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 ここはクラウス家の屋敷だ。

 

 先日の事故で当主がなくなり、若い女性が当主になったと専らの噂だった。

 

 本当は一人息子がいたそうだが、彼の後見人であるリルと言う女性が養女としてクラウ

ス家に入ったらしい。

 

おそらく病死でもしたのだろう。


 それからと言うものの若い一人息子を見たものはおらず、彼の存在は平民から忘れ去られていた。

 

◆




「ほら出すわよ、『便器』」

  

 じょょょょょょょょょょょ!

 

 水流が勢いよく流れる音が部屋に響いていた。

 

「んぐっ! ぐっ! ごくっ!」

 

 『便器』はそれを喉を鳴らして嚥下する。

 

 『便器』のために私は意識などしなかった。

 

 もし逆流したり、溢したりしたら教育しなおすだけだし。

 

 私はクックッと笑いながら股間に吸い付いている少年を見下ろしていた。

 

 人間の尊厳も財産も身分も全てを失った哀れな少年――エルヴィスを。

 

 彼を便器として扱ってから私にとって彼の口は汚物入れだ。

 

 蒸れた足、股間、果てたおしっこまで飲ませた口だ。

 

 人間の口とは到底見れなかった。

 

「ほら、後始末なさい」

 

「ふぁ~い」

 

 ジュル、ジュプ、ジュル……。

 

 いつものようにおしっこを飲ませ終えた私はベットに寝ころがりながら短く命令する。

 

アフターケアも万全の優秀な『便器』だわ。陰毛一本一本についた滴を舐めとらせる。


 エルヴィスはとても便利だ。

 

 わざわざ眠い中、トイレまで歩かなくて済む。

 

 ただ便器と命じれば私のパンツを脱がせ、股間に吸い付き、アフターケアまでするのだ。

 

 溢さず飲めるようになるまでは長かった。

 

 おしっこに馴れるまで尿以外の水分は与えず、ひたすら脱水症状になるまで毎日追い詰め、私のおしっこしか飲み物を与えないと叩き込んだのだ。

 

エルヴィスにとって私の尿で生かされていることがわかっているので、必死に飲んでいた。


 おかげで私はとても快適におしっこができる。

 

 ただの排泄行為がとんでもない快感と優越感を味わえる行為になるのだがら最高だった。

 

 私はベットに寝転がりながら、鈴を鳴らした。

 

「失礼いたします。リル様」

 

 扉を開けて入ってきたのは小柄な新人メイドのターニャだ。

 

 エルヴィスを奴隷として公に扱うため、彼のことを知るメイドは全てクビにしたので、新人を新たに雇ったのだ。

 

 同じ立場だった少女が私に貴族として使える姿は優越感を感じられて気分がいい。

 

「ワインを用意して頂戴。あと、この奴隷の餌もね」

 

勿論、餌は私が踏み潰した残飯のみで1日二回だけにしていた。


「かしこまりました」

 

 私の言葉にターニャは侮蔑の眼差しを私の股間に顔を埋めるエルヴィスに向けてから一礼して出ていった。

 

「ふふふ、ターニャもお前が貴族だったなんて夢にも思わないでしょうね。今の眼差し、ゴミを見るみたいだったわよ?よかったわね、新人メイドにすら蔑んでもらえて!うふふふふ! あははは!」

 

 エルヴィスの髪を掴んで顔を股間に押し付けた。

 

 陰毛が顔に擦られジュリジュリと音を出したが、私はますます興奮してエルヴィスの舌を楽しむ。

 

 たった十歳だった童貞の男の子は私の意のまま動く奴隷になったのだ。

 

 クンニ一つとっても私の好みに染め上げてあり、まさに理想の奴隷だった。

 

 ふふふ、名実ともにエルヴィスは私専用の奴隷になったことだし。

 

 これからは秘密でいたぶらなくていいのよね!

 

 最高だわ!

 

 戸籍もクライス家となり貴族になった私はこの家の実質の財産全てを握っている。

 

 調教用の道具も環境も揃えたい放題なのだ。この玩具の命もね。

 

 ふふふ、次はどうやって遊ぼうかしら?

