わたし……ビビアン・バンシーは、ヤリチンの「パエトーン」様に──毎日、貪られているのです。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2025-04-21 20:11:24
Imported:
2026-06
Content
わたしはビビアン。ビビアン・バンシー。
なんと、この度……敬愛する「パエトーン」様のお家に、居候することになりました。
悲しいことはあったけれど……今はそれ以上に、新生活へのドキドキがこの胸を躍らせるのです。
ああ、本当に楽しみ……これからどんな毎日が待っているのでしょうか……!
───
「っお゛♡ いぐ♡ いぎます、う゛ッ♡♡」
数日前のわたし。
何も知らない、愚かなビビアンへ。
「パエトーン」様は……すごく、すごく……えっちな方でした。
「またイクッ♡♡ もう、むりっ…………きゃ、ぅうっ♡♡♡♡」
「可愛いね、ビビアン。あと一回だけイったら、ご飯にしようか」
「はいっ、はいぃっ…………♡ 頑張りま、すっ♡ う、あ♡ お゛ぉッ♡ ふぅううっ……いくいくっ…………♡ いき、ますぅうっ…………♡♡ ほお゛ォッ♡♡♡♡」
「よく出来たね。それじゃあ下に行って、ご飯にしよう。ああ、いつも通りきちんと掃除をしてから来るんだよ。」
「は、いっ…………♡」
でも、大丈夫なのです。
すぐに慣れますから。
そして────
すぐに、堕ちてしまいますから。
───
「ああ、ビビアン。ほら、君の分の朝食だ。」
「ありがとうございます、アキラ様……」
「ビビアン、顔真っ赤だよ!お兄ちゃん、またえっちな事したでしょ?止めてあげてって言ってるのに……」
リン様はこのように、アキラ様の行いにいつも苦言を呈されます。
しかし、わたしは知っているのです。
リン様は、アキラ様のことが大好きで。
そして……リン様もまた、アキラ様に堕とされた一人なのだと。
「仕方ないじゃないか。ビビアンが可愛すぎるんだから」
「〜〜〜〜〜〜っ♡ そ、そんな……可愛いだなんて……っ♡」
「ビビアン、お兄ちゃんの口車に乗っちゃダメ!お兄ちゃんったら、すぐ女の子に可愛い可愛いって言うんだから!」
「そんなことないよ、リン。ビビアンは特別だよ」
「パエトーン」様のその言葉が、心をなぞるだけのものだと分かっていても。
そのたった一言で、わたしはあっさりと舞い上がってしまうのです。
「ビビアン?」
「ひゃ、ひゃいっ…………!」
「そろそろ開店の時間だ。今日も手伝ってくれるかい?」
「お、お任せください!パエトーン様のため、精一杯頑張りますっ!」
「いい子だね、ビビアン。リンもきちんと仕事するんだよ?」
「もう、私は充分頑張ってるでしょ!それよりお兄ちゃん、せめて仕事中くらいはえっちなこと止めてね?」
「分かっているとも。さあ、お店を開けよう」
───
そうして、今日もビデオ屋のお手伝いが始まりました。
数々のバイトをこなしてきたわたしにとって、その業務自体は難しいものではありませんでした。
それよりも感動したのは……「パエトーン」様のビデオに対するこだわりと情熱です。
ただの隠れ蓑としてビデオ屋を経営しているわけではなく、そこにはきちんとした理念があったのです。
「ああ、パエトーン様……あなたはどこまで崇高なの……」
「ん?おーい。聞いてるか?ホラーのおすすめの映画、そろそろ見つけて欲しいんだが……」
「あっ、すみません!只今お持ちします……」
このビデオ屋のお客様は、「パエトーン」様の血肉も同然。
そんな方の前で、ぼーっとしてしまうなんて……ビビアン、一生の不覚です。
「……ありがとうございました!ふう……」
「ビビアン、今日もよく働いてくれているね。ありがとう。」
