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この作品は「冒色の性夢-09 ホテルの個室に超危険なおっぱい」で、主人公が誘惑に流されてしまった場合のIFルートを描いたものです。


Fate/EXTRACCCとFate/GrandOrderとパッションリップのタグがあるのは、今回登場する女の子の外見のモデルになったからです。あくまで外見だけを参考にしているので、人格や話し方といった他の要素は取り入れてません。ご了承ください。


パッションリップってどんな娘? って方は参考までにこちらをご覧いただければ。


話の流れをわかりやすくするため、途中までは正規ルートと同じ文になっています。


それでは、ごゆるりと……。








ルール


勝利条件:

 勇者が淫夢の世界から脱出すること


敗北条件:

 射精によって勇者のレベルが0を下回ること。

 敗北=理性崩壊。

 現在の敗北までの射精回数はあと1回。1度でも出したらアウト。

 (一度の射精につきレベルが10ダウン)


特殊条件:

 サキュバス側から勇者を能動的に射精させることは無い。

 勇者は射精したい場合、自分から女体に溺れなければならない。


 ↑勇者が作為的に女の子とキスすると、その女の子はルールの縛りから解き放たれる。勇者が女の子からのキスをわざと避けなかった場合も同様。


他に判明している情報:


・この淫夢の世界に出る女子の容姿は、勇者が見聞きした創作物のキャラクターの外見を借りた偶像である。外見だけ借りているので中身は元の創作物通りではない。


・全部で13人のキャラの誘惑をかわせば淫夢は終わる。あと5人。




ホテルステージ限定ギミック:


・デジタル時計の解錠タイマー

 時間切れになったらステージ出口ドアのロックを解除するタイマー。

 タイマーを動かすには勇者がベッドに乗らなければならない。


・媚薬ガスの副作用

 現在、勇者は『突然、体が勝手に動いて女体に溺れに行く』症状に襲われている。








 過去三回、僕はこの淫夢の世界の創造主・クイーンサキュバスの置き手紙をもらった。


 一度目は満員電車ステージの開始前。

 二度目はプールサイドステージの開始前。

 三度目は今まさに攻略中のホテルステージの開始直前。


 どのタイミングも、いわゆる節目――淫夢の世界におけるステージが変化し、新たな始まりを告げる時に手紙が来たのだ。




 それらの前例に比して、今のタイミングはイレギュラー。


 ホテルステージ7部屋目。まだステージ攻略の真っ最中。


 この不可解なタイミングで僕の前に出現した便箋は、急いで書いたような乱れた筆跡で、次の内容が書かれていた――






 * * *




 警告!




 人違いの勇者ちゃんに警告!




 この先に、反則者処罰用の特殊な誘惑美女がいるわ。


 彼女はその役割ゆえに強力な権限を持っていて、最初から『女の子が勇者を直に射精させない』ルールの例外になっているの!


 気をつけなさい! あなたにとって、極めて危険な誘惑美女よ!






 ただし、普段の彼女は仕事が来るまで寝ていて動かないから、関わり合いになりさえしなければあなたはやり過ごせるわ。


 だからくれぐれも、絶対に、彼女を起こしたらダメよ!


 絶対によ! 絶対だからね!




 * * *






「起こさなければ大丈夫。起こしたら即アウト、か」




 ベッドの上に寝転がりながら、手紙の内容を反芻する。


 頬をかきながら、その異様な雰囲気を僕は重く受け止める。




 過去三回の手紙にあったような、悪ふざけめいた感じが無い。


 いつもの『ハァイ、勇者ちゃん♡』という感じの冒頭で始まってない。




 加えてその手紙の内容は、『次の誘惑美女が危険』という事前警告。


 今回のように事前に警告が入る例は今までに無かったことだ。




 そして一番見逃せないのが、最初から『女の子が僕を直に射精させない』ルールの例外になっている、という特例要素。




 ここまで材料が揃えば、嫌でも察するしかない。


 次の誘惑美女が、今までと違う特別な存在だということを。




「救いなのは、敵が基本的に寝ていて動かない、という点か」




 こちらの唯一にして最大のアドバンテージだ。


 もし僕がまともに次の誘惑美女と対峙したら、おおかた僕は抵抗の余地なく快楽に堕とされてしまうのだろう。


 いや、それ以前に次の相手は最初からルールの例外であるゆえ、僕を力づくで無理やり射精させることも考えられる。


 ただしそれらは、あくまで相手が起きていればの話。


 寝ていて動かないのなら、ただ僕はスルーしてしまえばいい。




「手を出したら一発アウトの、事前警告つきの敵か。そういうの、昔のRPGであったな。たしか名前は、きゅうきょくキマ……」




 現実逃避ぎみに、僕が昔遊んだゲームの思い出に浸ろうとしたとき、ふいに『反則者処罰用』という置き手紙のフレーズが脳裏に引っかかった。


 記憶の海から一つの心当たりが浮かんでくる。




 プールサイドステージの四番目。五人目の誘惑美女に会う直前。


 体を休めるため、僕がステージに居座って一〇分ほど経った頃だったか。


 いつまでも進もうとしない僕をとがめるように、逆走方向から、危険な気配を放つ謎の女が現れたのは。




「まさか……あいつと今から会うってことになるのか?」


 もしそうなら、感動の再会だ――もちろん皮肉だ。




 思えばあの時から、僕の中に『同じ部屋に居座り続ける』という選択肢は自然と消えていた。二度と彼女に会いたくなかったからだ。


 プールサイドで初めて彼女を見た時、僕は怖気にかられてすぐに逃げた。距離が遠くてよく見えなかったから、僕は彼女の風貌を知らずに済んだ。


 だけど今回は――相手が寝静まっている間とはいえ――僕は危険な彼女に自分から会いに行くことになるのだ。




「……ごくり」


 僕は緊張して、つばを飲み込んだ。




 ――00:10


 ――00:09


 ――00:08




 サイドテーブルのデジタル時計が時を刻んでいく。


 一定の重さがベッドに乗ればタイマーが進むホテルステージ固有の仕掛けは、僕がベッドに寝転んでいることで通常通り進んでいる。


 今までのステージの前例に沿えば、次の八部屋目がホテルステージのラストだ。タイマーを用いたロック解除のしかけは、次も在るのだろうか。


 前の部屋では僕を釣る罠として使われたが、あれが唯一の例外であることを祈る。




 ――00:02


 ――00:01


 ――00:00




 ピー! かちゃっ!




 もはや聞き慣れた電子アラーム音と、ドアのロック解除の音。


 僕はベッドから体を起こし、軽く背伸びを行う。




 今回のタイマーの時間は十五分。今までで最長だ。


 それだけの事前休憩が用意されたことからも、次の部屋の危険度が伺える。




 僕はベッドから降りて、玄関に向かって歩きはじめた。


 その道中、玄関まであと約四歩のところで、壁にドアを一つだけ発見する。


 二つじゃなくて、一つのドアだ。




「風呂とトイレが別々じゃなくなってる……」




 ユニットバスの形態に戻った風呂場に、今さらながら僕は気づいた。


 置き手紙を読むのに注意を取られて気づくのが遅れたが、前回・前々回のトイレと風呂が別々の部屋から、戻っている。


 バスタブと便座が同じ室内に同居している。その間の壁際には洗面台があり、顔を見るための鏡もある。




 何気なしに僕は風呂場の中の鏡をちらと見て、




「……まだ、目の中にハートが映っているのか」


 自分の瞳に宿るハートマークに、僕は眉をひそめた。




 ホテルステージに来てからずっとこの『目がハート』の症状は続いているが、結局これは一体なんの意味があるのだろう?


