【サンプル】『社長の下僕』【男の靴下、臭い、足コキ、電気あんま】 (Pixiv Fanbox)
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「一条社長。本日はお忙しい中、お時間をいただき本当にありがとうございます」
俺の会社の佐藤部長が、これ以上ないほどの笑みを浮かべて頭を下げた。
ここは銀座の路地裏にある、完全会員制の高級割烹。
一条から指定で部長が手配したこの店は、俺が今まで来たことがないような豪華な店だった。
通された個室も広々としており、そこには若くしてIT業界のトップに立った一条司が堂々と座っていた。
「お久しぶりですね佐藤さん。わざわざこの店を予約してくれたんですから、来ない訳にはいかないでしょ。ここの魚料理は絶品ですよ」
一条は仕立ての良さが一目でわかる濃紺のスーツに身を包み、モデル顔負けの端正な顔立ちに余裕の笑みを浮かべている。
そしてその視線が、佐藤部長の隣に控えていた俺のところで止まった。
「で、そちらは?」
「あ、失礼しました!こいつは営業部の若手で、こう見えてうちの期待の星でして…是非一条社長に顔合わせできたらと。柏木、挨拶しろ」
部長に言われ、俺は一歩前に出て深く頭を下げる。
「柏木と申します。一条社長の輝かしい功績は、かねてより拝見しておりました」
顔を上げた瞬間、一条の目の奥にわずかに鋭い光が走ったのを俺は見逃さなかった。
それはただ品定めするだけではなく、どこか嫌悪してるような嫌な視線。
「へぇ。まぁ良いけど」
しかしその嫌な視線は一瞬だけで、一条はそう言うとすぐに今までと同じ笑顔に戻った。
会食は当然ながら完全に一条を中心に回り、俺以外にも同席している山城先輩が手際よくビールを注ぎ、佐藤部長が絶え間なく一条へ称賛の言葉を並べる。
「いやぁ、それにしても一条社長。先日の新サービスのお披露目、業界内でもその話で持ち切りですよ!まだお若いのにあの規模のプロジェクトを動かすとは、まさに天才の所業ですね!」
「山城の言う通りですよ!私どものような古い世代には、一条社長のような若手の実力者は眩しくて仕方ありませんよ。はっはっはっ!」
山城先輩の言葉に乗るように、部長の乾いた笑い声が個室に響く。
一条は運ばれてきた高級な刺し身に箸をつけながら、時折鼻で笑うようにしてその言葉を受け流している。
その態度は決して良いとは言えないが、誰もそれを咎めることはできない。
今回一条が首を縦に振るかどうかで、うちの会社の今期の数字が全て決まってしまうのだから。
「柏木君だっけ。君もそう思うか?」
そんな中、なぜか一条は俺に話を振ってきた。
「はい。一条社長の決断の速さと大胆さは、我々同世代の憧れです。今日こうしてお話しさせていただけるだけでも、大変光栄に思っています」
一瞬驚いたものの、なんとか笑みを作って機嫌を取るようなことを言うと、想定外なことに一条の口元が歪んでしまう。
「ふぅん。君、本当に見栄えだけはいいな。柏木君のようなイケメンが、頭を下げて俺の機嫌を取る。はっ、それも悪くないか」
その言葉には明らかに棘があり、俺を完全に敵視しているのが分かった。
佐藤部長や山城先輩はその不穏な空気に気づいているのかいないのか、褒め貰えて良かったなと調子を合わせている。
「そ、それは光栄です」
なぜ俺に対してこんなに敵意を向けてくるのか分からないが、俺はひたすら愛想笑いを浮かべて話を合わせて言った。
食事会と言う名の接待が始まって一時間。
部長や山城先輩からほ称賛の言葉は止むことがなかったが、一条はどこか退屈そうに俺に嫌な視線を送り続けていた。
すると、一条がおもむろにグラスを置く。
「なぁ佐藤さん。ちょっとこの柏木ってやつとサシで飲みたいんだけど。一旦退出してくれる?」
部長は一瞬目を丸くしたが、すぐに揉み手をしながら立ち上がった。
「もちろんです!柏木、一条社長がお相手をしてくださるんだから光栄に思えよ?社長、こいつはまだ不勉強な身ですので、もし失礼がありましたら何卒ご容赦ください。ほら、行くぞ」
「失礼いたします!」
山城先輩も部長の言葉に慌てて席を立つと、流れるように部屋を出て行く。
そしてこの広い個室には、俺と一条の二人きりだけになった。
