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俺には亜優(あゆ)という幼馴染がいる。

静かでかわいらしい子なんだが……一つ気になることがあった。

それは……痩せていること。


昔から細かったイメージがあるが、高校1年生になった現在でも依然としてスレンダーだ。

体重は知らないが、重くても40kg台前半だろう。

何か食事制限でもしてるんじゃないかと思ったが本人曰く『元々食欲があんまりない』とのこと。


だから身体のどこを見ても脂肪はあまり付いていない。

脚は細く腕も細く、顔も腹も無駄肉は無かった。

ついでに言うと胸も尻もあまり無い。


女子たちからすると羨ましい体型なのかもしれないが……

もう少し体重が多い方がいいのではないかと思ってしまう。

……決して胸がもう少し大きかったら……とか考えてはいない。

普通に心配になる。


だがいっぱい食べろと言っても無理なものは無理だし……

一体どうしたら良いんだ?



そんな風に悩んでいた俺は食欲を増やす方法をあれこれと調べて模索していた。

当然すぐには有力な情報など出てこない。

けれども俺はずっと探し続けて……


(おっ、これはどうだ?)

とある通販サイトのページを見つけ出した。


売っていたのは"食欲コントローラー"という何とも不可解な装置だ。

何やらこれを相手に向けてダイヤルを弄れば、食欲を増やしたり減らしたりできるらしい。

しかも相手に気づかれずに操作する事だって可能なのだとか。


(これはいいな……買っておくか)

俺はすぐにカートに入れてしまった。


……だが、本当に効果などあるのか?

ガラクタを買ってしまうだけのような気がする。



---



2日後、俺の元に例のコントローラーが届いた。

これをこっそりと使えば亜優の食欲を適正レベルにまで増やせる。


早速使ってみるか……



俺はすぐ近くにある亜優の家まで行った。

「恵人(けいと)、どうしたの?」

不思議そうな顔をしてこっちを向いている。

「ああ、一緒に宿題でもしようかと」

「わかった……じゃあ家に入って……」


まあ昔から知ってる中だから、すぐに家に入ることができた。

他の女子だったら無理だな……


(……今がチャンスだ)

俺たちは現在、階段を登って亜優の部屋まで行こうとしている。

そして亜優は少し先を歩いていて、こっちを見ていない。


咄嗟に俺は食欲コントローラーを取り出し、そして変更ボタンを押した。

ダイヤルは事前に合わせてある。

……食欲が平均より多めになる設定に。


だって元が痩せ気味なのが普通の食欲になった所でそんなに太らないだろ?

それより一時的に食欲を多めにして、ある程度太った所で普通に落とせば健康的な身体になる。

まあ悪くはない作戦だ。


(……よし、任務完了)

ボタンを押した後、すぐに鞄の中に仕舞った。

亜優は気づく事さえないだろう。


……確か効果はすぐに現れるとか。



俺たちは亜優の部屋に入り、そして宿題を始めた。

しばらくはなんてことの無い時間が過ぎていたのだが……


『(ぐぅぅ)』

小さく、しかし確実に……亜優のお腹が鳴った。

今まで亜優の胃袋がはっきりと空腹を訴えたことは無かったと思う。

もしかすると……本当に食欲が増えたのか?


「なぁ亜優、お腹が空いたの?」

「えっと、えっと……!多分……!」

顔を赤くして、アタフタしている亜優。

きっと今までこんな経験が無かったんだろう。


「じゃあ宿題はこの辺にして、一緒に何か食べるか?」

「そうだね……じゃあお願いします……」


こうして、俺たちは一緒に東案下駅前にあるハンバーガー屋に向かった。



……


ハンバーガー屋の目の前に来た時だった。

『(ぐううぅぅぅぅ……!)』

「う、ううぅ、おかしいなぁ……

お腹が凄く空いちゃった……!」

そう言って亜優が腹を擦っている。


どうやら食欲がかなり増えているらしい。

これは想定以上に増えているかもしれないな。

もしかすると今まで食べてなかった反動でも来てるのか……?



