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たぷんっ♡ たぷんっ♡ たぷんっ♡


「あっっ♡♡ な、なんで……♡♡♡ 離してっっ♡♡♡」

──もうやめてっっ!!


そう叫ぼうとした言葉は下腹部の上で踊る"キモチヨサ"によって、最後まで飛び出すことはなかった。


たぱんっ♡ たぱんっ♡ たぱんっ♡


「えー?♡ どうして?♡ こんなにもおちんちんは気持ち良さそうにしてるのに♡」


目の前の女性──。

もとい幼馴染が布団に仰向けの俺の上で胸を揺らすたびに股間から響く音がより一層激しくなる。

その度に全身に走る快感も比例するように強くなっていく。


(き、気持ち良すぎる……♡♡♡)


彼女を拒絶しようにも、たわわに育まれた大きな乳房にペニスを包まれてしまえば抵抗する力など簡単に抜けてしまう。

むしろ、もっとこの快楽を味わいたいと思う本能が働き、腰を振って彼女の谷間に自ら擦り付けようとしてしまう始末だ。


「うふふ♡ いいよ♡ 好きなだけ気持ち良くなってね♡」

「ち、違う……♡♡ 俺はそんなことを望んでなんかいない♡♡」


「あぁ〜……♡ そういう強情なところも好き……♡」


ぐちゅっ……♡♡ ぬちゅぅぅ……♡♡ ずちゅっ……♡♡

むぎゅぅぅぅ……♡♡♡

ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ ずぶぶっ……♡♡♡


「んぉ"ッ!?♡♡♡」


俺の言葉に対して嬉しそうな反応を示すと彼女は、身体を前後に揺すり、乳肉を両手で押し潰しながら左右に大きく振り回す。

すると、既に亀頭の先端まで包み込んでいた柔らかな双丘は、より深く肉棒を咥え込んでしまう。

そのまま竿全体を覆い隠した状態で、左右へゆっくり揺れ動かされれば、まるで乳房全体で咀嚼され、舐め溶かされてるような錯覚に陥りそうになる。

そして、根元から先端に向かってゆっくりと搾り上げるようなパイズリが開始されると、あまりの気持ち良さに意識が飛びそうになった。


「うふふ……♡ 私がどれだけ我慢したと思ってるの?♡ ずっと待ってたんだよ……?♡ もう逃がさないから……♡」


窓の外を打ち付ける雨の音がいっそう激しくなる。

時折響く雷で照らされた幼馴染の表情は、あの時からは考えられないくらい大人びていて。

今や、長年一緒に過ごしてきた俺でも見たことがないくらい妖艶なものに変貌し、淫靡な雰囲気を纏っていた。


「あ〜あ……♡ 嵐だね……♡ これじゃあしばらく本土に戻る船なんて出ないよね……♡」


ニヤリと口元を歪ませながら発せられた彼女のその言葉は、もはや俺に逃げ場などないことを如実に物語っていた──。


………

……

…


遡ること数日──。


仕事がやっと片付いて帰路に着いた俺は、駅から家までの……。

疲れた身体には無限にも感じられる距離をとぼとぼと歩いていた。


「はぁ……」

──なんで仕事ってこんなにも……。


かったるいんだよ。


田舎を飛び出して数年の月日が経った。

最初は見慣れない都会のビルの風景にワクワクしたものだったが、今やそれはありふれた日常でしかない。

毎朝、満員の通勤電車という名の逃れられない監獄に揺られ、職場に到着すれば上司からの理不尽な叱責を受け、終電ギリギリまで残業して帰宅する日々。

その繰り返しだ。

毎日同じことの繰り返し。


「……っ」


疲れた身体を引き摺るように帰路につく最中、ふとスマホを取り出して何気なく画面を開く──。

親父からのメッセージだ。


「なんだよ……珍しい……」


疲れた頭ではまともな思考も回らない。

いつもなら無視を決め込むところだが、今日に限っては違った。

俺は無意識のうちに親父のメッセージをタップしていた。


『母さんが倒れた──』


それを見た後の記憶はない。

気がつけば、俺の地元……。

田舎の、とある島行きの船の切符を──。

荷物もそこそこに握り締めていた──。


………

……

…



ボーッ!!!


島に到着したことを知らせる船の汽笛が鳴り響く。その音でハッと我に返った俺は、急いで船を降り、実家への道を歩み始める。

幸いなことに天気は快晴だった。

雲一つない青空の下、照りつける太陽の日差しが俺の心を少しだけ明るくしてくれる気がした。


(懐かしいなぁ……)


久しぶりに見た故郷の風景は何も変わっていなかった。

港から村へと続く道。

海までスッと見通しの良いこの道を、アイツとよく駆けっこで下っていたっけか……。

アイツのことを思い出すと、ふと気になってしまう。

今頃どうしているんだろう?

ちゃんとご飯は食べているだろうか?

俺がいなくて寂しくて泣いてはいないだろうか?

いや、むしろもう俺のことなんか忘れて……。

そんな考えが頭に過ると、途端に胸が締め付けられるような苦しさを覚えた。


「……くそっ」


なんで今さらこんな気持ちになるんだ。

島を出た俺には関係のないことだ。

俺は自分にそう言い聞かせながら、ひたすらに歩き続けた。

それにしてもいい天気だった。

嵐なんて考えられないくらいに。


…

……

………



島には学校なんてものはなかった。

だがリモートで本土の学校の授業は受けることができた。

便利な世の中になったものだなーなんて、島の大人たちは言っていたけど、当時は何が便利なのかわからなかった。

島に一つしかないパソコンが繋がれた大きなモニターが置かれた、そう大きくない教室──。

いや、それは教室と呼ぶにはあまりにもお粗末なもので。

小さな部屋に机が二つ。

それが2セットあるだけ。

椅子だって安っぽいパイプ椅子に薄い座布団を敷いただけのものだ。

だがそこは、俺たちにとっては──。

島で唯一の子ども……俺とユリにとっては、確かにそこは学校であり、教室でもあったのだ。



二人しかいない上に毎日同じ空間で顔を突き合わせるのだ。

自然と仲だって良くもなるし、なんなら学校のない日だって一緒になって遊んでいた。


「ほんとあんたらは仲がいいね〜。このまま結婚やねぇ」


村で畑仕事をするおばあにもそんなこと《結婚するなんてこと》を言われるが、当時の俺はピンと来ていなかった。

ただ隣にいつもいる子が、たまたま女の子だったというだけで、それ以上でもそれ以下でもなかったからだ。

それにその頃はまだ子供だったし、異性に対して特別な感情を抱くこともなかった。

だから将来、俺たちがどうなるのかなんて想像もできなかったし、そもそも自分が誰かとそういう関係になることすら思いもしなかった。


「えへへへ〜……♡」



だけれども、俺と同じ歳のその女の子は……。

ずっと一緒に過ごしているユリは、いつも満更でもなさそうにはにかんでいた。


「……変なやつ」


………

……

…


中学校……。

に、入る年齢になっても俺たちはリモートで授業を受け続けていた。

本土の学校に入る、という選択肢もあったのだが──。


「私は、この島で授業を受けたらいいと思う……」


恐る恐るといった感じで彼女は言った。

彼女が何を思ってそう言ったのかはわからなかった。

けれど、普段から口うるさい彼女の言うことはいつも正しいのだから俺は従うだけだった。


「そうか」

「うん……」


俺の言葉に対して小さく頷く彼女を見て俺は思った。


(まぁ、こいつがそう言うならそうなんだろうな)


そして、いつものように二人で一緒に。

さらに狭く感じるようになった狭い教室でリモート授業を受けるのだ。



だが、年頃の男の子の思春期真っ盛りな時期に女の子との二人きりの生活というのはなかなかに辛いものがあった。

なんせ俺は男で向こうは女なのだ。

しかも歳が近い分、嫌でも意識してしまうというもの。

サラサラと揺れる長い髪に、柔らかそうな白い肌。

ぷるんとした唇はまるで桜の花のようで。

少し幼さを残しながらも端正に整った顔立ちは、どこか儚げな雰囲気を漂わせている。

白魚のような指がシャーペンを握り締め、ノートの上にスラスラと文字を綴っていく様を見ていると思わず見惚れてしまう。

時折ペンの消しゴムの部分を唇に当て、考え事をしているのか「うーん……」と小さく唸りながら首を傾げる仕草にグッと来るものがある。

そして何より──。


「──?」



ふと視線が合った瞬間、ニコリと微笑む彼女の笑顔を見ると胸の奥がキュッと締め付けられる感覚を覚える。

それと同時に、なんとも言えない幸福感と高揚感が全身を包み込んでいくのを感じた。


──あぁ、好きだ。



俺はユリに恋をしていたのだ。

しかし、いつまで経っても俺はこの想いを彼女に打ち明けることができずにいた。

告白して振られるのが怖かったわけではない。

きっと受け入れてくれるだろうという自信はあった。

では何故勇気が出なかったのか?

それはひとえに……。


ユリが幼馴染だったからだ。


幼い頃から一緒に過ごしてきた間柄だからこそ、今の関係が崩れることが何よりも恐ろしかったのだ。

仮に付き合ったとしても、もはや家族同然の関係である彼女と今まで通り接することができるのだろうか?

恋人らしいことをしても、果たして自分は……彼女はそれを受け入れられるのだろうか?


考えれば考えるほどわからなくなった俺が出した答えは──。


「俺、中学課程終わったら本土の高校を受けようと思う」

「えっ……?」


それが俺の出した答え。

『島を出る』という決断。

俺の言葉を聞いたユリの反応は劇的だった。

目を見開いて口をポカンと開けたまま固まってしまったのだから。


「ど、どうして……? わ、私と一緒にいるのが嫌なの……? 私のこと嫌いになっちゃったの……? ねぇ! なんで!?」


普段の落ち着いた態度からは想像もできないほどに取り乱した様子で俺に詰め寄ってくる。

かわいい顔をグシャグシャにして涙をボロボロと流しながら、俺にしがみついてくるその様はまるで駄々っ子のようだった。

そんな様子に面食らった俺は、慌てて彼女を宥めようと試みる。


「違うって……! 別にお前といるのが嫌だとかじゃなくて……!」

「じゃあなんでよ! 嫌じゃないなら高校もまたここでリモート授業受けようよ!! 二人で一緒にいようよぉ!!」


泣きじゃくりながら必死に訴えかけてくるその姿がなんだか痛々しくて見ていられなかった。


「……っ!」


気がつくと俺はユリのことを抱き締めていた。

華奢な身体をギュッと包み込むように優しく抱擁すると、彼女は次第に落ち着きを取り戻していくのがわかった。


「……悪いとは思ってるよ……俺だってできることならずっとここにいたい……だけど……ずっとここにいるのも良くないと思う……。……ごめん」

「…………」


俺の謝罪の言葉に、ユリは何も言わなかった。

しばらく沈黙が続いた後、不意に俺の背中に腕が回される感触があった。


「そっかぁ……。残念だなぁ……」


耳元で囁かれる声は少しだけ震えていた。


「ごめんね……わがまま言って困らせちゃって……でもやっぱり寂しいから少しだけこうしててもいいかな?」

「……ああ」


俺たちはしばらくの間抱き合い続けた。

腕の中で震える彼女は、小さくて、女の子らしい柔らかさを備えていて。

ややもすれば壊れてしまいそうなくらい繊細で、少しでも力を入れたらポキリと折れてしまいそうな。

そんなか弱い存在が今、自分の腕の中で──。


お互いがお互いに離れたくないと言わんばかりに強く抱きしめ合った後。

俺たちは涙で潤んだ視線を交わし、そっと唇を重ね合わせた──。


初めてのキスはしょっぱい味がした。


………

……

…



そんなことがあった後でも俺たちの関係は特に変化はなかった。

あの日あったことをなかったことのように振る舞うユリに対し、俺もまた何もなかったかのように振る舞っていた。

いつものように授業を受けて、いつものように一緒に帰る。

休みの日もテレビでも見ながら一緒に過ごして、他愛のない話をする。

そうして二人で過ごす時間もどんどん残りわずかとなっていく。


そんなある日──。


俺たちはとある店の前に立っていた。

──ブティック小梅。

島で唯一の服屋。

ユニクロやしまむらなんてものはないので、みんなこのお洒落とは到底言い難い店で洋服を買うのだ。

そんな店に俺とユリは訪れていた。


「これなんてどうかな?♡」



試着室から出てきたユリの姿はとても魅力的だった。

いや、元より容姿端麗な彼女だ。

どんな服を着ても似合うことはわかりきっていたのだが、それでも俺はそんな彼女の、真っ白なワンピース姿に見とれてしまっていた。

そんな俺を見てニヤニヤと笑う彼女だったが、その表情はすぐに消え去り真剣な眼差しへと変わった。


「……本当に行っちゃうんだね」


寂しそうに呟く彼女の声に胸がチクリと痛む。


「仕方ないだろ……もう決まったことなんだから……」

「わかってるけどさぁ……」


わかっているのならそんな声を出さないでくれ……。

決心が揺らいでしまうじゃないか……。


「もう会えないわけじゃないんだから、そんなに落ち込むなよ」

「うん……」


「じゃあ、それ買ってあげるからさ。元気出せって」

「うん……ありがと」


力なく笑うユリを見て胸が苦しくなる。

こんな顔をさせたいわけじゃなかったんだけどな……。

今の俺の精一杯のプレゼントでは、ユリの心の曇り空を晴れにすることはできなかったのだった──。


………

……

…


本土に行ってから暫くの間、俺とユリはマメに連絡を取り合っていた。


『すごく人が多い!!』

『教室ってでかい!!』

『先生が本当にいる!!』


そんな自慢のようにも聞こえるメッセージを送っても、ユリは怒ったりしなかった。

むしろ、嬉しそうに返信をくれるのだった。


『いいなー!』

『私も外に行きたいなー♡』


その文面を見るだけで、遠く離れた場所で暮らす俺たちの心は通じ合っている気がした。

実際に会って話すことはできないけれど、俺たち二人は間違いなく心で繋がっているのだと実感できた──。

だが、都会での初めての経験は島にずっと閉じこもっていた俺にとってはどれもこれも刺激的なものだった。

毎日新しいものに触れられる生活というものは、それだけで楽しいものだということを身をもって知ることができた。

だから、いつしか忘れていたのだ。

故郷の島のことを──。

島で待つ幼馴染の存在を──。

あの日、抱き合いながら最後に交わしたしょっぱいキスの味を──。


………

……

…



高校を出てそのまま就職し、島のことなんかすっかり頭の中から放り出して、俺は本土で社会人として働いていた。

仕事はそれなりに忙しかったが、充実していたし、なによりも自由だった。

休日には好きな時に寝て、好きなものを食べて、趣味に興じることができるのだ。

俺は仕事の合間にネットサーフィンをしたり、漫画を読んだりして過ごした。

スマホがあればゲームだってできるし、暇潰しに困ることはない。

もちろん友達もいっぱいできた。

悪友に連れられて一丁前に風俗なんかもいってみた。


島にいた時よりも断然に充実した日々を過ごすことができたのだ。


何せ島とは連絡手段がほぼないのだ。

オンラインに繋がれたパソコン以外は、島の端の端、本当に本当の端っこで僅かに電波を拾う携帯のみ。

故にこちらからメッセージを送ってもタイムリーに返事がくることなどなく、島のことを忘れるのは容易かった。


だから、親父からの『母さんが倒れた』というメッセージは、俺に大きな衝撃を与えた。


………

……

…



「はぁ……はぁ……こんなにも遠かったか……?」


久しぶりの島に帰ってきた俺は、狂った距離感を修正するのに苦労しながら、懐かしい景色を目に焼き付けていった。


──変わってないな……。


何もかもがあの頃と同じまま──。

あの曲がり角でよくユリと待ち合わせしてたっけ……。


「やっほー」

「えっ……あのっ……」


角を曲がって飛び込んだきたのは、白のワンピースを着た美しい女性の姿。

太陽に煌めく長い黒髪が風に靡いてふわりと舞うその姿は幻想的で、まるで絵画から飛び出してきたかのようだった。


「ふふっ……♡」


突然の出来事に頭が真っ白になった俺に対して、彼女は悪戯っぽく微笑むと、ゆっくりとこちらに近づいてきた。

一歩ずつ近づいてくる度に心臓の音が大きくなっていくのがわかる。


──え……? ユ、ユリだよな……? でも……でも……。


目の前に現れた女性とあの頃離れ離れになったユリの姿を頭の中で結びつけることができなかった。

あまりにも見た目が変わりすぎていたからだ。



大人びて綺麗になっていたこともそうだが、何より彼女が纏う雰囲気がまるで別人のように変わっていた。

少し身長が伸びてすらりと伸びた手足はまるでモデルのようで、それでいて出るところはしっかりと出ているのだから男なら誰もが釘付けになってしまうだろう。

彼女が一歩また一歩と踏み出すたびに、ワンピースをこれでもかと押し上げる豊満な乳房が『ゆさゆさ♡』と揺れるのを見て思わず生唾を飲み込んでしまう。

そればかりか、俺に向かって伸びているランウェイの上を、これまた豊かな臀部を左右に揺らしながらゆっくりと歩く姿はまさに女王様そのものであり、彼女の持つ妖艶な雰囲気と相まって俺は完全に圧倒されてしまっていた。


そんな美少女を前に、すっかり混乱した俺は言葉を失っていた。

目の前に現れた女性……ユリと似ていないようで似ている。

だが、彼女の身体によって『パッツンパッツン♡』にはちきれんばかりに押し広げられた白のワンピースは、俺が島を出る時にプレゼントしたものに間違いなく。

そんなユリに似た女性は俺の目の前までやってくるとニコリと微笑み、俺の耳元に顔を近づけてきたかと思うと──。


「──おかえり♡」


そう囁くと同時に俺の頬に『ちゅっ♡』とキスをした。


「……ッッ!!」


その瞬間、全身に電流が走ったかのような衝撃が走るのを感じた。


──なんだ今の声……!