 視界に異常は特に無いし、視力が悪くなるような効果も無い。『目がハート』は僕に直接的な妨害を行ったためしが無いのだ。


『体が勝手に動いて女体に溺れる』媚薬ガスの副作用、と……違っ、て……。




「うぅッ、まずい……!」


 僕の中で、危機感の水位が大幅に上がった。




『体が勝手に動く』媚薬ガスの副作用は、次の誘惑美女と相性が悪い。


 起こさなければ大丈夫で、起こしたら危険な敵なのに。


 ここで体が勝手に動いて、僕が眠ってる誘惑美女を襲ったら。


 ……。






「と、とりあえず気をしっかり持とう。平常心、平常心」






 深呼吸を繰り返して、まとわりつく悪寒を振り払う。こんな時は、目的意識をしっかり持とう。


 僕はなんとしても淫夢の世界から脱出し、現実世界に帰って元の生活に戻るんだ。


 緊張する自分の心を奮い立たせて、僕は次の部屋に行くため玄関ドアを開いた。






 * * *






 ホテルステージ八部屋目に足を踏み入れる。


 危険な誘惑美女が寝ているベッドの方を見ないように、僕は壁に視線を向ける。






「な、なにこれ?」


 予想外のものが僕の視界に映った。






 薄型テレビがあった。


 それも、机から天井まで届くほど大きいやつだ。


 壁際に設置されたデスクの正面に、巨大な薄型テレビが設置されていた。






 色欲だらけな淫夢の世界に、最新技術の薄型テレビ。


 このミスマッチだけでも驚きだが、さらに異様なのはテレビに映る内容。




「まるで、監視カメラの映像だ……!」




 縦四列・横四行に画面が十六分割されていて、それぞれのマスで違う場所の映像を映していた。


 僕がこの淫夢の世界で通ってきた満員電車、プールサイド、ホテルの個室。置き手紙を読んだ時の、なにもない白い部屋まで。


 僕がまだ通っていない部屋や、室内の廊下らしき道も映っている。あとで僕が通ることになるステージの映像だろうか?




「なんでこんな映像が、淫夢の世界に……」




 今までの部屋からかけ離れた奇妙な緊張感に、僕は呆然とした。


 ちなみに十六分割された画面の中で、ただひとつ、右下の角だけは黒いだけでなにも映っていない。


 この黒い部分について気にならないと言ったら嘘になるが、おそらく今の段階で知ることはできまい。




 他の手がかりを求めて、僕はこの部屋にあるもうひとつの異質な物に注目した。薄型テレビを優先して後回しにしたものだ。




「パソコンだ。……マウスは無いけど」




 壁際に設置されたデスクの上に、薄型テレビとは別にもうひとつの液晶モニターが置かれていた。こっちは普通のデスクトップパソコンでよく見るやつだ。


 デスクの下にはパソコンの筐体が置かれていて、裏を見ると薄型テレビと液晶モニターがケーブルで繋がれている。


 デュアルディスプレイというやつだ。表示できる画面を広げるために、一つのパソコンで二つの画面に接続する手法が使われている。




 僕の目の前にあるパソコンは、薄型テレビと普通のモニター、二つの画面を一つのパソコンで使っているのだ。


 一つめの画面は、薄型テレビの監視カメラじみた映像。


 となれば気になるのはもう一つの画面、普通のモニターの方になにが映っているか――






 * * *




・LV.1 満員電車

 1  2  3  休


・LV.2 プールサイド

 1  2  3  休


・LV.3 ホテルの個室

 1  2  3★ 休


・LV.4 学園校舎

 1  2  3


・LAST ???

 1






 オシオキ開始まであと 24:19




 * * *




「…………」




 沈黙しながら、僕の頭で思考が加速する。




 液晶モニターの映像には、一つのダイヤログボックスが映っていた。


 内容は二つに分かれていて、上に広く下に狭く、内容を分けている。




 上部分は、僕が今いる場所を指しているのだろう。


 ★マークのある所――今回の場合だと、『LV.3 ホテルの個室』の三部屋目に僕はいると示している。


 さりげなく次の『LV.4』が学校を舞台にしていると判明したが、それはさておき。




 問題は下部分。『オシオキ開始まであと』という物騒な文章と時間表示。


 これに、『普段の彼女は仕事が来るまで寝ていて動かない』という、置き手紙の文章が僕の中から共鳴する。




「間違いない……この部屋の誘惑美女は、居座り行為へのオシオキが仕事なんだ」




 そしてパソコンが映し出しているのは、そのオシオキを管理するためのシステム。


 もし僕が進むのをやめて一つのエリアに居座り続け、このパソコンのカウントがゼロになった時、彼女が起きて僕をオシオキしに行く。


 以前、僕がプールサイドで体を休めていたとき、逆走方向から彼女が現れたように。




「……」




 僕は玄関まで歩いて、出口ドアを開けようとしてみた。


 だが、やはりというべきか、ドアノブは回らなかった。


 誘惑美女を見てもいない男に扉を開けてくれるほど、この淫夢の世界は甘くない。薄々わかっていた。




 もはやプールサイドで僕が見た謎の危険な女と、この部屋の誘惑美女が同一であることに疑いの余地は無い。


 できることなら彼女との対峙は避けたかったが、それは無理だとロックの掛かったドアが僕に告げる。


 このホテルステージの慣例通り、誘惑美女とベッドに乗って、デジタル時計の解錠タイマーを起動するしか僕に道は無い。


 たとえそれが、極めて危険だとわかっていても。




 ………………せめて緊張感を解きほぐすため、深呼吸の時間を多めに取ることぐらいは、自分を許すことにしよう。




「すぅー……はぁー……。よし、覚悟は決まった」




 まったく覚悟は決まっていないが、それでも無理やり己を鼓舞して、僕は鍵がかかったままの玄関ドアを後にして歩き出した。


 ベッドの左で立ち止まり、九時の方角に体を向ける。


 今まで頑なに見ようとしなかった誘惑美女のいる方角を、僕は見る。






 * * *






 ベッドの横のサイドテーブルに置かれたデジタル時計の表示は、3:00。


 このホテルステージの慣例に則り、僕は三分間の間、誘惑美女の寝ているベッドに乗って過ごさなければならない。






 目の前であおむけに寝ている――巨大なカギ爪と巨大な乳房を持つ、彼女と。






「う、うわぁっ……」


 目の前の美女の規格外な胸に、僕は開いた口が塞がらない。




 頭の片側にリボンを結んだ可愛らしい女の子だった。腰まで届く長い髪は綺麗な紫色。漠然と感じる純真無垢な雰囲気は、寝顔だけ見れば庇護欲をそそられる印象だ。


 ところが、顔から上半身に視線を下げると、話がまるで変わってくる。




 両腕の先に本来あるべき人の指先が無い。代わりにあるのは物々しい金色の巨大なカギ爪。重厚な豪腕をベッドから出して床に置く少女の寝姿は、華奢な印象を一転し、原始的な恐怖を僕に与えてくる。


 だけど、恐怖を差し引いても僕を強く魅惑するのが、彼女の豊満な胸だ。手で掴みきれないどころか、上半身の眺めが乳房だけで埋めつくされている。乳首をベルトで隠しただけの蠱惑的な衣装もあいまって、彼女の豊満すぎる乳房は凶悪な誘引力を発揮していた。




「こりゃ、事前に警告が入るわけだ……!」




 もし僕がなんの心の準備も無く彼女を目にしたら、一瞬で理性が蒸発して、彼女の爆乳に屈していたかもしれない。


 今までに何度か遭遇した、胸に特化したタイプの誘惑美女。その中でも目の前の彼女は、大きさなら間違いなくダントツだ。




 大きすぎる胸と、凶悪な爪――このアメとムチじみた組み合わせに僕は覚えがある。


 誘惑美女の慣例により名前は思い出せないが、確か彼女は有名なソーシャルゲームに出てくるキャラだ。(ソシャゲの時と衣装は違うが)


