恐怖の採点 裏話(行き当たりばったり偏) (Pixiv Fanbox)
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※「恐怖の採点」のネタバレを含みます。
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今回は「恐怖の採点」のまだ語っていない裏話を思い出しながら書いていきます。
↓今までの裏話はこちらから。
●タイトルについて
「恐怖の採点」はもともと「恐怖のSAITEN」というタイトルでした。
「SAITEN」には、「採点」「祭典」「再転(転生)」、複数の意味を持っています。
ですが、分かりやすさを重視して「恐怖の採点」にした気がします。
(タイトルを変更したのはだいぶ昔なので、おぼろげ・・・)
●部屋の改造
メインの舞台である一室はアセットを使わせてもらっています。
(↓のリンクがその部屋のアセットです。感謝!)
かなり高クオリティのモデルなのですが、自身の理想に近づけるにはそのまま使う訳にはいけません。
今回そのアセットにしたことは主に「必要のないオブジェクトの削除」や「オブジェクトのアニメーションの作成」です。
「恐怖の採点」の設定ではウィークリーマンションだったので、物を少なくしました。
おしゃれな部屋を質素な雰囲気にするのは少し心苦しかったり・・・
また、ドアの開閉のアニメーションなど、プレイヤーがアクションを起こした時に3Dモデルが動くようにアニメーションを設定しました。
ドアなどは独立しているのでアニメーションを設定するだけでいいのですが、戸棚や電子レンジなどの扉は一体化しており、別々のパーツに分ける必要がありました。
そこでBlender(3Dモデル編集ソフト)でそのモデルを改造します。
Blenderの知識はほとんどなかったのですが、解説動画のお陰でなんとかなりました。(でもまだまだ理解していない部分も多いので要勉強ですね・・・)
実際にやることは単純で、Blenderの機能でモデルを分解して、パーツごとに合体するだけ!
ですが、もっと難しいのは新たに何かを作成することだと思います・・・
物語的に部屋から落下する描写を入れたかったのですが、今回のアセットにはベランダがありません。
(↓開発中の画面。窓の外には何もありません)
ですので、ベランダは自力で作成することにしました。
ただ、当時は一から作る知識はありませんでした。
そこで取った手段は、既存のオブジェクトを組み合わせる方法でした。
ベランダの手すり部分は、窓のフレーム。壁は部屋の壁。床は玄関を利用しています。
内側から見れば自然なのですが、手すりは窓のフレームを巨大化して利用しているため、外から見たらとんでもないことになっています。
(外から見ることはないのでOKの精神)
今回は何とか誤魔化しましたが、オブジェクトの組み合わせではどうにもならず、3Dモデルを一から作らなければならない場合もあります。
●自作3Dの解説
このゲームはありがたいことに3Dモデルのほとんどはアセットを使用させてもらってます。
ですが存在しなかったり、手に入りにくいモデルも当たり前ですがあります。
そのひとつがもちろん、主役である「ゆ~君」です。
本格的に3Dモデルを制作するのは「ゆ~君」が初めてでしたが、思った以上に可愛くできて満足です。自画自賛です。
初めてということを考慮して、デザイン自体を単純にしたのが功を成しました。
(↓ゆ~君のキャラデザ精査。そこまで大きな変化はありませんが、右端を採用しました)
(↓ゆ~君の図解。フードを脱いだ姿や三面図)
※割と単純な構造だよ「ゆ~君」偏
①球体を縦に二つ並べる。
②尻尾を伸ばす。
③顔のパーツをつける。
④球体をもう一つ用意。頭に沿って凹ませる。
⑤あちこち伸ばしたり、形を整えてフードにする。
⑥手を作成(体と繋がっていないのは、関節を作るのが難しそう、というのが理由です)
⑦パーツごとに着色と、身体を動かせるようにボーンを入れる。
⑧出力した後、Unity(ゲーム開発ソフト)に入れて完成!(BlenderとUnityで雰囲気がまるで違くてビビるまでがワンセット)
ライティングや色味はUnity側で調整するのが重要みたいです。
(未だにマテリアルやシェーダーをしっかりとは理解しておらず、苦手意識があります・・・)
この他に一から自作した3Dモデルは以下の通りです。
・シャボン玉吹くやつ
・シャボン玉の容器
・ベル(半球を組みあわて、テカりを加えたら意外としっかりとした物になりました。嬉しい)
その他はほとんどアセットです。人物のモデルはVroidを利用させてもらっています。
こんな高クオリティのアセットたちを使用させて頂いて、本当に有難い限りです・・・
●謎の女の正体
「怖そうな三日目」では近づくと消える「謎の女」が出現します。
本編では濁したのですが、きちんと設定があります。
謎のままにしたい人はこの先をスキップしてください。
彼女の正体は、主人公とゆ~君の母親です。
ゆ~君こと優二が事故死した後、彼女は精神を病み、世界を恨み、引っ越し直前で己の不幸を呪いながら亡くなってしまいます。
幽霊となった時に記憶を失ったゆ~君とは異なり、悪霊となった彼女は自我を失いその一室の中でただ漂う存在と化しました。
ゆ~君とは存在している世界が違うのか、同じ一室に長い間いても互いに存在を認識できていません。
「怖そうな三日目」のゆ~君なら波長が合って、再会できるかもしれませんね。
(これを書きながら思ったのですが、「怖そうな三日目」では主人公は転落死するので、家族が揃うのかも・・・? 全然想定してなかったのでゾッとしています・・・)
本編で正体を書かなかったのは、蛇足になるかなというのと、謎のままで終わるのがホラーっぽいかなと思ったためです。
最初は「謎の女の霊」は必要かなとも考えたのですが、この要素に対してプレイヤーの皆さんはちゃんと怖がってくれたので、入れて良かったと心から思います。
●終わりに
今作は本当にたくさんの方に遊んで頂き、ありがとうございました!
正直に言って「恐怖の採点」はホラーゲームにしてはホラー度が低めなので、受け入れられるか不安でした。(ホラーゲームは「怖ければ怖いほど面白い」という評価だと思っていたので)
私はホラーに耐性がある方なのもあって、まだまだホラーに対する理解が薄いので勉強したいと思います。
いずれは本格的なホラーゲームを! と思いつつ、まだまだコミカルなホラーゲーム作ることになりそうです。(次回作のホラーゲームは主に「猫」が活躍する予定です)
支援してくださった方、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
「恐怖の採点」の裏話・反省会は以上です。
また次回作でお会いしましょう!!!!!!!!!!