[skeb]男子大学が彼女を巡って同一CP性闘する話-冒頭三割程度 (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-03-08 07:01:27
Imported:
2026-06
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「参ったなぁ、これは……」
男子大学生である藤間 律は、目の前の律を見つめながら呟く。
律の目の前には、彼と全く同じ外見で、同じくあぐらをかいてウンウン唸るもう一人の藤間 律が居た。
自分の目の前に自分が居るという状況は、なかなかの異常事態だ。
鏡を見ているような気分……いや、いっそ鏡であればどれだけ良かったか。
しかし、目眩すら感じるこの状況は、現実だ。
どう考えても、一介の男子大学生である律の手に余る異常事態は、誰に相談すれば良いかも分からない。
病院、警察、役所、通っている大学……どの選択肢もこの問題を解決してくれる未来が想像できない。
事が起きたのは、昨日……一月二日の朝。
その前日の元日には、同い年の彼女……桐原 真白と初詣をして帰宅。翌朝目が覚めると、律は二人に増えていた。
もしかしたら、一晩寝たら治っているのではないか? という変な期待を込めて、一日を無為に過ごしたのだが、一月三日である今のところ事態は進展していない。
律「これ真白に言っておいた良いよな」
律「そうだよな。いずれ知ることになるだろうし」
気にかかるのは、元日に別れてから会っていない彼女にどのように説明するか。
律は真白を本当に大切に思っている。
大学に入って直ぐに知り合いった彼女とは性格も、知性も……身体面でも相性が良く、生涯を共にしたいと律は願い始めていた。多分、真白も同じ程度には自分を愛してくれている。
それ故、二人が全く会わない時間は長くない。
三が日も終え、明日には大学も再開する。
時間的猶予は無くなっていた。
ほとほと参った、と改めて思う律だった。
元来の性分が誠実な律は、このような事態を隠しおおせるとは到底思えず、真白を呼び出すと事情を正直に話すことにした。
といっても、律自身が説明できる情報量はほとんど無い。
真白は、二人の律を見て、愕然としたものの「これは、現実なのよね」と致し方なく受け入れようとしていた。
真白「どっちかが偽物……というか、そっくりさんという事は無いの?」
そんな素朴な疑問に、律は揃って目をしばたたかせた。
律「そんなこと、疑わなかったな」
律「でも、なんとなくだけれど、自分自身が二人になったのだと思うよ」
真白「真っ先にそこを疑わないあたり、律だわ」
互いを偽物として排除しようとする……というのは、確かに正常な反応かも知れないが、律は直感的に互いを自分だと認識していた。
身体的特徴も、考え方もほとんど自分だ。
律「何だか、変な気分だよ。気味が悪いって事は無いけど」
律「急に双子の兄弟ができたような感じかな?」
律「お、それ! それな!」
律「な!」
とりあえず、互いを排除しようとして暴力沙汰にならなそうな所に真白は安心を覚えた。
真白自身も、直感的に二人とも律だと感じていた。
だからこそ「二人が喧嘩でもしたら、怪我でもしたら」という恐怖もあったが、それは杞憂ですみそうだ。
真白と二人の律は、今後の生活をどのように過ごすかの相談をした。
大学や私生活を半分ずつこなす、という約束をする。
授業は極力スマホで録画して共有して交互に出席する。授業に出ていない方は、家事とバイト。試験は半分ずつこなすので、しっかりと事前勉強ができそうだ。
そして、当然のことながら彼女である真白は、二人の律に共有されることになった。
早速その夜、二人の律と真白は性行為に及ぶ事になった。
真白は、二人の律に求められるという状況に興奮していた。
キスをしているのも律なら、同時に真白の大きな乳房を吸うのも律。
