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春日みなとは、冷たい石造りの牢獄の中で両手を吊るされていた。鉄製の枷に繋がる鎖が彼女の細い手首を締め付けるたび、鋭い痛みが走った。蝋燭の微かな明かりが揺らめき、暗い部屋に映し出された彼女の影が、怯える獣のように震えていた。
囚われてから、どれだけ時間が経ったのかは分からない。牢は薄暗く、ただ冷たい空気が彼女の頬を撫でるばかりだった。
枷の鎖が重たく軋む音が静寂を破った。みなとは手首をねじるようにして鎖をいなし、何とか体勢を変えようとする。
痛みに耐えながら、彼女は心の中で静かに祈りを捧げた。
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