 頭の片側にリボンを結んでいることになぞらえて、便宜上、彼女のことは『爆乳リボン』と仮称しよう。




「それにしても……三分、かぁ」




 ベッドの隣、サイドテーブルのデジタル時計を僕は見る。


 出口の鍵を開けるためのタイマーの仕掛けは、僕がベッドに乗らないとカウントを刻んでくれない。


 なので僕は爆乳リボンの寝るベッドに同席しなければならない。だが、三分という長時間は今までに例が無い。




 ただの三分じゃない。誘惑美女が間近にいる中で過ごす三分だ。


 相手が寝ているとはいえ、これはかなり厳しいものがある。




「でも、やるしかないんだよなぁ」




 爆乳リボンは乳房の眺めだけでも僕の欲情を強めてくる。


 やることを後回しにすればするほど、僕にとってはジリ貧だ。


 僕はベッドの上に自らの体を乗せて、爆乳リボンの下腹部にまたがるように座った。






「って、ベッドせまッ!」






 ナチュラルに、馬乗りパイズリの一工程であるお腹への騎乗を行ってしまった。


 ベッドが狭いせいだ。他に座るスペースが無いからだ。




 爆乳リボンの胸とカギ爪の存在感に隠れて目立たなかったが、この部屋のベッドは今までのダブルベッドとは違っていた。


 置かれているまくらは二つではなく、一つ。


 これはただのシングルベッドだ。一人用のベッドなのだ。




 爆乳リボンの腕を広げて巨大なカギ爪を床に置く寝姿は、ベッドが狭いからできる事。カギ爪がベッドに引っかからないから。


 手が大きすぎると、日常生活では寝るのも一苦労なようだ。




「って、感心してる場合じゃない!」




 結果的に今、僕は爆乳リボンの腹にまたがってしまった。


 僕の肉棒は、爆乳リボンの谷間に呑まれるかどうかの間近にある。


 ここで僕が腰を前に出せば、己の分身を爆乳に呑んでもらえる……そんな淫らな考えが、蠱惑的に僕の脳裏によぎってくる。






「……いや、ダメだ。我慢だ」






 己の心を鋼に変え、僕は淫らな願望を抑えた。




 もし僕が爆乳にペニスを突き入れたら最後、あまりの快感に何度も腰を振ってしまうのが予見できる。


 酒、タバコ、ドラッグみたいにひどい習慣性を覚え、彼女のおっぱい無しでは生きられなくなるのが目に見えるようだ。




 そうならない為にも、僕は爆乳にペニスを差し入れるわけにはいかない。


 ……とはいえ、ペニスの間近に爆乳があるというのは、目の毒すぎる。




 他の所に座ろうにも、ベッドが狭い都合上、僕は爆乳リボンの下腹部にまたがる以外の選択肢が無い。




 どうしたものか、と僕は悩みだして――


 しかし、苦悩は意外と短く済んだ。




「あ、そっか。僕自身の向きを変えればいいのか」




 僕は体を動かして、後ろに向いて座り直した。


 爆乳リボンの乳を見ていた視界は、彼女の脚を見る光景に変わる。


 爆乳に対して肉棒ではなく、背中を向ける体勢となる。




「よし、これで大丈夫だ」




 問題の解決を確信し、僕はほっとひと息ついた。


 爆乳リボンの扇情性は大部分が胸に集約している。胸さえ見なければ、僕の欲情は強まらない。


 巨大薄型テレビの十六分割された映像を見ながら、僕は安心という名の愉悦に身を委ねはじめた――。






 * * *






 ところで、僕は爆乳リボンを一度プールサイドステージで見たと想定しているが。


 巨大なカギ爪という見逃しようのない特徴は、いくらあの時は距離が遠かったとはいえ、プールサイドの時は見なかったような。


 いや、そういえば彼女の元ネタのソーシャルゲームで見たことがある。爆乳リボンのカギ爪はロケットパンチみたいに着脱可能だったか。




 なんて、あれこれ考えながら時間を潰して。


 僕が爆乳リボンの下腹部で胸に背を向けてからしばらく過ぎた。


 しばらく、とぼかした表現なのは、具体的な時間がわからないからだ。




 まず、ホテルステージの慣例としてこの部屋のサイドテーブルにはデジタル時計がある。だが残念ながら、爆乳に背を向けている僕からは見えない位置だ。


 もう一つ、これは今までのホテルステージの慣例からは外れるが、この部屋のパソコンにもタイマーがある。だがこちらからも時間がわからない。


 かつてタイマーのカウントを刻んでいたパソコンモニターの画面表示は、今はもう――




 * * *




 オシオキ開始まであと ――:――




 * * *




 このように、モニターは時間表示をやめてしまったのだ。




「くっそぉ……せこいな」




 やり方が汚い。いや、みみっちいと言うべきか。


 爆乳と向き合わない限り、僕に時間を教えないための仕組み。




 ちなみに、デジタル時計を直接持って移動させるという手はダメだ。


 すでに試したが、まるで溶接されたかのように、デジタル時計はサイドテーブルから動かせなかったのだ。


 サイドテーブルそのものを動かそうとしても、サイドテーブルまで床に溶接されたように動かせない徹底ぶり。




 というわけで、デジタル時計を頼ることは残念ながらできない。


 今の僕が経過時間を知る手段は体内時計だけだ。




「……そろそろ、一分半は過ぎたかな?」




 僕は思考を呟いた。何もせず過ごす三分は退屈だ。


 視線を巨大薄型テレビの映像に向ける。


 監視カメラのシステムのように十六分割された映像を、理由もなく視界に収めていく、そんな時。






 ブツン、と。


 鈍い音をたてて、十六分割された映像が急に途切れた。




「えっ」


 僕は軽い驚きを漏らすも、画面がブラックアウトしたのはほんの一瞬。


 ブゥン、と唸り声のような機械音を鳴らして、巨大薄型テレビに再び映像が映った。




 ただし、画面に表示された映像は、今までのものと全くおもむきが異なっていたが。






 * * *






 薄型テレビには、僕が映っていた。


 爆乳リボンも映っていて、僕はベッドの上で彼女にまたがっていた。


 ただし実際の僕と違って、映像の僕はおっぱいに背中ではなく肉棒を向けている。




 無防備に腕を広げて寝ている爆乳リボンに対し、映像の僕は両手で彼女のおっぱいを揉みしだいていた。


 やがて映像の僕は両手で彼女のおっぱいを広げると、ガチガチに隆起した肉棒を谷間に挿し入れてしまう。


 両手でおっぱいを左右から押して、谷間をありったけ窮屈にして、肉棒にかかる甘い乳圧を味わいぬく。




 その表情は興奮と快楽で蕩けていて、すごくしあわせそうにしていて――






 * * *




「これ……やばい……!」




 映像内の淫らな宴に、僕は完全に目を奪われていた。


 これ以上見てはいけないと肌で感じつつも、見るのをやめられない。


 映像の中の僕に、自己投影してしまう――




 * * *






 爆乳の中にペニスを入れて、両手で爆乳を左右から圧迫して。


 その後、映像の中の僕はしばらく動かなかった。


 じっくり感触を味わうように、快楽を咀嚼するように、おっぱいの中のペニスを動かさないままじっとしていた。




 そうして数十秒が過ぎ去った後。


 映像の中の僕は、ついに腰を動かしはじめた。




 最初はゆっくりとした前後運動だった。


 寝ている爆乳リボンを起こさないための措置。


 だけどそんな最後の遠慮は、あっさり崩れ落ちていく。




 胸を掴んでいた両手は、いつしか爆乳リボンの頭の両隣に。手で谷間を圧迫するより、腰の運動のみに専念する。


 谷間を突く肉棒は徐々に往復の速さを増していき、それほど時間がかからずに強烈な勢いとなった。




 勢いの変化とともに、肉棒も乳房への侵入経路を変える。


 下乳からの前後運動ではなく、乳首側から上下にズボズボと。


 寝ている爆乳リボンを起こすかも、というリスクなどお構いなしに、餅つきするように映像の僕は腰を振っていた。


 爆乳を子宮に置き換えたパイズリセックスに無我夢中となっていた。




 やがて、映像の中の僕は腰振りのペースを一気に加速させる。


 射精が近いのだろう、絶頂への階段を一気に駆け上がる。




 そして大きな一突きの直後に腰を震わせて、ついに乳の中で――








 映像はここで途切れた。


 射精するシーンは、映らなかった。




 代わりに、ピンクの背景に白いハートマークを添えて。


 ポップなフォントの赤文字で、画面中央に文字列を映し出してきた。




 ――YES♡






 * * *






「な、なにがイエスだ……YES・NO枕の代わりのつもりかぁ!」


 血を吐くように悪態をつきながら、僕は生殺しの苦痛に打ちひしがれていた。




 この淫夢の世界の大原則。女の子側からは僕を射精させない。


 僕がみずから女体に溺れないと、けして僕は精を放出できない。


 このルールはどうやら、映像での射精シーンすらも許してくれないようだ。


 なんて迷惑千万な徹底ぶりだ!




