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アリアズナに敗北した魔里香を待っていたのは、彼女の過去の罪だった。

かつて彼女がパートナーとした少女レイラ。 ただひとりで強大な吸血鬼の女王と戦い続けた彼女の末路は、かつての仲間に引導を渡されるかたちになってしまった。

地獄はどこまでも深く、一度取り込まれればどこまでも重く圧し掛かる

レイラをはじめ、かつて魔里香が相棒としていた超能力を持つ少女達。 


生まれつきの能力のせいで孤独になった者も多い彼女達に、魔里香は寄り添い、利用し、そして不利を悟るたびに冷徹に切り捨てて来た。


アリアズナのマントの中に捕らえられた彼女達の運命は悲惨なもの。体内で大量の魔力を産生し全身に巡らせる体質をもつサイキック達に、吸血鬼の快楽毒は普通の人間の何倍もの強度で回り続ける。マントに全身を愛撫されながら魔力を吸われ続ける快感は、人間のオスの射精の数百倍もの絶頂を与え続け、精神も理性も破壊しつくす。


アリアズナは、彼女達を決して死なないように、快楽の生き地獄に捕らえたまま飼い続けた。

全てはこの瞬間の愉しみの為。魔里香という、彼女にとっては決して取るに足らない一人のクルースニクの心が折れる顔を愛でる為に。


女王は自らの手ではなく、魔里香への愛憎をじっくりと醸成した彼女達に委ね、彼女達の営みをうっとりと眺める。

自らを世界のルールであると疑わない高慢で残虐な女神は、愚かな反乱者に罰を与えるのだった。


アリアズナは、自らの中でじゃれ合う愛しい娘達の為に。マントから恵みの雫を盛大に与える。

これまで命を吸い尽くした何千何万ものオスから搾り取った精気が濃密に凝縮した、吸血鬼達にとっての極上の美酒


吸血鬼化されることもなく人間のまま魔力に晒され続け、全身を快楽に焼かれ続けた彼女達にはあまりにも強烈で、少女達の狂宴をどこまでも燃え上がらせる。


女神の罰を受けたのは魔里香にとって最後の相棒であり、唯一の男であったカイトも同じだった。

通常、男は無慈悲に吸われ消えるだけなのに、魔里香に見初められたというそれだけの理由で彼は延々と続く快楽地獄を味わうことになる。


魔里香に固執する少女達の中で唯一の例外である彼がこの場に放り込まれれば、彼女達の手によって執拗で手厚い歓迎を受け続けることになるだろう。

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