魔王遊戯 ゲーム編 ラウンド1 足いじめ (Pixiv Fanbox)
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「ゲームは簡単♪ 私の足裏に自分からキスしたら、お前の敗け。耐えれたらお前の勝ちって内容よ?」
あまりに異常な提案に瞬きを何度もするアイゼンだが、理解できると鼻で笑った。
「ずいぶん簡単なゲームだな。いいだろう」
足の裏にキスしたら敗け?
しかも、自分からだ?
ありえない。
何が悲しくてこんな性悪女の足にキスするんだ。
アイゼンはすでに勝ちを確信し、ゲームについて詳しく書いてある契約書の、勝利条件を読み契約魔法にサインした。
「じゃ、始めるわね。手始めに――魅了🖤」
「っ!」
ドクン!と心臓が一瞬ひね上がるが、歯を噛み締めて耐える。
頭に靄がかかるのは一瞬ですぐにはらすことができた。
だが、意識は冴えても身体に及ぼす効果は完全に消せなかった。
「フフフ、いきなり壊したりしないわよ? 媚薬程度の効果だし、死ぬ気で耐えようと思えば耐えれるわよ。あら、勃起してるの? そんなんじゃ、大変よ。フフフフ……」
レヴィアの魅了はちゃんと狙い通りの効果があった。
アイゼンの身体は今、刺激にとても敏感だ。
それも、刺激は性的な刺激に繋がってしまうものになっている。
しかも、この空間でアイゼンが対峙し意識を向けているのはレヴィアしかいない。
つまり、レヴィアの行動すべてがアイゼンの性欲を刺激するように威力を調節したのだ。
ジワジワと毒が染み込む様に、ゆっくりとアイゼンを支配するために……。
「あ、言い忘れてたけど命令には絶対服従よ? フフ、安心しなさい🖤 私の足の裏にはキスしろって命令はできないから」
「き、聞いてないぞ?」
嗤うレヴィアに顔を青白くしたアイゼンだが、これはレヴィアに非はない。
契約魔法に嘘や後付けで内容は足せないのだ。
ちゃんと読まなかったアイゼンが悪い。
「あら、ちゃんと契約魔法時に書いておいたわよ? 楽勝と思ってちゃんと読まなかったの? それとも、私の下僕ちゃんが気になって読めなかったのか・し・ら・ね♪」
悪魔、それも魔王とのゲームでルールをちゃんと確認しないなど愚かにもほどがある。
まぁ、でも手加減はしないけど。
「さ~、人類最後の希望の勇者が私の足に敗けて無様な足奴隷になるのか楽しみだわ~」
「俺が敗けるわけ……ない……だろうが……」
いきなり不利な条件にたじろぐアイゼンだが、すぐに心を立て直した。
勝利条件はこちらが敗けを認めなければ問題ないのだ。
敗けるわけがない。
敗北条件となる行為への命令はできないのだから。
「そうそう。その意気よ🖤 我慢して我慢して……そのプライドをへし折るのってとっても楽しいのよね♪ ウフフ……」
だが、あのレヴィアの余裕。
絶対的な自信はマルタをおとしたからなのか?
だが、マルタよりも勇者であるアイゼンの精神力はかなり高いのだが……。
それでも勝つ自信があるのか?
「じゃ、私の足で苛めてあげるわ。まずは私の足元に正座なさい」
「うっくぅ……」
躊躇してしまうが、途方もなく強い力が身体を無理やら動かさせ、激痛が走った。
「抵抗しない方がいいわよ? 契約魔法で互いに縛ってるんだから、逆らうのは無駄よ? ほ~ら~、はやくぅ~」
「くそっ!」
吐き捨てたアイゼンはレヴィアの命令に従うしかなかった。
心のなかでは反吐を吐きながらも正座して見せる。
「あは♪ 反抗的♪ でも、身体は逆らえないのよね~。そのまま土下座でもしちゃう? この雌豚みたいに自分でするようにするけど、始めは無理矢理させてあげるね~」
心底小バカにする魔王にアイゼンは殺意すら感じるほど鋭い眼差しを向けるが、レヴィアはむしろその態度を気に入ったらしく、笑みを深めていた。
「ま・ず・は~この私の足。マッサージしてくれるかしら? ヒール履きっぱなしで蒸れちゃってるのよね~」
ずいっ、とつき出されたのは先ほどマルタのは頭を踏みにじったヒールだ。
強く踏みにじられたらしく、千切れた金色のマルタの髪がヒールに汚れとともにくっついていて、ますます憎悪の炎が燃え上がった。
この悪魔め……。
だが、その憎悪はすぐにかき消された。レヴィアの次の命令はアイゼンの想像を遥かに越えたからだ。
「フフ、すずし~い🖤 どうかしら、私の脚は? 蒸れちゃってと~ってもキツい臭いがしてるんじゃないのかしら~? 嗅いでみる? あ、やっぱり命令させようかな~♪ 嗅げ♪」
面白半分と言った調子だが、命令されたアイゼンにはたまったものではない。
顔を近づけなくてもわかるほど汗ばんだ足。
その臭いを無理やら嗅がされるのだから。
「ごほっ! ごふっ! こぼっ!」
強烈に酸っぱい酢の物を何倍にも凝縮した鼻を刺す様な臭いがアイゼンの鼻腔を襲う。
「くっ、くさっ!」
「あらあら、勇者様ったら情けないわね~♪ 魔王の足の臭いだけでそんな噎せちゃって~。あ~情けないわね♪ でも、やめないわよ? そのまま臭い嗅ぎながら足のマッサージしなさいね♪」
ピアノでも引くように細長く均整のとれた指を蠢かして見せるが、その美しさとは裏腹に吐き気のする臭いは顔を背けたくなる。
「ごほっ! ごふっ! ごはっ!」
呼吸するだけで苦しいのに、逃げることもできず、湿った足の裏をマッサージさせられる。
「アハハハハ! そんな辛い? 苦しい? 勇者が望むなら、魅了を最大にして今すぐ壊してあげてもいいわよ? まぁ、その前にこのくっさい足の裏に敗北なキス、してもらうけどね~」
レヴィアは足の裏を無理やりアイゼンの顔にこすり付けながら言い放つが、アイゼンは犬歯を剥き出しにして唸った。
「だ、誰が!」
こんなことで屈したら、勇者失格だ。
アイゼンは敵に跪かされ、マッサージを強要させられ、しかも、吐き気のする様な悪臭をする足の臭いを嗅がされると言う生まれて初めての屈辱に身を焼かれる様な思いが、アイゼンの心を支えた。
なのに……。
ビキビキ。
アイゼンのチ●コは何故かまったく小さくならない。
こんな悔しいはずなのに、何故……。
「まだまだ足りないって顔ね~♪ じゃ、反対側の足の臭いも嗅いでもらおうか・し・ら・ね?」
屈辱を怒りの燃料にして復讐を誓う勇者に対し、レヴィアはどこまでも上から小馬鹿にしながら、笑っていた。
足元でマッサージしながらも、こちらを睨むアイゼンの顔ではなく、呼吸する度にピクピクと揺れるアイゼンのチ●コを見下ろしながら――。
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