久しぶりに聞くその声は、記憶の中のそれと寸分違わぬものだった。

だったのだが──。


「……待ってたよ?」



耳の奥にまとわり付くような妖艶さを孕んだ声で囁きかける彼女に、俺の思考は完全に麻痺してしまった。

目の前にいる彼女は確かに俺の知っている幼馴染であるはずのなのに、どうしても同一人物だと認識することができない。

しかし、そんな俺の反応を待つ前に彼女が畳み掛けてくる。


「ずっと会いたかったんだよ?」



そう言いながら彼女が俺の腕に自らの腕を絡めてくる。

ふわりと漂う甘い匂いが俺の鼻腔を刺激する。

脳髄まで溶かし尽くすような甘い香りを感じつつ、柔らかな女体の感触が二の腕を通して伝わってくると共に、『むにゅっ♡』とした弾力のある感触も伝わってきて、心臓が破裂しそうなくらいにバクバクと脈打ち始めたのがわかった。


そんな俺の反応を見てクスリと笑った彼女は、背伸びしておもむろに俺の耳元へ顔を近づけるとそっと囁いた。


「……えっち♡」


ゾクゾクゾクッッッ♡♡♡


「……あっ! ご、ごめん……!」


ハッと我に返った俺は慌てて彼女を引き剥がすようにして距離を取る。

そんな俺を見てクスクスと笑う彼女の表情はイタズラっ子のような無邪気なもので、それが余計に俺を戸惑わせた。


「久しぶりだね」

「……あ、ああ」


ニコニコと笑う彼女を前にして、気まずくなった俺は視線を逸らしてしまう。

そんな様子を見かねたのか、ユリは俺の顔を覗き込むようにして見上げながら口を開いた。


「もしかしてお疲れかな? それとも私が誰かわからないとか?♡」


上目遣いでこちらを見上げる彼女の瞳は潤んでおり、吸い込まれるような魅力があった。

その瞳を見ていると何だか変な気分になる。


それにしても本当にユリなのか?

なんだか雰囲気が違うような気がするんだが……。

いや、でもユリの声だし……何よりこの服は俺が……。


──いや、そんなことより……!!


「お、お袋は……!!」


そうだ!!

お袋は大丈夫なのか!?


突然のことに驚きすぎてこの島に帰ってきた目的を忘れかけていた俺は食い気味にユリへと尋ねた。

俺の言葉に一瞬キョトンとした表情を浮かべた彼女は『あー……』と人差し指を顎に当て、少し考えるような素振りを見せた後──。


「……まぁいいじゃん♡」


むにゅぅぅぅ♡♡♡


再び密着してきた彼女の胸の膨らみが柔らかく形を変えていく。

肘を包み込む柔らかさに顔がカァッと熱くなる。


「……ほら? 行こっ?♡ もうお昼過ぎちゃったし、ご飯にしようよ♡」


そう言って俺の手を引っ張る彼女の顔は、どこか蠱惑的な笑みを浮かべていたのだった──。


………

……

…



「あらー? あんた帰ってきよっとったんかね??」

「お、お袋……!?」


「なんよー? 久しぶりのお母さんに対する態度がそげんかねぇー?」


玄関先で迎えてくれたのは、いつもと変わらない様子のお袋だった。

ますます混乱する俺をよそに、ユリがぺこりと頭を下げる。


「まぁまぁ、せっかく帰ってきてくれたんですし」

「そんなこと言ってー。ユリちゃんも、ほら、あんたのことずっと待ってたんよー? それなのに、この子はろくに連絡もよこさずに……」


「いいんですよぅ。こうして会えたんですからぁ」


何やら仲良さげに会話する二人だったが、俺はまだ状況を理解できずにいた。


──お袋が倒れたって……? あれ?


しかし、現にお袋はピンピンしている。

元気そのものじゃないか……。

じゃあ親父からのメッセージは……。

困惑する俺を尻目に二人はどんどん話を進めていく。


「さぁさ、こんなところで立ち話しとっても仕方なかけん上がって上がんなさい!」

「はーい♪」


そう言うと二人は家の中に入っていったので俺もその後に続くことにした。

色々疑問が残るが、お袋が元気そうで良かったと、ほっと胸を撫で下ろすのだった。


………

……

…



「お、俺の部屋が……」


部屋に入った瞬間、俺は愕然とした表情で呟いた。

そこにあったはずのものは跡形もなく消え去り、代わりにあったのは農作業や漁で使うであろう道具の数々。

壁に立て掛けられた鍬なんかもあることから、どうやらここは物置として使われているようだった。


──お、俺の部屋が……部屋が……。なんで倉庫に……。


訳が分からず混乱していると、背後からお袋の声がかかった。


「なにぼーっと突っ立っとるんね! さっさと荷物持ってこんね!」

「い、いや、だってここ俺の部屋じゃ……」


「何ば言いよっとねー! ろくすっぽ帰ってこんあんたはもうこの家の子供じゃなかろーもん! だから自分の部屋なんてあるわけなかろ!!」

「あっ……うっ……」


お袋の一言で何も言えなくなった俺は、そのまま押し黙ってしまう。


「さー、ほらほら! 久しぶりにいっぱい喋ることも話したいこともたくさんあるんだから、早く準備せんね!」


そう言うお袋の顔は満面の笑みであり、その言葉からは悪意など微塵も感じられない。

ただ純粋に俺と再会できたことを喜んでいるだけのように見えた。

だからこそ俺はそれ以上何も言うことができず、すごすごとお袋の指示に従う他なかった。


………

……

…


結局、その日の晩はユリの家で宴会となった。

初めて島のみんなと飲む酒は美味しく、久しぶりに帰ってきた俺を親父やお袋はもちろん、ユリの両親や、親戚一同も盛大に歓迎してくれた。

島の皆んなは俺の帰りを心から喜んでくれていたようで、中には涙を流している者もいたほどだ。

そんな彼ら彼女らを前にすると、自分がどれだけ愛されていたのかを思い知らされた気がした。


「あはは♡ ほんと夢みたい……♡」


弾けるように笑うほろ酔いになったユリの真珠のように美しい肌がほんのりと赤らみ、艶やかに輝いている。

崩れた脚から覗く白い太ももが妙に艶めかしく見えてしまい、ついつい視線が吸い寄せられてしまう。

その魅惑的な脚線美の持ち主である彼女は、今俺の隣に座り、肩にもたれかかりながらしなだれかかっているのだ。


「ふふっ♡ あははっ♡」


上機嫌な笑い声と共に、『ふわりふわり♡』と揺れる黒髪から漂ってくる甘いユリの芳香が鼻腔を刺激してクラクラしてしまう。

そんなユリが俺の肩に頭を乗せるようにして甘えてきたことで、彼女の体温が直に伝わってくるのを感じた俺は思わずドキドキしてしまっていた。

そんな俺の反応を楽しむかのように、クスクスと笑うユリの声はとても楽しそうで、嬉しそうで──。


………

……

…


そして夜も更けていき、宴もたけなわというところではあるものの、今宵は解散することになった。

久々の実家ということもあり、つい飲み過ぎてしまった俺の頭の中に一筋の疑問がよぎる。


「──あっ、俺の部屋……」


そうなのだ。

俺の部屋は既に倉庫と化していて、実家には俺が泊まるスペースがなかった。

そのことをすっかり忘れていた俺はどうしたものかと頭を悩ませていたのだが、そんな俺に助け舟を出す人物がいた。


「私の部屋で一緒に寝ればいいじゃん♡」

「んぶっっ!!」



ニコニコと笑う彼女の言葉に、ユリの両親も、俺の親父とお袋も揃ってうんうんと頷いているのだ。

そんな様子を見ていたらなんだか恥ずかしくなってしまい、俺は顔を真っ赤にしながら口をパクパクさせることしかできず。

そんな俺の様子に、またクスクスと笑った彼女は、なおも追い討ちをかけるようにして口を開く。


「それとも私と一緒じゃ嫌……?」



薄い桃色の艶やかな唇が言葉を紡ぐたびに、そこから目が離せなくなる。

眉を八の字に曲げながら潤んだ瞳で上目遣いに見つめてくる彼女の表情はあまりにも扇情的で、まるで男を誘っているかのようだった。


「……い、いや、そういうわけじゃ」


──むしろ嬉しいというかなんというか……いやいやいや!


なんで俺はこんなにテンパってるんだ!

別にユリとはただの幼馴染であって、それ以上でもそれ以下でもないはずなのに……!


それに、仕事も放って飛び出してきたのだから、お袋が無事と知れれば、明朝にはこの島を出ないといけないのだ。

あまりゆっくりはしていられないものの、寝泊まりする所がないのも事実で。

そもそもこんな美少女にお願いされて断れる男なんているわけがないじゃないか!!


だが、それでも理性がそれを許さない。



いや、それは建前だ。

本音は──。


「……ダメ?」


うるっとした瞳を向ける彼女に見つめられると胸が高鳴り始める。

今まで見たこともないような彼女の表情に動揺しつつも──。


「じゃ、じゃあ……よろしくお願いします」


ペコリと頭を下げた俺を見て嬉しそうに微笑む彼女は、俺の腕を取ると自分の方へと引き寄せるのだった。


………

……

…


「ここが私の部屋だよ♡」


そう言って彼女が案内してくれた部屋は2階にある彼女の自室だった。

小学生の時以来だろうか。

あの頃よりも女の子らしくなったような気がする部屋に足を踏み入れると、途端に甘い香りに包まれる。


「お邪魔します……」


緊張からか、ぎこちない挨拶になってしまった俺に対してユリはニッコリと笑って返すだけだった。


「懐かしい?♡」

「……まぁな」


見渡す限り、部屋の中には可愛らしい小物やぬいぐるみがいくつもあり、いかにも年頃の女子らしい部屋になっていた。

昔から変わらない部分もあれば、やはり変わったところもあるのだろう。

例えばベッドなんかもそうだ。

昔に比べて随分と大きい気がする。

それだけ大人になったということなのだろうか。


綺麗に掃除された部屋の隅の方に荷物を置いた後、所在なさげに立ち尽くす俺を見て、ユリがクスリと笑う。


「ねぇ、お風呂沸かすから先に入っていいよー♪」

「え!? いや、俺は後でいいから!」


慌てて遠慮する俺に構わず、彼女は部屋から出て行ってしまった。

一人残された部屋の中で手持ち無沙汰になりつつも、ひとまず床に腰を下ろした俺はふぅっと一息つくのだった──。


………

……

…



シャー……。


温かいシャワーが今日一日の疲れを洗い流してくれるようで、一緒に流れ落ちていくシャンプーの泡を見つめながらぼんやりと考え事をする。


──今日は本当に色々なことがあったなぁ……。


お袋が倒れたと聞いて来てみれば、実際はそんなことなくて。

じゃああのメッセージは一体なんだったんだと思うところはあるものの、島のみんなや家族、それにユリと再会できたことは本当に嬉しかったし──。


ぼーっと今日の出来事を振り返っていると、ガチャリとドアが開く音が聞こえた。


「お背中流しまーす♡」



「はいはいどうぞー」


──えっ……?


