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出来心だったんだ。

コインランドリーで拾った憧れの人のシャツを持ち帰ってしまったのも、

その黒いシャツのにおいを嗅いで興奮したのも、

そのサイズの合わないシャツを着て、あの人の汗を全身に感じていたのも。

一目惚れだった。

もっと話したいとか、あわよくば付き合いたいとか、触れたいとかキスしてほしいとか抱いてほしいとか。建設現場で働くその人を遠目で見ながら、ずっとそんなことを思っていた。

それがまさか同じマンションの、しかも隣に住んでいたなんて。挨拶をしたり、ちょっと世間話をしたり、お裾分けをもらったり。たぶん普通のご近所づきあい。それだけの関係で満足していればよかったのに。

あろう事かあの人の忘れ物を、それも汗の染み込んだ肌着を勝手に持ち帰るなんて。

あの人にもっと触れられたらいいのに。

――まさかこんな形であの人の身体に触れることになるなんて

あの人の声をもっと近くで聞けたらいいのに。

――まさかこんな形であの人の声を聞くことになるなんて

あの人の匂いをもっと感じられたらいいのに。

――まさかこんな形であの人の体臭に包まれることになるなんて

あの人とキスができたらいいのに。

――まさかこんな形であの人の舌を味わうことになるなんて

あの人と恋人として深く交じり合えたらいいのに。

――まさかこんな形であの人の絶頂を感じることになるなんて

あの人と寄り添って生きていけたらいいのに。

――そう願っていたけれど。

それでも、あの人そのものになりたいなんて思ったことは一度だって

ばたん、と隣の部屋のドアが閉まる音で我に返る。

目の前には萎えかけている馬獣人の巨根と、床にまき散らした馬獣人の大量の精液。

近づく足音、俺の家のドアが開く音。

「おじゃまします」あの人の低い声。

「ちょっと待って」言いかけた同じ低い声。

中年の馬獣人の俺を見つめる、中年の馬獣人。

恐る恐る顔を上げる。あの人と目が合う。

俺を見つめる表情は

見慣れた人懐こい笑顔でも、

異常なものを見るものでも、

泥棒を責めるもののでもない。

とても愛おしいものを見るような、

とても素晴らしいごちそうを見るような、

そんなギラギラした笑顔だった。

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毎度思うんだけれど、なんでこんなにキャプションを凝りたがるんだろうね自分。

こんばんは、十六夜です。

今回は狼獣人の青年が馬獣人のおじさんにAPTFするシーケンスでした。こっそり設置していたお題箱に入っていたネタを使わせていただきました!

馬獣人って最近になって初めてちゃんと描いたけどバランスが難しいですね。顔の長さとか耳の長さとか、ちょっと狂うとロバや牛みたいになってしまうので大変です。今回のはちゃんと馬に見えていたら嬉しいです。

それはそれとしてお馬さんの逞しい肉体はとてもエッチだと思います。あの異形感あふれる肉棒とかでっかい玉とかもうエッチの塊ですよね?そんな風に変身しちゃうんだから馬化はたまらんぜ。

来月は夏っぽい何かTFを考えています!お楽しみに!

ではまた来月~!

あ、今回からちょっとだけ署名(の日付部分)の描き方変えてます。

だから何だという話ですがね!

☆8月21日追記

今更ながらサインの日付が間違ってたので直しました……

2020年になってましたorz

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Comments

えこのみか

やはりTFもいいがAPTFはもっとシコくなる……ッ(^q^) ところで小説の方はお書きにならないんですかね…?ほんとに???こんなにえってぃなキャプション書かれるのにぃ……??????