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 人にはどうしても抗えない欲望がある。  もちろん、その欲望には種類もあれば、順序もある。  だが、彼女……リカルダ(Ricarda)には他者の「欲望の順序」を変更させる能力があった。  これは、チート能力だった。  以前いた世界から転生をした際に女神から授けられたこの「魅了」の能力は、対象者の欲望の最上位に「性欲」を位置させ、リカルダの愛を受け入れさせるという仕様も無いチート能力。  しかしリカルダにとって、その能力との相性、相乗効果は最大限発揮された。  リカルダは、同性……女性が恋愛対象だったのだ。  元いた世界では、マイノリティであり、そして常識的な人間でもあった。  略奪的恋愛も良しとせず、フリーで魅力的で同性愛者の女性を見つける事は至難の業。  しかし、チート能力を手に入れたリカルダにとって、この転生した世界は豊かな「狩り場」だった。  フリーで魅力的な女性を見つけると、リカルダはチート能力で欲情させ、元来持っている蠱惑的な通る声で愛を囁き、磨き上げられたレズテクニックで自分無しでは生きていけないような身体にしまくった。  一方で妙なところで無駄に成長意識が高いリカルダは、より無欲に生きている人、より高貴で矜持の高い人を籠絡することに喜びを見出し始める。  迷惑な話である。  無欲、あるいは高貴な人間……となれば聖職者や貴族が相手となる。その動きは、すわ国を乗っ取るのか……と誤解を招いた事もあったが、リカルダにその野心は無い。  ただ世間の人間を、節度をもって食い散らかすという迷惑な活動を気ままに続けていただけだった。  しかし、そうして身体を重ねた相手との会話から人脈ネットワークを作り上げ(これは元来のリカルダの性分だ)、困っている人には助けてくれそうな人を紹介し、縁を結ぶ。  膨大なレズネットワークが、社会の人的資源の効率運用を促すという、どのように解釈すれば良いか分からない状況にしたリカルダ。  自分が勝手に欲望のままに生きれば、それが社会の為になる。  最高の転生だ。  この国……黒の国のトップレズに君臨したリカルダは、次いで隣国である青の国の女性にも目を向けようとしていた。その頃、リカルダの耳に面白い情報が入る。  曰く、青の国にリカルダに勝るとも劣らない強力なレズの強者、魅了者がいるというのだ。  その名はロザリー(Rosalie)。  その行動にはどこかリカルダと似通った部分があり、どうやら高貴な人間を何人も堕として楽しんでいるという。  リカルダは純粋にロザリーの実力を知りたくなった。  彼女の実力は、自分を上回るのか?  そして、同時にロザリーは今までどのような女達をその手中に収めてきたのか?  リカルダ、ロザリーが互いの技を競おう、と好奇心のままに「ゲーム」申し入れたのは噂を聞きつけて一週間後だった。  リカルダが住む黒の国とロザリーが住む青の国の境界、程近くにある館でその勝負は行われることになった。  ロザリーもまたリカルダ本人に興味を持ち、またリカルダの能力にも興味を持っていた事から「ゲーム」の開催はスムースに決まった。  ゲームの形態は団体戦。  双方が今まで籠絡してきた強いレズを伴ってこの場所でレズバトルの団体戦をしよう、というのだ。  そもそもリカルダにはチート能力があるので必ず勝てるという確信もあり、ロザリーとの直接対決の前に相手の能力を測りたいと思ったのだ。  チームメイトの技量や地位を見れば、間接的にリカルダとロザリーの能力は推し量れる点が好都合だった。  それぞれ三人のチームメイト……と言えば聞こえは良いが、実態はレズペットを選出する事とした(奇数である三人で闘えば、勝敗は決するだろうと考えていた)。  リカルダ、そしてロザリーは完全にこのゲームを楽しんでいた。 リカルダ「始めようか」 ロザリー「うん、良いよ。始めよう」  リカルダ側から現れたのは、黒の騎士団長ノーラ(Nora)。  そして、ロザリー側から現れたのは青の騎士団長ネリー(Nelly)だった。 ノーラ「ふぅん、ネリー……貴女かぁ」 ネリー「あぁ、ノーラか。