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情敵が持ちかけた取引 津が「ちょっと氷氷呼んだから」と言ったのは、三十分ほど前のことだ。俺はリビングのソファでスマホをだらだらとスクロールしていて、彼女のその言葉に生返事を返した。津の親友というのは何人か知っているが、温冰という名前は初めて聞く。まあいい、どうせ津の友達だ、適当に挨拶して部屋に引っ込めば問題ない。 そう思っていた。 インターホンが鳴って、津が玄関に駆けていく。ドアが開くと同時に、甘いフローラルの香りがリビングまで流れ込んできた。 「津ちゃん、久しぶり!」 声は弾んでいて、鈴が転がるような響きがある。顔を上げると、小柄な女の子が津に抱きついているところだった。白いブラウスに淡いピンクのプリーツスカート、肩上で切りそろえた髪が動きに合わせてふわりと揺れる。笑顔がやたらと可愛い。子犬みたいな、庇護欲をそそるタイプの見た目だ。 「氷氷、元気だった?」津が彼女の背中をぽんぽんと叩く。 「うん!津ちゃんに会えたからもう最高!」 温冰はそう言って、津の腕に自分の腕を絡めた。その動作があまりに自然で、しかも密着度が高い。俺はソファにもたれたまま、二人の様子を観察した。津は嫌がるどころか、嬉しそうに彼女の手を握り返している。二人はそのまま並んでソファに座り、近況を報告し合い始めた。 「でね、この前のバイト先の店長が本当に最悪で……」 温冰は楽しそうに喋っている。声のトーンも表情も、津に向けられているそれは明らかに「友達」の枠を超えた熱量を帯びていた。津が相槌を打つたびに、温冰の目がきらきらと輝く。津が笑うと、彼女もつられて笑う。まるで津の一挙手一投足が、彼女の感情を直接操作しているみたいだった。 俺はスマホを置いた。 気のせいじゃない。この女、津のことを見る目がおかしい。 友情とか、そういうレベルじゃない。もっと粘着的で、飢えた視線。俺はそれを知っている。俺自身が、津に対して同じ種類の渇望を持っているからだ。 ただ、俺の場合は彼氏という立場がある。でも彼女は「親友」だ。その枠の中で、この熱量は明らかに異常だった。 「沈嶼くんも、津ちゃんと仲良くしてる?」 突然、温冰が俺に話を振ってきた。笑顔は崩さないまま、首を少し傾げている。無邪気を装ったポーズだ。 「まあ、それなりに」俺は素っ気なく答えた。 「そっかあ、よかった」 彼女はそう言って、またすぐに津の方に向き直った。俺への関心は最初からない。ただの挨拶で、それ以上でも以下でもない。彼女の関心は百パーセント、津にだけ注がれている。 津が立ち上がったのは、それから二十分ほど経ってからだ。 「私、ちょっとシャワー浴びてくるね。氷氷、適当にくつろいでて」 「はーい」 温冰はにこにこしながら手を振り、津がバスルームに消えるのを見送った。ドアが閉まる音。水が流れ始める音。 その瞬間、空気が変わった。 温冰はゆっくりと立ち上がり、俺の方に歩いてきた。さっきまでの可愛らしい笑顔はそのままに、俺の隣、ソファの肘掛け部分に腰を下ろした。近い。距離が近すぎる。彼女の膝が俺の太腿に触れるか触れないかのぎりぎりの位置にある。 「沈嶼くん」 声のトーンが違った。津に向けるそれとは別物の、もっと低くて、どこか試すような響き。 「なに」 「単刀直入に言うね」 温冰は俺の目をまっすぐに見つめた。大きな瞳は相変わらず無邪気そうな形をしているのに、その奥に潜む光がまるで違う。獲物を定める捕食者の目だ。 「私、あなたの情敵なの。津ちゃんのことが好き。恋人にしたいくらい、大好き」 俺は眉をひそめた。やっぱりそうか。直感は間違っていなかった。だが、それをわざわざ俺に宣言する理由がわからない。