♡♡」


ビクンッッ♡♡♡


耳の穴の奥底ににねじ込むかのような囁き声。

その声を発せられた瞬間のみ、一斉に辺りから音が消えた気すらして。

ライザの囁く声が脳髄を溶かし、彼女の意思が頭の中を支配する。


「足っっ♡♡♡ いやっっ♡♡♡ ら、らいざどのぉっっ♡♡♡ いれっっ♡♡♡ 挿れっっ♡♡♡ ん"あ"っっ♡♡♡」

「ん〜〜?♡」


にゅるにゅるにゅる♡♡♡


右に左にいやらしくうねる足の裏が『ぬらぬら♡』と先走り液を指先で掬っては、全体にまぶすように竿の表面を這い回る。

それは到底足の裏などとは思えなかった。

踵の部分から足指の先まで、しっかり手入れの行き届いたきめ細かい足の裏の柔肌が、『ぬちゅぬちゅ♡』と竿の表面をくまなく愛撫する。

柔らかくしっとりとした足裏の肉が、ゴツゴツと筋張った竿の表面を真っ平にならすように『ぐにゅり♡』と左右から押し潰せば、囚われの身となった肉竿は足の裏全体で『ぐにぐに♡』と揉み込まれるより他なかった。

ライザの足が紡ぎ出す快楽によって、ラルフの精神がどんどん蝕まれていく。


「う"ぁっっ♡♡ あひッッ♡♡♡ ら、らいざっっ♡♡♡ どのぉ……ッッ♡♡♡ そんな、そんな……っ!♡ 足……なんかで……っ!♡♡♡

「おちんぽ気持ちいいね〜?♡」


必死の訴えも小娘のたったの一言で無下に切り捨てられてしまう。


「ほ、本当にやめ……っ♡ あひッッ♡♡♡ くぉォッッ♡♡♡」

「ん〜?♡ お口では『やめて〜♡』なんて言いながら、おちんぽは『もっとして〜♡』って言ってるみたいだよ〜?♡」


「あひッッ♡♡♡ ちが……ッ♡ あひィッッ♡♡♡」

「違くないでしよー? お父様のおちんぽ、足の裏で『ぴと〜♡』って寄り添ってあげただけで、『ぴくんっ♡ ぴくんっ♡』って、嬉しそうに跳ねてるし〜……♡ それに、腰だって前後にヘコヘコって……♡ 足の裏のこと、おまんこと勘違いして腰振っちゃってるのかなぁ?♡」


へこっっ♡♡♡ へこぉっっ♡♡♡

にゅちっっ♡♡♡ くちゅぅぅっっ♡♡♡


「あ"ぁぁっっっ♡♡♡ あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」

「あはっ♡ お父様の変態おちんぽ……♡ やっぱり足の裏で満足してんじゃーん……♡ おちんぽはこんなにも正直なのに、お父様も素直になればいいのに〜?♡ ほんと強情なんだから〜……♡」


ライザの指先がラルフの胸の先端を摘み上げる。

さっきよりも激しい快感がラルフの視界にバチバチと火花を散らせた。


「あひィッッ♡♡♡ あ"ぁッ♡♡♡」

「あははっ♡ 足の中でおちんぽ『ビクビク♡』してて可愛い〜♡ ほら……っ♡ もっと鳴け……♡」


クニクニクニ……♡

カリカリカリ……♡


「あひッッ♡♡♡ あ"ッ♡♡♡ あ"ぁーーーッッ♡♡♡」


乳首の先端を引っ掻き回すライザの爪の先に頭の中を真っ白に染め上げられて。

そこへ肉棒を捏ねくり回す両足が快楽を叩き込むことで、ラルフの精神は陥落寸前にまで追い詰められていた。


「あ"ッッ♡♡♡ あひィッ♡♡♡ らいざっっ♡♡♡ どのぉ……っっ♡♡♡ 挿れっっ♡♡♡ 挿れたぃぃぃっっっ♡♡♡ ん"お"っっ♡♡♡」


そうまでしてもライザとの性交を望むラルフに、ライザも半ば呆れた様子を見せていた。

どうやら、まだ教育を施してやる必要があるらしい。

そう判断したライザは、乳首を弄る指先の動きを変えた。

親指と中指とで乳首を挟み潰しながら、人差し指の腹で膨れ上がった乳頭を撫で回す。


「ひ"ィッッ♡♡♡ あ"ッ♡ あ"ぁッッ♡♡♡」


指の腹を押し付けられた乳首が『ジンジン♡』と熱を持って疼き出す。

腰が『ビクンッッ♡』と痙攣し、下腹部に鋭い快感が走った。


「ひ、ひぃっ……ッ♡ あ"あッッ♡♡♡ や、やめ……ッ♡ 乳首っっ♡♡ おちんぽとちが……っ!♡」


ライザの指の腹に押し潰されて『クニクニ♡』と転がされる乳頭。

その先端から伝わる快感は、体の内側を通り、腰の奥を刺激して、睾丸を奥底から持ち上げて、尿道に溜っていた透明な体液を『とろり♡』と滴らせた。


「ひ、ひぃッッ♡♡♡ あ"ァっ♡♡♡」

(な、なんだこれ……っ!♡)


ぬちゅっ♡ ぬちゅっ♡ ぬちゅっ♡


竿全体を包み込みながら前後に動く足の裏によって与えられる快感は、まるで本当に挿入しているかのような錯覚をラルフに与え、成す術もなく絶頂への階段を昇らされていき──。


「あひィッッ♡♡♡ あ"ッ♡ あ"ァっ♡♡ おちんぽ……っ♡ おちんぽがぁ……っ♡ いくっっ♡♡♡ いぐっっ♡♡♡ いぐぅぅぅっっっ♡♡♡」

「──クスっ♡」


ぴたっ……。


先端から白濁が迸るかと思われた瞬間、ライザの刺激が一斉に止んでしまう。


「な、なんでぇっっ♡♡♡」


そのままイカせてもらえるものだとばかり思っていたラルフは、突如として陰茎から与えられる刺激が途絶えて甘い嬌声をあげてしまう。


「ん〜? なんでって?」

「あひィッッ♡♡♡」


乳首を爪で『カリカリ♡』と掻かれると同時に耳穴に吐息を吹き込まれたラルフは『ビクビクっ♡』と全身を痙攣させる。

ねだるようにヘコつく腰も止めることはできなかった。


「えっちえっちって、ちょっと生意気だから……このままイカせてあげようと思って……♡」




「ほら、イ〜〜〜ケっ……♡」




「お"っっ♡♡♡ い、いやっっ♡♡♡ な、なんでっっ♡♡♡」


一度止まりかけた奔流がライザの一言で再び陰茎の内部を昇り始めていた。

肉竿をあとひと擦りでもされていれば、『びゅくびゅく♡』と気持ちよく射精できていただろうに、射精の寸前で止められて竿以外の快感のみで絶頂へ向けての階段を登らされていく。


「──イケっ♡ イケっ♡ イケっ♡」


ライザの声に合わせて乳首が『カリっ♡ カリっ♡』と引っ掻かれ、自らの意思とは関係なく、口から甘い嬌声を漏らしながら腰を虚空に向かってヘコつかせていた。


「そんなっっ♡♡♡ やっっ♡♡♡ やめっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」

「イケっ♡ イケっ♡ イケイケイケっ♡ イッちゃえ……♡」

(わがまま言ったお仕置き……♡ だよ〜……♡)


くにゅぅぅ……♡♡♡


竿には一切の刺激も与えてくれない足の指が紙パンツの隙間から睾丸を優しく摘み上げ、吐精を促すマッサージを繰り出した。


「我慢なんて無駄だよ?♡ そのまま出しちゃいなよ……♡ ほら……イ〜ケっ♡」

「あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


『むにむに♡』と足の指が睾丸を揉みほぐせば、真っ白な液体がダマとなって先端から滲み出す。


「女の子の言いなりになるのって、気持ちいいでしょ〜?♡」

(最高に惨めで、みっともなくて、とっても気持ちがいいよね〜?♡)


ライザの囁きに脳が蕩ける。

絶頂の肉体的な気持ちよさは全身に絡み付いたライザにあっさりと奪われてしまったのに、その代わりに注入された精神的な快楽が全身を包み込み、ゆっくりと吐精を後押しされてしまう。


「ふぐっっ♡♡♡ んぐっっ♡♡♡ お"お"お"っっ♡♡♡」


ライザがひこ擦りでも竿に刺激を与えれば、今のラルフは情けなく白い液体を撒き散らすしか能のない人形に成り果ててしまっていただろう。

だが気持ちの良い射精は許されなかった。

絶頂寸前でのお預け。

生殺しもいいところ。

だが、今の状況を比較するとその生殺しのままの方が幾分かマシであった。


「あはっ♡ 出てきた出てきた……♡ イケイケ♡ イ〜ケっ♡ とぷとぷお漏らししちゃえ♡」

(あ〜あ……♡)


とぷっ……♡

とぷっ……♡

とろぉ……♡


「ら、らいざどのぉっっ♡♡♡ しごっっ♡♡♡ しごいてぇ……♡♡♡」

「出せ出せ出せ♡ お漏らしとぷとぷ〜♡ 甘出しぴゅっぴゅ〜♡」

(こうなったら男はもう我慢できないもんね〜……♡)


ポタポタ……♡

とろぉ〜……♡


苦悶の表情。

ラルフがいくら下腹部に力を込めて我慢をしようとて、乳首の先端を掠める指の腹と睾丸を揉み込む足の指先によって、精液を強制的に排出させられてしまう。


「かはっっ♡♡♡ ら、らいざどのぉ……♡♡♡」

「ん〜?♡」

(あらら……♡ だから我慢なんて無駄って言ったのに……♡)


昨日と同じ状況。

同じように寸止めさせられ、同じようにポタポタと漏らすように精を吐き出していく。

しかし今回は足。

ライザによって奪われた絶頂の心地よさは彼女の足によって引き起こされたものであり、昨日の手淫による甘出し射精よりもいっそうラルフの心の奥底へ屈辱感を植え付けてしまう。


「お父様が悪いんだよ〜?♡ 素直に足で気持ちよくなりたいです♡っておねだりできてたら、きもちよぉ〜くぴゅっぴゅさせてあげてたのに〜♡」


耳元で囁く彼女──快楽を奪い去った家庭教師の言葉は悪魔の囁きのようであった。


「本当は、おちんぽ……♡ 『しこしこっ♡』ってして欲しかったんだよね〜? たまたまにぎっしり詰まった精子を『びゅるる〜♡』って出したかったんでしょ〜?」


「でもぉ……お父様のおちんちん、よわよわで全然『ぴゅっぴゅ♡』できなかったね〜♡ 『ポタポタ〜♡』って漏れ出すだけで……クスっ♡」


(くぅっっっ……♡♡♡)


