カムイVSアイラ 二匹の獣のボクシング⑦ (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-09-07 12:46:36
Imported:
2026-06
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アイラのボディーブローに悶絶しながらダウンをしていたカムイだったが、審判が10カウントを取る直前にゆっくりと立ちあがった。
「よくも、リングの上でこの僕にゲロを吐かせてくれたね…。アイラ…。」
カムイは汚れた口をボクシンググローブで拭いながら怒りに満ちた表情でアイラを睨みつける。
「立ち上がりやがったか。まあこれで終わりはつまらないからな。もっとも、その潰れた腹筋であとどれくらい闘ってられるかな?」
周りの観客、そして審判までもがカムイの表情に怖気づく中、アイラは涼しい顔で睨み返す。
「ゆるさないよ…。」
カムイがそうつぶやくと、審判が試合を再開させる。
次の瞬間、まだ構えを取っていないアイラの懐にカムイが突撃してきた。
「な…!!」
ドグチャッ!!!!
「ぶげばぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
アイラが気付いた頃には、天井に向かって吹き飛ぶ自分のマウスピース、そして唾液と血が撒き散らされる光景がその眼に写っていた。
「ははははははは…!!!!!!」
アッパーカットが直撃してリングに沈みゆくアイラを見ながら、カムイは不気味な笑顔を見せていた。
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