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発覚

深夜、家はすでに深海のような静寂に沈んでいた。窓の外では街灯の鈍い光が薄いカーテンを通り抜け、小明の寝室にぼんやりとした輪郭を投げかけている。部屋の中では、小明と小杰が互いに固く絡み合い、布団をかぶって荒い息を必死に押し殺していた。昼間、小明の両親が親戚の家に出かけると言って夜まで戻らないと告げたため、小杰はこっそりと家に泊まりに来たのだ。この密やかな逢瀬は、すでに何度も繰り返されてきたことだった。


肌と肌が擦れ合い、密やかに交わされる熱い吐息。少年たちの体は薄暗がりの中でひっそりと震え、鼓動は狂おしいほどに速まっていく。その瞬間が訪れたとき、小明は思わず声を詰まらせ、両腕を小杰の背中にぎゅっと巻きつけた。小杰の体もまたびくりと跳ね、耳元で抑えきれないうめき声が漏れた。荒い息遣いがまだ収まらぬ中、二人は互いの目を見つめ合った。その瞳の中には、言いようのない多幸感と同時に、永遠に拭い去れないような罪悪感の影が揺れている。


「バタン」という音が突然、ドアの蝶番が回る耳障りな軋みを伴って、部屋の静寂を切り裂いた。


小明の母親は、編みかけの毛糸玉を取るためだけに、いつもの癖でノックもせずにドアを押し開けたのだ——彼女はそれを玄関の靴棚の上に置き忘れたと思い込んでいた。冷たい廊下の空気が一気に室内へと流れ込み、照明の明かりが容赦なく四隅を照らし出した。彼女の動きはその瞬間、ぴたりと凍りついた。


目に飛び込んできたのは、絡み合う二つの半裸の体。押しのけられた掛け布団。ベッドのシーツに残る乱れた跡。そして空気中に漂う、異様な生ぬるい匂い。母亲の顔は一瞬で土気色に変わり、指がドア枠をがっしりと掴む。毛糸玉は、彼女の指の隙間から音もなく転がり落ちていった。


「お前たち……何をしているの!?」


金切り声が夜の静寂を鋭く切り裂いた。小明は弾かれたように跳び起き、小杰を自分の背後に隠そうと必死になる。喉からは嗚咽とも弁解ともつかない声が漏れ出た。「母さん……違うんだ、これは……」しかし、自分でも何を否定しようとしているのか分からなかった。小杰の顔は青ざめ、全身が震え、唇は動くものの一言も発することができない。


その金切り声に、小明の父親が階下から慌てふためいて駆け上がってくる。重い足音が階段を「ドタドタ」と鳴らし、人影がドアのところへ立ったかと思うと、眼前の光景を目にした彼の表情は、一瞬の驚愕から鉄のように冷たく固いものへと変わった。彼の顎の筋肉が強く痙攣した。


「この外道が……」


父親の声は低く、絞り出すようだった。彼は大股で踏み込むと、粗い手で小明の腕をぐいと掴み、無理やりベッドから引きずり下ろした。小明の体は激しく床に叩きつけられ、肘が冷たい板間にぶつかって、鋭い痛みが走った。


「俺たちは、どうしてこんなに節度のない、恥知らずな息子を育ててしまったんだ……!」


母親は全身をわななかせ、よろめきながら後ずさると、背中を硬い壁に打ちつけた。彼女の目は、まるで何か不浄なものを見るかのように、二人の少年を凝視していた。顔には深い嫌悪と、へし折られたような屈辱の色がありありと浮かんでいる。


「化け物だ……本物の化け物だわ……!」


母亲の喉の奥からは、ほとんど正気を失ったかのようなくぐもった音が漏れた。小明は必死に父親の足にしがみつき、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を上げた。


「お父さん、お願いだ……僕たちはただ……」


「言い訳はよせ!」


父親の手のひらが、唸りを上げて小明の頬に叩きつけられた。その力強い平手打ちに、小明の頭は「ブン」と音を立て、口の中には瞬時に鉄錆のような生臭い味が広がった。片隅で縮こまっていた小杰は、恐怖のあまり声も出せず、ただ全身を震わせるばかりだった。


