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 弊FANBOXでもたびたび告知しておりました、C104。無事終わりました。

 今年の正月頃、『夏コミに自分の本を出したい』という思惑のもと、でゆ山様に表紙用イラストを依頼したところから始まり、やがて来る8月12日はまさにその集大成そのものでした。コミケ参加歴の長い弟君の心強い助力、周囲のアドバイス、そしてネットに転がっていた同人小説本の作り方や価格設定のイロハなどなど、様々な力に支えられながらも挑んだ結果。20部(後で分かったけど23部刷られてた)中、15部も売れるという、自分みたいなフォロワー数も知名度もDLsite等の販売実績も無い、何の後ろ盾も持たない木端な字書きの初参加としては、まさに大成功とも言える上々の結果を出すことができました。この場をお借りし、改めてサークルスペースに来てくださった方々ありがとうございます。

 前述した協力者たちの存在もありますが、何より、何よりも、弊FANBOXを平素より利用・支援して下さっている方々に感謝を述べたい。コミケ参戦となると色々と入り用でして(イラスト依頼費、参加費、ポスター印刷代、その他諸々)、一年前に仕事を辞めて以来、実質無職な自営業を続けている者の貯金だけで賄うには厳しかったと思います。ひとえに普段から支援して下さる方々のおかげで此度のサークル参戦が実現したと言っても過言ではありません。金銭面はもちろん、“己の技術がお金になった”という誰の目にも分かりやすい、誰かに認められる事実そのものがクリエイターとしての自信とモチベーションに薪をくべ、今日までの活動に繋がりました(最近ルックバック観ました)。重ね重ね、これまで支援していただき、本当にありがとうございます。これからも女性上位エロ小説を書き続け、FANBOXの更新を続けていく所存ですので、今後とも何卒よろしくお願いします。


 以下、コミケサークル側初参加&小説本頒布の所感など。

 島中配置ではあったのですが、一体どういう基準なのか自分のサークルスペースの左右隣は自分なんかより数倍格上の漫画を頒布しているサークルさんでした。これは個人の勝手な憶測ですが、もしかしたらでゆ山様というプロのお仕事のイラストをサクカに使ったがため、グレード高めのサークル参加だと誤認されてしまったのかもしれません。……多分。その証左とばかりにイラストを使ったポスターやお品書きを見て足を止めて見てくれる人は意外と多かった気がします。とはいえ、コミケに来る参加者たちの需要から若干外れている小説本ゆえのネックもありました。イラスト効果によって見本を手に取ってくれた方は結構いたのですが、そこから購入に至ることはほぼ皆無でした。限られた時間内にいろんなものを見て回りたい参加者にとって、じっくりと小説を読み進める猶予はありませんし、そもそもキャッチーな画で魅せる漫画と違って、パラパラとめくった程度の流し見では中身の魅力を伝えることは到底難しく、見本から購買意欲を煽るのはほぼ不可能といえました。中には漫画本だと普通に勘違いした人も居たことでしょう。まぁ、こればかりはどうしようもなかったのですが、見本を読んでから買ってくれた方も少なからず居たので、そのときはそれはもう嬉しい気持ちでいっぱいになりましたね。あと個人的に嬉しかったのは、見本も手に取らず、様子見するでもなく、脇目も振らず、まっすぐ自分の元に赴き『一冊ください』と訪ねてくれた方々の存在でした。それはつまり、最初から純粋に自分の新刊目当てでやってきてくれたということですから、嬉しさもひとしおでした。あと意外だったのは、最初に本を購入したのはなんと女性の方だったのです。その方は両隣の同じ系統の本も一緒くたに買い漁っていたので、おそらくついで感覚だったとは思いますが、自分の本を購入しようとしてくれたのがあまりにも信じられなくて、おとぼけなリアクションをかまして相手を困惑させてしまいました。でも、初めて売れた瞬間の、思わず口元がニヤけるほどの感動は生涯忘れることはないでしょう。

 惜しむらくは、接客があまり上手にできなかったことですかね。マナー的に押し売りはご法度とはいえ、もう少し自分の本のPRがうまくできたらなぁハキハキと喋れてればなぁ、と帰り路にて反省していた次第です。とはいえ、これでも接客業を多少はかじった経験がありますゆえ、購入した人たちには気持ちよく「ありがとうございました」を送れた実感は確かにあり、少しでも「買ってよかった」と思えていただけたのなら幸いです。

 あと鑑みることがあるとすれば、手に渡った人たちが自分の本で果たして満足してくれたかどうか……です。そこはいくら考えても詮無い事ではありますが、やはり初めての経験は色々と思うことは絶えませんね。初めては何事も一大事ですから。

 では改めて。サークルスペースに来てくれた方々。FANBOX支援者の方々。顔を出して本を買ってくれた友人。一日目サークル参加だったのに、二日目も自分に付き合って介護してくれた弟君。そのほか此度のC104の為に支えてくれた全ての人へ、誠にありがとうございました。人生初コミケ。最高の夏の思い出になりました。

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