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「うぅ… ああぁ…」 雪の降る雪原に少女の苦しげなうめき声が響く。 広美は両腕を後ろ手錠で繋がれた上、鉄製の重い首輪と鎖で連結された。手錠と首輪を結ぶ鎖は短く、少女の細い両腕は過酷なまでにねじり上げられており、見るからに肩や手が痛そうだった。更に首輪から連結された鎖を引かれ、雪の中を連行される。 「ぁぁ… 寒い…苦しぃ… 許してください…」 広美は慈悲を請うものの看守は聞き入れず、無視して冷酷に鎖を引き続ける。両足の枷を繋ぐ鎖も短く、よちよち歩きでしか歩くことができない状態だ。時折、広美の歩きの遅さに苛ついた看守は鎖を強く引っ張り、その度に何キロも重さのある鉄首輪が少女の細い首に食い込み、「ぐふっ かはっ かはっ!」と苦しげな声を上げる。 背中で両手を繋ぐ辛い鉄枷により、広美の両腕はミシミシと悲鳴を上げ、不自然な姿勢で折り曲げられた両腕は痛みと寒さからプルプルと震えていた。枷の食い込む手首には血が滲み、鞭傷で覆われた細腕に更に雪が降りかかり、しみて断続的な苦痛を少女に与えていた。 「お…お願いします… なにか…羽織るものを…くださぃ… うぅ…」 広美は消え入るような声で、何か温かいものを羽織らせるように懇願する。痛みと寒さで、少女は限界に達しようとしていた。しかし、震える少女に与えられたのは温かい衣服ではなく、冷たい鞭の一撃だった…。  ■原作:カルシファー  ■イラスト構成・構図:このさきれむ様  ■キャラクター:MIRUA様

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