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「くゥっ! こ、これでどうっスかっ!」


「剣筋が乱れている。そんなことでは、ゴブリンもロクに斬れまい」


「ウチのコレ、オーガも叩き潰すんスけどっ!?」


「さてな……このザマでは、それも怪しい物だ」


「ぬああ、コンチクショーッ!!」


 ぎぃん、とお決まりの音。何もかもをも断ち切るはずの、自慢の剛剣。身幅が太く長い、自らの身体すらも覆えるほどの鉄塊……王国騎士団『重爆盾剣』のサリル。絶賛売り出し中の激つよ騎士の腕から弾かれ、冗談のように宙を舞う。ブォンブォンと旋回する重々しい音を聞かずとも、見るだけでその無茶苦茶さがわかって頂けると思う……うん、とっても素敵なファンタジィ。


「うそん」


「現実だとも、目を逸らすな。さて……サリル。次はどうする?」


「ぬぉぉ、吶喊っスぅぅぅっ!!」


「切り替えの早さは素晴らしい。しかしながら、無謀な突撃は死を招くぞ」


「アッ。スゥー……て、てへぺろ?」


 こりゃあマズい、死に態も良い所。だが……あんな馬鹿デカいモンを振り回す、我が膂力を舐めてはいけない。女は黙って低空タックル、痺れる腕を突き出して敵手のやったら細いそこ。柳腰を目掛けいざや猪突猛進……うん無駄、わかってたよウチ。眼前に差し出されたあまりに鋭い煌めきに、具足の踵を地面を爆砕させるほどに食い込ませてかわいいポーズッ!!


「敵前で愛想を振りまいても、刺さるだけだぞ」


「ちょっ! やめっ……ウチのぷにぷにほっぺ、先っぽでいぢめないでぇっ!」


「いつまで経っても、我が身に埃も着けられぬ己の鍛錬不足を嘆くといい」


「パワハラだってそれ……いやマジで開いちゃうッ! ぷりちーフェイスが、ドーナツみたいになっちゃうからぁッ!」


「降参と取るが?」


「へへぇ」


 そして最後はへつらいの笑み。それを浮かべる以外に、この身が助かる術はない……見上げる玲瓏なる視線の温度と、冴え冴えとした月のような細剣の煌めき。こんなレイピア一本で、どうやってあのクソ馬鹿重量を弾き飛ばしたのか。その答えは単純、その身に纏う魔力光の輝きが目に痛すぎて泣いちゃいそう。


「全体に漫然と纏わせるのではなく、筋線維の一本一本を意識しろ。産まれ持った出力の高さを無駄にするな」


「うう、ウチ天才だと思ってたのに。実際養成校では、敵なしだったのにぃ……」


「上には上が居るということだ、身の程を知れて良かったではないか」


「こんなのが居たら威張れないじゃん……おのれ、ウチのサクセスストーリーが」


「上司に向かってこんなのとは何だ。教育的指導が必要と見える」


「ぐりぐりらめぇっ!」


 説得力ゼロ。計測水晶をブッ壊した自分の魔力量を遥かに超える、蒼銀の波動がメチャクチャ肌に痛い。そりゃあ技量もあるとは思うけど、産まれ持った物が違い過ぎるのだ……筆頭魔導士も目指せたと言われるほどの、莫大過ぎる上に精緻なる魔力操作。細剣を包む氷柱で、オーバーヒートしたウチの火照りを強制的に冷まされる。


「励め、騎士として。この紋章は決して軽くない……宣誓しただろう、弱き民草を守るのだと」


「はぁい、頑張りまッス」


「よし、返事がふてぶてしい。めげない所は評価するが、それはそれとしてパニッシュ」


「うっひょわぁァァッ!!」


「溶けたら鍛錬に戻るように、期待しているぞ」


 そして今日も、うっかり口を滑らせたウチは尊敬する上司にエラいことにされてしまった。全身余すことなく氷の牢獄に覆われて、出ているのは首から上ぐらい。自慢のワガママボディの凹凸を、これでもかとばかりに増やされた形だ……つまりは雪ダルマ。これ訴えたら勝てないかな、あの女は軽率に部下を虐待し過ぎである。


「ちょっ、団長! これいつ溶けるんスかっ!」


「反省したら溶けるぞ」


「永遠に溶けないじゃないっスかッ!!」


「……」


「あっ待って! 嘘嘘、ウチ心の底から反省してるっスぅぅぅぅ~~~~~っ!!」


 必死の懇願に帰って来たのは、屠殺されるために荷馬車に積み込まれる豚さんを見る視線。その異名……『絶対零度』の名の通り、冷え冷えとしたアイスブルーの瞳はもはや前しか見ていない。すたすた歩み去る彼女こそが我ら『女神騎士団』の頂点。ラヴィニア・フォン・コキュートスのお仕置きは、いつでも我らを文字通り震え上がらせるのである。


「またやったのか、サリル」


「なんスかおっさん、喧嘩でも売りに来たっスか」


「お前にそんなことしたら、か弱い俺は肉片になるに違いない。ほら、気休めにはなるだろう」


「お、気が利くっスねぇ! 男の癖に騎士団に居るだけあるゥ!」


「やっぱ助けるのやめようかな……」


 その騎士服のスカートに包まれたセクシーなケツを、いつか存分にシバいてやる……そう思いながら、次なる挑戦に想いを馳せるウチ。そんな哀れな虜囚に声を投げかけるは、加齢臭がプンプン薫る中年。その手から発せられる微弱な熱が、ほんのりと感じられる……マジ気休めだけど、無いよりはマシ。まぁ、男に期待している方が間違っているのだろう。


「なんスか、事実でしょ? アンタら、女神様のご加護を受けれないんスから」


「不平等だよなぁ、男女の差って。まぁショボ過ぎる俺の火でも、出せるだけでも上等だろ」


「まぁだいたいの男は出せないっスね、採用基準が低くて羨ましいっス」


「これでも努力したんだぞ? 血反吐を吐くぐらい。まぁ血しぶきがリアルに舞う、お前らの採用試験よりマシだが」


 我らが女神、『セレスティアナ』の気前の悪さを嘆くのが彼らに出来るせいぜいである。慈悲深き造物主たる彼女は、母である自らに逆らった男神たちも鷹揚に許したという……だが決して二度とは逆らわぬよう、その権能の全てをはく奪した。その奇跡の御手は、人が同じ轍を踏まぬよう加護を与える対象を半分に分けた。


「情けないッスねぇ。ま、戦いはウチらに任せておくっス。弱い男を守るのが、女の仕事ッスから!」


「はいはい、誠心誠意サポートいたしますよ騎士様。まずはコレが一刻も早く溶けるよう、微力を尽くすと致しましょう」


「苦しゅうないけど、マジ寒い! 火力を上げるっスよ、このマッチ棒!」


「心が凍えそう。お前らの心無い発言で、せっかくの新人従士がすぐにやめちまうから俺が苦労するんだよ」


「定年まで頑張れっス、ウチが出世したら屋敷で雇ってやるっスよ」


「期待せずに待っておくよ」


 総身に溢れる魔力の滾りは、我ら女に力を与えた。決して男が逆らえぬ、絶望的なまでの力の差。故に黒髪をぐしゃぐしゃ掻くこの男は、ずっとずっと従士のまま。騎士にはなれぬ、守るべき存在。永遠に報われぬ立場を勤め続けるとは、どんな気持ちなのだろうか……まぁ出世頭の自分にはわからないが、気心の知れた仲。将来側に置いてやるぐらいは、十分に許容範囲である。

 

 ◇◇◇◇◇


「うう、酷い目に遭ったっス……」


「団長に挑むの、これで何度目だっけか」


「数えてる暇なんて無いッス、ウチは前進を続けるのみっ!」


「こういう所が気に入られてるんだろうなぁ、俺もついつい世話を焼いちまう」


「産毛の一つも焦がせない癖にっスか?」


「やめろよ、泣いちゃうだろ」


 ぶんぶんと振られるのは細い腕であるが、豪風を纏って唸る風の音がヤバい。むんとガッツポーズを取る、その身長は俺より二十サンチばかり低いが……濡れた騎士服が貼り付く双子山は、大層ご立派。だがそのちっちゃくて柔らかそうな身体に宿す金剛力は、オークを撲殺して余りあるほどである。下から覗き込んでくる挑発的な視線も、アヒル口にしたくちびるの艶やかさも。おまけに前屈み故に長く変形した、デカ乳テントが宿す魅惑も受け流す他に無い。


「身体が冷えちゃったっスねぇ。お風呂は沸いてるッスか?」


「まだ昼だぞ、沸かしてるわけねぇだろ」


「えーっ! 風邪ひいちゃうッスッ!」


「馬鹿だから大丈……ウボァッ」


「なんか言ったっスか?」


 何せコイツらクソ強い。女神の加護を宿した女の中でも、なお選りすぐられた騎士の強さはエゲつなさ過ぎる。軽く振られた細い手が毎日トレーニングに励んでいる腹筋を容易く貫いて、肋骨を軋ませる大威力。女神様、マジ不平等。軽口を重い拳で返されつつ、我が身の儚さを嘆く俺である。


「ま、待て……マジちょい待ち。生憎今日は、『炎蛇』が遠征で不在だ」


「アイツが居なくても、他に炎を出せるヤツは居るっス!」


「俺の言うことを素直に聞いてくれるのは、あの娘ぐらいなんだよっ!」


「むぅ……確かにアイツ、オッサンにやたらと好意的っスね」


「だろ? 炭にされるのは御免だ」


 何がヤバいって、コイツでも本人の言う通りまだ優しい方であることだ。従士とは言え、俺は一向に男の身である。長く務めた騎士団でも、権限は犬のクソほどにも無い。決められた規則には、しぶしぶ従ってくれるのがせめてもの救い。そして薄い唇をほんのり歪めて俺のお願いを快く聞いてくれる、騎士団の良心が居なくては時間外入浴は厳しい。


「なんとかならないっスか? 珠のお肌は、熱いお湯を弾きたいって言ってるッス」


「そうは言ってもな、お前が満足するような熱量は俺には逆立ちしても出せん」


「命を賭しても無理っスか?」


「魂まで燃やして、薪になれっつぅのか。残虐過ぎだろ」


「使えねぇッスねぇ」


 俺も確かに火は出せるが、ヤカン一杯を沸かすのがせいぜい。全身全霊を振り絞っても、魔力で保護されたコイツらの肌に焦げ目一つ残せぬトロ火である。シャワーどころか溶岩すらも弾きかねぬコイツを、満足させられるわけがない。騎士団で唯一の無属性、『重爆盾剣』のサリル。天変地異を引き起こせぬ代わりに、彼女はただただ強く頑強な黄金の鉄の塊である。


「お前が交渉したら行けるかもしれんが」


「やっス。ウチより弱いヤツらに頭を下げるとか、誇りが許さんっス」


「だからって俺に踏ん反り返るなよ、はしたねぇぞ」


「アンタにウチに手を出す勇気が無いのなんて、とっくの昔に知ってるっス」


「このメスガキッ……!」


 だがマジで身体は極上。その実態とは裏腹に、その肢体に実り尽くした極上果実は俺の目を大層惑乱する。背が低い癖にデカ乳、おまけにスゲェ安産型。ドワーフの種族特性がもたらす、生意気過ぎるダイナマイトバディ。だが手を出した瞬間に俺の身体が発破される、地雷みたいな女である。おまけに栗色のショートカットから突き出たアホ毛が、馬鹿にしたように目の前で揺れやがる。


「いいから何とかするッス。やくめでしょ」


「ああはいはい、しょうがねぇ」


「え、何とかなるっスか? 正直期待してなかったっス」


「お前マジでいい加減にしろよ……難癖付けたかっただけかよ」


「いやー、亀の功より年の功っスねぇ! 長年従士してるだけあるっス!」


「聞いちゃいねぇ」


 俺マジで可哀そう……コイツ中年が困る姿を鑑賞したかっただけかよ。オッサン虐めて何が楽しいんだよ、これだから女は。口から溢れ出しそうになる罵詈雑言を何とか飲み込み、俺はただ彼女のキューティクル抜群な頭頂部に浮かぶ天使の輪を眺めて深い深いため息を吐いた。可哀想な中年の名はリュークス……この騎士団の黒一点、悩みは同じ痛みを味わうべき後輩従士が、すぐに辞表を出して居着かないこと。哀愁漂う、うらびれたオッサンである。