「あっ……パ……アキラ様……」
なんて……端麗なお顔なのでしょう。
何気ない言葉一つ一つに、まるで少女のようなときめきを覚えてしまいます。
この感情は、畏敬なのでしょうか。
それとも……恋慕なのでしょうか。
「ところで、今少しいいかい?上に来て欲しいんだけれど。」
「っ…………。はい……。」
しかし、そんな悩み。
彼の前では、些事に過ぎないのだと。
わたしは……理解したのです。
「ビビアン、未だに心の傷も癒えていないだろうに……いつもありがとう。感謝しているよ。」
「い、いえ……!そんな、畏れ多いのです……!!」
階段を上り、一階から二階へ。
初々しく、グラデーションを描いて増していくわたしの心拍数。
それとは対照的に、アキラ様はこの時間までは優しいのです。わたしの知っている、笑顔が素敵で、善性の塊のような……そんな、まるで理想の殿方。
けれど────。一歩二階に足を踏み入れた、その瞬間。
「ビビアン……」
「きゃっ…………!!んむぅっ…………♡」
彼は……獣と化すのです。
「ふ、ぅ……んっ♡ ちゅぷ……っ♡ ん、りゅっ……♡♡ れぇ、る……ちゅうっ……ちゅ、ぢゅるっ……♡♡」
「ちゅう、ちゅ…………」
有無を言わさず始まる、濃密で淫らなキス。
わたしの心を、ゆっくりと、しかし確実に解きほぐして。
快楽の奈落へと、優しく……けれど容赦なく誘っていくような愛撫。
「ビビアン……」
「ちゅ、ん゛っ…………♡ ちゅう、れりゅ、りゅっ……♡♡ は、ぁ……んむ、ちゅぅうっ……♡♡」
やがてアキラ様は、わたしの身体をまさぐり始めます。
まるで、自分の所有物だと刻みつけるかのように。
執拗に、熱を孕んだ指先が、わたしを確かめていくのです。
「はぁ、はぁっ…………」
「ん、ぁっ♡ ちゅ、うっ♡ れりゅ……アキラ、様っ…………♡ はぁ、んむっ♡ むぅうっ♡♡ ぢゅるっ♡」
太腿。お尻。お腹。そして胸──
わたしのあらゆる柔らかい部分すべてを、彼は蹂躙していきます。
そのひとつひとつが快楽の火種となり、わたしの身体を芯から熱くさせるのです。
もう、立っているのがやっと。
腰は砕け、脚の力もすっかり抜けてしまい……アキラ様に凭れなければ倒れてしまいそう。
「可愛いよ……」
「ひうっ…………♡♡♡」
彼にすがるように抱き着き、なんとか姿勢を保つわたし。
そんなわたしの腰をがっしりと掴み、そのまま彼はぐいっと引き寄せてきて。
お尻を鷲掴みにされ、腰と腰がぴたりと密着し────
そこに触れる、熱く、硬く膨張した……彼のモノ。
それはもはや暴力的とも言えるほどの存在感で、わたしのお腹の一番奥を圧迫してきました。
「ビビアン……分かっているね?」
「はいっ……♡♡♡♡」
胸が高鳴ります。
お腹が熱くなります。
これは、興奮です。そう、発情です。
わたしの意思に関係なく、彼の一言で。
わたしの身体は……完璧に屈してしまいました。
彼のモノが欲しいです。
えっちがしたいです。
なので、わたしは脱ぎます。
従順に、淫らに。誇りも、理性も。
全てを投げ捨てて。
「はーっ♡♡ はーっ……♡♡」
必要最低限だけを脱ぎ、わたしは壁に背中を預けるようにして立ち尽くしました。
そのままスカートをたくし上げ、タイツをずり下ろしたまま……
ゆっくりと、太腿を開いていきます。
そうして曝け出された──わたしの一番恥ずかしいところ。
とろとろに濡れたそこは、既によだれのように蜜を垂らしていて……空気に触れる度、ひくひくと下品に痙攣してしまいます。
わたしはそれを、彼に捧げるように突き出して。
アキラ様への愛を、そして服従の意思を示すのです。
「はぁ、はぁっ……♡ くだ、さいっ…………♡ おちんぽ様を、わたしの……卑しいおまんこにっ…………♡ ♡♡♡」