相手は」  二人は互いを知っていた。  しばらく前に国境付近での小競り合いの際にぶつかり合った、双方の騎士団長だったのだ。  その時はにらみ合い、激しい威嚇をし合うだけで、国から一時撤兵の指令を受け、力を試す機会はなかった。  それより以前からノーラとネリーは、単なる騎士としても、指揮官としてもその実力が伯仲していると言われ、両国が戦争の際には先陣としてぶつかり合い、その戦いは激しいものになるだろうと言われていた。  そんな勇猛として知られるノーラは、黒の国では身体を蹂躙され、リカルダに溺れた女の一人だ。  そして、それはロザリーに溺れたネリーの関係にも似ていた。  不思議と似通った部分の多いこの相手に負けたくないという強い気持ちが膨れ上がる。  二人の騎士団長は、自らの胸を重たそうに揺らしながら接近する。  その乳房の大きさは、この場に居るチームメイトの誰よりも大きい。実際、Kカップである両者の戦い方は自ずと決まっていた。 リカルダ「ノーラ、その胸の素晴らしさを、青の騎士団長に教えてあげて」 ロザリー「ネリー、その胸の素晴らしさを、黒の騎士団長に教えてあげて」  二人の騎士団長は頷くと、金属と皮でできた防具を脱ぎ始めた。  ガラン、ゴトンと音を立てて軽装甲冑を脱ぐと、その乳房は更に大きくなったようにすら見えた。 ノーラ「引くなら、今だよ」 ネリー「いやー、引くのはそっちでしょ」  不適な笑みと共に生乳をグッと押し出し、僅かに触れ合わせる。  ノーラもネリーも、自分の乳房の大きさには自信がある。  そして、乳で相手を愛する技も、自分のご主人様から教わってきた。  ここで負ければ、騎士団長として、巨乳として、そしてレズペットとして負ける事になってしまう。  それは許容できない。  二人は更に近寄り、自らの巨乳で相手の巨乳を揉み始めた。  柔らかく、滑らかに絡む四つの乳房。  その肌の感触は素晴らしく、ゾクゾクと快感が走る。  徐々に硬くなる乳首がその乳肉の表面を撫でるように走ると、どうしてもそれを意識してしまう。  ノーラとネリーは乳肉を波打たせ、その乳首同士を接近させていき、とうとう正面から重ね合わせる。 ノーラ・ネリー「ぅんっ!」  ピンと弾かれるような快感は更に二人を昂ぶらせ、乳首を硬くさせていく。 ノーラ「本当ならこの巨乳はリカルダの為に使わなきゃいけないんだけどぉ!」 ネリー「それを言ったら、あたしの巨乳だってロザリーの為にあるんだわ」 ノーラ「ネリーに奉仕しなくちゃいけないなんてぇ……」 ネリー「ノーラに奉仕しなくちゃいけないなんてなー……」 ノーラ「ま、いいわ」 ネリー「もったいないけれど、全力でイかせてあげるね?」  ノーラとネリーは互いに少し身体をずらし、左乳房を相手の胸の谷間に落とし合った。  巨乳でサンドイッチにし合うと二人の騎士団長は大きく身体を動かし、相手の左乳房にパイズリをしかけ合う。  柔らかな乳肉で乳房を扱かれる感触。  手で扱かれるのとは全く違い、高い乳圧が広く胸を犯す。 ノーラ・ネリー「んぉおおおおおっ!!??」  そのあまりの感触に間の抜けた声を上げてしまう。  ビクビクと震えながら、しかしここで快感に悶えていたら、一方的にパイパイズリされて逝かされしまうという危機感はある。  悶絶しながらも身体にむち打ってパイズリし続ける。  しかし、パイズリしつつもパイズリされている二人。  最高の乳房による愛撫は、二人を等しく絶頂へ押し上げようとしている。 ノーラ・ネリー「んっほぉっ!! な、これ、んぁぉおっ!!」  巨乳と巨乳でしかできない乳房での性行為は、これまでに経験した事の無い快楽だった。  軽い絶頂すら覚え、陰唇からドロリとした愛液を垂らしている。  余りに早い絶頂。 ノーラ「手応え無いんですけれどぉ?!」 ネリー「そっちこそ、滅茶弱じゃんっ?!」  しかし、これは二人が弱いというよりも、互いが持つ武器(乳房)が強力に過ぎるのだ。  余りに魅力的で、魔性とも言えるような乳房で互いを愛し合った結果、二人は共に致命傷を負っていた。 ノーラ・ネリー「ふーっ! ふーっ!」  