 ◇◇◇◇◇


「はぁー、気持ちいいっス!」


「さっさと出ろよ、あんま長くは借りれんからな」


「無理ッス! ウチはこの贅沢を、存分に堪能してやるっスー!」


「クソが」


 じゃあじゃあと肌を滑る、きめ細やかな水流。お湯をこんなにも浪費出来るなど、まさに特権階級の所業。いつもはうるさくて心の狭い炎使いの同僚どもも、このお湯に関しては一切手は抜かないのだろう。いや……抜けないのだ、騎士団の頂点のみが使えるここ。団長の個人浴場は、マジで設備が充実し尽くしている。


「くはー……生き返るとは、このことっスねぇ!」


「親父くせぇぞ、うら若き乙女がよ」


「ホンマモンの中年に言われるのは癪っスけど、心の広いウチは許してやるっス」


「マジかよコイツ、ここまでしてやってんのに上から目線を保ってやがる」


「覗いても、弱パンチ一発で許してやるっスよー……」


「はじけ飛ぶわ」


 これシャワーって言うんだっけ、桶で他の女の煮汁を掬ってブッ掛けるのとは大違いである。続いてわくわくと脚を突っ込み、身を沈めるのはなみなみと湯を湛えた浴槽。ざばぁっ、と大胆に溢れる自分の体積分のお湯。ぷかぷかと肉毬島が浮かぶこの情景を、見られても今なら許せちゃいそう。


「しかし、よく団長が許可してくれたっスねー」


「話の通じない人じゃないぞ、お前以外には」


「そのウチが入っても大丈夫とは、アンタの交渉も大したもんっスねぇ!」


「まぁちょうど良かったらしいしな」


「へ?」


「入るぞ」


「うへぇッ!?」


 しかし権力ってマジすげぇ、いつでもお湯が沸いてるとかテッペン目指さにゃ居られない。あの冷血女を追い落とす決意を新たにしていると、扉の外から響いてくる低い声とは別の……高いにも関わらずぞくぞくと背筋を震えさせる響き。慌てて入口に目をやると、風呂に入ってるのに心胆を寒からしめる光景。


「なんだ、私の持ち物に私が入って何が悪い」


「扉の外にオッサン居たっスよね!?」


「無防備なお前と違い、私はちゃんと考えている」


「いやでも、オッサン可哀そう……」


「何がだ」


 女神の似姿とも称される、ほっそりとしておきながら肉感的な肢体。背が低いのに乳とケツばかりデカい自分とは違う、黄金比率のプロポーション。ヒューマンとはバランスが取れた種族である……そしてそのバランスを、クソほど高次元でまとめ上げたゴックン美体。それを白い湯浴み着……いや、マイクロビキニだこれ。大事なトコだけ隠したそれを、大胆に見せびらかされて中年が受けた衝撃はいかばかりか。


「てっぺん透けてるっスよ?」


「うむ? それに何か問題でも?」


「だ、団長が良いならそれでいいっスけども」


「不思議なヤツだな、こんなことをリュークスに嘆願させておきながら気にするのはそこか」


「海にそれで行ったら、阿鼻叫喚っスよそれぇ……」


 純白の肌を包む紐が淫猥に乳を締め付けて、湿気で貼り付く極小の三角形に桃色乳首が大胆に浮いている。さらに下も、よく整えられた茂みまで透けてわかる頼りなさ。こんなのを民衆の前にお出しすれば、前かがみになる男どもが続出すること間違いなし。蒼いロングヘア―をさらりと揺らし、首を傾げる彼女は自分の姿に疑問を抱いていないようだ。


「従士に肌を見られるぐらい、訓練の時にもよく有ることだろう」


「お湯じゃなくて血がバッシャバシャ跳ねてる時っスよねそれ。傷の縫合してんのに、エロいこと考える暇とか無いっスよ」


「常在戦場」


「パネェ……! 一言で片づけやがったっス!」


「さて、スペースを開けろ」


「あ、はいっス」


 滔々と語られる正当性は、確かにそうなのだが……TPOと言う物を、御存じないらしい。我らの身体を見慣れていると言われればそれまでだが、血まみれの裸体に挑むのとは状況が違い過ぎる。だがマイペースを崩さぬ我が上司は、自分の戸惑いなどどこ吹く風。さっさと身体をシャワーで流し、長い髪をアップに纏めて自分の短い手足で占有していたそこに身体を滑り込ませる。


「……」


「あ、あのぅ……」


「何だ」


「すげーきまずいっス。なんか喋ってもらえませんかね」


「乳がデカくて目ざわりだな」


「言うことそれだけっスか!?」


 じぃぃと蒼氷の切れ長で見つめてくるいつもの癖も、裸で向き合う現在は居心地がカス。フクロウみたいに目を逸らしてくれないため、思わず苦情を申し立てたらそれ。バランスでは完敗だが、およそ同サイズの物を持ち合わせている癖に……アンバランスな自分のコンプレックスを、的確にブッ刺してきた。


「まぁ良い、ゆっくりと浸かっているといい」


「え、もう上がるっスか? カラスかなんかっスか?」


「私は氷を使うのでな、あまり長風呂すると茹だる」


「なるほど、もったいねぇっス」


「欲しければ励め。私より強くなれば、毎日堪能できるだろう」


 その冷然とした態度は、一向に揺るがぬままに。不意にばしゃりとお湯を跳ねさせたと思ったら、立ち上がって入口へと歩んでいく。思わずこの贅沢をぞんざいに扱う姿に疑問を告げるが、上気したうなじが何とも色っぽい。耐火性では勝利しているが、凄まじい敗北感を感じる艶姿である。負けじと上げる、決意表明は高らかに。


「上等ッス! いつかはここも、ウチの領土にしてやるっスよ!」


「そうか、ではリュークス。行こうか」


「へっ?」


「手加減してくださいよ、団長……」


「私に頼んだのだ、覚悟は出来ているだろう」


 だが……連続する衝撃は、さらに特大のインパクトをカマしてきた。未だ濡れたままのほっそりとした腕が、扉を開いた勢いで手に取るは中年の腕。むにぃ♡ と、乳谷間に捕らえられて引きずられる、オッサンの諦めたような表情。まさかコイツ、まさかまさか……


「お、オッサンをどうするつもりっスか?」


「無論、報酬を頂くのだが?」


「職権濫用っスよ!」


「口実はお前がくれたのだろう? 私は望外の幸運を、楽しむチャンスを逃さない」


「ッ……!」


 そのまま中年を連れ込むは……執務室。ウチは知っている、その奥には寝室に続く扉があることを。コイツ、オッサンを食っちまうつもりだ。振り返る猛禽のまなざしは、うっとりとトロけていて。流し目に浮かぶ女の情欲は、いつも無表情なその美貌をあまりにも淫猥な印象に変えていた。

 

「お、オッサンはそれでいいんスかっ!?」


「しょうがないだろう、お前に風邪を引かせるわけにもいかん」


「こんなことになると知ってたら、我慢ぐらいできたっスッ!」


「そうか、勉強になったな。……聞き耳を立てるのは許さん、頭まで氷漬けになりたくなくば控えるように」


「クソッ! こ、このド淫乱がッ!」


 ああ、ウチはとんでもないことをしてしまった。いつもワガママをしょうがなさそうに聞いてくれる優しいオッサンに甘えて、代償なんて考えもしてなかった。あのくたびれているようで、鋼のように引き絞られた肉体。大事な彼を、氷の女王に喰い散らかされてしまう……だが男には分からぬ情念籠った本気の瞳が、ウチにそれを許さない。今手を出したら……死ぬ。怯懦に囚われた自分は、情けなくも震えることしかできなかった。


 ◇◇◇◇◇


「あ、あの女ァッ! マジであり得ないっス、オッサンもオッサンで何で拒まないっスか!」


 ばたばたと駆け込む、自分の部屋。身体すらろくに拭かずに、飛び出してきてしまった……軽はずみな気持ちが、重い引き金を引いてしまった。その後悔の念が身の内で暴れ狂い、たまらずベッドに飛び込んで呪いの言葉を吐くことが堪えきれない。きっとずっと狙ってたんだ、口実を得るのを。人の良い中年は、自分の価値を軽く考え過ぎている。


「きっとあの冷血クソ女に、酷いことをされちゃうっス!」


 悪い想像ばかりが膨らんでいく。

 

「べ、ベッドに無理やり押し倒されて! それで、それで……」


 あの女の行動は読めている。わかるのだ、何故ならば。


「こんな、風にぃ……♡」 


 あんな美味そうなエサ、見逃せるはずが無いから。


「嫌がるオッサンに、乳をぐにゅぐにゅ♡ 無理やり押し付けてぇ……♡」


 あの逞しい胸板に、この戦働きには邪魔な肉塊を擦り付ければどれほどに心地いいだろう。


「ウチのこのデカいのを慰めろ♡ って、引っ掴むよう強制しちゃうんス♡」

 

 自分の小さな手では収まらぬ、これもあの大きな手ならば余裕で鷲掴みに出来る。


「さ、さらにぃ……こうやって♡ くりくりって♡ んくぅっ♡」


 さらには剣ダコがたっぷり着いた努力家な指で、先端を優しく摘まんで愛撫されればもう堪らないだろう。


「こ、こんなっ♡ ニセモノ快楽とは、比べ物にならないはずっスっ♡ そ、そしてぇっ♡」


 歪んだ顔を見下ろすのを想像するだけで、潤ってしまう。手が塞がっているために、ヌメる下着を腰の動きだけでズリ降ろす。


「ぱちゅん、ぱっちゅんっ♡ って♡ 容赦なく腰をブッつけて、気持ちよぉく喘がせてやるんスッ♡」


 そしてヘコヘコと上下させる腰が、シーツに擦り付けるクリトリス。雌芯を撫でる上質な布地は、もどかしい快楽しかくれない。


「絶対気持ちいいッ♡ あぁクソッ、ちんぽ欲しいッ♡ まんこ疼くっスぅっ♡」 


 それなのに、低音の喘ぎを搾り出すことを夢想しただけで。


「ウチのっ♡ ウチの物なのにぃっ♡ 団長なんかに汚されるなんてッ♡ お、オッサン♡ おっさぁンッ♡」


 今まさに貪られている彼を、想うほどに指も腰も止められない。連呼する彼の存在が、あまりにも愛おしい。


「ふぁ゛ッ……あァァンッ♡♡♡ はぁーっ♡ はぁ、あ……♡」


 きっと彼は傷ついているだろう、無理に淫行を強要されて打ちひしがれているだろう。一度の逢瀬? そんな物で済むはずが無い。蜘蛛の巣に囚われた蝶のように、縛り付けられるのだ……快楽で。


「絶対に、取り戻す」


 だからこそ、チャンスだ。優しく出来ないかもしれないけれど、今度こそちゃんと伝えるのだ……誤魔化さずに、素直なキモチを。惨めな自慰は、自分の決意を硬くする儀式。


 ◇◇◇◇◇


「で、そんな血走った目をしているわけかね」


「うるさいっスよ」


「しかしあのアバズレ、ボクを遠ざけたのはそれが狙いか。彼に頼られて君を甘やかしてしまった、我が身の失態を呪わざるを得ない」


「『炎蛇』、御託は良いんスよ。殺るか殺らないかっス」


「もちろん協力するとも……向こう見ずな君らしくなく、このボクの帰りを待ったのは正解だね」


「失敗するわけには、いかないっスから」


 あれが夢ならば、どんなに良かったことだろう。だがいつまで経っても、どんなに過酷な鍛錬を積んでも。あの愛おしい存在は、姿を見せぬままで眠れぬ夜を過ごした。団長室の扉は硬く閉ざされて、苦し気な低い呻きと甲高い喘ぎ声が罪悪感を募らせた。破砕など、いつでも出来ただろう。だがあの無表情が喜悦に歪む所を見れば、自分は遮二無二突っ込んで事態を悪化させていたに違い無い。


