#02アブノーマルAV【脱げない】 (Pixiv Fanbox)
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アダルト映像のADをしている俺、湯川 清貴(ゆかわきよたか)は撮影終了後、ラバースーツを着たAV女優 姫野 葉菜と2人だけにされてしまった。
とにかく、どこかで葉菜のラバースーツを脱がさなればと思った俺は葉菜に声を掛けた。
「僕は湯川 清貴、この撮影のADをしているんだけど、借りていたホテルの部屋をすぐに出なくてはならなくなってしまって… 今からどこかで姫野さんを着替えさせたいんだけど… 」
そう言って俺は言葉に詰まった。
なぜなら、男女2人で入れそうなのはラブホテルくらい、撮影していたホテルは人気で常に満室、しかも高級でとてもADの俺には払えそうになかった。
正直言うと、ラブホテルも微妙なくらいだ。
それでも、とにかくこのホテルを出ないといけない気がして、俺は葉菜にダウンコートのフードを深く被せ、手を引いてホテルを出た。
スタッフはもうどこへ行ったのかも分からない。
2人だけならと思い、俺は葉菜にある提案をした。
「申し訳ないんだけど、お金がなくてどこかへ入って着替えてもらうのが、厳しいので俺の家でもいいかなぁ?」
幸い、撮影をしていたホテルは俺の家の近く、とはいえ歩いて15分は掛かる。
そんな俺の提案に葉菜は指でOKサインを作って応えてくれた。
一路俺の自宅へと向かうことになったのだが、流石に満足に鼻呼吸もできず、目も見えない葉菜にとって15分の道のりはかなりキツかったのだろう。
途中、何度も休憩を挟みながら、ようやく俺の家に着いた。
家の鍵を取り出して、ハッとした。
俺の部屋は物凄くものが散らかっていて、足の踏み場もないほどだったから。
だが、葉菜の目が見えないことを思い出して部屋へと招き入れた。
玄関でブーツを手探りで脱ごうとする葉菜に俺は異変を感じた。
ニーハイブーツのふくらはぎ辺りにあるファスナーを葉菜は下ろせないようだったから。
近づいてよく見ると、ファスナーがレザーをしっかりと噛み込んでいた、しかも左右両方とも。
それでも葉菜は前傾になり、ニーハイブーツのファスナーを下そうと頑張っていた。
そんな葉菜を見て俺は言う。
「いいよ、そのままで、俺の部屋散らかってるから」
そう言うと葉菜は頭をぺこりと下げた後、俺に手を引かれて部屋の中へと入った。
そのままベッドまで誘導し座らせた。
「ごめんね、俺が慌ててブーツを履かせたもんだから、ファスナーが噛んじゃったみたい」
俺の言葉に葉菜は体の前で片手を左右に振り、“全然全然、大丈夫だよ”という意思表示をしてくれた。
そんな葉菜のラバースーツを早く脱がせて上げようと、まずは彼女の高級ダウンコートを脱がせようとして俺は固まった。
こちらもブーツ同様にしっかりとファスナーが噛んでいたから。
“これじゃあ、ダウンコートも脱がせられない!”
俺はそう思い妙な汗が大量に噴き出してきた。
俺は必死に自分に言い聞かせて、葉菜に話した。
「ごめん、一度ならず二度までもダウンコートのファスナーまでも噛んじゃって脱がせられそうにないんだ」
それを聞いた葉菜は流石にショックを受けたようで項垂れてしまった。
「せめて、ラバースーツのファスナーだけでも開けて、少しだけでも姫野さんの体を楽にしてあげたいと思うんだけど… 」
そう言うと葉菜に俺の気持ちが通じたようで恥ずかしそうにタイトスカートを捲り、股を広げた。
恥ずかしさからか、ピンと張ったレザーのスカートが小刻みに震えていた。
ダウンコートが脱げなくなり、首元のファスナーを下ろすことができないと葉菜は理解したのだろう。
俺は葉菜の行為に報いるため、ますはラバーシートを剥がそうとしたのだが… 。
「えっ!なんで?」
俺の貼り付けたラバーシートはしっかりとくっついて剥がせない。
爪先でラバーシートを剥がそうとしたが、全くダメだった。
「なんで取れないんだ!」
俺はムキになって股のラバーシートを剥がそうとしていると、葉菜が体を震わせながら股を閉じてしまった。
それだけではなく、苦しそうな嬌声を一瞬だけ発して体を大きくピクンと痙攣させた。
股の部分を必要以上に触ったので葉菜を気持ち良くさせてしまったのだろう。
ラバーシートを剥がそうと弄っていた辺りに葉菜のマン筋の割れ目が重ね着しているにも関わらずしっかりと浮き出ていた。
「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ」
そう言い訳する俺に葉菜はギュッと抱きついてきた。
そして、そのまま2人でベッドに横たわった。
ラバースーツどころかダウンコートもブーツも脱げなくしてしまったのに、俺にお礼を言うように抱きついてきた葉菜を俺は抱きしめた。
優しく抱きしめ返してくれる彼女にとって俺はいい人なのだろう。
少し冷静になった俺は恐ろしい2つの事実に気づいてしまい青ざめた。
1つは仮にラバーシートを剥がせたとしても、ファスナーはロックされていてラバースーツが脱がせられないということ。
もう1つはファスナーのないラバースーツとラバーマスクを滑止め剤と称した接着剤で完全に彼女をラバースーツに閉じ込めてしまったということ。
とにかく、今は自分だけではどうすることもできないと分かった俺は撮影スタッフの先輩に電話をすることにした。
電話に出ることは期待していなかったが、彼女のために今できることは全てやろうと思った。
コール音が何度かした後、出た!
「おっ!湯川か?まだ、姫野 葉菜とは一緒か?」
「はい、彼女のラバースーツを脱がせられなくて… 」
「ちょうど良かった、今から言うところへ来てくれ!」
“助かった!”
俺は純粋にそう思った。
しかも、近くで別の撮影をしているようで、電話越しに聞こえてくる背後の音が騒がしかった。
俺は指定されたところへ葉菜と向かうことにした。
これで葉菜をラバースーツから解放してやる事ができる。
その時はその思いしかなかった。
つづく