男を巡って二人の女がレズバトルする話 (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-10-02 10:27:22
Imported:
2026-06
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西暦2204年
世界は疲弊していた。
大地は植物を育む力を弱らせ、それを食む動物も減った。
人類は何とか足掻いていたが、科学力の補助をもってしても人口は最盛期の十分の一以下にまで落ち込んでいた。
それに追い打ちをかけたのが、奇妙な遺伝子異常の蔓延だった。
出生数が落ちるだけでなく生まれる子の男女比率が極端に狂い、今では男性一に対して女性二という酷いアンバランスに陥っていた。
人類は自らに起きたこと、そしてこの星の延命のために必死に考えているが、根本的な解決は糸口さえ掴めない。
無力感、徒労感、閉塞感が人類を覆った。
それでも人々は生き、暮らす。
そして、そんな世界でも恋は生まれる。
イネスはそんな恋する女性だった。
隣に住む男子が好きになった。
幸運な事に、イネスの家の隣家には三歳年下の男子がいたのだ!
彼とは仲良く幼い時を共に過ごし、年を経ると友情から愛情へと気持ちを進めていた。
彼はまもなく十六歳の誕生日を迎え、統一政府が許可する結婚可能年齢に到達する。
イネスは今十八歳。
高校の同級生に結婚を打診されたこともあったが、隣家の幼なじみを一途に想い、全て断ってきた。
そんなイネスは、彼が誕生日を迎えれば直ぐに結婚を申し込むつもりでいた。
極端な男女比と極端な人口減から婚姻多産が奨励されるこの世界で、ささやかながら幸せな生活を送れるのではないかと将来を思うイネス。
もしも問題があるとすれば……それは、あの女だ。
あの女が横から彼を奪って行くかも知れない。
それは、あらゆる面で絶対に阻止したい屈辱的なリスク。
あの女は排除しなくてはならない……。
イネスが敵と認める女、それは幼なじみのイリスだ。
自分と同じように彼の隣家と言える場所に住む、同い年で……彼に横恋慕するあの女。
負けたくない。
しかし彼は優しく、自分達二人を慕ってくれている。
イネスだけを慕ってくれれば良いのだが、客観的に見れば、まぁ同等に慕ってくれている。
彼に選んで貰おうか? いや、きっと優しい彼は悩んでしまうだろう。
彼にそんな負担はかけたくない。
それに道は自分で切り開くものだ。
敵は倒し、排除すべきなのだ。
イネスは、とうとうイリスに決闘を申し込んだ。
それは醜い争いと言われるかも知れないが、それでも一夫多妻も認められない(この人口比率でなお、一夫多妻は宗教的に忌避されている)のならば仕方ないではないか。
決闘は、近くの教会で行う事とした。
イネスは既にウェディングドレスを身にまとい、赤いハイヒールを履いてバージンロードに立った。
先んじて教会に入っていたイリスもまたウェディングドレスを着、青いハイヒールを履いて祭壇の前で待っていた。
相手は、この決闘に勝ったのならそのまま結婚式を挙げてしまおうとしていることが、その服装から分かる。
イネスはカツカツとバージンロードを進み、祭壇の前でイリスと向かい合う。
イネスの赤い瞳とイリスの青い瞳とが互いを睨み付け合う。
示し合わせたわけでもないのだが、二人のウェディングドレスは極めて似ていた。
枯れゆく世界で結婚と出産はとても大事され、ウェディングドレスもその一環として入手が容易になるようになっている。
数多のドレスの中で二人が選んだデザインは、奇しくも同じだったのだ。
本当に忌々しい女だ。
辛うじてドレスを見分けるのなら、ウェディングドレスの縁を飾るレースとうっすらと色を差すベールで、イネスは自身の瞳と同じように赤色を基調としている。そして、イリスも自身の瞳と同じように青色を基調としていた。
