会社カルデアーーモルガン (Patreon)
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会社カルデアの日常 (EX127)
依然として支配する者ーーモルガン
藤丸
「あ、モルガンさん。まだ残っていらしたんですか? もうこんな時間ですよ」
モルガン
(デスクから静かに立ち上がり、足音もなく藤丸の隣へ歩み寄る。手には温かいお茶が二つ)
「問うまでもないでしょう。あなたがまだ仕事を終えていないのですから。私が選んだ人間を、このまま一人にして帰る理由が、私にあるとでも?」
藤丸
「すみません、この明日の審議資料だけ片付けたくて……でも、モルガンさんは先に休んでいただいて大丈夫ですから」
モルガン
「不要な気遣いはやめなさい、藤丸。私はただ、私が手元に置いている人間が、どれほど愚直に働いているかを確認しているだけです。……それに」
(藤丸の手から静かにペンを取り上げ、書類の余白に淀みなく修正を書き加えていく)
「この程度の雑務、私の前で延々と悩む必要はありません。残りは私が処理します。あなたはそこでお茶を飲みなさい。これは上司としての命令です」
藤丸
「……ありがとうございます。なんというか、モルガンさんと二人だと、不思議と落ち着きますね」
モルガン
(カップを口元に運び、窓の外の夜景を一瞥してから、静かな声で)
「……当たり前でしょう。公の場では上司と部下であっても、私にとってあなたがどれほど特別な存在か——賢いあなたなら、すでに理解しているはずです」
(少し間を置いてから、視線を藤丸に戻す。唇をわずかに緩めたまま)
「……ですから、これ以上一人で無理をする必要はありません。残りは私が片付けると言ったでしょう。あなたはそこで休んでいなさい」
(カップを置く音を小さく立て、椅子をわずかに藤丸側へ寄せる)
「……業務時間は、もう終了です。これより先は私の時間。……少し、側にいなさい。拒否するつもりはありませんよね、藤丸」