牽制か?それとも宣戦布告か? 「それで?」 「それでね」 温冰はさらに身を乗り出してきた。ブラウスの襟元から、鎖骨のラインがちらりと見える。彼女の右手が、何の前触れもなく俺の太腿の上に置かれた。 「あなたの性欲の処理も手伝いに来たの」 「は?」 俺の声が裏返った。意味がわからない。情敵だと宣言した直後に、性欲の処理?どういう理屈だ? 「津ちゃんから聞いてるよ。沈嶼くん、すごく性欲強いんだってね。津ちゃんだけじゃ足りないときもあるって」 温冰の手が、太腿からゆっくりと上に移動する。俺は反射的に彼女の手首を掴もうとしたが、彼女のもう片方の手がそれを遮った。 「抵抗しなくていいよ。津ちゃんがシャワーから出てくるまで、あと十分はあるから」 そう言いながら、彼女の手のひらはもう俺の股間に触れていた。ジーンズ越しに、柔らかな圧力がかかる。俺の身体は正直で、その感触にすぐ反応し始めていた。 「やめろ」 「やめろって言われてやめると思った?」 温冰はくすっと笑った。その笑顔は相変わらず可愛いのに、目だけが冷たく光っている。彼女の指がジーンズの上から俺の陰茎の形をなぞり、すでに硬くなり始めているそれを掌全体で包み込んだ。 「ちゃんと勃ってるね。津ちゃん以外の女に触られて、こんなになるんだ?」 俺は何か言い返そうとした。でも言葉が出なかった。彼女の手の動きがあまりに巧みで、下着とジーンズの布越しだというのに、亀頭の一番敏感な部分を的確に探り当てている。手のひら全体で円を描くように押しつけられ、そのたびに背筋に電流が走る。 「尿道口のあたり、弱いんだ?」 温冰が耳元で囁いた。彼女の指の腹が、布越しに亀頭の先端をぐりぐりと押し潰すように動く。俺は思わず腰を引いたが、彼女の手は追いかけてきて、さらに強い圧力で同じ場所を責める。 「ひっ……」 声が漏れた。自分でも信じられないほど情けない声だった。 「あ、今いい声出たね」 温冰は嬉しそうに言って、指の動きを速めた。尿道口の周りを指の腹でこすり、時折爪の先で軽く引っ掻くような動きを混ぜる。俺の陰茎はもう完全に勃起していて、ジーンズの前部分を押し上げていた。彼女はそれを見て、小さく笑った。 「ねえ、認めないの?私に触られて気持ちいいって」 「気持ちよく……ない」 「へえ」 温冰は一瞬手を止めた。そして、俺が何か言う前に、彼女の両手が俺のジーンズのボタンとファスナーに同時にかかった。手際が良すぎて、俺が制止する間もなく、ジーンズはずり下げられ、下着の上から陰茎の形がはっきりと浮かび上がる状態になる。 「下着、もう濡れてるじゃん。がまん汁でしょ?」 彼女の指が、濡れて濃くなった布地の部分をそっと押した。俺の腰が跳ねる。彼女はその反応を楽しむように、同じ場所を何度もつついた。 「口では否定してるけど、こっちはすごく正直だよ」 温冰はうつむいて、下着の上から亀頭全体に顔を近づけた。吐息が布越しに熱く伝わる。そして彼女は、躊躇なく下着のゴムを指で引っ張り、ずらした。 解放された陰茎が空気に触れてひくつく。亀頭はすでに赤く充血し、先端から透明な液が滲み出ている。温冰はそれをじっと見つめ、それから顔を近づけて、亀頭の先端にそっと舌を這わせた。 「あっ……!」 今度は抑えられなかった。彼女の舌は熱くて、柔らかくて、そして動きがねっとりとしていた。亀頭の裏側の筋の部分を、舌の先でなぞるように舐め上げられ、尿道口に舌先を押し込まれる。 「ん……しょっぱい」 温冰は顔を上げてそう言い、唇についた液をペロリと舐め取った。その仕草がいやに艶めかしくて、俺の陰茎がさらに硬くなる。 「これでわかったでしょ?こっちのほうが口より正直だって」 彼女はそう言って、もう一度亀頭全体に口を近づけた。