「なるほど、よく灸が据わったようだ。協力者まで揃えているとは、信じられない進歩だね」


「アタシがアンタたちに協力? 冗談じゃない、シリルもリスティも気に食わないわ」


「アリューシャはホント、素直じゃねーべ。すぐに返事してたでねぇべか」


「煩いわよ、黙らされたいのかしらっ!?」


「勘弁してくんろ、オラぁ身内の喧嘩は苦手だべ」


 失敗するわけにはいかないから、頭を下げることも躊躇わないし気に入らない相手とも手を組む。同じ視点で陰湿に微笑む、焔で相手を苦しめることに愉悦を見出すつるぺたホビットにも。いつも甲高い声と落雷で、あの低い声を遮るケツばかりデカいエルフにも。そびえ立つ巨城のように、いつの間にか彼に寄り添い影を落とす馬鹿デカい大鬼だって重要な戦力。


「『雷鳴凶奏』に『鬼岩城砕』か……ちなみに判断基準は?」


「オッサンを大事に想っていて、団長に逆らう気概のあるカスどもっス」


「あ、あんな男ッ! アタシはどうでもいいんだからねっ! あの冷血女が気に入らないだけよっ!」


「ノロマなオラにも、おっちゃんは優しくしてくれるべ。今が恩返しの時だぁ」


「いいチョイスだ、目的意識は統一が取れている……しかも、殺る気もばっちりだ」


 何せ従士を助けるために立ち上がる者など、彼の魅力に気づいている自分を除けばごく少数。全てに対して喧嘩を売り続ける、高飛車エルフはうっすい胸を反らしてばちばちと電流で金髪ツインテを逆立させて長い耳まで真っ赤にしている。義理堅く裏切りを知らぬと言われる、大鬼もいつも屈めている長身をむんと伸ばして意気軒高。あらゆる部分がデカい彼女の、土色のボブカットから突きでた両の角が鈍く輝きを放っていた。


「あのクソカスッ……! アイツもアイツよ、アタシがせっかく隙を突いて手引きしてあげようとしたのに、返事もろくにしなかった!」


「オラの時も、扉すら開けてもらえなかったべ。でも音がすごかったんだぁ、可哀そうなおっちゃんをひっ叩いてたに違いねぇ」


「ちなみにアリューシャ、その時何か変な音はしなかったかい? ミナヅキ、団長の声は聴いたかな」


「うーん、そう言えばしてたわね。なんか詰まった排水口みたいな」


「興奮しきった、ひっくい唸り声が響いてたべ。あっつい温泉に入ってるばあちゃんみたいだったんだぁ」


「なるほどなるほど、予想通りだね」


 そして最後のピースが、今揃った。義憤に燃える二人から事情を聞き、得心したとばかりに頷く我が身と同じぐらい小さいの。つるん、ぺたん、すとんとした貧相な肢体だが秘めた知性は半端ない。きっと今の質問で、戦略を組みたて始めたのだろう。紅い髪をオールバックにし曝け出した秀でた額。そこに手を当てて、邪悪な称号のゆえんたる長い蛇のような舌でべろりとくちびるを一舐め。


「さっさと行くっスよ、ウチらがオッサンを助けるんス」


「騎士鎧じゃないのも、良い選択だね。油断させるためかい?」


「そうよ、完全武装で攻め込んだらさすがに警戒されるじゃない」


「んだんだ、万全を期すべきだべ。リスティも鎧脱いでくんろ」


「うんうん、よろしい……よし、さぁ行こうか」


 そして携えるは、それぞれの獲物のみ……この日のために鍛ち上げた、身幅で分厚い鎧通しを握りしめる。想いとブッ込み装束は同じ……まぁ体型は皆異なるが。デカいケツでスカートを持ち上げるエルフと、長身に相応しい圧巻の肉量で上着を持ち上げてしまいシックスパックを誇らしげに晒す大鬼。すとんとしたシルエットのちんまいの。


「ところでアリューシャ、ミナヅキ。何で勝負下着なんスか」


「こら、覗くんじゃないわよ! こ、これはえーと……そ、そう! 討死に備えるためよ!」


「お、おっちゃんに恥ずかしい姿は見せらんねーべ?」


「さすがっスね、気合が入りまくってるっス。こりゃあ勝利の宴が楽しみっスねぇ!」


「君たち、少しは本音を隠す努力をしたら? じゅるり」


 まぁ……抱えた劣情も同じということだ。悪しき団長を打ち滅ぼし、戦利品を山分けしよう。舌なめずりするぺたんこホビットが、全員の心情を代弁していた。穢されたあの中年を、慰めてあげなければならない……つまりはセックス♡ 待ってるっスよおっちゃん、一番槍はウチが頂くっス♡ 逸る気持ちに自慢の乳をどたぷんっ♡ させ、死地へと向かう勇者たちであった。


 ◇◇◇◇◇


「オラッ! 政権交代の時間っスよッ!」


「柄が悪いべ」


「サリルに行儀を求める方が無駄よ、それに良い宣戦布告じゃないっ!」


「さーて、おっちゃんとゴミクズはどこっスかねぇ? 魔力が滾るっス」


「うーん、騎士というより野盗に近いねこれは」


 丸出しも厭わぬヤクザキックが、悪しき氷の女王の城門をドガンと吹き飛ばす。短い脚から繰り出されたとも思えぬ、凄まじすぎる剛力。むっちむちのふとももが、その原動力なのであろうか……如何なる属性も宿さぬ騎士団の異端。『重爆盾剣』に破城槌は必要ないという謳い文句に、一切の虚飾が無いという証左である。


「あ、相変わらずクサいわねっ! 酷い匂いよ、まったく……すんっ♡ スゥゥゥ……はぁぁぁぁんっ♡」


「完全にキマってるべ」


「エルフというより、犬っすねぇ」


「こっちよ、間違いないわっ!」


「アリューシャの耳は飾りだね」


 すぐさまその場に四つん這いになり、デカケツ振りつつ淫猥スメルの出どころを嗅ぐツンデレエルフ。その叡智の種族の象徴は、先端まで真っ赤に染まり興奮を示す指標にしか役立っていない。応接室にまでコビりつくほどに、楽しんでいたと見える……やはり推論は当たっていた。道標のように続く、打ち消せぬ情欲の香り。


「きっとこのソファーで、おっちゃんを愛玩したんだべ」


「とんでもないヤツっスね、まだ湿り気があるっス」


「ふが、ふが……♡ あの女の匂いが染み込んじゃってるわ、これは廃棄決定ね」


「ふふ……」


「何がおかしいんスか?」


「何でもないとも」


 彼女たちは気づいているのだろうか。いいや嫉妬にのぼせ上った頭で、まともな判断など出来ようはずもない。確かに淫宴の名残は、上等な皮をおおいに湿らせている。だがそこに押し倒された彼の姿を想像して息を荒げる三人は間違っている……ここに漂う香りしか、知らないからそんな単純な過ちに気付かない。


「違ったわね、アイツのパンツの香りは……すんっ♡」


「何でおっちゃんの下履きの匂いを知ってるんだべ?」


「こっちね。べ、別にオカズにしてるわけじゃないんだからねっ!」


「くすねたんスね、とんでもねぇ淫乱っス」

 

「そこでアリューシャの追求を打ち切るのが、似た者同士の証拠だよね」


「「「……」」」


 良く消える下着の謎に、首を傾げる彼は気づいていない……自分がどれほどに、女を狂わせる香りを発しているか。彼女たちが今まで凶行に及ばず、下着ドロに留まっていたのは彼に嫌われたくないから。それが一つ……だが最たる理由は、ボクの保護活動の成果である。アレを知れば、惨めな嗅ぎオナなんかで済むはずが無い。


「ま、これからは盗人みたいな真似をする必要は無い」


「それ、どういう意味っスか?」


「あ、アンタはアイツのパンツが欲しくないって言うの!?」


「とても信じらんねーべ、嘘ついてるに違いねぇ!」


「本当さ、だって……」


 手をそっと添える。それは執務室に続く……禁断の扉のノブ。


「「「う゛ヲッ♡♡♡」」」


「君たちも、どうせこうなるんだからね。ね、団長♡」


「はひっ♡ はひぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡」


「お、久しぶり。元気だったかお前ら」


「やあリュークス。相変わらずで安心したよ……ま、心配なんてしてなかったけどね♡」


 がちゃりと開いた瞬間、崩れ落ちそうになる決死隊。がくがくがくっ! と膝を震えさせる、そのまたぐらは大洪水。その原因は、デカ乳ぐんにゅり♡ 弱みを握るみたいに、肩越しにワガママに揉みしだかれる一匹の雌。そう、女ではなく雌。淫具散らばる中心に立つその全身からプンプン漂う本物雄スメルにて、嗅ぎ雌絶頂をキメてしまったのだ。

 

「ま、まさか……あれから結構経ってるんスよ!?」


「おお。もうそんなに経ってたのか」


「決済が滞ってると思ったら!」


「ぶ、ぶっ通しでヤリッぱなしとか。嘘、だべ……?」 


「彼なら余裕だよ、真実さ♡」


 ボクが姦計にて遠征に行かされてから、約1週間。その粗相の贖いは、ビキニの下からどっぽどっぽ零れ落ちるにとどまらず。その淫猥雌肉の全てに黄ばんでコビりついている。ただえでさえ集団レイプされたような有様なのに、それでさえも不足。受け止め切れぬ雄欲望で、淫らに飾り立てられた肢体。


「つ、ツインテ真似しないでよ。しかも留め具がそれとか、ホントあり得ないっ♡」


「いやぁ、入りきらなかったんだよな。似合ってるだろ?」


「乳首にまでブラ下げてるとか、恥とか知らないんスかっ♡」


「生き恥だべ、こんなん人様にお見せできんべ♡」


「う、うぅ……♡」


 コンドームである。みっちみちに詰まって弾けそうな種汁風船が、ツンギレエルフの髪型をアホっぽく丸パクリしている。蒼い髪色に映える、下品な色……さらにトガり切った雌勃起にまで結び付けられ、乳揉みされるたびに身じろぎと共にだっぷんっ♡ 跳ねる。言い返せもしないままに、羞恥に赤らむ女神のような美貌。さぁ、ネタバラシの時間だ。


 ◇◇◇◇◇

 

「想定通りだ、まぁ当然だね♡ 彼に女が勝てるわけない♡」


「そ、そんなはずないでしょっ!?」


「本当だとも、そうだな……試してみるといい」


「試す……?」


「ああ。団長、見せてあげて♡」


「……♡ ふ、ふぅぅっ♡」


 訳知り顔のホビットが、馬鹿団長が羨ましすぎる大胆セクハラを拒まぬ理由を告げてくる。でもアタシは信じない、そんな訳が無い。男なんかに好き放題されるなんて、色ボケしてるにしてもおかしい。何か、弱みでも握られたに違いない。だが声を掛けられても、気弱に俯くばかりで話にならない。


「リュークス」


「ん。ほらラヴィ、部下が見たいって言ってるぞ」


「お堅い団長が、愛称まで!?」


「オラたちには、絶対に許さないのに!」


「ひぃんっ♡ 見せますぅっ♡ は、はいっ♡」


「「「うっわ……♡」」」


 略すとかわいらしい名前にコンプレックスを持っているのか、呼んだ者は地獄を見せられる。だが耳をはむっ♡ と噛まれるなんて言語同断な無礼をされながら、馬鹿デカい乳をぎゅう! と握られて命令されても無抵抗。従順に従い後ろを向いた彼女の真っ白な臀部は、大きな手形で埋め尽くされていた。


「それだと見えにくいだろ?」


「は、はぁい……♡」


「どんだけブッ叩いたら、こうなるんだべ?」


「しかも、中から垂れて来てるっス……ケツ穴まで許すとか、とんでもねぇド淫乱っス」


「み、見るなぁっ♡」


「こら」


「きゃっ♡ ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡」


 猿のように赤く染まる、そこを見られるだけでとんでもなく恥ずかしいだろうに。さらなる恥を晒すように命じられて、腰を折りがに股にがっぱりと長い脚を開いてデカい乳を吊り下げる姿勢。自分より乳のデカい女はみんな敵、だがそんな想いを吹き飛ばすほどにドバッチィィィんッ! と高鳴るケツと淫声のパーカッション。 


「お、終わってるわね……そんなので悦ぶとか、どんだけマゾなのよっ!」


「だから試してみろって言っただろ? 誇り高い君なら、こんなことされても声一つ上げないに違いない」


「あ、アタシのおしりをコイツに叩かせるですって!?」


「平気なんだろ? じゃあ良いじゃないか」


「じょ、上等ッ!」


 ま、まったくっ! 高貴なアタシを何だと思ってるのかしらっ! でも男のクソよわ腕力なんかじゃ、全然痛くないに違いない。アタシなら平気、だって族長の娘だもの。試すまでもない……ま、まぁ? 効かないからやらせてあげてもいいけど? 余裕で勝ち誇ってやるんだからっ!


