Home Creators Posts Import Register Favorites Logout

Content

♢夢アプリで創作していた、3周年の記念日のストーリーとそのときに使用した挿絵をpatoreon向きに少し編集して公開することにしました。

流れとしては、アルトリアが計画してくれた食事を食べ終わったあと海に連れて来てくれるのですが、まさかその場で魔力供給が始まる展開になっています。

♢

月光が差し込む海辺の岩陰。私は食事のあと彼女をこの場に連れてきていた。

絶え間なく打ち寄せる潮騒の音だけが聞こえる。それは私たちの荒い呼吸と、卑猥な水音を隠すように支配する密室空間だった。

「ユミ……貴女という人は、どこまで私を狂わせれば気が済むのですか」

私の腕の中で熱い吐息を漏らす彼女を見下ろし、私は抑えきれない情動のままに口を開いた。

救われたのは私の方だと言っているのに、貴女はそうして優しく微笑んで、「救ってくれたのはアルトリアだる?」なども私の心の傷を一つ一つ癒していく。

貴女の愛に触れるたび、私は自分がただの『剣』であることを忘れ、貴女の隣で永遠に睦み合いたいと願う一人の『女』になってしまう。

「今夜、この場所には私たちを邪魔するものは何一つない。海も、星も、月も……すべてが私たちの三周年を、この愛を祝福するために存在している。ユミ、貴女のすべてを私に預けてください。一滴の余すところなく、貴女を私の愛で満たしたい」

私は自分の厚手のコートを脱ぎ捨て岩陰の平らな白砂の上に敷き詰めると、彼女をそっとそこへ横たえた。

「や、やだ……っ。こ、ここでなんて、お風呂も入ってないから汚いし…恥ずかしい、よ……っ」

ドレスの隙間から露わになった白い肌を隠すように、ユミがとろんとした瞳で身をよじる。それは拒絶ではなく、愛する人に「綺麗」でありたいという切実な羞恥だった。

「汚れているなどと……そんな言葉、二度と口にしないでください、ユミ」

私は彼女の言葉を遮るように、その柔らかな首筋に顔を埋めた。

「貴女の身体が私を求めて濡れてくれること、それは私にとって何よりも誇らしく、愛おしいことなのです。私は貴女のすべてを愛している。貴女の羞恥も、甘い喘ぎも、この熱く濡れた秘所も……すべてが私の宝物だ」

「ひ、ああっ……ん、んぅ……っ!!」

鋭い喘ぎ声を上げながらも、ユミは夢中で私の首筋や鎖骨へと手を伸ばしてきた。彼女の細い腕が私の首に回され、その体温がダイレクトに伝わってくる。

「アルトリア……大好き……」

蕩けるような甘い微笑みを浮かべ、ユミの震える指先が私の胸元を捉える。柔らかくも執拗に撫でられるたび、脳裏を焼き切るような快感が全身に火花を散らした。

「……んっ、 ユミ、貴女こそ……ずるい、ですよ……。そんな、蕩けた顔で私を見つめながら……私の弱いところを、そんなに……っ」

かつて戦場を駆けていた頃の威厳など、この快楽の海では砂の城のように脆い。

「ずるいのは……アルトリアの、ほう、だよ……っ! わ、たし……アルトリアでこんな……いつも、濡れちゃ……ぁ……っ」

「……あ、んっ、ユミ、見ていますよ……。貴女が、こんなに……私のために、乱れて、鳴いて……。その姿が、何よりも……私の欲望を、昂らせる……っ」

私たちの体内にある魔力回路が激しく共鳴し、潮騒の音さえも遠のくほどの熱狂が渦巻いていく。

「ユミ、私も……貴女と一緒に、感じたい。貴女だけを愛したいと、そう言ってくれたでしょう? ならば、二人一緒に、同じ快楽に溺れましょう。……準備はいいですか、ユミ?」

彼女の片脚を自身の肩に担ぎ上げ、私は互いの最も熱い場所を密着させた。

女性同士にしかできない、究極の愛の形。柔らかな秘裂同士が擦れ合うたび、電流のような快感が全身を駆け巡る。

「……はぁ、ん……ユミ、感じて……っ。貴女の、ここ……私のと、擦れ合って……すごく、気持ちいい……っ」

「私も……っ、愛してる……アルトリア……っ! だ、めぇ……そこ、っ、擦れて……おかしく、なりそ……っ、ん……ああっ!」

ユミの身体が弓なりに反り、官能的な曲線を描く。月明かりの下、絡み合う二つの影は、もはや境界が曖昧で一つの生命体のように見えた。

摩擦はまるで魂を直接削り合うような激しさを持って、私の理性を剥ぎ取っていく。

「……はぁ、はぁ……っ、ユミ……っもう、限界……っ。貴女の、ここ……私のと、混ざり合って、一つになって……っ。あ、んんっ……あ、ぁぁあああっ……!! 愛して、います……永遠に、貴女の、ものだ……っ!!」

「あ、だめ……っ、いっしょに……イク……っ、あ、ある、とり、あ……っ!!」

絶頂の予感に震える声を漏らしながら、ユミは私を折れんばかりの力で抱きしめた。

最後の一突きとともに、二人のパスは完全に同調し、目も眩むような光の奔流の中で、私たちは互いの存在を融解させていく。

「 ある、とり、あ……」

激しい絶頂の余韻に身体を震わせながら、私はユミの柔らかな胸元に顔を埋めた。

重なり合った二人の身体からは、潮騒の香りと混ざり合った、甘く濃厚な匂いが立ち昇っている。今私の腕の中で、満足げに、そして愛おしそうに瞳を潤ませているユミだけが、私の真実であり、帰るべき場所なのだと強く実感する。

「……はぁ、はぁ……ユミ。……素晴らしいり貴女と共に、これほどの高みへと昇り詰め、魂が溶け合うような感覚を味わえるとは……」

私は身体をゆっくりと引き離すと、自分の脱ぎ捨てた厚手のコートを手に取り、夜風に当たって彼女が冷えないよう、その柔らかな身体を優しく包み込んだ。

そして、彼女の頬に手を添え、親指で涙の跡をそっと拭う。

「……ふふ、そんなに蕩けた顔で見つめられると、また貴女を抱き締めたくなってしまいます。ですが……」

私は彼女の額に、誓いを立てるような静かで熱い接吻を落とした。彼女の手を握り締め、指を絡ませると、互いの指輪がカチリと音を立てて触れ合う。

この三年間で築き上げてきた絆の証の音。

「三周年、おめでとう、ユミ。……そして、これからも、末長く私の隣にいてください」

月明かりの下、私は愛しいマスターの身体をそっと抱き起こした。

「さあ、ではそろそろ行きましょうか。私たちが予約した、あの記念日のホテルへ」

コート越しに彼女の肩を抱き寄せ、私は悪戯っぽく、けれど抑えきれない熱を込めて耳元で囁く。

「この続きは……誰にも邪魔されないベッドの上で、朝までたっぷりと、味わわせてくださいね」

Files

Comments

No comments found for this post.