今度は唇全体で包み込み、ゆっくりと吸い上げる。舌が亀頭の表面を這い回り、尿道口の周りをぐるぐると舐める。俺の腰が勝手に浮き、彼女の口の中にもっと押し込みたがっているのが自分でもわかった。 そのとき、バスルームの水音が止まった。 温冰はパッと顔を離し、素早く立ち上がった。彼女は手の甲で口元を拭い、俺の下着とジーンズを手際よく元に戻す。その一連の動作があまりに素早くて、俺は呆然とそれを見ていることしかできなかった。 「津ちゃんが出てくる前に、これでおしまい」 彼女は耳元に顔を近づけ、息がかかるほどの距離で囁いた。 「続きがしたいなら、私を探して。連絡先は津ちゃんに聞けばわかるから」 温冰は一歩下がり、何事もなかったかのように髪を整えた。その顔にはまた、最初に見せた無邪気な笑顔が貼りついている。 バスルームのドアが開き、湯気とともに津が出てきた。バスタオルで髪を拭きながら、リビングの俺たちを見てにっこり笑う。 「二人とも、何話してたの?」 「んー、内緒!」 温冰は津に駆け寄り、その腕にまた抱きついた。俺はソファに座ったまま、まだ収まらない下半身の熱を持て余し、彼女たちの背中を見つめていた。 拒絶の言葉は、ついに口にできなかった。 初めての亀頭責め 翌日の夕方、津は急な残業で帰りが遅くなると連絡があった。スマホを置いた直後、インターホンが鳴る。モニターに映ったのは、あの偽りのない笑顔――温氷だった。 「こんばんは、お邪魔します」 彼女は津の私物である合鍵を指にくるくると回しながら、当然のように玄関をくぐった。私が何か言う前に、手首を掴まれて寝室へと引きずられる。 「津がいない今のうちにね」 ベッドの端に座らされた私の前に、彼女はしゃがみ込む。スウェットの上から太ももの内側に手のひらが這い込んできて、その熱さに腰が浮いた。指先は迷うことなく付け根までたどり着き、下着の上からすでに硬くなり始めていた陰茎を握り込む。 「昨日より素直だね」 温氷は満足げに微笑み、ゆっくりと布地をずらした。露出した陰茎に冷たい空気が触れた瞬間、彼女の手が上下に動き始める。それは単なる摩擦ではなく、血管の一本一本をなぞるような、ねっとりとした扱き方だった。 「手、冷たい?」 彼女はそう言って、自分の手のひらをぺろりと舐めた。唾液で濡れた掌が再び陰茎を包み込む。親指と人差し指の付け根が亀頭の縁、カリ首の部分に食い込むように挟み込まれ、ゆっくりと包皮を押し下げていく。 「あっ……」 完全に露出した亀頭は、すでに先走りでてらてらと光っていた。彼女は指の腹でその表面をなぞり、カリ首の溝に沿って円を描く。 「ここ、気持ちいいんだ?」 尿道口のすぐ下、一番敏感な部分を執拗に擦られ、私は声を抑えきれなかった。彼女の指は濡れた亀頭を滑り、時に強く、時に優しく、まるで楽器を奏でるように私の反応を探っている。 射精感がせり上がってくる。腰の奥が熱くなり、陰茎が脈打つ。その瞬間、彼女の手の動きが変わった。 五本の指をぴったりと揃え、手のひら全体を亀頭に密着させる。そして、強すぎず弱すぎず、絶妙な圧力で回転させ始めたのだ。掌のしわが敏感な亀頭の表面を擦り上げる感覚に、背筋が震えた。 「な、なに……」 「亀頭責めって言うんだよ」 彼女は楽しそうに言いながら、今度は手のひらを前後に素早く擦り動かし始めた。平たい掌が亀頭全体を包み込みながら摩擦する感触は、今まで経験したどんな刺激とも違う。射精したいのにできない、もどかしい快感が延々と続く。 「や、やめ……イきそう……」 「だめ」 彼女は動きを止めず、逆に顔を私の太ももの付け根に近づけた。そして、歯を立てたのだ。 「いたっ」 「射精が早すぎるから、罰を受けないとね」 甘噛みの痛みと亀頭への刺激が混ざり合い、頭の中が真っ白になる。