反射的に返事をした俺が振り向くとそこにはバスタオル一枚だけを身体に巻いたユリの姿。

たわわな乳房の頂点で見え隠れするのは、『ツン♡』と勃った桜色の乳首。


「なっ……!」


驚きのあまり言葉を失う俺を他所に、ユリはそのまま近づいてくると、ボディソープをたっぷりと手に取り、ぬるぬるの手で俺の背中を擦り始めた。


「えへへ♡ 長旅お疲れ様でした〜♡ ようこそ、島にお越しくださいました〜♡」



そう言いながら背中に手を這わせてくるユリの手つきはとてもいやらしく。

タオル越しに伝わる柔らかい感触と共にゾクゾクとした快感が俺の身体を駆け巡っていく。


「ちょ、ちょっと何やって……」

「んふふ……♡」


身を捩らせて逃げようとする俺に抱き着くようにして身体を寄せてくるユリ。


ぬりゅっ♡ ぬりゅっ♡

ぬりゅぬりゅぬりゅ♡


泡を纏った両手のひらが優しく背中の上を這い回るたび、得も言われぬ快楽が身体中を駆け巡り、頭がおかしくなりそうになる。


「痒いところはないですかぁ〜?♡」

「いやっ……♡ んっ……♡ ちょっと……! あっ♡♡」


必死に抵抗するものの、背後から抱きついてくる柔らかな肢体……。


むにゅぅぅぅ……♡♡♡


もとい、おっぱいの感触によって力が抜けてしまうせいで上手く抵抗することができない。

その隙にユリの両手は脇の下から脇腹の間を『スルスル♡』と滑るように動き回り、くすぐったさと気持ち良さが入り混じった感覚に思わず変な声が出てしまいそうになる。


「くっ……んんっ……」

「あははっ♡ そんなにくすぐったい?」


そんな俺の反応を見て楽しげな声を上げるユリだったが、その声はどこか熱っぽく。

円を描きながら肌の表面を撫で回す手のひらと指先は、やがて俺の胸へと到達したかと思うと、そのままゆっくりと揉みほぐし始めたのだ。


ふにょん♡ ふにゅん♡

ふにふにふにぃ♡

ぐにぐにぐにぃぃ♡♡


決して激しくはない優しいタッチで胸を揉まれる度に甘い痺れが全身を襲い、身体の芯まで蕩けてしまいそうな感覚に陥る。


「やっぱり男の人の胸ってすごいね♡ 女の子と違って、筋肉が詰まってて硬くて弾力があって……♡」

「ちょっ、やめっ……」


後ろから抱きしめられるような体勢のまま、ユリの両手が胸板の上で踊るように蠢き始めた。

柔らかな手のひらが胸筋全体を包み込むようにして揉み込んでいき、しなやかな指の先っぽが乳輪の周りをなぞるようにくるくると撫で回していく。


「ふふっ♡ どう?♡」


身体にかかる熱いシャワーも手伝って、もどかしい刺激を受け続けた身体はどんどん血流が良くなり、次第に火照り始め、無意識のうちに息が荒くなっていく。

そんな俺に構うことなく、彼女の手はどんどん大胆になっていき、指先が乳首を掠めた瞬間、『ピリッ♡』とした感覚が全身を突き抜けていった。


「あっ……♡」


そんな俺の反応をユリが見逃してくれるはずもなく、すぐさま指先で『カリカリ♡』と乳首を引っかかれてしまった俺は、『ビクン♡ ビクン♡』と身体を震わせてしまう。


「あれぇ〜?♡ ここ、どうしたのかなぁ〜?♡」

「うっ……くぅ……はぁ……ん……っ……!!」


くりっくりっ♡

クニクニ♡ クニクニ♡


人差し指と親指の間に囚われた小さな突起物を捏ねくり回される度、甘く切ない疼きが下腹部を襲う。


くちゅくちゅっ♡

くにくにくにぃっ♡


今度は二本の指で挟み込むようにして摘み上げられ、そのまま扱かれるように『クリクリ♡』されてしまえば、あまりの快感に身体が震え上がる。


「逃げないんだね……♡」


耳元で囁かれるユリの声は甘く、脳を痺れさせ、あっという間に脳内に淫らな花を咲かせてしまう。

胸の先で踊るユリの指から逃れようと、身をよじらせるものの、しっかりと抱きつかれているせいか思うように動くことができない。

それどころか、逃げようとすればするほど彼女の指が追いかけてきて、執拗に責め立てられるのだ。


くにっ♡ くにっ♡

クリッ♡ クリクリクリっ♡

カリッ♡

すりすりすりぃ〜♡


「もしかして……これ……♡ 気持ち良いのかな……?♡」

「そ、そんなわけ……♡」


「ふーん……♡ 男の子なのにね……♡」


『クスリ♡』と耳元で囁かれる小馬鹿にしたような笑い声と意地悪な言葉とは裏腹に、乳首を摘む指先はどこまでも優しくていやらしく。

幼馴染の指先の動きに翻弄された俺の股間はみるみるうちに膨れ上がり、痛いくらいに張り詰めていく。

既にギンギンになったペニスは腹に張り付くほどに反り返り、亀頭からは我慢汁が溢れ出してしまっていた。


「ゆ、ユリぃ……」


久しぶりに再会を果たした、付き合ってすらもない幼馴染に劣情を抱いてしまう自分が情け無く。

しかして、抑え難い肉欲が下腹部で渦巻いているのも事実であり。

それに呼応するように、乳首を摘み回していたユリの右手が、ゆっくりと下へ下へと伸びていく。


さわ……♡ さわさわさわ……♡ ぬりゅっ♡


焦らすように太ももの内側を擦り上げるユリの表情は、バスルームに充満した湯けむりのせいではっきりとは見えないものの、きっと見たこともないような嗜虐的な笑みを浮かべているのだろう。

そう確信させるような声色で彼女は囁いた。


「ねぇ……どこ触って欲しい?♡」


──どこを触られたいのかなんて決まっている。


もしここが風俗店であれば、俺は迷わず自分の欲望をさらけ出していただろう。

だが、そんなことを言えるほど俺は素直ではないし、そもそもこんな場所で盛っていること自体おかしいのだ。


「……さわって欲しいところ、あるでしょ?♡」


俺の全てを見透かすように透き通った、それでいて艶めかしい声。

それはまるで悪魔の囁きのように甘美で……蠱惑的で──。


「ほらぁ……♡」


ユリは左手で乳首への愛撫を続けつつ、優しく鼠蹊部を撫で回す右手は止まらない。

すべすべの柔肌が触れるたびに、くすぐったいような感覚が走り、ビクビクと腰が跳ね上がってしまう。

だが、それだけではない。


「言わないとこのままだよ……?♡」


時折睾丸を掠める小指の感触に、思わず身悶えしてしまう。

射精したいという欲求が頭の中を支配していき、まともな思考ができなくなっていく。


「これ、どうしよっか……?♡」


クスクスと笑うユリの声すらも遠く聞こえるほどの興奮状態。


──もう我慢できない!


そう思った瞬間、突然右耳にふぅっと生暖かい吐息を吹きかけられ、ゾクッとすると同時に理性が弾け飛ぶ。


「──ち、ちんぽをっ……♡」


だが、俺の欲望が叶えられることはなかった。


「はい、おしまい……♡」


俺の全身を撫で回していたユリの手が離れ、背中に押し付けられていた柔らかな圧迫感が消え失せる。

ユリは手際良くシャワーのコックを捻ると、少しぬるめの……いや、少し冷たく感じる程度のお湯が、火照った身体に降り注ぐ。

先程までの激しい快感から解放され、少しずつ冷静さを取り戻してきたものの、未だ勃起したままのペニスは、味わうことのできなかったユリの手のひらの感触を求めてピクンピクンと脈打っていた。


「あ、あのさ……」

「んー?♡ なぁに?♡」


泡まみれだった身体がすっかり綺麗になったところで、ようやく口を開いた俺に間延びした声で返事をするユリ。

そんな彼女に対して俺は──。


「い、いや……。やっぱりなんでもない……」


言葉を濁してしまう。

姿見の端っこに映るユリはニヤニヤとした笑みを浮かべると、バスタオルの端っこを指でつまみ、ひらひらさせながら口を開いた。


「えー、気になるじゃん……♡ 言ってよー♡ ねぇ〜?♡」


知った風な口を叩くユリの身体は、豊満なシルエットを強調するように濡れたバスタオルが張り付き、凹凸の激しい綺麗なラインを描いており、その魅惑的な肉体に思わず見惚れてしまう。

そんなとてつもない激シコボディの女が『お背中を流します♡』などと言って、さっきまで俺の身体を好き放題弄んでいたのだ。


鏡越しに、細められた双眼が俺を捉える。

その瞳は妖艶な光を帯びており、奥に隠された妖しい輝きが俺の視線を釘付けにする。


「ねっ……♡」


真っ直ぐに俺を見つめるユリの圧倒的な雰囲気に気圧され、言葉に詰まっていると。

再びユリの声が鼓膜を震わせた。


「意気地なし……♡」

「なっ──!」


しかし、振り向いた次の瞬間には、ユリは浴室の扉を勢いよく開け放ち、さっさと出ていってしまったのだった。


──な、なんなんだよ!!


心の中で悪態をつくも、その言葉をぶつけるべき相手はここにはいない。

一人取り残された俺は行き場のない猛りを鎮めるため、頭から冷水を被ることにした。


ザバァァァァ!!!


火照った身体。

高まった性欲。

それらが一気に冷やされていく感覚に身震いする。

あれほどまでに昂ぶっていたペニスも落ち着きを取り戻すことができた。


「あー……さむっ……」


俺が独り言を呟きながら脱衣所に戻ると、洗濯機の上に一枚のメモが置かれていた。

そこにはこう書かれていた。


『変なことして風邪引かないでね♡』


なんとも可愛らしい文字で綴られたメッセージを目にした途端、なんだか心が温かくなるような気がした。


………

……

…



ユリの部屋に戻ると、部屋着に着替えた彼女がベッドに腰掛けて待っていた。



ゆったりとしたサイズのパーカーとショートパンツ姿の彼女は相変わらず可愛くて、ついつい見とれてしまう。

そして何より目を引くのは、その服装でも隠しきれない巨峰。



はちきれんばかりに実った二つの果実は、パーカーのジップラインの行く手を阻害するように鎮座しており、窮屈そうにその存在を主張し、深い谷間を形成していた。

そんな暴力的なまでのおっぱいに吸い込まれてしまった俺の視線に気が付いた彼女は、ニヤリと微笑み、からかうような口調で言う。


「あれぇ〜?♡ どこ見てるのかな〜?♡」

「み、見てねぇよ……!」


慌てて視線を外すものの、一度意識してしまったせいか、どうしても視線が胸元に吸い寄せられる。


──こいつ、こんなにデカかったっけか……!?


古い記憶を手繰り寄せるが、以前俺が島にいた時よりも明らかに成長していた。

いや、これはもはや進化と言ってもいいだろう。

記憶の中の彼女と今現在の彼女では、全くと言っていいほどサイズ感が違うのだ。

もちろん記憶の中の彼女は、お世辞にも胸があるとは言い難かった。

そんな貧乳ロリ体型だった幼馴染が、今ではグラビアアイドルも真っ青の爆乳美少女へと変貌を遂げていたのだ。


記憶の中の彼女より遥かに成長した彼女のバストを目の当たりにして動揺を隠し切れない俺に、ユリはさらに追い討ちをかけるようにして口を開く。


「もしかしてだけどさぁ……♡」


クスクスと笑う彼女の表情はとても意地悪で、それでいてとても扇情的で。

小悪魔のような笑みを浮かべたユリは、呆然と立ち尽くす俺の耳元に顔を寄せると──。


「私の生おっぱい……♡ 想像しちゃった……?♡」


ゾクゾクするような甘い声で囁かれた瞬間、全身に鳥肌が立ち、同時に股間が激しく疼き出した。


──やばい……! このままじゃまずい……!!


本能的に身の危険を感じた俺は、咄嗟に距離を取ろうとするが……一歩遅かったようだ。

気が付けば、俺は床に敷かれた布団の上に押し倒されていた。

柔らかい感触とともに視界がぐるりと回転し、天井を見上げていた。


「ふふっ……可愛い……♡」


俺の胸板に跨ったユリ。

『むにゅり♡』と柔らかく胸部を圧迫する巨大な臀部と、肋を締め付ける2本の『むっちり♡』とした太ももは、男の劣情を煽るには十分すぎる代物であり、さらには目の前に広がる光景がより一層興奮を掻き立てる。

だが、そんな状況にも関わらず俺は興奮を抑え込もうと必死だった。

このまま事に及んでしまえばきっと取り返しがつかなくなる。

そんな確信めいた予感が俺の胸の内にはあったのだ。

いくら相手が幼馴染とはいえ、お互いにいい歳になった今は男女の関係である以上、軽々しく一線を越えてしまうわけにはいかないのだ。

だが──。


「ねぇ……♡ どうしてほしい……?♡」



甘く蕩けるような声が天から降り注いだ。

それはあっという間に脳髄まで染み渡り、思考回路をドロドロに溶かし尽くす。

まるで甘い蜜を垂らす食虫植物のように。

ゆっくりと、ゆっくりと俺の理性を蝕んでいくのだ。


「ほらぁ……♡」


視界を埋め尽くすのはユリのたわわに育った乳房と胸を圧迫するユリの『ムチムチ♡』の下半身。

視覚から与えられる情報だけでも頭がどうにかなりそうだというのに、それに加えてなんだか甘い匂いまで漂ってきている気がする。

それはまるで男をダメにするフェロモンのようで、鼻腔をくすぐる匂いを吸い込むたびに脳ミソがバカになる。

ユリに組み伏せられているというのに、抵抗する気力すら湧かず、むしろもっと密着したいという欲望がむくむくと鎌首をもたげてくる始末だ。


理性を繋ぎ止める最後の糸がブチブチと音を立てて切れていくような感覚に襲われながらも、なんとかギリギリで踏みとどまっていた。

だが、それも時間の問題かもしれない。

縋るような目でユリの顔に視線を向けるも、彼女の表情は大きすぎる胸の影に隠れて窺い知れない。

だが、きっと彼女は先ほどの浴室で見たような、妖艶で勝ち誇った笑みを浮かべているのであろうことは容易に想像できた。


「もう一回聞くね?♡」


ゆさり……♡



俺はユリの圧倒的な乳房に見下ろされていた。

俺のことを嘲笑うかのように弾む重量感たっぷりのおっぱい……。

そんな規格外の魔性の下乳が、俺に向かって言葉を発しているかのようで──。


「どう"シ"て……欲しい……?♡」


──ど、どうって……言われても……。


文字通りマウントを取られ、彼女に主導権を握られてしまったこの状況で、一体俺にどんな抵抗ができるというのか。

俺の上で『くねくね♡』と前後に腰をくねらせるユリは実に蠱惑的だったが、その腰の動きに連動してたぷたぷと揺れる下乳に釘付けになっている俺には、彼女の行為を咎める余裕などあるはずもなく──。


「あ、あの……その……」


──さ、触ってください!!


そう言いかけた瞬間──。


コンコンコンっ。


突如鳴り響いたノックの音によって現実へと引き戻される。

だが、焦る俺に対しユリは至って冷静だった。


「はーい♡ 今あけまーす♡」


そう言って何事もなかったかのように立ち上がったユリは、俺に布団を被せると扉の方へと向かっていく。


ガチャっ。


「あれ? もう寝てた?」


扉が開かれる音とユリのお母さんの声が耳に入ったことでようやく我に返った俺は、慌てて飛び起きると衣服を整えながら返事をした。


「い、いえ! お風呂から出たら気持ちよくてつい……!!」


すると、ユリのお母さんは部屋の入り口でニヤニヤと笑みを浮かべながら──。


「あらら〜。 お風呂上がりに二人でイチャイチャしてたのかしら〜♡ お邪魔してごめんなさいね〜」


などと笑うおばさんに対して、ユリは「も〜、そんなことしてないから〜。早く出てってよ〜」と、頬を赤く染めながら口を尖らせた。


「でも、忘れ物〜って着替えを預かったから早く渡してあげなきゃって思って来たんだけど……」

「あっ、そうだったんだ! ごめんねママ!」


どうやら俺がシャワーを浴びている間に、お袋から預かった着替えを持ってきてくれたらしいのだが、タイミング悪く俺が風呂から出てしまったせいで渡すことができなかったようだ。


「はいこれ。 じゃあごゆっくり〜♡」


そう言ってユリのお母さんが紙袋を置いて部屋から出ていった後、こちらへ振り返ったユリは、悪戯っぽく微笑みながら──。


「惜しかったね……♡」と言って舌なめずりをしたのだった──。


………

……

…



結局おばさんが乱入した後は、ユリの方から何かしてくることはなく、俺達はそのまま眠りにつくことにした。


床に敷かれた布団は俺のために。

ユリはいつも眠るベッドで。


一抹の不安と良からぬ期待を胸に抱きつつ、発散することのできない悶々とした気持ちを無理やり抑えつけるようにして目を瞑る。

脳裏に浮かんでくるのは、昼間の道すがらの出来事や、お風呂場での淫らな行為。

そして先程のユリの挑発的な行動の数々だった。


──くそッ……!