奥歯と奥歯を噛み締める。

耳元で楽しそうに嗤うライザの声が、心の奥に屈辱を刻んでいく。

しかしどうしてだろうか。

悔しくて悔しくてたまらないというのに、ライザに囁かれるとペニスが反応する、腰の奥が甘く疼く。

馬乗りになった彼女を今すぐ跳ね飛ばして犯してやりたいとすら思っているはずなのに……。

ライザの囁きが。

彼女の一挙手一投足が。

ライザという存在そのものが。

何もかもを狂わせていく。


「ん〜? 何か不満なの……?♡」


ぬちぬちぬち……♡


「あ"っっ♡♡♡ んぐぅぅっっ♡♡♡」


耳元で囁かれるライザの甘い吐息がラルフの脳髄を溶かし、甘出しで疼く竿を足の裏で擦られてしまえば、ラルフの思考回路は粉々にすり潰されて、頭の中が真っ白になる。


「ほ〜ら……♡ イケっ♡ イケっ♡ イケイケっ……♡ クスっ♡」

「お"ぐっっ♡♡♡ ぐぅっっ♡♡♡ お"っっ♡♡♡」


ライザの足裏は、もちろん最後まで擦ってはくれない。

尿道の中を昇り始めた精液を敏感に感じ取ると、竿の根元を挟み込んだ長い指が残滓を搾り出すように上へ上へと押し上げて、射精のタイミングをコントロールされてしまう。


「あ"ぁ"ぁッッ♡♡♡ あ"っ♡♡♡ いぐっっ♡♡♡ んぐぅっっ♡♡♡」


ぱっ……♡


そうして押し上げられた精液は最後の止めを刺されることはなく。

一方で耳元に吹きかけられる甘い吐息や、全身に絡みつくライザの柔らかな女体の感触を、絶頂間際に嫌というほど味わわされて。

度重なる快楽責めによってライザに癖を植え付けられてしまった脳が従順に聞き入れてしまい、甘出し射精へと導かれていくのだ。


「あ"〜〜〜っっ♡♡♡ あ"ぁぁぁぁぁ……♡♡♡」


ガクガクガクっっ♡♡♡

とぷとぷとぷぅ……♡


二度目の絶頂。

しかし気持ちよさは全くと言っていいほど感じられなかった。

ペニスから精液が吐き出されていくのに、その感覚は全く感じられない。

射精に伴う快楽が伴わない単なる生理現象的な射精。

決して抜け出せない蟻地獄のような快楽の渦。

それらを引き起こしたのが、ライザというただ一人の女であることにラルフは戦慄を覚えた。


「はい、おしまい……♡ ねえ、今どんな気持ち……?♡」


ラルフの背中にのしかかったまま耳元に唇を寄せて囁くライザの言葉は、今のラルフにとっては猛毒も同然で。

『どんな気持ち』と尋ねられれば、『屈辱的だ』と言うしかない……言うより他ないのに……。

ライザに組み敷かれ、彼女の思うままに性欲を操られてしまっているという事実が、ラルフの身体を熱く火照らせていく。


「『足の裏なんかでイっちゃったから男として恥ずかしい』……って思わない?♡」

「んぐっっ……♡」


「普通さ……女の子の足の裏なんかで、男の人って射精しないんだよ? なのに、お漏らしみたいにポタポタ漏らしちゃってさ……恥ずかしくないの?」


耳元でライザが甘く囁きながら啄むような口付けを落とす。


ちゅぱっ♡


「やっ♡ やめっっ……♡♡」

「んはぁ……♡ とってもえっちなお馬さんになっちゃったね♡ 女の子に跨られて興奮しちゃう変態さん……♡」


ライザの口から吐き出される言葉一つ一つが、甘美な快楽を伴って脳内に刻み込まれていく。

反論しようにも、ライザの与える快楽で全身の自由を奪われて、彼女にされるがままであった。


「ねえ……♡ お馬さんになった気分はどう……?♡ 気持ちいい?♡ 女の子に組み敷かれて……足でちんぽいじめられて……お漏らしして……興奮しちゃった?♡」


そんなはずはない……という気持ちがライザの言葉で塗り潰されいく。

ライザの甘い声色が鼓膜を震わせるたび、全身に甘美な快楽が刻み込まれていく。


「あ……♡ あ……♡」

「クスっ……♡ 今日はもうおしまい♡」


「えっ……♡ あっ……♡ そ、そんな……♡♡」


背中からするりと降りたライザが床に足をつけ、扉に向かってひたひたと歩みを進めてしまう。


「ま、待って……♡♡」


ようやく飛び出した素直な気持ち。

しかし、快楽漬けにされた身体はいうことを聞かない。

それでも何とかベッドから滑り落ちると、扉に向かって進むライザを追いかけるように手足を進める。

全裸に近い格好で四つん這いのまま歩く惨めさや恥ずかしさを感じる間もなく、彼女は部屋を出て行ってしまった。


「ふーん……♡」


バタンっ……。


扉を閉める際に交錯した、人を見下すような目線。

それは決して人に向けるべきでない侮蔑するようなライザの視線に、背筋がゾクゾクと震え上がった。


「ご、ごめんなさいっっ♡♡♡ お願いしますぅぅぅ♡♡♡」


性欲が身体の内側を暴れまわる感覚に襲われて、とうとう口から懇願の言葉が漏れ出てしまっていた。

しかし願いを聞き入れてくれるライザはいない。

彼女の去った扉の前で、ラルフはもどかしさと焦燥感で頭がおかしくなってしまいそうだった。


「ライザ……っ♡ はぁっ……♡」


去り際に鼻先を掠めた残り香──ライザの足裏の匂いが鼻腔を通り脳にたどり着く。

甘美な多幸感が全身を駆け巡り、その心地よさに思わず吐息が漏れ出した。


ラルフの肉竿は一晩中腫れ上がっていたのであった──。


………

……

…

##P11 翌朝、悶々とする父親 幕間


────。


高く昇った陽の光が窓から差し込み目が覚める。

相変わらず股間はテントを張ったまま。

そのせいで寝つきが悪く、朝の目覚めも普段より遅れてしまった。

どれもこれもあのライザとかいう家庭教師のせいだ。

あの家庭教師が家に来た日から、おかしくなってしまったんだ──。


「くっ……ライザめ……」


苦々しく呟いたところで、ライザが頭から消えることはなかった。

どれだけ振り払おうとしても、あの甘出し射精が脳裏に焼き付き、ライザの幻影がラルフの股間にまとわりついてくる。


「くっ……くそぉっっ!」


バチンッッ!!

苛立ちを発散するようにベッドシーツを叩く。

しかし、その程度で性欲が解消されるはずがない。

いっそのことトイレでさっさと処理をしてしまおうかとも思ったが、その程度のことで満足できるような男でもなかった。

ライザに潰されたメンツは、彼女を抱くことでしか満たされそうにない。


「くそっ……どうすれば……」


何とかして性欲を無視しようと、目を瞑り精神統一を試みるが、昨晩の破廉恥な踊り子のような格好をしたライザの豊満な身体が瞼の裏に浮かび上がり、なかなかうまくはいかない。

それどころか、部屋に漂う彼女の甘い残り香が時折『ふわり♡』と鼻腔を刺激し、悶々とする結果となってしまう。


「うっ……くっ……」


水でも飲んで遅めの朝食にしよう。

股間を落ち着かせることを諦めたラルフは、ふらふらとした足取りで部屋を後にしたのであった──。


………

……

…

##P12 朝食時、食堂でのライザの誘惑 チェリーを食べさせられる、舌コキ(舌を指でコカれる)、指を舐めさせられる、机の上から見下ろし足コキ、足コキしながらの誘惑→今日の授業をオフにしたいというライザのおねだりを受け入れてしまう


「……おはよう」


小さく挨拶をして食堂の扉を開けるものの、いつもの返事が返されることはなかった。

当然だ。

昇り切った朝の日差し。

普段であればとうに朝食を済ませている時間帯。

自分は何をやっているのだとため息をつきながら、自分のために召使いが用意した朝食の前に座ったところで、誰もいないはずの食堂に明るい声が響き渡る。


「おはよ〜」


ライザが食堂に訪れたのだ。

昨日の女体を全面に押し出した官能的な姿ではなく、普段着のライザ。

それでも肌の露出が多く、オフショルダーのシャツから覗く谷間は、男を誘うには十分すぎる。


「おはよう」


ライザの挨拶が耳に届くと、ラルフは自然と視線を彼女の胸元に持って行かれてしまう。


(昨日あれだけ搾り取られたというのに……っっ♡♡)


昨晩も散々な目にあったのだ。

それなのに朝一番で見るライザの姿は目に毒であった。

否応なしに股間に血が集まってしまうのである。


「ぷっ……♡」


まるで懲りていないラルフの様子にライザが笑みをこぼすのも無理からぬことではあった。

しかし、そんな中でもほんの少しだけ残っている男のプライドが、食堂へ入ってきた女に対して無粋な言葉を投げかけさせた。

それは自らの股間の反応とは全く逆の反応。

言うなれば好きな人に対して意地悪を働いてしまう子供のような……そんな反応。


「ら、ライザ殿……息子のレオの授業は今からで……?」

「あ~……そのことなんだけどねぇ……♡」


ラルフの言葉を聞いたライザがすっと目を細めた。

昨日の交わりを思い出してか、それとも別の思惑があるのか。

ラルフの身体をまるで観察するかのように彼女は不躾な視線を這わせていく。


「……っっ♡」


いや、大丈夫だ。

ライザから股間は机に隠れて見えないはず。

ごくごく自然体にさえしていれば、バレる心配はないだろう。


「ちょっと相談があってさ~……♡」


つかつかと歩み寄ってくるライザ。

艷やかな女体を誇る彼女が歩けば、『たぷたぷ♡』と柔らかそうに胸が弾み、はちきれんばかりの太もも肉が『ムチムチ♡』と瑞々しい音をたてるかのようで。

自然とラルフの視線は、その豊満な女体に釘付けになってしまう。


「いやね~……♡」


にやけた口元から漏れ出るライザの声。

それはまるで、獲物を目の前に舌なめずりする獣のようにも見えて。

そんな彼女の手が、ラルフの皿の上に盛られた果物の一つ……チェリーをつまみ、その赤い果実を口に含む。

長い舌で表皮を舐め回し、シロップをこそぎ落としたら、口の中で『クチュクチュ♡』と咀嚼する。

やがては滴り落ちた汁をも『ちゅるり♡』と啜って、『ゴクリ♡』と喉を鳴らして嚥下した。


「あ~おいし……♡」


当主の皿の上に盛られたフルーツに、家庭教師ごときが勝手に手を出したことを咎める間もなかった。

果実をねぶる彼女の行為に見惚れてしまっていたのだ。

だからこそ、いつの間にやら机の上に腰掛けて宙に浮いた足を『ぷらぷら♡』とさせながら、二個目のチェリーを摘み上げた不躾なライザに、『何をしているんだ?』なんて当たり前の問いかけすらできなかった。