絶頂を堪えようとし、歯を食いしばっている二人の騎士団長は、剣での戦闘では経験した事が無いような窮地に追い立てられていた。  歯を食いしばった口の口角からは涎すら垂らして堪えようとしていたのだが、その努力は魔乳の前には無駄だった。 ノーラ・ネリー「ぐぅ、ふ、ん゛ああああああああああああああっ!!!!」  一際強い絶頂を迎える。  互いをグッと強く抱き締め合いその快感をやり過ごそうとする。  はぁはぁと荒い息をつくが、その二人の騎士団長の姿は、愛し合っている者のようにすら見えるほど甘く感じられた。  絶頂を極めた後も、胸を擦り合わせ、再び乳首で乳首を撫で合うようにモジモジと動き始める。 ノーラ「ぅん……」 ネリー「んぁ……」  言葉少なく、しかし熱量高く互いを愛撫し合い、時折ビクンと身体を震わせているところを見ると軽い絶頂を味わっているのかも知れない。  黒の国の騎士団長と青の国の騎士団長は、勝利よりも相手の身体の方に興味が移ってしまったようだった。  二人の騎士団長は、このゲームでは相討ち、戦闘不能と判定された。  騎士団長に次いで前に進み出たのは聖職者……しかも高位であるようだった。 バルバラ「次は私にやらせてもらえませんか?」 リカルダ「うん、お願いね、バルバラ」  バルバラ(Barbara)は黒の国に数人しかいない大司教だった。  純潔であるべき聖職者にも関わらず、リカルダの愛に酔ってしまった大司教。  神に仕えつつも、それはそれ、これはこれと割り切っている。リカルダの能力も相まって、バルバラはその考え方に迷いは無い。  リカルダはチラリとロザリーを見る。  その視線は「自分は大司教すら手籠めにした」という挑発的なものだったが、ロザリーも負けてはいなかった。 ロザリー「そちらが大司教なら、私も大司教に出てもらおう」 ベレニス「ええ、任せて下さい」  バルバラに挑み出たベレニス(Berenice)もまた、青の国の大司教。  この両国の宗教事情が心配にもなってしまいそうだが、それ程にリカルダとロザリーのレズ能力が高いということかも知れない。  一方、バルバラとベレニスは高位聖職者らしいゆったりとした服装で向かい合う。  互いの存在は認識していた。  しかし、騎士団長達とは違い、対面するのは初めて。 バルバラ「お噂は、かねがね。優秀な大司教とか」 ベレニス「こちらもバルバラ様の事は聞き及んでいます。勿論、良い意味で」  ふふっと笑むが、どこか底知れない意図を感じる笑みだった。 バルバラ「止めましょう、こんな表面的な社交辞令など」 ベレニス「そうですね。私達は、もっと深い部分で競い合う事になるのですし」  二人は自らのその着衣を脱いでいく。  眩しいほどの白い肌が露出し、その柔らかな身体のラインを互いに見せ合う。  騎士団長達よりかは幾分か小さい胸……それでも平均を十分に上回った胸、しっかりとした臀部は、グッと引き絞った腰をより強調している。  そっと相手の肩に手を置き、誘い合うように腰を下ろす。  その間に手は相手の細い腰、尻を撫で、背筋をそっと這い上がる。  その繊細な感触に鳥肌を立て合い、そして身体の奥に期待という灯を点していく。  床に腰を下ろすと、自らの指でいやらしく股間を押し広げる。 バルバラ「ふふっ、いやらしいですねベレニス様。それでも聖職者ですか?」 ベレニス「おやおや、随分な言いようではないですかバルバラ様。でも、ご自分もそれ程違いは無いのでは?」 バルバラ「あいにくベレニス様よりも落ち着きを持っていますので」 ベレニス「バルバラ様……そのマンコの濡れようでは説得力に欠けますよ」  目を細め、互いを品定めしつつ、その陰唇を接近させる。  どちらの陰唇も十分に……いや、十分以上に濡れ、涎を垂らしている獣の顎のようだった。  互いを捕食すべき獲物と見なしあった陰唇は一気に襲いかかった。 バルバラ・ベレニス「んぐ……っ!!」  プチュンという音と共に衝突した両者の陰唇は、密着した後も蠢かせ互いを喰い、吸い上げようとするかのよう。  腰を僅かに捻り密着させるとますます陰唇の動きは活発になり、互いにヒダを密着させていく。 バルバラ「ほ、ほ、ほら……貪欲、では、っ! ないですかぁ……っ!?」 