イネス「……本当に嫌な女ね」
イリス「……そっくりそのまま返すわ」
漏れる言葉に、二人は更なる敵意を燃やす。
一体いつからこのような関係になってしまったのだろうか。
互いを見る目はどこまでも冷たく、同じ地域に住む近隣の人間に向ける視線ではない。
しかしどんなに二人が不仲を嘆こうとも、同じ一人の男性を愛してしまった以上この戦いは回避できない。
イネスとイリスは睨み合いながら接近し、その身体の中でも突出している胸を押しつけ合う。
ウェディングドレスによって強調された胸は大きく、柔らかく、しなやかだ。
そんな乳肉同士を押し付け合い、潰し合う。
相手に対して自分が優位であると見せつけるように、相手の胸の上に自分の胸を乗せようと、マウンティングをしようとする。
しかし、双方とも一歩も引かない胸のマウント合戦は、イネスが優越した数秒後にはイリスが優越を取り返すという展開。
どちらも同じ……同等の大きさの乳房を持っているがために決着の気配はない。
一進一退の、拮抗した戦い。
そんな状態をしばらく続け、胸で胸を揉み合うイネスとイリス。
ドレスの生地と生地も激しく擦り合って、少しでも相手にダメージを与えようとし合う。
しかしいつまでもそのような戦いなどしていられない。
膠着した戦いに二人は痺れを切らし、乳肉で乳肉を突き飛ばし合い、二歩程退いてしまった。
自分だけではなく、相手もよろめいた。一方的に押し退けられたのではない。
それでも、明確に相手を格下と考えているイネスとイリスにとっては十分な屈辱だった。
カッと頭に上った血液が、それまで何とか抑制的に闘っていた二人に手を出させた。
イネス・イリス「こ、の……っ」
互いのドレスを掴み合い、再度身体を正面衝突させる。
ゴッという痛そうな音を立てて、互いの額が押し合わされる。
しかし、その痛み程度で引けるわけがない。
額と同時に、強引に胸元を開かされ、大きな胸も改めてぶつかり合う。
さっきまでとは違い、接触する肌の面積が大きく、より相手の胸のドッシリとした感触が分かる。
本当に腹立たしいことなのだが、相手の肌の感触は心地よい。
さらりとも、しっとりとも言えるような感触を擦り合わせるとゾクゾクするような快感が溢れる。
いや、憎い敵と直接肌を擦り合わせて、気色悪く思ってのゾクゾクとした感覚なのかも知れない。
イネス・イリス「放し、て!! このドレスは、大事な……っ!!」
このドレスが大事なことは分かっている。
だからこそ、こうして台無しにしてしまおうとしているのだ。
イネスとイリスは、互いの繊細なドレスを掴み合ったまま大きく前後に振り回し、その乱暴な扱いにドレスはミシミシ、ブチブチと音を立てて屈していく。
とうとう、二人の乳房は大きく前に溢れ出てしまう程にドレスは破れてしまった。
イネス「よくも……このっ!!」
イリス「私のドレスを返しなさいよ……!!」
自分が相手のドレスを破いたことも棚上げし、二人は更に怒りをぶちまける。
相手のドレスを掴み直し、前後に激しく振るとドレスの裂け目は益々広がり、二人の大きな乳房は直接ぶつかり合う事になる。
バチンと音を立てて衝突する二組四つの軟らかな肉。
それにイネスとイリスは揃って顎が上がる。
辛うじて悲鳴を上げることはなかったが、下唇を軽く噛んでその打撃に耐えているのは明白だった。
胸が離れると、衝突面が僅かに赤くなっている。
衝撃の大きさが感じられた。
こんな打撃を繰り返していてはとてもではないが保たない。
相手の弱点を的確に狙い撃ちする必要があろうと思われた。
イネスは大きく胸を左に向かって旋回させ、その大きな乳肉でイリスの乳首を狙い撃ちした。
イリス「ぃ、っぅ゛!」
その攻撃は的確だったのだろう。
乳首を攻撃されたイリスが呻いた。
良し、この方法だ!
