魔女とドラゴンとの性活(1) (Pixiv Fanbox)
Published:
2023-08-02 13:00:00
Imported:
2026-06
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“それ”は、罪を犯した。許されることのない大罪だ。
永い時の中で人々が忘れても、”それ”の罪は消えない。
“それ”は、自身が覚えているからだ。
“それ”は、自身も罪の重さを感じている。
だから、”それ”は、罪を償う為に自身を傷つける。
自分で自分の罪を裁くために自虐する。
ただ、そんな方法では罪は許されない。
どんなに、自分に苦痛を与えても”それ”は自慰でしかない。
どんなに、堕落しようとも自虐では罪は許されない。
だからこそ、”それ”は許せないでいる。
《なぜ許される!?なぜ許した!?分からない!!分からない!!私は許して貰えないのに!!許さない!!私の方がこんなに苦しんでいるのに!!私の方がこんなに辛い思いをしているのに!絶対に許さない!!―――も・・・―――も・・・許さない!!本当の痛みを与えてやる!!》
“それ”は、愛している者がいた。最愛の人だ。
その人に振り向いて欲しかった。その人を振り向かせたかった。
“それ”は、愛を伝え続けた。
“それ”は、愛を知らなかった。
だから、”それ”は、最愛の人を独占しようとした。
皆に愛されるその人を束縛しようとした。
ただ、その方法では愛されることはなかった。
どんなに、距離を近づけようとしても心は離れる一方。
どんなに、強靭な糸で拘束しても愛は束縛できないというのに
だからこそ、”それ”は許せないでいる。
《なんで愛されてるの?私は愛されないのに?どうして愛されるの?何が違うの?私と何が違うの?あんなに独占して・・・あんなに束縛して・・・私は相手にされなかったのに・・・どうして?私はこんなに愛しているのに・・・気付かない―――も・・・私から奪う―――も許さない!!本当の愛を教えてあげる!!》