小説 【入れ替わり・上司2】⑬(最終話) (Pixiv Fanbox)
Published:
2025-09-13 00:55:43
Imported:
2026-06
Content
-目次-
・37.変態上司
・38.出社
・39.敬語
37.変態上司
紗英(精神は翔也)は、目を輝かせながら水色の縞々のデザインの女児用パンツを指先で広げ、そのままうっとりして腰に通していった。小さい布がぴたりと、大人の女性の秘部に密着する感覚に、彼はぞくりと背筋を震わせる。
「んっ……♡あぁ……やっぱり女児用パンツ最高……♡こんな小さなパンツに、この熟れた体の秘部包ませるなんて……♡うふっ、アタシエッチなおばさんで、ごめんねぇ……♡」
わざと甘ったるい女口調にして、腰をくねらせる。鏡に映る紗英(精神は翔也)の白い大人の腰回りと、愛らしい柄の下着とのアンバランスさが、彼をさらに昂ぶらせていた。
翔也(精神は紗英)は、目の前の光景に息を呑み、顔を真っ赤にした。
「……っ、やめてよ……私の体で変なこと言うの……!うぅ…子供用下着なんて恥ずかしいわよ……」
羞恥と屈辱で胸が張り裂けそうになる。しかも、聞き捨てならない言葉まで。
「ていうかおばさん、って……!?私まだ三十代よ!?おばさんじゃないから!!」
声を荒げながらも、目の端には涙が滲んでいる。怒りと恥ずかしさ、そして目の前で自分の体を弄ばれている現実に、胸の奥がぐちゃぐちゃにかき乱されていた。
一方で、紗英(精神は翔也)はその反応さえも楽しんでいるかのように、腰を撫で回しながら女児用パンツを撫でる。
「ふふ……♡高垣係長が、女児用パンツなんて履いてると知ったら、会社の人たちどう思うかしら…♡アタシ、興奮してきちゃったぁ…♡」
挑発的な笑みと甘い声。羞恥心を煽る言葉が、翔也(精神は紗英)の心をさらに追い詰めていった。
38.出社
朝食を済ませ、互いの体に合う異性のスーツに身を包んだ二人は、まだどこかぎこちない歩調で駅へと向かった。電車に乗ってからは、会社の人間がいるかもしれないので、少し距離をとって乗車する。電車に揺られながら、二人とも周囲からの視線が自分に集まっている気がして、どちらも落ち着かない。
やがて会社に到着すると、普段通りオフィスのドアをくぐった。
紗英(精神は翔也)は、女上司の体に収まったまま自席へ座る。いつもなら、上司が座っている席に座ることに少し優越感を感じている。椅子に座り、パンツスーツに包まれた脚を組んだ瞬間、スカートよりもずっと生々しく布地越しに肌が擦れる感覚に、彼は小さく身をよじった。
(うわ……俺、今ほんとに高垣係長の体で、会社に来たんだ♡……)
胸元にかすかに広がる膨らみ、細い指先、髪の毛が肩に触れる感覚。すべてが「高垣紗英」として周囲から見られていると思うと、背筋がぞわりと震え、緊張と同時に妙な興奮がこみ上げる。
一方、翔也(精神は紗英)は、村田翔也の体でネイビーのメンズスーツを着て翔也の自席に座っていた。紗英の席からは、ときおり視線が向けられているのがわかる。
(落ち着いて……今日は一日、村田くんとして自然に過ごすのよ……)
彼女は心の中で繰り返しながらも、書類をめくる太い指や、机に映る男らしい輪郭に、少しの違和感を覚えていた。
だが何よりも気がかりだったのは──視界の端でちらちらと紗英の体を持て余すように動かしている「紗英(精神は翔也)」の様子だった。
(ちょっと……落ち着いてよ……!会社なんだから……)
そう思うほどに、彼の頬が紅潮しているのがはっきりと見えて、翔也(精神は紗英)の胸の奥にじわりと不安と羞恥が広がっていく。
39.敬語