「服を着ろ、この恥知らずなクズが!」


父親は怒りに任せてベッドの端にあった服を乱暴に掴み、小杰の顔面めがけて投げつけた。彼の胸は激しく上下し、血管の浮き出た拳は握り締めたり開いたりを繰り返している。彼はくるりと妻に向き直り、その声はまるで万古の氷のように冷たかった。


「前に見た、あの広告を出せ。『意志健身訓練センター』……ああいう所こそ、こういう変わり果てた悪魔を送り込むべきなんだ!」


母亲はかすかに震えながら、まるで後ろに恐ろしい化け物でも潜んでいるかのように、壁を伝いながら階下へと駆け下りていった。彼女は引き出しという引き出しを狂ったようにまさぐり、数ヶ月前に誰かが挟み込んでいったパンフレットを探し出す——「専門的に青少年の不良行動を矯正し、健全な人格を育成する」。かつては大げさに過ぎると思っていた謳い文句の数々が、今、この瞬間において、まるで唯一無二の救いの綱のように思えた。


小明の悲痛な泣き声が2階から響いてくる。


「お父さん!お願い、どこにも僕を送らないで!間違ってた、本当に間違ってた!もう二度としないから!何でも言うことを聞くから……!」


彼は四つん這いになって階段の入り口へ這い進もうとしたが、すぐに父親に髪の毛をぐいと掴まれて、無理やり元の場所へと引きずり戻された。父親の目は血走り、額の青筋はぴくぴくと痙攣し、まるで暴れ狂う猛獣を思わせた。


「お前はもう、根っから腐っているんだ!俺の顔をこれ以上汚すな!」


やがて、麻縄が取り出された。指ほどの太さがある、ザラザラとした麻縄だ。小明と小杰はまるで商品のように、背中合わせに無理やり縛り上げられた。縄は少年たちの細い手首や足首に深く食い込み、少しでももがくたびに、皮膚に焼けつくような激痛が走った。


「小杰……僕のせいだ、全部僕のせいで君をこんな目に……!」


小明はかすれた声ですすり泣き、後ろ頭でそっと小杰の項に触れようとした。


「言うな……小明、言わないで……」


小杰の声はか細く、蚊の羽音のようだった。彼の目からは涙がとめどなく溢れ落ち、小明の肩を濡らしていく。互いの背中越しに伝わる震えは、この夜の絶望を物語っているかのようだ。


母親は電話を握りしめ、目はうつろだった。受話器の向こうからは、だらしなく伸びた男の声が聞こえてくる。「ご心配なく、お客様。こういうケースは何度も扱っていますから。子どもというものはね、叩けば叩くほど素直になるものです。こちらに送っていただければ、必ず見違えるような良い子にしてみせますよ……」


その言葉は、悪魔のささやきのように、母親の恐怖と怒りに震える心を徐々になだめていった。彼女はゆっくりとうなずき、震える声で住所を告げた。


長い長い夜が、ついに白み始めた。明け方のほの明かりと共に、建物の外でエンジン音が響き渡る。小明と小杰を連れ去るためだけにやってきた、灰色のワゴン車だ。


父親は縛り上げられた二人を無理やり階段から引きずり下ろす。少年たちの体が段差にぶつかり、鈍い音を立てた。小明ののどは涙で詰まり、ただ必死にもがき、手首の縄で皮膚が擦り切れ、血がにじむほどの抵抗を見せる。だが、大人の力の前では、そんな抵抗など全く無力に等しかった。


「お父さん!母さん!信用してよ、お願いだ!本当に変わるから!どこにも行かないで……お願いだ……!」


彼の金切り声は絶望に満ちていたが、応えたのは、容赦なく全身を打ちのめす、より激しい殴打の雨だった。父親は彼の襟首を掴み、まるでゴミ袋でも放り投げるかのように、力任せに車の暗い車内へとねじ込んだ。