 先ほどのAVもどきは、誘惑堕ちした場合のシミュレーション。


 この続きは自分で確かめてね、という趣旨の予告編だろう。


 よくできた映画の予告がお客の好奇心を刺激するように、先の映像は僕の性的好奇心をおおいに刺激していた。




 あの映像のように、爆乳の中にペニスを差し入れたら。


 腰を振り乱して、乳肉で肉棒をもみくちゃにしたら。


 映像の中で実現しなかった乳内射精を実際にやってみたら、どれほど気持ちよくなれるのだろう……。






「い、いや、ダメだ! 考えるな!」


 首を振って、全身から湧き出る性衝動に抗う。






 もし僕があの発育の暴力に包まれながら達したら、間違いなくおっぱいの虜になってしまう。


 この世界は、僕が射精したらレベルドレインを行って理性を奪いにくる。けどそんな法則なぞ無くとも、あのおっぱいは僕の理性など粉砕できるだろう。




 一度でも出してしまったらアウトなんだ。だから絶対に、寝ている爆乳リボンの胸に触るわけにはいかない!






 そんな、決意を新たにする僕の心に。


 しかし、僕の体は、意思に反する動作を行った。






「えっ。ま、まさか……!」




 媚薬ガスの副作用。体が勝手に動く症状が、このタイミングで。


 体の向きを百八十度変えて、僕は爆乳の正面に向き直る。


 豊満すぎる谷間に、背中ではなく、肉棒の先を向ける。




 そして誘蛾灯に誘われる羽虫のように――僕はまず両手で、爆乳リボンの胸を揉んだ。






 むにゅうっ。


「う、うわあっ。これは……」






 プリン? スイカ? どう喩えればいいかわからない!


 指が食い込んで沈んでいく柔らかい肉感と、むっちり吸い付く肌の瑞々しさが同居している。


 正面から少し押してみると爆乳がたっぷりと押し潰れて、谷間の中からフェロモンたっぷりの汗が滲み出ていた。




 触覚と視覚による蠱惑のダブルコンボ。このたわわすぎる乳にペニスを入れたら、どれほど気持ちいいか。


 爆乳リボンの胸を思うがままに扱えるのなら、いっそ現実世界に帰れなくても、別に良いのではないか?






「だ、ダメだ! ダメだぁ!」


 頭によぎるリビドーを僕は必死に拒絶する。






 一度でも射精したら二度と堕落から戻れなくなるぞ!


 いや、それ以前に男として、寝ている女の子を襲うのは最低じゃないか!


 今ならまだ間に合う! 手遅れになる前に引き返すんだ!






 必死に自分に言い聞かせる理性の警告に、僕の心は従っている。


 だが体が言うことをきかない。勝手におっぱいに負けようとしている!


 爆乳リボンの腹にまたがりながら膝立ちで前かがみになって、両手で爆乳を持ちながら、隆起する肉棒の狙いを定める。




 腰を前に突き出せば、肉棒が爆乳の谷間に入れるように。


 大きくて柔らかいおっぱいに、おちんちんを呑ませられるように。




「ダメだ、ダメだぁ……あぁぁ……!」




 性衝動のままに動く自分の体の暴走に、もはやこれまでかと僕が希望を失いかけたとき。






 寝ている爆乳リボンが――薄目で、僕と目が合った。






「!!!」


 僕の体が硬直する。






 薄目だった。まぶたをわずかに開けた先の、かすかな眼光。


 だけどその微光と目が合って、爆乳リボンが起きたかも、という可能性が僕の脳裏をかすめる。


 体の細胞が産毛に至るまで恐怖に包み込まれ、僕は体の主導権を取り戻して、






A. もう我慢できない♡ おっぱいにおちんちんを挿し込む♡


B. もう我慢できない♡ おっぱいにおちんちんをズボズボする♡


C. もう我慢できない♡ おっぱいとおちんちんでディープキスする♡


D. もう我慢できない♡ おっぱいとおちんちんでチュッチュする♡


E. もう我慢できない♡ 何度も何度もパイズリする♡


F. もう我慢できない♡ 何度も何度も乳内射精する♡


G. もう我慢できない♡ おっぱい♡ おっぱい♡ おっぱい♡


H. もう我慢できない♡ パイズリ♡ パイズリ♡ パイズリ♡


I. もう我慢できない♡♡♡ おっぱいと結婚する♡♡♡


J. 我慢だ!! 爆乳リボンから体を離す!




「!?」


 な、なんだこの選択肢は!!?






もう我慢できない♡♡♡






 薄目の爆乳リボンと目が合った時、僕は体の主導権を取り戻せた。


 今の僕は自分の自由意志で体を動かせる。勝手に体が暴走するなんてことは無い。


 その時点で、本来なら僕は逃げるのが正解なのだろう。現実世界に帰りたいなら、誘惑に堕ちてはいけないのだから。




 だけど、もう僕は現実世界に帰りたいと思っていない。




 肉棒を蠱惑する現実離れした爆乳が、先の映像で見た誘惑に堕ちた場合のシミュレーションが、なにより僕自身の浅ましい欲望が。


 望郷の念を、淫らな肉欲で塗り潰してしまった。






 気持ちよくなりたい。


 目の前の爆乳で気持ちよくなりたい。


 おっぱいにおちんちんを出し入れして、数え切れないくらいイッて、頭がおかしくなるぐらいめちゃくちゃに気持ちよくなりたい――!!






「う、あああああっ……」






 寝ている爆乳リボンが起きる可能性など、考えずに僕は苦悶を漏らす。


 両手で爆乳を持ちながら、腰を前に突き出して。


 とうとう自分の意志で、ついに僕は。





 じゅぽんっ♡


「!!!」


 大きく開いたベルト衣装の胸元に、肉棒を挿し込んでしまった!






「こ、これは……ッ♡ 深いッ♡」


 なんて凄まじいボリューム! 谷間の中に肉棒全体が埋まってしまった!






 確か爆乳リボンの元ネタでは、谷間の中に入った物は物理的に大変なことになるはずだが、ここが淫夢の世界ゆえかそれは起こらない。


 代わりに感じるのは棒全体を歓迎する柔らかい圧迫と、瑞々しい肉質がもたらすムッチリした吸いつき。


 さらに、おそらく事前にオイルでも塗っていたのだろう、彼女の谷間の中は適度にヌルついて滑りやすかった。




 動かないでいても凄まじい満足感を感じる。


 この状態で、僕が腰を動かしてペニスをおっぱいで扱いたら……♡


 思い立ったら、実行に移すのはあっという間だった。






 バチュッ、ヌプッ、ボチュッ、ヌップ。


 もみもみ、もみもみ。






 最初は小さく腰を動かす。だが徐々に強まって、やがて大きく。


 肉がぶつかり合う水音は、短時間で怒涛の勢いと化した。






 パチュパチュパチュパチュパチュ!


 もみもみもみもみもみ!


「うあああッ♡ しゅごいッ♡ やみつきになるぅッ♡」






 乳房を横から揉んで胸を窮屈にしながら、腰を振ってペニスを扱く。




 腰を突くたび、腰全体に乳房の弾力がボインと跳ね返ってくる。谷間の中でヌルンとした性感がどんどん強くなるのが嬉しい。こちらの肉槍を受け止める爆乳の濃密な快感に、僕は完全に我を忘れて夢中になっていた。


 まぶたを閉じている爆乳リボンが、恥ずかしそうに眉をひそめる。もしかしたら彼女はすでに起きていて、今は寝てるフリをしているのかも。


 真偽はどうであれ、もう僕の淫らな嗜虐心は止まらない。


 途中でやめるには、この爆乳はあまりに心地よすぎる――






 パチュパチュパチュパチュパチュ!


 もみもみもみもみもみ!


