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『裏・卒業アルバム』を楽しんでいただき、ありがとうございます!

あとがきということで、ここでは各キャラに対する私の思いや考えを書いていきます。

※毎週水曜日に行っているライブ配信で話した内容と基本的には同じです。

作者が思う『リアル中二病』患者

猪原さんのコンセプトは『リアル中二病』です。中二病というと、「俺の右手が……!」とか「私の左眼が……!」みたいなイメージです。でも正直言って、私はそんな人に会ったことがありません。ネットミームとして存在しているということは、どこかに原典が実在する可能性は大いにあるのですが、もし実在したとしてもかなりのレアケースなんじゃないかと思っています。もっと日常的なレベルでの中二病患者ってどんなヤツなのか?その1つの答えが猪原さんです。

 一言で表現すれば、猪原さんは自分のことを『主人公』だと思っています。もちろん自覚はありません。ただ、「自分には『使命』があり、それを果たさなければならない」とか「使命を果たすためならばどんなものでも犠牲にできる」とか、そういう悲壮(笑)な信念を抱えています。もし猪原さんが『かつて悪の魔王を封印して世界を救った勇者の血を引く女の子』で、復活した魔王を打倒する旅に出る、というならその使命感も尊く見えますが、あいにく猪原さんは『一般人』です。まだ親のお金がないと何もできない子どもでしかありません。周りの人からすると◯校生の分際で何をそんなに深刻ぶって気負っているのかが理解できず、本人はどこまでも真摯で必死なのに、クラスメイトからは「アイツ自分に酔ってやがるな……」と遠巻きに呆れられている。そんなイテテな女の子が猪原さんなのです。猪原さんにはわかりやすい邪気眼などはないのですが、「自分は他のヤツらとは違う、越えるべき試練と果たすべき使命を持つ選ばれし人間だ!」という感覚を持っている、という意味では邪気眼持ちと大差ありません。これを中二病と言わずなんと言うか。これが私の思う『リアル中二病』です。

 猪原さんの『主人公願望』が中二病のいち形態だったことは、卒業後の精神的成長によって証明されることとなります。見事キャリア組として警察官になった猪原さんは、学生時代を思い出すたびに「なんで昔の私はあんなに必死だったんだろう」とか「もっと楽しく青春しとけば良かったな」とか「絶対クラスメイトとか友達とか、引いてたよね」などと後悔&反省しています。まさに“若さゆえの過ち”だったわけで、中二病が寛解した今となっては、過去の自分の言動は完全に黒歴史になっています。

 猪原さんは総合力で言えば3年C組でもトップクラスのハイスペ女子です。運動神経良し、成績良し、責任感が強く義侠心に溢れ、スタイル抜群、ルックスも平均以上。そのスペックを十全に発揮できていれば、もっとたくさんの友達に囲まれ、素敵な彼氏もできていただろうし、楽しい学校生活を送ることができていたはず。なのに、未来の自分が思わず赤面してしまうような中二気質を晒したために『残念女子』に成り下がった悲劇の女の子なのです。

堅物女子のハレンチボディほど素晴らしいものはない

 「堅物な女性がスケベな肉体をしている」というのは典型的すぎてもはやチープですらありますが、それでもなお抗えない魅力を放つ設定です。私がキャラ造形を行う際の「何らかの形でバランスを取りたい」という希望にも合致します。少なくとも学生時代の猪原さんは、負傷して無念の引退をした父に代わって警察官になるという使命を果たすために過剰なまでにストイックになっていました。そんな中、猪原さんは警察官になるなら身体能力の高い男性の方が有利だと考えるようになり、さらには「自分は男として生まれてくるべきだった」と思い悩むまでに追い詰められていました。それなのに、自分の身体がどんどんグラマラスに、男を誘惑するためのボディラインに変貌していくのですから、猪原さんのイライラはMAXでした。猪原さんがいつもピリピリしてヒステリー状態に陥っていたのは、この引き裂かれた心身も要因の1つだったのでしょう。

 猪原さんの巨乳は乳房の位置が高く、まるで風船のようにパンパンに張っているのが特徴です。ブラジャーがなくてもほぼ理想的な形を維持でき、薄手のTシャツなどを着るとリアルで『乳袋』ができてしまう、希少なエロ乳です。猪原さんの立場からすると、マウントでも何でもなく「胸が大きすぎて困る」のです。運動するときに邪魔だし、剣道の防具をつけると息苦しいし、何よりエロ男子からの視線には虫酸が走る。教室で騒いでいる男子に文句を言っても、彼らは怯えたり萎縮したりするのではなく、自分の巨乳を見てニヤけているわけですから、そりゃムカつきますよね。

絶対に全裸写真なんか流出してはいけない立場なのに……

 女性にとって全裸写真が流出することは計り知れないダメージになりますが、猪原さんの場合、その職業上の立場ゆえに、さらなる致命的影響が出るでしょう。何せ、猪原さんは若くして警部の座にある、将来有望な警察幹部候補なのですから。治安を維持し、正義を貫く立場にある女性が、全裸写真という決定的な弱みをネット上で販売・流布されているというのは、どう考えても健全ではありません。もし全裸写真をダシにゆすられて、職務を正しく遂行できなくなったら?もし全裸写真が個人特定されたなら、将来の幹部候補が簡単に盗撮被害に遭っていたという事実は警察全体の威信を揺るがす一大スキャンダルに発展するかもしれません。猪原さんに落ち度はありません。警察官になった後ならともかく、学生時代に盗撮被害に遭ったことを自己責任として追及するのはあまりにも理不尽でしょう。しかし、それでも、猪原さんがその全裸を消費物として売買されている身だと判明したなら、警察庁は彼女を幹部候補から外すしかありません。さらには、自主退職するように促すことにもなるでしょう。世間様に自分の乳首の色形や陰毛の生え方を晒してしまった女性が、人々を守る資格などないのです。

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Comments

八

このページのようにPDFではなくJPGかJPEG等で画像を配布してもらうことは可能でしょうか?

ピープ・ピープ

八さん jpeg等での配布は可能です。その場合、ページに画像を貼り付ける形式(このページのような感じです)が良いか、画像をまとめたファイルを添付する形(PDFファイルを配布するときのような感じです)が良いか、ご希望はありますか?

八

画質などに影響がないのであればどちらでも大丈夫です!