思い出すだけで身体が火照り、下腹部に血液が集中してしまう。

そのあまりの昂ぶり具合に耐えきれず寝返りを打つものの、すぐそばのベッドの上に、俺をムラムラさせる張本人がいると思うと中々寝付くことができない。

そんな俺の気も知らず、隣からは彼女の寝息が聞こえてくるばかりであった。


しかし、溜まった疲れというのは恐ろしいもので、次第に瞼が重くなっていくのを感じた俺は、やがて意識を手放してしまい、夢の中へと誘われていった。


…………


ゴソゴソゴソ……。


何やら布団の中で蠢く気配に重い瞼を開けると、目の前にあったのはベッドの側面ではなく幼馴染の顔。



「──え……?」


状況を理解できないまま固まっていると、不意に唇に柔らかな感触が走る。



ちゅ……♡


一瞬のうちに離れたそれが何なのかを理解する前に、もう一度重ねられる。

今度は口の中に『にゅるり♡』と何かが侵入してきた。



ぴちゃ……♡ じゅる……♡ ちゅっ……♡くちゅ……♡


卑猥な水音を鳴らしながら横向きに寝転んだ俺の口内を蹂躙するそれは、歯茎の裏をなぞり、頬の内側を舐め回し、俺の舌を吸い出すようにして絡みついてくる。

唾液が混ざり合い、互いの吐息が鼻にかかる中、息苦しさに耐えかねた俺が堪らず酸素を求めて口を開くと、それを待っていたと言わんばかりにさらに深く口づけされた。

呼吸のために開いたはずの口は塞がれ、補充されるはずの酸素が肺に供給されることはなく、徐々に頭の中が真っ白になっていく。

酸欠状態に陥り朦朧とする意識の中、それでもなお貪るように求め続ける彼女は一体何者なのか。

そんな疑問すら浮かぶ余裕もなく、ただされるがままになっていた俺は、いよいよ意識が途切れそうになったところでようやく解放された。

荒い息を吐きながらぐったりと横たわる俺と、そんな俺を見てクスクスと笑う彼女。

そんな状況に困惑しつつも、なんとか呼吸を整えようと深呼吸を繰り返す俺に、彼女はそっと耳打ちをしてきた。


「ねぇ……♡」


甘く蕩けるような声色とともに『むぎゅぅ……♡』と押し付けられた柔らかい感触によって思わずビクンッと身体を跳ねさせてしまう。

その反応を見てクスリと笑った彼女が再び耳元で囁いた言葉に耳を疑った。


「さっきの続き……しよっか♡」


俺の横に添い寝する彼女──。

俺と向かい合うように寝転んだユリの言葉と共に、再び二人の距離はゼロになった。


──んむっ!?♡


俺の口を塞いだユリの唇は、先程よりも熱く、激しく、それでいて情熱的に俺の口を犯し始める。


ぴちゃっ♡ くちゅっ♡ ぬちゅっ♡

じゅるるるっっ♡♡♡


甘い蜜のようにトロけた熱い唾液が送り込まれてくる。

まるで媚薬のように作用したそれは瞬く間に脳内を支配していき、まともな思考能力を奪っていくのだ。

そうして為す術なく快楽に身を委ねることしか出来ないでいる俺は、いつの間にか彼女の身体にしがみついていたようで──。

そんな俺の様子に気を良くしたのか、彼女はより一層激しいキスをお見舞いしてくる。

唇を啄み、舌を絡ませ、上顎を撫で上げ、喉奥まで犯していくような深いキス。

あまりに濃厚すぎるそれに窒息しそうになりながらも必死に耐えていると、ふいに彼女の顔が離れ、銀糸を引きながら離れていくのが見えた。

名残惜しそうに伸びる糸の先では、うっとりと目を細めながらこちらを見つめるユリの姿が──。


二人の口同士を繋ぐ銀糸を美味しそうに啜ったユリは、妖しく微笑み。


「もっと気持ちいいことしてあげる……♡」


俺の股間に手を這わせ、ズボンの上からペニスの形を確かめるかのように優しく撫で始めた。


「ほらぁ……♡ ちゅーしただけなのに、おちんぽさん硬くなってる……♡」


さわっ……♡ さすっ……♡ しゅっ……♡ すりっ……♡


布越しに伝わる優しい刺激によってむくむくと膨らみを増していく肉棒は、窮屈な下着の中でギチギチに締め付けられていた。


「クスクス♡ 抵抗しないんだね……♡」


度重なる寸止めと、とうとう訪れた直接的な快感に頭がどうにかなってしまいそうだった俺は、さらなる快感を得ようと無意識のうちに腰を浮かせ、ユリのふかふかの手のひらに向かって自ら腰を突き出してしまう。


「あっ……♡ ゆっ、ユリぃ……♡♡」


助けを求めるように情け無く喘ぐ姿を晒す俺のことを見つめるユリの視線にはどこか憐れむような色が滲んでいて──。


「……そんなにシて欲しいなら……ちゃんとおねだりしないとダメでしょ?♡」



駄々をこねる子どもを諭すかのような口調でそう言ったユリは、俺の目をじっと見つめたまま動かなくなってしまった。

彼女の手のひらでできた柔らかな肉布団も、陰部に被せられたまま微動だにしない。

お手々から伝わって来るユリの体温は、心地よい暖かさと焦らすようなもどかしさだけを俺に与え続ける。


「うぐっ……♡ あぅっ♡ うぅ〜っ♡♡♡」


もはや限界だった。

理性などとうに崩壊しており、散々焦らされ続けた俺にとってこの時間はまさに生き地獄のようなものだ。

もうこれ以上我慢することなどできるはずもなく。

口元を僅かに歪ませながら、目を細めてじっとこちらを見つめるユリに対して、俺は恥も外聞もなく懇願する他なかった。


「……して……ください……」

「なぁに?♡ 聞こえないよ〜?♡」


意地悪そうな笑みを浮かべながらこちらを覗き込む彼女。

恥ずかしさのあまり顔を真っ赤に染め上げた俺は、消え入りそうなほど小さな声で──。


「……気持ちよくしてください」


俺とユリとの関係性を決定づけるその言葉を呟いた瞬間。

先程とは打って変わって蚊の鳴くような声すらも聞き逃さなかった彼女は、ニンマリと口角を上げ、俺の顔をまじまじと見つめながら。

ゆっくりと俺に向かって手を伸ばしてきた。


「あっ……♡」


暗闇に慣れてきた目が自然と彼女の手の動きを追ってしまう。

男のそれとは異なる白くて細い白魚のような指。

それら五指をまとめる、指尖球や母指球といった、なだらかな肉の丘を備えた手のひらが視界を埋め尽くしたかと思うと──。


「よく言えました……♡」


ユリは俺の頭をくしゃくしゃに撫でた後、股間の上に被せていた手をゆっくりと動かし始めた。


すり……♡ すり……♡


最初は恐る恐る。

押し付けた手のひらで陰茎の形を確かめるように撫でられるたびに、ビクビクと身体を震わせてしまう。


「これ……♡ そんなにきもちーんだ?♡ お手々で優しく撫で撫でしてあげてるだけなのに、こんなに硬くして……♡ 男の子って、みんなこうなっちゃうのかな……?♡」

「あ"っっ♡ いやっっ♡ こんなっ♡ おかしっっ♡♡」


直接握ってシコシコされるわけでもなく、スウェットの上からただ手のひらで撫でられるだけ。

それなのに、まるで初めて触られる時のような興奮を覚えてしまっており、自分の口から漏れる声が止まらない。


「あれぇ……♡ おかしいなぁ……♡ まだ全然触ってないのに、キミのここ……♡ どんどんおっきくなってるよ?♡ それに、女の子みたいな声も出しちゃって……♡ もしかして、こうやってお手々で撫で撫でされただけでイッちゃいそうになってるのかな?♡」


クスクスと笑う彼女の言葉を否定しようとしても、与えられる快楽によって頭の中がピンク色に染まっていく。

まともに言葉を紡ぐことができない。


「ほらほら……♡ このままおちんぽさん撫でてたらどうなるのかな……♡ 私知ってるんだよ……♡ 男の人はね、こうやって優しく撫で撫でされるとね……とってもとっても、きもちぃくて……すぐにイッちゃうんだって……♡」


優しく諭すような、それでいてどこか見下したような声音のユリの言葉を耳にした途端、言いようのない高揚感を覚えた俺は、無意識に腰を動かしてしまっていた。

だが、ユリはそんな俺の情けない腰振りにも動じることはなかった。

いや、動じるはずがなかったのだ。


この時、俺はユリが性行為に関しては全くの未経験……つまり、ヘタクソだと勝手にタカを括ってしまっていたのだ。

実際、ユリが異性の性器に触れたのは、この時が生まれて初めてであった。

だがしかし今この時点で、性癖に関してSでもMでもなくニュートラルである彼女の……。

奥底に眠る『雌』としての本能──。

いや、女王様としての才覚が、確実に目覚めつつあったのだ。

そんなことを知る由もない俺は、ただただ目の前の幼馴染に翻弄されるばかり。

手のひら一つで悶える俺の姿に愉悦を感じたのか、彼女はさらに追い討ちをかけるように囁きかけてくる。


「ねぇ……♡ 私のお手々気持ちいーい?♡ もっといっぱい撫で撫でして欲しい?♡ それともぉ……先っぽカリカリされてイきたい?♡ ふふっ……♡ どっちにしろ、すっごく気持ちよさそうだね♡」

「あぁ……♡ ユリ……♡ ユリぃ……♡」


股間を撫で回す快感にガタガタと全身を震わせながら、うわごとのように幼馴染の名前を呟くことしかできない。

一定の速度でゆっくりと動き続ける彼女のお手々によって生み出される緩やかな快楽に、耐えきれなくなった俺は逃げるように腰を引こうとするものの、追いかけてくるユリの手のひらから逃れる術はなく。

あっという間に部屋の壁に当たってしまった背中に、逃げ場を失ったことを告げられた。


「もう逃げられないね……♡」

「やぁっ♡ だめっ♡ だめだめっ♡」


そうして逃げ場を失った俺は、ユリのお手々にされるがまま。

決して強い刺激を与えられているわけではないというのに、既に限界まで追い詰められた身体は、手のひらでスウェット越しに撫でられるという些細な刺激でさえ過敏に反応してしまう。


「やっ♡ やめっ♡ それっ♡ やめてぇっ♡」

「ふふっ……♡ 腰ガクガクさせちゃって……可愛い……♡ でもまだダメだよ……♡ まだ始まったばっかりなんだからさ♡ もっと我慢してね……♡」


そう言いながら笑うユリの顔には嗜虐的な笑みが浮かんでいた。

獲物を見つけた肉食獣のような鋭い眼光に射抜かれた俺は、蛇に睨まれた蛙の如く動けない。

ヘコヘコと揺れる腰以外は……。


「ふふ♡ もうすっかり骨抜きだね……♡ こんなにもお手々に甘えちゃってさ……♡ ねぇ、そんなに私にいじめられたかったのかな……?♡」

「ちっ、ちがっ♡ これはっ♡ ちがうっ♡」


慌てて否定しようとする俺を嘲るようにクスクスと笑った彼女の──。


指。


肉棒を弄ぶ手とは反対の手の指。

向かい合って添い寝する彼女の『ピンっ♡』と立てられた人差し指が俺の鼻の頭を『ツン♡』とつつくと、否が応でも目が指先を追いかけてしまう。

その指が向かった先。

そのまま吸い込まれるように視線が誘導され、辿り着いた先は──。



ふっくらとした膨らみを持つ乳房だった。



「あっ……♡」


ユリの指先が深い谷間へと飲み込まれていくのを見て思わず声が出てしまった俺に対して、彼女はニヤリと口角を上げた。

わざとらしく胸元を強調するように姿勢を変えると、今度は自身の指を口元まで運び、ゆっくりと口に含んでいき──。


ちゅぱぁ……♡ ちゅっ♡ じゅぷっ……♡


たっぷりと唾液を溜め込んだ口腔内で『くちゅくちゅ♡』といやらしい音を立てながら指をねぶり始めたのだ。


「んっ♡ ぢゅぱっ♡ んふっ♡♡」


じゅるっ♡ じゅるっ♡ じゅるっ♡


たっぷり時間をかけて指先を湿らせるユリ。

人差し指をしゃぶりながら、いやらしく歪んだ目でじっと俺を観察する。


「んぢゅぱぁ……♡」


やがて、十分に湿ったと判断したのだろう。

ユリは口内から指を引き抜くと、再び俺の目をじっと見つめ、ニヤリと笑ったかと思うと──。


ぬぷっ……♡


唾液で『ぬるぬる♡』になった指先を再び自身の胸元に持っていった彼女は、ゆっくりゆっくりと谷間の中に沈めていく。


ぬぷぷぷぷっっ……♡♡♡


透明な粘液が月明かりに照らされてキラキラと輝く指の先が、柔らかな双丘に沈み込む。

ユリの綺麗な指先がゆっくりとおっぱいに咥え込まれていくその様は、まるで捕食シーンのようでもあり、どこか神秘的でもあった。


ぐぽっ♡♡ にゅぷんっっ♡♡♡


淫靡な音を立て、とうとう根元まで完全に埋まったユリの指が、柔らかな肉に埋もれて見えなくなってしまった。


「あっ♡ ああぁっ♡ あぅっ♡ あひっ♡♡♡」

「ふふっ♡ もうすっかり出来上がっちゃってるね……♡」


自分が何かされたわけでもないのに。

ただ目の前で指が乳肉に飲み込まれる様を見せつけられただけなのに。

そんなシーンはAVで幾度となく見てきたはずなのに──。


なのにどうしてだろう?


画面の中の女優よりも、目の前の幼馴染の方がずっとずっとエッチに見えるのは──。

そう感じてしまうほど、今の光景はあまりにも扇情的で、淫猥で、そして魅力的で──。

ユリの指先で『クチュクチュ♡』と脳ミソを直接弄くり回されているかのような感覚。

時折股間を揉み込む手の感触も相まって、まるで全身が性感帯になってしまったかのようだった。


「はぁ……♡ はぁ……♡」

「おちんちん、ずぅっと硬いままだね……♡」


「うぅ……♡」


恥ずかしさのあまり、ついつい顔を背けてしまう。


「キミって昔からそうだよね……。恥ずかしいことがあるとすぐ顔背けちゃう♡」

「ご、ごめん……」


「別に怒ってないよ?♡ むしろそういうところも可愛いなって思っちゃうくらいだもん♡」


ユリが「でもさ……♡」と一呼吸置いた後。



「これでも、顔を背け続けられる?♡」



ジー……♡


彼女の胸元から聞こえてくる無機質な、それでいてどこか生々しい音。


パサっ♡ ゴソゴソ♡


その後に続くのは衣擦れの音。

音の発信源は言うまでもない。


スルっ……♡


ほどなくして、俺の目の前に現れたのは──。


「……ッ!♡♡」


大きな二つの果実。

真っ白な肌はほんのりと桜色に染まり、うっすらと汗ばんでいるのか艶めかしく光を反射している。

その頂点では、薄桃色の小さな突起が『ツン♡』と尖っており、見る者の視線を釘付けにする。


窓から差し込む月明かりに照らされた珠のような汗が、キラキラと煌めきながら重力に従って深い谷間に向かって乳肌の上を滑り落ちていく様は、乳肉という小宇宙で流れ星が瞬いているようで──。


そうして生まれた小さな光の粒たちが、おっぱいという名のブラックホールに吸い込まれるようにして消えていく。

儚くも美しく、扇情的な光景。

まさしく圧巻の一言に尽きる爆乳を目の当たりにした俺は、ただただ言葉を失ってしまうばかり。


そんな俺を他所に、妖艶な笑みを浮かべた彼女がゆっくりと口を開く。


「ねぇ……私の身体……見て?♡」



「うぁっ……♡♡」


ユリの言葉に従うように、彼女の胸に視線が吸い付いて離れない。

離せるわけがない。


むにゅっ♡

むぎゅぅ……♡♡

ぐにゅにゅにゅにゅぅぅぅ……♡♡♡


「あぁっっ♡ あ"っっ♡♡ あぁぁぁ……♡♡♡」


乳肉を鷲掴みにするユリの両手。

『ふわっ♡』と広がる柔肉の海原。

そこに沈むようにして埋もれていく指先の動きに合わせて形を変える乳房。

視覚からもたらされる暴力的なまでのエロス。

指の隙間から溢れ出した肉が押し合いへしあいしながら『ムチムチ♡』とした弾力を伝えてくる。

まさに天国であり桃源郷。


「ふふっ……♡ ほらほら……♡ ちゃんと見ないとダメだよ……?♡」


そんな楽園の管理人が身体をくねらせると、それに合わせて『たぷんっ♡』と揺れ動く大質量のお椀型の膨らみが、男の本能を刺激して止まない。


極上の柔らかさを誇るソレに触れたい。

顔を埋めたい。

思いっきり頬ずりしたい。


そんな欲望があっという間に頭の中を埋め尽くすものの、それと同時に理性が警鐘を鳴らす。


このままあの魅惑的なおっぱいに溺れてしまっても良いのだろうか?