「クスっ……♡」


ライザの指先に摘まれたチェリーは、彼女の口へと運ばれることはなく、そのままゆっくりとラルフの口元へ差し出される。


「はい……あ~ん♡」


まるで恋人がするような行為。

ライザのその声色は、あどけない声音なはずなのにどうしてか淫靡なものを感じてしまう。

そして目の前に差し出された果実が口に運ばれるのをただじっと待ちわびている自分がいる……。


「ぁむ……♡」


ライザが口を動かすと同時に、自分もパクリとチェリーを頬張っていた。

ライザの親指と人差指から赤い果実を受け取れば、口の中いっぱいに広がる甘いシロップの味。

舌を回してそれを味わえば、必然とライザの指先をも舐める格好となってしまう。

甘くて……少し塩っ辛くて……。

だけれども、『ニンマリ♡』と目を歪ませたライザの指先は口の中に居座り続けていた。

それだけでなく……。


「ん"っっっ!!」

「ん~~~……♡ グニグニしててやわらか~い♡」


ライザが指を動かして、口内を蹂躙し始めたのだ。

指の腹で舌を挟んでしごき上げたり、歯茎をカリカリと爪で引っかいたり、頬の裏側までも唾液ごとかき混ぜるように弄ぶ。

やがてライザの指先は、一緒に入ったチェリーを摘むと、それを口の中で割ってみせた。

その瞬間、果実の中から甘酸っぱい果汁とシロップとが洪水のように溢れ出し、ライザの指を伝って口の中いっぱいへと広がり始めた。

そのまま喉の奥へと押し込まれた果肉を嚥下すれば、口内に残ったのはライザの二本の指先のみで。

だが彼女はそれを一向に引き抜いてはくれず、むしろより深く彼女の二本の指を招き入れるように自ら頰を窄めてしまう始末であった。


「舐めてキレイにしてよ……♡」


鼻につく甘ったるい声が耳に届く。

まるで口淫を強要されているかのようだった。

他人の指を咥えることにいささかの抵抗を感じつつも、ライザのほっそりとしたしなやかな指の形に合わせて口の中を狭めて、舌を指へと絡ませる。


「ん……っ♡ ちゅぷ……♡」


ライザの指先に付着したシロップを舐めとれば、彼女の指先が身震いし、口の中を埋め尽くす。

溢れんばかりの唾液を舌にたっぷりと絡ませて、にゅるにゅると指を舐め上げれば。


「んっ……♡」


ライザの口から短い声が漏れ出した。

本来奉仕させるはずの女に自分が奉仕している。

そんな倒錯的で甘美な心地がラルフの心に満ちていく。


「おいし……?♡」


すりっ……♡


「ん"ん"っっ♡」


突如股間に走った甘い快感。

視線を下に向ければ張り詰めたテントの上にライザの足が乗せられていることに気づく。


すりすりすり……♡


「あはっ♡ どうしたの? お父様ぁ……♡」


根元から先端にかけて、その硬さを確かめるようにゆっくりと足が前後する。

柔らかくてしっとりした足が裏筋を優しくなぞり上げ、亀頭のエラに引っかかる度に腰が跳ねてしまう。


「お口がお留守だよ?♡ ちゃんとペロペロしないとダメじゃん……♡」

「ん"っ……♡♡ ちゅる……っ♡ れろぉ……♡」


ライザに促され、彼女の指へと舌を這わせる。

しかしそれはただ単に指を舐めるためではない。

甘露にも似たライザの指を、もっともっと味わいたい──。

その一心でラルフは彼女の指先に舌を絡ませていく。

今この瞬間だけ切り取ってみれば、名家の貴族ラルフ・ウィッシュガルド氏は、年端もいかない錬金術師ライザ・シュタウトリンの傀儡と成り果てていた。

クーケン島の村からきた一介の平民なんかに雄の象徴たる肉竿を足で踏まれ、氏はそれに激怒するでもなくただただ指を舐めしゃぶる。

そんなラルフの痴態が王都市民の知るところとなれば、名家としての彼の名誉は地に堕ちることになるだろう。

しかし、それだけの弱みをライザに握られてしまった……という話でもないのだ。

この後、ライザがいくら王都でラルフの痴態を吹聴しようとも、誰がそんな与太話を真に受けるだろうか。

せいぜい小娘風情が何を大げさなことを言っているんだと笑われて、それで終わりであろう。

そんなことライザは百も承知で、むしろそれで構わないとすら思っていた。

今はただ、ラルフ・ウィッシュガルドに自身の牙を差し込み、甘い毒を流し込んでいくことにだけ専念する。


「ねぇ、お父様……♡ 午前のレオくんの授業、おやすみしたいな〜……って♡ ダメ……?♡」


ライザは竿を擦っていた足をラルフの太ももの上に置き直すと、そのままゆっくりとしたテンポで前後させ、足の指でさわさわと太ももを撫でさすり始めた。

焦らしの動き。

直接的な刺激がなくなり、もどかしい感覚だけがラルフの身体に溜まっていく。


「お父様ぁ……お願い……♡」


すりっ……♡


甘い声で囁いたライザの足指が、硬くそそり立った竿の側面を掠めていく。

早くもう一度触って欲しかった。


「もちろんタダでとは言わないよ……?♡ もし今からの授業をお休みにしてくれたらお父様のお部屋にお邪魔して……♡ 代わりに、お父様のおちんちんにお勉強を教えてあげる……♡ 女の子のえっちなカラダのおべんきょー……♡」

「ん"ふっ……♡ ん"っっ……♡♡」

(そ……それはっっ……)


舌足らずな声色で紡がれていく文言は、まるで塗り薬のようにラルフの身体に染み込んでいく。

しかしライザの作り出したそれは身体に良いはずの薬ではなく、全身を蝕む猛毒で。

甘い誘惑に頭はくらくらと酩酊し、思考回路がとろとろと蕩け出す。

正常な判断力が低下していくのが自分でもわかった。


「ね……?♡」


きゅっ……♡♡♡


「ん"ふっっ……♡♡♡」


足の指がテントを両側から握り締めていた。

ライザの足の温もりに股間を包まれ長くてぷにぷにとした足指に『ぎゅっ♡ ぎゅっ♡』と力を込められると、その優しい感触に腰が砕けそうになってしまう。

こんな年端もいかない娘の指を舐めさせられて、足で竿を弄ばれて……無理やりにでもライザを振り解けない自分に嫌気がさしてくる。


「お・ね・が・い……♡」


ライザの足の指がテントの頂点へと添えられたかと思うと、足の爪で『カリカリ♡』と亀頭を甘く引っ掻かれた。

器用に動く足指のおねだり攻撃。


「ん"ん"ん"っっ♡♡♡」


得も言われぬ快感に口の端から嬌声が漏れた。

『クネクネ♡』と蠢く足の指が、裏筋を、カリ首を、亀頭を撫でさすり、掠め、弾き回し、ラルフの性感帯を的確に責め立てて。


「ねぇ……お父様ぁ……♡」


『ニンマリ♡』と妖しげな笑みを浮かべたライザの妖艶な声が耳の奥の鼓膜を震わせ、甘い快楽の波を全身に広げていけば──。


「お・ね・が・い……♡ ちゅっ……♡」

「ん"ん"ん"ん"っっっ♡♡♡」


テントを優しく撫でさする足指と。

見え見えの投げキッスの前に。

ラルフは首を縦に振るしかなかった。


「あはっ♡ やったぁ~♡」


目的を達したライザの足が名残惜しさにピクピクと震える竿から離れていく。

その代わり──。


「んふふ……♡」


『ニヤニヤ♡』と笑ったライザが上半身を寄せてきて。

女体から沸き立つ香りが鼻腔をくすぐる。

真珠のように艶めく肌の表面にうっすらと浮かんだ汗が視界に入り、これはいかんと視線を上げれば、潤いをたっぷり纏った瑞々しい唇のシワとシワとがはっきり視認できるほど、ライザの唇が近くにあって──。

気づけばラルフは机から身を乗り出して顔を突き出していた。


「えっちな誘惑に負けて、大切な息子のお勉強の時間を自分のえっちな『おべんきょー♡』で潰しちゃうなんて、お父様は悪い人……♡」

「っっ……♡♡」


情けなく唇を突き出したラルフと目線を合わせながら『ニンマリ♡』と目を細めて笑ったライザは小さな舌を『チロっ♡』と見せつつ、唇を耳元へと寄せていく。


「だけどあたし、そういう人……♡ 嫌いじゃないよ?♡」


ちゅぷ……。

にゅる……にゅる……。


ラルフの口から抜き出されたライザの人差し指が唇を撫でる。

たったそれだけのことで、ゾワゾワとした快感が背筋を走り始めた。

指の腹で唇の膨らみを撫でられ、人差し指全体を唇の隙間に押し付けられたかと思えば、再び口内で舌を捕まえられて。


「んふ……♡」


ライザの吐息が耳にかかり、思わず肩が跳ねてしまう。

まるでキスをされているかのようだった。


「知ってる……?♡ 女の子にえっちな誘惑されちゃうと男の子ってみーんなダメになっちゃうんだってさ……♡ 男の子はね、女の子のえっちな誘惑に簡単に屈しちゃうよわぁ〜い生き物なの……♡ それをお父様のおちんちんに、これからたっぷり『おべんきょー♡』させてあげる……♡」


耳奥の鼓膜を震わすライザの囁き声。

いつの間にか組まれた足が『ぷらぷら♡』と揺らされ、柔らかな足裏が竿の先端を掠めていき。

ライザの言葉が快楽と共に頭の中へと染み込んでくる。

甘い毒となった言葉が……。

ライザの声が……。

頭の中で何度も何度も反響する。

全身の神経にこびりついて剥がれなくなるくらいまで。


「んふふ……♡」


『ちゅぷ♡』と口内から抜き取られた指は、唾液でぬらぬらと妖しく光っていて。

その指をライザの舌が舐め上げれば、もう我慢などできなかった。


「それじゃお部屋に向かいましょう……♡ レオくんには、午前の授業はパパの"大切な用事"のせいでお休みだって、ちゃんと伝えとくから──♡」


のぼせた頭がライザの言葉を受け入れていく──。


………

……

…

##P13 名門貴族、陥落 ~その1~ 服の上から刺激、添い寝シチュ、絡みついた女体、吐息責め、太ももで睾丸マッサージ、搾精誘惑、焦らし、耳舐め、乳首責め、堕ちる名門貴族


「──リラックス効果のあるアロマを焚いておきますね?♡」


ロウソク台の上に置かれた白い小皿の上にたらし込まれた粘性のある液体。

火を灯すと瞬く間に甘い匂いが部屋中に立ち込め始めた。


「お父様はここ最近お疲れのようですから、少しお休みになって下さい♡」


一見すると優しげに見える彼女の行為であったが、その目にたたえた怪しげな光がそうでないことを物語る。

ライザが今垂らした香油は、先日ラルフに飲ませたハーブティーや昨晩のマッサージに用いたオイルと同じ成分のもの。

自身の香水にも使っているそれは、身体の内部の血管の血の巡りを活性化させ、男性に強力な催淫効果をもたらす代物。

この香油を染み込ませた薄布で身体に擦り込みでもすれば、たったの数度擦っただけでも大抵の男性は股間が瞬く間に天高くそり立ってしまう……強烈な媚薬と言っても差し支えがなかった。


ライザは昨晩それをたっぷりとラルフの身体に塗り込み、念には念をと液体を染みさせたハンカチをラルフの部屋に"置き忘れて"おいたのだ。

たっぷりと匂いを放ち役目を終えたであろう布切れは、乾いて少し硬くなっていた。

それを怪しまれないように回収し、胸の内に仕舞い込んでしまう。

こんな状態ではまともに眠れるはずがないのも頷ける。

たぎる性欲から朝寝坊をしてしまったラルフは、全てがライザの思い通りであったということになる。


発散することのできない欲に苛まれ。

誰もいない時間帯の食堂へとまんまとおびき出され。

偶然を装って現れたライザと鉢合わせ。

レオの午前の授業をスキップするよう肉竿に訴えかけて、その企みが成功することも……。


全て彼女の掌の上のことなのだ。


(まっ……もう何がなんだかわかんないだろうけどねー……♡ 射精したくてしたくて……クスっ♡)


ライザが焚いたアロマの香りに頭がくらくらする。

その香りを嗅ぐたびに股間はムクムクと膨らみを増し、肉欲に全てを支配され何もかもどうでもよくなってしまう。

とにかく射精を、とにかく絶頂をと頭の中の本能が叫びを上げて、末端が痺れたように震え出す。

ベッドに大の字に寝たまま、上手く手足を動かせなかった。


「あはっ♡ もう、こんなに大きくしちゃって……♡」


ツゥー……♡


ラルフの股座に滑り込んできたライザの細くて長い人差し指が、寝巻きの上から股間の膨らみを撫でた。

たったそれだけで──。


「っっっ♡♡♡」


あっという間にピンク色に染まる脳内。

ライザが軽く股間を撫でただけで、ラルフはまな板の上の鯉のように全身を震わせる。


「あはっ♡ もう元気いっぱいだね……♡」


勃起した竿の先から根本、さらには玉袋に至るまで両手の指でなぞるライザ。

硬さと形を入念に確かめて、より最高の搾精を行うための準備を万全に整える。

ライザの右手が竿からカリ首へと伝っていき、張り出したエラを指の腹でくすぐるように撫でたかと思えば今度は鈴口に親指を押し当てて、グリグリと円を描くように弄り回していく。