両手で自らの花弁を開きながらそう言えば、彼は満足そうに微笑み。
そして、そのまま……わたしの腰を掴むのです。
ああ……いよいよです……♡
そう考えただけで子宮がきゅんと疼き、お腹の奥が切なくなってしまいます……♡
もうすっかり準備万端のおまんこは、彼のモノに貫かれる瞬間を今か今かと待ちわびていて……っ♡
「ビビアン……♡」
くちゅっ、と湿った音を立てて。
わたしの膣口と、彼の鈴口がぬるりと触れ合い……静かに事の始まりを告げます。
「ぁっ…………♡♡」
熱い塊が、わたしを、ゆっくりと。
狭くて、柔らかくて、初心な……甘く締め付ける、わたしの中を。
ねっとりと……穿いていきます。
「ぁっ♡ あ、あぁあ……っ♡」
やがて、一定のところまで挿入ったところで──
ど、ちゅんっ♡
「ほお゛ッ…………♡ ぉ、お゛っ……♡♡♡」
甘い衝撃が、下腹部を弾けさせます。
瞬間、意識がふっと白く染まり……快楽に、思考が溶けてゆきます。
それでもお構い無しに、アキラ様はわたしの腰を掴んで。
もう、優しさなんてありませんでした。
わたしを、"性欲を満たすための穴"としてしか見ていないように、ひたすらに膣内を蹂躙されていきます。
ずんっ、ずんっ。
甘くて。
苦しくて。
気持ち良くて。
やがて、脳内は快楽に支配され──
「う、あ♡ あ゛ッ♡ はぁ♡ んぁ♡♡」
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいいっ…………♡
「出すよ…………」
一言、そう零すアキラ様。
「ぇ……っ……」
そして、わたしが覚悟も出来ていないうちに────
「ッ……………♡」
びゅくっ、びゅくっ……っ。
吐き捨てるような。
当然のことのような──容赦無い中出し。
支配の証。刻みつけるような、否応ない熱。
「は、ぁああっ…………♡♡♡♡」
お腹の奥がびくびくと痙攣し、甘い痺れが背筋を駆け上がって。
わたしは、改めて理解するのです。
もう、アキラ様には──抗えないのだ、と。
───
「ありがとうございました!」
情事の後は、業務へと戻ります。
体液で汚れた下着を着用したまま、わたしはいつも通りに仕事をこなしていきます。
全ては、愛しの「パエトーン」様のために……。
「ビビアン、お疲れ様!そろそろお店閉めよっか。毎日手伝ってくれるおかげで、本当に助かってるよ!」
リン様は、いつもこうしてわたしを労ってくれます。太陽のような笑顔が、仕事の疲れを全て吹き飛ばしてくれるのです。
「ところで……仕事中、お兄ちゃんと上に行ってたけど、大丈夫だった?変なことされてない?」
「えっと…………」
思わずスカートの裾を掴み、目を逸らしてしまうわたし。
反応を見て、疑念が確信に変わった彼女は、アキラ様を糾弾するように
「お兄ちゃん……?」
と、睨みながら言います。
「まあまあ、リン。そんなに怒らなくてもいいじゃないか。そうだ、仕事で疲れただろう?上で少し……"休憩"していかないかい?」
「っ…………。もう、お兄ちゃんったら…………」
そうして二階に消えてゆく、お二人の後ろ姿。
取り残されたわたしは、ティッシュを持って一階のソファへと向かいます。
タイツを脱ぎ、下着を下ろした後にそこに腰掛けると、わたしは股を開き……先程と同じように、自らの秘裂を指で割り開きました。
ぬちゃ、と粘着質な音と共に露わになったのは、アキラ様によって注がれた精液と愛液の混合物……その淫靡な光景です。
わたしはそこに指をそっと差し入れ、精液を掻き出していきます。
せっかくの「パエトーン」様の尊き種を、台無しにしてしまうのは心苦しいですが……それ以上に、妊娠してしまって迷惑をおかけする方が、きっと罪深い。
「んっ…………」
くちゅ、ぴちゃっ。
淫らな水音を立て、わたしの膣内から垂れ落ちる白濁。