彼女は太ももの内側に歯形を残しながら、手のひらの動きをさらに速めた。摩擦熱で亀頭が灼けるように熱い。 「そろそろ、かな」 彼女は手を離すと、代わりに口を近づけた。薄く開いた唇が亀頭全体を包み込み、温かい口腔が私を飲み込む。そして、舌先が尿道口に押し当てられた。 ぐり、と。 舌が狭い尿道をこじ開けようとするかのように、強く押し込まれる。その異物感と快感が同時に襲いかかり、私は耐えきれずに射精した。 びくびくと脈打つ陰茎から、精液が彼女の口の中に放出される。彼女はそれを一滴もこぼさず受け止め、尿道口に残った最後の一滴まで舌で掬い取るように舐め上げた。 「ん……やっぱり濃いね」 彼女は精液を飲み込み、唇の端についた白濁を指で拭って舐め取る。そして、蕩けるような笑顔で私を見上げた。 「これからは、いつもこうやって処理してあげるからね」 その言葉に、反論する気力はもう残っていなかった。 手のひらの罰とフェラへの耽溺 夕暮れが部屋に差し込む頃、玄関のチャイムが鳴る。もうその音に驚きはしなくなった。むしろ、どこかで待っている自分がいることに気づいて、沈嶼は苦い思いでソファに沈み込んでいた。 「ただいま、沈くん」 温氷はにこにこと笑いながら入ってくる。その笑顔は相変わらず無邪気で可愛らしいのに、彼女が手にしている小さなポーチの中身を思うと、背筋が冷える。彼女は陸津に「ただいま」と挨拶して、それから迷いなく沈嶼の前に立った。 「津、今日も借りるね」 キッチンから顔を出した陸津は、柔らかく微笑んで頷いた。その目には何のわだかまりもなく、むしろどこか安心したような色さえ浮かんでいる。二人の間で交わされる視線に、沈嶼は言い知れぬ疎外感を覚えた。 「さあ、今日も定例の性欲処理、始めようか」 温氷はそう言って、沈嶼の手を引いて寝室へと連れて行く。彼女の手は小さくて温かいのに、その力は有無を言わせぬ強さがあった。ベッドに横たえられた沈嶼を見下ろしながら、温氷はゆっくりと自分の服を脱いでいく。ブラウスのボタンを一つずつ外す指先は丁寧で、まるで儀式のようだ。 「触らないで。今日は私が全部するから」 下着姿になった彼女は、沈嶼のベルトに手をかける。下着とズボンをまとめて引き下ろすと、すでに半ば硬くなった陰茎が空気に触れてぴくりと震えた。温氷はそれを見て、満足そうに口元を緩める。 「もうこんなになってる。期待してたんだ?」 彼女はベッドの端に腰掛け、右手を伸ばして陰茎を握った。親指と人差し指で根元をしっかりと固定し、残りの指で竿を包み込む。最初はゆっくりと、まるで感触を確かめるように上下に動かし始めた。彼女の手のひらはしっとりと汗ばんでいて、その滑りが逆に刺激を強くする。 「んっ…」 沈嶼は唇を噛み締めたが、漏れる声は抑えきれなかった。温氷は手の動きを徐々に速め、時折亀頭の縁を親指でぐりっと撫で上げる。そのたびに陰茎は硬さを増し、血管が浮き出るほどに充血していく。 「痛いくらい硬くなったね。これなら大丈夫」 彼女は一旦手を離し、今度は親指の爪を立てた。亀頭の根元、カリ首のすぐ下の部分に爪の先を当てると、一気に尿道口に向かって刮り上げる。 「あっ…!」 鋭い刺激に、沈嶼の腰が跳ねた。痛みと快感が混ざり合った感覚が背筋を駆け抜ける。温氷は容赦なく、同じ動きを何度も繰り返した。爪が敏感な皮膚を引っ掻くたびに、尿道口からは透明な前立腺液がじわじわと滲み出てくる。 「ほら、こんなに溢れてる」 彼女は指先でその液体をすくい取り、手のひら全体に塗り広げた。そして両手を筒状に丸め、亀頭をその中にすっぽりと包み込む。手のひらの内側の柔らかい肉が、亀頭全体をまんべんなく圧迫した。 「この手のひらのお肉、気持ちいいでしょ。