「それじゃっ……と♡」


ごろんっ♡


ライザがラルフの横に寝転んだ。

添い寝するような形となったライザの頭が、ラルフの腕の上に乗っかった。

『ふわり♡』と揺れた髪の隙間から、甘ったるい匂いが漂ってくる。

ライザの匂い。

部屋に焚かれたアロマより何倍も、彼女の身体から沸き立つ香りの方が色濃かった。


「あはっ♡ お父様ぁ……♡」


ライザがラルフの耳元で甘く囁く。

股間の膨らみがビクンと大きく跳ねた。

そんな駄々をこねる竿の先端に、ライザの手のひらが被せられる。

『ヒクリ♡ ヒクリ♡』と震える竿を『ひらひら♡』と躱し、『カリカリ♡』と指先で裏筋を掠めて焦らしに焦らす。


「ふぐっっ♡♡♡ んぐぅっっ♡♡♡」

「もうこんなに元気いっぱいで……♡」


もう既に限界だった。

早く射精したい、気持ちよくなりたいという欲望に脳を支配されたラルフが、家庭教師の小娘の片手によっていいように弄ばれていく。


「ほら……♡」


竿を弄ぶ方と反対の腕がラルフの頭へと回される。

そのまま『ぎゅっ♡』と力を込められ、ライザの柔らかな女体とさらに距離が狭まってしまった。

少しずつがんじがらめにされていく。

ライザという沼へと引きずり込まれていく。


「動けなくなっちゃったね……♡」


むぎゅぅぅぅ……♡


「はぅぁっっ♡♡♡」


濃厚な甘い香りを放つ胸の膨らみをいっそう強く押し当てつつ、耳元で甘く囁いてやる。

動けないはずがない。

だがこうして大袈裟に『動けない』と口にしてやれば、男の脳内は勝手に『自分は抵抗できないのだ』と認識してしまう。

一種の洗脳のようなもの。

思考の自由は奪えないまでも、性欲をコントロールしてやることで思考を偏らせるくらいはできてしまうのだ。


「はぁぁぁぁ〜……♡」

「あああぁぁぁ……♡♡♡」


さらに密着度の増したライザの口から吹き込まれた暖かい吐息。

湿った空気の塊となったそれが耳穴へと容赦なく侵入し、唾液のミストが穴の内部の湿度を急激に上昇させ、ラルフの脳細胞を狂わせていく。


「ふぅぅぅぅ〜……♡」

「あ"っっ♡♡♡ あ"あ"っっっ♡♡♡」


続いて耳穴に注ぎ込まれたのは、か細くも蠱惑的な吐息。

くすぐったさを伴う生暖かな空気の流れが男の官能を呼び覚ます。


敏感になった耳を溶かすようにねっとりと絡みついてきた唾液交じりの吐息が奏でた音。

『にちにち♡』と、通常なら聞こえるはずのない唾液の弾ける音を鼓膜が捉え、彼女との距離が近いことを嫌でも認識させられる。

だが、ライザの焦らしの搦手<からめて>はまだ始まったばかりなのだ。


「んふふ……♡ お父様のたまたま、太ももで押し潰してあげる……♡ 誰が気持ちよくしてくれるのかお父様の精子達にちゃーんと教えてあげないと……♡ これも『おべんきょー♡』だからね……♡」


ムチィィィィ……♡♡♡


「ん"お"お"お"っっっ……♡♡♡」


太ももが睾丸を優しく圧迫し始めた。

ライザの太もも──。

今まで見たどんな女のそれよりも太く、実りに実った太ももの肉。

『むちっ♡』と張りのあるその肌が、男の急所を程よい圧力で包み込み……。


ぐにゅぅぅぅ……♡♡♡


「お"ぉ"っ♡♡♡ あ"ぁぁ〜っっ♡♡♡」

「も〜……大袈裟だなぁ〜……クスっ♡」


ライザの太ももに密着されることで、睾丸の中では異変が起きていた。


ライザの女体を象徴する太ももは、男の中の生殖に対する欲を駆り立て、一匹でも多くの子種を搾り取らんとする魔性の女肉であった。

それは通常ありえないことであった。

睾丸の内部の精巣が太もも肉に押し潰されることで、大量の精子達が新たな産声を上げさせられる。

ライザという極上の女体を前にして、子作りに励もうとする本能がそうさせるのか。

はたまた、単純に彼女の太ももに圧迫されたことで最期を悟った精子達の無意識の命乞いなのか──。

真相は定かではないが、少なくともライザの太ももは男を狂わせる魔性の肉塊であることには違いない。

ラルフの生殖本能は瞬く間に爆発寸前まで追い込まれ、『射精したい』という欲求が頭の中をぐるぐると回り始めていた。


「あ……ぁ……♡」

「ちゃ〜んと"いい子"にしてたら、ぜ〜んぶ搾り出してあげるからね〜……♡」


チカチカと点滅し、ぼやける視界。

脳が情報を処理しきれない。

それほどにまで頭の中のキャパシティを射精への欲求に割いてしまっているのだ。


しかし、その時は一向に訪れなかった──。


………


「んちゅっ♡ れろっ♡ れろれろれろぉ〜♡ ぢゅるるるっ♡」

「おごっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ ん"ひっっ♡♡♡」


お日様がてっぺんまで昇りきり、午後に入ったところでもまだライザは射精させてくれなかった。

添い寝したまま睾丸を太ももで押し潰しながら、時折『グリグリ♡』と刺激して。

竿の上で踊っていた指先は、いつしか寝巻きの内側で乳首を無遠慮に弾き回していて。

唾液をたっぷりと纏った舌が耳の奥までたっぷりと入り込んで、『ぴちゃぴちゃ♡』と湿った音を頭の中に直接響かせていた。


食堂での出会いからたっぷりと二時間ほど、ライザは未だにラルフの寝巻きすら脱がさずに焦らし続けていたのだ。


「んはぁ……♡ あ〜……れぇ……? お父様ぁ?♡」


ライザの指先が腫れ上がった乳首を『キュッ♡』とつまむ。

その瞬間、甘い稲妻が背筋を通り抜けた。


「もうお昼になっちゃったみた〜い……♡ レオくんの授業にいかなくちゃ……♡」


言葉では表せないが態度では示せる。

ラルフは『射精させてもらえない』ということに拒絶反応を示すように腰を振ってライザにおねだりを始めてしまっていた。

男のプライドはもはやどうでもよく、挿入などといった贅沢も言わない。

とにかくこの溜まりに溜まった性欲を早く解放してほしいという一心で、腰を精一杯突き上げる。


「なにそれ、だっさ……♡」


虚空に向かってテントを上下する様子は、さぞ滑稽であった。

ライザはにやつきながらその様子を見下ろし、人差し指で肉棒の裏スジを『ツ〜……♡』となぞる。

女神様にでもなった気分。


「んひっっ♡♡♡ お"ぉ"っっ♡♡♡」


一度の刺激でその反応。

たっぷりと焦らされた肉竿に訪れた快感は指で撫でられただけでも尋常ではなく、ラルフは腰を浮かせて悶絶してしまう。

しかし満足に身動きも取れないのだ。

全身に巻き付くように絡みついたライザの肢体が自由を奪う。

頭に回された細腕は上半身を動かすことを許さず、乳首に添えた指先を『クネクネ♡』と動かして耐え難き快感を増幅させる。

睾丸を押し潰す太ももは未だ精巣に精子の生産を促し続けていて、パンパンに腫れ上がった玉袋の中は『ギュルギュル♡』と暴れたくる子種でギッチギチに満たされていた。


「ね……どうする?♡ ここでもう終わりにする?♡ 大切なご子息様の大事なお勉強もあることだし……♡」


ラルフの睾丸を下から搾るように太ももで持ち上げ、精巣内の精子達に直接語りかけてやる。

煮えたぎった精巣に素肌を擦り付けるように太ももを動かせば、『どぴゅっ♡』と漏れ出した我慢汁が寝巻きにまで貫通してくるのがわかった。

既に内部はぐちょぐちょであることが見てとれた。

こんな状態でライザの要求を断れるはずがない──。


「今日一日お休みにしてくれたら、お父様のココ……♡ たくさん『おべんきょー♡』を教えてあげるんだけどな〜……♡」


ぐりぐりぐり……♡


「ん"ぐっっ♡♡♡ お"っっっ♡♡♡」


息子の授業は元よりラルフには今日、重要な会合が予定されていた。

王都の大臣と午後に打ち合わせを行い、そのまま夜には会食を共にする予定となっている。

これも貴族の重要な仕事の一つ。

しかし性欲で満たされた頭の中では、『そんなことどうでもいいじゃないか』という言葉が浮かび、主張を始めていた。

ライザの魔性が、名門貴族ウィッシュガルド家を蝕んでいく。


「んふふ……♡ お父様ぁ?♡ どうしちゃったのかな……?♡」


ライザはラルフの耳元で甘く囁くと、彼の耳穴に舌をねじ込んだ。


ぐぢゅるるるるっ♡♡♡


鼓膜をねぶり回すような粘着質な音。

脳を揺さぶる女の声。

ライザは己の身体の全てを総動員して、ラルフを墜としにかかる。


乳首を弾き回す指先。

全身に絡み付いた柔らかな肢体。

鼻腔の奥で香り立つ甘い匂いは、既に脳裏にこびりつき。

耳奥で『ぬちゃぬちゃ♡』と這いずり回る肉厚で長い舌は、肉欲以外の余計な思考を全て舐め取ってしまう。

無理にライザを跳ね除けようとしたところで、胴体ほどもあるぶっとい太ももに睾丸を潰され、小突かれでもされれば今更どうこうできるはずもなく。

頭のてっぺんから足の先まで、ラルフ・ウィッシュガルドは全身をライザに掌握されてしまっていた。


「や、やすむ……♡♡♡ この後の予定は全てキャンセルするからぁっっ♡♡♡ 息子の授業も休んでいいからぁっっ♡♡♡ だからっっ♡♡♡ だからぁぁっっ♡♡♡」


恥も外聞もなかった。

村出身の平民のライザに向かって、名家の貴族が射精したさに顔をくしゃくしゃにしながら懇願をする。


「へー……そうなんだ〜……♡ そんなに射精したいんだね〜……♡ お父様は、あたしとセックスしたいなんて言ってたけど……♡ もうそんなこともどうでもいいってことなのかな〜……?♡」

「はひぃっ♡♡♡ おねがひしますぅぅっっ♡♡♡ なんでもいいからっっ♡♡♡ だはへてっっ♡♡♡ だはへてぇぇっっ♡♡♡」


もうまともに言葉を紡ぐこともできずに、ラルフは射精の懇願を繰り返す。

『ウィッシュガルド家は王都の知能』とすら評された名門貴族は見る影もなくなっていた。

冴え渡る知能さえも、ライザが丹精込めて育てた性欲に食い潰されて。

ライザの思うがままに、ラルフは彼女を欲しがってしまう。


「あぁんっ♡ もう……♡ そんなに必死こいてあたしの太ももにヘコつかなくてもさぁ……♡」


もったえぶったライザがたっぷりと胸の中に空気をためる。

次の言葉が紡がれるまで何秒にも……いや、何時間にも感じられてしまうほど、それは待ち遠しくて──。







「いいよぉ……?♡」








耳元で囁かれた瞬間、ラルフの身体からどっと力が抜けて。

同時に睾丸の中で精子達が『ギュルギュル♡』とうなりを上げ始めていた──。


………

##P14 名門貴族、陥落 ~その2~ 背後から抱きつかれて開脚させられて姿見に映し出される、ご褒美乳首責め、ライザと力比べ、太ももで胴体締め付け、呼吸管理、耳舐め、乳汗を吸わせたハンカチで匂い責め、足ピン強要、手コキ誘惑、エア手コキ、力で負ける、指コキ焦らし、指輪っかコキ、指の輪っかとセックスさせられる、カウントダウン射精、後悔