だがそんな俺を嘲笑うかの如く、悩まし気に『ぷるん♡』と震えるユリのおっぱい。

幼馴染のたわわに実った禁断の果実が手を伸ばせば届く距離にある。

その事実がどうしようもなく俺を興奮させる。


──いやっっ♡ で、でもぉっっ!!


相手は長年一緒に過ごしてきた幼馴染なんだぞ!?

クラスメートとして。

男として。

これ以上ユリの前で痴態を晒すわけにはいかない!!


それに──。


むにゅぅ……♡

たゆん……♡


「あっ……♡ あぁ……♡♡♡」


あれに触れたら最後。

俺はきっとこのおっぱいに……。

おっぱいに……。

ユリに……♡


──か、勝てなく……♡


だ……だめだだめだだめだ……!


そうなればユリに握られた主導権を奪い返すのは困難を極めるだろう。

だが、そんな葛藤は長くは続かなかった。


ズイッ……♡♡♡


圧倒的な質量を誇る双丘が眼前に迫る。

その迫力たるや筆舌に尽くし難く。

視界いっぱいに広がる柔らかそうな膨らみを前にして、ゴクリと唾を飲み込んだ。

脳内を柔肉でいっぱいに埋め尽くそうとしてくるユリのおっぱいを振り払おうと頭を振る俺に対して、彼女はそっと囁くのだった。


「ね……?♡ 我慢しないでいいんだよ?♡ もっと素直になっていいんだから……♡ ね……?♡」


甘く蕩けるような囁き声。

それはまるで悪魔の誘惑のように蠱惑的で、耳から侵入してきたそれが瞬く間に全身を駆け巡っていく。


「ほら……♡ もう我慢できないでしょ……?♡」


ニッコリと笑うユリが俺の右手を取り、そのまま自らの胸へと導いていく。

決して強い力で引っ張られているわけではないのに、俺の手はまるで操り人形にでもなったかのように彼女に逆らえない。

頭の中ではダメだと分かっていても、身体が言うことを聞いてくれず。

俺の手は自然とユリの胸に引き寄せられていき──。


むにゅんっ♡


「あっ♡ あぁ……♡♡ ゆ、ユリっっ♡♡♡」


指先が柔らかな感触に触れると同時に、身体中を駆け巡る快感の波。


「あぁぁぁぁっっっ♡♡♡」


今まで経験したことのないような感触が指先から伝わってきて、情けない声が口から漏れ出す。

指の先っぽが触れただけでこんなに気持ちいいなんて……。


「ふふっ……♡ どう? 私のおっぱい……♡」

「あぁっ……♡」


どんどん沈み込んでいく指の上から、ユリの手のひらが覆い被さってくる。

柔らかく温かな手と柔らかすぎる乳肉との幸せサンドイッチ。

指先に伝わる感触に感動を覚えながら。

俺の手はそのまま乳の沼に溺れるように。

ゆっくりゆっくり沈んでいき──。

ついに指が完全に沈み切ったところで、ユリの手が止まった。

そして───。


むにぃ……♡

もみゅっ♡ もみゅっ♡


沈み込んだ指を優しく包み込むようにして形を変える豊満な乳房。

ユリは自らの手をゆっくりと動かし、乳房全体を揉ませるようにして愛撫を促してくる。


「ほらぁ……おっぱいだよ……♡ お・っ・ぱ・い♡ 揉んでみてよ……♡」

「あぅうっ♡♡ あひっ♡♡♡ ユリ♡♡♡ ユリ♡♡♡ あぁ……♡♡ ユリぃ……♡♡♡」


手のひら全体を使って円を描くように揉みしだくと、それに合わせて大きく張りのある半球形の輪郭が淫らに歪み、やがて俺の指を包み込むようにして『むっちり♡』と広がっていく。

風俗でだってこんな体験をしたことはない。

それなのに、今こうしてユリの大きなおっぱいを思う存分揉みしだいているのだと思うと、それだけで脳ミソが沸騰してしまいそうになるほどの興奮を覚える。


「ふふっ……♡ すごい反応だね……♡ いっぱい揉んでいいんだよ?♡ ……島の外でキミに付いちゃった悪い虫を、私のおっぱいで消毒してあげないと……ね?♡」


小さく囁かれたユリの言葉に少々違和感を覚えたものの。

それを深く考える前に、指の間からこぼれ出す圧倒的なボリューム感に思考回路を破壊されてしまう。


むにゅっ♡

ふわっ……♡ ふわっ……♡

むぎゅぅぅぅぅ♡♡♡


圧倒的な柔らかさを持ったそれはさながら、つきたてのお餅を掴んでいるかのようで、その癖ハリのある弾力をも兼ね備えた、真っ白で淫らなお餅。

一度掴んだら二度と離したくなくなるような、そんな魔性の柔らかさを持ったお餅なのだ。

触れた瞬間、柔らかな感触とともに手のひら全体に伝わってくる温もり。

しっとりと手に吸い付くような『もちっ♡』とした感触が、俺の心を掴んで離さない。


「あははっ♡ もう夢中になっちゃってる……♡ かわいいなぁ……♡」


そんな柔らかさと大きさに、夢中になってユリのおっぱいをまさぐっているうちに、いつの間にかスウェットのズボンはずり下げられていたようで、パンツ一丁になった下半身には冷たい空気が纏わりついていた。

それでもなお一心不乱にユリのおっぱいを貪る俺は、まるで赤ん坊に戻ったかのようにただひたすらに乳肉を弄び続けてしまう。


「はぁ……♡ はぁっ……♡」


口から漏れ出すのは興奮によって荒くなった吐息。

『ぷるんっ♡』と震える魅惑の塊を手のひら全体で包み込んだままゆっくりと力を入れると、指がおっぱいに沈んでいき、それと同時に確かな反発力をもって乳肉が手を押し返してくる。


「あんっ♡ も〜、ちょっと乱暴すぎだってば……♡」

「あっ♡ あっ♡ あぁっ♡♡♡ ユリっっ♡♡♡ ユリぃ……♡♡♡」


この手に吸い付くような肌触りといい、指の間から溢れ出す重量感といい、そして何よりこの蕩けるような感触ときたら……。

男なら誰もが虜になってしまうであろう極上のおっぱいを前にした俺は、もはや理性など欠片も残っておらず、ただただ本能のままに目の前の女体を貪ることしか出来ない哀れなオスになっていた。

それ故に、俺は気づいていなかったのだ。

ユリの心情の微細な変化を。

彼女の瞳の奥にはっきりと灯った情欲の炎の存在にさえ気づけないほどに、俺は冷静ではなかったのである。


「……ねぇ……もうそろそろいいかなぁ……?」


不意に耳元で囁かれた言葉にハッとする。


「え……? あ、あの……」

「ねぇ……?♡」


ユリの声音はどこか楽しげで、それでいて妖しい雰囲気を纏っていた。


「いくらなんでもおっぱいに夢中すぎない?♡」


ぎゅむっ♡♡♡


「あ"っっっ♡♡♡」


パンツの中に突っ込まれた手が睾丸を。

下から掬い上げるようにして包み込んできたユリの手に思わず情けない声が漏れてしまった。

そんな俺を見てクスクス笑う彼女の表情はひどく蠱惑的で、息を呑んでしまうほどの美しさがあった。

しかし、そんな美しさとは対照的に、彼女が浮かべているのは妖艶さを感じさせる小悪魔のような笑みで──。


「ここでさ……♡ 赤ちゃんの素、作ってるんだよね?♡」


『ふにふに♡』と手のひらで転がしながら、陰嚢の感触を楽しんでいるのか、時折漏れる艶めかしい笑い声と共に聞こえてくる言葉からは、隠しきれない程の淫靡さが滲み出ていた。


「うっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ い、いやっっ♡♡♡ そ、そのっ──♡♡♡」

「初めて触ったけど……へぇ……♡ これが男の人のタマタマなんだぁ……♡ 間違って潰しちゃいそ……♡」


「うぁっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ や、やめっっっ♡♡♡」


ユリの指先が陰嚢を撫で回す度にビクビクと身体が震えてしまう。

ペニスの先端から漏れ出した我慢汁がパンツを濡らして気持ち悪いはずなのに、ユリの手が与えてくれる快楽はそれを忘れさせるくらいに甘美なもので……。


ぎゅっっ♡♡♡


「あっ♡ 今、『ピクンっ♡』って、震えた♡ 女の子にタマタマ潰されちゃうかも、って考えたらおちんぽ気持ちよくなっちゃったんだ?♡ ……変態さん♡」

「ち、違っ──」


反論しようとしたものの、その瞬間に再び『ぎゅっ♡』と強く握りしめられてしまい、反論の弁は情けない喘ぎ声に変換される。

そんな俺を見ながらニヤニヤと笑うユリの顔は──。

あの日見ていた……。

見惚れていた……。

あの時の彼女とはまるで別人のように見えて──。


「ふぅん……♡ 違うんだ♡ ……じゃあどうしてここ、こんなにおっきいままなのかな?♡」


すり……♡ すり……♡ すり……♡


ユリのもう片方の手によって強制的に意識させられた股間の膨らみ。

既にパンパンに張り詰めたそこは、ほんの少し触れられただけでも暴発してしまいそうなほど敏感になっており、パンツ越しでも伝わる指先の感触がたまらなく気持ちいい。


「こぉんなに大きくしてぇ……♡ 私みたいな可愛い幼馴染が島で待ってるっていうのに、キミは島の外で……こ・こ♡ 振り回してたんでしょ?♡ ヨソの女相手に……♡ まったく、ひどいなぁ……♡」


──違う!! そんなことっっ!!


ぐにゅっ♡♡♡


「ひぅっ!?♡♡♡」


突然襲い掛かってきた強烈な刺激に『ビクンッ♡』と腰が跳ね上がる。

それまで優しく撫で回していただけのユリの指が突如動き出し、パンツ越しに亀頭を握り込んできたのだ。


「悪いちんちんだよね♡ 島の外のヨソモノ女に発情しちゃうなんてさぁ……♡」

「ゆ、ユリっ♡♡ お、お前何を言ってっ!?♡♡ あっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ そこ握っちゃっ♡♡♡」


彼女は指先をゆっくりと動かし始め、俺の肉棒を巧みに弄ぶ。

指先でカリ首を引っかけるようにして何度も擦り上げられ、その度に甘い痺れが腰の奥から湧き出してくる。


すりっ♡ くにゅっ♡

くにくに♡♡


さらに追い打ちをかけるように親指と人差し指で作った輪っかで竿の部分を強く握り込まれてしまえば、否応なしに腰が跳ね上がり、甘い快感が身体全体を支配していく。

パンツ越しに感じるユリの手は温かく、そして柔らかかった。

決して激しくはなく、ただゆっくりと上下に擦られているだけなのに、それがまた心地よくて……。


「ふふっ……♡ もう我慢汁でぬるぬるだね……♡ ほら見てよこれ……♡ キミのおちんちんの先っぽから漏れた、えっちなおつゆ……♡」


そう言って目の前に差し出されたユリの手は、照明の光を受けてナメクジが這った後のように『テラテラ♡』と輝いていた。


「ゆ、ユリっっ♡♡ お、お前だってこんな……こんなこと……どこで覚えて……!!」

「ん?♡ 私に口ごたえするのかな?♡ 港から家までの途中でさ♡ 腕にちょっとおっぱいを当ててあげただけで、おちんちん膨らませちゃったキミが?♡ 宴会の時だって舐めるように私の身体を見てたよね?♡ お風呂場で身体を洗ってあげた時だって、握って欲しくて欲しくてたまらなかったんでしょ?♡ 内腿を洗ってあげるふりして、小指で『カリカリっ♡』てしただけで内股になってあんなに感じちゃってさ〜……♡ 極め付けは、寝る前に上に乗ってあげた時だよね♡ 我慢せずにさっさと襲っちゃえばいいのに、私のおっぱいを下からガン見しながら必死に耐えてるんだもん♡ あれには笑っちゃったなぁ……♡」


満面の笑みを浮かべたユリの口から次々と飛び出す卑猥な言葉はどれもこれも俺の心を揺さぶるもので、彼女の手の中でギンギンに勃起している肉棒からはとめどなく我慢汁が溢れ出してくる。


「その時に確信しちゃった……♡ あっ、この子ってマゾなんだなーって……♡」


そう呟くユリの目は完全に据わっていた。

どれだけ記憶の中を辿ろうとそんな姿の彼女はどこにもおらず、まるで人格そのものが変わってしまったかのような変貌ぶりに驚きが隠せない。


いや……そもそも俺は本当にユリのことを理解していたのだろうか……?


「だからこうして徹底的にいじめ抜いてあげてるんだよ?♡ それなのにまだ自分の方が上だと思ってる……♡ いつまでも私があの頃のままだと思ってる……♡ まぁでも、今日再開した時までは、まだキミの方が"上"だったかもね♡ けどもうダメ……♡ 今のキミはもうただのマゾ奴隷だよ……♡ 女の子のおっぱいとお手々だけで負けちゃうようなザコマゾくんになっちゃったんだよ……?♡



情けない男の子……♡」



「な、なにを……!?」

「わかるでしょ?♡ 私のこと……♡ この島での生活も長かったんだからさ♡ あっ♡ 自分の性癖もわからないキミが、私のことわかるはずもないか♡」


「こうしてわざわざ家に招待してあげたんだよ?♡ 島の外の女よりも私の方がずっと魅力的なんだって教えてあげるためにね♡ それにぃ……♡」


「私のおっぱいを揉む時だって、すごく乱暴なんだもん♡ 最初は壊れ物を扱うみたいに優しい手つきだったのにぃ……♡ 今はまるでおもちゃを見つけた子供みたい……♡ そんなんじゃ女の子を気持ちよくてなんてできないよ? わかってる?♡」

「そ、そんな……♡ ユリが……♡ ユリが……♡」


「私?♡ 私はなにもしてないよ?♡ ぜーんぶキミが自分でやってることじゃん♡ ほぉら、思い出してみて?♡ さっきキスしてあげた時もそうだったでしょ?♡ あの時は私から一方的に責めてたけどぉ……♡ キミの方から『もっとして♡』って、唇を突き出しておねだりしてきたよね?♡ ……ねぇ、あの時のこと覚えてるかな?♡ あの日、初めてのキスの時はしっかりと私をリードしてくれたのに……♡ なのに、なんでかなぁ?♡ 今はどうして自分からお願いしちゃうんだろうねぇ……?♡」


クスクスと笑いながら俺を問い詰めるユリ。

彼女の言葉が頭の中をぐるぐると駆け巡り、反論を許さない。

『初めて』のキスの時の記憶が蘇る。

あの日、あどけなさの残るユリと交わした口づけ。

腕の中で小さく震えていたユリを愛おしく思い、彼女を守れるようになりたいと願った日の記憶──。


「ふふっ……♡ 思い出してくれたみたいだね……♡」

「だ、だけどそれは昔の話で……」


「昔?♡ そんなわけないじゃん♡ 今も昔も私はずっとキミのことが好きなの♡ キミに恋してるし、キミ以外の男には興味なんてないの♡ なのに……なのにさぁ……♡♡♡ どうして……どうしてキミはこうなっちゃったの……? あの時の私を抱き締めてくれた、男らしかったキミはどこへ行っちゃったの?♡♡♡」

「うっっ♡♡♡ あっっっ♡♡♡」


ユリの言葉と同時に再びペニスを襲う強烈な快楽。

今度は手のひらだけでなく、五本の指が同時に肉棒全体を包み込む。


「あ〜あ♡ 女の子みたいに喘いじゃってさ……♡ ちんちんにぎにぎされただけで、あっという間に腰砕け♡ 白旗上げて降参宣言♡」

「んっっっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ やめっっ♡♡♡ ユリっっ♡♡♡ やめてぇっ♡♡♡」


ユリの手の動きに合わせて腰がガクガクと震えてしまう。

手のひら全体で竿部分を握り込まれると、バラバラに動く指が裏筋やカリ首を刺激しながら亀頭に向かって這い上がってくる。


「これが男の子と女の子の決定的な違い……♡ キミと私の間にある絶望的で絶対的な差……♡ 搾り取る側の私と……♡ 搾り取られる側のキミ♡ どんなに取り繕っても、身体が勝手に気持ちよさを覚えちゃう♡ その証拠に……♡」


先っぽへ到達した指先が亀頭の上で踊り始める。

指先だけを器用に使って敏感な部分を責め立てるその動きは、まさに男の弱点を知り尽くした熟練者のそれだった。


「先っぽからおつゆ止まんない♡ ちんちんはとっくに敗北してるのに、キミはまだ頭の中で私より上だと思い込んでるんだもんね?♡ あはは♡ 可愛いなぁ、もう……♡ どれだけバカにされても、自分の意思じゃおっぱいから手も離せないのにね……♡」

「あくっっ♡♡♡ いやっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡」


むにゅっ♡ むにゅっ♡ むにゅぅぅ♡♡

むにむにむに♡♡♡

ぐにゅぅぅぅぅ♡♡♡


いくらユリに抗議しようとも、柔らかな女体がもたらす快楽の前に屈してしまう。


彼女が言葉を発する度に、甘酸っぱい吐息が吹きかかり。

乳房を一揉みする度に、溢れ出した乳臭が辺りに充満し。

それらがユリの放つフェロモンとなって脳髄の奥深くまで浸透してくる。


それでも俺はまだどこかユリより優位であると信じていた。


──だってそうだろう?