ぎし、ぎし。
同じくして二階から聞こえてくるのは、二人の睦み合う甘やかな音。
哀しい程に対照的な、淫らなハーモニーが……わたしの耳を犯していきました。
「ふっ……んっ……♡」
ゆっくりと、胸の奥にどす黒い火が灯るのを感じます。
決して、抱いてはいけない感情。
それを薪にして、わたしは掻き出すその動きのまま……自慰に耽るのでした。
───
「ビビアン。そろそろ寝ようか」
「は、はい…………」
夜。
わたしは必ず、アキラ様のお部屋で眠ることになっています。
当然……何事もなく、眠れるはずもなく。
「さあビビアン……いつもの、出来るかい?」
「分かっています……」
ベッドに腰掛けたアキラ様の前で、わたしはそっと服に手をかけます。
恥じらいに震える指先。
それをゆっくりと、胸元のボタンへと伸ばし──
ぷつり、ぷつり。
ひとつずつ外れていく度に、肌が静かに晒されてゆきます。
その様を、アキラ様は穏やかな笑みを浮かべながら見守っていました。
やがて……
はらり。
そんな音と共に、わたしの衣服が床へと落ちていきます。
下着とタイツだけを残し、一糸纏わぬ姿となったわたし。
「綺麗だよ、ビビアン」
「っ……」
その一言に、わたしは思わず顔を背けます。
そして──決して良いものでは無い感情が、絵の具を水に垂らしたように、胸の奥にじんわりと広がりました。
これは……何なのでしょうか。
恥辱でもない。
かといって、悦楽とも違う。
罪悪感? 後ろめたさ?……どれも違う。
その数秒の間では、答えは見つかりませんでした。
だから、わたしは──
自分の中にある、彼への憧憬だけを信じることにしたのです。
「さあ、ビビアン……」
「はい…………」
アキラ様の合図に従い、わたしは毎晩の決まりごとを果たすため……そっとしゃがみ込み。
そして、股を開き、両手を後頭部へと添えて──
「っ…………♡♡」
恥ずかしい……恥ずかしい、恥ずかしいっ…………!
わたしの、今まで誰にも見せたことの無い、すべてが……捧げ物のように、アキラ様の前に曝け出されています。
「そのまま、続けてくれるかい」
「分かり、ました……っ」
わたしは、言われるがままに。
そっと片手を股座へと運んで……
「ん、あっ…………♡」
無防備な秘裂を、なぞっていきます。
彼によく見えるように、気を配りながら……くちゅり、くちゅりと淫靡な音を立てていくのです。
「ぁ、っ……♡ ぅ、んっ……♡♡」
タイツ越しに伝わる、生殺しのような快楽。
アキラ様のモノに比べれば、無に等しいようなそれをかき集め……ゆっくり、ゆっくりと高みへ昇っていきます。
「イクときはちゃんと言うんだよ」
「は、いっ……♡ いき、ますっ……♡ ッ♡ イクっ…………♡♡」
そして──
「は、あ゛っ♡ っ、う……♡ あ゛ぁっ……♡♡」
羞恥と快楽の混じった、背徳的な絶頂を迎えます。
びくっ、びくっと小さく痙攣しながら、甘い疼きが波紋のように、全身へと広がっていきました。
「よく出来たね、ビビアン。さあ、おいで。」
「アキラ、様っ…………♡」
そうして、わたしは……"褒美"をいただくのです。
「ビビアン……」
「あ、んっ……♡」
これが、わたしの一日。
「入れるよ……」
「は、ぁ……ぁあっ…………♡」
毒のような愛に塗れた──
わたしの日常、なのです。
───
翌日。
朝の色事を終えたわたしは、いつものようにビデオ屋の勤めを果たしています。
「ありがとうございました!」
一人、また一人とお客様の応対をし、今日も何事も無く終わる……そう思った時。
ドアの開く音と共に、一人の女性が来店されました。
「いらっしゃいませ!ビデオをお探しですか?」
「む……新しいアルバイトか?」
この方は……虚狩りの、雅さん?