ベレニス「良く、よ、良く言えますねぇ、っ! そちらの方が飢えているよ、ぉぉおっ!?」  二人はこの時、既に追い詰められていた。  陰唇の快感が凄まじい!  リカルダ、ロザリーと身体を重ねた時のネットリとした快感とは別種の、まるで炸裂するような快感。  腰の角度を変えるだけでも快感の粒が連続して炸裂するように襲いかかってくる。  その度に頭が少しずつ閃光に支配されていくような、何もかもどうでも良くなってしまうような感覚に捕らわれる。 バルバラ「ベレニス、様、一体何を……ぉひぃっ!!」 ベレニス「私は、何も、ぉおっ!! バルバラ様、こそぉお!?」  ただ、陰唇を重ねただけでこんなにも快感を覚える事など想定していない。  凄まじいほどの快感にバルバラもベレニスも痙攣してしまっていた。  そして、その痙攣こそ更なる摩擦を生み、その摩擦が更なる快感を生んでいる。  こうなると、もう止まらない。  本能的にバルバラとベレニスは互いを抱き寄せ、身体の前面を押し重ね合い、腰をグイグイと互いに押しつけ合い、陰唇で陰唇を擦り合う。  ブシャブシャといやらしい音を立て、愛液を混ぜ合わせ、泡立て、床に溢れさせていく。  二人の大司教は目の前で潤んだ目をし、喘ぐ美女の唇を思わず奪い、奪われ、その瞬間最大級の絶頂を極めた。 バルバラ・ベレニス「ぁ……んぁぁっ!!!!」  ビクビクと身体が波打ち、ドロリとした愛液が互いの陰唇に擦り付けられる。 バルバラ「ぁ……熱いです、ベレニス様の……」 ベレニス「バルバラ様の、愛液……熱くて気持ち良い……」 バルバラ「ベレニス様……」 ベレニス「バルバラ様……」  二人の大司教は、結局互いを打ち倒し合ってしまった。  バルバラとベレニスは、互いの陰唇を擦り合わせ、無限に快楽を汲み上げる事に没頭するようになってしまった。  大司教達もまた、騎士団長達と同じように戦闘不能になってしまったと考えられた。 リカルダ「驚いたな……」 ロザリー「私もこの結果は想像していなかったかな」  自分が持つ二人のレズペット……騎士団長と大司教は、相手のレズペットである騎士団長と大司教とぶつかり合い、そして互角、相討ちとなってしまった。  リカルダとロザリーとしては想像していなかった展開である。 リカルダ「三本勝負でしょ? 二人が引き分けちゃったなら、次で決着だよね」 ロザリー「そうだね。次で決着……勿論、最強のカードを切るでしょう?」 リカルダ「そうね。最強のレズペット連れてきているから」  その言葉に押し出されるように表れたのは、カトリナ(katrina)だった。  カトリナこそ、リカルダが身体を重ねた中で最も高位と言える人物かも知れない。  何しろ、黒の国の女王なのだから。 カトリナ「リカルダの優位を認めさせてあげましょう。たとえ誰が相手でも、私の勝利は揺るがない」  女王であるためか、カトリナは自信にみなぎっているようだった。  あるいは、そう見える演技なのかもしれない。それは、女王という生き方に影響もあっただろう。  しかし、目の前に現れた女に、リカルダは僅かに眉を動かした。 コレット「ふふ、その自信は頼もしい。しかし私が相手では、いかなカトリナ女王でも分が悪いのでは?」  傲然と言い放つ、コレット(Colette)……青の国の女王。 リカルダ「驚いたな」 ロザリー「うん、私も。まさか、こちらの最強のカード、コレット女王に匹敵するようなカードをリカルダも持っていたなんてね」 リカルダ「それこそ、私の台詞ね……。そうか、これで女王対女王の最強対決が実現してしまったのね」  隣国同士であり、幾度も戦を重ね、今となっては国境を巡るいざこざが毎年のように起こっている黒の国と青の国は、互いを仮想敵としていた。  そんな両国の女王の対決は、見物だ……どこか脳天気なリカルダとロザリーは思っていた。  しかし、当のカトリナとコレットからすれば非公式であり、しかもレズバトルというとても言えない分野ではあれど、絶対に負けたくない戦いだった。  たとえ差し違えてでもこの女は潰す必要がある。  女王とは思えない程に血気に逸る気持ちが膨れ上がっていた。 カトリナ「では、始めましょうか。