俺がその気になればいつでもユリを押し倒せる。

俺とユリの間には筋力という圧倒的な力の差がある。

ユリだって本気で俺をどうこうできるなどと思っていないはずだ。

そう、これはただのじゃれ合いなのだ。

つまるところただのお遊び。

子どもの頃からやってるお遊びが、大人になって変わっただけ。

本質はあの頃と変わらない。


ユリだって今まで一人で寂しかったから、俺に目一杯甘えてるに違いないのだ。

俺が改めてユリに命令すれば、彼女だってきっと素直に従ってくれるだろう。

俺に奉仕しろと言えば、喜んでしてくれるだろう。

俺の肉棒をその大きなおっぱいで挟んでくれるかもしれない。

あるいは咥えて……いや、はたまた優しく扱いて射精させてくれるかもしれない。


そろそろ俺も我慢の限界だ。

これ以上扱かれると不本意な形で出してしまう。


この間数秒。

おっぱいを揉みながら逡巡した俺は、ユリに命令しようと口を──。


「でもさ……♡ そんな立場のわかってない悪い子にはお仕置きが必要だよね……♡」


ぬちゅ……♡ くちゅっ……♡


「ひぃいっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ やっ♡♡♡ あぁぁぁぁっっ♡♡♡」


ねちっこく絡みつくような口調で囁く彼女に背筋がゾクゾクするような感覚を覚えてしまう。

ユリにどの口が命令しようとしたのやら。

これまで経験したことのない興奮も湧き上がってきており、気づけば俺は無意識のうちに腰を突き出してしまう。

そんな俺を見てニヤリと笑った彼女は、パンツの中に自らの手を突っ込み、手のひら全体で包み込むように肉棒を握りしめたかと思うと、そのままゆっくりと手を上下させ始めた。


しゅこっ♡♡♡ しゅこっ♡♡♡ ちゅくっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡


「─────ッッ!!!♡♡♡」


先程までとは比べ物にならないほどの快感が股間から全身に駆け巡る。

パンツの中にねじ込まれた手のひらは器用に裏筋を擦り上げながら、時折先端部分を指でくりくりと刺激してくるため、あまりの気持ちよさに思わず腰が引けそうになるものの、それは許さないとばかりに彼女の手は追いかけてくる。


「ほぉら逃げちゃダメだよ?♡ もっと気持ちよくしてあげるからね?♡」

「ゆ、ユリっっ!?♡♡♡ ゆりっ!?♡♡♡ で、出ちゃうからっっ♡♡ 出ちゃうって♡♡♡」


「ん〜?♡ 出るってなにが?♡ 私初めてだからわかんなーい♡」

「──ッッッ!!♡♡♡」


ニヤニヤとわざとらしく聞き返してくるユリは、手を止めることはなく。

それどころかさらに手淫の動きを加速させる。

まるで俺のことを弄んでいるかのような態度に、胸の奥底からふつふつとした怒りが込み上げてくる。

しかし、それ以上に与えられる快感に抗えない。


──ダメだ……♡♡♡ もう……♡♡♡


「な、なにって……だから……あの……せ、精液が……♡♡」

「へぇ……そうなんだぁ……♡」


なんとか絞り出した答えを聞いてユリの表情が変わる。

先ほどまで浮かべていたいやらしい笑みが消え去り、無表情になったかと思えば。

次の瞬間、またすぐに『ニヤァ……♡』と妖しげな笑みを浮かべ、美しい瞳を通して俺の目をじっと見据えてくる。

だが手は止まらない。


「んっ♡♡ なっっ♡♡ は、早くっっ♡♡ 早く手を離して♡♡♡ もう無理♡♡♡ パンツの中に出しちゃう♡♡♡ このまま出ちゃうから♡♡♡」

「ん〜?♡ もう出るの?♡ いいよ?♡ このまま私の手の中でびゅーってしちゃおうか?♡」


「ま、待って♡♡ お、お願いだからぁ……♡♡♡」


悪戯っぽい笑みを浮かべながらどんどん手の動きを早めていくユリ。

先程までよりも速く、力強く、それでいて繊細に。

まるでピアノを演奏するかのような滑らかな動きで、リズミカルに扱かれるペニスはもう爆発寸前だった。


「んふふっ♡ やっぱりキミってば可愛いなぁ……♡」


俺の目をじっと見つめてくるユリの瞳。

情欲にまみれたピンクの炎と。

獲物を狙う肉食獣のような獰猛な光。

それらが合わさった淫靡な視線に、俺の心は絡め取られてしまう。


「このまま性癖歪められちゃおっか……♡ 私好みに……♡ 私のお手々でいっぱい出してみよっか……♡ ほら、気持ちいいんでしょ?♡ 島の外のオンナや、自分の手じゃ満足できない身体にしてあげる♡ それで一生私にお世話してもらうの……♡ 私のためだけに生きて……♡ 私のことしか考えられなくなって……♡ 私のことを想うだけでちんちんが硬くなっちゃうような……♡ そんな男の子に変えてあげる♡」

「ひっっ♡♡♡ や、やめてぇぇぇ♡♡♡ そ、そんなことされたらっ♡♡♡ おかしくなるっ♡♡♡ 本当に変になっちゃうぅ♡♡♡」


彼女の言葉によって強制的にイメージさせられる未来図。

それはとても甘美なものに思えたが、同時に自由を取り上げられることに対する恐怖感をもたらした。

もしもそんな状況になったら俺はどうなってしまうのだろう?

想像することすら恐ろしい。


「あはっ♡ びくびくしてる♡ もうすぐ出ちゃうのかな?♡ それともまだ耐えられるかな?♡ 性癖歪められたくなかったら我慢しなくちゃね?♡ どう?♡ 耐えられそ?♡」


ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡

ぐにゅぅぅぅ♡♡♡


ユリの言葉に逆らえず、情けなく腰をカクつかせながら絶頂へと近づいていく。

そんな俺にとどめをさすかのように、彼女の手の速度が上がっていく。


にゅこっ♡ にゅこっ♡ にゅこっ♡

にゅっぽ♡ にゅっぽ♡ にゅっぽ♡

にちゅっにちゅっ♡♡♡

くちゅっくちゅっ♡♡♡


「あ"っっっ♡♡♡ くっっっ♡♡♡ ゆ、ゆりぃ……♡♡♡ たすけっっ……♡♡♡ き、きもちいっっっ♡♡♡」

「いいよ?♡ このままパンツの中に出しちゃえ♡ 女の子に負けて……♡ 女の子に勝てないことわからされて……♡ 女の子に屈服しながらぴゅっぴゅする気持ちよさ植え付けられて……♡ 性癖歪められちゃえ♡ マゾ性癖目覚めさせられちゃえっ♡♡♡ ……ほぉら、イケっ♡ イケっ♡ 出せっ♡ だーせ♡ イケイケイケっ♡♡♡ 情け無くパンツの中でぴゅっぴゅしちゃえ〜♡♡♡」


「あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」


ぶぴゅっ♡ ぶぴゅっ♡ ぶぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅるぅぅぅうま〜♡♡♡ ぶびゅるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ どぷんっ♡ どぷんっ♡ どっぷんっ♡ どぷっ♡ どぽぽぽぽぽぽぽぽ♡♡♡ どぷっ♡ どろっ♡ どぽぉ……♡


腰の奥から押し寄せてきた耐え難い衝動と共に、全身を駆け巡る快感が脳髄に到達すると、そのまま勢いよく白濁液が噴出した。

その勢いたるや凄まじく、一瞬で下着の中を満たし尽くしたかと思うと、なおも止まることなく溢れ出す。


「あ〜……♡ パンツの中でこんなにも出しちゃって……♡ 気持ちよくて我慢できなかったんだね……♡」


射精の最中も、硬く張った肉の傘を柔らかな手のひらで包み込み、緩慢に扱かれてしまえば、最後の一滴まで搾り取ろうとしてくる優しい手淫の出来上がりだ。

時折肉棒を握るユリの手に力が込められると、それに合わせて尿道に残っていた精液も勢い良く噴き出してしまう。

意地悪な言葉とは裏腹に、肉棒を優しく労ってくれるユリの柔らかお手々。

イッてる間中ずっと俺のことをつぶさに見つめる透き通ったブルーの瞳からは、確かに彼女の愛を感じられ──。

出し終わってもゆるゆると扱いてくれるおかげで、射精後の余韻に浸りながらも肉棒は萎えることなく硬さを保ち続けていた。


………

……

…



「──これでわかった?♡ キミはもう私には敵わない♡ 今、身体の奥底にマゾの快楽が刻み込まれたんだよ?♡ キミがどんだけ抵抗しようとも、私がそれを優しく撫でてあげればすぐに負けちゃう♡ ほら、こうやって……」


ぎゅむっ♡♡


「お"っっ♡♡♡」


俺のことを抱きしめたユリが、大きな乳房で顔を『むぎゅっ♡』と押し潰す。


ぴゅっ♡♡♡


「ほら、キミのおちんちんはもう分かってるみたいだよ?♡ 誰が本当のご主人様なのか……♡」

「んふっっっ♡♡♡ ん"ん"ん"っっ♡♡♡」

──ち、違う……♡♡ 俺は……♡♡ ユリとはこんな関係を望んでいない♡♡♡


「あはは♡ 何言ってるかわかんないや♡ もうすっかり蕩けちゃってるみたいだね……♡」


ぎゃぅぅぅぅ♡♡♡


彼女は俺を抱きしめる力を強めると同時に漂ってくるは、鼻腔を満たす甘い香り。

それに酔いしれながら情けない声を漏らす俺の顔に、ユリは自らの豊満な双丘を押し付けていく。

柔らかくてハリのある弾力が顔面いっぱいに広がり、『ムチムチ♡』とした感触が顔全体に広がっていく。


──あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ これダメになる♡♡♡


「ふぅぅぅぅ〜♡♡♡」


『ぷっくり♡』とした唇の間から吐き出される湿った吐息が、顔面の空いたスペースを埋め尽くしていく。

呼吸をする度に鼻から入ってくる空気は甘く芳しい香りで満たされており、肺胞の一つ一つに至るまでを侵蝕していってしまう。

そんな俺の様子を見てか、ユリはクスクスと笑いながらさらに強く、抱きしめている腕に力を込めたかと思うと、そのまま俺の耳元へと顔を近づけてきて……。


「ねぇ……?♡ もう認めちゃいなよ……?♡ 私のことが大好きだって……♡ 『マゾになってユリ様に飼われたいです♡』って……♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる……♡」


甘い囁き声が鼓膜を揺らすたびに、脳ミソの奥深くに染み込んでいく。

それはまるで麻薬のように浸透していき、次第に思考回路すらも彼女一色で染め上げられていく。


「おっぱい……♡ こんなにえっちでおっきくなっちゃった……♡」

「んぶっ♡♡ お"っ♡♡ お"ぉぉ♡♡♡」


「キミのせいだよ?♡ キミのせいで私の身体がどんどんエッチになっちゃったんだからさ……♡」


乳の中をまさぐり始めたユリの指が、乳肉の海の中で俺の唇を探し当てた。

そうしてたどり着いた唇の表面を、ユリは指の腹を使って撫で回し始める。

それとともに、押し付けられていた胸の谷間が僅かに開かれ、その隙間から新鮮な空気が流れ込んでくる。

ユリの胸の匂いが俺の鼻孔を刺激して、思わず鼻息を荒くしてしまう。

そんな俺の反応を見て、ユリは楽しそうに笑った。


「ふふっ♡ そんな必死に息を吸っちゃって……♡ そんなにこの匂いが好きなのかな?♡」


ユリの問いかけに答える余裕なんてなかった。

今はただ、この甘い匂いに溺れていたかったのだ。

やがて──。


くちゅ……♡ ぬりゅりゅりゅ♡♡♡


「舐めてよ……♡ 犬みたいに♡」


ユリの言葉と共にゆっくりと口の中に侵入してくる指の先。

それが舌の上を撫でるように這い回るたび、なんとも言えない背徳的な幸福感が湧き上がってきた。

唾液を纏った指先が口内を掻き回すたびにいやらしい水音が立ち、その音を聞くだけでイケナイ興奮が高まっていく。

しかし、それだけでは物足りない。

もっともっと刺激が欲しい。

心の底からダメになってしまうような強い快楽が欲しかった。

そんな欲求に突き動かされるまま、俺はユリの指をしゃぶっていた。


ぴちゃ……♡ ぺろ……♡ じゅるるぅ……♡♡♡


舌先で指先をなぞり上げ、爪の間までも丁寧に舐め尽くす。

彼女の細い指に舌を絡ませながら吸い付くと、口全体に広がる甘美な味にうっとりとしてしまっていた。


「──ほんとに犬みたい♡ これがキミの望んでた私との関係?♡ おっぱいに顔埋めながら、私の指を『ちゅぱちゅぱ♡』おしゃぶりするのがキミのやりたかったこと?♡」


──い、いやっっ♡♡ そ、そうじゃっ♡♡

「んぶっっ♡♡」


口を開こうとしたところ、2本目の指が飛び込んできた。

人差し指よりも少し太くて長い中指。

舌先に感じるきめ細やかな肌の感触。

それでいてどこか逞しく、毅然とした強さを感じさせる指先。

そんなユリの美しい指が口の中を蹂躙していく。

胸の中で溺れながら、口腔内を2本の指で掻き混ぜられる。

2本の指が別々の生き物であるかのように動き回り、喉の奥にまで入り込んできたかと思えば上顎を撫で上げてくる。

苦しくないように加減をしながら喉奥をくすぐるユリの動きに、俺は愛おしさを感じずにはいられなかった。


──あ……♡♡♡


「はぁ……♡ かわいいなぁ……♡ あれだけ遠かったキミが♡ キミの存在が……♡ 今じゃこんなにも近くに……♡ 私のおっぱいの中で情けなく喘いでる……♡」


むにゅぅぅぅ♡♡♡


「ん"ん"ん"っっっ♡♡♡」


「もう絶対に離さないからね……♡ 一生かけて可愛がってあげる……♡」


──い、一生……!?


