【Ableton Live】ランダムに音色を切り替える方法 (Pixiv Fanbox)
Content
----------------------------------------
2024/05/16追記:
アップデート版を公開しています。
・Live Intro〜Suite対応
・付属デバイスのみ使用
・Velocity対応
・チェーンの簡素化
【プレビュー】ランダムに音色を切り替える方法

ノート毎に複数のインストゥルメントからランダムに鳴らすInstrument Rackです。 以前に紹介した「ランダムに音色を切り替える方法」の最新版で ・Live Intro〜Suite対応 / Available on all editions of Live (Intro~Suite) ・付属デバイスのみ使用 / Using only native devices ・Velocity対応 / Velocity Compatible ...
----------------------------------------
長いです
●40秒解説動画
(動画は後述のVelocity版の実演です)
●?
「MIDIノートを鳴らすたびに用意した複数のインストゥルメントからランダムに音を鳴らす方法」
という内容です。
今回はAbleton Liveで実現できる2種類の方法をご紹介します。
(とおまけでVITAL!)
他のDAWだと例えば
FL StudioではLayer機能のLayering→Random
Bitwig StudioではInstrument Selector→Random
などデフォルトの機能で簡単にできたりしますが、Ableton Liveの場合はすこし回り道が必要です。
●2つの方法
・"Velocity"デバイスを使用した方法 (Live全エディションで可)
・"Random on Trigger"を使用した方法 (要Live Suite)
ひとつめの「"Velocity"デバイスを使用した方法」は、
Live付属のMIDIエフェクト"Velocity"のランダマイズ機能と"Instrument Rack"のベロシティゾーン機能を使ったものです。
こちらはエントリーグレードのLive Liteを含めたすべてのエディションで実現できる一方、出音にMIDIノートのベロシティを反映できないなど一部制限があります (これはあまり困ることはありませんが...)
ふたつめの「"Random on Trigger"を使用した方法」は、
phritzさん制作のMax for Liveデバイス"Random on Trigger" (https://phritzmusic.gumroad.com/l/aqwhv )と"Instrument Rack"のチェーンセレクト機能を使ったものです。
こちらのほうがより直感的に行えますが、Max for Liveデバイスを使うため最上位グレードのLive Suiteが必要となります。
("Random on Trigger"は他にもサンプラーやグラニュラーと組み合わせてクリエイティブな音作りができる便利なエフェクトですので、お持ちでない方はぜひ試してみてください...!)
いずれの方法でも機能にそれほど差はありませんので、手持ちのLiveのエディションに合わせて選択してください。
■準備
①MIDIトラックに"Instrument Rack"をロードします
・⌘(Ctrl) + F でブラウザで"Instrument Rack"で検索し、ロードする
・適当なインストゥルメントをロードし、⌘(Ctrl) + G でグループ化する
どちらでも大丈夫です。
②インストゥルメントを"Instrument Rack"にロードします
チェーンリストを表示し、ブラウザからインストゥルメントをお好みの数だけ"Instrumental Rack"にドラッグ
音色は何でも大丈夫ですが、今回の用途ではアタックがはっきりとしたピアノ、ストリングスのピチカート、シンセプラック、シロフォンやヴィブラフォンなどのマレット系などは比較的無難です。
③ "②のInstrumental Rack"を選択し、⌘(Ctrl) + Gでグループ化します
ここまでの作業は2種類の方法で共通です。
■"Velocity"を使用した方法
やりたいことは、
・ベロシティをランダマイズ
・ベロシティの数値によって違うインストゥルメントが鳴るようにする
=ランダムに鳴る!
です
①1つ目の"Velocity"をロードします
②ベロシティ値を固定にします
・Operation→Velocity
・Mode→Fixed
・Out Hi→64
に設定
※このあとベロシティをランダマイズする際に"Velocity"で設定できる"Random"の振れ幅が上下にそれぞれ64ずつのため、ここで一旦中央の64に揃えます。
③2つ目の"Velocity"をロードします
④ベロシティ値をランダマイズします
・Operation→Velocity
・Random→64 (最大)
に設定
⑤ベロシティゾーンエディタを表示し、レンジを設定します
・"Vel"をクリックしベロシティゾーンエディタを表示
・右クリック→"レンジを均等に分割"
⑥各チェーンのベロシティ値を戻します
・各チェーンのインストゥルメントの前段に"①のVelocity"を複製
(Opt(Alt)を押しながらドラッグで複製できます)
・"Out Hi"のみ100 (もしくは任意の値)にする
・上記をすべてのチェーンで行います
※④でベロシティの振れ幅がものすごいことになっているので、ここで実際に鳴らしたい値に設定します。
おわり
■"Random on Trigger"を使用した方法
こちらはもう単純で、
・チェーンセレクトルーラの値を"Random on Trigger"でランダマイズする
だけです
① "Random on Trigger"をロードします
"Random on Trigger"↓
(https://phritzmusic.gumroad.com/l/aqwhv )
② "Random on Trigger"をチェーンセレクトルーラにマッピングします
・チェーンセレクトエディタを表示
・"Random on Trigger"のMapをクリック
・チェーンセレクトルーラ上をクリックしマッピング
③ゾーンエディタでレンジを設定します
・⌘(Ctrl) + A ですべてのチェーンを選択
・レンジの端を右いっぱいまでドラッグ
・右クリック→"レンジを均等に分割"
■おわり
音源によって音量にばらつきがあるので、各チェーンの最後に"Utility"などを挟んで音量を均一にすると良いかもしれません。
お好みに合わせてマクロを設定したりアルペジエーターと組み合わせたりして楽しんでください!
■(おまけ)VITALで手軽にそれっぽくする方法
https://tekitoudog.booth.pm/items/6167052
プリセットパックに入っている "SYN_Randomized Glitter" を使用するとこうなります。
Files
Previews only