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夜の遠野邸は、静寂に満ちていた。天蓋付きのベッドが月光に照らされ、二人の影を長く伸ばす。凛は秋葉の横顔を狙い、ゆっくり近づく。視線を絡め取る前に、逃げ場を塞ぐ位置取りだ。

「……そんなに構えなくていいのに。ほら、肩が固いわね。」

凛の指が秋葉の顎に触れ、軽く持ち上げる。視線が交錯する瞬間、唇が重なる。最初は優しく、息を分け合うだけ。だが、凛は角度を変え、舌を滑り込ませて深く探る。

「んっ……」

と小さな吐息が漏れる。舌先が絡み、湿った音が部屋に響く。

「あ…はっ。こ、んなこと、許されてると思ってるの?」

息が乱れる。凛は一旦離し、焦らしの間を置く。再び寄せ、より深く、秋葉の反応を味わうように。

次に、首筋へ。息を当てる距離で、唇がゆっくり辿る。舌の先で軽く舐め上げ、肌の震えを感じ取る。秋葉の喉が小さく鳴り、

「あっ……んんっ」

抑えきれない声が零れるのを、凛は見逃さない。

「……許すも許さないも、反応、正直ね。」

言葉を添え、鎖骨へ移る。指と唇が交互に触れ、湿った跡を残す。凹みをなぞり、軽く吸い、離れる。

「や、め……」

と甘い呻きが混じる。

衣擦れの音が響き、凛の手は胸元へ。ブラウスを解き、柔らかな膨らみを包むように触れる。指で形をなぞり、頂を軽く摘まむ。

「ぁっ……」

声が弾む。

「素直になったほうが楽なんじゃないかしら?」

口を寄せ、頂を唇に含み、舌で優しく転がす。湿った熱が伝わり、秋葉の体が弓のように反り、

「っ……」

体が震える。

内腿へ移る。遠回りに撫で、触れる寸前で止める。ためらいの間が、熱を溜め込む。やがて、指先が秘めた中心へ。湿り気を確かめ、優しく入り込み、リズムを刻む。

「もぅ、これ以上……は……」

凛は満足げに息をつく。

仕上げは至近距離の深い口づけ。舌が激しく絡み、視線を外さなかった。

♢

違和感は、音もなく広がった。秋葉の髪が月光を吸い、鮮やかな赤を帯びる。気配が変わる。体内の熱が頂点に達し、抑制が解ける。

「……凛。お礼をしないといけないでしょう?」

低く穏やかな声。次の瞬間、凛は視界の反転を悟る。背中にシーツ、横から包む影。覆い被さらない距離が、逃げ場を奪った。

長い赤髪が、凛の手首に輪を描く。きつくないのに、解けない檻。秋葉の唇が落ち、深い口づけが始まる。舌を絡め、息を奪うように深く。

「んっ……」

と凛の声が漏れ、唇を優しく噛む。湿った熱が広がり、凛の体が震える。

「私が受けた屈辱以上の感覚を貴女に教えてあげる」

囁きとともに、首筋へ。舌でゆっくり舐め上げ、鎖骨へ移る。唇が肌に沈み、軽く吸い、湿った跡を残す。

「ううっ……」

と凛の呻きが響く。秋葉の指が凛の胸元を解き、柔らかな膨らみを包む。頂を指でなぞり、口に含んで舌で転がす。凛の呼吸が乱れ、声が掠れ、

「あっ……んんっ!ちょっと!分析、しないで……!」

秋葉は微笑み、指先の動きを変える。内腿を撫で、秘めた中心へ入り込み、一定のリズムで刺激。急がず、意識を一点に集め、凛の余裕を崩す。

「ひっ……」

「壊しはしないけれど」

言葉が続く前に、深い口づけがもう一度。舌が激しく絡み、熱を共有。

「はあ……あっ」

凛の喘ぎが混じる。

最後に、秋葉は凛の背後へ移る。寄り添う位置から、腰を掴み、視界を奪わず逃げ道だけを消す。唇を秘めた中心に寄せ、舌で優しく探る。湿り気を味わい、ゆっくり舐め上げる。凛の尻のラインが強調され、震えが伝わる。

「やめっ……!そんなところっ、こんな格好……ひぁ!」

「…… 何を言っても無駄よ。貴女もよく、知っているでしょ?」

凛は目を閉じ、名を呼ぶ。赤は静かに――言葉を失った。

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