「おとなしく施設で己を正してこい。治らなければ、二度とこの家の敷居を跨ぐことは許さん!」


ワゴン車のドアが、重苦しい音を立てて閉まった。


小明は冷たい車の床に無理やり押さえつけられたまま、震える首を精一杯ひねり、もう一台のワゴン車の窓越しに、小杰の、恐怖にすっかり奪われた生気のない顔を最後に見た。次の瞬間、タイヤが地面を強く噛み、車は激しく揺れながら、まだ薄暗い街路の彼方へと疾走していく。


母親は玄関に突っ立ったまま、顔は死人のように青ざめ、車が遠ざかっていく方向をじっと見つめていた。彼女の指は無意識に服の裾をぎゅっと揉みしだいている。その目の奥にあるのは、怒りか、悔恨か、それとも、ようやく厄介払いができたという奇妙な安堵感なのか——誰にも分からない。

家の中は、死んだような静けさだった。まるで何事もなかったかのように。ただ、乱れきったベッドと、地面に散らばった麻縄の切れ端だけが、このすべてが決して悪夢などではなかったことを、無言のうちに物語っていた。


地獄への入門

ジムの入り口は、鉄の扉が重く冷たく光っていた。小明は両親に背中を押されるようにして、その薄暗い空間へと足を踏み入れた。最後に振り返ったとき、母親はすでに背を向け、父親は携帯電話を弄りながら「ここでちゃんと更生しろよ」と言い残した。扉が鈍い音を立てて閉まると、外の世界は遮断された。


室内には、むっとするような汗と消毒液の混じった匂いが漂っていた。天井の蛍光灯が不気味に点滅し、壁際には奇妙な形の器具がいくつも並んでいる。小明が戸惑っていると、奥から二人の男が現れた。一人は小山のような大男で、褐色の肌にタンクトップを張り裂けんばかりに着込み、太い腕に蛇のような血管を浮かせている。もう一人はそれより幾分細身だが、目つきが異様にギラギラしていて、口元に薄ら笑いを浮かべていた。


「おう、来たな。俺は教官の大熊だ。こちらは弟の阿虎。お前さんの担当教官を務める」


大熊の声は低く、部屋の空気を震わせた。小明は思わず一歩後退ったが、阿虎がすかさず背後に回り込んで肩を掴んだ。


「逃げんじゃねえよ、坊主。これから『身体検査』を始めるからな」


「し、身体検査って…」


小明が震える声で尋ねると、阿虎は返事の代わりにいきなり彼のシャツの襟を掴み、無造作に引き裂いた。ボタンが弾け飛び、小明は悲鳴を上げて胸を隠そうとしたが、阿虎は容赦なくベルトに手をかけ、ジーンズごと下着を剥ぎ取った。


「やめてください!お願いです!」


小明は裸にされ、冷たい空気に晒されて必死にもがいた。しかし阿虎の腕力は思いのほか強く、あっという間に両腕を背中に捻り上げられ、部屋の中央にある奇妙な金属製の台へと引き摺られていった。


台の上には無数のベルトと金具が取り付けられている。阿虎は手慣れた手つきで小明をうつ伏せに押さえつけ、両手首と足首を瞬く間に革のベルトで固定した。さらに腰と胸にもベルトが巻かれ、小明は身動きひとつできなくなった。


「いいケツしてやがるな。兄貴、こいつは掘り甲斐がありそうだぜ」


阿虎が下卑た声で言うと、大熊は無表情で近づき、小明の尻をゴツゴツした手でまさぐった。


「まずは穴の拡張だ。阿虎、器具を」


阿虎は壁際のトレイから、細長い金属製の器具をいくつか取り出した。それらは先端が球状や勾玉のようになっていて、不気味に光っている。小明は歯の根が合わず、がちがちと震えながら懇願した。


