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こんばんは。yochiです。皆さんお元気ですか?すっかり暖かい日が増えて、気づけばもうすぐ4月ですね。



ここ最近、色々ありました。

私は3月5日、自殺未遂を起こしました。過ぎたことなので詳しくは書きません。そこからぼちぼち休みつつ仕事したりskebしたりしているのですが、今は生きづらさの根本的解決のために愛着(アタッチメント)の勉強を真剣にしています。


その中で、無意識のうちに創作に込められた自分自身へのメッセージに気が付いたので語らせてください。




準の火傷跡。彼女は幼い頃家族でキャンプに出かけた際に行方不明になり、なんとか警察犬に発見されて一命を取り留めました。ですが、両親はその事故のせいで仲が悪くなり、原因をお互いのせいにし合い、喧嘩は日に日にエスカレートしていきます。

ある日、喧嘩が激しくなり父親に向かって母親が熱湯をかけようとします。それを準が止めて、両手に大きな火傷を負ってしまいます。そのことで両親の仲はさらに悪化、結果的には離婚しました。準の心と手に大きな痕を残しました。


そして準は母方の祖母に引き取られますが、この幼少期のトラウマは準の自由を奪います。夢だった警察官、自分も助けられたように、誰かを助けたいと純粋に願っていたのに、いつしか警察官になることだけが準の生きる意味でした。彼女にとって自分の手は自分の存在、親にとっての何だったのか、考えると壊れてしまうので彼女はほとんどの他者に対する感情を凍結させました。そして、自身の手の火傷跡に手袋をしました。


これが準の抱える愛着障害(特に回避型の特徴)です。


けれど犬だけは唯一心を開ける特別な存在でした。準は学生時代からずっとドッグトレーナーのアルバイトをしていました。

そして大学卒業後に警察官になり、念願だった鑑識課に配属、相棒のジュン号と共に活躍していきます。

(ここまでが準についての詳しい説明です)



描いた時期はバラバラですが、準は忠穂の前で3回手袋を取って手を晒します。


・1度目

「Denim」の5ページ漫画で忠穂という他者に初めて手を晒します。

これは、汚いものを投げやりに見せつけるような感じです。

この時の準は「この手は自分の存在のようなもので、それは親にとっての罪や恥・家庭を壊した痛み」という認識です。普段は他者に触れさせないことで丸ごと凍結させているトラウマとその感情です。


これに対して忠穂の反応は…

イライラしていますね。この時は出会ってそこまで長い時間過ごした訳ではありませんが、忠穂は純粋に準の事が大好きだから、そんな投げやりな態度にイライラしたのです。

そして指フェラ…忠穂は真っ直ぐに、情熱的に受け止めます。忠穂は言葉よりももっと伝わる方法をと、一生懸命ストレートです。

ここで初めて準は自分のいちばん嫌いな部分を他者に受け入れられるという経験をしました。


この時は準は「ありがとう」という返事しかできませんでした。


・2度目

「Loyalty」の14ページ漫画は一見すると前回の5ページ漫画とシチュエーションが似ています。ですがそのニュアンスは全く違うものです。

いつもは自ら強く要求しない忠穂がこの時初めて準に対して挿入を懇願します。忠穂なりの一生懸命の抵抗です。

準はいつも手袋をつけたまま忠穂に触れていますが、その時忠穂は準の手袋をゆっくりと優しく脱がせました。

────準の反応はどうでしょうか?

前回のような、投げやりに、汚いものを見せるような感じではありませんね。

忠穂を少しづつ、安全な人として認識しているからです。忠穂に対する欲求と自身のトラウマに対する葛藤を抱えながら複雑な表情をしつつ、脱がされることを受け入れています。


あらわになる準の火傷跡、忠穂は前回(Denimの5ページ漫画)のできごとで火傷跡のことも知っていましたが、その事情は知りません。でも忠穂にとってはただ大好きな準の大切な手でしかない。なので、丁寧に愛撫します。






準は自分が求められること、それに自分も応えたがっていることを理解します。そこに性欲も自然に統合されている様が非常に美しいと感じます。準が自分の欲求を初めて許可する瞬間です。

そうして初めて忠穂に自身の火傷のあとのある手を挿入します。


これは、「凍結させていた感情の解凍」なのです。忠穂という他者によって自分の凍結させていたトラウマ・感情を解凍させ、現在に統合しているのです。

これは重要なアタッチメント回復過程です。準にとっては、ただの性的なシーンではなく、身体を通じてアタッチメントを回復させる大切な大切なシーンなのです。


準のドミナントさは愛着障害由来の「他者への自己開示の拒絶」という部分が大きいかもしれない。ということにも気が付きました。ドミナントに振る舞うことは彼女の嗜好というだけではなく、不安定なアタッチメントのスタイルと深く紐づいたものだったのでしょう。自分の恥や罪を晒したくないので、支配欲求が発生していたということです。

