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「姫様…やはり護衛付きとはいえこのダンジョンは危険すぎます。」

「ええ、ここは呪いの罠が蔓延る危険なダンジョンであるということは理解しています。

 ですが……この、我が王家に伝わる『護りの術』が秘められているとされるアミュレットさえあれば、如何なる呪いからもその身を護れますわ。」

 ――確かにアミュレットのチカラは絶大だった。

「コケッ! コッコッコ… コケー!?」

 ダンジョンに仕掛けられていた『悪魔の口』、『邪竜の牙』、『毒蛾の雨』、多くの冒険者を苦しめたであろう呪いも姫の『命』を脅かすことはなかった。

・王家の護りの術

 常に対象の肉体や精神を脅かす呪いを検知し、すかさず極大級の効力を持つ『己の身を鶏の姿に貶める』呪いを発動させる。

 強い呪いを受けた者はより低い級位の呪いには掛からないという原則を逆用した魔術である。

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