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20$会員様に投票いただいだホワイトデーネタです。今回はチョコじゃなくて生クリーム🎂こちらも分散させてあげていきます🙇‍♀️

♢

慣れない豪奢なホテルのベッド。

そこに横たわる私のマスターは、視界を黒い布で塞がれ、僅かに身を震わせていた。

「……あ、の…アルトリア…?」

視覚を奪われている不安からか、ユミはシーツをぎゅっと握りしめている。

「なんでこんなことになってるんでしょうか…」

戸惑う彼女の唇を見下ろしながら、私は意図的に、普段よりも少し低く、冷たさを装った声を落とした。

「今日はホワイトデーですね、ユミ」

私の声のトーンに敏感に反応し、ユミの肩がびくりと跳ねる。

「あ、もしかしてお返しがたいしたことなかった…?」

不安そうに眉を下げる彼女の様子に、私は内心で小さくため息をつき、ベッドの端に腰を下ろした。愛しい人を怯えさせたいわけではないのだ。

「そんなことはありません。バレンタインにはお互いチョコを渡しあい、今日もらったプレゼントもとても素晴らしいものでした」

事実、彼女からの贈り物は私の胸をひどく温かくした。だからこそ、その後の出来事がより黒い感情を煽ったのだ。

「…ですが。今日のお返しは、いささか人数が多かったのでは?」

自分でも抑えきれないほど、声の温度が下がるのがわかった。

「凛や桜、大河、イリヤスフィールなどであれば構いません。彼女たちは貴女の大事な友人ですから。…いえ、完全にいいというわけではありませんが…」

頭では理解している。彼女の人望の厚さゆえの事態だと。しかし、王としての理性と、一人の者としての独占欲は激しく葛藤していた。

「ですが、円卓の者たち、アーチャーや…さらにはランサーまで、貴女に贈り物をと次から次へと……ッ」

思い出すだけで、ギリッと奥歯が鳴る。あの男たちめ、私の伴侶に対して無駄に愛想を振りまきすぎなのでは?

「あ、あの、もちろんそれは義理だし、みんなお世話になってるからであって…!」

慌てて弁解するユミの言葉を遮るように、私は彼女の頬にそっと手を添えた。

「わかっています。貴女がバレンタインに贈ったチョコたちが義理なことも。ましてや、もらいっぱなしなどという輩がいるならば、それこそエクスカリバーものです」

彼女を傷つける輩がいれば即座に両断する。だが、彼女に言い寄る輩を斬るわけにはいかない。このもどかしさを、どうやって昇華すればいいのか。

「ですので。これは私のわがままなのですよ、ユミ。…ほら、日本にはホワイトデーは『3倍返し』…という言葉があるそうではないですか」

私は用意していた、甘いバニラの香りがする白い生クリームの絞り袋を手に取った。

「それを貴女の愛おしいこの身体でいただきたい」

ユミが「えっ」と息を呑むと同時に、私は彼女の形の良い胸の頂へと、冷たい純白のクリームを絞り出した。

視覚がない彼女にとって、唐突な冷たさと甘い匂いは、過敏になった神経をひどく刺激したのだろう。彼女は小さく「んっ…」と声を漏らし、背中を反らせた。

「ほら。舐めてみてください」

私は自身の指先にクリームを掬い取り、彼女の震える唇へと添えた。

躊躇いながらも、ユミの柔らかい舌が私の指先を舐めとる。その舌の熱さに、私の下腹部にも熱い痺れが走った。

白亜の肌と、純白のクリーム。そこに対比するように浮かび上がる紅潮。

私は彼女の熱を帯びた肌を辿るように唇を這わせた。胸元に添えられたクリームごと、彼女の敏感な蕾を甘噛みし、舌で弄ぶ。

「あっ、あぁっ…! アルトリア、だめ、それ……っ」

目隠しをされたユミは、快感の波を予測できず、ただ私の愛撫に翻弄されるしかない。

~続~

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