「スカートが邪魔だな」


「こ、こらっ♡ 手つきがいやらしいのよっ♡ しょ、しょうがないわねぇ……はいっ♡」


「ああ、ありがとう」


「感謝することね♡ アンタなんかが、触って良い物じゃないんだからっ♡」


「ノリノリっスね」


「羨ましかったんだべなぁ」


 後ろを向いた途端に、ねっとりと撫でられるケツ。自慢の安産型にごつごつとした手が触れて、あまつさえ文句まで言ってくる。な、生意気なのよ男の癖にッ! 触るだけでもあり得ないのに、自分でスカートまくれとか馬鹿じゃないのかしらっ! でもやってあげるわ、逃げるわけにはいかないものねっ♡


「いいケツだ」


「んっ……さ、さっさと♡ しなさい、よぉ♡」


「もうちょい」


「調子、乗り過ぎぃ……♡ ホント、男って馬鹿なんだからっ♡」


「しょうがねえだろ、魅力的なんだから」


「くぅン……♡」


 無作法なケツ撫でだけじゃ満足しない、貪欲なる尻揉み愛撫。紐みたいなショーツを履いてきてしまったから、生尻ワガママ揉み放題♡ グニュつかされるだけで、おなかが熱くなってしまうし頬ずりまでカマしやがった。もうやだ、コイツアタシのおしり好き過ぎぃ♡ アンタになら、たまにさせてやっていいわよ♡ それぐらいは許してやるわっ♡


「じゃ、叩くか」


「お、思いっきりやりなさいっ♡ 中途半端は許さないんだからっ♡」


「いいのか?」


「効くわけないでしょ、アタシは女なのよっ♡」


「わかった、じゃあ遠慮なく」


「はぁっ♡ はぁぁっ……♡」


 馬鹿なのかしら、コイツ……無駄に決まってるじゃない。男が持ち得ぬ莫大な魔力で構成された、障壁を張ってしまえば単純な衝撃なんか通じない。で、でも手が痛むと可哀そうよね……? それにギリギリまで待っても全然間に合うわ。う、薄く薄く。ジャストのタイミングで張らなきゃっ! 早くしなさいよ、ノロマなんだからっ!


「そらっ!」


「きゃっ♡ ひゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」


「おや、声が出てしまったね?」


「い、今のは何かの間違いなんだからっ♡ もっかいよ、次は大丈夫なんだからっ♡」


「任せろッ!」


「はっ♡!? ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~んっ♡♡♡」


 は、張れないッ! 魔力障壁張れないっ! なんで、どうして!? 混乱するアタシのムチ肉に直撃した手の平が、電撃使いの我が身を尾てい骨から頭のてっぺんまで痺れさせる。ワンモアチャンスをねだっても、身体が言うこと聞きやしない。ノーガードでひっ叩かれるケツ肉から伝わる快楽電流に、悶えることしかできないじゃないっ!


「おかしいね、気高いエルフ様がなんてザマだ」


「う、嘘よぉっ♡ こんなはずぅ……♡」


「なら存分に確かめるといい、おかわり自由だよ♡」


「欲しがってるみたいだしな、よぉし。張り切っちゃうぞぉ」


「お゛ひぅ゛ッ♡ う゛ひぁ゛ッ♡ お゛ひあ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」


 嘘でしょ馬鹿でしょあり得えないっ! 連続するアクメスパークに、脳まで灼かれて勝手に姿勢を取っちゃったアタシ。爪先立ちで踵にケツ肉乗っけて、無抵抗です♡ もっと叩いてくだちゃぁいっ♡ とばかりに、頭の後ろで手まで組んじゃう腋見せがに股エロ蹲踞。さらに激しさを増した手にドラムみたいにブッ叩かれて、アタシはひたすら雌吠えさせられ続けた。


 ◇◇◇◇◇


「ふぅ……ついでにサーヴィスだ」


「はへっ……☆ う゛ぉ゛ッ♡ お゛ッ♡ ほぉ゛ぁ゛ァ゛ァ゛ッ♡♡♡」


「エルフの癖に、もうゴリラだね♡」


「アリューシャって、マゾだったんだべなぁ」


「気が強い女はケツが弱いって、よく言うっスもんねぇ」


 俗説を証明するかのごとく、ケツを叩かれるだけでアへり散らしてデロンとはみ出した舌。ついには高々とケツドラム掲げた土下座姿勢となった、エルフの尻穴にぐぽんっ♡ と親指がハマり抜き差しされて元気に上がる野太くて低い声。以前に聞いたの、この声だったんだべなぁ……思わず納得して頷いてしまう。


「おや、君たち。まだ勘違いしているようだね?」


「オラたち、とっても理解が深まってると思うべ」


「そうっスよ、誤解が一切存在しないっス」


「やれやれ、まだ気づいてないらしい……じゃあ次はミナヅキだ」


「オラの硬いケツなんてブッ叩いても、楽しくねぇべ?」


「そんなことは無いぞ」


「そ、そうだべか♡」


 ちっちゃくてかわいい他の女と違い、自分は筋肉質でムキムキでおまけに頭一つ分彼より大きい。乳はデカいが、大部分は大胸筋だしケツもデカいが……良い音を奏でた打楽器エルフと違い、引き締まりすぎている。腹筋バキバキシックスパックなデカ女など、愛撫させてはかわいそうだ。だが優しい彼は、否定してくれてとても嬉しい。


「でも同じっていうのも芸が無い。別の部分を楽しんでもらうといい」


「ど、どこがいいべ」


「ミナヅキは、全身クソ硬いっスからねぇ」


「やめて欲しいべ……こんこんされると泣いちゃいそう」


「じゃ、そこだな」


「へぇっ!?」


 まぁ自分に女性的魅力が無いのは、重々承知している……だがあんまりではないか、彼が目を着けたのは乳でもケツでも無くまさかの腹筋。バッキバキに割れたそこは、ドワーフのちっちゃな拳で乾いた音が鳴るほどに硬い。鍛錬の成果を恥じる気はないが、腹パンでも叩き込もうというのか。


「マジッスか、コイツのシックスパックはハンマーも弾くっスよ」


「障壁張らなきゃ、そこまででもねぇ。だども、おっちゃんの拳ぐらいじゃ貫けねぇべ」


「殴るわけないだろ、何言ってるんだ」


「あっ……」


「頑張り屋さんで気の優しいお前には、いつも助けられてるよ」


「お、おっちゃん……!」


 だが与えられたのは、優しく撫でさする手の平。労わるような指遣いから伝わるじんわりとした熱が、おなかをぽかぽかと暖める。東の果てからはるばる出てきて、慣れぬ風土に戸惑う田舎者。そんな自分の世話を嫌な顔一つせず焼いてくれる、彼が褒めながら撫でてくれるなんて。もう何というか、幸福感がヤバ過ぎる。


「ちゃんとお前は女だよ、俺はわかっているさ」


「そ、そんな。オラ、故郷でも女らしくないって」


「そいつらに見る目が無いだけだな、ちゃんと奥にはあるんだろ?」


「は、はぅぅ……♡」


「子宮がさ」


「う゛ヲッ♡」


 さすさす、すぅりすぅり♡ とねちっこいほどに撫でまわされる腹筋。だが伝わる、伝わってしまう。ほんのりとした熱さが、たった一言で業火に変わる。自分の身体の奥底に眠る、子を孕むための器官。それを肌と筋骨の上から愛撫されて、呼び起こされる女の本能。思わず牙を剥き出しにして、唸り声を上げてしまう。


「ほら、柔らかくなってきた。欲しいんだろ?」


「にゃ、にゃにをだべっ♡」


「お前が望むなら、おなか一杯にご馳走してやってもいい」


「お゛ぅ゛ふっ♡ は、反則だべぇっ♡」


「何がだよ、いつもの素直なお前はどうした?」


「う゛ガッ♡ う゛ぐごぉ゛ッ♡」


 ふ、腹筋ッ! 鍛えたはずの腹筋に、優しく握り込まれた拳が食い込む。ぐり、ぐり……♡ と、男のか弱い腕力がいかなる衝撃よりも深く深く浸透する。お、脅されてるっ! 腹パン未満の優しい拳が、素直になれって押し込むだけで手ひどく自分を脅迫してくるっ! 嘘だぁ、こんなのあり得ねえべっ!


「ふぅむ、ちょっと屈め」


「ひ、引っ張っちゃ駄目だべっ♡ わ、わかったべぇ……♡」


「んっ」


「むぅ゛~~~~~~~~っ♡♡♡!?」


「う、羨ましすぎるっス! そこ変わるっスよ!」


 正直期待していなかったと言えば、嘘になる。鬼の一張羅たるふんどしも、ちょっとかわいい勝負柄。助けたお礼に一夜の夢を、ほんの少しだけもらえればいい。だが股布どころか絞れるほどに濡れそぼった前垂れを、くいくい引かれてジュプつかされては堪らない。大人しく従い腰を落とすと、閉じられた瞳……乙女の夢が大安売りだべマジですげぇ♡


「んっ……くちゅっ」


「んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡」


「れろんっ」


「むぐっ♡ んれるれる♡ ンむぉ゛ッ♡♡♡」


「ああ、ウチのッ! ウチのモンなのにぃっ!」


 眼前に大写しされた渋い顔と、ねっとり絡まる熱い舌。白髪交じりなのも素敵だべ、もう死んでもいい……必死に吸い付き迎え舌。今生の想い出をたらふく堪能しようとすると、それでは終わらぬと伝えられる。絶対ガキを仕込んでやるからな、そう無言で指が踊る熱心過ぎるおなかほぐし。こ、こんなの勝てるわけねぇべっ! オラもう駄目、幸せ過ぎて全面幸福だぁっ♡


 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅ。わかったか?」


「お、オラおっちゃんのガキ産むだッ♡ 産むッ♡ 産み散らかすだぁっ♡」


「語彙力カス……! でも気持ちはわかるっスね、ありゃやべぇっス」


「おいおい、どんだけ中年に頑張らせるつもりだよ」


「せ、責任取らなくていいべっ♡ オラ、一人でちゃんと育てるからぁっ♡」


「馬鹿言うな、ちゃんと世話してやる」


「う゛ごォ゛ッ♡♡♡」


 キスだけで女の子座り。蕩け切った顔と、床を盛大に濡らす愛液の海。半狂乱で欲張りな本音を叫び散らしながら、認知を求めない理性的な判断。だがカウンターで喰らった頼り甲斐のある言葉に、脳イきをキメて鼻血と愛液の海に沈む大鬼。た、タラシにも程があるっスよ!