「あッ♡ イクッ♡ イッちゃうッ♡」






 体が射精の準備をしはじめた。限界が近い。


 僕は爆乳リボンの胸に体重を寄せて、ラストスパートに入った。






 眠りつつ頬を赤らめる爆乳リボンの恥ずかし顔を見ながら。


 横から爆乳を掴んで谷間を窮屈にして、腰を激しく前後。


 柔らかな爆乳に肉棒全体が受け止められて、下腹部が蕩けるような性感を得て、そして――






 パチュパチュパチュパチュパチュパチュ!!


 もみもみもみもみもみもみ!!


「イグッ♡ もうッ♡ ダメええぇぇぇぇぇッ♡♡♡」


 ゴピュッ! ドクドクドクッ! ドプププッ!






 頭が真っ白になるような快感を覚えながら、僕は達した。


 豊満な乳房の中に己の精を思いっきり解き放つ。


 イッている最中も僕は乳房を両手で窮屈にし続け、狂おしいほどの快感を骨の髄まで味わった。


 壊れた玩具のように全身が打ち震えて喜んでいる。表情が快感でだらしなく蕩けているのが自分でもわかる。




「あああッ♡ き、気持ちいいぃ……ッ♡♡」




 乳の中でペニスが震え続ける。放出感が長く続いていく。


 乳房に肉棒を委ねながら、僕は爆乳を軽く揉んで余韻に浸る。


 やがて射精の勢いも弱まっていき、肉棒は乳房の中で痙攣から回復していった。




 こうして僕は射精の最後の一滴まで、爆乳リボンのおっぱいを堪能したのだった。


 の、だが。






「……えっ」


 僕は驚いた。


 射精したばかりの精液が見当たらない。






 いや、乳内射精したばかりなのだから、胸の中に精液が隠れているのはわかる。


 だけど、自分の感覚では胸から溢れるほど精を出したはずなのに、一滴も胸から出ずに乳房の中だけで精液が完結してしまうとは。




 彼女の乳があまりにも豊満すぎるがために起きた事象。


 僕の一度の射精量では、爆乳リボンの胸は溢れない。


 その事実が、僕の嗜虐心と性欲を再点火させた。






「……もっと♡」


 足りない。まったくもって足りない。


 女体への飢餓感が僕の思考を征服する。






「もっと♡ もっとおおぉぉぉぉぉぉッ♡♡」


 パチュパチュパチュパチュパチュパチュ!!


 もみもみもみもみもみもみ!!






 激しく腰を動かして、肉棒全体で豊かな爆乳を再び味わう。


 先ほど出した精で乳内の潤滑が増していて、性感が底上げされている。


 それでも、胸の中から精液は溢れない。爆乳はまだ征服されきっていない。




 所有欲に突き動かされて、僕は激しく乳もみと腰振りを継続する。


 二度目の絶頂は一度目からそう遠くない時間に訪れた。






 パチュパチュパチュパチュパチュパチュ!!


 もみもみもみもみもみもみ!!


「出るッ♡ また出るぅッ♡ しあわせええええぇぇッ♡♡♡」


 ビクンッ! ドピュピュッ! どくどくどくッ!


「た、足りない♡ 全然、ちっとも足りないッ♡」






 二度目の絶頂の後、僕は乳房からいったん手を放した。


 数刻前の薄型テレビの映像。あれと同じことをやりたい。




 実際にペニスを乳に入れてみてわかったが、乳内の圧迫感は両手で押さえつけなくても十分ある。


 両手を乳揉みではなく体勢の維持に使っても、乳の快楽が弱まる心配は無いだろう。




 というわけで、僕は両手を爆乳リボンの頭の横に立てた。


 寝ている彼女の下乳からではなく、乳房の正面から肉棒を挿入。


 四つん這いに近い体勢から腰を振り、乳内でペニスを扱いていく。






 パチュッ、パチュッ、パチュッ!


「っ♡ 腕を立てたままでいるのが辛いな……この姿勢」






 三回の腰振りで一時中断。両腕の負担が大きすぎる。


 腕の力を抜いてベッドに倒れこんでしまいたいが、そんなことしたら爆乳リボンの顔に僕の胸板が当たってしまう。


 確か薄型テレビで、映像の僕は体の向きを少し斜めにして、胸板が彼女の顔に当たらないよう位置調整していた。僕もマネしよう。


 爆乳に入ったペニスを支点として、ゆっくりと体の向きを回転させていく。




 結果、僕は寝ている爆乳リボンの胸に股間で乗っかる体勢となった。


 体が弧を描いて折れ曲がり、腰が爆乳に支えられる。


 乳房への種付けプレスの体位が完成する。




「こ、これはっ……♡」




 自分の望んだことのおぞましさを実感し、僕は息を呑んだ。


 女性側に気づかいの無い、自分勝手におっぱいでイクための体位。


 言い訳の余地なく爆乳を性処理道具扱いしている構図を実現して、さすがに僕は後ろめたさを感じた。




 まぁそれでも結局、僕は腰を振っていくわけだが。




 むにゅっ、ばちゅっ、ぷるんっ、にゅぷっ。


「う、ううっ……♡」




 遠慮が先行して、腰を上下する速度が遅くなるが、それは最初だけ。


 ぬるついた爆乳が上に乗る股間を跳ね返す感触が気持ちよくて、僕の良心は性欲に塗り替えられていく。


 腰の動きは徐々に早まって、やがて一心不乱な勢いに至る。






 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽッ!


「柔らかいッ♡ きもちいッ♡ きぼちいいぃぃッ♡♡」






 スイカのように大きな爆乳に、出し入れされる自分の肉棒。


 深い谷間に夢中になり、何度も腰を打ち付ける。


 僕はあっという間に爆乳の虜と化した。


 射精への秒読みもあっという間だった。






 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ、じゅぽぉッ!


「うああっ♡ あ、あぁぁぁぁぁーーーーッ♡♡♡」


 どぴゅっ! ドピュピュピューーーッ!!




「ま、まだ足りない♡ ぜんぜん足りないッ♡」


 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ、じゅぽぉッ!


「おっぱいッ♡ おっぱい気持ちいい~~~~~ッ♡♡♡」


 ドクドクッ! ビクンビクンッ! ドッピュゥゥゥゥゥ!






 もはや疑いようもなく、僕はパイズリ中毒と化した。


 おっぱいの中で射精する快感に常習性を覚えてしまう。


 ヌルついた爆乳と肉棒が擦れ合う感触に、この上ない至福を覚え、もっともっと味わいたくなる。






 じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ、じゅぶぅッ!


「好きぃ♡ おっぱい好きぃ♡ 好き好き好きいいぃーーーッ♡♡♡」


 ドピュピュピュピューーーッ!! どくどくどくどくっ!


「はぁ、はぁ♡ ま、まだ足りないッ……♡」






 ここにきてようやく、乳房から僕の精液が溢れ出した。


 それと同時に、僕は両足を宙に浮かせはじめた。


 谷間にペニスを委ねたまま、まるでバランスボールに乗るように、股間で爆乳の上に乗って重心を預ける。


 僕の下半身の接地点が、おっぱいにペニスを挿れた股間のみとなる。


 こちらの下腹部で、爆乳の肉にのしかかる。






 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!


「きもちぃ♡ すごすぎるぅ♡ ううぅ♡」






 8の字を描くように腰を振って、僕は乳内を肉棒でかき回した。


 出したばかりの精液で乳内がさらに滑りやすくなっている。


 傍目から見れば今の僕は、爆乳に肉棒を食べられて喜んでる滑稽な愚者に見えるかもしれない。




 おっぱいに、おちんちんを食べられてる――。


 思い浮かんだ淫らなフレーズが、僕の絶頂へのカウントを速めた。






 ぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅッ、ぐにゅぅ~ッ!


「お、おっぱい♡ おっぱいいぃぃぃぃぃーーッ♡♡♡」


 ぶぴゅッ! びゅるるるるぅぅ~~~~ッ!






