薄汚いモブ獣人の催眠調教で陥落してもはや言いなりとなったナサスくん③ (Pixiv Fanbox)
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前回
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「――っ」
ナサスは息を呑み、獣根を凝視する。犬の体を包むものと同じ白い獣毛に覆われた包皮から露出する先端を。
竿を扱き上げて一度達したのみでは臓腑に込み上げる熱を鎮められるわけもなく、雄に飢えた肛門は物欲しげにヒクついて愛液を漏らす。
……人とはまるで違う形状をしたそれは、この疼く雌穴にどれほどの快感を与えてくれるだろうか。何よりも先にナサスの脳裏に浮かんだのは、そんな淫らな思いだった。
(我は、何を……)
遅れて、言葉も解さぬ畜生から雌として見られることへの嫌悪が、じっとりと湧き上がってくる。
未だ夫以外の誰にも捧げたことのない貞操を獣相手に散らすなど、耐え難い渇きを満たすためとはいえ、あまりにも下卑た思いつきだった。
今や我が物顔で寝台へと乗り上げた犬は、そんなナサスの葛藤を見透かしたように見つめ、そう躾けられていたかの如く熱り立つ股ぐらを見せつける。
獣臭を伴う先走りが、人のそれと比べ尖った形状の先端から溢れて白いシーツへと滴っていた。
ナサスは小さく鼻を鳴らして、火照る体を抱えながら求め続けた雄の匂いを深く吸う。荒々しい野性味を感じさせる匂いに、下腹部が熱が込み上げる。例え畜生が相手であろうとも雄であれば求めずにはいられない己の浅ましさを突きつけられているかのようだった。
――ごくり。
額に冷や汗を浮かべながら、ナサスは生唾を飲み込んだ。満たされぬまま夜を重ねた末に持ちかけられた誘惑を跳ね除ける自制心など、今や毛ほども残ってはいない。
今や肉体の奥深くまで根付いた雌としての本能に悶え、顔を蕩けさせながら、ナサスは幾度となく繰り返してきたように、一線を踏み越え堕落するための言い訳を用意するために、その知識を使っていた。
「……そ、そうか、夫よ……」
そして、数瞬の間をおいて、ナサスは震える声で小さく呟く。
「ま、まったく意地の悪い……。最初から言ってくだされば、良かったものを……」
よく躾けられたこの犬が、いよいよナサスが肉欲を抑えきれぬようになったこの夜に、こうもあからさまな粗相を働いたのだ。
きっと、これも一人身を焦がし肉欲に震える妻を思っての、贈り物だったのだろう。
この浅ましく淫らな本性を夫以外の者に見せるわけにはいかないはずだったが、物言わぬ畜生が相手であれば問題はない。
……不確かな推測は、脳髄を蕩かす肉欲の後押しによって、ナサスの中の真実となっていた。
「は、は……」
薄く笑いながらナサスはゆっくりと体を起こし、寝台の上で獣の如く四つん這いとなって見せる。
半神たる超越者の肉体を獣と番うために使うという冒涜的な行為への後ろ暗い興奮に胸が高鳴り、淫らな言葉が自然とこぼれ落ちた。
「……こ、今宵の我は、貴様の雌犬だ。好きに、使うがいい……っ」
自らを畜生へと貶める言葉を吐きながら、ナサスは熱の籠る目つきで犬を見つめ返し、尻を突き上げる。
夫からの贈り物である犬はやはり、ナサスがその仕草をしたときどうすれば良いかを教えられていたかの如き自然さで、期待に震える屈強な背へと覆いかぶさった。
「――ッ、――ッ」
「ひっ、あ……ッ」
唾液と愛液とで濡れそぼった尻の割れ目へと、夫のそれよりも熱い獣の肉棒が押し付けられる。カクカクと人の身では真似の出来ぬ獣の腰使いで熟れた雌穴を幾度も擦り上げられ、それだけで身悶えが止まらず喘ぎ声が漏れてしまった。
逞しい胴体を押さえつけようと回された前足で脇腹を引っかかれ薄く血を滲ませながら、ゆっくりと股を広げ腰を落とし、深く肉棒を受け入れるための位置を探してゆく。
ゆるゆると口を開く雌穴へと先端が引っかかったかと思えば、水音を立てながら腰の上に通り過ぎていき、かと思えば期待に震え縮み上がった玉袋と太ももの間に擦り付けられ、焦らすような淡い刺激の連続に体の火照りが高まってゆく。
熱い獣の吐息を背中へと吹きかけられ、荒々しい唸り声と息遣いぶつけられ、そのたびにこの冒涜的な行為への背徳感が胸に広がる。
「そ、こだ……っ、ああ、もっと、深く……っ」
牡犬の動きを覚えながら、ナサスは熱く震える声を漏らす。腰をくねらせ、高さを変えながら、獣と交尾をするための動きを学んでゆく。
そしてビクビクと震える腰を必死で動かし、増えては癒えてを繰り返す引っかき傷が両手でも数え切れぬ数になったとき、ついに二匹の呼吸は重なった。