 

 ◆

 

「ふふふ、エルヴィスって私以外の足の臭いを嗅いだことはあるの?」

 

 いつものようにエルヴィスを小屋に閉じ込めながら、私は訊ねた。

 

 顔には私の蒸れた足が押し付けられ、必死に臭いを嗅いでいる。

 

「あ、ありません」

 

「そう。私の奴隷なら足の臭いくらい当然覚えているわよね? ずっと嗅がせているんだから」

 

「え?」

 

「ちょうど、今度サディストな貴族令嬢が集まるお茶会があるから、エルヴィスを連れていきたいの。でも、お前って芸の一つもできないでしょう? だからちょっと特技でも身に付けさせようと思って」

 

「い、いえ、あの……」

 

 どう反応したらいいかわからないわよね?

 

 でも、エルヴィスに意思なんかいらないからどうでもいいのよ。

 

 だってこれは決定事項なんだから。

 

 私は笑いながら鈴をならす。

 

「お呼びでしょうか、リル様」

 

「ええ、ミーシャ。今、足は蒸れてるかしら?」


私の突然の言葉にミーシャは目を丸くした。だが、メイドが主人の私の質問に拒否することはできない。

 

「え!? あぅえと……蒸れてます」

 

 私の質問に恥ずかしげにミーシャは答えた。

 

 ふふ、朝から働いたら当然足は蒸れるわよね?

 

 メイドの仕事をしていた私が一番よくわかっている。

 

「この奴隷が私の足の臭いを覚えているかテストさせたいのよ。協力してくれるかしら?」

 

「えぇ!? 足の臭いを……ですか? でもなにをしたら」

 

「簡単よ? ミーシャの足と私の足でエルヴィスの顔を踏んで匂いを当てさせるの」

 

「えぇ!? いや、でも、私の足蒸れてて臭いですし、靴だって洗ってないし」

 

 ピクン。

 

 あらあら、ミーシャの蒸れた足の臭いを想像して興奮したのかしら?

 

 私専用の奴隷のくせに生意気ね。

 

 お前は私の足の臭いでたってればいいのに。

 

「で、でも、リル様のご命令でしたら」

 

 ミーシャは顔を真っ赤にしてパンプスを脱ぐ。

 

 もわっとしそうな足はさぞ熟成した臭いがするでしょうね。

 

「ほら、エルヴィス。出て来てミーシャの足の臭いを嗅ぎなさい」

 

 リードをひっぱって小屋から出したエルヴィスはすでに興奮しており、我慢汁がタラタラと垂れている。

 

 ふふふ、はしたない惰犬ね。

 

 あんまり見境がないと去勢しちゃうよ?

 

「ほら、踏みなさいミーシャ」

 

「は、はい。リル様」

 

 私の命令に躊躇しながらもミーシャはエルヴィスの顔を足を乗せた。

 

柔らかいソックスが、顔に吸い付き、足の裏にエルヴィスの顔が食い込んでいく。


「ほら、嗅げ。マゾ犬」


スー、スー、スー、!


「はわぁぁぁぁ!!」

 

 瞬間、電流でも走ったかの様に身を震わせるミーシャ。

 

 初めて顔を踏んだ驚きと臭い足の匂いを嗅がれる羞恥とメイドでありながら誰かの上に立てた優越感が入り交じっているのだ。

 

 スー、スー、スー。

 

「ふふふ、エルヴィスったら豚みたいに必死に嗅いで浅ましいわね」

 

「あは♪ 私の足ってそんないい臭いなんですか? 汗っかきだから凄くコンプレックスだったんですけどね♪そんな好きなら最も嗅がして上げますよ?」

 

 ミーシャは嬉しそうに笑い、エルヴィスの顔に荷重をかけていく。

 

 そのままミーシャの重みに耐えられずに床に押し付けられたエルヴィスをミーシャは蔑んだ眼差しで見下ろしていた。

 

「リル様がお前をゴミみたいに扱ってるのもわかりますね。これ、凄く気持ちいいですね」

 

「ミーシャもわかると思ったわ。ほら、エルヴィスもしっかり嗅ぎなさい♪お前のために協力してくれてるんだからね?」

 

「指のつけねなんか汗で染みができてるんですけど、嗅ぎますか? 一番臭いですけど。あは、てか、嗅がせますね♪ 奴隷に拒否権ってないそうですし」

 

ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!