店の中に入り、注文することになったのだが……

「な、何頼んだら……いいの?」

亜優はこの店に来たことがないらしい。

もしやハンバーガーをほとんど食べたことがないのかも。


「じゃあ俺が代わりに頼むよ。

ウルトラバーガーセットにしておくか」

「なにそれ……?」

戸惑う亜優を無視して俺はウルトラバーガーセットを1つ頼んだ。

だが自分はノーマルバーガーセットにするんだけどな。



しばらく待ってから、席に注文したセットがやって来た。

「ノーマルバーガーセットとウルトラバーガーセットです!」

「えっ……!?

こ、こんなに……食べるの……?」

肉厚のハンバーグが3つ挟まった、巨大なハンバーガーだ。

しかもセットで付いているポテトだってかなり量が多い。

そりゃびっくりして当然だろう。


「ねぇ、恵人がこれ食べてよ……」

「だって今亜優はすごくお腹が空いてるだろ?

これぐらい余裕なはずだ」

「無理だって……!」

「行ける行ける」


嫌がっているが、それも無理はない。

きっと1日の総摂取エネルギーよりも多いだろう。

こんな量の食事を摂った事さえないのかもしれない。


「……じゃあ食べてみる」

しかしどうにも観念したらしい。

意を決した亜優はハンバーガーを口に運び……


「……!美味しい……!

何これ、今まで食べたことないよ……!」

一瞬で明らかに亜優の目が輝いた。



……それからは一気に食べるスピードが上がった。

最初こそ恐る恐る食べていた感じだけど、すぐに周りと大差ないスピードになり……

そして遂にはバクバクと勢い良く食う程になった。


しかもポテトも次々と口の中に放り込む。

いつから亜優はこんなに食うようになったんだ!?

……まあ俺のせいなんだが。


こうやって見ると……想像以上に強力なんだな、あのコントローラーは……

ガツガツとハンバーガーに食らいついてる亜優の姿は、何だか現実の光景とは思えない。

何かコラージュ画像のようにさえ見える。



そして、遂に俺が食べ終わって少ししてから亜優も完食してしまった。


「わたし……何でこんなに食べちゃったんだろう……!

でも美味しかった……!」

自分自身で驚いているようだった。

当たり前だろう。


「また行こうな、亜優」

「うん!」


よし、この調子なら少しは太ってくれるだろう。

そうしたら俺も安心すると言う所だ。



---



あれから1カ月が経過した。

その後も亜優の食欲は多いままだ。

いや、多すぎるといった方が正しいかもしれない。

女子の中でも少ない方だったのに、今やよく食う男子に匹敵すると言えるレベルだ。

昼飯は食堂のかつ丼大盛りみたいな感じで、そして休み時間にはポテチも食らい、晩にもいっぱい食ってるらしい。

夜の9時に電話した時は明らかに夜食のカップラーメンを食ってる感じだったな……


そういう訳で亜優の体型は少しずつ……というより急激に変化している。


「恵人……どうしよう……

私急に凄く太っちゃった……」

学校から帰る途中、亜優が太ったことについて喋りだした。

さすがの変化に亜優も驚いているんだろう。

何せ体重が44kgから一気に60kgにまで増えたのだから。


こんなに太ったせいか、イメージも一変してしまった。

華奢だった脚はしっかりと贅肉が付き、むしろムッチリと言えるレベルに太くなった。

ニーソが太ももの肉にしっかり食い込んでるのが何ともいえない。

尻も小尻だったのが今やデカい方で、制服姿でも丸みをしっかり感じ取れる程に。

そして胸だが、こちらもほとんど存在感が無かったのに今でははっきりとブラウスを押し上げている。

今までがAもあるかどうかだったのに、DかEはあるんじゃないか?


