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日頃よりご支援いただき、誠にありがとうございます。

本日は8月に発売しました小説『仄暗い窟の奥底で』の裏話をご紹介いたします。

当時活用していた資料やラフと併せてお楽しみいただければ幸いです。

※ネタバレにならない範囲でのご紹介になります。


こちらが商品URLになります。残りわずかとなりますのでご購入はお早めに。

(2024年12月21日現在)

IFrame URL



①表紙

表紙はいわばその本の顔になる部分、色々と案を練らせていただきました。

ムトー様からアイデアをいただいた後、イメージを膨らませながら様々なシチュエーションを立案してきました。

立案する上で遠くからでもキャラに目が行く事、表紙から内容がイメージできる事……この2つは絶対大事だと意識しながら描いていました。

まず成人向けだと一目で分かるようにするため、ストレートに裸にしました。他にも周りが暗い色であれば、自ずと肌の色が目立つ(=裸に目が行く)という効果もあるため、どの案も裸なのは一貫していました。

あとはどのようなシチュエーションにするか……そこから試行錯誤し、複数案を練らせていただきました。路地裏の触手に追い詰められる、触手に飲み込まれる寸前、触手に拘束されている……「これからどうなるんだろう?」と見ている方の想像が膨らむように描きました。他にも身体をまさぐったりと触手が持ついやらしさやエロティックな部分も盛り込みました。

ちなみに触手がヴェールに触れているのは『ヴェールを脱がせる→挿絵2の状況になる』という過程をイメージして描いたものになります。耳につけているイヤリングも挿絵2の状態を意識して追加しました。



②ロゴ

ロゴは明朝体をもとに色々手を加えていました。

パーツを分割しては一部を極端にしつつ全体のバランスを意識しながら調整しました。あとはエロティックな雰囲気が出るように、奥に何か続いているようなイメージが伝わるように色合いを調整し立案しました。



③裏表紙

構図に関してはバッヂと触手を合わせた案、ランドソルを上から見下ろす案、主に2つのタイプを描き提出しました。

その後、後者の案を気に入っていただけたことで今の構図になりました。

触手や人の配置、影の入り具合等々……打ち合わせで細かい箇所を調整したことでアイデアがまとまりました。

知らないうちに侵食している触手の不気味さ、どことなく感じる不穏さを表現することは一貫していました。ちなみに子どもたちが触手の方へ走っていく描写は、危ない場所へ足を踏み入れていく怖さを表現するために追加しました。



④挿絵1

ムトー様から教えていただいた内容をもとに構図を複数練らせていただきました。産み付ける側、産み付けられる側……案を練る際、その関係性が伝わる構図で描くことは一貫していました。

触手が巻き付いて下着のようになるというアイデアをいただいた際は「この発想すごい!すごく良い!」と一種の新鮮さを感じていました。元々触手をえっちな悪戯をするもの、衣服×触手といえば鎧の内側に触手が潜んでいる『触手鎧』を考えていました。下着のようになるというアイデアはすごく新鮮に感じました。本当にすごいと思います。

そのアイデアを形にしつつ、ご指定いただいた触手の形状にも合うようにする……それを意識しながら描いてイメージを膨らませたり、デッサン用フィギュアに練り消しを巻き付けて構図を考えたりと色々試行錯誤していました。

触手を強調する案、卵を見せつける案等々……不気味さや恐怖が伝わるように表情の見せ方も工夫しました。

背景に関しては黒色でキャラの裸(=白い部分)を強調させるため、怖いと感じられる雰囲気にするため、真っ黒にしました。



⑤挿絵2

背景、シチュエーション、クライマックスのシーンであること……色々と教えていただいた後頭の中で情報を整理しつつ案を練らせていただきました。光を放つのは共通しているのですが表情や細かい等が真逆な案を提出しました。

1つ目は気絶している表情の色っぽさや清らかさが感じられる案、2つ目は泣きながら抵抗している表情を描いた加虐心をくすぐるような案になります。

ムトー様に提出したところ、表情や抵抗している感じを気に入っていただけて2つ目の案に決まりました。

そこからさらに打ち合わせをし『膣に挿入されている触手は周りとは一線を画す、一目で他の触手とは違う感じが欲しいです。』というご注文をいただきました。

他とは違う触手、クライマックスのシーンということもありデザインのグレードを上げる必要がある……それを念頭に置き試行錯誤しました。ゲームキャラの進化方法を思い出したり、触手について調べながらデザインを考えていきました。

膣に挿入する触手なので硬さやゴツゴツ感を感じさせるデザインは尚更避けるべき、ディテールを加える際は丸みや曲線であるべきという考えは一貫していました。

丸く柔らかいイボイボが付いているもの、複数の個体が合わさったもの、その両方の特徴を合わせ持つもの……複数案を提出し2番目の触手で落ち着きました。

その2番目の触手に関しては、複数のキャラが集まり進化するイメージで描きました。太さやうねり具合、色も他とは異なるためご注文内容の『他の触手とは違う感じ』が出せたと思います。


⑥触手について

触手を描く際、感情や意図を感じられるように描くことを常に意識していました。この触手はどうまさぐろうか考えている、こっちは身体の感触を楽しんでいる、あっちはおっぱいを搾ろうとしている等……触手も生きていますし少なくとも本能や意志があるとも考えています。だからこそ本能の赴くままに陵辱したり、自ずと触り方がいやらしくなるんだと思います。

触手を描くうえで悪代官や悪い権力者をよくイメージしていました。可愛い町人の子に悪戯しようとする雰囲気、身体をまさぐるいやらしさ、己の欲のために貪るあの感じ……その要素を頭の中で膨らませ、触手と受け側に置き換えながら描いていました。


⑦小説の内容について

ムトー様から献本をいただいた際、一読者として楽しく読ませていただきました。

めちゃめちゃ面白かったです。最高でした。

ホラー要素があるため全体的に緊張感はありつつも、日常の和やかなシーンも挟んでいるためメリハリもあり、とても読みやすく没入感を味わうことが出来ました。

キャラの描写にも力が入っており、状況や表情が自然と脳内でイメージすることができました。その分感情移入もしていたため、読んでいる際「え!?この子ピンチじゃん?!!」「このシーンすごくえっちだなぁ…!」といろんな想いが溢れ出ていました。

ネタバレになるので名前は伏せておきますが●●●さん、●●●さんと●●さん、●●●さんのシーンが特に大好きです。


⑧あとがき

今回ムトー様にお声がけいただいたことで普段できない経験を沢山させていただきました。打ち合わせを重ねつつ、いただいたご提案やアイデアから様々な知見や経験を得ることができました。

この場をお借りして心より感謝申し上げます。



この度はご購読いただき誠にありがとうございました。

より一層精進して参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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