ぐにゅぅぅ♡♡♡


「ん"ん"ん"ん"♡♡♡」

「ご主人様の指、どれだけ苦しくても歯を立てちゃダメだよ?♡ もし立てたらお仕置きだからね?♡ ……そうそう♡ ちゃんと舌の先で指の股まで綺麗にするんだよ?♡」


視界を覆い尽くす乳房。

ユリの柔らかな膨らみに視覚を奪われた俺は、他の感覚がより敏感になっていた。

嗅覚を刺激する胸の甘い香り。

味覚を刺激する少ししょっぱくて、だけれども癖になるようなユリの味。

そして触覚を支配するのは、乳肌のすべすべで柔らかな感触と程よい温かさ。

3つの感覚を同時に味わわされてしまえば、もはや俺には為す術もない。

ただただユリの身体に埋もれたまま、一方的に与えられる快楽を受け入れ続けることしかできなかった──。



「……そろそろいいかな♡」


俺がユリの胸の牢獄から解放されたのは、たっぷり舐めさせられた指が『ふにゃふにゃ♡』にふやけかけてきた頃だった。

窒息寸前だった肺が一気に空気を取り込んで、息苦しさから解放された喜びからか、思わず咳き込んでしまう。


「何苦しそうにしてんの?♡ まだ終わりじゃないんだけど……♡ ほら、今度はこっちを吸ってもらうからね?♡」


『ちゅぽんっ♡』という音と共に指が引き抜かれ、視界に飛び込んできたのは『ぷっくり♡』と膨らんだ鮮やかな桜色の乳首。

その周りを包囲する乳輪の色は薄く。

取り戻したばかりの視覚にもたらされたのは、圧倒的な存在感を誇るユリのおっぱい。

脳ミソをガツンと揺さぶるほどのインパクトを持ったその二つの果実にあっという間に視線が囚われてしまう。

薄明かりの中で呼吸に合わせてゆっくりと上下し、鎮座する様は、妖しげな雰囲気と共に神々しくも感じられた。


「……どうしたの?♡ 早くしないとまた窒息させちゃうよ?♡」


綺麗な薄桃色の尖った突起物が『ズイっ♡』と、その身を寄せてくる。

見るからに『ピンっ♡』と硬く張り詰めたそれは、彼女も興奮していることを如実に表していて──。


むせ返るような甘い芳香が鼻腔を通り抜けて行き、脳天に達したところで理性が弾け飛んだ。


「──あっ♡♡♡」


俺は本能のままに目の前の乳房へとむしゃぶりついていた。


ぢゅるるるるぅぅぅ♡♡♡


『ぷっくり♡』とした乳首を口に含み、夢中で吸い上げる。


「やんっ♡♡」


可愛らしい声を上げるユリ。

俺は彼女の母乳を求める赤子のように無我夢中になって吸い付いていく。

口の中いっぱいに広がる濃厚なミルクの香りが鼻を抜ける。

遅れて味覚を支配するのは、まろやかで濃厚な甘味──。

喉奥に絡みつくほどの甘ったるいそれは、高級なハチミツを思わせる極上の蜜の味。

そんな匂いと味が合わさってできた、ユリの乳首から溢れ出してくる液体──。

ユリの胸から母乳が出ているはずがないのに、味蕾《みらい》に感じられるのは、まさに『甘露』と呼ぶに相応しいものだった。


──こ、これが……ユリのおっぱい……♡


初めて口にした幼馴染のおっぱいはあまりにも甘く、一度味わってしまえば瞬く間に依存させられてしまう中毒性のある危険な突起物《おしゃぶり》であった。


ちゅぅぅ……♡ ちゅぅぅぅ……♡♡


「あはは♡ 夢中になっちゃって……♡ 赤ちゃんみたい♡」


よしよしと頭を撫でてくれる穏やかな手のひら。

優しい手つきは我が子を慈しむ母親のようで、ユリの中にはっきりと母性を感じてしまう。


「いっぱい甘えていいんだよ?♡ 私は君のママなんだからね?♡」


そう語りかけてくるユリの声はどこまでも優しく、俺の心を溶かしていく。

しかし、それと同時に俺の心の中に生まれたのは微かな違和感だった。


──違う……!


そんなはずはない!

だって俺とユリはただの幼馴染のはずだ!

ユリとこんな結ばれ方をしたいんじゃない!


顔面を埋め尽くす柔肉に両手を添えて、押し返そうとするが──。


むにゅぅぅぅぅ♡♡♡


ビクともしない。

それどころか、乳肉に指先が沈んでいき、いくら押し返しても手応えがない。

底なし沼のような柔らかさを持つ乳房に、ゆっくりと飲み込まれていく。


──あ"っ♡♡ そ、そんなっっ♡♡


乳肉の海で一人もがく俺を、ユリはゆっくりと抱き締めてきた。

泣きじゃくる赤ん坊を落ち着かせるように、頭を『ぽんぽん♡』とされてしまうと、本当に自分が幼な子にでもなったかのような錯覚を覚えてしまう。


「大丈夫だよ……♡ もう何も怖くないからね……♡」


子どもをあやすような優しい声音で囁きかけられながら頭を撫でられると、次第に気持ちが落ち着いてきた。

そのまましばらくの間、俺は彼女の豊満な胸に抱かれていたのだった──。


………

……

…


「落ち着いたかな?♡」


にゅぽんっっ♡♡♡


甘い甘いおしゃぶりが口から抜き取られ、名残惜しそうに唾液の糸を引く。


どれくらいユリのおっぱいを吸っていたのだろうか。


胸の中で熱された俺の視界に入ってきたのは、クスクスと悪戯っぽく笑うユリの顔。


──お、俺は一体……。


知らぬ間に起き上がった彼女に見下ろされる形になっていた俺だったが、ようやく正気を取り戻した。


目が覚めると、いきなり布団に潜り込んできていたユリにパンツの中でイカされて、おっぱい押し付けられて、指を舐めさせられて……。

そのまま胸を吸わされて……。

ユリのおっぱいはとっても甘くて──。


俺はユリに……ユリに……一体何を……?


思考がぼんやりとして頭がうまく働かない。


「まだぼーっとする?♡ どうなっちゃってたか思い出させてあげよっか?♡」


俺が覚醒するより先にユリが動き出す。

足元に移動した彼女の両手がパンツを掴み、ずり下ろす。

『ぬりゅっ♡』という気持ち悪い感触と共に、中で籠っていた熱気が解放され、ムワッとした空気が辺りに広がった。


「うわぁ……♡」


眼前に現れた肉棒を見て、ユリが驚きの声を上げる。


「これが男の人の……♡ 実物を見るのは初めてだけど……♡」


興味津々といった様子で、ユリが精液まみれの股間部に顔を近づけてくる。

生暖かい吐息が吹きかかり、くすぐったいようなもどかしいような感覚に襲われた。

ユリが息を吹きかける度に、『びくんっ♡ びくんっ♡』と敏感に跳ねる肉棒を見て、楽しそうに笑う。


「すっごい匂い……♡ 鼻の奥がツンとして……♡ クラクラしちゃうような……♡」


一通り遊んで満足したのか、うっとりとした表情を浮かべながら、くんくんと鼻を鳴らす。

ユリの小さな鼻の穴にペニスの周りの空気が吸い込まれることで生まれた風の流れが、火照った肉棒の表面を撫ぜていく。


「あはっ♡ ピクッ♡ ピクッ♡ ってしてる……♡」


まるで獲物を見つけた獣のように目を輝かせた彼女は、小さな口を窄め、肉棒に付着した精液溜まりに吸い付いた。


ぢゅるっ♡♡♡


「ん〜〜ッッッ♡♡♡ これがキミの味なんだ……♡ んふぅ……♡ れろぉ♡ はぁむ♡ れろっ♡ ちゅぱぁ♡ れろれろれろ♡」

「あ"っっ♡♡♡ ユリっっ♡♡ 何やって……♡♡」


ユリの柔らかな舌が肉竿の表面を這い回る感触に、思わず声が漏れてしまう。


「ん〜?♡ キミの味を覚えてるんだよ?♡ ちゅぷっ♡ ちゅぽっ♡ じゅるるっ♡」


更に伸びたユリの舌が、今度は裏筋をなぞるように這い始めた。

『びくびく♡』と震えるペニスを右手で支え、シワになった細かな溝に付着した精液すらも綺麗に舐め取られてしまう。

亀頭からカリ首にかけて、何度も何度も往復する舌の先。

唾液をたっぷりと纏ったピンク色のそれが、カリの溝をほじる度に、情け無い声が漏れてしまう。


「あぁっっ♡♡♡ だめっ♡ そんなとこ舐めないでっ♡♡♡」


やがてユリの口が鈴口まで辿り着いたところで──。


「ぱくっっ♡♡♡」

「あ"っっ♡♡」


熱くぬめった感触に包み込まれた亀頭。

突然訪れた快感に腰が跳ね上がる。


「んふふ〜……♡ ここに残ってるのも吸っちゃお〜……♡♡」


ちゅっ♡ ちゅうぅ……♡ れるれる……♡

ずぞぞっ♡ ぢゅるるるぅっ♡♡♡ ぢゅぽぉっっ♡♡♡


「んあっっ♡♡ ひぁっっ♡♡ ひぃっっ♡♡♡」


ユリの口腔内に包み込まれた亀頭から、尿道の残滓を優しく吸い出されるだけで終わるはずがない。

ユリは上目遣いに俺の反応を伺いながら、ゆっくりと顔を前後に動かし始める。


「んっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡」


リズミカルなストロークに合わせて、小さく響く『ぐっぽ♡ ぐっぽ♡』という水音。

唇の隙間から見え隠れするピンクの舌先が艶めかしい。

ユリは同時に肉棒を握りしめた手も上下に動かしながら、口の中をいっぱいに窄めていく。

頬を凹ませ、ひょっとこの様な間抜けな顔になりながらも、その動作には一切の迷いが無い。

『ぶぼっ♡ ぶっぼっ♡』と下品な音を立てながら行われるピストン運動。

柔らかい頬の内側で、カリの傘の裏側を何度も捲り上げるように擦られる。


「あ"っっっ♡♡♡ あぁっっ♡♡♡ ユリっっ♡♡ 気持ち良すぎるっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ ほ、ほんとに……♡♡♡」


──本当に初めてなのか!?♡♡♡


しかし、そんな疑問をよそに、俺をじっと見つめるユリの目は淫らに変形するばかり。

いやらしく弓形《ゆみなり》に細められた新月のような瞳からは確かな情欲が感じられ。

俺の全反応が透き通った瞳に観察されているという事実に、心の中を丸裸にされてしまったかのような錯覚を覚え。

その瞳に見つめられているうちに、いつの間にか俺は自ら股を開いてしまっていた。


「んふふ……♡ 我慢できなくなっちゃったんだね♡ もう意地の一つも張れない?♡ 初めて生のおちんちんを見た女の子にいいようにされるのは、どんな気持ち?♡」


ユリが喋る度に口の中でうねる舌が、肉棒を刺激する。

彼女が意図してやっているのかどうかはわからないが、それすらも確実に俺を追い詰めていく。


「ふふっ♡ もう喋れないか……♡」


そう言って笑った彼女は再び大きく口を開けると──。


ごぷっっっ♡♡♡


と鈍い水音を立てて、喉奥まで一気に飲み込まれてしまう。

そして彼女はそのまま首を前後させ──。

本格的なディープスロートが始まったのだ。


じゅぷっ♡♡♡ ぶぼっっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぷぷっ♡♡♡


「お"っ……♡♡♡ お"ぉぉっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」


強烈なバキュームで吸い上げられ、思わず汚い喘ぎ声を漏らしてしまっていた。

俺の太ももに手を置いて、激しく頭を振るユリ。

彼女の動きに合わせて揺れる黒髪が、サラサラと俺の内腿を撫で上げた。

激しい快楽に身悶えしながら、俺は必死にシーツを握りしめ、絶頂を堪えていたものの。

俺のモノを咥えたままこちらを見上げるユリと目が合った瞬間──。



「イ・ケ♡」



「あ"っっ♡♡ ゆ、ユリぃぃぃぃぃ♡♡♡」


ぶびゅるるるるるっっっ♡♡♡ びゅるっっ♡♡♡ びゅるっっ♡♡♡ びゅるんるるるるるるぅぅぅ♡♡♡



「んっ♡ んっ♡ んっ♡ あっ♡ んっ♡♡♡ ん〜〜ッッッ♡♡♡」


ユリの口の中に向けて発射された大量の白濁液。

彼女は吸い出すそばから、『ごくり♡ ごくり♡』と喉を鳴らしながら飲み込んでいく。

やがて、ユリが全てを飲み干す頃には、恍惚とした表情を見せていた。

………

……

…


「はぁ……♡ はぁ……♡」

「……っぷはぁ♡ ごちそうさまでしたぁ……♡」


ぢゅるっ♡♡♡


最後にもう一度だけ先端を吸い上げて、ようやく顔を上げたユリ。

口の端から垂れ落ちた精液を指で掬うと、それを口に運び、『ちゅぱっ♡』と舐め取った。

彼女のピンクの舌の上に広がる白い液体。

ユリの口腔内に囚われた精子たちが、彼女に咀嚼され、すり潰され、唾液と共に嚥下されていく様を想像し、ごくりと生唾を飲み込んでしまった。


「またいっぱい出たね……♡ そんなに溜まってたのかな……?♡」


二度の射精を経て、頭の中はユリのことで一杯になっていた。

仰向けのまま動けない俺の足元で淫靡に笑う女神の姿しか目に入らない。


「あはは♡ なに?♡ さっきまでの威勢はどこいったの?♡キミってほんとかわいいなぁ♡」


クスクスと笑う彼女に対してもはや返す言葉もない。

しかし、それでもなんとか声を絞り出す。


「……どうして……」

「ん?♡」


「どうしてこんなことするんだ……?」

「それはキミのことが好きだからだよ?」


好き……?


こんなやり方で俺のことを無理やり犯すような真似をしておいて、何が好きなんだ!