「あぁぁぁぁ……♡♡♡」

「お股広げさせられて、恥ずかしいね〜……♡」


耳元に感じるライザの湿った息遣い。

部屋に充満した甘い匂いが発汗したライザの体臭と混ざり合い、むせ返りそうなほどの濃密な香りとなって鼻腔をねぶり回す。


「んふふ……♡」


ライザはラルフの耳たぶに舌を這わせ、肉厚な唇で挟むように『はむはむ♡』と咥えてしまう。


ちゅぱっ……♡


唾液で潤った唇。

ふっくらとしたライザの唇がラルフの耳に吸い付き、淫らな刺激を与え始めた。


「ひぅ……っっ♡♡♡」


『ぞわぞわっ♡』と全身の毛が逆立ち、甲高い喘ぎ声が漏れてしまう。

ライザの度重なる調教により敏感にさせられた耳たぶを甘噛みされながら、耳の穴の垢をこそぎ落とすように舌を抜き差しされると、頭の中に湿った水音が響き渡り始める。

同時に両手のひらで乳輪を『すりすり♡』と撫で回されて、ねっとりとした手つきの指先が乳頭に触れるか触れないかという位置を行ったり来たり。

しかし決して決定的な刺激は与えてはくれず、乳腺の周りをフェザータッチで愛撫するライザの手先にひたすら喘がされてしまう。

偶然を装って乳首を掠める指先に『ビクッ♡』と腰が跳ねるが、ライザの手のひらの上で転がされている事実に変わりはなかった。


「お大臣様に打ち合わせと会食のおやすみの連絡と〜……♡ レオくんに今日の授業のおやすみの連絡……♡」


耳元に吹き込まれるライザの声。

ベッドの上で大の字に脚を開いたラルフを、ライザは背後から抱きしめたまま、彼に囁きかけていく。


「んっっっ♡♡♡ んはっっ♡♡♡ はぁっっ♡♡♡」

「お疲れ様〜……♡ カリカリカリ〜……♡」


「あ"あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


待てをさせられていた犬に突如ご褒美が与えられたかのようであった。

ラルフの背後から抱きついたライザが、脇の下から回した両手の指先で、膨れ上がった突起物の先端を弾き回し始めたのだ。


カリっ♡ カリっ♡ カリカリっ♡

クニっ♡


「あぁぁぁぁっっっっっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"ぁぁぁっっ♡♡♡」


今まで散々焦らされて、脳が性欲で満たされてしまっていたラルフにその刺激は強すぎた。

指の腹で乳輪を撫でられる程度ならまだ我慢もできたものの、尖った爪の先で乳頭の先の先、凹みの部分をほじくるように『カリカリ♡』と引っ掻き回されてしまえば、大声をあげて悶絶するのも無理もない。

更に、時折指の腹で乳首を摘み上げるという甘美な刺激を与えられ、慣れかけてきた快感を立ち所にリセットされてしまうのだ。

『ビクンッ♡ ビクンッッ♡♡』と全身を強ばらせ、ライザの指の動きに合わせて腰を振り乱すラルフの姿は、まさに発情した雄そのもので。


「クスっ♡ ほら、鏡見てよ……♡ 乳首をちょっといじめられただけで、腰をクネクネさせて女の子みたいな声出しちゃうお父様……♡ お耳もよわよわだし、本当に女の子みたい……♡ ね〜?♡ お・と・う・さ〜ま〜?♡」

「んひぃっ♡♡♡ あ"ぁ……あ"……♡♡♡」


真正面に置かれた姿見。

そこには乳首を摘まれただけで腰を跳ねさせる情けない男の痴態と、そんな男をたぶらかす豊満な身体つきの女が舌を出して妖しく笑う姿が映し出されていた。

余裕たっぷりの姿を見せつけてくるライザとの対比に、今更どうしようもない羞恥心を覚えたラルフはもじもじと下半身をくねらせて股を閉じようと試みる。

しかしライザがそんなことを許すはずがない。


「あはっ♡ 何隠そうとしてんのかな〜?♡」


股を閉じようとしたラルフの下半身に『ムチムチ♡』の足を絡ませて、開脚を促す。


「ね〜……♡ 力比べしようよ〜♡ 足を閉じたいお父様と、足を開かせたいあたし……♡ どっちが勝つか勝負だよ〜?♡ もし負けちゃったら恥ずかしい姿、たっぷり拝ませてもらうからね〜♡」

「んぐっっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡」


腰の横、身体の側面から股の間に割り込んできたライザの足が、ラルフの股を開かせようと外側へ向かって開いていく。

一般的な成人男性であれば、ライザ程度の筋力でこじ開けられるはずがない。

しかし胴回りに絡み付いた太ももは『スベスベ♡』と手触りがよく、ライザの体温と合わさって、まるで極上のシルクに包み込まれているかのような錯覚に陥ってしまう。

そんな太ももが『グイっ♡』とラルフの足を開脚させるように外側へと押してくるのだ。


「あ"ぁ……♡♡♡ んぉ……♡♡♡」

「ほらほら?♡ 女の子に力比べで負けちゃうよ?♡ いいの〜?♡」


「んぉお……♡♡♡ ゔっっ♡♡♡ あ"ぁ……♡♡♡」


快楽と苦しさの狭間で喘ぐラルフは、ライザの両膝の裏に手を差し込んで足を持ち上げようとする。

絡み付いた足を外してしまおうという算段だ。


「ふ〜ん……♡ いい歳した男のくせに、女の子相手に手も使っちゃうんだ〜……♡」


しかし、ライザは『ニタリ♡』と笑いながら手のひらでラルフの胸を撫で回し、『すりすり♡』と指先で乳首の先を優しくなぞっていく。


「あ……っ♡♡♡ あ"ぁ……♡♡♡」


それだけでも脳が蕩けそうになる快感だというのに、ライザは一旦開脚させるのをやめたかと思えば、ラルフの胴体に巻き付けた太ももで『ぎゅぅぅっっ♡♡♡』と締め上げ始めたのだ。


「お"ぉ……っ♡♡♡ んほぉっっ♡♡♡」


開脚から一旦して強烈な締め付け。

肺の酸素が押し出され、ラルフの口から喘ぎ声として吐き出されてしまう。


「ほらほらぁ……♡ おとーさま?♡ あたしの足を退けたいなら、自力で退けてみなよぉ……♡ んちゅ……♡ れろぉ……♡」


『グイグイ♡』と胴体を締め上げてくる太ももに併せて、耳の凹凸に密着した唇の隙間から『ぬちゃり♡』と這い出てきた舌が、耳の溝にねっとりと絡みついてくる。


「んはぁぁぁぁ……♡」

「あ"あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡」


穴の内部に向かって吹きかけられた生温かい吐息が脳を溶かす。

『ちゅる♡』っと耳たぶを吸い上げられて、『ぬちゅぬちゅ♡』と軟体動物のように蠢めく舌肉に耳の凹凸を『れろれろ♡』となぞられてしまえば、口から漏れ出す雄の声には覇気など宿っておらず、もはや情けのない嬌声そのものでしかなかった。


「あ~むっ……♡」

「んひぃっ♡♡♡」


「れぇろぉ……♡ れろれろれろ……♡」

「お"っ♡ お"っ♡ お"っ♡」


「じゅるっ♡ くちゅっ……♡ じゅぞぞぞぞぞぞっっ♡♡♡」

「お"お"お"お"お"っっっ♡♡♡」


乳首を摘まれたままたっぷりと耳をねぶられて、容赦なく締め付けてくる太ももに体力をごっそりと奪われていく。

締め付けられては緩められて、また締め付けられては緩められてと、肺の中の空気を強制的に何度も入れ替えさせられる。

それだけならまだしも──。


「ん"ふっっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡」


口元に当てられた布切れ……もといライザの汗をたっぷりと吸ったハンカチ。

それは昨晩ライザがわざとラルフの部屋に忘れていった私物であり、証拠隠滅のために胸の谷間に仕舞い込んでいたもので。

特濃の甘さの中にひと匙の酸っぱさを孕んだ得も言われぬ豊潤な女の香りを、ライザのハンカチは『むんむん♡』と放っていた。

それが顔の鼻と口にかけてしっとりと被せられているのだ。


「ん"ん"ん"っっっ♡♡♡」

「あはは♡ いい匂いでしょー?♡ 女の子のおっぱいって意外と汗っかきなんだよー?♡ どれだけケアしてても、ブラの中は蒸れちゃうし……♡ 代謝がいいのも影響してるのかも……♡ ほら、お父様がくんくん匂いを嗅いでるハンカチ♡ あたしの汗でびちょびちょに濡れて、おっぱいの匂いが染み付いちゃったハンカチ……♡ いっぱい嗅いで?♡」


「ん"ん"ん"ん"ん"ん"っっっっっ♡♡♡」


鼻腔から侵入を果たしたライザの強烈なフェロモンが肺胞の毛細血管にこびりつき、血液に結び付けられ全身へと運ばれる。

そんな猛毒とも言えるライザの匂いを体の中に取り込んでしまったのだ。

瞬く間に頭の中を支配した桃色のミストに、射精欲が煽られる。

そのミストの発生源たるライザの乳臭が染み込んだハンカチに鼻を包まれ、呼吸をするたびに鼻腔から侵入し脳を溶かさんとする女の匂い。


「んふぅぅ……♡ おとーさま〜……だらしないお顔になっちゃったね〜……♡」


ずっと嗅いでいたくなるような濃厚で甘ったるいライザの香り。

谷間の奥の奥、『むわり♡』と蒸れた乳汗と女体の甘美な香りにライザ特製の発情アロマが少しばかりブレンドされて。

そんな危険な香りは、ラルフの脳の回路を書き換えてしまう。

ライザの匂いを嗅いだだけで、射精することしか考えられなくなってしまうように。

匂いをトリガーとして魅了されていく。


「ん"ふっっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡」


顔面に被せられた布切れを退かす気にはなれなかった。

この危険な香りを嗅いでいるとライザのことしか考えられなくなって、頭がおかしくなっていくというのに、その香りを嗅がずにはいられなかったのだ。

そんな状態でまともに力が入るはずがない。

全身の筋肉は弛緩し、両手はだらんと垂れ下がる。

ライザの足が絡められた下半身がゆっくりと割り開かれていくのを黙って見ていることしかできなかった。

だが今更どうこうしようにも、足首同士を強固に固められてしまえば生半可な力では外すことはできなかった。


「──はい……足ピーン……♡」


こうしてライザとの力比べは、ライザの勝利で幕を閉じた。


「負けちゃったお父様の恥ずかしい姿……♡ たくさん見てあげるからね〜……♡」


さわさわさわ……♡


太ももから這い上がり、腰へ回された両手の指先はパジャマの下に潜り込み、ラルフのお腹周りをくすぐるかのように撫で回した後、内側からボタンを一つずつ丁寧に外していく。


「ああぁぁ……♡♡♡」


今から犯される生娘のような心地。

いやらしく衣服を剥いでいくライザの手指に抵抗できない。

胸元を這い上がってきたライザの細い指の先が、ぷっくりと膨れた先端を優しく撫で回す快感を、黙って享受するほかない。


「あ"あ"あ"ぁぁ……♡♡♡」


漏れ出す感嘆の声。

ボタンをぷちぷちと外されるそばで、勃起した乳頭を『クニクニ♡』されて。

ライザのなすがままであることを褒められているかのように錯覚する。


「……ばんざーい♡」


そうしてはだけた上着はライザの一言でいとも簡単に剥ぎ取られ、剥き出しの素肌をすべすべの手指が滑りながら降りていく。


「期待しちゃってるんだ……?♡」


腰のゴムを広げると、ライザは足先と踵を使って器用にラルフのズボンを下ろしていく。

『ずずず♡』と布地が擦れる感触すら気持ちがいい。


「……パンパンじゃん♡」


ズボンを摘み上げた足の指が、それを手の届かないところへ放り投げてしまった。

姿見にパンツ一枚に剥かれた姿が映し出される。

背後で『ニヤニヤ♡』と意地の悪く笑う女は、衣服ひとつ乱れてはいなかった。

その女の手指が、張り詰めた竿に伸びてくる。

期待に息が荒くなるが、ライザの汗で重くなったハンカチを吹き飛ばすまでには至らない。

手指が竿に近づけば近づくほど、匂いが色濃くなるようだった。


「お父様の弱点、わるぅ〜いお手々に捕まっちゃうよ〜?♡」


後ほんの少しのところまで近づいてきた手指が、バラバラと空中を掻き乱す。

くっきりと浮かび上がったシルエット。

腰を突き出し震わせようが、ライザの指先は竿の周りの空気をかき混ぜるだけで、望んだ刺激を一向に与えてはくれない。


「あ"ぁ……っ♡ ライザぁぁ……どのぉ……♡♡♡」

「なぁに? お父様?」


わざとだ。

わざとやっているのだ。

この女は。


「あ、あ……っ♡ ああぁぁ……っ♡♡♡」

「どうしたの?♡ おとーさま?」


竿に触れかけた両手が脇に逸れ、太ももの内側を這い回り、敏感な鼠蹊部や内股の皮膚の薄い部分を、ライザの指先が『さわさわ♡』と撫で回す。


「お"ぉ……♡」

「あは〜……♡ おとーさまったら……♡ 足を『ピンっ♡』ってしててかわいいね〜?♡ そんなにちんぽ気持ち良くなりたいのかな?♡」


「ん〜?♡ どうしたの〜?♡ なんでそんなに切なそうな表情してるの……?♡」


『ふぅ〜♡』と耳たぶに息を吹きかけられる。

姿見に写ったライザの表情や耳の奥に注ぎ込まれる声と相まって、ライザの行動一つ一つがラルフの脳を溶かしていく。


「ほぉら……♡ 意地悪なお手々がパンツの中に入っちゃうよ〜……?♡ いいのかなー?♡ あたしのお手々にちんぽ握られたら、絶対に逃げられないよ〜?♡」


「あたしのお手々、とってもわるぅ〜いからさ〜……♡ お父様のきもちぃ〜お射精を人質に取って、お父様のこと脅しちゃうかも……♡」


「だけどお父様はあたしのお手々に恋しちゃうから、ぜーったいに逆らえない……♡ あたしにいじめられるのが大好きになって、あたしが『イケっ♡』って命令したらちんぽが『ぴゅっ♡ ぴゅ〜♡』って白旗あげちゃうようになっちゃうの♡」