「あ゛っ、あぁ……ッ!?」
敏感な粘膜を引っ掻くような荒々しさで、獣の肉棒がナサスの雄膣を貫いた。
「――ッ、――ッ!」
牡犬が掠れた唸り声を上げて腰を振るう。夫の繊細な腰使いとはかけ離れた、ただただ粗野に腸壁を擦り上げる獣の腰使いに、ナサスは歯を食いしばり身悶えた。
寝台に爪を立てシーツに穴を開けながら、夫の肉棒では届かぬ雄膣の最奥、S字のくねりを小突きあげられる快感に目を見開く。
……ついに、己は人ですらもなくなった。畜生の番いたる雌犬へと堕ち果てた実感とともに湧き上がる快楽に、脳髄が湯だつ。
ナサスの剛直はその悦びに打ち震え、先走りを撒き散らしながら痙攣していた。
先程までだらしなく緩んでいた肛門は、ようやく受け入れた雄を決して放すまいと獣根の根本をきつく締め上げ、夫によって極上の淫肉へと仕上げられた雄膣で包み込む。
「かっ、は……ッ、あ、あぁ……っ」
夫と体を重ねるときの心地よく満たされた感覚とも違う、刹那的で燃え盛るような興奮が込み上げて止まらない。
過去の全てを捨ててまで誓った夫への愛すらも裏切って獣を相手に股を開く、どこまでも浅ましく落ちぶれた己への深い軽蔑を覚えながら、それこそが快楽を昂ぶらせる燃料となっていた。
夫の黒魔羅へ奉仕するためにのみ存在していた雄膣に、獣の歪な生殖器の形が刻まれてゆく。
牡犬の腰使いが次第に緩やかなものへと代わり、代わりにその先端がより深くへと、雌を確実に孕ませるための合理に従ってナサスの最奥へと達していた。
「……っ」
とろんと恍惚の表情を浮かべながら、ナサスは牡犬へと応えるように、尻を突き上げて獣の股ぐらへと押し付ける。
人が射精するときのような劇的な反応は伴わぬまま、さらさらとした精液が断続的に注ぎ込まれて、腸内のさらに奥へと流れ込んでくる。
夫の子を身ごもるための場所を畜生の遺伝子で満たされてゆく背徳感に、ナサスはただ、蕩け果てた顔を浮かべ喘ぎ声を漏らすばかりだった。
「嗚呼ぁ……っ!」
そして、深く挿入された肉棒に変化が始まる。その根本が瘤のように膨れ上がり、人のそれとは比べ物にならぬ圧倒的な質量で前立腺を押し潰される。
まるで握り拳を挿入されているかのようだった。有無を言わせぬ強烈さで、雄と雌との主従関係を本能で理解させられてゆく。
はちきれんばかりにそそり勃つナサスのそれが、ビクビクと痙攣して腹筋にぶつかり、とろりと溢れ出す白濁液が鈴口に通されたピアスへと滴っていた。
ナサスは尻を突き上げたまま、熱い吐息を漏らして上半身を寝台に伏せる。膨れ上がった亀頭球でみっしりと肛門に栓をされながら、断続的に注がれ続ける精液で満たされてゆく。
情愛は伴わず、繊細な技工など望むべくもない、野性味溢れる雄性を叩きつけられるような獣の交尾は、雌としての本能を植え付けられつつあるナサスの肉体を魅了していた。
……このまま孕んでしまってもいい。込み上げる雌の悦びは、ナサスの魂を淫らに染め上げてゆく。
「……ん」
その恍惚の中で、ナサスは恥じらうようにこわばった表情で口を開く。
湧き上がる雌としての本能に抗う術もなく、番い合う雄への恋慕にも似た感覚さえ懐きながら、ナサスは愛の言葉でも囁くような猫なで声を漏らす。
「わ、わん……っ、わ、ん……」
ぎこちなく羞恥に震えた声で、しかしナサスは誰から命じられたわけでもなく、自ら望んで雌犬のように鳴いてみせる。
夫の魔羅を受け入れながら愛の言葉を口にするときのように、そうせずにはいられなかった。
しかし、心まで雌犬へと成り下がった英雄が囁く求愛の鳴き声も、その意図が伝わろうわけもなく、牡犬は本能のままに体を動かした。
「わ゛ッ、ん、んんん――ッ!?」
深く結合したまま、牡犬が片足を上げてナサスの尻を跨ぎ、尻を押し付け合うような姿勢を取る。
雄膣の中で膨れ上がった肉棒がぐりゅんと一回転する感覚に、雌犬の鳴き真似を低い悶え声へと変じさせながら、ナサスは背筋を震わせた。
「あ゛ぁ、ま、待で――ッ!?」
受け入れたこともないほどの大きさに膨れ上がった亀頭球が、強引に引き抜かれようとしていた。
肛門が捲れ上がるかと思うような圧迫感に悲鳴じみた声を上げながら、しかし欲深い雌穴は一度咥えこんだ雄を決して放すまいと締め上げる。
ナサスは白目を剥きながら痙攣し、がっちりと結合しあったまま牡犬に引き摺られるように寝台の上を這う。
「ひ、ぎあ――ッ、が――ッ!」
尻をくっつけあったままぎこちなく動く二匹の動きに合わせて、前立腺を亀頭球で押し潰される。頭が真っ白になるような衝撃に震えながら、とろとろと白濁液を垂らし続けていたナサスの肉棒は、ついにその欲望を迸らせていた。
――びゅくぅううううううううっ!
