仮想淫女構成書【陸】 (Pixiv Fanbox)
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ラッシャイ。俺は鯰田。げんこつ山のたぬきだ。俺は毎日Unityとかいうパンピーの使わない異常ゲームエンジンを触っては仮想淫女を作り着せ替えているが、誰にもその様子を見せるつもりはない。だが今日はフォロワーであるお前へ特別に、改変において非常に重要な項目である「色」について教えてやることにした。
多くのUserは自分の好きな色を、髪型や衣装など新しいモデルを取り付ける時にベースとなる色を据えて改変を進めていくものだと俺は思っている。
ここで選ぶものは奇抜な色じゃなくて良い。
暗かろうが明るかろうが全体がまとまっていれば良く見えるものだ。
これからお前にその色の選び方について教えてやる。
色は見た人によって情報よりも先に「感情」へ刺さる。
人は形や文字を読む前に、まず色で“空気”を感じ取っている。
だから同じデザインでも、色を変えるだけで「高級」「安い」「クール」「可愛い」みたいに印象が大きく変わる。
んじゃ、それをアバターに当てはめてみるその前に。
色を試行する準備
lilAvatarUtillsは使ってるか?
色を試す時にマテリアルをメッシュひとつひとつ選んで何度も差し替えるのは手間だ。例えば髪型の色を変えるのなら、その髪のルートボーンを選び、lilAvatarUtillsの枠にドラッグ&ドロップしろ。
そうしたらマテリアルの項目を選べ。
するとそのモデルに使われているマテリアルの一覧が表示される。
この髪型の場合はmagenta.matが色の項目だな。
そのスロットを別の色マテリアルに差し替え、適用を押すことでそのモデルで使われているマゼンタ部分がまとめてお前が選んだマテリアルへ置き換わる。まとめて変更できる機能を使って楽していけ。
まとめて替える方法がわかったところで本題に戻るか。
色によって受ける印象
まず髪色を変えて簡単にまとめておいた。
これはあくまで印象の一例だ。
他にもいろいろ与える印象はあるが、わかりやすいものを選んで載せている。
同じ顔であってもこのように色で受け取る印象が変わるのがわかるだろう。
ところでお前はパーソナルカラーは持っているか?
「この色が好き」と理由を持っていてもいいし、なんとなく惹かれているだけでも構わない。だが色は、ただの好みで終わるものじゃない。
意図して選ぶことで、お前のアバターが相手へ与える空気感は大きく変わる。
人間は思っている以上に、色で相手との距離感を決めている。
では次に、その距離感を決める色の強さについて話してやる。
彩度と明度で同じ色でも印象が変わる
まずは単色の話をしてやろう。
同じ色を使っていてもその色の濃さによって与える印象は変わる。
わかりやすい色の代表と言えばやはり赤だな。
例えばこのNanahaの髪型TwilaHairに用意されたマテリアルの中にある赤で見るとしよう。この程度の濃さなら強すぎず大人っぽい印象として受け取られやすい。
これをさらに濃くすると、警告色としての印象が強くなる。
この場合は「危険」「情熱」「威圧感」といった、力強い空気が前に出る。
逆に淡くするため彩度を下げ、明度を上げるとこうなる。
ここまで淡くなると、「攻撃性を抜いた赤」となる。
「優しい」「甘い」「親しみやすい」みたいな印象へ変わっていく。
つまり色は、鮮やかで強くなるほど刺激的になり、淡くなるほど柔らかく見える。
同じ赤でも
深赤 → 強さ
真赤 → 大人っぽさ
淡赤 → 親しみやすさ
という変化が起きるわけだ。
色は「近寄りやすさ」に直結する。
お前が思っている以上に、人間は色で相手との距離感を決めている。
つまり色選びは、ただ好きな色を置くだけじゃない。
お前がどういう空気を纏いたいかを決める作業でもある。
マテリアルカラーの調整や髪型について詳しく知りたい奴はこっちも読め。
色は組み合わせで人格になる
使いたい色は決まったか?だが実際の改変は、単色だけで完成するほど単純じゃない。髪、瞳、服、装飾。お前のアバターには大量の色が存在している。
そして人間は、それらをまとめて見て「どんな奴か」を判断している。
この組み合わせというのは、色以外の要素にも及ぶ。
いくら白や淡い色でまとめていても、目つきが鋭ければ「優しそう」ではなく「クール」や「冷たい」といった印象になるだろう。
逆に暗い色を使っていても、柔らかい表情や丸いシルエットなら「怖い」より「落ち着き」として受け取られることもある。
つまり人間は、色だけを見ているわけじゃない。複数の情報をまとめて、「こいつはこういう奴だ」と人格を作っている。だから改変では、「どんな色を使うか」だけじゃなく、「どう組み合わせるか」が重要になる。
理屈ばかり話していても仕方ない。実際の改変を見ていくぞ。