「ね?♡ 想像してごらん?♡ あたしのお手々がちんぽに絡み付いて、『ぐにゅ♡』って優しく握り込んで〜……♡」


「し〜こ♡ し〜こ♡」


「ゆぅ〜くり、お手々を上下に動かされちゃう……♡」


『ヒクヒク♡』と震える竿の目と鼻の先。

薄布一枚隔てた向こう側で、何かを握り込むように筒の形を作ったライザの手が、ゆっくりと上下に動き出す。


「お手々の中きもちぃよ〜?♡ たっぷりとアロマオイルでぬるぬるにして、あたしの唾液もサービスでつけてあげて……♡ お父様のちんぽの弱点という弱点に指を絡めて、優しくしごいてあげる……♡ カリ首に指を巻き付けて、亀さんは親指で撫で撫でしてあげて、竿のかたぁ〜い部分は、ふかふかの手のひらで『ぎゅぅ〜♡』って抱き締めて、ゆ〜っくりと上下に動かしてあげる……♡」


「そして最後は、あたしに『イケっ♡』って命令されただけでおちんぽが気持ちよくなって、『びゅ〜っ♡ びゅるるぅ〜んっ♡』 って、お手々をおまんこと勘違いしてかっこわるぅ〜い射精しちゃうの……♡ それもぜーんぶ、見ててあげる……♡ お父様のおちんちんが中の精子全部出すまで……♡ 尿道の中の精液も、ゆぅ〜っくりコキ出してあげて、じーっと見ててあげるからね〜……♡」


耳元で次々と紡がれるライザの言葉。

空中で指をバラバラとさせながら緩慢な速度で上下する手の動きと相まって、耳から入り込んだ言葉が脳を溶かす。

溶かされる。


「おちんぽが気持ちよくなって……♡」

「お手々でおまんこと勘違いして……♡」

「イケっ♡」

「びゅ〜……♡ びゅるるぅ〜ん……♡」

「コキ出して……♡」

「じーっと見ててあげる……っ♡」


ライザの言葉の一つ一つが、まるで暗示のようにラルフの脳に染み込んでいく。

もう我慢がならなかった。

一刻も早くライザの手で握って欲しかった。

ライザに気持ちよくして欲しかった。

そんなラルフの思いが言葉となって口から溢れ出す。


「ら……らいざぁ……♡」

「はぁ〜い♡」


「らいざぁ……♡」

「なぁに? おとーさまぁ〜……?♡」


「あ……っ♡ あっ……♡」


ライザの指先が、パンツの上から亀頭に軽く触れる。

たったそれだけのことで、ラルフは腰砕けになっていた。

そんな情けない父親を嘲笑うかのように、ライザが耳元に口を寄せ、そして囁くのだ。


「ほら、『お手々でちんぽ握ってください♡』ってお願いしてみよっか……?♡」


最後の一枚となったパンツの内部にライザの両手が滑り込み、太ももへと抜け出した。

生地によって押さえつけられていた肉竿への圧がいくらか和らぐ。

ふと、姿見越しのライザと目が合った。

『ニタニタ♡』と浮かべた意地の悪い笑み。

糸のように細められた目。

歪んだ唇は新月のように吊り上がり。

その目が、その口が、その顔が……。


物語っていた──。


「おっっ♡♡ お手々でっっ♡♡♡ ちんぽっっ♡♡♡ にぎってくださいっっっ♡♡♡」


しかし止まらなかった。

止められなかった。

ライザを組み伏せ、股間の逸物でわからせてやるという願望は、やまない情欲に飲み込まれてしまっていた。


「クスっ♡」


──ほらね……♡


そう言われた気がした。

笑った唇の隙間から、『チロっ♡』と舌の先を出して。


「それじゃあ早速……♡」


ライザはラルフの耳元で囁くように、熱い吐息を吹き掛けた。


「あたしのお手々で……ちんぽシコシコってして……♡」


「──あ・げ・る♡」


ぶるんっっっ♡♡♡


脱がされかけていたパンツから飛び出した肉竿が外気に触れる。

それだけで甘い声が漏れ出した。


「ん〜……?♡ おちんちん、まだ触ってもないのにぬるぬるで〜……♡ と〜っても、苦しそ〜……♡ 泣いちゃってるみたい……クスっ♡」

「ん"ぅぅっっ♡♡♡ あ"あ"っっっ♡♡♡」


窮屈な下着の中から解放されたペニスは、自分のものとは思えなかった。

散々ライザに焦らされたせいか、それは今までにないサイズに肥大化し、先端から溢れた我慢汁が竿全体をコーティングして『テカテカ♡』と怪しい輝きを放っていて。

青筋の浮いたグロテスクな肉の棒が『ヒクヒク♡』と震えるたびに、白濁混じりの汁が飛び散りシーツを汚す。


「さ〜て……♡」


ほっそりとした指の先。

部屋の灯りに照らされて、ぼぉっと浮かび上がった細い指。

それは白魚のような輝きを放ち、筋張ることなく滑らかに曲げられた指の腹は女性らしいなだらかな曲線を描き、桃色の爪が華やかに彩りを添えている。

ライザの五指が蠱惑的に波打てば、見ているだけで得も言われぬ背徳的な気持ちが沸き立ってくるようだった。

どれもこれも、ここまで高めに高められた性欲のせいだった。


「あっ……♡ あっ……♡ あぁぁっっ……♡♡♡」


待ちに待った快楽が目の前まで迫ってきていた。

肉竿を鷲掴みにせんと開かれたライザの手指の接近に心が踊る。

これから先に待ち受ける快感のことで頭がいっぱいになるにつれて、一抹の不安が訪れる。

今ここでライザに射精させられてしまったら、もう後戻りはできないのではないかという懸念。

男としての威厳を失い、ライザという女体の海から二度と抜け出せなくなってしまうのではないかという恐怖。


「クスッ……♡ おと〜さまったら……♡ そんなに心配しなくても大丈夫だってぇ〜♡ おとーさまはただ気持ちよくなってればいいだけなんだからさ~……♡」


悪魔にも似た誘惑。

淫魔のような女の囁き声が、名家としての本能が鳴らした最後の警鐘を搔き消し、肉欲の火に薪をくべる。


「……おちんちん隠すなんていけないんだ〜っ♡」


無意識のうちにラルフはライザの手を払おうとしていた。

名家の貴族と言えど、彼とて伊達で当主を務めているわけではない。

その鍛え上げられた肉体に気高き精神が宿り、ここに来てライザの拘束に抗ってみせたのだ。

しかし──。


「クスっ……♡ おとーさまったらぁ……そんなに暴れたら危ないよ〜?」


ライザの手はビクともしない。

それどころか、ラルフの抵抗をものともせず、竿に手を寄せていく。


「あ"っっっ♡♡♡ お"っっっ♡♡♡ な、なんでっっっ♡♡♡」

「なんでって……クスっ♡」





「こんなによわっちぃ力で?♡」





「ん"お"お"お"っっっ♡♡♡」


遅すぎたのだ。

ライザとてただの小娘ではない。

クーケン島での冒険を経て得た経験は、そこらの小娘とは比較にもならない。

そんなライザに骨抜きにされて、あまつさえ全身を絡め取られている状態の男が、まともな力を発揮できるわけがなかった。


「ほら、お父様……♡ その手を離してよ……♡」


耳の穴にしっとりと入り込んでくる、湿った声。


「お父様?♡ あたしの言うことが聞けないの?♡ あたしのお手々でちんぽシコシコして欲しくないの……?♡」

「あ……あぁ……っっ♡♡♡」


「ん〜?♡ おと〜さまったらぁ……♡」


甘ったるい囁き声が鼓膜を震わせ、脳を揺さぶる。

言葉の一つ一つにたっぷりとまぶされた媚。

ゆったりとした動きで語りかけるライザの柔らかな肢体が身じろぎするたびに、汗と蜜の、甘い女の香りが匂い立ち、理性を狂わせる。

残った僅かばかりの反抗の芽も、指先で優しく摘み取られてしまうかのように──。


くちゅ……♡


「お"っっっっ♡♡♡」


人差し指と親指。

調味料でも摘むように、二本の指が亀頭を摘み上げた。

たったそれだけなのに、腰が砕けてしまいそうな快楽が男を襲う。


「あ"ぁっっ♡♡♡ あ"ぁ……っっ♡♡♡」


喉仏を晒し、天を仰ぐラルフの目には星が飛び、チカチカと瞬いていた。

それほどまでに全身を駆け抜けた快感は凄まじく、間抜けな顔をライザに見られていることすら忘れてしまう程の刺激。

ただ亀頭を指先で摘まれただけで快楽のことしか考えられなくなった頭の中からは、先程までのネガティブな感情など全て消え去っていた。

ライザは追い打ちをかけるかのように、指の腹で優しく亀頭を撫で回す。


くちゅっ……♡

くちゅっ……♡

ぬちゅっ……♡


「クスっ……♡」


触れるか触れないかの際どいライン。

敏感であるが故に物足りない程の優しさで、しかして執拗に責め立ててくる指愛撫に、『ビクビク♡』とペニスが歓喜に打ち震える。


「あ〜ん……♡ ちんぽきもちぃ〜ん……♡ ちんぽ溶けちゃう~ん……♡ クスっ……♡ おと〜さまったら……♡ そんな腰へこへこさせちゃって……可愛いね♡」


ライザの指先が亀頭を優しく撫でるたびに、ラルフは腰を浮かせて快楽に身悶えた。


「お手々とのえっち、きもちぃ~?♡」

「あ"ぁっっ♡♡♡ あ"ぁ〜〜〜〜っっ♡♡♡」


手とセックスをする。

ライザは確かにそう口にしたが、肉棒はライザの指に弄ばれているだけで、セックスというにしては程遠い刺激しか与えられていない。

ただ少し優しく撫でられているだけ。


「おと〜さまってば……そんなにちんぽシコシコされたいんだ?♡」


亀頭を摘んだ手と反対の手のひらが、亀頭の真上に被せられる。


「ほら、頑張ったらお手々に届くかもよ~?♡」

「あ"っっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡」


赤子をあやすような優しい声音。

ライザの言葉を真に受けて必死に腰を上下させるが、勿論と言うべきか成果は芳しくなかった。


「ん~?♡ 指に挟まれた亀さんが~……『にゅこっ♡ にゅこっ♡』って~……上下に動いてるだけじゃ~ん……♡ もしかして、おとーさまのセックスって、指と指の間に亀頭を出し入れするだけのおままごとみたいなえっちのことなのかな~?♡」