「お、お願い…なんでもしますから、それだけは…」


「うるせえ、動くんじゃねえ」


阿虎は冷たい笑みを浮かべ、最初の器具に透明なジェルをたっぷりと塗りつけた。そして小明の尻の割れ目に、ねっとりとした感触を押し当てた。


「ひっ…!」


小明は恐怖で目を固く閉じた。肛門に異物が触れる生々しい感覚に、全身の毛が逆立つ。阿虎はためらうことなく、器具の先端をぐいと押し込んだ。焼けるような痛みが走り、小明は絶叫を上げた。


「やめ…痛い!裂けちゃう!」


「痛いのは最初だけだ。すぐに気持ちよくなるさ」


阿虎はそう言いながら、器具をさらに奥へと捻じ込んでいく。小明の内壁が無理矢理押し広げられ、今まで感じたことのない激痛に、目の前がチカチカと白く点滅した。涙が滝のように溢れ、息もまともに吸えない。


器具は一本だけではなかった。阿虎は次々と太さの違う金属棒を挿入し、そのたびに小明は獣のような悲鳴を上げた。時間の感覚もなくなるほどの苦痛の中、ついに最後の一本――それまでのどれよりも太い、表面に無数の突起がついた器具――が肛門に押し当てられた。


「これで仕上げだ。お前さんのケツ穴、たっぷり拡がったぜ」


阿虎はそう言って、一気にそれを最深部まで突き入れた。小明の身体が弓なりに跳ね上がり、声にならない叫びが喉を突き破る。内臓を直接弄られているかのような異物感と、灼熱の痛みに意識が遠のきかけた。


「よし、交代だ」


大熊の低い声が聞こえた。小明が朦朧とした意識の中で顔を上げると、教官がすでにズボンを脱ぎ、恐ろしいほどに勃起した肉棒を露出させているのが見えた。その大きさと太さは、まるで凶器のようだった。


「まさか…いやだ…いやだああっ!」


小明は恐怖で再び暴れ出したが、ベルトが皮膚に食い込むだけで、台はびくともしない。大熊は無言で近づき、小明の頭を掴むと、無理矢理に口の中へそれを押し込んだ。


「んぐっ…うぇ…」


喉の奥に異物が突き刺さり、反射的に吐き気が込み上げる。涙と鼻水と涎がだらだらと垂れ、呼吸を求めてむせ返る小明を、大熊は容赦なく腰を突き入れた。


「ちゃんと咥えろ。歯を当てたら承知しねえぞ」


大熊はそう命じると、小明の頭を掴んだまま激しく抽挿を始めた。喉奥を蹂躙される苦痛に、意識が暗転しそうになる。しかし気を失うことすら許されず、ただされるがままに口を犯され続けた。


どれほどの時間が経ったのか、ついに大熊は小明の口からものを引き抜き、そのまま後ろへと回った。肛門に挿入されていた器具が引き抜かれ、開ききった穴に、今度は熱く脈打つ肉の塊が押し当てられる。


「矯正プログラム第一段階、開始だ。よく覚えとけ。お前は今から、俺の命令に絶対服従するよう躾けられる」


その宣言と同時に、大熊は一気に腰を突き入れた。小明の意識は、内臓を引き裂かれるような衝撃と共に、一瞬で白くはじけ飛んだ。どれだけ叫んでも声はかすれ、ベルトを掴む指先は血が滲むほどに擦り切れていく。


それでも大熊は止まらなかった。むしろ小明年の苦悶の声を嗜虐の快楽として享受しているかのように、一層激しく腰を打ち付ける。阿虎は横からその様子を携帯電話で撮影しながら、愉悦の笑みを浮かべていた。


「ほら、ちゃんとおねだりしろよ。『もっとください』ってな」


阿虎が耳元で囁く。小明はもはや正常な思考を失い、ただ与えられる痛みと屈辱に、心の奥底で何かが砕けていく音を聞いた。逃げ場のない地獄が、今、始まったのだと本能が訴えていた。


遠くの壁に掛けられた鏡に、自分の惨めな姿が映っているのがちらりと見える。四肢を拘束され、尻を高く突き出した格好で、男に犯される少年――それが紛れもない自分自身だった。両親が連れてきたこの場所で、自分はもう、ただの従順な性処理道具へと変えられていく。