目の前の女性が誰であるか認識した瞬間、わたしの脳内には……猛烈に嫌な予感が走りました。
「すまない、アキラはどこだろうか。」
……そして、それはすぐに的中します。
「店長なら、駐車場にいます。」
「そうか、感謝する。」
狐耳をぴこぴこと動かし、無表情のまま駐車場へと向かっていく雅さん。
ばたりと閉められたドアに、わたしは思わず聞き耳を立ててしまいます。
「やあ、雅。」
「アキラ。あのアルバイトは新しい妾か?」
「め、妾……? 彼女はただのアルバイトだ。それ以上でもそれ以下でもないよ。」
「ふむ……アキラ。お前がいくら愛人を作ろうと構わない。……だがな。本妻はこの星見雅、ただ一人だと心得ることだ」
そうして、少しの静寂の後。
男女の縺れる音が、聞こえてきました。
───
さらに翌日。
「アキラ、いる?」
今度は大きなサメの尻尾を携えた、クールな女子高生がやってきました。
「いるとも。エレン、どうしたんだい?」
「ただ会いに来ただけ。ところで……この子は?」
わたしを一瞥しながら、ぶっきらぼうに尋ねる彼女。
ああ……この人は、ヴィクトリア家政の。
「新しいアルバイトだ。良く働いてくれて、とても助かっているんだよ」
「ふーん……………………?」
わたしを品定めでもするかのように、じろじろと見つめてくるエレンさん。
「な、なんでしょうか……」
「けっこー可愛いじゃん。ね、アキラんこと好き?」
「なっ………………!」
ストレートな質問に、思わず動揺を隠せなかったわたし。
そんな様子を見て、彼女は──
「アキラ。」
「ん────!?」
突然の、接吻。
「エレン、何を……!?」
「何って、威嚇だけど。あんたってすぐ女の子が寄ってくるから、こうやって見せつけておかないとじゃん。」
「はは…………」
可哀想に。
彼女もまた、アキラ様の犠牲者なのですね。
「というか、この後ヒマ?あたしん家来てよ」
「ああ、いいとも。行こうか」
そんな会話を交わして、ドアの向こうに消えていったお二人。
その後彼女達が何をしたのかは……想像に難くありません。
───
それからも、ビデオ屋にはたくさんの女性が来店してきました。
治安官の女性。防衛軍の女性。
邪兎屋から、郊外の走り屋、はたまた新エリー都の歌姫まで……。
そんな、数々の逢瀬を目にするたび。
わたしの心に灯る、黒い炎は。
もう、歯止めが効かないほどに──大きく燃え広がっていったのです。
───
そして……気づけば、夜。
「ビビアン。」
いつも通り、目の前には……「パエトーン」様が座っていて。
「………………」
けれど、わたしの心だけは……いつも通りでなくて。
「……ビビアン?」
そう、この感情は。
「………………っ」
この気持ちの、名前は。
「どうしたんだい──」
「解釈違い、です!!!!!!!!!!!」
「…………えっ!?」
「わたしの愛しのパエトーン様は……こんなに不埒な方じゃ、ありませんっ………………!!!!」
噴き出した想いを、そのままにぶつけていく。
「毎日毎日、違う女性と会って!! 隙あらば、情事に及んで!!! そんなの、そんなのっ…………!!!」
「ビビアン、落ち着いて──」
「だから……わたしが、あなたを、矯正します…………!!!!」
そして、彼の唇を目掛けて──
自分のそれを、重ね合わせる。
「んっ……」
そのまま彼を押し倒し、宣言する。
「わたしが、あなたを骨抜きにして……」