けれども、腹も着実に出っ張りつつある。

制服だとそこまで目立たないが、私服だと大分腹回りがパツンパツンになっていたりする。

軽く触ったこともあるが……見かけ以上にぷよぷよとした贅肉がヘソ周りに付いていて驚いた。

確かに前まできゅっと括れていたのに、今は全然括れてない感じがする。


「うーむ……」


すでに痩せ気味どころか太り気味、いやデブの道を歩みつつある亜優だが……

一体どうしたら良いだろう。


俺は、亜優の事をどうしたいんだ……?



確かに亜優はもう太り気味で、下手すると痩せた方が良いかもしれない。

だが……折角痩せ気味のちょっと心配になる体型を脱却できたんだからな……

食欲を戻したらまた痩せてしまうだろう。

強引に食欲を操作してるだけだからな。


とすれば……もう少し様子を見るしかないだろう。

……いや、むしろ今までが痩せすぎてたんだ。

逆にしっかり太ってどっしりした身体になった方が亜優にとっても良いだろう。

……俺は決してデブが好きだとか、そんなことはない。

ないはずだ……

だけど、あと1カ月はこのままで様子を見ておこう……


「恵人……?どうしたの?」

「あ、すまない……」

相当に考え込んでいたらしく、待ちぼうけになっていた亜優が話し掛けてきた。


「別に今のままでもいいんじゃないか?

逆に今までが細すぎたんだ」

「そう……?でも……」

「多少太ってても全然問題ないし、亜優は変わらずかわいいだろ?」

「ちょ、ちょっと……!」

俺の言葉を聞いて急に隣にいる幼馴染が顔を赤らめ、そして顔を手で隠した。

……こういうこと言われ慣れてないのか?


「すまんすまん。

だけど、俺は全然問題ないと思ってる。

心配しない方が良い」

「……分かった、恵人がそういうなら……」


どうやら納得してくれたらしい。

良かった。

これでしばらくはこの状態が続くだろう……



---



あれから更に1カ月が経過した。

既に日付は7月になっている。


結局、亜優の食欲は多いままにしておいた。

まあそんな設定なんだから当然どんどん太っていくしかない。

……という状況が続いているのだが、俺は亜優の家まで呼び出されていた。


「ねぇ恵人……私本当にこのままじゃ……!」

あたふたと焦っている亜優。

その理由は姿を見れば一目瞭然だ。

明らかに凄く太っている。


元々が44kgだった分、まだ超デブという感じではないが……

いや逆に前が細かっただけに太くなったのが余計に目立っているのかもしれない。

どちらにせよデブと呼んで差し支えないレベルまで育っているのは確かだった。


まず脚はかなり太くなってしまい、歩くとタプタプと肉が揺れるのがハッキリ分かるほど。

太ももはとてもムッチムチで、触ったら凄く柔らかそうだ……

ちなみに靴下が入らなくなったのか今は生足になっている。

尻は当然デカさを増していて、穿いている私服のスカートがいかにも窮屈そう。

こんなに下半身がどっしりするとは思わなかったな……

割と……いやらしい感じだ。(何を言ってるんだ俺は)