 おっぱいに体重ごと腰を委ねながら、爆乳の中で果てる。


 こちらが上から押しつぶす乳房の乳圧に、中の肉棒が震えて歓喜している。


 余すこと無く肉棒全体を包み込んでくれる爆乳に、深い快楽を覚え、イッている最中の僕の腰が動き出す。


 より激しく、乳の奥を目指していく。






「もっと♡ もっと、もっとぉ♡」


 ズボッズボッズボッズボッズボッズボッ、じゅぽっ♡


「あ、またイクッ♡ イグうぅぅぅぅぅぅーーッ♡♡♡」


 びゅくんッ! どびゅるるるるるぅ!!




「まだ♡ まだ足りないッ♡」


 ムニュムニュムニュムニュムニュムニュ、ムニュぺろんっ♡


「きもちいッ♡ くああぁぁぁぁぁーーッ♡♡♡」


 どぴゅッ! びゅるるっ! どぷどぷっ!






 * * *






 頭の中に、白いモヤがかかってきたような気がする。


 僕は何度も何度もおっぱいの中で肉棒を震わせ、爆乳を白濁液まみれにした。その際、疲れや飽きは予兆すら来ないままで、肉欲は収まるどころか強まる一方だった。




 寝ている爆乳リボンのおっぱいに腰を預け、爆乳の中で肉棒を体重ごと上下する。乳内をかきわける快楽にドハマリし、数え切れないほど放精を繰り返す。


 繰り返して、快楽に溺れて、とろけて、狂って、悶えて。


 達した回数も、時間の感覚も、あいまいになってきたころ。




「もっと♡ もっとぉ♡」


 にゅぷにゅぷにゅぷにゅぷにゅぷ♡




 僕はまた乳内射精しようと、乳に股間で乗ってガクガク腰を振って、肉棒を包む爆乳の柔らかさをたんのうしていた。


 そんな最中で――不意に、コツンと。






 肉棒の先に、硬さのあるなにかが当たる感触を覚え、


「ッ!」


 ペニスが爆乳リボンの胸板に当たった――瞬時に僕はそう悟った。






 到達の感動に、全身が震え上がる。


 険しい崖を登り山頂に達した登山家のような気分だ。


 肉欲の炎がムラムラと燃え上がる。新しい願望が生まれる。




 爆乳リボンのおっぱいの最奥である胸板に、もっともっと到達して、胸板に触れたままイキたい。




 湧き上がったそんな願いを確実なものに近づけるため、僕はいったん四つん這いになって、腰の位置取りを調整した。


 そうした仕切り直しを経てから、改めて爆乳に腰を預け、乳首側から乳内に肉棒を挿して体重ごと上下させる。


 こんどは今までで一番強い、爆乳を潰さんばかりの勢いでだ。






 ぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅッ!


 コツン、コツン。


「当たってるッ♡ おちんちんが、奥に当たってるぅ♡♡」






 乳内の最奥に到達している事実が、僕に達成感を与えていく。爆乳を余すことなく味わっている実感が、狂おしいほどの感動を僕にもたらす。


 もちろん、胸板に肉棒が届くまでの過程で竿全体が乳にしごかれる感触も心地いい。


 腰を振るごとに、僕の股間はもちろん太腿にも弾力が返ってくる。爆乳は僕をことごとく幸せにしてくれた。






 ぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅッ!


 コツン、コツン。


「あ、くるッ♡ すごいの、くるぅっ♡」






 下腹部に甘い痺れが集中する。かつてないほど大きな絶頂の予感。


 無論、途中でやめる選択肢など無い。


 湧き上がる射精欲に従い、僕は乳へのピストン運動を加速させる。




 寝ている爆乳リボンの谷間の中心に肉棒を挿し込んで。


 体重ごと腰を叩きつけ、胸板に肉棒を届かせる。


 ムニュリとひしゃげる爆乳に何度も下腹部を呑み込ませて、蕩けそうな刺激を味わいながら、僕は。






 ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅ、ばちゅん♡


 コツン、コツン……コッツン♡


「いぐっ♡ イグうぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」


 どびゅうっ! どくどくどくっ!






 亀頭を爆乳の最奥に届かせながら、肉棒を震わせる。


 これが一度目。


 次に、両脚を浮かせて爆乳に僕の下半身の体重を載せて、8の字を描くように腰で乳房をこね回した。






 ぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅッ、ぐにゅぅ~♡


「まだ出るッ♡ 出る、出るううぅぅぅぅ♡♡♡」


 びゅくん! どびゅるるるるるるぅ!!






 乳奥に自分の分身をめり込ませながら、二度目の放精。


 そして、三度目。


 上半身を起こして馬乗りパイズリの体勢に戻り、僕は爆乳を両手で掴んでめちゃくちゃにこねくり回した。


 乳内で射精の悦びに震える肉棒は敏感になっている。そこに僕が爆乳をこねたことで、乳内の肉棒が柔らかくほぐされる。


 自分の両手で爆乳を持つ悦びもあいまって、僕は強すぎる快感に背をのけぞらせて、






 ニュクニュクニュクニュクニュクニュク、ニュギュ~~ッ♡


「あああッ♡ ああああああああああッ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






 爆乳をがっつり両手に握りながら、乳内射精をキメこむ。




 爆乳リボンの鎖骨あたりで、今まで僕の出した精液が小さな池を作っているのが見えた。


 その光景を目にする僕の表情は、間違いなく快楽によってだらしなく蕩けているだろう。


 長い長い射精の間、僕は両手で爆乳を左右から持って乳内を強く圧迫し続けた。現実の人生で絶対に味わえないと断言できる爆乳を、絶対に離すまいと自分の手で握りつづけた。


 やがて射精の勢いが弱まっていくにつれて、僕の身に異変が起きる。






「あ、あれ?」


 立ちくらみのように意識が遠のく。


 爆乳を握る手に力が入らない。


 倒れたくないのに、力が入らなくて体があおむけに倒れていく。






 まぁ、この体の変調については今までこうならなかった方がおかしい。


 爆乳に向かってがつがつ腰を動かして射精。それを休み無く、何回も何十回も繰り返したのだ。


 今まではアドレナリンが脳内を満たして忘れていたが、本来なら僕はもう疲労困憊の身。




 生理現象は僕に休みを求めていて、それを僕は無視して性欲を優先させた。


 だから今、生理現象が強硬手段に出たのだ。僕の意識を奪い、無理矢理に僕を休ませにかかっている。


 そうして意識を失い、倒れる直前。






「……あ」


 爆乳リボンの女の子が、目を開けて体を起こしたように見えたのは、快楽の残滓が僕に見せた錯覚だろうか。






 * * *






 目を開ける。


 いつになく重いまぶたを、上へと上げる。


 意識を失って寝てしまった自分の体を、起こ――




「あれっ?」




 寝ていない。僕は寝ていない。


 ベッドはおろか、床にすら寝ていない。


 地上に立っている……というより、立たされている。両腕がなにか硬いものに捕まっていて、倒れることが許されない。




 背中には、壁の硬い感触を感じる。


 左右に目を向けると、巨大な金のカギ爪が壁に刺さっているのが見えた。僕の両腕は爪の中に収められていて、これで僕の身を壁に固定しているのだ。


 僕は自分がハリツケにされているのだと自覚した。


 腕にカギ爪が刺さってなくて良かったと安心する。


 ……現実逃避ぎみに。






「ううっ……これ、間違いなく君のしたことだよね……?」






 僕の目の前には、爆乳リボンの子が立っていた。


 最初の時と違い、寝ていない。起きて僕を見つめている。


 表情はいちおう、笑顔だ。ただ、目に感情の光が無いのが妙に怖い。




 特筆すべきは、両腕の先に本来あったはずの巨大なカギ爪が無いこと。代わりにあるのは大砲の砲口のような筒状の金細工だ。


 これはおそらく、カギ爪の接合部分にあたる所だ。爆乳リボンのカギ爪は着脱可能なのだ。


 ソシャゲで彼女がカギ爪を飛ばした所を初見した時、『ロケットパンチかよっ!』なんて内心でツッコミを入れたっけか。


 なんて、僕がソーシャルゲームの思い出に浸っていると。






 ギロリ、と。


「ひっ!?」


 爆乳リボンに睨みつけられて、僕はびびった。






 もう彼女は笑っていない。口をへの字に曲げている。


 なぜだ? なぜ理由なくいきなり彼女は不機嫌になった?