馬鹿にするような囁き声も快楽のスパイスでしかなく、一向に触れてくれない手のひらに向かって腰をヘコつかせているだけで、甘く痺れるような快感が全身を駆け巡る。


「あ~っ♡ あたしのお手々が、おとーさまのちんぽで汚されちゃう~……♡」


それでもラルフの肉棒は快楽を求めることをやめず次第に腰の動きが大きくなっていくものの、ひらひらと踊るライザの手指に翻弄されるだけであった。

親指が透明な汁を掬い上げ、『クネクネ♡』と動く人差し指が亀頭のエラを優しく撫で、そのままカリ首をなぞり、また裏筋へと戻っていく。

そんなもどかしい愛撫にペニスは『ビクビクッ♡』と震え、鈴口から透明な液を溢れさせるばかりで──。


「いいよ~?♡ お父様のちんぽ可哀想だからお手々とえっちさせてあげる……♡」


ようやく得られた慈悲の言葉。

もはや限界をとうに超えていたラルフにとって、ライザの言葉は女神様から与えられた天啓に等しく。

当初、かの女のことを手籠めにでもしてやろうと思っていたラルフは、今や女神様であるライザの巨大な手のひらの上で踊らされるだけの存在に成り果てていた。

しかし、ライザが注いだ快楽に理性を喰い散らかされた名家の当主が、今自分が置かれている状況に気づけるはずもなかった。

ただ気持ちよくなりたい一心で、目の前の手に向かって腰を突き上げるラルフに知性の欠片も感じられない。


「……だけど、おとーさまのよわっちぃちんぽじゃ、あたしのお手々が満足できないかもしれないからさ~♡ まずは、指の輪っかとえっちするところから……ね?♡」

「あっ……♡」


耳元に寄せられた唇から発せられたライザの一言。

それは手で握ってもらえると思っていたラルフにとって残酷なもので。

だからといって彼女の提案を蹴ることなど今更できるはずもなかった。

女神様の命令は絶対なのだ。


「それじゃ~、指の輪っかさんに『挿れさせてくださ~い♡』って、ちゃんとおねだりしよっか♡」

「んぐっ♡ くぅぅ……っ♡♡ そ、そんなことぉぉ……♡♡♡」


女性器でもなく、ましてや手でもない。

人差し指と親指とで形作られた輪っか。

肉棒の真上で小刻みに揺れる指輪っかに向かって『おねだり♡』をしろというライザ。

ラルフのプライドを徹底的に磨り潰す魂胆だった。


「ほら、早くしなよ~?♡」

「んぐっ♡ くぅぅぅ……♡♡♡」

(ゆ、指におねだりなんてぇ……っっ♡♡♡)


屈辱の極み。

男が受けてきたこれまでの人生の中で間違いなく最大の屈辱。

しかし──。


くちゅ……♡


「あ"あ"っっっっ♡♡♡」


ほんの一瞬だけあてがわれ、すぐさま離れた指の輪っか。

セックスとは程遠い行為でありながら、ライザの指に触れた亀頭を甘い電流が貫き、ペニスの奥にまで浸透してくるような快感が流れる。


「あ"っ♡ あっ♡♡ あ"ぁ……♡♡♡」

(こ、これぇぇ……♡♡♡)


「ね、お父様?♡ おとーさまのちんぽの先っちょで、あたしの指まんこを、ちゅっちゅ~ってしてごらん……?♡」


鼓膜をくすぐるライザの甘言。

自然と言葉が漏れていた。


「ら、ライザ殿のぉ……♡ ゆ、指の輪っかとっっ♡♡ え、えっちさせて……♡ くださ……い……♡♡♡」

──あ"あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡


顔から火が出るかと思うほど恥ずかしかった。


「──いいよ♡ 指とえっちさせたげる……♡」


しかし、それ以上に。

蠱惑的に微笑むライザを見ると、頭の裏が『じわぁ~♡』と熱くなってくる。

ライザの言いなりになることが、この上なく気持ちよくて。


(な、なんだ……これ……?♡)


ライザのことが気になって仕方がない。

いや、そんな生半可なものではない──。


(も、もっと……♡ もっとライザ殿と一緒にいたいぃ……♡♡♡)


くちゅっ♡ くちゅっ♡ くちゅっ♡


「あはっ♡ ヘコヘコ腰振り上手上手~……♡ あたしの指も感じちゃう~ん♡ ほら見て?♡ あたしの指の輪っかとちんぽが『ちゅくちゅく~♡』って絡み合って~、とってもえっちな音が鳴っちゃってるよ~?♡」

「あ"ぁっっっ♡♡♡ ら、らいざどのっっっ♡♡♡ あ"っああぁぁ〜〜〜〜っっ♡♡♡」


「指相手にえっちしてるみたい……♡ え、まさかお父様は指の輪っかと本気でえっちしてると思ってんの? クスっ……♡ 男ってほんとバカだよね……♡」

「そ、そんなわけっっ♡♡♡ あ"あぁっ♡♡ あ"あ"ぁぁっっ♡♡♡ ああぁっ〜〜っっ♡♡♡」


にゅくっ♡ にゅくっ♡ にゅくっ♡


「ね~、なんか腰の動き早くなってない?♡ 息も荒いし……♡ え、このちんぽ、あたしの指の輪っかのことをおまんこだと勘違いしてんの?♡ あはっ♡ なにそれ~♡」

「んっ……♡ んぐっっ……♡♡♡ あ"っっ……♡♡♡」

(そんなわけっっ♡♡♡)


ライザの戯れ言に内心で反論するも、声に出すことはできなかった。

既に限界は近く気を抜けば射精してしまう。

だからこそ、一旦腰を落ち着けて、我慢をすることに集中──。


「おい、腰動かせって……♡」

「ん"っ♡ ん"っ♡ ん"っ♡♡ ん"ひぃぃぃんっっ♡♡♡」


──できなかった。

ライザの冷たい一言で腰を振ることを強要される。


「ほら、へこへこへこ~♡ くちゅくちゅくちゅ~♡ あははっ♡ いいじゃんいいじゃん♡ 指まんこも気持ちいいって言ってるよ~?♡ ……もっと締め付けちゃお♡」


くちゅぅぅぅぅぅっ♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


きゅっ♡♡


ちょうどカリの溝を通過する瞬間、巻き付いた指の輪っかの締め付けが強くなる。


「お"~~~~~っっ♡♡♡ お"ぉ~〜〜〜っっっ♡♡♡」


腰を引こうとしたところで、狭くなった指の輪っかにカリのくびれ部分を締め付けられて、喉の奥から声が漏れる。


「えっちのやり方教えてあげるね~♡ くちゅくちゅくちゅ~♡」


にゅるっ♡ にゅるっ♡ にゅるっ♡


指輪っかの圧迫が強くなる。

『ちゅこちゅこ♡』と小刻みに動くライザの指先に、男の弱点であるカリ溝を虐め抜かれてしまう。


「ほら、おまんこも気持ちよくなってくると、中のちんぽ、ついつい締め付けちゃうからさ~?♡ 精液出せ出せ~って……♡」


耳元で囁かれた『出せ♡』という言葉に、ラルフの腰が『ぴくん♡』と跳ねる。

無論、ライザはその動きを見逃さなかった。


「お父様~?♡ もしかして、もう限界なのかな~?♡」


限界はとうの昔に訪れていた。

だがしかし、精液として出せなかったのは全てライザの手腕によるもの。

それなのに敢えてライザはラルフにそれを言わせようとするのだ。


「あ、あぁ……っ♡ ら、ライザ殿ぉ……♡♡ こ、これ以上はっっ♡♡♡」


もう既にライザの言いなりだった。

ライザの言いなりになることで身体が快感を覚えてしまうのだ。

ライザという魔性の女が作り出す沼に『ずぷずぷ♡』と沈み込んでいく。

決して自力では抜けられない沼に。


「じゃ、あと五秒数えてあげるから、それでも我慢できたらお手々とえっちさせてあげるね?♡」


舐められている。

馬鹿にされているのは明らかなのに……なのに……!!


「ご~~~~~ぉっ……♡」


カウントに合わせてライザの指輪っかが、ゆっくりと上下に動き始めた。

精液を搾り取るような激しい動きではなく、性感を高めるような緩慢な動き。

この期に及んで、この動きなのだ。


「よ~~~~~んっ……♡」

「んぐっっ♡♡ ん"っっ♡♡ ん"ん"っっっ♡♡♡」


だがどうしてだろうか。

『ニヤニヤ♡』と笑いながら指を上下に動かすライザと鏡越しに目が合うと、胸がときめき、股間が『じくじく♡』と疼く。

射精欲が込み上げてくる──。


「さ~~~~~んっ……♡」

「んお"っ♡ お"ぉ~~~っっ♡♡♡ らいざぁっ♡♡♡」


もう『ライザ殿』などと呼ぶ余裕もなければ、他人行儀な敬語を使うだけの理性も残っていなかった。

根本から先端にかけて肉の幹を這う柔らかな指の肉に、ラルフは大股開きの恥ずかしい姿勢で彼女の名前を口にする。


「に~~~~~いっ……♡」

「らいざっ♡♡♡ らいざっ♡♡♡ らいざぁぁっ♡♡♡」


我慢をするために名前を呼んだはずなのに、口にすればするほど、ラルフはライザが欲しくなる。

指の上下する動きに合わせて、玉の奥から精液が引っ張り上げられていくようで、釣り針に引っ掛けられているかのようであった。

快楽という餌のついたライザの指に引っ掛けられて、欲望の塊を『くいっ♡ くいっ♡』と引っ張り上げられていく。


「ん~……?♡ おちんぽがビクビクしてるよ?♡ お射精したくてたまらないんだよね?♡」


「出しちゃえばいいじゃん♡ 指の輪っかのこと、おまんこと勘違いしておちんぽびゅーびゅーしちゃいなよ……♡」


「い~~~~~ちっ……♡」


ライザの紡ぎ出した快楽が頭の中を蹂躙する。

悔しいだとか、屈辱的だとか、ラルフの脳内に根ざしていた男尊女卑な思考は、もはや見る影もなくなっていた。


「ほぉら♡ もう我慢しなくていいんだよ~?♡ おちんちん気持ちいいんでしょ?♡ 次で『びゅー♡』しちゃいなよ~……♡」

「っだ、だめ……だっ♡♡」

(もう我慢できない……♡)


ライザに耳元で囁かれる言葉の一つ一つが甘く脳を溶かしていく。

自分が何のために我慢しているかすら思い出せなくなっていた。


「次で『びゅー♡』しちゃう魔法をかけてあげるね……?♡」


さわっ……♡


「あ"あ"っっ♡♡♡」


今までなりを潜めていた反対の手のひらが、睾丸をしっとりと包み込む。

ライザはそのまま手指をゆっくり波打たせ、手の中に収めた睾丸を優しく揉みしだき始めた。

名家の貴族を手中に収めた余韻に浸りながら。


「たっぷんたっぷん……♡ ココにたぁ~っぷり詰まった、おとーさまの濃ゆぅ~いザーメンを……♡ いーっぱい、『びゅー♡』してあげようね~?♡ クスっ♡」

「ら、らいざっっ♡♡♡ それだめっっ♡♡♡ ん"お"っっっ♡♡♡ 指でっっ♡♡♡ 指の輪っかなんかで漏らしちゃうっっっ♡♡♡」


睾丸を揉みしだくことで昇り詰めてくる精液を、指の輪っかが押さえつける。

ライザはペニスの根元を強く締め付けることで早く出せと尿道をノックする精子の塊達を指の肉で押し潰し、ライザの許可なき射精を許さなかった。


「いーじゃん……♡ 指まんこでぴゅっぴゅしたら……♡ おとーさまのちんぽがよわっちぃのがいけないんでしょ〜?♡」

「しょっ♡ しょんなっっ♡♡ ここまで言うこと聞いて、我慢してっっ♡♡♡ ん"っっ♡♡♡ 手でっっ♡♡♡ 手でしてほしかっただけなのにっっ♡♡♡ 指っっ♡♡♡ 指なんかでっっ♡♡♡」