そう思ったイネスだが、直ぐにイリスの反撃を受けた。
ほとんど予備動作もなく乳肉を横に振るわれ、イネスの乳首をイリスの乳肉が殴りつける。
イネス「ぅう゛、ん゛!」
その鮮やかとも言えるような反撃にイネスも唸る。
弱点である乳首に乳房をぶつけられた衝撃は中々の物だった。
強い痛みを感じる物の、どっしりとした乳房の感触は気持ち良さもあった。
しかし、これで戦い方は決まった。
イネスもイリスも互いに乳房で乳首を狙い横殴りにし合おうとする。
こうなっては互いに不意打ちもできず、その攻撃は荒々しい殴り合い……乳房と乳房の殴り合いだった。
イネス「この、変態が……!」
イリス「何、乳首立てているのよ……!」
集中攻撃を受ける格好になった乳首はどんどん血液を集め、固く勃起していく。
そして、終には乳首と乳首が衝突した。
イネス・イリス「ぎ、ひぃいいいいいっ!!」
起こるべくして起こった事故だったろう。
イネスの赤い瞳とイリスの青い瞳から涙が溢れ落ちる。
乳首にぶつかったのは、乳肉よりも余程固い相手の乳首。しかし、その硬さは程良く、余りに的確な快感を乳首に供給する。
ぞくりと背筋を震わせると、イネスとイリスの陰唇から愛液をも溢れさせる。
イネス「やってくれたわね……」
イリス「は、この程度?」
引きつった顔を向け合うイネスとイリスだったが、上等だとばかりに再び乳房、乳首を振るう。
イネスの乳首がイリスの乳首を殴りつけ、
イリスの乳首がイネスの乳首を殴り返す。
イネスの乳輪とイリスの乳輪が互いを擦り合い、
イリスの乳輪とイネスの乳輪が抉り合う。
イネス・イリス「ぅあ゛っ!! あ゛っ!! あぐっ!! ぉ゛っ!!」
ぶつかり合っている場所は、身体のごく一部。
しかし、その刺激は、二人の身体全体を昂ぶらせるのに十分以上だった。
あわあわと戦慄く二人の口。
その端からは思わず涎も垂れている。
強烈だ。
乳首でここまで快感を得られるとは思っていなかったイネスとイリスは揃ってこの刺激に夢中になりつつあった。
しかし、これは勝負なのだ。
しかも最も憎いと思っている姉妹との、思い人を巡っての勝負なのだ。
もっと強い攻撃を相手に繰り出す必要がある。
イネスは、イリスの乳首へ真正面から勝負を挑んだ。格別な勝算があったというよりかは、殆ど本能的に攻撃を強くしようとした結果だった。
イネスの乳首をイリスの乳首に突き立てるかのように叩き付ける。
しかし、イリスも殆ど本能的に真正面からイネスの乳首に自らの乳首を叩き付けていた。
自分の乳首が硬いと信じての、勢いを付けた一撃。
しかし、自らの乳首の硬さが勝っているという考えは、全くの幻想だった。
イネスとイリスの乳首は、全く同じ大きさであり、全く同じだけ固く勃起し、全く同じ勢いでぶつかり合い、そして全く同じように互いを挫いた。
イネス・イリス「ぃひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!」
互いを押し潰し合った乳首はそのまま乳輪ごと乳肉に埋もれる程の力をぶつけ合う。
今までの軽い絶頂とは違い、本物の絶頂は二人の身体、膝をガクガクと震わせる。
そして、ブシャッ! と音を立てて愛液を噴き出させ、それがウェディングドレスの股間をしっかりと濡らす。
吸い込み切らなかった愛液はそのまま床に落ち、自分の赤いハイヒール、青いハイヒールに飛沫をかける程だ。
ここまでの絶頂など、これまで無かったと思えた。
イネス・イリス「はぁーっ……はぁーっ……」
荒く、熱い息を吐き、なんとか身体を落ち着けようとする。
食い込み合った乳首は引き離せばどんな刺激が沸き上がるか分からず、恐怖心から引き離すことができない。
身体を密着させたままイネスとイリスは、しかし相手が未だ倒れておらず戦意が潰えていないことを理解した。
イネス「ふ、ふふ、ふふふふ……」
イリス「くっふ、ふはははっ……」
その笑いは、二人が壊れてしまった証であり、そしてどこまでもとことんやってやろうという決意の表れだったのかも知れない。