 ……いや、理由なしという程でも無いか。僕は無断で彼女に乳内射精したのだ。


 陵辱行為を働いた相手に、ニコニコと笑顔でいられるはずが――






 ニッコリ。


「あ、あれ?」


 僕が爆乳リボンを見ていると、彼女は笑顔に戻った。なぜここで笑顔?






 もしかして僕への誘惑に使われた『YES♡』の画像は正真正銘、性行為に対する爆乳リボンの合意の証?


 いや、本人の動作と言葉を伴わない性行為の合意など考えにくい。僕が無断で彼女に手を出した罪は消すべきではない。


 他に彼女の機嫌が変化した原因があるはずだと考え、僕はこの部屋の周囲に視線を回しはじめた。


 その最中、家具類とベッドが部屋の角に集められている所を見つけて、僕がギョッと驚いた、その直後のこと。






 ギロリ、と。


「うっ……!?」


 僕が目をそらしたことを咎めるように。爆乳リボンはまた不機嫌に睨んできた。






 しかも今度は、ただ睨むだけじゃない。頬をわざとらしく膨らませて、いかにも自分が不機嫌だと露骨にアピールしている。


 これ以上、彼女の機嫌をそこねたらマズイ気がする……。


 警告じみた危機感にかられて、僕は爆乳リボンをじっと見続けた。






 ニッコリ。


「……ふぅ」


 よかった、この対処法で良いみたいだ。






 しかし、まいった。爆乳リボンが機嫌を悪くする詳しい条件がわからない。


 とりあえず彼女から目をそらさなければ笑顔でいてくれるようだが、これでは部屋を見回せないのが不便で困る。


 なにか彼女の機嫌を良くして、部屋を見回す許可を得る手はないだろうか?


 過去の経験でなにか使えるものは無いかと、僕は記憶の海に潜る。




 その初め、僕が淫夢の世界で最初に出会った誘惑美女、爆乳エルフとの攻防を振り返り始めたところで――。






 ギロリ!!


「え、ええっ!?」


 目をそらしていないにも関わらず、僕は爆乳リボンに睨まれた!






 しかも今度は、頬を膨らませた上、体を震わせて、顔を紅潮させて、ものすごい不機嫌ぶりだ。めちゃくちゃ怒っている。


 もしかして、ただ物理的に彼女を見ているだけでは駄目なのか? 精神的にも、爆乳リボンに盲目でないといけないのか?


 実際、僕が現実世界の思い出に浸ったときも彼女は不機嫌ぶりを見せた。まして、彼女の前で他の女性のことを考えるなんて言語道断なのかも。




 直感だがこの回答が、爆乳リボンが不機嫌になる条件の正解だ。


 だけど正解にたどり着いたときには、もう手遅れで。






 爆乳リボンは不機嫌に口をへの字に曲げながら、僕に近づいてきた。


 ブルン、ブルン、と一歩ごとに揺れる爆乳が目に毒すぎる。


 数刻前に凄まじい量の精を出したはずの僕の肉棒が、なんと復活して、硬く勃ちあがってしまった。




 そんな欲情しきった僕の分身を、爆乳リボンは矮小なものを見る目で一瞥してから、






 ズボッ♡


「!!?」


 予兆もへったくれも無く、いきなり爆乳に僕の肉棒を挟み込んで、






 ブルン、ブルン、ブルン、ブルン、ブルンッ♡ と。


 軽く飛び跳ねるように、爆乳リボンは乳房を上下に揺らしはじめた!






「え、ええぇぇ!? ちょッ♡ 待った♡ なんでぇ♡」






 乳内の僕の分身が、柔肉に激しく扱かれ蕩かされる!


 男の人なんて胸で挟んだら、雑に扱われても気持ちよくなるんでしょう? という感じのニュアンスが見て取れるような、ぞんざいで乱雑な責めだ。




 こんな責めでイッたら、僕の人として大切ななにかが、壊れてしまいそうな気がする。


 そんな破滅的な予感を持ちながらも、






 ブルン、ブルン、ブルン、ブルン、ブルンッ♡


「ああっ♡ そんなッ♡ 気持ちいいッ♡ なんでッ♡」






 暴れまわる爆乳の摩擦に、追い詰められる僕の分身。


 蕩けるような柔らかさも、スイカのような魔性の大きさも、あらかじめオイルをかけていたと思われる乳内の滑りの良さも、僕を夢中にする。


 なにひとつ滞りなく肉棒は乳房に誘惑され、下腹部に血を集めて、射精の準備を完了させてしまう。






「う、うそッ!? も、もう♡ 出ちゃうッ♡」


 不意打ちのように訪れた射精欲を僕が予告する直前、爆乳リボンが大きく動いた。


 彼女はカギ爪の無い後腕だけの両腕で爆乳を左右から圧迫すると、前に差し出すように、一気に胸を突き出してきた。




 その動作はハリツケにされた僕にとって、縦パイズリの一突きと同義。


 狭く圧迫された爆乳をかき分ける、大きな快楽が僕の下腹部を襲う!






 むにゅううううううッ♡


「わあぁッ♡ イグウウゥゥゥゥぅーーッ♡♡♡」


 どびゅうううううぅ! どくどくどくッ!!






 柔らかい乳に押し込まれ、僕の分身が白旗を上げた。


 腰を痙攣させながら、乳内に精を吐きだしてしまう。


 おっぱいを掴んで爆乳リボンの乳房を揉みしだきたいが、ハリツケにされた体勢でその願望は叶わない。肉棒に柔肉の圧迫を受けながら、頭が真っ白になるような快感を無抵抗に受けるしかない。


 搾り取られるような放出感に身を委ね、やがて痙攣が小さくなるとともに、放出が弱まっていく。




「あへぇ……♡」


 意味の伴わない脱力した声を漏らしながら、僕は爆乳に肉棒を委ねたまま、至福の余韻に浸りきった。






 ……十秒。


「えっ」


 射精終了から僕に許された小休止は、わずか十秒で終わる。


 敏感になった僕の肉棒に、爆乳リボンが追撃を始めた。




 先程の上下運動の次は、前後運動だ。


 爆乳リボンは僕の肉棒を乳房に収めたまま、上半身を前後にグラインドさせてきた。




 パチュッ……パチュッ……パチュッ……パチュッ……。


「あうッ♡ ふ、深いッ……♡」




 改めて感じても、乳奥に亀頭が届かないほどのサイズは圧巻だ。


 ただ、爆乳が重いのか、彼女の動きはさほど早いというわけでもない。


 なんて、僕が思った直後。






 パチュッ……ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ!


「!? あ、ああぁぁぁぁッ♡♡」


 ナメた考えを抱いた僕にオシオキするように、爆乳リボンは動きを激しくしてきた!






 彼女が背を後ろにそらすごとに、爆乳が別れを惜しむように肉棒に吸い付く。


 彼女が背を前に倒すごとに、爆乳が抱きしめるように肉棒を覆う。


 重くて大きい、豊満で濃密な肉質を、僕は何度も何度も肉棒で味わわされてしまう。






「柔らかいッ♡ 気持ちいッ♡ 気持ちいいよぉ♡」


 ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ!


「ああッ♡ またッ♡ イッちゃうッ♡」






 されるがままに爆乳の中で溺れ、身悶えしながらよがり狂う。


 そんな僕を見るのが楽しいのか、爆乳リボンは顔を赤らめながら淫蕩に笑う。


 豊満な乳房に肉棒が絡まれ、柔らかな心地に呑み込まれ、ほどなくして僕は性の悦びに再び身を任せてしまう――






 ズボズボズボズボッ、ズニュウゥ~ッ♡


「出ちゃうッ♡ で、出るうぅぅぅぅぅッ♡♡♡」


 ドクンッ! ビュクビュクッ! ドビュルルルルッ!






 乳房を強く押し付けられたのをトドメに、気絶復帰から二度目の吐精。


 爆乳の中で歓喜する肉棒に、さらに、爆乳リボンは追い打ちを仕掛けた。


 乳房を上下に揺らして射精中の肉棒を苛めた上に、おっぱい押し付けでとどめを刺す、上下から縦ズリの鬼コンボ。






 だぷん、たゆん、だぷん、たゆん、だぷん!


