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「僕は女であの子は男で」は、タイトル通りのお話で「僕は女」で「あの子は男」なお話です。

トラウマがあるようで女の子が苦手な「牧君」は、ある日幼なじみの学校公認男の娘「雪ちゃん」に自分が魔法少女である事を打ち明けられます。

本来私の世界観では柱となる「Space Trans Story」でも説明している通り、12歳頃になる「女の子」でないと魔法を使う事ができません。

これは体内の魔力生成が関わっていて、男の体では魔力生成する事ができないのです。

その為「光ちゃんにおまかせ!」で主役を務める光ちゃんは、中に入り込んで主導権を握ってしまった輝の男性的ノイズが入り込んで魔法も失敗ばかりです。

それ程この世界観においては男性が魔法を使う事は不可能に近い、と言う事です。


それにも関わらず雪ちゃんは男の娘でありながら「魔法少女」になれたのです。

実際魔法を使う時は女の子に変身している訳でもなく、男の娘の体の状態で魔法を使います。

それ程雪ちゃんの体は男でありながらも、限りなく本物の女の子にとても近いのです。


そんな雪ちゃんでもやはり本物の女の子になりたく、ある日近くの公園で自身に女体化の魔法を掛けようとします。

しかし発動した魔法は雪ちゃんに掛からず、一緒に居た牧君に掛かってしまいました。

雪ちゃんは魔法が使える程限りなく女の子に近過ぎる存在なので、魔法に「女の子」と認められてしまったのです。

嬉しい誤算が起こってしまった事で、魔法の矛先は牧君に向かってしまい大の女の子嫌いの牧君は「牧ちゃん」として、自身が女の子になってしまいます。


更に実はこの時、公園内に居て魔法の飛び火によるとばっちりを食らっていた人物が居ます。

その人物こそが「ロリロリの僕」の主役で、元男である事以外何も思い出せず女体化してしまった「ほのかちゃん」なのです。

あちらのシリーズでは光ちゃんを絡ませてミスリードを狙ったのですが、ほのかちゃんを女の子にした真犯人は雪ちゃんでした。

詳しくは「ロリロリの僕」の作品雑記で語ろうと思います。


牧ちゃんは女の子が苦手過ぎる為、トラウマから自身の心を守る為に魔法の副作用で幼児化してしまう事があります。

女の子としての牧ちゃんが崩壊しないよう、トラウマを和らげようとする為に起こるようです。

その為牧ちゃんの幼児化現象により、雪ちゃんは色々と苦労してしまいます。


幼児化自体については「Space Trans Story」の「幼女星」が要素の暗示になってました。

心ちゃんの分裂や入れ替わり同様、この世界観ではこういう事が起こりえると言う暗示です。


ここからは作品が未完で本編中書けていない部分ですが、雪ちゃんは自身が女の子になれず結局体は男の為、段々と牧ちゃんに嫉妬するようになってしまいます。

そしていつしか牧ちゃんとの関係が拗れてしまい、女の子になってしまったまま放置された牧ちゃんのトラウマが爆発して彼女が崩壊した時……牧ちゃんはもう二度と男の子に戻れず取り返しが付かなくなってしまう、とそういう構想を思案していました。

最終的に魔力を高めて自身の女体化魔法も可能になった雪ちゃんは、全魔力を出し切って自身を女体化するか、それともその1回切りの魔力で大事な牧ちゃんを元に戻すか……の選択を迫られます。

しかし牧ちゃんに対しては嫉妬心が爆発していて関係も拗れてしまっていて、雪ちゃんが最終的に取った決断は……と、そんな感じで物語が終わりに向かって行く予定でした。


この2人は「はちゃめちゃ学園生活」に登場する愛梨ちゃんと花音ちゃんと同じクラスで、彼女達もクラスメートとしてこの物語に絡んできます。

花音ちゃんは牧ちゃんと雪ちゃんを助ける事があり、愛梨ちゃんも作品内で語られませんがはちゃめちゃ側の通りの中の人事情を抱えつつも、花音ちゃんと一緒に頑張る時があります。


