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瘴気が漂う不気味な森の廃墟。

ライラはその中のとある部屋で、手首を縛られた状態で吊るされていた。

「まさかハーフウルフの娘がこんなところにやってくるとはね」

「くっ…!」

この日、ライラは廃墟に住む魔法使いに荷物を届ける依頼を受けていた。

しかしそれは、彼女を捉えるための魔法使いの罠だった。

「こんなことしてただで済むと思うの?」

ライラは魔法使いを睨みながら威勢を放つ。

「うむ。やはりハーフウルフは頑丈なようだ。しかしそれもいつまで続くかな?」

魔法使いの言葉にライラは足元を見た。

彼女の足元には、紫色の泥が凄まじい毒気を出しながら泡立つ毒沼が広がっている。

ここはかつて、廃墟で使われていた拷問部屋だ。

毒沼は入ったとしても直ちに死ぬことはないが、じわじわと沼に入った者の体力を奪っていく。

廃墟の持ち主はそれを利用し、吊るした相手を少しずつ毒沼に浸けて口を割らせていたのだろう。

そしてライラも、この毒沼の洗礼を受けていた。

既に彼女は沼に沈んだ尻尾の先や、跳ねた泥が肌に触れて毒に侵されている。

「ハーフウルフの毒耐性がどれほどのものか、実験してみようか」

「くっ…!」

果たしてライラは、このまま魔法使いの意のままになってしまうのか…?


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8月最初の支援者投稿は、久しぶりのライラで「毒沼×拘束」になります。

RPGとかにある歩くと体力を削られる毒沼、あれ好きなんです。

明確に描写されることは少ないですけど、毒に侵されながら歩いている冒険者たちを想像するとグッとくるものがあります。

今回はそんな毒沼を使った卑劣な装置をライラに体験してもらいました(ゲス)。

では、また。

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