青の国の女王の身体に、黒の国の女の味を知らしめる戦いを」 コレット「ええ、始めましょうか。黒の国の女王の身体に、青の国の女の味を知らしめる戦いを」  豪華な刺繍とレースがふんだんに使用されたドレスを脱ぐカトリナとコレット。  その肌着は自国の象徴である色を印象的に使っていた。  黒いエロティックな下着姿であるカトリナが、青いエロティックな下着姿のコレットと向かい合い、そして接近する。  既に両者のショーツの中央は湿り、やや色を濃くしている。  この前に行われた二組四人の戦いに中てられたようだった。  相手の色が変わったショーツの上から指を触れさせる。  じっとりとした湿り気。  それに淡い羞恥のような感情を抱きつつも、しかし二人は傲然としていた。  指はそのショーツの縁から肌に沿うように侵入し陰唇に触れ、更にその割れ目の中へと侵入していく。 カトリナ「不敬だな」 コレット「それは、そっちもだろう?」  未だ余裕を持ちながらも、互いに「自分の方が上だ、優越だ」と信じている視線を絡ませ合い、身体を寄せ合う。  ブラジャーのストラップがたわみ、美しい形の乳房が二枚の布越しに押し合う。  それを不服そうにカトリナが押し下げようとし、コレットが反撃するように弾く。  たちまちブラジャー越しの乳肉での戦いが始まる。  互いの陰唇をいじり、陰核の撫でつつ、乳房で乳房を殴り合う。 カトリナ・コレット「ふっ……んはっ……!」  それは、スポーツか格闘技のような様相となっていく。  女王としてのプライドが高く点、負けず嫌いという性格も影響していた。 リカルダ「カトリナ……もっと柔らかく」 ロザリー「コレット、それでは気持ち良くはなれないよ」  その小さな戒めの言葉に、二人の女王は動きを止める。 カトリナ「でも……!」 コレット「だって……!」  自分が目的を見失っていた事を思い知る。  しかし、目の前にいるのは自分の宿敵とも言える相手なのだ。  自分が惚れた女ではなく、敵と肌を重ねるのか?  女王の内なる葛藤を理解しているリカルダはカトリナの背に回ると、そっとその背に自らの身体を押し重ねる。  それだけでカトリナの身体はふるふると妖艶に震える。  そして、リカルダの手は優しくカトリナのブラジャーを取り払った。  全く同じようにロザリーもコレットのブラジャーを外している。  こうなってしまえば、二人の女王はショーツも促されるままに脱がされてしまう。  豊かな身体を覆う物が残らず取り払われ、その身体でのみ愛し合い、その技の上下を競わざるを得ない状況。 カトリナ「しかし、これで小細工も、言い訳もできなくなったな」 コレット「これこそ決闘に相応しいかも知れない」  そう強がっても、羞恥で僅かに頬が紅くなっている点が、リカルダとロザリーから見ると愛らしい。  二人の女王は意識して振り切るように互いを抱き合い、仕切り直しての行為に及んだ。  互いの乳房に手を宛がい、柔らかく揉み上げ、乳輪をくすぐり、乳首を少し強く摘まむ。 カトリナ・コレット「っ、んぁっ……」  その艶めかしい、意図せずに漏れ出した声は、互いにとって強い快感になった。  敵を僅かでも喘がせた、という実感は女王達の嗜虐心を刺激した。  反対側の手で相手の陰唇をなぞり直し、そして遠慮無く内側へと侵入する。  一度指を侵入させてしまえば、膣内壁を撫で回し、敏感そうな部分を擦る。 カトリナ・コレット「ぁ、んっ! や、止めなさい……ひぃうっ!!」  そんな弱々しい命令なんか誰も聞きはしない。  女王であり、敵であればなおさらだ。  二人は、熱心に互いの股間と乳房を愛撫し合った。  そこでリカルダとロザリーが見ている事も忘れてしまったかのように熱心に愛し合う姿。  それは、勿論相手に負けたくないという気持ちが強いからだが、自分と同じような愛撫を返してくるこの相手とならどこまでも競えるのでは無いかという奇妙な期待感もあった。  二人は手を取り合うように腰を下ろす。 カトリナ「細々とやり合っていても仕方ない……」 コレット「一気にやってやろうじゃないか」  ぐだぐだとした行為を嫌う性格のためか、それとも更なる快感を求めたが故だろうか。  