「わたしだけしか、見れないようにして…………!!」
「一途で誠実な、わたしのパエトーン様を……取り戻すのですっ!!!!!」
そして、再び。
「んっ…………!!!♡♡♡♡」
全霊のキス。
思いの丈を全て込めた、わたしの愛。
彼の両頬を乱暴に掴み、口内を余すことなく舐っていきます。
「れろっ……♡ ちゅっ、んっ……♡♡ はむっ、ちゅううっ……♡♡」
窒息してしまう寸前で、舌を引き抜き……再び口付け。
徹底的に舌を絡ませ合い、わたしの唾液を刷り込んでいく。
「はふっ……♡ ちゅるっ……♡♡ んむっ……ぷ、ぁっ…………♡♡」
ようやく唇を離したとき、彼の顔は──今までに見たことがないほど、真っ赤に染まっていました。
「ふふっ…………♡」
いける。
勝利に近づいたことを確信したわたしは、そのままの勢いで彼の股間に手を伸ばし、ズボンを下ろしていき。
「ビビアンっ…………!?」
驚きの声を完全に無視して、わたしは行為を続けました。
あっという間に露わになった彼のモノに、まるで毛繕いをする猫のように舌を這わせていきます。
「れろぉっ……♡♡ ん、ちゅるっ……♡♡」
裏筋からカリ首まで丁寧に舐め上げた後……すかさず、先端を口に含み。
「んむっ……じゅるっ、ぐぽ、ぐぷ、ぐぷっ……♡♡」
「く、ぁっ…………!!」
激しく顔を上下させ、一心不乱にそれをしゃぶっていきます。
ああ……きっとわたしは今、ものすごく下品な顔をしているのでしょう。
「は、ふっ……♡♡ じゅぽっ、ぬぽっ……♡♡♡」
でも……そんなの、関係ありません。
全ては、わたしの「パエトーン」様を取り戻すため。
そのためなら──なんだって、するのです。
「ぐぽっ、ぐぽっ……♡♡ じゅっ、ちゅるるっ……♡♡」
「ビビ、アンっ…………!」
切羽詰まった彼の声と、わたしの口内で大きく膨らむモノが、限界が近いことを知らせてくれます。
トドメを刺すため、わたしはさらに動きを速めて……
「ぐぽっ、じゅるっ、ぐぽぉっ……♡♡ じゅぞっ、ずぞぞっ……!!♡♡」
そして。
「っ、あ゛…………ッ!!」
「ん、ぶっ……!?♡♡ んっ、んぐっ…………♡♡」
そんな声と共に、わたしの口内に大量の白濁液が吐き出されていきます。
喉奥に叩きつけられるような勢いと熱さに思わずむせ返りそうになるものの、わたしは必死にそれを嚥下しました。
「んっ……♡♡ ごくっ、ごきゅっ……♡♡」
やがて、そっと口を離せば……
「はぁ、はぁっ…………!」
そこには余韻で天を仰ぎ、息を切らす彼の姿がありました。
わたしは畳み掛けるように彼に跨り、挿入の用意をします。
「……覚悟、するのです。」
露わになったわたしの秘裂と、怒張したままの彼の陰茎を触れ合わせ……
つ、ぷ…………。
「うぁ……っ!!」
一気に、挿入しました。
「んっ、あぁっ……♡♡」
稲妻のような、快楽が……背筋を駆け上がります。
耐え難い、快楽と……悦び、が……♡
わたしを、満たして……っ♡♡
でも、だめ……堕ちちゃ、だめっ……!!♡♡
わたし、は……っ!♡♡
「んっ……くぅぅっ……♡♡」
歯を食い縛り、必死に快楽に抗いながら腰を動かしていきます。
決して、ここで屈してはいけないのです。
彼を……骨抜きにするためにはっ……♡
こんな、ところで……っ♡
屈する、わけ、にはっ……♡♡
「はぁ、あ゛ぁっ……♡♡ んっ、あぁっ……!♡♡」