大熊の動きがさらに激しくなり、耳障りな喘ぎ声を洩らしながら最奥に精を吐き出したとき、小明は初めて声もなく泣きじゃくっていた。痛みのあまり失禁していることにも気づかないほど、すべての感覚が麻痺し始めていた。


「よし、初日はこれくらいで勘弁してやる。だが明日からはもっと本格的な調教が待ってると思え」


大熊はそう言い残すと、ベルトを外し、よろめく小明を床に放り投げた。冷たいコンクリートの感触が、ただ虚ろな心に染み込んでいく。扉が閉まる音が遠くに聞こえ、暗闇の中、小明は声を殺して嗚咽を繰り返すことしかできなかった。


初めての調教

毎朝、決まった時間に起床ラッパが鳴り響く。小明は硬い板張りの寝台から飛び起き、まだ眠気の残る目をこすりながら整列した。隣には小杰がうつむいたまま立っている。二人とも昨日の疲労が体の芯まで染みついていて、筋肉は鉛のように重く、関節はぎしぎしと音を立てそうだった。大熊教官は軍用ブーツで床を踏み鳴らしながらやって来ると、大声で号令をかけ、全員を屋外の訓練場へ駆り立てた。


訓練場は一面の砂利敷きで、朝日が昇る前の冷たい空気が肌を刺す。腕立て伏せ、腹筋、スクワット、それが延々と続く。小明は歯を食いしばり、両腕を震わせながら必死に体を押し上げた。少しでも動きを止めれば、すぐ背後から大熊の革靴が飛んでくる。隣では小杰がすでに限界を迎え、膝を砂利に落とした。大熊は目ざとくそれを見つけると、つかつかと歩み寄り、小杰の背中を踏みつけた。


「誰が休んでいいと言った、この役立たずが!」


小杰の顔が砂利にめり込み、口からうめき声が漏れる。小明は横目で見ながらも、声をかけることも手を差し伸べることも許されなかった。ただただ、与えられた運動をこなすしかない。やがて訓練が終わると、二人は他の少年たちと共に、汗と埃にまみれて施設内に戻された。


しかし、その日はまだ終わらなかった。シャワーを浴びる間もなく、小明と小杰はア虎によって別の方向へ引きずられていった。薄暗い廊下の突き当たりにある鉄扉を開けると、そこは窓のない陰湿な暗室だった。室内にはむっとするようなカビ臭さと、かすかな鉄錆びの匂いが漂っている。壁には無数の拘束具や鞭が掛けられ、部屋の中央には分厚い革張りの台が据えられていた。


「今日はたっぷりかわいがってやるからな」


ア虎は舌なめずりをしながら言い、まず小明を台に縛りつけた。両手首は頭上できつく縛られ、両足は台の端に取りつけられた金具に大きく開かされたまま固定される。冷たい革の感触が背中に貼りつき、小明は無意識に体を震わせた。ア虎は壁から細編みの革鞭を外すと、しなりを確かめるように宙で一振りする。鋭い空気を裂く音が暗室に響いた。


次の瞬間、背中に焼けつくような痛みが走った。小明は思わず悲鳴を上げる。革鞭が皮膚を打つたびに、そこがみるみる赤く腫れ上がり、やがて表皮が裂けて血が滲みはじめた。ア虎は執拗に同じ場所を狙い、小明がもがくたびに甲高い笑い声をあげた。続いて、今度は熱した蝋燭を取り出す。溶けた赤い蝋が小明の胸元に滴り落ちると、熱さと痛みが皮膚を焼いた。蝋が固まって張りつく感覚に、小明は息を詰めて耐えることしかできない。


鞭と蝋燭だけでは飽き足らず、ア虎は縄を取り出して小明の体にきつく食い込ませた。胸の周りに幾重にも巻きつけられた縄が呼吸を浅くし、さらに股間にも荒縄が食い込んで、少し身動きするだけで擦れて痛んだ。小明はもう声も出せず、ただひたすらに震え、涙と汗が混じって台に流れ落ちた。