内側からの圧迫でこんもりと膨れた肛門がきゅうと獣の肉棒を締め上げ、今や自慰のためにしか使われぬナサス自身のそれから濃厚な精液が溢れた。
反らした背を悩ましげに震わせ、全身を強張らせながら、ナサスは大口を開けて絶頂へと達する。
狂おしい絶頂感に意識を完全に持っていかれ、数秒に渡って硬直し続けた末に、大人の拳ほどもある亀頭球が、きゅぽんと音を立てながらナサスの肛門より引き抜かれた。
「……ッ、……ッ」
腰砕けになって立ち上がることも出来ない。腕も入りそうなほどに拡がった肛門から、注ぎ込まれた精液が溢れ出して玉袋へと伝っていた。
初めて味わうほどの激しい行為に息も絶え絶えとなりながら、ナサスは寝台に突っ伏したまま呆けた表情で快感の余韻に浸っていた。
そしてそれがゆっくりと過ぎ去り始めた頃、牡犬がひょいと寝台へと飛び乗り、未だ勃起し続ける肉棒を、ナサスの横面へと近づけた。
「ん、あ……っ」
獣臭と雄臭の混じり合う芳香に鼻腔を満たされながら、なぜだか口の中に唾液が溢れ出して止まらない。
ゆっくりと顔を上げると、牡犬は首輪から吊り下がる紫色の宝石が妖しく光りながら揺れ、冷ややかな瞳がナサスを見下ろしていた。
一瞬、その口元がまるで人のそれのごとく邪悪な笑みを浮かべた気がしたが、その違和感を不審に思うよりも先に、ナサスは大きく口を開け、そそり勃つ獣根へとむしゃぶりついた。
滴る精液を啜り上げ、根本に溜まった恥垢を舌先で綺麗に舐め取り、包皮の内側までも丹念に掃除する。
先端からは今も断続的に精液が溢れ、舐め取り嚥下した側から滴って止まらない。
体を包む倦怠感に鼻を鳴らしながら、その奉仕を一旦切り上げようと口を離すが、その瞬間低い唸り声が頭上から聞こえた。
「――ッ」
苛立ちを匂わせるそれと呼応するように、未だ行為の余韻が残る雄膣を締め付けられるような感覚が走り、ナサスは息を呑み腰を震わせた。
肛門からぶぴゅりと精液が溢れ出し、床の上に滴る。
「す、すまぬ……ッ」
反射的に謝罪の言葉を口にしていた。しかし牡犬はナサスの紡ぐ言葉を受けて、より一層に低く怒気を含んだ唸り声を上げる。
その唸り声に突き動かされるように体が動き、気づけばナサスは怯えるように頭を垂れていた。
荒々しいまぐわいの中で雌としての本能に刻まれた上下関係が、英雄を言葉も解さぬ獣に平服させていた。
「……ッ」
ナサスは顔を伏せたまま、目の前の雄が自分に求めているのは何かと、思案する。
植え付けられた本能に抗おうなどとは、考え付きもしなくなっていた。
頭上から響く唸り声に肩を震わせながら数秒を過ごし、やがてナサスはゆっくりと口を開いた。
「く、くぅん……」
媚びるような猫撫で声で雌犬のように鳴いて見せる。
おずおずと舌を伸ばし、獣根の先端を舐め上げ、大きく開いた口腔へと招き入れ、股ぐらへと顔を埋めるようにしながら精液を嚥下してゆく。
射抜くような視線を感じながら、求められるがままの雌犬を演じて見せるうちに、牡犬はやがて満足げに小さく鳴き声を上げ、我が物顔で寝台に寝そべる。
「わ、わん……、わん……っ」
繰り返すほどに、ぎこちない鳴き真似へと熱が籠もってゆく。雄に平伏し全てを捧げる悦びが、今や英雄の魂の髄までをも侵していた。
続く