イネスとイリスは、互いのウェディングドレスを引き裂き、相手の股間を露出させる。
そして、その腰にめがけて自分の腰を叩き付ける。
狙いは粗雑で、ただ下半身をぶつけ合ったに過ぎない。
イネス「こんな女のマンコなんか壊してやるわ……!!」
イリス「結婚なんかできないマンコにしてやるわよ……!!」
二人の狙いは徐々に正確になっていく。
勿論、自分のダメージは少なく、相手のダメージは最大になるように打点を調整したい。
しかし、それをイネスとイリスのような好戦性が高い二人が対戦した場合、その陰唇同士を激しくぶつけ合う戦いに収束する。
片方の好戦性が低ければ、逃げ回る相手を追いすがるような戦いになるだろう。
両方の好戦性が低ければ、様子見の停滞だ。
しかし、少なくともこの時のイネスとイリスは、とにかく攻撃へ全力を傾けていた。
陰唇と陰唇が正面衝突し、衝突した後もお互いにグイグイ、グリグリと押し込み合って深いダメージを与えようとし合う。
乳首を攻撃し合って既に愛液で濡れていた陰唇はまるで絡みつき、巻き付き合うように密着していく。
二人の陰唇の大きさは完全に同一で、しかも互いのヒダは噛み合うかのように接触面積の最大化を狙うようにヌメる。
イネス・イリス「ぅふ、ぁ……、このぉっ!!」
思わず鼻を抜けるような甘い悲鳴と、それを誤魔化すように怒号を上げると攻撃を繰り返す。
陰唇を叩き付け、押し込み、食い込み合わせ、そんな吸い付き合ったような陰唇を無理に引き離し、再び叩き付け合う。
ほぼ完全に同一の大きさ、感度である陰唇同士の叩き付け合い、めり込み合いは、二人の予想を超えた快感を沸き上がらせる。
まるで自分のためにオーダーメイドされたかのような敵の身体には苛つきと憎しみしかない。
少しでも相手を押し下げようとグンと股間を突き出すも、それすら同時のイネスとイリスは予想を超えた刺激に同時に絶頂する。
イネス・イリス「ひぃっぐううううっ!!!!」
ブシャッと飛散する愛液。
自分だけでなく、相手も道連れにしたという小さな慰めで自分を押し込む。
しかし、それでも絶頂した事実は曲がらない。
イリスの太ももをビシャビシャに濡らすイネスの愛液がその証拠であり、
イネスの太ももをビシャビシャに濡らすイリスの愛液がその証拠だ。
敵である女を睨み付けようとして……不覚にもイネスの膝がガクンと折れた。
それ程の絶頂だったのだ。
イネスは咄嗟にイリスに抱き付き、二人はもつれて転んでしまった。
イリス「は、脚に来ているんだったら、大人しく負けを認めれば?」
イネス「うるさいわよ。イリスだって相当来ているの、分かっているわよ」
イネスの指摘どおりだ。
イリスの脚もガクガクと震え、その力はいかにもか弱い。
しかし、二人とも勝負がついていない、勝負を続けたい、続けなくてはならないという意思は共通している。
であるならば。
イネス「これしかないわよね」
イリス「なるほどね。良いわ」
イネスが、イリスの腕を取り自分の方に身体を寄せさせる。
座り込んだ状態での二人は腰を、身体を引きずりながら密着させる。
下半身に力が入らないのなら、座った状態で戦えば良いだけのこと。
二人は徹底的に戦うことを選択していた。
イネスの身体に未だ纏わり付く薄紅色のドレス、イリスの身体に未だ纏わり付く薄青色のドレスを捌き、二人は互いの身体を密着させる。
ドレスから溢れ出した乳房を真正面から衝突させ、そして股間を重ね合わせる。
叩き付け合っていた先ほどまでとは違う、連続した快感が乳首と陰唇から沸き上がってくる。
イネス・イリス「ぅ……ぁ……!!」
それは甘い快感。
二人は決して認めようとしないだろうが、イネスとイリスの身体は、まるで求め合うかのように密着し、刺激を与え合っていた。
ゾクゾクと背筋を駆け上がる快感を無視し、あくまで戦おうと自らの身体で相手の身体を穿とうとする。
乳首と乳首がギリギリと押し合い、噛み合っているかのよう。
陰核と陰唇もクチュクチュという湿った音よりも、ギチギチと力がこもった音を立てている。
この激しい押し付け合いを片方が降参するまで続けるのだろうか?