「う、ウチの番ッ♡ もっとしゅんごいの欲しいっスぅっ♡」


「まぁ待ちなよ、シリル」


「なんスか、お預け無理っスッ!」


「いいや、駄目だね。君たちばかりが悦んでちゃ、リュークスがかわいそうだろう?」


「うぐぅ」


 ケツと腹筋だけでギブアップとか、アイツら雑魚すぎ勿体ないっ! もっともっとすごいの欲しい、ウチの情欲の限りを満足させてもらわなきゃっ! 絶対オナニーより気持ちいい、もう我慢できねっス。だけどちっちゃいのが邪魔をする……うぅん、確かにあんなカスども愛撫させられた、おっちゃんが可愛そうっス。


「どうせ年増の癖に、初めてだったんだろうし……団長の雑魚奉仕じゃ、満足できなかったことだろう♡」


「まぁ確かに……」

  

「ひんっ♡」

 

「どうだろう、ここはいつものようにボクにしゃぶらせるのは♡」


「い、いつもッ!? 抜け駆けっス!」


「気持ちいいいよぉ♡ 知ってるだろ、ほかほかおくちが恋しいだろ♡ れろんっ♡」


「聞けっス!」


 あ、あんなにブッ濃そうなのたらふく射精しておいて足りないっスか……? でも同意した、マジかよオッサンあり得ねぇっス。あとユダは身内に居た、コイツ乳揉み咎めを受けてる団長より先に裏切ってやがった……! だが自分の叫びなど耳にも入らぬ様子でちっちゃな手が虚空を撫でまわし、そこばかりは長い舌が宙をねちっこく舐める。


「ほら、出しなよ♡ 不在間のイラつきを、まとめてブッこ抜いてあげ……る……?」


「おう、頼んだ」


「うお、デッッッッか……♡ すげぇっスね、こんなんどうにかできるっスか」


「ちょ、ちょい待ちッ♡ いつもよりヤバいぞ、嘘だろ……んぶっ♡」


「早くしてくれねぇかな」


 きっと時間外入浴のたびに、報酬にしゃぶらせてもらっていたのだろう……自分の馬鹿さ加減に腹が立つ。けれどそのような後悔を吹き飛ばすほどの、視覚的威圧感。え、嘘でしょ。あんなん凶器じゃん、ウチの腕より太くて長くてカタチがエグい。ちっちゃな顔に食い込む亀頭のあまりの威容に、目が吸い付いて離せない。


「んれろっ♡ れるれりょっ♡ れ、れろんっ♡ ……♡」


「うお、すげぇ動き」


「ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅっ……ぽぉんっ♡ う、嘘だろ団長っ♡ どんだけ放っておいたらこうなるんだいっ♡」


「わ、私だって頑張ったんだっ♡ でも、むりぃ……♡ どんなにしゃぶっても、パイズリしても満足してくれない♡」


「しょ、しょんなぁ♡ いつも本気じゃなかったとでも……」


 何やら計算違いが起きたようだ……余裕の笑みが崩れたが、ちんぽしゃぶりの練度は凄まじい。淫らに踊る長い舌は、このために生えていると言わんばかり。だがねちっこすぎるそれにも、射精の様子は微塵も見えない。機嫌を取るように吸い付いて、間抜けな音立てキスマークを亀頭に刻む。焦りに身を焼かれたように、団長を糾弾する彼女の後頭部ががしりと掴まれ……? 


「遠慮すんなよ」


「んぼぉ゛ッ♡」


「大好物だろ?」


「ンごブッ♡ んぐォ゛ぼぉ゛ごッ♡」


「いつものお礼だ、たっぷり味わえ」


 ちっちゃなお口どころか、陰気な声を零す喉まで一気に姦通する容赦のない突き込み。そこから軽く頭を前後させられる……む、無理やりしゃぶらせるとか並みの男じゃ絶対できないっ! ムカつかれてブチ殺されても仕方ないし、噛みちぎられるリスクも否定できない。そんなの幾ら好意的だからって男が女にやるなんて、頭がおかしい。

 

「じゅぼっ♡ じゅぶぶぉ゛ッ♡ じゅぽっ♡ じゅぼぼっ♡」


「しゅんげぇ音だぁ」


「じゅぅ゛っぼぼぼぼぼぼっ♡」


「おしり、ジンジンするぅ……♡ あら、アタシが聞いたのこの音ね」


「なるほどっスね」


 しかしその正しさは実証されてしまった。逞しい脚に縋りつき、自ら喉よ裂けよと言わんばかりに滅茶苦茶な勢いで前後する顔面。ぴったり貼り付くくちびるから出る音に、既視感を覚えた様子のようやく復帰したケツヨガリエルフ。なるほど、確かに詰まった排水口である……ならばその末路は決まっている。

 

「よし、喰らえッ!」


「んぶぶぶぶぶっ♡ ぶぴっ♡ ぶぴぴぶっピィ゛ぃ゛ッ♡♡♡」


「お、女を♡ 騎士を、便所扱いしてるっスぅ……♡」


「とんでもないヤツね♡」


「でも……オラ、それでもいいだ♡」


 許容量を軽々超えて、鼻から溢れるちんぽ汁。まるでトイレに流し込むような、容赦のなさ過ぎる注ぎ込み……女の中でも選りすぐりの騎士たる我らに対してあのような扱い、あの男以外の誰が出来るというのか。だが……嫌ではない。むしろ自分もして欲しいと思ってしまう。代弁する大鬼の言葉を、否定することが出来ない。


「ずぬるるる……♡ んごバぁ゛ッ♡ ゲぇ゛ぇ゛~~~~~~っプッ♡ んごぉ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~ぷっ♡♡♡」


「ほいよラヴィ、掃除」


「はひぃっ♡ え、えへへ♡ ラヴィのデカ乳雑巾♡ いかがですかぁ♡」


「うーん、普通」


「「「うっわ……♡」」」


 さらには雑にホビットを引き抜きポイ捨て。クソ汚い破裂音を奏でる彼女を放置して、騎士の頂点にちんぽを極上媚肉で清掃させる。世の男が夢見てやまぬ、最高のそれすらも……彼を満足させることが出来なかった。まるでそこらへんの食堂でお出しされた、慣れ親しんだ味のような感想。

 

「ご、ごめんなさいっ♡ もっとちゃんとやりますからぁっ♡」


「いやいいよ」


「お願いしますっ♡ 許しッ……あ゛っ♡」


「こっちで勝手にやるからさ、楽にしてなよ」


「お゛ッ♡ んのっ♡ お゛ッひょぉ゛ォ゛ぅ゛お゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」


 最後には必死コイた土下座でのパイズリお掃除継続をすげなく断り、後ろに回りケツを鷲掴みにして……抱えたそこにどっちゅんっ! ハメ込み。ズボズボ突き込む腰遣いに、彼女への配慮など一片も無い。未だコビりついた白濁を、雌穴でこそぎ落とすオナホ以下の扱い。それでも……逆らう様子は微塵もなく、獣のようなアクメ吼えすることしか出来ていない。


「ふぅ、綺麗になったな」


「う゛ぬほぉ゛ァッ♡ お、お使い頂き♡ ありがとうございましたぁ……♡」

 

「だ、団長に何をしたんスか……?」


「いや別に何も」


「そんな訳ないじゃないッ!」


「きっと凄く凄いことしたんだべ、最近流行ってるエロ本みたいにっ!」

 

「いやぁ、そんなこと言われても……」


 満足したようにちんぽを引き抜く彼に対し、文句を言うどころかお礼まで言うなんて……あのプライドの高い冷血女が、どんなことをされればああなるのか。尊厳を粉々に爆砕されたその姿は、むっつり大鬼の愛読書たる『マゾ雌冷血騎士団長屈服の敗残ちんぽアクメ』……やたら挿し絵が本人に似てると噂の、肖像権的にギリギリアウトな騎士団のバイブルよりも凄まじい。


「きっと感度三千倍媚薬っス」


「いや、死ぬだろそれ」


「甘いわサリル、多分アナルスライムよ」


「内臓溶けるだろ」


「恐ろしいだぁ……淫紋でもねぇんだべ?」


「馬鹿にしてんのか、そんな魔力どっから出すんだよ」


 あれに出て来る陰惨な女を拷問する器具の数々なら、まだ納得出来たのだが……当の本人に否定されては、もっと恐ろしい想像を膨らませる他ない。一体どんなことをされれば、あの傲岸不遜の化身たる『絶対零度』がくっ殺を超えてよく躾けられたマゾになるのか。この謎を解明せねば、同じ穴のぽんぽこ待ったなし。


「ち、違う。私が、馬鹿だったんだぁ……」


「何が有ったって言うんスか」


「そうだな、本人から説明してやれよ」


「はいっ♡ 自白させて頂きますぅっ♡」


「「「「ごくっ……」」」」


 馬鹿にする気も起きぬほどの、文字通りの低姿勢。床に蒼髪を拡げて額をぐりぐり擦りつけて元気にお返事した彼女が、ゆっくりと口を開く。ようやく復帰したおくちちんぽホールホビットも加え、固唾を飲んで彼女の言葉を待つ。


「私の敗因は……女であることだ」


「へっ?」


「何言ってるのかしら、そんな訳ないでしょ?」


「寝言は死んでから言って欲しいべ」


「期待して損しちゃったよ」


 そして吐かれた言葉は、この世界のルールの否定。男に対して絶対的優位に立っているはずの、自分たちの性別そのものが原因だと。そんな戯言、誰が信じられるものか。


「だがお前たちも味わっただろう? 本物の男……いや、雄様に対して女は決して勝てはしない」


「さ、さっきはちょっと油断しちゃっただけよ!」


「でも……確かにもっかいしてもらっても、オラ抵抗できる気がしないべ」


「そんなはず! な、ない。わ……」


「……!」


 だが既に目の前で実証されていた、同僚たちの身によって。一切抵抗することなく、気ままに弄ばれて淫らな喘ぎを搾り出されていた。その原因は……逆らえないのではなく、逆らいたくない。自らの心こそが、その身体を縛りつけていた。だけどそんなこと、実際に体験するまで想像できるはずが無い。だから彼女は、間違えてしまった。

 

「私は欲しかった、彼をどうしても自分の物にしたかった」


「ずっと好機を伺ってたんスね、そしてウチの浅慮に飛びついた」


「ことは狙い通りに進んだ……だが、魔が差したのだろうな。私は詰めを誤った」


「何をしたって言うんスか……!」


「余裕コイてまずは好きにしてみろって言ったら、いきなりちんぽハメられちゃった♡」


「「「「「クソッ、そりゃ無理だ羨ましいッ!!」」」」


 原因:即ハメ。愛撫すらしてもらえぬ男らしすぎる純愛合意ド鬼畜レイプに、彼女は即堕ちをカマしてしまったのだ。


「しかも泣いても叫んでもガン無視で、メタクソドチャハメ鬼ピストン♡ 気絶するまでハメ潰されて……♡」


「そ、そんなっ! も、もしかしてそのまま……!」


「そうだっ♡ ワガママ射精を、新品子宮にどっぴゅん♡ されて叩き起こされたんだ♡」


「それで終わったんスか!?」


「終わるわけないだろう! 何度も何度も容赦なく、きもちよぉく♡ ちんぽをシゴくための、コキ捨て穴として使われ続けたんだっ……!」


「と、とんでもねぇべ! おっちゃん鬼畜すぎだべっ!」

 

 臨場感たっぷりに、伝えられるあまりのエゲつないハメ潰し。そんなことをされてしまったら、女は終わりだ。


「目を覚ましたら、ソファーの上で抱えられてて……手マン♡ ぶっとい指でたっぷり詰まった精液を、乱暴に掻きだされた♡」


「な、何のために……」


「決まってるだろ、ドログチャまんこじゃ気持ち良くない♡ 途中で手が疲れたのか、自分でやれって言われてぇ♡」


「オナニー披露、させられちゃったんだね……♡ ごくっ♡」


「手を止めるたびに、クリ抓りでお仕置きだ♡ 私は自分自身で、改めてハメられ準備を整えさせられた……おまけに♡」


「ま、まだ何かあるっていうの!」


 ちんぽホールとして酷使するに飽き足らず、自分でメンテナンスさせるという非道。さらに彼女がズラされ挿入をされていた、ビキニの紐をほどくと……


「剃毛まで、自分でさせられたんだ……♡ トロ蜜ローション塗ったくられて、ハメやすくて遊びやすい子供みたいなツルツルまんこになってしまった♡」


「は、恥ずかしすぎるッ! 生え揃うまで、誰にも見せらんねぇっス! しかも……こ、これっ♡」


「これも強要された♡ 彼専用のスケベ穴だって証拠を、ちゃんと毎日自分で残しておけってぇ……♡」


「逃がす気、なぃ……♡ 完全に団長を、自分専用にカスタムしちゃったぁ……♡」


「独占欲、ヤバ過ぎるべぇ♡」


 そこから出てきたのは、丁寧に丁寧に幼女のように剃り上げられた無毛の女性器。さらにはクリの上にちょこんと、ちっちゃすぎるハート型。美しい髪と同じ色の蒼い茂みは、繊細なそこを保護するためではなく……もはや他の男になど、使わせる気が無いと専属を表明させられていた。