午前中、紗英の(精神は翔也)はデスクに座りながら、女性上司の体で過ごす時間に奇妙な高揚を覚えていた。
書類を持ってきた本来の自分の先輩が「高垣係長、こちらご確認お願いします」と深々と頭を下げる。普段なら気軽に「村田くん、これやっといて」と声をかけられる立場だったのに、今日は自分が敬語を使われる側。
(すげえ……視線が全然違う。俺が“上司”として扱われてる♡……)
胸元に視線を泳がせまいとする男性部下の様子に気づき、逆にぞくりと背筋が震える。上司の立場と女性の体が重なったことで、世界そのものが一段と鮮やかに感じられるのだ。
一方、翔也(精神は紗英)は、慣れない男性の体で端末を叩きつつ、周囲に悟られないよう冷静を装っていた。だが、視線の端で「自分の体」をまとった紗英(精神は翔也)が妙に緊張と興奮の入り混じった顔をしているのが気になって仕方がない。
彼女は溜息をつきながら、パソコンを操作し、チャットアプリを立ち上げた。
【村田→ 高垣】
お昼に会議室を押さえたから、情報共有しましょ。
その文字が表示された瞬間、紗英(精神は翔也)は心臓が跳ねた。
(やば……“女上司と部活”の秘密の会議か。なんかドラマみたいだな……)
胸の奥にざわざわとした期待と緊張を抱えたまま、彼はそっと画面を閉じ、時計の針がお昼に近づくのを待った。
昼休みのチャイムが鳴り響くと、二人は人目を避けて会議室で落ち合った。鍵は閉められ、密室の中、空気には微妙な緊張と期待が入り混じる。
翔也(精神は紗英)は椅子に座りながら、少し笑みを浮かべて女口調で煽った。
「ふふ、村田くんの体は簡単な仕事ばかりで、……楽で良いわね♡」
一方、紗英(精神は翔也)は、仕方なく肩をすくめながら愚痴をこぼす。
「いや、僕の方は色んな人から声をかけられて大変なんですよ。先輩達にも敬語で話しかけられるし、なんか気を使うし……」
翔也(精神は紗英)は優越感たっぷりに、くすくすと笑いながら返す。
「いつも私が感じてることよ。村田くんの立場じゃ絶対味わえない感覚でしょ?」
その言葉に紗英(精神は翔也)は午前中のストレスもあり少しイラつき、眉を寄せて言った。
「それって、僕がまだ新米って言いたいんですか……?」
そして意を決したように、スーツのジャケットとワイシャツを脱ぎ、下には女児用の水色のパンティとブラだけの姿になった。薄い布地が体に張り付き、視覚的にも羞恥心を刺激する。
翔也(精神は紗英)は、思わず目を逸らしながらも、女口調で声を震わせた。
「ちょ!?ここ、会社よ……!?何脱いでるのよ!?……」
しかし、紗英(精神は翔也)は全く構わず、にやりと笑いながら、挑発的に体をくねらせる。
「アタシが、会社の会議室で女児用の下着姿になってるなんてみんなが知ったら…問題になるかもね…♡もしかしたら、懲戒か…それか逮捕されちゃうかも…♡」
羞恥と優越感、緊張と興奮が混ざり合い、会議室の空気は静かに、しかし熱を帯びていった。
「……村田くん、あなた本当に最低よ……うぅ…こんなのバレたら、私が頭おかしい人って思われるじゃない…て言うか、あなたはいつもいつもね…」
その反応さえも、紗英(精神は翔也)にはたまらなく甘美に映った。翔也(精神は紗英)は紗英(精神は翔也)を会議室に正座させ日頃の不満を目の前の元は自分の体であった部下に向かって爆発させた。
側から見たら、女児用の下着を着た女上司が、会議室で正座して入社したばかりのオネエ口調の男性社員に怒られていると言う構図であった。
紗英(精神は翔也)はその情景を想像して、秘部を湿らせながらニヤニヤと怒られていた。その後、スーツを半ば強引に着せられて、再び元の業務に戻った二人であったが、まだ1日は始まったばかりであった…。
-終わり-