牧ちゃんと雪ちゃんは「はちゃめちゃ学園生活」のパラレル版にもクラスメートとして登場します。

つまりこの作品の逆パターン的な感じでの出演です。

はちゃめちゃ側に登場する牧ちゃんはパラレル展開な為男の子状態での登場で、その為雪ちゃんが牧ちゃんに嫉妬して拗れる展開もあちらでは起こらなくなってます。

しかしはちゃめちゃ側では花音ちゃんが雪ちゃんと拗れてしまう展開があり、この展開を牧ちゃんと雪ちゃんが拗れる展開とリンクする要素にしてみようと考えてました。

結局はちゃめちゃパラレル版もこの作品も、共に中途半端で未完となってしまいました。

作品中拗れる部分まで進まなかったので、このリンク要素も今となっては無意味に終わってしまいました。


さて雪ちゃんが魔法少女になった経緯ですが、地球人の魔法少女は生まれにして魔法を使えないので必ず誰かしらから魔法の技術を受け取ってます。

私の世界観で登場したエムピ星出身キャラは皆それぞれ誰に魔法の技術を渡したか、色々なシリーズを辿れば分かるようになっています。

具体的には「みうっち&未来ちゃん→みうちゃん」「ルナちゃん→奈々ちゃん」「リリ→光ちゃん」「ミャンコ→みい子ちゃん(+パラレル側でゆいちゃん)」です。

一応魔力が高くなれば魔法技術の生成力も上がるので、複数の人に技術をばら撒く事もできるようになります。

しかし私の世界観で登場したキャラの範囲では、現時点ミャンコ以外は1人分の技術生成しかできないみたいです。

ミャンコですらもゆいちゃんを魔法少女化したのがゆいちゃんリブートのパラレル側なので、みい子ちゃんに魔法技術を渡したオリジナル版でゆいちゃんを魔法少女にしているか微妙です。

なので基本的には「1キャラに付き1回まで」となっているみたいですね。


こうなると消去法で唯一ツキちゃんだけ、魔法技術を渡したお話が語られていない事になります。

彼女は元男でソラさんの同級生であり、超能力が乏しくリリによって女の子にしてもらった、いわゆる

「自ら女の子化を望んだ」子です。

自ら女の子になる事を望む、と言う部分では雪ちゃんに通ずる部分があります。

ツキちゃんもルナちゃん達と一緒に地球入りしているので、こう考えると雪ちゃんを魔法少女にしたのはツキちゃんなのかもしれませんね。

雪ちゃんは6年生の時から魔法少女をしていたと言ってますが、名前的に冬生まれで12歳を迎えるのが2月終わり頃だったとして3月の間少しだけ魔法少女をやっていたと考えれば、一応6年生の頃から魔法少女だったと言う話も噛み合います。


そういえば「Space Trans Story」の作品雑記で書き漏れしましたが、ツキちゃんって元地球人で輝月ちゃんと同じ方法でエムピ星へ飛ばされていたのですよね。

元地球人の為エムピ星の空気に触れて超能力が使えるようになっても能力が乏しく、更に性同一障害の悩みを抱えていた事からその後「エムピ星の魔法少女」となりました。

エムピ星の空気に触れて体内で魔力生成できる体になっているので、元地球人のツキちゃんでも他の星の人々に技術を渡す事はできます。


雪ちゃんは男の娘と言う理由も絡んでいるのか、ゆいちゃんシリーズでもハブられてしまいました。

雪ちゃんと言う既存の魔法少女を差し置いてみい子ちゃんが新たな枠へ入ったのです。

そう考えると雪ちゃんは何だか「魔法少女としては」少し残念な子にしてしまったかな、と感じてます。


元々作品ラストで牧ちゃんを元に戻す為全魔力を消耗しきって、体が男であったが為にもう使い切って空になった魔力が再生成される事もなくなり魔法少女ではなくなってしまう、との構想でした。

その為雪ちゃんは他シリーズで魔法少女として出さないようにしていたのだと思います。

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