「それで、終わったんスか……♡」


「最後は自分で、食べさせられた♡ ちゃんとカタチを自分で覚えろって♡ こうしたかったんだろって、意地悪に耳元で囁かれて……♡」


「デカチンもぐもぐ、ボクなんて顎が外れちゃいそうになるのに♡」


「下のお口で、無理やり食べ放題、だ……♡ 腰を止めるたびに、尻をばっちんばっちん叩かれて♡」


「食べきれるわけ、ねぇべ♡」


「それどころか、雑魚過ぎる腰振りを咎められて♡ 尻に雄指食い込ませて、強制的にドッチュドチュ♡ 騎乗位継続させられたんだぁっ♡」


 あまりに陰惨すぎる初体験の告白が終わり、ウチらは声も出すことが出来なかった。


「また目が覚めた途端、逃げようとしたよ。でも、無駄だった……足首掴まれて、そのままお仕置き寝バックでわからせられた」


 だが……それすらも、勘違いで。むしろ、序の口だった。


「子宮を丹念に、亀頭でブッ潰されて。もう逃げません♡ 許してくだちゃぁいっ♡ って言っても絶対に腰を止めてくれない」


 ありとあらゆる手法で、彼女は責められ続けたのだ。道具すら使われず、ただ己の身体だけで。


「どうすれば許してもらえるのか、わからなかった。いつでもセクハラしても良いと言っても当然だと言われた。パイズリは義務ではなく権利だ。だから、私はありとあらゆるものを捧げた」


 その全てを、奪われ尽くすまで。ぽつりと呟いて、彼女の独白は終わった。


 ◇◇◇◇◇


「これでわかっただろう? お前らがいくら強いからって、男を甘く見ると酷い目に遭うんだぞ……ラヴィ、お座り」


「わんっ♡」


「ちんちん」


「きゃんっ♡ きゃんきゃんっ♡」


「パイフェラ」


「んじゅぶっ♡ ぶっぽっ♡ ぶっぽっ♡」


 彼の言葉と共に、目の前で実演される無様な犬芸。逆らうどころか、大喜びで従う淫欲漬けになった氷の女王。美貌を台無しにする鼻の下をびろんと伸ばしたちんぽしゃぶりフェイスには、誇りの欠片も見当たらない。完全に、女を捨てて男に媚びるだけの飼い雌と化した姿。


「こうなりたくなかったら、あんまり軽はずみな行動は」


「団長は、これからどうなるっスか?」


「ん? そりゃあ、ちゃんと飼ってやるさ。嬉しいだろ?」


「むぅ゛~~~~っ♡ んぶぼっ♡ じゅっぼぼぼぼっ♡♡♡」


 頭を撫でられて嬉しがり過ぎて、フェラしたまんまノーハンドパイズリに移行してダブピーまでキメやがった。もう動物じゃねーか、ちんぽのことしか考えてねぇ。

 

「な? 団長続けられるかも怪しいもんだ」


「そうっスね……もうオッサンちんぽ専用の、クソ雑魚よわよわちんぽホールっスね」


「君に飼われることしか出来ない、騎士団長失格の醜態だね」

 

「人として終わりね、アタシ幻滅しちゃったわ」


「処置無しだべ、もうどうにもならねぇ」


「そうだろ? ……おい、何してる?」


 だから。


「何って……土下座っスよ?」


「見て分かるだろ?」


「アンタに頭下げてんのよ、自慢の美貌を床にぐりぐり擦り付けて……こうね? こうでしょっ!」


「頭が高くてすまねぇ、だどもオラはデカいもんで」


「お、おう……いや、そこまで全力で反省せんでも」


 もう、これしかない。四人揃って誠心誠意。


「ところでオッサン、ウチらお願いがあるんスけども」


「何だよ」


「おや、まだ気づかないのかい?」


「鈍いわね」


「でもそこがイイべ、たまんねぇ」


 団長は終わってしまった。女としてのピリオドを早々に打たれ、雄媚びまみれの長すぎ余生を過ごすのだろう。この女を物扱いする、鬼畜外道の所有物として。全身をセックスに活用されて、この酷すぎ中年に子宮を酷使されてガキを産まされ続ける人生。そんなの。


「せーの……ウチも♡」


「ボクも♡」


「アタシも♡」


「オラも♡」


「「「「飼ってくださぁい、雄様ぁッ♡♡♡♡♡」」」」


「何でだよッ……!」


「お゛ッごぉ゛ッ♡ ぶピブびブッびゅぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」


 羨ましすぎっ♡ 土下座せずにはいられない、この機を逃すな団長に続けッ♡ 昂る衝動に任せて、飼い雌懇願カマしちゃお♡ もう騎士とかどうでも良さ過ぎる、雄媚び願望抑えらんないっ♡ なんスかそのリアクション、思わず団長の顔面ブッ潰して鼻ザ―噴出させてお返事とか……最高すぎっ♡


「待てお前ら、ちょっと落ち着け」

 

「ずぬるるるう……ぐぇ゛プッ♡ んごぉ゛ぇ゛ぐぇ゛げぇ゛~~~~~~~~っぷッ♡♡♡」

 

「な、なんスかっ! ちんぽ穴は幾ら有ってもいいじゃないスかッ!」


「ボクにもちゃんとしゃぶらせてよ、あと次のオナホもやらせなよっ!」


「アタシのツインテも、ハンドルに最適なんだからっ!」


「オラはまんこも深ぇから、デカすぎちんぽもちゃんと食べれるべっ!」


 さらに怒涛の鬼アピール、引き抜かれたちんぽホールが高らかに奏でるクソ汚いザーメンゲップがさらにそれを助長するっ♡ たまんねぇ、ズブ濡れまんこを突き上げてケツを淫らにふぅりふり♡ 我こそがちんぽを悦ばせられる極上オナホだと、立候補に励んじゃう♡


「ど、動機を述べよ」


「いいっスかオッサン。風俗って知ってるっス?」


「そりゃあ知ってるよ。若い女に大人気だよな」


「ボクたち、その恩恵に預かれないんだ」


「マジで?」


「当たり前でしょ、アタシたちクソつよなのよ」


「い、いやホラ。金払えば」


「わんさか積んだべ。でも怯えられて、ちんぽ勃ててくれねーんだべ……」


 雄様面接官が、戸惑ったように問う満場一致オナホ就職の決め手。それは単純、普通の男じゃ騎士に対して情欲なんて抱けない。


「ホントかよ、もったいねぇな。こんなにかわいい自慢の騎士たちなのに」


「そうそれッ! オッサン、ウチらのことどう思ってるっス!?」


「立場上我慢してるが……お前ら俺の前で油断しすぎ。目の前で着替えんなよ、エロ過ぎてちんぽがイラつくんだよ」


「何で手を出してくれないんだい、ボクはちんぽしゃぶしゃぶ♡ させてもらいながら、いつも必死にまんこほぢって濡らしてたのにっ!」


「いや無理言うなよ、コイツみたいに何でもしていいって言ってくれねぇと反撃で死ぬだろ」


 それをこの中年、かわいいって。戦略兵器とすら言われ、街一つ単身で滅ぼせる騎士をただの情欲の対象として見ている。もう許せねぇッ……!


「するわけないじゃないっ! アンタにヤらせろって言われたら、どうぞ♡ って言って股開くわよ!」


「セクハラしたら怒るだろうがっ!」


「程度ってモンがあるべ、ちょっと優しく触られるだけじゃまんこがイラついてしょうがねぇっ!!」


「いきなり手マンしろって言うのかよ!」


「「「「そうだよっ!!」」」」


 騎士団唯一の男……つまりはみんなのオナネタでセックスシンボル。加齢臭を漂わせ、ブッ濃い雄臭コビりつかせたパンツでウチらを魅了する。


「だいたい何で、新人従士がすぐやめると思ってんスかッ!? ウチらが追い出してるんスよっ!」


「何でそんな酷いことするの!? 俺の仕事が、いつまで経ってもワンオペじゃねぇかっ!」


「君以外要らないんだよ、みんなの総意だっ!」


「そうよ、当たり前じゃないっ!」


「んだんだ、当然だべっ!」


「嘘だろオイ……」


 コイツマジでわかってない、ウチらのマジもんガチ恋に、一切気づかぬ朴念仁。どれだけ自分が想われているか、自覚が足りないにも程がある。


「オッサンはウチらを怖がらずに、ちゃんと目を見て話してくれるっス」


「そりゃ基本だろ、何言ってやがる」


「そう平然と言えるからこそ、ボクたちは君を好きなんだ」


「アンタにわかる? アタシたちは、女としてなんか見てもらえないのよ」


「普通の男から見たら、化け物以外の何者でもねぇ。デコピンで、頭を吹き飛ばせちまう」


 騎士団とは、選ばれし英雄の集まりであると同時に……畏怖と恐怖、絶対的な武力の象徴なのだ。守るべき民草、弱き者たちは我らを恐れる。当然だろう、強くなければ守れないのだから。


「心がすり減るんス、守った相手に微笑みかけても目を逸らされるのが」


「黒焦げの魔獣と、ボクたちを見る目。何も変わらないんだよ」


「だからアタシたちは、故郷を捨てた。捨てざるを得なかった」


「帰る場所なんて、ありゃしねぇんだぁ」


 どこに居ても、何をしても同じ。溢れる力は孤立をもたらし、運命は騎士団に我らの命を運んだ。


「ここには仲間がいた。傷の舐め合いなんて出来ないけど、同じ痛みを知っているカスどもが」


「ならそれでいいじゃねぇか」


「足りないね、それじゃあ満足できない」


「だってそうでしょ? 戦うことしかさせてもらえないなんて、魔獣と一緒じゃない」


「オラたちは、道具じゃねぇんだ」


 一度力を見せてしまえば、羊の群れには居られない。欠けた心を抱えた孤狼たちは、国の用意した檻の中でしか生きられない……輝かしき騎士とは名ばかりの、戦うことしか知らぬ狂戦士たち。


「オッサンが、ウチらを人で居させてくれるんス」


「手を握ってくれた、頭を撫でてくれた」


「アタシと、口喧嘩してくれる」


「側に居ても、慌てて逃げようとしねぇ」

 

「……それだけだろ、俺はそれぐらいしかお前らにしてやれてない」


 そんな獣たちが、唯一与えられた尊い物。心の隙間に入り込んだそれは……ぬくもり。弱くたって、儚くたっていい。じんわりとした熱は、どんな灼熱よりも魂を手酷く灼いた。


「オッサンのそれっぽっちが、ウチらには何よりも愛おしい」


「お前らは知らないだけだ、世界はきっと……もっと広い」


「要らないね、ボクたちは他の物なんて欲しくない」


「アタシたちは、見つけちゃったのよ」


「目移りなんて出来るはずねぇ」


 なんて酷い男なんだろう、そんな物を教えておいて。眩んだ目は、たった一つの物しか映せないというのに。だから告げよう、本当の気持ちを。


「ウチらの性癖を破壊した、責任を取るっス!」


「そうだそうだ、ボクなんて一週間ちんぽしゃぶってないから手が震えてるんだぞっ!」


「アタシなんて、アンタの脱ぎたてシャツを嗅いでないとオナニーできないんだからっ!」


「おっちゃんのパンツが、オラを凶行に走らせるんだべっ!」


「おい、方向性がおかしいっ!」


 ズビシと指を突きつけて、その罪を糾弾する。つまり……オジコン。加齢臭漂うくたびれたオッサン以外は、未来永劫ノーセンキュー。


「おかしくないっス! ウチらはもう、どんなイケメン見てもまんこの一つも濡れねぇっス!」


「遠くで眺めるアイドルよりも、至近距離の中年だよ!」


「熟成スメルが好きなのよ、青臭いフレグランスなんて願い下げよっ!」


「幸福の青い鳥はここに居たんだべ、もう絶対離せねぇッ!!」


「離せコラっ! おい、ズボンを降ろそうとするんじゃねぇっ!!」


 土下座姿勢からブチかます、息の揃った飛び掛かり。太い脚に集団で縋りつき、この想いを伝えなくては! 