赤
この改変は黒を主体に赤を差し色として使うことで、視線を赤へ集める構成になっている。赤と黒は強い印象を作りやすい組み合わせだ。そのままだと威圧感が強くなりすぎるが、髪色を明るくすることで空気を軽くしている。面積の多い色が必ずしも主体になるわけではないという例だな(協力:@VRC_Zevkiel)
青
彩度を抑えた寒色で統一することで、「静かさ」や「安心感」、そして少し儚い空気を作っている。青系は使い方によって冷たく見えやすい。そのため、丸みのあるシルエットや垂れた目元、まろ眉で柔らかさを補強している。色だけではなく、形や表情まで含めて全体で雰囲気を作っている例だ(協力:@tococoVR)
黄
明るく活発な印象の改変だ。黄色は「楽しさ」や「親しみやすさ」を作りやすい。ただ全体を明るい色だけで固めると子供っぽくなりやすい。そのため黒を取り入れることで、全体の印象を引き締めている。元気さを出しつつ、軽くなりすぎないようバランスを取った配色(協力:@Nekotank610)
緑
淡い青緑を主体にした、柔らかく落ち着いた印象の改変だ。寒色系ではあるが、彩度を抑えた明るい色を使うことで、冷たさよりも「優しさ」や「清潔感」が強く出ている。全体を近い色味で統一しているため刺激が少なく、静かでまとまりのある空気を作れている。強い色を使わなくても、淡い色だけで十分に個性や雰囲気は作れる例だな。(協力:@rivavas)
黒
黒は「高級感」や「威圧感」を作りやすく、露出の多い衣装であっても軽く見えづらい。さらに金を加えることで、ただ暗いだけではない「高級感」や「支配的な空気」を強める。また、瞳や髪のインナーとして赤を混ぜることで、黒だけでは出しづらい「危険性」や「妖艶さ」を印象へ加えている。差し色で空気を調整している例だな(協力:@YannMaru531)
白
アクセサリとリムシェードで色を差したシンプルな2色構成だ。補色は装飾で付けるのがすべてではない、マテリアルで足すこともできる。メイクを強めに入れることで、「儚い」より「クール」へ寄せた。ただし目の開きは大きめにし、表情も柔らかくすることで、近寄りづらさを出さないよう調整した(鯰田:@VR_NMZW)
紫
黒と白を主体にした落ち着いた構成の中へ、強い紫を差し色として入れた改変だ。明度と彩度の高い色は、それだけで強く視線を集める。そのため全身へ広く使うより、このように一部分へ絞った方が印象を整理しやすい。服装自体はかなり大人しめだが、髪と瞳へ入った紫によって「サブカル感」や「非現実感」が強く印象へ残る。強い色は“面積”より“置き方”が重要になる例だ(協力:@Ribbon0603)
桃
補色をほとんど使わず、ピンク系でまとめた単色の改変だ。全体を淡い色で統一することで「甘さ」や「柔らかさ」を強く出している。さらに肌面積の多い衣装を合わせることで、可愛さだけでなく「色気」も印象へ加えている。強い色を使わなくても、配色と露出だけで十分キャラクター性は作れるという例だな(協力:@havocker_vrc)
茶
温かく落ち着いた印象だ。茶系は「安心感」や「親しみやすさ」を作りやすく、特にこの改変は、チェック柄やマフラーのような布感の強い要素と組み合わさることで、秋の季節感や生活感を強める。多少露出があっても色気ではなく「柔らかい大人っぽさ」として受け取られやすい(協力:@_raypon_)
参考例はこんなところだ。
お前が色を選ぶ時の、何かしらのきっかけになればいいがな。
改変は盛りすぎると死ぬ
初心者が一番やりがちな失敗がある。色を使いすぎることだ。
主役色。
差し色。
補色。
発光。
全部を強く入れると、人間の脳はどこを見ればいいかわからなくなる。
結果、「なんか見づらい改変」が完成する。
改変で重要なのは、色を増やすことじゃない。
「どの色を主役にするか」だ。
というわけで、迷える奴のための資料も作っておいた。
自分で解を出すのが苦手ならこういうのも参考にしてみろ。このテンプレートはお前が作りたい雰囲気・人格から色を逆算するためのものだ。
夢可愛い、儚い存在になりたい。
強く威圧感のある印象が欲しい。
元気で愛らしいキャラにしたい。
そういったイメージに合う色をカラーコード付きで載せている。
だが結局のところ、正解はお前次第だがな。ついでに改変の参考になるかわからんが俺がこれまで作ってきたアバターのいくつかをまとめて画像にして掲載しているぞ。
下2枚はそのサンプルだ。リンク先には合計11枚ある。
どんな色を選び、どんな空気を纏うのか。
それがお前のアバターになる。
お前自身が納得しない限り、改変に終わりはない。
今回はこんなところか。
また何か色について思いつくことがあれば追記する。
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