わたしは両手で彼の胸を押さえつけるようにして支え、そのまま──ひたすら、一心不乱に腰を打ち付けていきます。
「んあ゛ぁッ……♡♡ あっ、あ゛…………っ♡♡」
太ももを震わせ、痙攣させながら。
ばちゅっ、ばちゅ、ばちゅっ♡♡
理性がほとんど弾けたような声を、上げながら。
「あぁ♡ っあ゛ぁあっ♡♡ うぅう゛うっ♡♡♡」
全身に汗が滲むほどに力強く、杭を打ち込むように。
彼のを根元まで、何度も、何度も突き立ていけば……
「ビ、ビアンッ…………!!♡」
とうとう、完全に余裕を失った彼の声が響く。
間違いない……勝利は、目前。
──なのに、なのに……わたしは……
「ッ♡ いっ……♡♡ あ゛♡♡ いくっ…………♡♡ いやっ……♡♡ う、あ♡♡」
信念が、限界を迎えようとしていました。
それでも、どうにか己を奮い立たせて……最後のスパートをかけていきます。
ばちゅっ、ずちゅっ、ごりゅっ……っ♡♡
膣全体で彼のモノをぎゅうっと締めつけ、何度も扱き上げるように動かしながら、極限の快楽をぶつけていく。
「い、く……♡♡ あ゛ぁっ、い゛ッ…………♡♡」
「もう……限、界だっ…………!♡♡」
先に達するのは、わたしか。それとも、彼か。
いつも通りわたしが、絶頂の快楽に屈するのか。
それとも彼が先に果てて、わたしの「パエトーン」様を取り戻せるのか。
答えは……目前に迫っています。
「いっちゃ……ッ♡♡ あ、あ♡ いくいくいくっ…………!♡♡♡」
「出、るッ………………!♡♡♡」
ぱちゅ、ばちゅっ、ばっ…………ちゅんっ!!♡♡♡
「ぐっ………………!♡♡」
「あ゛ぁあッ…………!!♡♡♡」
や……やり、ましたっ…………♡
ほんの、僅かな差ですが……っ♡♡
わたし……わたし、勝ったのですっ…………!!♡♡♡
「はぁ、はぁっ……♡ わたしの、最愛のっ……パエトーン、様っ……♡♡ 戻って、きてください…………っ♡♡」
「ビビアン…………」
ああ……♡♡ わたしを優しく撫でる、彼の手……♡
愛と……思いやりに、満ちていて……♡
やっぱり、アキラ様は……「パエトーン」様なのですね……♡♡♡
───
「ッお゛♡ ほ、お゛ッ♡♡ お゛♡ お゛ぉ♡♡ おっ♡」
────あ、れ?
「んお゛ッ♡♡ お♡ おっ、お゛♡ っお゛……♡ おぉ♡♡」
なに、これ……きもち、い……
「ビビアン……可愛いよ……」
アキラ……さま……?
「んお゛ぉっ!♡♡ おほぉお゛っ……♡♡ おぉお゛ッ♡♡ お♡ おっ♡ いぐ♡ いぐのですっ♡♡ あ゛♡ あっ♡ あ────ッ♡♡♡♡」
あ♡ これ♡ 負けたのです♡
わたし、負けちゃってるのですっ♡♡
「はへぇっ……♡♡ えぁ♡ あ♡ ぅあ♡♡ あきら、しゃまっ……♡♡」
あんなので、アキラ様を骨抜きに出来るわけ──
「ん、お゛ぉ…………っ!?♡♡」
無かった、のですっ…………♡♡♡
「気持ちいい?」
「はひっ♡♡ きもちいれすっ♡♡ きもち゛っ♡ あ゛♡ うあ♡ あ゛ぁっ♡♡」
「どれくらい?」
「あ゛♡ いちばんっ♡♡ いちばん、ですっ♡♡ さっきよりも゛っ♡ おなにーよりも、ぉ゛っ♡♡ あ゛ぁ♡♡♡」
「嬉しいよ。もっと気持ちよくしてあげるからね」
そう言って、アキラ様は……わたしを四つん這いにさせて。
ど、ちゅうっ…………♡♡
「オ゛ッ…………!?♡♡♡」
最深の、更に奥深く。
わたしのお尻が窒息してしまうほどに、猛烈に押し付けて──そこに、辿り着きました。