「うるせーっ! ヤらせろっスッ!!」


「団長ばっかりズルいっ! ボクらもハメなよ早くしろっ!!」


「お金ッ!? お金が欲しいのね、幾らでも払うわよアタシッ!!」


「なんだってするだ、やれって言われたら国滅ぼすだっ!!」


 男のクソよわ腕力なんかじゃ、抵抗など儚い物。加護が盛り盛りのこの身体は、性欲だって人百倍。いざ集団レイプにて、既成事実を山盛りに……! だが我らの必死のちんぽ乞いに、ゆっくりと腰が回り……?


「いい加減に……しろっ!」


「「「「きゃっひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡」」」」


「黙って聞いてりゃ、好き勝手言いやがって……! 覚悟は出来てるんだろうな、オイ」


「ぴぃ゛ッ♡」


 一気に形成が逆転。それを成したのは……ちんぽ♡ ごんぶとで女の顔を纏めてシバくとか、男らし過ぎあり得ないッ! その場に女の子座りで座り込んじゃうほど、ジンジンと熱い頬。一気に無力化された我らを見下ろす眼差しに、悲鳴を上げてしまう……だってターゲット、ウチだこれ!


「大体よぉ、言ったよな? あんまり俺を誘惑するなって」


「ふギュッ♡」


「身長が低い癖に、こんなモンをブラ下げやがって……! 俺がどんだけ我慢してたと思ってんだコラッ!」


「あ゛ひっ♡ う゛ひぃ゛ッ♡ ぱ、パイ揉みつッよっ……!」


「ああ!? されたかったんだろうがよ、もう許さねぇぞ!」


「ンッぎゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡ は、はひっ♡ ごめんなしゃいっスぅぅ……♡」


 デカ乳思いっクソ引っ掴まれ、食い込み雄指で持ち上げられる。そのままぐにぐに揉みしだかれて、抵抗なんて出来る気がしない。せめて手をじたばたさせても、叱られながらの全力パイ握りでお利口さんに気を付けまで。雄様絶対逆らえないと、乳だけでわからされてしまった。


「いいや許さん、このデカ乳メスガキが……ん? おい」


「は、はひっ♡」


「何でノーブラなんだよ、馬鹿にしてんのか?」


「んひっ♡ あ゛ひぃ゛ッ♡ だ、だって♡ ちんぽよろこぶと思ってぇ……♡」


「お仕置きだ、乳首で反省しろカス」


「ぴょぉ゛ッ♡!? う゛ぉ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~っ♡♡♡」

 

 彼を想う毎日の乳オナで、淫らに育った乳首が勃ってしまう。騎士服に浮かび上がる極上苺を見とがめられ、指先トントンでヨガらされる。自分で慰めるのとは違い過ぎる、愛する彼からの求めていた愛撫。布地越しのそれだけで乳イきカマしてるのに、ギチィッ! と全力で握られて折り曲げられてお辞儀までさせられる。


「はぁ? スカート貫通してんじゃねぇか。まくってみろ……お前らもだ」


「「「は、はいっ♡」」」


「よし……お前も早くしろ、聞こえなかったのかよ」


「ぴぃ゛ッ♡ ぴぃ゛ぃ゛ッ♡ は、はひぃ……♡」


 潮噴きカマした自分の股間を隠すスカートを、不審げに眺め……自分でめくれと命令されて、笑顔で従うカスども。淫蜜で貼り付くショーツとふんどしが大満開して、満足そうに頷く彼だが……ヤバい、もっと怒らせちゃう。でも乳首をコリつかされて脅されては、従わざるを得ない。決意を決めてお見せする、自分の期待と淫乱さの証。

 

「ふざけてんのか」


「ぴゃぁ゛ぅ゛っ♡ ご、ごめっ……」


「穿いてねぇじゃねぇかっ! しかも生えてねぇっ!!」


「ぴぃ゛ッ♡!? ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」


 ノーパン咎めるぷにまんぺちぺちに、謝罪しようとした瞬間にクリ抓り。ピィィィンッ……! と爪先美しく伸ばしたアクメ気をつけにもご満足いただけなかったのか、もう片手で纏めて乳首で持ち上げられて脚ピンも届かぬ追い討ちのマゾ絶頂。肉悦の限りを叩き込まれて、もう壊れちゃいそうなほど。


「マジでムカつくな……剃らせる楽しみがねぇじゃねぇか。おい、パイズリしろ」


「わ、わかったっスぅ……♡ ふぉ゛ッ♡♡♡」


「お前らはオナニーしてろ、順番に使ってやる」


「「「わ、わかりましたっ♡」」」


「ラヴィはケツでも舐めてろ」


「はいっ♡」


 でも休ませてなんかもらえない、次は自分をいぢめるちんぽを自分でムラつかさせられる。下から挿乳されるデカいのが、上乳を覆う布を突き破る。しかも……自慢の極上乳肉で奉仕させておきながら、他の女の痴態をオカズにする言語道断のパイズリオナニー。しかも尻穴舐める雌まで付いた、王様でも出来ないであろう雄力全開の行い。


「は、はぁっ♡ まんこっ♡ まんこ疼くぅ……♡」


「シリルのクソデカいのから、亀頭どころか竿までハミ出しちゃってるじゃないっ♡」


「比較対象が有ると、改めてとんでもねぇべ……ほ、ホントに入るべか♡」


「ちゅこ、ちゅこ……♡ んれるっ♡ んっちゅぅぅ……♡」


「もっと真剣にオナニーしろ、ちんぽ入れてやんねぇぞ」


「「「はぉ゛ッ♡ んぉ゛ッ♡ ンッはぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」」」


「じゅ、じゅぽっ♡ じゅっぽっ♡ れりゅれるっ♡ ちゅばっ♡ ちゅばばっ♡」


 パイズリ奉仕に励む自分の、乳谷間から覗く威容。それを眺めながら自分を慰めるのは、とんでもなく気持ちいいに違いない。すりすり……♡ と下着の上からクリを撫でる彼女たちだが、雄様号令にて獣と化す。ズブ濡れショーツの端から指を突き込み、ケツ舐め淫音にも負けぬ勢いでド下品オナニー。自らがに股潮噴きカマす、ほぢられ志願のマゾ雌ども。


「おいおい、こっちも生ヌルいぞ。もっと舌も使え」


「ふぁ、ふぁいっ♡ かぷっ♡ んじゅるっ♡ れろ、ひ、ひもひーっふか♡」


「全然。こうやるんだよっ!」


「んごぶぉ゛ッ♡ ぐぼぉ゛ッ♡ ずぬるるる……おゲぐォ゛ッ♡♡♡」


「んー、慣れてねぇから吸い付きも甘いな。要練習だ……射精すぞ」


「んぶぶぶっぴィ゛ぃ゛ッ♡♡♡」


 純情な乙女心がさせた、誠心誠意のヴァージンパイズリちんぽしゃぶり。だがそんな想いをあざ笑う、酷すぎ雄様の行いは凄まじい。握りつぶされた乳で密着度を上げられ、さらに後頭部をひっ掴まれて上下させられるパイズリイラマ。喉奥犯され涙が浮かぶが、そんなことは一顧だにせずワガママお射精が解き放たれる。許容量を一気に超えて、鼻ザ―噴出の勢いが凄まじい。


「ふぅ……よし」


「ずにゅりゅぅぅぅ……グッぽぉ゛ンッ♡ はぁ、はぁぁ……♡」


「もったいねぇだろ、零すなよ」


「んじゅるっ♡ じゅる、じゅる……♡」


「そのデカいのから、ザーメン臭がもう落ちると思うなよ」


「ごきゅっ……ン~~~~~~~~~~っ♡♡♡」


 容赦なく引き抜かれて、目に映るは乳肉にこんもり♡ と盛られた半固形じみたつよつよ過ぎるちんぽ汁。言われるまでもなく、自らセルフパイ舐めしてしまう……飲み込もうとした瞬間に、言われた言葉に思わず精飲絶頂をキメる。毎日パイズリオナホとして使って頂いて、自分から漂うくっせぇちんぽ汁に鼻レイプされるのが日常にしてもらえるとか最高すぎぃっ!


「おいおい、そんなに喜ぶなよ。照れるじゃねぇか」


「そ、そんなにっ♡ いっぱい出せるん、スかぁ……♡」


「ボクたちの、分もぉ……残さなきゃ、怒るんだからなぁ♡」


「アタシなんて、両穴たっぷり♡ じゃなきゃ許さないわっ♡」


「オラのおなか、ぺこぺこだべぇ……♡」


 多分本当だけど……敢えて挑発するように疑問を告げる。それを助長するのけ反り後頭部を地面に着けて、腰を高々と突き上げてアクメ披露するまんこ雌どもの分け前乞い。あのケツエルフ、尻穴にも欲しいとか言ってやがる……乳がちっちゃいからっスね、でもウチも全身コキ使われたいっ♡


 ◇◇◇◇◇


「ああ? 当たり前だろ……ほい」


「んっ♡ な、なんスかコレ?」


「良いから見てみろ」


「……? こ、コレッ♡ これぇっ♡」


「ちゅこっ♡ ……?」


 さすが雄様、あの気の強い部下を乳だけでわからせるとは……お射精終わりを確認して、舌をゆっくりと引き抜き立ち上がる。マジケツ舐めって最高……苦みが堪らないのだ。思いつつパイズリオナホからおちんぽ様を引き抜かれる彼女の様子を見ると……さらに情欲に染まる、ロリロリしい美貌。その原因は、雄様が差し出した一葉の写真……?


「ど、どうしたんだいシリル」


「何が映ってるのよ?」


「なんだべなんだべ、オラたちにも見せるべ」


「こ、こんなのあり得ねぇっス!」


「何だ、これ以上驚くこと……が……」


 彼女のちんまい手に握られたそれを、覗き込む我ら。無害な羊さんだと思っていた中年男性が、餓狼を超える最強雄様であったことより驚愕するなど。だが見た瞬間、脳が真っ白になる。


「これ、『輝光剣』じゃないっスか!」


「『炎劇無双』も居るぞっ!」


「あ、アタシの尊敬する『剣嵐舞踏』までっ!?」


「この人、見たことあるべ……ああ、『厳岩鉄壁』だぁ」


「お、お姉様たちっ!?」


 鎖を握る雄様を中心に、その周りに侍っていたのは沢山の首輪を巻かれたマゾ雌。しかも顔ぶれがあり得なさ過ぎる……! それは、我らの先達。先代騎士団長を始めとした、黄金世代の騎士たちがドスケベ衣装に身を包んでボテ腹抱えてアへ顔でエロ蹲踞。おまけにダブルピース……淫猥すぎる記念写真が、我らの理解を拒んでいた。


「な、なんでこんなことになってるっスかっ!」


「ほら俺、昔っから騎士団に居るだろ?」


「う、うん。そうだね」


「居るんだよなぁ、似たようなことがバーゲンセールだよ」


「あ、アンタ。もしかして全員……♡」


「しょうがねぇから飼ってやってるんだよ、今さらお前らが増えても変わらん」


「おっちゃんすごすぎだべっ♡」


「ど、どうりで消息不明だと思ったら……!」


 名だたる騎士を多頭飼い。こんな雄様、現実に存在するわけがない。飄々と告げるその表情は、いつもよりも生気に溢れていて……あ、これ駄目だ。こんなの、こんなの見せられたら……!