しかし、その気が遠くなるような心配は、二人が望まない形で払拭される。
イネスの左乳首……鋭く勃起した乳首は、先ほどからイリスの右乳首を押し込んでいた。
イリスの右乳首は僅かに押し返す力が弱く劣勢。母乳が出る乳腺口とも言うべき穴が押し広げられていた。
そして、その柔らかく、弱い穴に向かってイネスの左乳首は徹底的に突入。イリスの乳腺をほじり、その内側をぐいっと押し、擦る。
その程度の攻撃を想定したのだ。
しかし、二人は運が悪かった。
押し負けたイリスの乳腺が僅かに広がってしまい、その穴にイネスの乳首が食い込んだ。
既に絶頂からイリスの乳腺はヌルヌルに濡れており、潤滑油が塗られたよう。
滑り落ちるように、イネスの乳首が、イリスの乳首、乳腺葉に入り込んでいく。
イネス・イリス「ぎっひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっっ!!!!」
その刺激に二人は悶絶した。
イネス「狭いっ!! 狭い、狭い、狭い、狭い!! 熱、いぃいいっ!!」
イリス「太いっ!! 太い、太い、太い、太い!! 熱、いぃいいっ!!」
イネス「乳首、潰されるぅううううっ!!!!」
イリス「乳首、裂けるぅううううっ!!!!」
イネスもイリスもこの状態は想定していなかったし、望んでもいなかった。
乳首と乳首が不意に食い込み合い、挿入してしまったのだ。
挿入された側は、その拡張感……自らに同等の乳首が無理矢理ねじ込まれた状態にのたうち、
挿入した側は、その締め付け……自らに同等の大きさに戻ろうとする乳首に締め上げられのたうつ羽目になっていた。
乳首で乳首がこじ開けられ、乳首で乳首が抓られるような状態は、二人の意識が混濁するほどの刺激を与えていた。
イネスもイリスも、身体がガクンガクンと震え、巨大な乳肉が波打つ。
そして、その常軌を逸した快感は、イリスの左乳首をこれ以上無く勃起させた。
その槍のようなイリスの乳首は……正対するイネスの右乳首をこじ開け、挿入されてしまう。
イネス・イリス「ぎっひぃいいい、っっっっ!!!! げほっ……っっ!!!!」
悲鳴すら満足に出せない絶頂。
今度はさっきまでと逆に、イリスの乳首がイネスの乳首に入り込んでいる。
さっきと対照のような状況に陥り、二人の目は大きく見開かれ、赤い瞳、青い瞳から涙が流れ出て止まらない。
先ほどまで挿入の刺激に悶絶していたイネスは、被挿入に悶絶し、
先ほどまで被挿入の刺激に悶絶していたイリスは、挿入に悶絶している。
二種類の攻撃を互いにし合い、二人は両乳首からの刺激に翻弄され、どちらの快感を受け取れば良いのかも分からない。
イリス「狭いっ!! 狭い、狭い、狭い、狭い!! 熱、いぃいいっ!!」
イネス「太いっ!! 太い、太い、太い、太い!! 熱、いぃいいっ!!」
イリス「乳首、潰されるぅううううっ!!!!」
イネス「乳首、裂けるぅううううっ!!!!」
さっきまでしていた攻撃がそっくりそのまま仕返された。
もっとも、何が攻撃か……乳首に挿入することが攻撃なのか、挿入してきた乳首を捻り上げることが攻撃なのかは極めてあやふやだが……。
ともかく、二人は同時に挿入と被挿入を味わうはめになった。
片方だけでも正気を無くしかかるような強烈な快感。それを、両方の乳首から、二種類の快感で押し付けられる。