次に観察すべきなのは腹部だろう。

1カ月前はポコッと出ていた感じのヘソ周りだったが、立派な段々腹に育っている。

着ているTシャツがパツンパツンで、捲れ上がって強制ヘソ出し状態だ。

かつては縦に伸びていたはずなのに、横に潰れたヘソを見ると哀愁が漂う……

シャツからはみ出る駄肉は非常に柔らかそうで、揉んでみたくなるな……


最後に、胸と顔を見てみるか……

太るにつれて徐々に存在感を増している胸だが、ついにメロンみたいなデカさに育った。

シャツが胸の辺りで明確に膨れていて、なるほど……腹を包む生地が足りなくなるのも納得する。

カップは不明だがGはあってもおかしくない巨大さだ。

こんなに育つと普段からもプルンプルンと揺れるようになり……まあ目のやり場に困る。

顔は……もう小顔とはお世辞にも言えない。

しっかり膨れた頬や、堂々とした二重顎を見ると貫禄さえ感じてしまう。

俺としてはかわいいと思うのだが、『デブ過ぎだよな』という男子も増えてきたな。


こんな感じで亜優は肥満体型へと変化を遂げていた。

俺としては、まあ悪くない身体だとは思うのだが……

いや、待てよ……前まではこんなデブを見たら『痩せろよな』って嗤ってたはずだ。

なのに『丁度良い』とさえ感じてしまっている……

……ま、まあそれはどうでもいい。


女子としては到底受け入れがたい事実なのだろう。

亜優はどうにかして痩せたいと思っているらしい。

確かにクラスでも一番デブな部類になってるからな……


(流石に食欲は元に戻してやってもいいか……?)

こんなに太ったんだから、もう太らせるのはいいだろう。


「失礼だが、今何kgあるんだ?」

「えっと……76kg」

76kg……既に元から32kgも増えてんのかよ……

そりゃ凄くデブったように見えるよな。

制服だって買い替える羽目になってたらしいし……


どうだろうな……ここまで太ったら食欲が元に戻っても中々痩せることは無いだろう。

そしてこの2カ月間でいっぱい食うことの楽しみを存分に経験したんだから、前みたいな痩せ気味の身体に戻りはしない……

この辺で食欲増加を切っておくか。


「亜優……急にここまで太ったのはびっくりするよな。

だけど俺は今の亜優もかわいいと思っている」

「え、えっと……!?」

また亜優は赤面している。

そろそろ慣れたらどうだ?


「まあ食欲が急に増えたのは、多分今までが食わなさすぎだったから。

きっとそうだろう。だから反動が来たんだ」

「……確かに、今まで食べてなかった……

だったら、合ってるかも……」

「これから落ち着いてくると思うし、そんなに心配するな。

俺は亜優がデブろうが全然気にしてないから」

「……ありがとう」

とりあえず体重の激増に動揺してる亜優を落ち着かせるために、色々と言ってみた。

……実際今の全身贅肉たっぷりの姿の方が、なんというか……魅力的な体つきだと思うし……



段々亜優も落ち着きを取り戻し、冷静になって来た。

もう俺の役割はこれで終わりだろう。

「じゃあ俺はこれで失礼するぞ」

「ごめんね……変な事で呼び出して」

「別に幼馴染なんだ、気にすることは無い」

「ありがとう……」


俺は今から亜優の家から出る、のだが。

ここで重要なステップがある。

そう、今からこっそりと食欲を元に戻してやるんだ。


俺たちは今亜優の部屋から出て階段を降り、玄関まで向かう最中だが……

あっちの方が先に進んでいる。


このタイミング……!


俺はすぐさま食欲コントローラーを取り出して、そして変更ボタンを押す。

ダイヤルは『無効化』に合わせてあるから、これでリモコンの効果は0に戻る。


(……セーフ)