『いいか柏木、この取引はうちの社運がかかってる。一条社長は何を考えてるか分からん男だが、絶対に機嫌だけは損ねるな。何を言われても絶対に、だ。良いな?』
俺は姿勢を正しながら、社内で言われた部長からの言葉を思い出す。
一条の影響は自分も嫌と言う程理解しているため、ここで一条の機嫌を損なう訳にはいかなかった。
「柏木君だっけ。君、ほんとにイケメンだな」
俺が内心で気合を入れてると、一条は肘をついて俺の顔をジッと見つめて言う。
「…恐縮です」
「女にモテるだろ?どうせ、どこに行ってもチヤホヤされて生きてきたんだろうな」
言葉の内容は褒め言葉のはずなのに、一条の言い方だとただの嫌味にしか聞こえなかった。
「いえ、そんなことは…私など一条社長の足元にも及びません」
俺は懸命に言葉を選んで謙遜し、相手を立てるように言ったつもりだが一条の目は笑っていない。
「ふぅん。その面でそんな殊勝なことを言われると、かえって鼻につくんだよなぁ」
一条にジロジロと上から下まで観察するように眺められると、緊張からか背筋に冷たいものが走った。
「なぁ、君は俺のことをイケメンだと思うか?」
一条は何を思ったか、ニヤニヤと笑いながら試すような口調で聞いてきた。
「勿論です。一条社長のように、容姿も才能も兼ね備えた方は見たことがありません」
「へぇ。じゃあ、君が見ても魅力があるように見えるか?」
「勿論です。同性の私から見ても、とても色気を感じます」
何を意図しているかはわからないが、俺は必死にお世辞を並べ立てる。
確かに一条はイケメンだし才能はあると思うが、男の一条に色気を感じた瞬間は今のところない。
だけど会社の存亡がかかってる今、自分の本当の思いよりも一条の機嫌の方が大事だ。
「そうかそうか。ならこれでもか?」
俺の返事を聞くと、不意に一条が身を乗り出した。
そしてあろうことか、椅子に座ったまま店のテーブルの上に、その見るからに高級な革靴を履いたままの足を乱暴に乗せたのだ。
その光景に一瞬言葉を失ったが、それでもすぐに頭を回転させて答える。
「…はい。一条社長のそんなSっ気のあるお姿も魅力的です。そんな社長に従わされたいと思う女性も多いと思います」
「あっそ。じゃあ君も跪きたくなったか?」
「!?」
そんな突拍子もない質問に、驚いて一瞬体が揺れてしまった。
冗談かとも思ったが一条の目は全く笑っていない。
俺は至ってノーマルであり、男に対してそんな欲求など微塵もないし、跪きたいなんて思う訳もない。
だけど脳裏に「社長の機嫌を絶対に損なうな」という言葉が焼き付いているため、正直に答えられるはずもなかった。
「……はい。社長はとても魅力的な方ですので、同性の私から見ても思わず屈したくなってしまう気持ちはわかります」
俺は声を震わせないよう、必死に肯定の言葉を絞り出した。
すると、その言葉を待っていたかのように一条は満足げに口元を歪めると、顎で自分のすぐ近くの地面を指す。
「じゃあほら、そこに跪いてよ。気持ちがわかるって言うなら、喜んでするよな?」
「っっっ!!」
正直予想してなかった返事ではなかったが、それでもいざ命令をされると凄まじく腹が立った。
女遊びが激しい一条はゲイではない。
ただ、自分よりも整った顔立ちの俺に屈辱を与えて楽しみたいだけなのだろう。
俺は唇を噛み締めながらゆっくりと椅子から立つと、テーブルで足を組む一条の前の床に両膝をついた。
「柏木君、近くで見ると本当に良い顔してるね。思わず反吐が出そうだよ」
憎々し気に言う一条社長に何を返して良いか分からず、俺はそのまま跪くように頭を下げる。
すると一条は机から足を下ろすと、今度は俺の顔のすぐ横にその革靴の足を置いた。
黒いソックスを履いた足が挿し込まれている高級な革靴の匂いに混じって、革靴の中からその足の蒸れた独特の匂いが顔に僅かに届く。
「っっっ」
「おら」
その匂いに頭を下げながら嫌悪していると、一条の声と共に俺の頭にズッシリと重みがのしかかった。
そう。一条はあろうことか、革靴のまま俺の頭を踏みつけたのだ。
「どうだ?嬉しいか?」
そう言う一条の声はあまりにも楽しそうで、それがあまりにも屈辱的だった。
クソ野郎がっっ!!!
