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お絵かきソフトにはクリックした箇所の色を拾ってくれるスポイトという機能があります。

他の画像からも色を拾えるのでかぷちもFAを描く時に三面図からベース色をスポイトしたりしてます。あとはキャンバス内の表示色を拾ったり描画色を拾ったり。便利な機能です。

今回は「他の画像からスポイトする場合」の注意点の紹介です。



良い色味のイラストを見かけて「いいなーマネしてみたいなー」と思い、そこでスポイト!同じ色を使えばマネできるはず…!

…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。


やったことがある方は分かると思いますが単純にスポイトしてもその色を上手く使えません。

理由は仕上げるまでに様々な効果を加えていることが多く、それが絵全体に適用されバランスが取れた色に調整されているからです。なのでその色だけをピンポイントで持ってきても浮いてしまうんです。


例えば肌色一つ取っても影、濃い影、グラデーション、反射光、環境光、ハイライトなど…複数のレイヤーを重ねて透明度を変えながら様々な色味を加えたりしています。更にトーンカーブやグラデーションマップ、エフェクトなど、それらが全て反映された最終色が完成イラストです。

冒頭で「三面図からベース色をスポイトしてます」と言ってるのは、他の色味や効果が加わっていないベース色が欲しいからですね。そのベース色すらも自分の絵柄に合わせて調整してから使うので、結局スポイトした色をそのまま使うことはかぷちはほとんど無いです。



先の肌色をバラすとこんな感じで8枚のレイヤーを使ってます。もちろん人により作品によりもっと少なかったり多かったりしますし、1枚のレイヤーで色を混ぜながら塗ることもあります。さらに空気感を加えたり色調補正をかけたり…。

完成絵は色んな効果を乗せて馴染んでいるので、そこからスポイトした色を使おうとしても浮いちゃいそうだな…というのが伝わると思いますがどうでしょう

スポイトしてそのまま使おうとするよりは、色選択のとっかかりの一つとして参考程度に留めるのが無難かなと。


絵によってはアニメ塗りのように加工が少なく色を拾いやすいものもあります。

もしスポイトする場合は加工具合を見て、これらを踏まえた上で上手く活用していきましょう


そのうちやりましょうね、色のお勉強…

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