カトリナとコレットは、大きく脚を広げる。  右脚を相手の左脚に乗せ、互いの陰唇を密着させ、その腰に脚を回して離れないようにする。  上半身を起こし、腹を重ね、乳房を重ねる。 カトリナ「ふっ……くぁっ……」 コレット「ぅんっ……ぅんっ……」  乳肉を揺すり、探って乳首と乳首を真正面から重ね合わせ、しっかりと抱き締め合う。  ゾゾゾゾッと快感が背筋を駆け抜けた。  まるで、リカルダやロザリーに愛された時のような、異常なほどの快感の奔流。  カトリナとコレットは一瞬恐怖も感じたが、それを大きく上回る劣情の虜となった。  鼻を触れ合わせ、互いの熱い吐息を唇に感じる距離で、僅かに頷くと、身体を振動させるように揺らし、自らの身体で相手の身体を刺激し始める。 カトリナ「こ、ん……んひぃっ!?」 コレット「あ、あ、あっ、くぅ!?」  その快感量は凄まじい物があった。  リカルダやロザリーに導かれた時とはまた違う、共に絶頂を駆け上がる感触。  その一体感に、二人の女王は堕ちた。  一気に身体の動きを早く、強い物にし、正に互いを強姦し合うかのようだ。  それぞれが、自分勝手に、傲慢に動いているようにも見えるが、結果的にはそれが互いを徹底的に絶頂へと追い上げていく。 カトリナ「え、ま、待て、そんな……」 コレット「嘘……嘘、だ……っ」 カトリナ・コレット「~~~~っ!!!!」  ほんの僅かな時間の内に、カトリナとコレットは互いを一気に追い詰め合った。  そして、ごくあっさりと絶頂を極めた。  その瞬間、嬌声を上げるのは女王らしくないと思った二人は、何とか自らの口を塞ごうとし、その点で利害が一致してしまった。  カトリナとコレットは反射的に違いの唇を奪い合い、その口腔に嬌声を響かせあう。  絶頂の証の声は二人の間で反響し、自分だけではないという奇妙な安心感をもたらし、思う存分快感を貪る事ができた。  反射的に突き出した舌を絡ませ合い、互いの唾液を味わい合いながら、深い絶頂の余韻にまどろむ。 カトリナ・コレット「んちゅ……? ! んんんんっ!?」  ディープキスを交わしている相手が敵である事に気づくと、互いを睨み合おうとしたようだったが、そのキスの技量は、双方の思考力を速やかに奪い取っていた。 カトリナ・コレット「んちゅ、れるっ……ぁんん?」  その間にも勿論陰唇は擦り合わされ、陰核は押しつけ合わされ、乳房は揉み合い、乳首を突き立て合っている。  ここでキスまでされて、まともな思考力など残っていなかった。 カトリナ「っく、コレットなどに……ふっくぅうんっ!!」 コレット「っあ、カトリナなどに……ふっくぁあんっ!!」  そのような強がりを言いつつも、両者が互いに籠絡されつつある事は明らかだった。  もはや夢中になってキスをし、乳房で乳房を揉み、陰唇を擦り合う二人の女王。  浅ましくも、その姿はどこか美しく、両者はその持ってる技量で互いに快感を与え合い続けていった。  その場には三組六人の女体が転がっていた。  敵対する騎士団長同士で、  敵対する大司教同士で、  敵対する女王同士で。  この三戦のゲームは互角で引き分け。  互いのレズペット同士を競わせ、その結果が互角なら、間接的にリカルダとロザリーの力も互角なのだろう。  リカルダは、天与の魅了の能力すら、ロザリーと互角なのではと怪しみ始めている。  自分にある能力は特別だが、この世で唯一絶対とは思っていない。  そう思うと、リカルダには抗えない誘惑が沸き上がってきた。  どちらが、魅了の力が上なのか試してみたい。  自分に同等のレズ力があるロザリーこそ打ち倒し、ペットにしたならその快感はいかほどか。  リカルダが元々持つ「高みを目指してみたい」という欲望は、「ロザリーを犯したい」という形に結実した。  リカルダは、その顔に高揚する戦闘者のような笑みを浮かべながらロザリーに近寄る。 リカルダ「三本勝負は引き分けかぁ……残念。いや、本当に残念だよ」 ロザリー「いや、隠し切れていないよ。膨れ上がって制御も覚束ないその欲望。大きすぎるって」  そう指摘するロザリーではあるが、その表情はリカルダにそっくりだった。 リカルダ「ねえ、やろうよ、ロザリー。