律が真白の陰唇をかき回し、しかし一方の律が大きな両手で真白の乳房を揉む。
真白は、これまでに倍する愛情に押し潰されそうなほどの快感を味わっていた。
幸せだ。
そう思っている真白と対照的に、律は焦っていた。
相手の律よりも、自分の方が真白を感じさせたいという「彼氏」としては真っ当な欲望があったのだ。
二人の律は競って真白を愛撫した。
その優しくも力強い愛撫は、何度も真白を絶頂へと導く。
そして、律自身もその昂ぶりから股間の物を大きくする。
へそを十分に超える大きさである律の陰茎は……ここでどちらが挿入するかという大問題にぶち当たった。
律は二人とも真白の真正面からの挿入を狙うが故にぶつかり合った。
行為の途中から、なんとなくこうなる事を予見していた二人の律。
律としては、真白の彼氏としてこれを譲る事はできない。
たとえ相手が自分だったとしても。
互いに肩で相手を押し退けようとし合い、それをうまくいかないと腰の側面同士で押し退けようとし合う。
律達に言葉はない。
ただ興奮した吐息と、敵を見るように睨み付け合う視線が、その戦意を表現していた。
しかし、二人の律はどうしても譲らない。
こんな状態でお預けを喰らっていて苛つきも最高潮になった律は、思わず手で互いを押し出そうとし合い、とうとう手を掴み合って互いを押し下げようとし始めてしまう。
真白「やめ、止めて……二人とも、止めてっ!!」
その悲鳴じみた真白の声を聞き、ようやく二人の律は動きを止めたが、あと数秒遅ければ拳が飛び交っていたのではないかと思える程殺気立っていた。
真白の心は、さっきまでの幸せな気持ちから、一気に恐怖一色へと染まっていた。
やはり、二人の律で真白を共有するのは無理だ。
それをようやく理解した三人は、交代制で関係を持つ事にした。
今週は相手の律が、来週は自分が真白と関係を持つ。
確かに平等だろう。
しかし、この交代制は「自分こそが本当の真白の彼氏なのに」という鬱憤を溜め込ませる方向に作用した。
自分の愛する彼女が、自分以外の……自分にそっくりの偽物に交代で奪われている。
真白に対する愛情が大きい故に、ネガティブに解釈する事を止められない。
その嫉妬心は長く我慢できる物ではない。
三月の第一週、再び三人が集合し、律と律は互いに勝負をする事にした。
律「勝った方が、真白の彼氏になる。文句ないでしょ?」
律「ん、良いよ。どうせ俺が勝つし」
二人の律の柔和な雰囲気はどこへやら。強い対抗心で睨み合っていた。
律「じゃ、真白。いっぱい可愛がるから、ね?」
真白「ぇ、どういう事?」
律「真白の彼氏はどっちが上かって勝負するって言ったよね? だから、今から俺らで真白を気持ち良くして、どっちがたくさん真白を逝かせたか、の勝負しようかなって」
真白「ちょ、ちょっと待って! 私、二人に、二人がかりで?! 壊れちゃうよ! どっちの律だって、凄い上手なんだもの」
上手と言われれば悪い気はしない。
そして、確かに一人ずつでも真白を気絶させるほどのセックスをする事がある律なのだから、真白が怖がってしまう事も、分からなくは無い。
しかし、ではどのように勝負すれば良いのだろう?
真白「じゃあ、さ。律と律で直接戦えば?」
律「え?」
律「いや、無理でしょ」
真白「じゃあ、勝負は無しかなぁ。とにかく、私を交代とかで逝かせるのは止めて。本当に、私おかしくなっちゃうから」
キッパリとそう言われると、律と律は顔を見合わせ、ため息をつく。
律「真白の提案じゃなかったら、絶対にやらない所だけれど……」
律と律は身体を寄せ合う。
律「でも、直接逝かせ潰せると思うと、悪くないかもな……」
同時に相手の陰茎を握り扱き合い始めた。
自慰行為をするのと同じだ。
そう思うと嫌悪感は薄くなり、抵抗少なく行為に移れた。それでも、奇妙な気分である事にかわりは無いが。
正対していて勝手がやや違うが、それでも扱い慣れた自分の陰茎だ。
律は速やかに相手を感じさせていく。