そこへ、大熊が部屋に入ってきた。彼は壁にもたれて腕を組み、ア虎の調教をじっと見ていたが、やがて口を開いた。


「そんなもんじゃ足りねえ。もっと奥まで仕込め」


その言葉を合図に、ア虎はにやりと笑い、ごつごつとした指に潤滑油をたっぷりと塗りつけた。小明はこれから何をされるのか本能で悟り、首を激しく振って拒絶を示したが、拘束された体はどうすることもできない。ア虎は無造作に小明の後ろに指を押し込んだ。一本、二本と増やしながら内部を乱暴に広げていく。小明は鋭い痛みに体をのけぞらせた。内壁を無理やり広げられる感覚に、腹の底からせり上がる吐き気を必死にこらえる。


そしてついに、ア虎は拳全体をぐっと押し込んだ。ごり、という鈍い感触が小明の体の奥に響き、内臓が圧迫されて呼吸が止まる。痛みのあまり視界が白くかすみ、自分が叫んでいるのか沈黙しているのかさえわからなくなった。ア虎は構わず拳を前後に動かし、もう一方の手で電動の張形を握ると、スイッチを入れて小明の前立腺のあたりに強く押し当てた。ブブブという低い振動音と共に、強制的な刺激が内部から小明を責め立てる。


「ほら、もっと感じろよ。気持ちいいんだろ?」


ア虎は耳元でそう囁き、拳の動きを早めた。激痛と、それとは異質な痺れるような感覚がごちゃ混ぜになって小明を襲い、腹の奥が痙攣しはじめる。小便が漏れそうになるのを必死にこらえようとしたが、もはや身体の制御は完全に失われていた。堰を切ったように、生暖かい液体が小明の意思とは無関係に吹き出し、台の上に水たまりを作っていく。


大熊はその様子を見ると、低く笑い声を漏らした。


「汚ねえ犬だな。自分のしょんべん、自分で舐めとけ」


ア虎は素早く拘束を解き、小明を台から床へ突き落とした。冷たいコンクリートの床に倒れ込んだ小明は、打ちつけた肩の痛みに顔をしかめながら、教官のブーツを見上げる。大熊は顎で床の水たまりを指した。


「聞こえなかったのか。舐めろ」


小明は唇を震わせ、床に落ちた自分の尿を見つめた。頭の中は恐怖と羞恥で真っ白になる。逆らえばもっと酷い目に遭うことは、これまでの経験で骨の髄まで思い知らされていた。彼はゆっくりと四つん這いになり、床に顔を近づけ、舌を差し出した。塩辛く苦い液体が舌の上に広がり、胃がひっくり返りそうになる。それでも小明は舐めるのをやめられなかった。大熊とア虎の視線が突き刺さり、少しでも動きを止めればまた罰せられる。彼は犬のように床を舐め続けた。


ア虎はしゃがみ込んで小明の髪を掴むと、顔を床に押しつけた。


「ちゃんと全部舐めろよ、子豚ちゃん。一滴でも残したら承知しねえからな」


小明の目から涙が止めどなく溢れた。鼻水も垂れ、顔は涙と尿と唾液でぐちゃぐちゃだった。すぐ近くでは、小杰が壁際で震えながらこの光景を見つめている。今は小杰の番ではないが、いずれ自分も同じ目に遭うことを理解しているからだ。二人の視線が一瞬だけ交わったが、小杰はすぐに目を逸らした。


床の水たまりがようやくなくなりかけた頃、小明はそのまま床に突っ伏して動けなくなった。全身の傷が燃えるように痛み、特にア虎の拳を受け入れた部分は、今も異物が残っているかのような鈍痛が続いている。大熊は満足げに頷くと、ア虎に目配せをした。