最終決戦だ」 ロザリー「面白いね。リカルダを堕としたなら、これ以上ないほど気持ち良いんだろうなぁ……」  二人は喉の奥でくつくつと笑い、最高の戦いへの期待しながらその身体を重ね合わせた。  先ずは、開戦の証のように互いの唇を重ねる。  触れ合い、そして唇を開くと素早く舌を滑り込ませる。  双方の舌が絡み合い、螺旋を描いて唾液を混ぜ合い、双方の喉に流し込み合う。  愛する者にするように腕を相手の背に回し、後頭部を押さえてキスから逃げられないようにする。  腕は背にも回され、身体を押し合わせて乳房同士を押し潰し合う。  騎士団長や女王ほどの大きさはないが、十分に魅力的な大きさがある乳房は強いハリがあり、相手の乳肉を抉ろうとしているかのよう。  互いの乳肉を揉み合い、乳首をくすぐり、刺激し合う。  余計な肉がない腹をピッタリと重ね、腹筋で腹筋を感じる。  股間をしっかりと重ね、腰を捻ると陰唇同士をしっかりと絡ませる。  陰唇の上方にある陰核同士も押し合い、腰を捻る度に左右に擦り、弾き合う。 リカルダ・ロザリー「ぅんんっ……!!」  鋭くも甘い快感は、二人を完全に発情させていた。  勿論、リカルダは迷う事なく能力でロザリーを魅了した。  しかし……案の定と言うべきか、同時にロザリーもまたリカルダを魅了してきたのだ。  双方の魅了は、的確に効果を発揮した。  つまり、ロザリーはリカルダに、リカルダはロザリーに堕ちてしまったのだ。  心のどこかでこうなると分かっていたリカルダにとってはここからが勝負だ。  互いを魅了し合ったとはいえ、その後での上下関係というものはある。  ここで自分が上を、優位を得るために、この初戦は落とせない。  なんとしてもロザリーを徹底的に逝かせ、リカルダに心底惚れさせなければならない。  リカルダは甘い指先でロザリーの背を撫で、尻の縁を撫で、脇腹に触れる。  優しく誘い、キスを深くして、強く抱き締める。 リカルダ「いいよ、ロザリー……。もっと気持ち良くなって」  しかしロザリーも負けてはいない。  リカルダをしっかりと抱き締め、乳房と乳房で刺激し合い、股間を絡め合う。 ロザリー「リカルダ、もっと力抜いて……ぅんっ、ぁ、そう……良いよ、リカルダ可愛いね」  リカルダもロザリーの優位を奪おうとしているがために、その行為は競争のような様相だった。  しかし、そんな気持ちも徐々に崩壊していった。  何しろ、相手の技量が高いのだ。  魅了の力もあって、身体を触れ合わせているだけでも快感が膨れ上がっていく。  自分と同等の魅了能力を持つ者同士がぶつかり合うとこんなにも追い詰められるものなのか。  リカルダとロザリーは驚きつつも、この時は未だ自分が勝てると思っていた。  しかし、そんな思いも徐々に崩れ落ちていく。 リカルダ「ん、ひぃっ?! ロ、ロザリーと乳首弾き合うの……っくううっ!!!!」 ロザリー「リカルダ、リカルダの乳首と私の乳首でキスするの……ひぃうううっ!!!!」  充血し、しっかりとした硬さを持った乳首同士で表面を擦り合い、押し潰し合い、押し曲げ合うと、その快感は無限に膨れ上がるかのようだった。  リカルダとロザリーの身体は、相手を求めるように、溺れるように母乳すら滲ませ始めていた。 リカルダ「そん、な、ロザリーと一緒におっぱい噴いちゃっている……?」 ロザリー「あ、ぁあっ ミルクとミルク混ぜるの、凄くエッチ……」  母乳を相手の乳首に塗りつけるようにして、互いの乳首を絡ませるという行為は二人をこれ以上なく興奮させている。  そして、誘い合うように股間もまたネットリと押し合わされている。  リカルダの愛液はとうとうロザリーの膣内にまで流れ込み始め、ロザリーの愛液もまたリカルダの膣内に流れ込み始めた。 リカルダ・ロザリー「うっくぅぁっ! 熱、い……!!」  互いの愛液が熱く感じられる。  それがまたリカルダとロザリーの膣に小規模な絶頂を促し、ますます愛液の生産量が増加するという循環に入ってしまう。 リカルダ「ひっくぅうっ!! こんな、気持ち、良……いっ!!」 ロザリー「リカルダが感じているの分かる……っ、私も逝くの止まらない……!!」  