「ああッ♡ またイクぅッ♡」


 むにゅううううううッ♡


「気持ちいいぃぃぃぃぃ♡♡♡」


 ビュグッ! ドプドプッ! ゴビュルルルルルッ!






 またもや肉棒が乳内で精を流すも、爆乳リボンの追い打ちは止まらない。


 締めつけの強弱に緩急をつけ、∞を描くように乳房をこね、乳内で痙攣する僕の肉棒に多彩な快楽を叩き込む。


 最後には、前に乳房を出しておっぱいを僕に押し付ける、縦ズリによるとどめの一撃で〆だ!






 ギュッ、ムギュッ、ムギュッ、ムニュッ!


「ふあっ♡ あひいっ♡」


 むにゅううううううッ♡


「はひいいいいいいいぃぃぃッ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






 情けない悶え声を吐きながら、乳肉の中で果ててしまう。


 下腹部を蕩かす豊満な乳に、身も心も委ねきる。




「き……も……ち……い……い……♡♡」




 なにも考えられない。脳が快楽に汚染された。


 僕の思考が爆乳リボンのおっぱいで埋め尽くされていく。容赦ないパイズリ責めに心底から屈服してしまった。


 肉棒の定位置はもはや乳内に固定されている。実家で過ごすより乳内の方が安心感を覚えてしまう。




 これからも、こんな快楽に満ちた時間が続いていくのだろう。ハリツケになったまま、無抵抗でパイズリに抜かれ続ける。


 でも、不満を感じることは無い。爆乳で今後も気持ちよくなれるなら、ずっとハリツケでも別にいいかもしれない。


 なんてことを僕が思いながら、ふと爆乳リボンに目を向けると。




 彼女は床に座り込み、あおむけになって寝はじめた。




「あれっ?」


 一瞬、僕は見間違いを疑ったが、たしかに爆乳リボンは寝ている。


 あおむけの姿勢で上向きになった乳房が、彼女の呼吸で上下している。


 まぶたは開いているので彼女は意識まで手放してはないようだが、床にねそべった姿勢のまま、動き出す兆候は感じられない。




 さすがに先程の重い爆乳を激しく動かす運動は、爆乳リボン自身に相当な負担がかかっていたようだ。


 よほど疲れているのか、しばらく爆乳リボンは休んだままだと、僕はなんとなく雰囲気で感じ取った。


 一体どうしたものかと、ヒマになった僕が方針を考え出すと。




「……あっ」


 壁に刺さったカギ爪の中から、スルリと、両腕が抜け出た。


 僕はハリツケの体勢から解放されたのだ。




 そもそも元の時点で、僕へのハリツケは厳しい拘束じゃなかった。僕の体にカギ爪が刺さっていなかったのだから。


 画鋲でプリントを壁に刺すように、僕を直接カギ爪で刺して壁に固定する手もあったはずなのに。


 そうしなかったのは爆乳リボンの優しさか、あるいはただの判断ミスか。


 なんにせよ、僕は自由になった。




 二つの選択肢が頭に浮かんでくる。


 前者。爆乳リボンがあおむけで寝て休んでいる隙を突いて、こっそりこの部屋から脱出して次のステージに向かう。


 後者。爆乳リボンがあおむけで寝て休んでいる所に、馬乗りになって乳に肉棒を挟み、馬乗りパイズリで乳内射精。




 現実世界への帰還を目指すか、快楽に溺れるか。


 この二択で、選ぶべき道は明確だ。


 迷うまでもない。






「おっぱいッ♡ おっぱいぃぃッ♡」






 僕は一切のためらいなく、あおむけの爆乳リボンのお腹に乗った。


 馬乗りの体勢から自分の意志で、爆乳に自らの肉棒をねじ入れる!




 ズップン♡


「あうぅぅぅぅッ♡ やっぱり、気持ちいいッ♡」




 やっぱり爆乳リボンのおっぱいは最高だ。


 肉棒全体を左右から圧迫される悦びは、何物にも代えがたい。


 このまま射精欲に身を任せておっぱいにガツガツ腰振りしたいと、僕は乳房を横から持とうと両手を出して。






 乳房に手が届く寸前で、僕は動きを止めた。


 わずかに残った良心が、最後の懸念を漏らしたのだ。


 またしても性欲に負けて、許可なく乳内にペニスを入れて、爆乳リボンに謝罪のひとつも入れないのかと。




「ご……ごめんなさい……ごめんなさいッ……」


 今更ながら、僕は爆乳リボンに謝った。




 だが謝っている間も、肉棒は爆乳に挟まれたままだ。


 言葉に行動が伴ってない。声もか細い。誠意が無い。


 自分のしていることの滑稽さに途方も無い羞恥と罪悪を感じ、それでも目だけはそらすまいと、僕が爆乳リボンの瞳を見ていると。






 爆乳リボンは、優しく僕に微笑んでくれた。


 微笑んで、首を縦にふってうなずいてくれた。


 自身の後腕で爆乳を両側から圧迫して、乳内の肉棒に快楽を与え、僕に意思を伝えてきた。






 あなたを許します、と。


 私の胸でイッてください、と。


 パイズリセックスへの合意の意思を、明確に――!!






「あ、ああああああああああああッ♡♡」


 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!






 今までで一番激しい、肉と肉がぶつかりあう水音。


 爆乳リボンの明確な合意が、僕の性欲を爆発させた。


 たわわな双丘を横から掴んで谷間を窮屈にして、肉棒を爆乳にしゃぶりつかせて、ボリュームたっぷりの柔らかさを味わう。






「きもちい♡♡♡ 気持ちいいぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!




「もっと♡ もっとおおぉぉぉ♡」


 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!


「おっぱい好きぃ♡♡♡ 好きいいぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






 一度や二度……どころか、十や二十の射精でも足りないかも。


 僕の中から性欲が際限なく湧いてくる。上限が見えない。


 腰振りが止まらない。乳もみも止まらない。


 おっぱいで気持ちよくなりたい欲がとどまることを知らなすぎる。






「足りないッ♡ 全然足りないッ♡」


 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!


「あ、またイクッ♡♡♡ イグうぅぅぅぅぅぅッ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






「おっぱい好きぃ♡ 好き好き好きッ♡」


 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!


「好きぃ♡♡♡ 結婚してえぇぇぇぇぇッ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






 * * *






 その後、僕は爆乳リボンのおっぱいで射精し続けた。


 どちらが動くかはいつの間にか交代制になった。


 僕の方から爆乳リボンのおっぱいに腰を振って乳内射精して、僕が疲れたら爆乳リボンが動いて、爆乳リボンが疲れたら僕に交代。


 こんな形で、何度も何度も乳内射精を繰り返し、僕は爆乳リボンとのパイズリセックスに完全に溺れきっていた。




 当たり前だが、現実世界に帰ることなど僕はもう考えてない。


 爆乳リボンは僕が彼女に夢中になればなるほど機嫌を良くした。僕が彼女に依存すればするほど、爆乳リボンは微笑んでくれた。


 その笑みがどうしようもなく愛らしいものであることも相まって、僕は底なしに爆乳リボンの虜になっていった。




 乳内射精した回数について僕自身はもう数えていない。


 ただ、室内設備のパソコンが僕の射精回数をカウントしていたらしく、あるとき爆乳リボンがその機能を僕に見せてくれた。


 初めて射精回数を見た時、僕は驚いた。乳内射精の回数が九百九十八回だったのだ。




 あと二回パイズリで射精して、千の大台を目指す。


 僕と爆乳リボンは、その考えで一致した。


 そして今、まさにその考えを現在進行系で実行に移している所だ。






 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!


「きもちい♡♡♡ 縦パイズリ気持ちいいぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






「あと、一回♡ あと一回で、せんッ♡」


 バチュバチュバチュバチュバチュバチュ!


「おっぱい♡♡♡ おっぱい最高おぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡」


 どびゅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!






 これでパイズリ射精、千回の通算記録達成だ。


 よし。次は一万回を目指してみようか。


◆GAME OVER

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