あまりのことに怒りで頭がいっぱいになり、今すぐこの足を跳ね除けて殴り掛かりたくなってしまう。
しかしその瞬間に部長や同僚たちの顔が脳裏をよぎった。
俺が今行動を起こしてこの契約が破談になれば、俺だけでなくみんなの居場所がなくなってしまう。
「…っっ……はっ…い…光栄っ…です…」
俺は今にもキレそうな理性を必死に繋ぎ止め、何とか言葉を口から絞り出した。
「ははははっ!!」
その言葉を聞いた瞬間、一条はこの日一番の楽しそうな声で笑う。
「そうかそうか。光栄か。柏木君、俺は君を誤解してたみたいだよ。女に好かれそうな顔してるのに、本当は男に踏まれて喜ぶなんてな。今の君を女が見たら幻滅するだろうが、俺は君を気に入ったよ」
そう言いながら一条はさらに体重をかけ、グリグリと俺の頭を靴底で踏みにじった。
「そんなに君にはご褒美をあげよう。俺に跪きたいと言う柏木君なら喜ぶことだ」
一条はそう言うと頭から足をどけると、椅子に背中を預けるようにする音が聞こえた。
「おい、顔を上げて良いぞ」
その声で俺が下げていた顔を上げると、一条は俺の顔の前にその足を向けながら、革靴をゆっくりと脱ぎ始めたのだ。
ガポッと言う湿り気の籠る音を立てながら革靴が足から離れ、スルスルと脱げていって黒いソックスに包まれた足がゆっくりと姿を現す。
その瞬間、俺は本能的に息を止めた。
「っっっ」
そしてそのまま目の前に差し出されたのは、黒いビジネスソックスに包まれた一条の足だった。
その足はカリスマである一条の印象とは一転し、一日中通気性の悪い靴の中で足汗と体温で蒸され、蒸れたソックスの生地が漆黒に変色して足にべったりと張り付いている。
指一本一本の凹凸がソックス越しに浮き出ており、革靴の中の摩擦で足型に白くテカっている様子は、典型的な仕事終わりのただただ臭そうな足だった。
一条ぐらいになれば足の匂いや蒸れのケアをしていてもおかしくないのに、そんな様子は一切見られない。
こいつわざとか…?
鼻で息をすれば間違いなくその悪臭を吸い込んでしまうため、一条にバレないように小さく口を開けて口だけで呼吸をする。
そんな俺の様子を楽しむように、俺の目の前までその黒い足を差し出すように近づけてきた。
「どうした、柏木君。ご褒美だと言っただろ?遠慮なんかしなくて良いぞ」
そう言いながら一条は椅子に背を預けながら、その足先を俺の鼻の前まで寄せながらその指をグニグニと動かす。
その度に生暖かい空気が顔に触れ、不快感で吐き気すらした。
「おら、嗅げよ。俺の足を嗅げるなんて光栄だろ?」
一条は冷たく笑いながらさらに足指の先を俺の鼻に近付け、ギリギリ鼻に触れない場所で足指を広げて俺を煽ってくる。
こんな汚い足の匂いを嗅ぐなんて冗談じゃないと、殺意に近い怒りで歯をグッと嚙み締めた。
「まさか、嗅ぎたくない訳じゃないよな?さっき跪くのが嬉しいって言ったばかりだもんな」
そしてそのソックスのつま先で俺の顎をクイっと持ち上げ、一条と目線を無理やり合わされる。
顎に触れた足は見た目通り汗で湿っており、それだけで気色悪さのあまり全身に鳥肌が立った。
「それとも何だ、俺に嘘をついたのか?もしそうなら、嘘をつく社員のいる会社なんて信用できないなぁ」
「くっ…」
その言葉で俺は逃げ場が無いことを悟った。
今俺が我慢するだけで丸く収まるのだ。
会社にそこまで貢献したい気持ちは無いが、仲の良い同僚に恨まれるのは御免だった。
「…いえ、滅相もございません。嗅がせていただけるなんて光栄です」
俺は絞り出すような声でそう言うと、意を決してゆっくりと顔を前へ出した。
鼻先がその一条の足裏の黒い壁に近づくと、足汗でグショグショに濡れた生地越しに素足が薄っすら見え、それが更に臭そうに見えて躊躇してしまう。
ダメだ…やっぱり無理だ…
あと数センチというところで身体が拒絶して動けなくなってしまう。
嗅がないといけないと分かっているのに、体がどうしても言うことを聞かないのだ。
「何をしてるんだ?おらっ」
そんな中、一条の苛立ったような声と共に一条がその足裏を前へ突き出した。
「んぐっっっっっっっ!!」
衝撃と共に、汗でじっとりと濡れた一条の足裏が俺の顔面を踏みつけるように覆い尽くしたのだ。
ソックス越しに伝わる足の弾力と熱。
一条の大きな足裏が俺の鼻の穴を広げるように踏み、じゅわりとソックスから足汗が浮き出てくる。
「はははっ!!良い様だな。おら、さっさと嗅げ」
やるしかない…!!!!
一条の言葉に俺は覚悟を決め、顔面をその足裏が覆い尽くしている中、鼻から空気を一気に吸い込んだ。
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