ここ、すごく柔らかいんだよ」 彼女は筒状にした手を上下に動かしながら、時折きゅっと握り締める。そのたびに沈嶼の口からは抑えきれない喘ぎ声が漏れた。さらに彼女は、人差し指と中指で亀頭を挟み込み、前後に擦り始める。二本の指がカリ首の溝をなぞり、尿道口の周りをぐるりと回る。 「あ…はぁ…っ」 自分の声が遠くに聞こえる。もう抵抗する気力も、恥ずかしさも、どこかへ消えていた。ただ与えられる刺激に身を委ね、声を上げることだけが現実だった。 温氷はその様子をじっと観察しながら、亀頭を摘まむように握った。親指と人差し指で亀頭の先端をきゅっと挟み、尿道口を塞ぐように押さえつける。 「ねえ、沈くん。お願いして。そしたら咥えてあげる」 彼女の声は甘く、しかし有無を言わせぬ響きを持っていた。沈嶼は荒い息の合間に、かすれた声を絞り出す。 「…お願い、だ。咥えて…ほしい」 「よく言えました」 温氷は満足そうに微笑むと、ベッドの上で姿勢を変え、沈嶼の股間に顔を近づけた。彼女はまず、唇で亀頭の先端に軽くキスをした。それから舌を伸ばし、尿道口から溢れる前立腺液を丁寧に舐め取る。生温かく柔らかい舌の感触に、沈嶼の全身が震えた。 そして彼女は大きく口を開け、亀頭全体を唇で包み込んだ。舌を亀頭の裏側に這わせながら、ゆっくりと頭を下げていく。陰茎が彼女の口腔内に飲み込まれていく感覚に、沈嶼はシーツを握り締めた。 温氷はさらに深く咥え込もうと、喉の奥まで陰茎を受け入れていく。亀頭が喉の入り口に当たる感覚。彼女は少し眉を寄せながらも、さらに頭を押し進めた。喉の奥の狭い空間が亀頭をきつく締め付け、その圧迫感は今までに味わったことのない快感を生み出した。 「う…あ…!」 彼女は頭を前後に動かし始める。唇は竿をしっかりと咥え込み、舌は亀頭の敏感な部分を執拗に舐め回す。時折、頬を窄めて強く吸い上げると、陰茎全体が口内で圧迫される。そのリズムは次第に速くなり、水音が部屋に響いた。 沈嶼の呼吸は荒くなり、腰が自然と浮き上がる。射精感が急速に高まっていくのを感じた。 「も、もう…出る…」 その言葉を聞いた温氷は、さらに深く咥え込み、喉の奥で亀頭を受け止めた。そして強く吸い上げる。その瞬間、沈嶼は耐えきれずに彼女の喉の奥に向かって射精した。精液が勢いよく放出される感覚。温氷は一瞬息を詰まらせながらも、喉を動かしてそれを飲み込んでいく。 「ん…っ…」 彼女は全てを飲み干すと、ゆっくりと口を離した。口の端から白い液が少しだけ垂れ、それを指で拭って舐め取る。しかし彼女はそれで終わらせなかった。再び亀頭に舌を這わせ、敏感になりきった先端を優しく舐め続ける。 「ひっ…!や、やめ…」 射精直後の過敏な亀頭への刺激に、沈嶼は悲鳴にも似た声を上げた。全身が痙攣し、両手で彼女の頭を押しのけようとする。しかし温氷はしばらくの間、亀頭を舌で転がし、尿道口をちろちろと舐め続けた。沈嶼が震えながら本気で彼女を押しのけるまで、彼女はその行為をやめなかった。 「ふふ、ごちそうさま」 ようやく顔を上げた温氷は、悪戯っぽく笑った。その唇は赤く腫れ、唾液と精液で濡れ光っている。彼女はベッドから降りると、脱いだ服を手に取り、ゆっくりと身支度を整え始めた。 沈嶼は荒い息を繰り返しながら天井を見つめていた。身体の震えがなかなか治まらない。頭の奥が痺れたようにぼんやりとして、自分が今どういう状況なのか、一瞬わからなくなる。 「津、終わったよ」 温氷がリビングに向かって声をかけると、陸津が顔を出した。 「お疲れさま、氷氷。沈くん、大丈夫?」 ※本文が長いため、FANBOXで公開できる範囲に自動的に短縮しています。

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