射精に対する生殺与奪の権利を二本の指に摘み上げられているようだった。

このまま根元を締め付けられ続ければ射精は取り上げられたままで。

一方で、少しでも指が上下すれば、あっという間にコキ出されてしまう。

……そんな状態。


「それじゃー、最後のカウントダウンしちゃお~っと……♡」


すぅぅぅぅぅ……♡


「あ"あ"あ"っっっ♡♡♡ やめっ♡♡ やめっ♡♡ ゆるしてっっ♡♡♡」


次の一言を……とどめの一言を放つべく、ライザの唇に向かって流れ込んでいく空気が耳元を撫でる。

いくら懇願しようとて、ライザの意思が変わらないことはわかっていた。

ここで漏らしたくなくば我慢するより他ない──。

そう思い、下腹部にぎゅっと力を込めたところで……。


ぐりぐりぐり……♡

ぎゅぅぅぅ……♡♡

むにゅぅぅぅぅ♡♡♡


「んぉっっっ♡♡♡ お"っっっ♡♡♡」


背後から絡みついてくる豊満な女体。

間違いなく極上の抱き心地を誇るライザが、自身の身体を密着させて胸に実った爆乳を押し付けてくる。

竿の根元を押さえつけた指の輪っかは尿道の内側を擦り上げるように『ぐりぐり♡』と回転し、睾丸を揉む手つきもより淫らなものへと変貌を遂げていた。


「あっ♡♡♡ むりっっっ♡♡♡ こんなのむりっっっ♡♡♡ がまんむりっっっ♡♡♡」


ほんのわずかな間なら我慢できると思ったラルフの浅はかな思考は、一瞬で瓦解していた。


にゅるぅぅぅ~~~~……♡♡♡


ライザの指の輪がゆっくりと幹を上り始め、その動きに連られて内部の精子達も出口に向けて移動をし始めていた。


「あ"っ♡♡ あ"ぁ~~っっ♡♡♡ らいざぁぁ……♡♡♡」


絶頂間際のラルフが目にしたのは、姿見越しに映る淫らなライザの姿。

歪んだ目の奥で大きな瞳を煌々と輝かせ、意地悪そうな笑みを浮かべて男を手玉に取る、『悪女』として覚醒しつつあるライザの姿だった──。




「ぜ~~~ろっ……♡」


にゅるっ♡♡♡


「ほら……イっちゃえ……♡」


耳元で囁かれた瞬間、ゆっくりと這い上がっていた指の輪っかが一気にずり下ろされて、精子を押さえつけていた蓋が開かれた。


びゅくっ♡♡♡ びゅるっっ♡♡♡ どぷっ♡♡♡ びゅくッッ♡♡♡ びゅぐるるるっっっ♡♡♡


口から漏れ出す野太い声。

竿の先端から溢れ出す白濁汁。


ぶぴっっ♡♡♡ どぷっっ♡♡♡ びゅッッッ♡♡♡ びゅぐッッッ♡♡♡ グッぽっっっっ♡♡♡


何もかも自分で止めることはできなかった。

自分を何一つ制御できなかった。

ライザの思うがままに、ライザの望むように──。


「あ~あ……♡ 漏らしちゃった……♡」


ライザは人差し指と親指で作った輪っかをゆっくりと上下に動かす。

その指がなぞるのは射精中のペニス。

たったそれだけの行動が男の神経を焼いていく。

指二本で男を快楽の虜にしていく。


「は~い……ぴゅっぴゅ~……♡ しーこ、しーこ……♡ ぴゅっ♡ ぴゅっ♡ ぴゅぅ~♡」


ぬちっ♡ ぬちっ♡ ぬちっ♡


単調に見える動き。

しかしその実、涼しげに『ケラケラ♡』と笑うライザは指の締め付けを変え、手首のスナップを効かせ、男性の弱点を的確に扱き上げていく。

断続的に与えられる快感に射精の波が止まらない。

出しても出しても、次から次へと湧き上がってくる射精欲。

快楽の無間地獄。


「おとーさまの赤ちゃんの素……♡ ぜ~んぶ、指の輪っかでコキ出してあげるからね~?♡ ほら、足はピーンっ♡ 腰はヘコヘコ~♡ ……そうそう、上手上手~♡ とぷとぷとぷぅ~♡」


先端から漏れ出す白濁が止まらない。

上下に竿を扱くライザの指先に摘まれ引っ張り出されるように。

精子だけでなくプライドや理性までもが引きずり出され、ライザの指でコキ捨てられていく。


──この女にハマってはいけない。

──この女にハマったら人生が狂う。


ライザの笑顔を見た時に、そう本能が警笛を鳴らしていたはずなのに……。


「お父様の大事なタマタマをモミモミされてたら、お漏らしぴゅっぴゅ、止まりませんね~?♡ 家庭教師の女の手のひらで大事な男の子の部分を可愛がられて~……♡ 無駄撃ち精子、指の輪っかでコキ捨てられるの気持ちいいですね~♡」


一体どこで選択肢を間違えてしまったのだろうか。

心当たりはありすぎるほどにある。

息子の授業を一日オフにさせられたとき?

食堂でライザの足に股間を撫でつけられたとき?

いや、それを言えば昨晩『お馬さんごっこ♡』などとふざけた遊びで台無し射精をさせられたから簡単な誘惑にも引っかかったといえるわけで。

元はと言えば、肉欲にかまけてライザという女に迂闊に体を許してしまったことが──。

いや、まて、そもそもライザという女が屋敷に来たことが……そしてそれはなぜか?

宮廷魔術師のアイツに愚痴を漏ら──。


「ん~?♡ おとーさまは余計なことを考えないで、ちんぽ気持ちよくなることだけ考えてればいいんだよ~?♡ ほら、おちんぽのことお手々で抱きしめてあげるから……♡」


──それはっっ♡♡♡ まずいっっっ♡♡♡ だめっっっ♡♡♡ あたまこわれりゅっっっ♡♡♡ やめっっっ♡♡♡ やめっっっ♡♡♡


「──ぎゅぅぅぅぅぅ~……♡」


──ライザの指っっ♡♡♡ あの指が、ちんぽに絡みつくッッ♡♡♡ 『ふわっ♡』と触れるだけでもヤバいくらい気持ちいいのにっっ♡♡ なんでっっ♡♡♡ なんでっっ♡♡♡ さっきまで握ってくれなかったのにっっっ♡♡♡ なんでっっっっ♡♡♡ おねがひっっ♡♡♡ もうやめてぐれぇっっっっ──♡♡♡


窓から射し込む日は、高く昇ったばかりであった──。


………

……

…

##P15 ライザの自慰・名門貴族を手中に収めた優越感 エンディング、ライザの自慰、不平等な取引、これからのこと


結局のところ、二人がその日のうちに部屋の外へ出ることはなかった。

指輪っかコキに我慢できず絶頂を迎えたラルフを背後から羽交い締めにしたまま、ライザは自身の類まれな女体を駆使して、彼の身体を隅々まで責め立てたのだ。

肉感的な身体を駆使した愛撫はラルフの理性を溶かしきり、今や彼はライザに命令されるだけで果ててしまうほどに調教されていた。

いくら抵抗しても無駄だった。

甘い匂いを嗅がされ、身体を擦り寄せられてしまえば、彼の意志など簡単にねじ伏せられてしまう。

半ば廃人のような状態のラルフと、そんなラルフを操るライザの二人で交わされた不平等な取引。


一つ、この屋敷の使用人の雇用権はライザが持つ。ただし使用人を雇うことに掛かる費用はラルフが持つこと。

一つ、レオの家庭教師としてのライザとの契約を、基本的に無期限とすること。なお、契約の破棄はライザ側から言い渡すものとする。

一つ、この屋敷の中にライザのみが使用できる部屋を用意すること。

一つ、ラルフは雇用主として、ライザのすることに一切の口出しをしないこと。


などなど、他にも金銭に関わることなど結んだ契約は多岐に渡るが、ライザの言いなりと化したラルフにそれをどうにかする術などはなく。

少しばかり抵抗の意を見せたところで、『じゃあもう二度と射精させないよ~?♡』と耳元で囁かれれば、ラルフの選択肢は一つになってしまう。


この日、朝から夜中までラルフへ一方的に快楽を流し込み続けた結果、ライザはウィッシュガルド家の実権をほぼ握ることに成功したのであった。


………


「ふぅぅ~……♡」


火照った身体を冷ますには湯あみに限る。

自身の身体から発せられた甘ったるい匂いと、ラルフから搾り取ったオス臭さを全身にまとったライザは、客人専用の浴室に籠り身体の火照りと興奮を冷ましていた。

じきにこの浴室も自分専用となるだろう。


ちゅぷっ……♡


「あ"っ……♡♡♡」


浴場で大きく反響した濁音混じりの嬌声。

十二分にぬかるんだ秘所に指を這わせれば、漏れ出した蜜が指にまとわりつく。


くちゅくちゅくちゅ……♡


「あっ……♡ はぁぁ~~……♡♡♡」


今日の出来事を思い出しながら自慰に耽る。

気を失いかけたラルフに口移しで特製ハーブティーを流し込んだこと。

彼が水分を求めれば唾液を与え、口さみしいと言えば乳首を吸わせてやりながら、手で肉竿を扱いてやったことなど。

そんな一連の流れを頭の中に思い浮かべながら、蜜壺を指でかき混ぜれば、割れ目からとめどなく愛液が溢れて止まらなくなる。


「ん~~……♡♡♡ ん"っ♡ ん"っ♡」


もう限界だった。

M字に開いた脚を限界まで開き、自身の指に向かって腰をヘコヘコと振っていく。

普段、オスに強要する無様なポージング。

それを自分で行うのだ。


こんなはしたない姿を人様に見られてしまったら、もうお嫁にいけない……♡


などと考えながら、今日の最後のシーンを思い出す。

プレイによってかいた汗で蒸れた足に顔面を踏みつけられているというのに、一向に勃起が収まらなかったラルフの痴態。

幾度もの絶頂を迎え性も根も尽きているはずなのに、足を顔面に押し付けて匂いを嗅がせてやれば、快楽を求めてすぐに腰をヘコヘコと振ってくる。

今までに覚えた女の味を全て忘れさせ、自分が初めての女であるかのように『ライザ♡』という性癖を植え付けてやった。

あの身体ではもう二度と他の女を抱くことはできないだろう──。


「あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あ"あ"っっっ♡♡♡」


思い出すだけでも興奮がぶり返すほどの体験だった。

人一人の人生を掌握し、握り潰したのだという実感。

それもただの一般人ではない。

名家の貴族なのだ。

ラルフが見せた痴態にライザは気持ち悪いなど微塵も思わず、むしろ可愛げすら感じていた。


──性欲に狂う男性が可愛い……♡ 全部自分のモノにしたい……♡


彼女もまた変態であることに間違いはなかった。


「ん"っっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ イクっっっ♡♡♡ ん"ぅぅぅぅ……♡♡♡」


M字に開いた足の甲を丸め、迫りくる快楽を受け止める。

ライザは本日何度目かの絶頂に達した。


「はぁ~~……♡♡♡ ふぅぅ~……♡♡♡」


にゅぷっ……♡


蜜壺から引き抜かれた指には愛液がねっとりと絡みついていた。

自身の指をしげしげと見つめながら、ライザは次のターゲットのことを考え始めていた。


「父を喰らわば、余さずその子も頂くべし……ってね♡」


ライザの呟きに呼応するように、淫靡な雰囲気が浴室を満たしていく。

彼女の毒牙の矛先は、ラルフの一人息子へと向けられていた──。


………

……

…



【続く】


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Comments

N H

ネグリジェやドスケベな踊り子衣装など様々な服装で貴族の父親を堕としていくのがとても興奮しました。抜けました❤️❤️貴族の息子を堕とすその3のお話しも期待しています。過去の王都編とても好きです😍😍

あひるだったもの

コメントありがとうございます!! ドスケベ衣装、いいですよね……! メンエスを少し意識しながら書き上げてみました☺️✨ たくさん抜いていただけると作者冥利に尽きます!

apang

読み終わりました、とても素晴らしいです!次の章はいつ発表されますか?

あひるだったもの

ご支援並びにコメントありがとうございます!! 次は残念ながら未定なのですが、少しずつ書き進めてはいます。 (現在約2万文字) 気長にお待ちいただければと思います!

apang

了解、ゆっくり書いてね!気長に待ってるよ。