そこが解凍され、傷ついた自分を晒すことができた。そして、大切に受け入れられたので準は最後、忠穂に対して心から素直に「かわいい」と思ったのです。


準に「火傷の跡を晒し、求められることを受け入れる」体験を与えた。

これは自分自身にも「傷ついた部分を誰かに見せてもいい」「グラデーションのまま求められてもいい」という許可を、無意識のうちに与えていたのかもしれません。



・3度目

去年描いたこのデニムを身にまとったふたりです。別々の道を選ぶ前間際をイメージして描きました。

いつものように忠穂と過ごす休日、忠穂が好きなマックスコーヒーを渡してくれて飲む。その時当たり前のように、なんの前触れもなく手袋を外した。


準が、自分に許可すること、忠穂という安全基地(安心できる場所)に対しての感謝と様々な気持ちが自然に出た結果の仕草だと、振り返ってみるとそう思います。




いちばん大切なことはこの二人の関係性です。ふたりは恋人ではありませんが、恋人、親友、姉妹、仕事仲間、主従関係、あらゆる関係性を含んでいます。そこに無理にラベル付けするのではなく、2人の絆があるだけです。そのままでいい。



私は、「1stAgility」を描くことで自分に対して「グラデーションのままでときめくように過ごしていいよ」というメッセージを一生懸命送っていたのだと感じました。

準が忠穂によってアタッチメントの回復をして行く姿に自分を重ねて、いつか自分も準のように自身の抱える問題を解決したい。そして、忠穂のように他者を暖かく見守り支える大人になりたいのだという願いです。


…と、愛着障害の勉強を進めたり、Grokにたくさん質問していて気がついたことで、改めて言葉にするといかに創作が私の命綱だったかがよく自覚できました。

今回の原稿作業でファンの方とトラブルがありました。(今も粘着されているのですが…)

振り返ると客観的に一連の流れを見直すことができました。その結果、自分の選択が準と忠穂を守れたのだという大きな安心感に繋がりました。トラブルに対してキチンと説明し、謝罪し、最高の本ができ、完売したから私にとっては美しく完結した話なのです。



そして…根本的な生きづらさの改善を目指して、私は5月末に離職することを決めました。

これからは、自分が心地よい選択をしやすく、困った時人に頼れるように持続可能な暮らしをするための離職・引越しです。

ただ、酪農を応援したいという夢はあるので、別の形で支えたり応援していけたら良いなと思います。それがクリエイターとしての活動です。


そう、色々な人に言ってもらったので、まだ、もしかして逃げているのかもと不安になる時も多いですが、自分が心地よい暮らしを意識して目指します。





…ふと最近新しい創作が頭の中に自然に吹き込んでくる感覚がありました。

少し書きます。


準は鑑識課として8年間警察官を務めた後に、引退して警察犬・補助犬訓練所の所長として働くというものです。(その時点で33歳)

彼女は学生の頃からドッグトレーナーのアルバイトをやったり、鑑識課では警察犬のハンドラーとして活躍したり、その人生を犬と共にしています。(警察官を目指したきっかけも警察犬)

警察官の引退理由は、相棒のジュン号が10歳になり、体が弱ってきたため先を見据えて介護のため退職。これからは寄り添ってくれたジュン号を支えることを選びます。

忠穂は、引き止めるでもなく、しつこく問いただすでもなく、全力で背中を押して応援したはずです。誰よりも準のそばで変化を見て感じることがあったから聞きすぎる必要がなかったのだと思います。


…そんな中、成績や犬の扱いを関係者に認められ、犬の育成側にまわることを誘われ、決意。ドッグスクールの所長に就任します。そして、施設内にはジュン号が過ごせる部屋も用意しました。それが準の犬に対する誠実さです。犬は、長い間準の人生を支えてきました。そして忠穂との出会いも導いてくれたとも言えます。だからこそ、準らしい警察の引退理由だと思います。


そして、聴導犬を検討していて施設に見学に来た真庭 径(まにわ こみち)さんと出会います。

径さんは難聴で両耳に人工内耳を装着しています。この時点で準より2歳ほど年上?(準33歳、径さん35歳)


径さんはカノンという猫を飼っていました。白くて目が青い猫で、径さんと同じように聴覚障害がありました。カノンは短命でした。カノンが亡くなったあと、聴導犬の検討をしに訓練所に見学に来たのだと思います。


ちなみに径さんはいよりさんが経営する町の整備工場で事務や経理の仕事をしています。(このへんまだ、不確定。)


準がジュンの介護をしたり、今後看取っていく中で、カノンを亡くした径さんとどのように関わっていき、どんな関係になるのでしょうか。忠穂との関わりでアタッチメントの回復を経て、前よりも変わった準が、どのように径さんに接していくのか?

径さんのきこえない世界、準の触れない世界、どのような共感が生まれ気持ちはどう動いていくのでしょうか…。


そして…忠穂との関係はドミナント/サブミッシブな支配従属的性愛表現が多かったですが、柔らかくなった鮎川準は真庭径という女性とどんな関係になるのでしょうか。


…これはごく自然に、色々な偶然が重なってふわっと浮かんできたことでした。また、元気が戻ってきた時に絵やマンガにして発表していきたいです。描きたいがこといっぱいですね…。

そして5月に聴導犬のイベントに申し込みました。知らないことがわかる素敵な時間になりそうで、とても楽しみです。



まとまりがないですが、この辺で終わります。最初はもっとネガティブに死のうと思った原因とかを長々と書いてましたが、こっちの方が自分にとって心地よいと思ったので…やめました。

こんな形にはなりますが今日はここで終わります。


皆さん、いつもありがとうございます。

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