「んー、んー、んー!!」

 

「ふふふ、すごい反応ね。そんなに喜んで……。消臭に夢中なのはいいけど、ちゃんと覚えられてるのかしら?」


「リル様のおみ足の臭いなら毎日嗅いでますから大丈夫ですよ!奴隷なら当たり前でしょうしね」

 

「それもそうね、ふふふふ!」

 

「あはははは♪」

 

 屋敷で新しいサディストが生まれた日だった。

 

 私が出掛けている時は彼女がエルヴィスの性癖を満たしてくれるだろう。

 

 私以上のサディストかもしれないしね♪

 

「ほら、どっちの足の臭いか当ててごらんなさい。外したら――捨てちゃおうかしらね?」

 

「あは♪リル様残酷ですね♪そうなっら、私が飼ってあげますよ?リル様の使用済みみたいですし、同じように苛めてあげますからね?」




 

 目を塞がれたエルヴィスは床に寝かされ、ソファに座る私とリルの足が頭の側で揺れていた。

 

「エルヴィス、当然わかるわよね?あれだけ嗅いでたのにわからない、なんて言ったら本当に破棄しちゃうからね?虫けらみたいに殺しちゃうわよ?」

 

 私は心の中で冷たい笑みを浮かべながらエルヴィスに告げた。

 

「ほら、テストを始めるわよ♪」

 

 ◆

 

「ほら、これはどっちの足かしら?」


 無造作にリルはエルヴィスの顔を踏みつけながら問いかけた。

 

 踏みつけ瞬間に鼻に指の間が来てしまうのは経験の為せる技だろう。

 

「当てるのなんか簡単ですよね? 私の足ってめっちゃ臭いますから」

 

「私のもさっき嗅がせたばかりだし当然当てられるわよね? はやく当てなさい」

 

 んごっ! ぐっぶ!


 この日のために洗わなかったソックスに履き替えたから熟成した臭いはさぞ強烈でしょうね。

 

 足フェチのお前が苦しむほどなんだから♪

 

「失礼ですね。えずくなんて、そんなに強烈でしたか?」

 

「はやくしないと不問で不正解にするけどいいのかしら?」

 

 グリグリと踏みにじってやると目隠し越しに涙に滲ませながらエルヴィスはなんとか答えた。

 

「リ、リル様のおみ足です」

 

「ふふふ、正解よ。まぁ、当然ね」

 

 大変結構だわ🖤

 

 いきなり外したら本当に捨てちゃってたかもしれないわね。

 

「あは♪残念です。さすがリル様の奴隷ですね。飼い主の臭いをちゃんと覚えているなんて♪」

 

「でも、まだ一問正解なだけよ?まだまだ続けるわよ?」

 

「消去法にしたら簡単ですし、毎回どの足かはわかりませんよ? またリル様の足かもしれないですしね?」

 

「ふふふ、覚えてれば勿論、答えられるわよね? ほら、次はどっちの足かしら?」

 

 ミーシャも私が普段からエルヴィスをモノのように扱ってるのを知ってるから許可を出してからは容赦がない。

 

 やはり私の目に狂いはなかったわね。

 

「……ミーシャ様のおみ足です」

 

「あははは!私にも様付けなんて、様付けで呼ばれるなんて初めてですよ!気分いいですね!」

 

 わかる!

 

 私も初めて呼ばれた時はそう思ったもの!

 

 ふふふ、ミーシャったら可愛いわね。彼女にもエルヴィスみたいな奴隷がいたら最高なのにね。

 

「ふふふ、やるじゃない。でも、まだまだ問題は続くわよ?」

 

「勿論、リル様が飽きるまで私もお付き合いしますよ」

 

「「ふふふ、あはははは♪」」

 

 私とミーシャの高笑いはエルヴィスをなぶり終えるまで屋敷に響き渡るのだった。

 

 

  

 

 

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Comments

isida

最高です 日常的にトイレにされてる辺りがもうたまらないです

異無

コメントありがとうございます 次回作もぜひ楽しんでください

スパー

毎回最高すぎます^_^ 後1回で終わりと思うと、残念でありません(-。-; 最終回の楽しみもありますが^_^

異無

コメントありがとうございます 今まで応援していただいてとても励みになりました。 これからも他の作品はあげていくので、ぜひ楽しんでいただければ幸いです

カボチャ紳士

やはりこのシリーズ好きです 最終回は惜しいですけど楽しみです

異無

コメントありがとうございます 最終回もぜひ見ていってくださいませ