「責任取るって言っただろ、死ぬまで面倒見てやるよ」


「「「「「イッぐっ♡♡♡」」」」」


「お前らと来たら、全員同じ反応をしやがる……」


「こ、寿退団ッ♡ 寿退団させてもらえるんスねっ♡」


「いや、正式な嫁じゃねぇよ? こんな従士のオッサンと結ばれるとか、騎士としてあり得ねぇだろ」


 最高の殺し文句が、我らの脳を粉々に破砕した。一夜の夢を生涯続けさせてもらえるという、誠意が籠り過ぎた愛の告白。しかもその繋がりは、結婚なんて甘いものではない。


「だ、だったらッ! どうしろって言うのよっ!」


「決まってるだろ」


「オラたちを飼うって、もしかしてっ♡」


「雄様に媚びる以外考えない、脳ミソがツルッツルの性欲処理どーぶつ……♡」


「なるもならないも、お前らの自由だ……ほら」


 決して結ばれること叶わぬ、騎士と従士の関係。儚く淡い想いを、この雄様は力技で解決することにした。その手に握られた書類の束は、永遠の誓いの契約書。


「人権を放棄しろって、言うんスね……♡」


「いいや? 全部だ、全部を俺に寄越せ。お前らに、自由なんて与えねぇ」


「……♡」


「ほら、どうした? 破ってもいいぞ」


 それを差し出された彼女が、ごくりと唾を飲んで告げた言葉。それに対する返答を聞いて、彼女が契約書を見もせずに地面に落とす。


「えいっス♡」


「あーあ、やっちまったな?」


「当たり前だよ、んっ♡」


「はーあ、最っ低♡」


「最高の間違いだべ♡」


「私たちの返事など、聞くまでもないではないか♡」


 バラまかれたそれに……全員でぺちょんっ♡ とおまんこスタンプ。余計な言葉なんて要らなくて、ただ態度で示す全権委任。


「オッサンはいつも回りくどいっス……いいっスか? 一度しか言わないっスよ」


「何だよ」


「世界で一番愛してるっスよ、バーカッ!! ほ、ほらっ! さっさとハメるっスっ♡」


「俺の方が愛してるんだよカスッ!! もう容赦しねぇ、俺が満足するまでブチ犯してやらぁっ!!」


「ンッごぉ゛ォ゛ッ♡♡♡」


 そこからのぷにあな見せびらかしI字バランスは、ちと余分に過ぎた……情け容赦なくおちんぽ様をブッ込まれた彼女の、してやったりとばかりのアへ顔。


「お前をわからせたくてやりたくて、たまんなかったんだよっ!」


「お゛ギュッ♡ グッげぇ゛ェ゛ェ゛~~~~~~~っ♡ ほげっ☆」


「このデカい乳も! 生意気な態度も! オラ返事しろ、気絶してんじゃねぇっ!!」


「んぎぃ゛ッぴぃ゛ぃ゛~~~~~っ♡ ゆるちっ……んっぎょぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡」


「もう抵抗の権利ねぇだろ、このメスガキッ! 暴れるんじゃねぇ、ぷにまん俺のちんぽのカタチに成形してやるッ!!」


 雄のムラつきの全てを叩き込む、容赦ない種付けプレス。ベッドに埋められてチンハメ手頃なサイズの身体が、次第に見えなくなっていく。


「ぶんげぇ゛ッ♡ お、おにゃかっ♡ なぐなぅ゛っ♡ お゛ッびゅっ♡♡♡」


「なくならねぇよ、むしろ増やす。オラ一発目ェッ!!」


「ぐぁ゛ッぢぃ゛ぃ゛ンギュぉ゛ッ♡ お゛~~~ッ♡ んのぉ゛ォ゛~~~~~っ♡♡♡」


「大サーヴィスだ、たっぷり喰らえッ!」


「ぉ゛ッ♡!? ぅ゛ぉ゛~~~~~っ……♡ ぉ゛ッ……♡」


 ぼびゅるっ! と白濁大海が、シーツに拡がり……さらにそれを四方八方にブチ撒ける、さらなる虐待ピストン。ガチの殺意を疑いかねぬ勢いに、彼女のハミ出た腕から力が抜ける。


「寝るなって言っただろっ! 死ねッ、生き返ってまた死ねッ!!」


「ほぉ゛ンぎゃぁ゛ァ゛ァ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡」


「や、ヤバッ♡ ボクたち、助からない♡」


「アタシもうトイレ、一人で行けなくなるかも……♡」


「ひ、拡げておかねぇとっ♡」

 

「クソっ、シリルめ。羨ましい♡」


 ああ、私まだ手加減されてたんだなぁ。生死の境を反復横跳びさせられまくる、ぷにあなちんぽケースと化した部下を見つつ想う。負けるわけにはいかない……! 雄様に完全敗北キメてガキを仕込んでもらいまくるのは確定だが、それはそれとして戦いは続くのだ。ちっちゃいのにムチ肉たっぷり、全身がオナホ向きな彼女は強力なライバルとなり得る。


「……ッ♡ ……ッ♡♡♡」


「ほい、次」


「行くぞッ、シリルに続けッ♡」


「この欲張りまんこめ、まだ懲りていないのかっ!」


「アタシが一番愛してもらうのよっ!」


「オラだっ、こればっかりは負けれんべっ!!」


 ハメ潰されてひっくり返ったカエルとなった、かわいい部下。満足そうに痙攣してぷにあなから白濁噴水カマす彼女の腹をぐいと押し、さらなる逆噴射を強要する雄様。酷いヤバいあり得ない、だが……それがいい。マゾ雌騎士と化した我らの新たな業務は、ご主人様従士にドチャクソハメ回してもらうこと。


「クソ、溶けないッ!」


「んほぉ゛ァ゛ッ♡ け、けちゅあなっ♡ ちべたっ♡」


「ヴぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ!!」

 

「では……新生チンハメオナホ騎士団長・ラヴィニアイきま~~~~~すっ♡」


「ちんぽねだりが必死過ぎんだよ、謙譲の美徳を知れオラァッ!!」 


「んげぇ゛ッびょォ゛ォ゛ンッ♡♡♡」

 

 だって私たち、性欲エゲツないほど強いんだもん♡ 自主的にクソほどお世話してくれるなんて、需要と供給が奇跡のマリッジ♡ こうして『マゾ雌冷血騎士団長屈服の敗残ちんぽアクメ』の筆者たる、らびらび☆うさぴょんは兼ねてよりの初恋を予想外のカタチで成就させ滅茶苦茶腰と意識をぴょんぴょんさせられた。現実って、創作よりもファンタジィ。私は見事に再度のアクメ討死を遂げつつ思った……絶対孕んでるよね、これ。新品騎士ガキオナホの名前は何にしよう♡ そんな私は想像していなかった……


 ◇◇◇◇◇


「くっ、ボクの方が先だったのに! まあこういうのも悪くないよね♡ あー……♡」


「ちゃんと飲めよ」


「んぶぶぶぶぶっ♡♡♡」


 最も気軽にちんぽ汁もションベンもコキ捨てられ、ちんぽしゃぶりもケツ舐め清掃も大得意。団長室のトイレを定位置とする『コキ捨て便騎士』のリスティ。


「も、もうッ! アンタって、本当に最低のクズねッ♡」


「うるせぇぞ」


「ぬほぉ゛ッ♡ ぉ゛ッお゛ッ……♡」


「食い縛るんじゃねぇよ、オラッ!」


「きゃひッ♡ んぬほォ゛ぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡」


 ツンツン態度も高い声も、デカケツに載ったスカートめくれば一気に逆転。取っ手を抜き差しして遊べばド下品低音で耳を楽しませ、叩けば中心の穴からぶっぽおんッ! とおもちゃが飛び出る『無様ケツ穴楽騎士』のアリューシャ。


「お、オラもうおなかいっぱいだぁ♡」


「遠慮すんな、まだまだイケるだろ」


「あう、あぅ゛ぅ゛……♡ ふんぎぎぎッ♡♡♡」


「おい、ちゃんと腰を降ろさねぇかっ!!」


「ンゴげぐぉ゛ッ♡ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛んッ……♡」


 ムラついたら全自動で発散。クソデカ肉体をさらに雄々しくトレーニングさせる、マゾ雌へこつきスクワット。自慢の腹筋が鍛練のたびに、やわやわなガキ産みベッドに自主的に変わっていく、『全自動ちんぽシゴ騎士』のミナヅキ。そして…… 


「潰れるのが、日に日に早くなりやがる」

 

「しょうがないっス♡」


「そうだな……じゃ、早く帰るぞミルクタンク」


「んっぉ゛ッ♡ びゅうびゅうでぅ゛ッ♡」


「ガキどもが、エサはまだかってうるせぇんだよなぁ……じゅるっ。うん、うめぇ」


「んもぉ゛ッ♡ もぉ゛ぉ゛ォ゛~~~ッ♡♡♡」


 乳首を捻られ従順射乳。たっぷり詰まった雌ミルクは、搾れば搾るほどに量を増していく。ガキを欲しがり過ぎて受精だけで先走りまくる、奇跡のデカ乳。さらに味も雄様が褒め称えるほどに、とんでもなく極上らしい……


「ほら、さっさとしろ」

 

「は、はひぃ゛ッ♡ んっ……♡ ごォ゛ッ♡♡♡」


「はーまったく、いつまで経っても緩くならねぇ」

 

「あ、当たり前っス♡ ふれー♡ ふれー♡ ち・ん・ぽぉ゛ッゴぉ゛ッ♡♡♡」


「頑張る俺を応援しろ、ムカつくからまたお仕置きな」


 ちっちゃな身体に無限の活力。自らちんぽケースとして駅弁体位でハメ込まれに行き、極上ミルクをどぷどぷドッピゅん♡ 鬼貢ぎ。生意気態度でさらに雄様イラつかせて、ぷにあなほぢくるデカ過ぎちんぽに悶え散らすワガママ放題な彼女たちこそが勝者。


「じゃ、団長。お先っス♡」


「「「ファイト♡」」」


「クソッ、これで勝ったと思うなよシリルッ! お前らもだっ!!」


「聞こえないッスねー、悔しかったらウチらより先にボテ腹になるッス♡」


「「「ねー♡」」」


「無駄口叩いて仕事の邪魔すんなよ、ラヴィは忙しいんだ……こっちは暇だけどな」


「ふぉ゛ッ♡♡♡」

  

 ちんぽハメられたままに近くの彼宅にお持ち帰り。気ままに騎士と家畜の二重生活を満喫して、おなかが膨らめば引退確定。着実に先を行く『ナマイキ雌牛チンハメお仕置騎士』と首輪を引かれる他三匹に煽られて、私マジで泣いちゃいそう。宥めるようなおなかなでなでも、ガキ産み欲求に溢れる子宮を刺激してつらみを増す役にしか立たぬ。どうしてこうなった……!


「次の騎士団長が決まるまで、頑張るっスよカス♡」


「くっ……殺せぇッ!!」


「殺すわけねぇだろ、未来への希望を忘れんな」


「んぉ゛ッ♡ んっのぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~ッ♡♡♡」


 自ら受精卵を冷凍保存させられて、団長続投が確定。手マンで言い聞かされて一人だけ執務に戻らされる、かわいそうな私の敗因はたった一つ……用意周到に私を指名していた先代と違い、後任を指定してなかった。団長がいきなり引き継ぎもせず行方不明とか、徹底捜査間違いなしの不祥事である。


「くぅッ……! ちょ、ちょっとだけ……♡ う゛ぉ゛ヤッベッ♡ これヤベッ♡ 悔しすぎてマジ捗るぅ゛ぅ゛~~~~ッ♡♡♡」


 幸せな未来を守るため、私の孤独な戦いはまだまだ続くようだ……なんて嫌なサーヴィス残業だ。近くてクソ遠い楽園をオカズにして、私は滅茶苦茶マンずりコイてまた任期を大胆にロスタイムした。


 おわり

Comments

ムマ・N

貞操逆転世界はデイジー亭さんの世界観にピッタリだなぁ……あとファンボとしては破格の文字数。素晴らしい。 団長は……頑張れ! 次回も楽しみにしております。

デイジー亭

ありがとうございます! 通知を見逃しだいぶ遅れましたが、誠心誠意がんばるます!