[コラム] 『Saimin Ippon:HYPNOTICTHROW』(Part1)のお手伝いをしたときの話 (Pixiv Fanbox)
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※ 以下の文章には、『催眠一本/HypnoticThrow』(Part1)のネタバレを含む可能性があります
こんにちは。mtosakです。
今日は久しぶりに普通のコラムを書こうと思って、筆をとりました。
ご存じの方も多いと思いますが、2024年9月ごろから12月くらいまでの間、くじらの背中さんの『催眠一本』というゲーム制作のお手伝いをしていました。
催眠大好き人間以外いないはずの皆さまにおかれましては、既にプレイしていただいていることと思います。
どれくらい関わったか
プレイ中に、「なんとなく文章にmtosakの匂いを感じるけど、どこからどこまでなんだろう……」と思った方もいるのかなと思います。答え合わせというわけではないのですが、どのあたりに関わっているのかも含めて少しお話ししようと思います。
単純計算なので全く正確ではないですが、私がテキストエディタでセリフだけを抜き出して比較したときには、私が関わる前のプロトタイプのシナリオから比較すると、日本語で約30,000~40,000文字くらい文字数が増えている計算だったと思います。(くじらの背中さんが追加した文章による増加量も含まれています)
もともと私は、シナリオに日本語的な不自然さがないかのチェックと修正をすることを目的に協力していたのですが、その作業をしていると、必然的にシナリオを繰り返し深く読み込むことになるので、アイデアを思いつくことがありました。
それで、思いついたアイデアなどを参考になればいいかなと思って、フィードバックしていたのです。
ただ、アイデアを出す上で、無責任に「これがほしい」「あれがほしい」みたいに言うだけなのは、私のスタンス的に少し抵抗があったので、アイデアとセットで、簡単なセリフ案を付けることがよくありました。
強火なスタンスすぎるので、これはあくまでも自分自身にのみ適用されるスタンスですが、漠然としたアイデアだけを出すなら誰にでもできるし、「それってアイデアを装ったただのリクエストや要望じゃないの?」という気持ち、そして「アイデアを出すなら、具体的なものを付け加えるべきだろう!自分でやるくらいの覚悟があるべきなのだ!」という考えがありました。
そういう感じで、その強火スタンスに基づいて、アイデアやセリフ案をフィードバックしていった結果、くじらの背中さんがその一部を採用してくれるような形で、加筆部分が増えていくような感じでした。
(加筆部分が増えると、それに波及して、整合性を保つために他の部分の修正が雪だるま式に膨らんでいくことに気づかずに!!!)
どこらへんを加筆したか
恐らく一番、私の加筆量が多い部分は、『退行催眠』のイベントから『夢精』するシーンまでの区間です。
とはいえ、100%新規で書き下ろしたシーンは少なくて、基本的には、くじらの背中さんが元々考えていたシナリオ通りの展開なので、あくまでも補助的な感じです。
ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、Part1最後の催眠セッションのイベントは、私の加筆はほとんどありません。
私が好きそうな要素がふんだんに使われているため、このイベントについて私の関わりが多いと思われた方もいるんじゃないかなと勝手に予想していたのですが、実は全然そんなことはないのです。(このイベントすごく良いよね)
そのほかのシーンで、特に「書いたなあ~」という印象が強いのは、まず『ラポールの暗示』のシーン。
このゲームは、メインキャラクターである武田隼人くんが、理屈としては、日々の『稽古』で催眠の効果を無意識に実感するほどに、催眠におけるいわゆる『ラポール』が深まっていき、その『ラポール』によって、催眠深度が深まっていくという構造で進んでいきます。
プロトタイプバージョンでは、その『稽古』と『ラポール』を紐づけるシーンがなくて、説得力を出すために、そういうシーンがあったほうがいいのではないかという話をしていて、それで、そのシーンの案をまるごと書き下ろして、どうですか?と提案する形になった感じだったと思います。
あと印象が強いのは、『身体検査』のあとの優勝インタビューの部分。
もともと優勝インタビューのセリフはあったのですが、そこを少し拡張したような形だったと思います。
禁欲のリングについて
『禁欲のリング』に関わるシーンは、もともとプロトタイプには存在していなくて、もともとくじらの背中さんが、シナリオ進行の都合上、Part1では隼人くんの全裸を見せることができるシーンが少ない、という話をしていたのがアイデアのきっかけだったと思います。(シナリオ的に隼人くんは、全裸になることに対して強い違和感を抱いてしまうため)
そこで、「現実世界ではパンツを履いているけど、あくまでもイメージの世界で脱がすのはどうか」という意見を私が出して、例えば「暗示の力を『物体』として概念化して、それをペニスに装着させるというのはどうだ?」というようなアイデアに達したような経緯だったと思います。
とにかくビジュアル的なインパクトに重きを置いていて、どちらかといえば実験的な試みだったので、個人的にはちゃんと書けたかどうか非常に自信がないのですが、作っていて楽しさはありました。(少なくとも、くじらの背中さんのイベントCGはすごく良かった)
これは私がアイデアのイメージをちょ~雑に伝えるために出したスケッチです。
スケッチ上の2のリングについて、「どういうイメージか」とくじらの背中さんに聞かれたときに、「男性用腕時計のようなゴツゴツしている感じである」と伝えたところ、最終形がああいう感じになりました。
小説では、こういう視覚的にイメージは伝えることはできないので、とても貴重な経験でした。
スケッチなどから、私が手伝っていたときの楽しそうな雰囲気が伝わればと良いなと思います。
その他のアイデアについて
最後の催眠セッション後の催眠深度を操作するパートで、「パンツに尿染みを作ったほうが良い」と提案した犯人は私です。
Part2について
Part2はティザー動画が出ている状態なので、焦らされている人も多いと思います。私は、少しだけ内容を知っているのですが、Part2は物凄いボリュームになっているような感じがします。
今回は、私は(ほぼ)関わっていない状態なので、Part1と比べるとmtosakっぽさを感じる部分は少ないと思いますが、続きが気になる方はぜひプレイしてみてください。
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おちんちんの絵だけだと、恥ずかしいので、僕が前に描こうとしていた催眠一本と全く関係ない描きかけの絵もそっと載せておきます・・・(前にXで公開したことがあるやつ)
絵を描くたびに絵の描き方を忘れる(真理)