これまで、能力のせいも相まって、殆どが愛を注ぐ側だったリカルダとロザリー。  自分と互角に、対等にセックスができる相手がいるこの状況は新鮮で、ますます感じてしまっていた。  相手を逝かせるだけでなく、共に高まる行為が気持ち良い。  そして、それが頂点に達し、二人は大きな絶頂を極めた。 リカルダ・ロザリー「逝、くぅうううううっ!!!!」  ブシャァアッ! と愛液が噴き出し、絶頂を主張する。  ロザリーの膣壁をリカルダの愛液が貫き、  リカルダの膣壁をロザリーの愛液が貫いた。 リカルダ・ロザリー「ぅ゛、あ゛……っ!!!!」  愛液の中出しのような状況。  二人の膣は、この強い刺激に耐えられなかった。  何かを考えるよりも前に、次の大きな絶頂に襲われた。  それが何を意味するのかと言えば、次の潮吹きだ。  絶頂を極めたリカルダとロザリーは、またも互いの膣に潮を撃ち込み合った。 リカルダ・ロザリー「ぃ゛、う゛……っ!!!!」  潮を噴いた直後の膣に、相手から潮を撃ち込まれ、その刺激で次の絶頂を極めまた潮を噴いてしまう。  これをリカルダとロザリーが相互、同時、連続して起こってしまった結果、途中で止められない連鎖となってしまった。  二人の膣は、相手の潮吹きを絶頂の材料として潮を噴き返す。  それは、リカルダとロザリーの意思から離れた、身体が勝手にする反応、性行為。 リカルダ「ひいぃっ!! ま、待って……! 待って、待ってってば!!!!」 ロザリー「くうぅっ!! 逝ってるから……! もう、逝ってるからっ!!!!」  半ば怒りすら覚えるような絶頂の奔流に二人はもみくちゃにされる。  二人の膣は完全に互いの愛液で塗れ、満たされてしまう。  その間、絶頂の度に母乳も勢い良く噴き出し、それも互いの乳首に勢い良くぶつかる。  元々密着しているような距離なのだから、母乳の水圧も強い。  当然、その母乳の刺激にますます双方の乳首も感じ、敏感になって次の絶頂を提供してしまう。 リカルダ「も、もう、駄目っ!! 壊、壊れちゃう、私、壊れちゃうぅうううっ!!!!」 ロザリー「分かんない、もう分かんない!! 気持ち良い以外、何も分からないっ!!!!」  快楽漬けの脳は、既に思考を放棄してしまっている。  そうなると快楽に貪欲な身体は、素直に「もっと気持ち良くなりたい」という欲望のままに身体を動かし続けた。  股間を擦り合って愛液を交換し、乳房を擦り合って母乳を交換し、思い出したように舌を絡め合って唾液を交換し……。  リカルダとロザリーは、これまでに感じた事のないような強烈で、長時間の連続絶頂を強制し合い、気絶するまで……いや、気絶してなおセックスし続けた。  結局、リカルダとロザリーのゲームは、全試合引き分けとなった。  騎士団長同士が互いを犯し合って、堕とし合い、  大司教同士が互いを犯し合って、堕とし合い、  女王同士が互いを犯し合って、堕とし合い、  リカルダとロザリーが互いを犯し合って、堕とし合った。  黒の国と青の国の権力者同士のレズバトルゲームは、当然秘密とされた。  しかし政治や外交の表舞台に全く影響がなかったかわけではない。  双方の騎士団同士のにらみ合いはほぼなくなり、それに代わって「交流」が行われるようになった。  双方の教会は互いへの批判は限定的になり、それに代わって「交流」が行われるようになった。  双方の国同士の争いは、攻撃的なものでなく競い合うような「交流」へと代わっていた。  勿論「交流」には女達が一晩中身体を重ね合わせ、互いの身体に愛液と母乳を掛け合うような行為も含まれる。  結果的に、歴史的不仲とされた黒の国と青の国は友好な関係を築く事になる。  まさか、このような結果を迎えると思っていなかったリカルダとロザリーだが、満足しているようだった。  平和であれば、延々と互いを犯し合っていても文句を言われない。  魅了する者として最高の日常ではないだろうか?  今日もリカルダとロザリーは黒の国と青の国を共に旅しながら、夜は徹底的に互いを犯し抜く生活を続ける。

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