二人の身体はいよいよ統制が効かなくなったかのように震え、赤い瞳も青い瞳も焦点が結ばれない。
虚空を呆然と見つめながら、互いの身体を貪るだけの二人は、今度こそ深々とした絶頂に至った。
イネス・イリス「ぁああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」
乳首単体での激しい絶頂。
その圧倒的な快感は、二人の「少しでも堪えよう」という気持ちを粉砕し、そして戦意すらも砂の山を蹴散らかすかのように吹き飛ばした。
二人とも最後の意地で明言こそ避けた物の、実質的な敗北と思われた。
これで、相手が自分を見下ろしながら勝利宣言でもしたら、自分は受容するしか無い。
だが、この戦いの悲惨なところは「勝利する相手」という存在が無かったことだ。
イネスとイリスは共に敗北し、何れも勝利を得ることができなかった。
あるいはここで戦いが終わっていれば、また仕切り直しで次の戦いへと切り替えることもできたろう。
しかし、二人は漫然、呆然と過ごし、その好機を永遠に失った。
イネス・イリス「ぎゃひぃいいいいっ!!!! 熱い、熱いぃいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!」
二人は泡を吹くかのように悲鳴を上げた。
この時、イネスの乳首からは絶頂の証とばかりに母乳が噴き出し、それは嵌合したイリスの乳腺に流し込まれていたのだ。
自らの乳腺に他者の母乳を流し込まれるという異常事態に、イリスは半狂乱だ。
そして、イネスの噴乳と同じように、イリスもまた乳首から母乳を噴き出し、イネスの乳腺に流し込むような格好となっていた。
この刺激に、当然のようにイネスも半狂乱という状態に陥ってしまった。
自分の意思とは関係なく、乳房同士が勝手に互いに母乳を流し込み合う状況。
これによって、二人は自分達の身体を引き離すという最適な行動を取り損ねてしまった。
イネスとイリスは自分の身体が吹き飛んでしまうのではないかと恐怖するほどの凄まじい刺激に、何かにしがみ付こうとしてしまった。
身体の反応なので、これは仕方なかったのかもしれない。しかし、しがみ付いた相手が最悪なことに、互いにしがみ付いてしまったのだ。
イネスとイリスがしっかりと抱き締め合い、その身体を密着させ、乳首と乳首の挿入をより深い物にし、巨乳と巨乳が絞り合う様に押し潰し合う。
その結果、イネスの母乳はより多くイリスの乳腺に流れ込み、イリスの母乳はより多くイネスの乳腺に流れ込んだ。
こうして、刺激を我慢するための反応でより刺激が生み出される負の循環ができあがってしまった。
イネスとイリスは、その後も数時間に及んで互いの乳房に授乳し合い、その凄まじい程の快感は長時間にわたって二人の脳を犯した。
イネスとイリスの思考は、互いに対する敵意と快感を得ることだけに染め上げられてしまった。
今となっては自分がウェディングドレスを着ている意味すら忘れ、男の存在も忘れ、ただ目の前の敵……相手と犯し合うだけの二人の壊れた女と化したイネスとイリス。
二人の結婚の意思は男性に伝えられることもなかった。
ただ、その教会の地下に閉じ込められた一組の女は、狂ったように互いの乳房に授乳させ合い、狂ったように犯し合うだけの廃人となってしまった。