前回と同様、今回も無事に気付かれずに食欲を操作する事ができた。

……亜優もこれで太っていくことに悩むことは無くなるだろう。



---



更に1カ月が経ち、8月になっていた。

半分を切ったとはいえ夏休みは続いていて、しばらくはのんびりした気分を味わえそうだ。


それはそうと、亜優の体型は……

『(バクッ……もぐもぐ……)』

デカいハンバーガーを無心になって食べまくってる亜優。

まさにデブに相応しい姿で、ある意味かなり映える。


……これで察することができるように、更にデブっていた。

食欲は確かに落ちてはいる……ように感じるのだが、元に比べて依然としてかなり多いまま。

一体どうなってるんだよ?って思ってたんだが。

どうやら2カ月間にわたって食いまくった結果、亜優の食欲そのものがどんどん増加してしまったらしい。

結果、リモコンのプラス効果が消滅しても大食いの傾向は残ったままという訳だ。


ハンバーガーを頬張ってるからか余計に顔がデカく感じるし、顎はもうタプタプになっている。

掴んでる手も丸っこく、腕はせわしなく贅肉が震えてしまう。

そしてテーブルの上に乗る胸はまさに巨大そのものだ。

……これが華奢で身体も食も細かった亜優とは思えない。

でも喋り方とか性格は変わってないんだけどな。

陽気なデブになった訳ではない。



「ふぅー、今日もいっぱい食べちゃった……」

ハンバーガー屋から出た後、俺たちはおなじみの公園で休憩していた。

ベンチがあるのだが、ミストが散布されてたり屋根があったりして夏場でもそこそこ快適だ。


ゆっくりしている亜優だが……俺は座っていなかった。

……まあ体型の観察に忙しいだけだが。


(これは80kgは軽く超えてるだろなぁ……下手すると90kgはあるか?)

既に体重計に乗る事自体が恐ろしくなったらしく、何kgなのかは分からない。

それでも90kg位あってもおかしくないだろなという見た目ではある。


脚はかつて細かったのが冗談に聞こえる程にぶっとくなった。

座ってるからか太ももの贅肉が横に広がり、2人分ぐらいのスペースを占有してしまっている。

スカートがめっちゃ短いせいでほぼ丸見えだ……

そして尻はスカートがそろそろ耐えきれない程デカく膨れてて……

言っちゃなんだが下着の白いパンツがチラリと見えてることも多い。

本人に言った方がいいのか分かんないが……凄く恥ずかしがるだろうし……


でも、ぼよんと出っ張った腹がシャツから思いっきりはみ出てる方が正直目立ってるな……

座ってるせいで大きくせり出した腹の駄肉が股の部分を超えて太ももにまで乗っかってる……

段々腹どころか丸々した太鼓腹で、まあよくここまで育ったなという感じだ。

ちなみに揉んでみたことがあるのだが……女子らしい柔らかい皮下脂肪中心の駄肉で、かなり心地よかった。


そして胸も非常に育っていて、もう華奢でスレンダーだった過去が微塵にも思い出せない。

Tシャツがこれでもかとギチギチに引き伸ばされ、ブラの形がクッキリ浮かび上がってしまう程だ。

きっとHカップはありそうな、そんなバストに成長していた。

確かに胸単体で見れば凄いデカさだし、歩く時にブルンブルン豪快に揺れるのがいやらしいのだが……

でもそこまでは目立たないのがなんだか不思議な感じだな。

最後に顔の方を見てみると……

頬は膨れまくって輪郭は真ん丸、顎肉たっぷりで完全にデブの顔だ。

汗はダラダラと流れてるし、如何にも暑苦しい……でも俺はかわいいと思うけどな。


そして、顔は真っ赤に染まっていた……


「私……すごくすごく太っちゃったよね……

ジロジロ見たくなるのもわかるけど……」

「すまない……」


亜優はもう……巨デブだ。

多分、体重は元々から2倍にはなっている……

だけど……俺はそんな亜優がかわいいと思ってしまった。

以前よりも……


「なあ、亜優……」

「……?」

「別に俺は、太った亜優もかわいいと思ってるからな」

「……お世辞は言わなくても」

「気を遣ってる訳じゃない!

俺は……今の亜優も素敵だと思うぞ」


「……恵人……!」

(物理的に)重い腰を上げた亜優は、目をキラキラさせている。


「だから、別にこのままでいいんじゃないか?」

「……そうだよね!

ありがとう……恵人!」


何だか妙に『良い感じ』の雰囲気になってしまった。



「……じゃあもう1件……どこかに食べに行こう!」

「えっ……?」


……いや全然『良い感じの雰囲気』ではなかった。

ちょっと待ってくれよ。俺はもうお腹いっぱいなんだが……

……このまま亜優と関わってたら俺までどんどん太りそうだ。


やっぱりあのコントローラーを使って食欲をマイナス方向に設定した方が良かったか?

……なんて悩みながら俺は太っちょな幼馴染の行きたい店に付いて行ったのだった。



(END)

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