「明日はもっと面白いことをしようぜ」とア虎は言い、小明の尻を靴の先でつついた。「まだまだ躾けがいがありそうだ」


小明は床の冷たさを感じながら、ぼんやりとそんな言葉を聞いていた。なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか、その理由を考える気力すら、もう残っていなかった。両親がこの施設を賞賛していた声が、遠くの雑音のように頭の片隅で木霊する。彼はただ、今日という日が終わったことだけをかすかに認識しながら、暗室の床の上で、静かに嗚咽を漏らし続けた。


兄弟の再会

訓練室に引きずり込まれた小杰の顔は、数日前の面影を完全に失っていた。頬はこけ、目の下には深い隈が刻まれ、唇は乾いてひび割れている。裸のまま床に投げ出された彼の身体には、無数の青紫色の痣と噛み痕が生々しく浮かび上がっていた。


「小明…」


小杰の掠れた声に、同じく裸で部屋の隅にうずくまっていた小明が、びくりと肩を震わせた。視線を上げた小明の目もまた、生気を失って虚ろだった。


「よく揃ったな、肉便器ども」


大熊が満足げに顎を撫でながら、二人を見下ろした。傍らでは阿虎が、手にした革鞭を弄びながら下卑た笑みを浮かべている。


「兄貴、今日は特別なメニューだろ?こいつら、どれだけ仲が良いか見せてもらおうぜ」


「ああ。友情ってやつをな」


大熊が指を鳴らすと、阿虎はすぐに小明の髪を掴み、小杰の前に引きずった。床に膝をついた小明の顔が、小杰の顔のすぐ近くに押し付けられる。


「互いのチンポを舐め合え」


大熊の命令に、二人は凍りついた。小明の唇が震え、小杰の目に涙が滲む。数日前まで、ただの親友だった。同じ教室で笑い合い、将来の夢を語り合った仲だった。


「嫌です…お願いです…」


小杰が絞り出すように言ったが、阿虎の革鞭が彼の背中に容赦なく打ち下ろされた。肌が裂ける鋭い音と共に、鮮血が飛び散る。


「命令は絶対だ。早くしろ」


小明は震える手を伸ばし、小杰の性器に触れた。すでに調教で何度も弄ばれたそこは、恐怖のせいか萎縮している。小明は目をぎゅっと閉じ、その先端に唇を寄せた。


「ごめん…小杰、ごめんなさい…」


涙声で謝りながら、小明は恐る恐る舌を這わせた。小杰の身体がびくりと跳ねる。同時に、小杰もまた強制され、小明の性器を口に含まされた。


部屋中に、粘着質な水音と、二人のすすり泣きが混じって響く。大熊は腕を組み、その様子を嗜虐的な目つきで見下ろしていた。


「いいぞ。友情の証だ。もっと深くしろ」


阿虎が小明の頭を押さえつける。喉の奥まで異物を押し込まれた小明は嘔吐き、しかし逃れることは許されなかった。小杰も同じようにされ、二人は互いの身体を弄ぶことを強いられたまま、涙と唾液で顔を濡らした。


しばらくすると、大熊が近づき、二人の身体を乱暴に引き離した。そして、部屋の中央にある低い台に、小明を四つん這いにさせ、そのすぐ後ろに小杰を同じ姿勢で配置する。


「次は、本物の兄弟にしてやる」


大熊がベルトを外す音がした。阿虎もまた、興奮に鼻息を荒くしながら自身のズボンを脱ぎ捨てる。


「お前たちの尻穴に、俺たちのモンを同時にぶち込んでやる。これで血を分けた兄弟より深く繋がれるぞ」


大熊の言葉の意味を理解した小明は、首を振って泣き叫んだ。


「やめて!それだけは!」


しかし、抵抗は無意味だった。大熊は潤滑剤も使わず、小明の後ろの窄まりに自身の怒張を押し当てた。同時に、阿虎も小杰の背後に跪き、同じ体勢を取る。


「せーので行くぞ。三、二、一…」


合図と共に、二つの凶器が同時に突き入れられた。小明と小杰の悲鳴が重なり、訓練室の壁に反響する。


「ああああっ!」


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