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畳の上に重なり合うと着物はその形を保てなくなり、さらさらと音を立てて肩から滑り落ちた。

露わになったアルトリアの純白の肌が、薄暗い和室の中で雪明かりのように白く浮かび上がる。だが、その肌は寒さではなく、内側から湧き上がる熱情でほんのりと桜色に染まっていた。

「んっ……んんぅ……っ!」

再び塞がれた唇から、甘い鼻にかかった声が漏れる。

ユミの舌が口内を蹂躙し、唾液が混ざり合う水音が、静まり返った部屋に恥ずかしいほど響き渡った。

視界の端で、乱れた自分の青い着物と、ユミの紫の着物が混ざり合っているのが見える。その色彩の融和が、二人の境界線が消えていくようで、アルトリアの頭をさらにクラクラとさせた。

「はぁ、っ……アルトリア、綺麗……すごく、柔らかい……」

「ユミ……あ、ぁ……っ!」

熱っぽい囁きと共に、ユミの手のひらが、無防備に晒されたアルトリアの豊かな胸へと這い上がる。

ひやりとした外気の冷たさは一瞬で消え去り、ユミの手の熱さだけが肌に焼き付いた。

優しく、けれど愛しさを確かめるように、ふわりとした膨らみが包み込まれる。

「ひ……っ! んぅ……!」

親指が敏感な蕾をかすめるたび、アルトリアの背筋が弓なりに跳ねた。

騎士王として鍛え上げたはずの体幹が、愛する者の愛撫一つで嘘のように力を失っていく。

(あ……だめ、です……そんなに優しく触れられては……)

ユミの指先が、柔らかい肉を慈しむように捏ね、形を変えていく。

その動きに合わせて、甘い痺れが胸の奥から全身へと波紋のように広がった。

抵抗する気などとうに失せていたが、もはや自分の意思で指一本動かすことさえ億劫になるほど、快楽が思考を溶かしていく。

「アルトリア……顔、すごいことになってる。とろとろだよ」

「そ、れは……貴女が……いじめる、から……っ」

潤んだ瞳でユミを見上げると、彼女は満足そうに目を細め、再び覆いかぶさってきた。

「いじめてないよ。愛してるだけ」

「んっ……ぁ……!」

再び唇が重なり、同時に胸への愛撫が激しさを増す。

上から注がれるユミの愛と重みに、アルトリアの意識は完全に白く染め上げられ、ただされるがまま、甘い泥沼へと沈んでいった。

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