「動くよ」
「待っ────あ゛♡♡♡♡ お゛♡♡ お゛ぉ♡♡ お゛ぉおッ♡♡ んおぉぉっ♡♡♡」
触れるだけで、しびれるように気持ちいい子宮口。
そこを、抉られ、穿たれ、執拗に開拓されて。
「こわれちゃ、あ゛♡♡♡♡ こわ゛れぢゃいま゛すっ♡♡♡ だめ゛えぇえ゛っ!!!!♡♡♡♡」
理性は、とっくに千切れて。
暴力のように、溺れるほどの快楽を叩き込まれて。
わたしは、ただ獣のように叫ぶことしか出来ませんでした。
「そろそろ、出すよ……ビビアン」
「ら゛めれすっ♡♡♡♡ いまだされたら…………っあ゛♡♡ だめだめだめッ…………!!!!♡♡♡♡♡♡」
どちゅ、どちゅ、どちゅっ♡♡
大きく腫れ上がった肉棒が、完膚無きまで屈した子宮を蹂躙する。
わたしのおまんこが、子宮が、脳が。
身体の全てが、妊娠の準備をしています。
「全部受け止めてね……掻き出しちゃダメだよ、ビビアン……?」
「あ♡♡ は、ひっ…………♡♡♡♡」
あぁ♡♡ わたし♡♡ はらむのですっ……♡♡
ぱえとーんしゃまのたねで、にんしんするのですっ…………♡♡♡♡
わたしは、あきらしゃませんようの、はらみぶくろなのです…………っ♡♡♡♡
うれしいっ、うれしいぃっ…………♡♡♡♡♡
「くださいっ♡♡♡ せーしっ♡♡♡♡ ぜったいはらむのですっ♡♡ ぜったいぜったいはらむのですぅっ♡♡♡♡」
「出るよっ…………ビビアンっ…………」
「あ♡ あ♡♡ きて♡ きて♡ きてっ♡♡ いくいくいくっ………………♡♡♡♡♡♡」
「孕めッ………………!!!♡」
びゅ、うぅううっ…………♡♡♡♡♡♡
「あ゛─────────────っ…………♡♡♡♡♡」
まるで、背骨の神経を、しごかれているかのような、快楽。
「あ゛♡♡ あ゛ぁ♡♡♡ いぐ♡ いぐいぐいぐ、う゛っ♡♡♡♡ ひぎっ♡♡♡♡ んぎぃい♡♡♡♡」
ガクガクガクと、ふるえる身体。
きもちいい。きもちいい。きもちいい。
「お♡ ほおぉっ…………♡♡♡♡ んおおおぉおっ…………♡♡♡♡♡♡」
「可愛いよ……ビビアン……♡」
びちゃ。ぱしゃっ。
子宮の壁に、水鉄砲のように精液が打ち付けられて。
卵子が全部、犯されていくのです。
絶え間なく。容赦なく。
「お゛ぉ……………♡♡ っ、お……………♡♡♡♡ お……………♡♡♡♡♡♡」
「ふー…………っ♡」
アキラ様が深く息を吐くと、ぴゅっ、ぴゅっと尿道に残った子種が子宮へと吐き捨てられ──
完璧に、種付けは完了しました。
「あ、へ♡ あぇ……♡♡ えへっ…………♡♡」
ベッドに突っ伏すわたしをよそに、アキラ様はいちもつを引き抜いていき……
「ぉ…………ほぉ…………っ♡♡」
そして、ずるん、と。わたしを、快楽の檻から解放してくれました。
わたしは力を振り絞り、うつ伏せになって開脚をして……種を刻まれた証を、最も見ていただきやすい体勢になります。
「ありがとう、ビビアン。ところで、今日はなんだか張り切ってて嬉しかったよ。なにか理由でもあったのかい?」
「えへ…………♡ えへへ…………♡♡ ないのです…………♡♡♡♡ すきです、ぱえとーんさま…………♡♡♡♡」
「うん、僕も大好きさ。それじゃあおやすみ、ビビアン。」
ああ────
狂おしいほどに愛しい、わたしの、わたしだけの、「パエトーン」様……♡
いまのあなた様が……だいすき、です………………♡♡♡♡