俺は怒りを込めて叫んだ。


「ねぇ……怒ってるの?」

「……当たり前だ」


「でもさ……こうでもしないとキミは私の話なんて聞いてくれなかったでしょ?♡」


ユリは俺の頬に手を触れ、愛おしそうに撫で回してくる。


「私はただ、大好きなキミと一つになりたかっただけ……♡ その想いは昔からずっと変わらない……♡ でも、キミは違った。私の前から……私の手の中から零れ落ちる水みたいに……。気づいた時には全部なくなっちゃってたんだもん。だから、私ずっと待ってたんだよ? ずっとずっとずぅっと待ち続けてたんだから……♡」


ユリが俺の胸に顔をうずめ、『すぅ〜っ♡』と息を吸い込む音が聞こえた。

『はぁ……♡』と熱い吐息を漏らすと、今度は舌を這わせてくる。

『ぴちゃっ♡』という水音と共に、ざらついた舌が乳輪の周りをぬめっていく。


「あっ……♡ ゆ、ゆりっっ♡♡ そんな……ダメだ……♡♡ 目を覚ましてくれ……♡♡」


甘勃起した乳首を『ぺろっ♡』とひと舐めされる度に、甘い快感が駆け巡る。


「んっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅるるっ♡ はぁ……♡ おいしい……♡」


しかし、彼女は聞く耳をもってはくれなかった。

それどころか、俺の反論を封じるようにさらに身体を密着させてくる始末で。

柔らかな乳房が腹筋に押し付けられ、情け無くもその弾力に身震いしてしまう。


「あぁっ♡ ゆり……♡ ゆり……♡ だめだ……♡ だめだって……♡」


そうしてしばらく舌先での乳首愛撫を楽しんだ後、ユリは再び口を開いた。


「私ね? キミのことが大好きすぎておかしくなっちゃいそうだったんだよ……?♡ キミが島を出て行ってから、『なんであの時無理やりにでも止めなかったんだ』って。『なんであの時私の力を最大限に使って止めなかったんだ』って、何度も何度も後悔したよ。だってそうでしょ? 私とキミは幼馴染なんだから……。将来を約束された幼馴染なんだからさ……」


ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡


もう一度、俺の胸板に顔を寄せたユリの両手に力が込められる。

そこには彼女の決意が滲み出ていた。


「キミがいなくなってからも、毎日同じ夢を見るんだ……。キミが島の外で知らない女の人と楽しそうにしてるのを遠くから見てるだけの夢……。夢の中でさえ、私は何もできない……。それが悔しくて悲しくて……。だからね? 私、次にキミがこの島に帰って来た時には、絶対に逃さないって心に決めたの♡」


そう言って俺を見つめるユリ。

汗で額に張り付いた前髪の隙間から覗く瞳には、狂おしいほどの愛慕の念が込められているように思えた。

『はぁ♡ はぁ♡』と漏れ出る吐息は熱を帯び。

それに釣られるようにきめ細やかな頬にも朱みが差していて、艶めかしい色気を解き放つ。

そんな状態ですら、整ったユリの顔立ちは崩れることはなく。

いやそれどころか、淫靡な雰囲気を纏った彼女に勝る美しさを持つ女性などこの世に存在しないのではないかと思わせるほどだった。


だが、今の彼女はそれだけではない。

俺が知っているはずのユリとは決定的に違う部分があったのだ。

それは、彼女が纏う雰囲気だ。

今まで彼女が纏っていた清楚な空気感や母性にも似た優しさがなりを潜めている。

代わりに現れたのは、獲物を前に舌舐めずりする肉食獣のような獰猛さ。

女の欲を隠しきれない妖艶さが。

ドロドロとした熱情が、彼女の全身から溢れ出しているのだ。

そんな彼女に魅入られた俺のペニスは、再び硬く大きく膨れ上がっていく。


「だから、いっぱい勉強したんだよ?♡ キミに気に入ってもらえるように、えっちなこといっぱい調べて練習したんだ……♡」

「そ、そんな……嘘だ……♡」


「ふふっ♡ ほんとだよ?♡ そしたら神様が私のこと見捨てなかったみたいでね?♡ 夢の中で『お前は今日からこの身体で生きるのじゃ!』って言われてさぁ♡」

「そ、そんなわけ……♡♡」


ユリは嬉しそうに自分の身体を抱きしめて見せる。

そして、自分の胸を揉みしだいてみせたり、腰をくねらせてみたりと様々なポーズをして、自らの身体の豊満さを見せつけてくる。

その度に『ぷるんぷるん♡』と揺れる大きなおっぱいが目と股間に毒で──。


「その夢を見てからみるみるうちに身体が成長しちゃって……♡ ほら見てよ……?♡ 今じゃこんなにもえっちな身体になっちゃったんだよ?♡ もう昔の私じゃないんだからね……?♡」


正座するように俺の腰に膝を差し込んだユリが、両手で自らの爆乳を揉みしだく。

それはさながら、これから行われる行為の準備運動といったところだろうか。

彼女の指の動きに合わせて淫らに変形する二つの果実から目が離せない。

『むにゅむにゅ♡』と柔らかく歪む肉塊の先端には、『ピンっ♡』と勃った薄ピンク色の乳首が覗いていた。


「あっっ♡♡ うっ♡♡ くそっ♡♡」


目の前のひどく淫靡な光景に目眩を覚えながらも、俺は必死に頭を働かせる。


──この状態から打開する方策はないのか。

──ユリを……あの頃のユリに戻せる方法はないのか。


だが、どれだけ思考を巡らせても答えが出ることはなかった。

俺の中で既に大きくなりすぎていたユリの存在が邪魔をする。

快楽に脳ミソを溶かされ、まともな思考ができない。

そこへ、追い討ちを掛けるように悪魔の声が降り注いだ。


「ねぇ……♡ 次はどうする……?♡」


その声に反応して顔を上げると、『ぐねぐね♡』と淫らに形を変える巨大な胸が、『ひくひく♡』泣き叫ぶ肉棒に狙いを定めているところだった。


「はぁ……♡ キミのことを想い続けてこんなにもおっきくなっちゃったんだよ?♡ すごいでしょ?♡ これだけ大きければ……キミのことも満足させられるよね?♡」

「ゆ、ゆりっっ♡♡ まっ♡ まって♡♡ ……そうだ!! 親父は!! 親父からのメッセージは……!! お袋が倒れたって……!!」


一瞬キョトンとした顔を見せたユリだったが、すぐに合点がいったのかクスクスと笑った。


「あぁ、あれ?♡ 私が送ったやつだよ?♡ キミってばほんと可愛いんだから……♡ あんな見え透いた嘘にも気づかないなんて……♡」

「え……?」


「だからぁ……キミのお母さんはずっと元気でピンピンしてるんだって。風邪だって引いたことないじゃん。すごいよね〜」


どこか他人事のように語るユリの言葉に俺は愕然とした。


「な、なんで……」

「なんでそんなことするのか、でしょ?」


俺は頷くこともせず、ただただ呆然としていた。

そんな俺を見て、彼女は呆れたように笑う。


「そんなの決まってるじゃん……。私はただ、キミのことが大好きで大好きでたまらないだけなんだよ?♡ せっかくこんなにもえっちな身体になったのに、そのチャンスが来ないと意味ないじゃん♡ でも、待てど暮らせど一向にその時が訪れないからさ……♡ 作っちゃった♡ 自分でチャンスを♡」


「キミのお父さんからケータイ借りてさ♡ 島の端っこ♡ 唯一電波が通じるところで、キミに『母さんが倒れた』って送ってあげるだけで……♡ あら不思議♡ キミはこうして私のところに戻って来てくれるんだもん♡ やっぱり私たちって運命共同体なんだね♡」

「ゆ、ゆりっっ!! お前、そんなことのためにわざわざ……!! 俺がどれだけ……!! どんな思いで……!!」


「あー、もううるさいなぁ〜。あんまりキャンキャン吠えないでよ……。キミは昔から妙に真面目だったよね。ほんと嫌になっちゃう。そういうとこが大好きだけど……今は邪魔だなぁ〜……」


気だるそうな言葉と共にゆっくりと近づいてくる魔性の双丘。

俺の太ももを掴んだユリの両手が、ゆっくりと持ち上がっていく。

ユリは、より深いところで俺の腰回りを支えようと下半身をねじ込んでくる。

まさに"太"ももと呼ぶに相応しい、肉厚な肉の柱が股間部をリフトする。

抵抗しようと試みたが、身体に力が入らない。

その間にも、着々と『膝上パイズリ』の体勢を整えられてしまった。


「はぁ……はぁ……はぁ……♡」

「ほらほら、大人しくしてよ〜。どうせ今からまた私にメロメロになるんだからさ〜♡」


──な、なにかっっ!! ユリの考えを改めることができる、何か策は……!! そうだ!!


「な、なぁ……ユリ……」


俺は一抹の望みをかけてユリに呼びかける。


「ん?♡ どーしたの?♡ もしかして、パイズリする前から降参?♡」


しかし、返ってきたのは俺の呼びかけに対する返事ではなく、ユリによる挑発的な言葉だった。


──くそっっ! なんでこんなことになっちまったんだ……!!


俺は悔しさを滲ませながら、ニヤニヤとこちらを見下ろすユリの顔を、祈るような気持ちで見つめ──。


「な、なぁ? もう一度二人の思い出の詰まった教室を見ないか……? 今度はちゃんと話をしようぜ……? あ、いや、その……なんだ? 俺も色々と話したいことがあるからさ……。積もり積もった今までの話とか……これからのこととか……」

「……ぷっ! あははははははっっ!!!!」


必死の説得を試みた俺の言葉は、突然笑い出したユリによって遮られてしまった。

彼女は腹を抱えてひとしきり笑った後、目尻に浮かぶ涙を拭いながら言う。


「ふふっ♡ ほんっとうに私のことなんにもわかってないんだね、キミって♡」

「なっ!? なんでだよ!?」


ニタニタと俺を見下ろすユリは、両手で自らの乳首を弄《もてあそ》び始めた。


「んっ♡ だってぇ……♡」


そして、俺をバカにするような態度でこう続ける。


「──あの教室はもうないよ?♡」


その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になった。


──えっ? 今なんて? ない? 俺とユリが過ごしたあの空間が? もう存在しない?


「あぁ、ごめんごめん♡ 正確にはなくなったんじゃなくてぇ……♡ あの場所、作り替えちゃったんだ♡ 私が自分の手で♡ ほら、見てよこれ♡」

そう言って彼女が差し出したスマホには、確かに見覚えのある景色が映っていた。


──ここは、俺たちが通っていた教室じゃないか……!


そう気づいた時には、画面の中の風景は既に別のものに変わっていた。

どこかの施設の一室だろうか。

白い壁に囲まれた無機質な部屋の真ん中にベッドが置かれていて、そこに一人の女の子……。

スケスケのランジェリーを着た、ひどく淫乱な格好をした女の子が横たわっているのが見えた。

どうやらカメラはそのベッドに固定されているようで、その子の顔までは映っていないものの、その大きな胸や細いウエスト、肉付きのいいお尻などはハッキリと見て取れる。


──あれは誰だ……? いや、そもそもなぜこんなところに……?


そんな疑問を抱くよりも早く、彼女の姿がより鮮明に画面に映し出された。

ベッドの上で四つん這いになってお尻を突き出し、身悶えしながら片手は乳房、片手は女性器を慰めているように見える少女の姿。

それはどこからどう見ても、幼い頃に遊んだ幼馴染の少女……。

今目の前で俺のことを誘惑しているユリと同じ人物に違いなかった。


「そ、そんなバカなっ!! どういうことだよっっ!!??」

「ふふっ♡ 驚いた?♡ これが今の私の秘密のお部屋♡ これから一緒に暮らすキミと私、二人専用のヤリ部屋♡♡ でも、せっかく作ったから先に使わせてもらってたんだ〜♡ お部屋の壁にキミの写真いっぱい貼って……♡ 毎晩毎晩、キミのこと想ってオナニーしながらえっちの練習してたんだよ?♡ 島で唯一オンラインに繋がるパソコンあったじゃん?♡ あれでいっぱい調べてさ……♡ 時間はいっぱいあったから色んな道具も買っちゃって……♡」


「……っっっ!!!???」


頭がおかしくなりそうだった。

俺の知らない間に、いつの間にかユリがこんなことをしていたなんて……。

しかもそれが全部、俺のためだなんて……。

ショックのあまり、もはや言葉が出てこない。

放心状態の俺を見て気を良くしたのか、ユリがさらに追い討ちを掛けてくる。


「反対側の壁には私の写真も少しばかり貼っておいたよ?♡ キミが帰ってきた時のために……♡ 」


ユリのスマホの画面に、反対の壁を写した画像が表示される。

そこにはたしかにユリの写真がたくさん貼られていた。

まるでアイドルのように可愛らしい笑顔を振りまいてファンサービスをしている姿もあれば、水着姿でシャワーを浴びているものまである。

どの写真のユリも本当に楽しそうで、見ているこっちが幸せになってしまうような眩しい笑顔を浮かべていた。


「あとはここに、キミ好みのえっちな写真を貼り付けたら……♡ ラブラブで理想的な二人のヤリ部屋の完成〜♡ 例えばね〜……♡」


そう言いながら、ユリはスマホの画像を順送りする。

そこには色とりどりのコスチュームが、次々と表示されていった。

バニーガールの衣装、メイド服、体操服、チアリーダー衣装、スクール水着、ブルマ、何かのアニメのキャラクター……などなど。

中にはコスプレというより、ただの布切れにしか見えないものもあるのだが、基本的にどれもこれも布面積が極端に少ないものばかりだった。


「どう?♡ えっちでしょ?♡」


そう言いながら、ユリの指が勢いよくスマホをフリックした瞬間──。

それまで笑顔で写っていたはずの写真が急に表情を変えた。


「──ッッッ!?!?」

「あっ……♡」


さっきまでとは打って変わって、淫靡な笑みを浮かべたユリが、自分のおっぱいを揉みしだきながら舌を突き出している姿が映し出されていた。


「クスクス♡ この続きはまた今度……♡ ということで……♡ ね?♡」


お、俺がいない間に……!

ユリが……あの純真無垢だったユリが……!!

なんで……なんで……!


「あはっ♡ どうしたのその顔♡ そんな泣きそうな顔しちゃってさぁ……♡ そんなんでほんとに私のこと止められると思ってたの?♡ ざーんねーんーでしたっ♡♡」

「──ッッッ!!」


心の底から悔しさが込み上げてくる。

頼みの綱であった二人の思い出の場所ですら、ユリにとっては俺を手に入れるための手段でしかないというのか。

だがそれでも、まだ諦めるわけにはいかない。


「なぁ、頼むよユリ!! 考え直してくれ!! お前ならきっとわかってくれるはずだ!!」


これは賭けだ。

このまま説得を続ければ、もしかしたら思いとどまってくれるんじゃないか。

もしかしたら、昔のことを思い出してあの時のユリに戻ってくれるんじゃないか。

そんな淡い期待を胸に、藁にも縋る思いで俺はユリに懇願した。


「なぁ、考え直してくれよ! 俺たちの思い出を穢すようなことをしないでくれよ! またあの時の俺とお前の関係に戻ればいいじゃないか! 俺たちの間に秘密なんて必要ないだろ!?」


しかし、俺の言葉を聞いた瞬間、ユリの顔が露骨に不機嫌になる。


「はぁ……もういいや……」


──えっ……?


「ねぇ、いい加減うざいんだけど……。さっきから何なの……? 私の気持ちなんか何も知らないくせに……。ずっと好きだったんだよ……? ずっとずっとずぅーっと前から! なのに、キミは……私を置いたまま……島へ帰ってきてくれなかった! ……島の中の私じゃなくて、島の外の生活を選んだの!! なんで……? なんでそんなことするの!? なんで私じゃないの!? なんで私を一番にしてくれなかったの!? なんでなんでなんでなんで……」


怒りと悲しみが入り混じったような声でまくし立ててくるユリ。

その表情は今にも泣き出しそうで、彼女の瞳は潤んでいた。


「……どうして? 私のこと嫌いなの? それとも他に好きな人がいるの……?」

「ゆ、ゆり!! ちがう!! 俺はお前のことを忘れたわけじゃ……」


二人の間に静寂が訪れた。

家の壁を打ち付ける雨音だけが部屋に響き渡る。

いつの間にか窓の外では雨が降り始めたようだった。

前髪に隠れて彼女の表情は伺えない。

しかし、その口元だけは夜空に浮かぶ三日月のように妖しく歪んでいた。


「ゆ、ゆり……?」


とにもかくにも、この体制はまずい。

膝上パイズリの姿勢を保ったまま、肉棒のすぐそばでユリの爆乳が呼吸に合わせて、穏やかに収縮を繰り返しているのだ。

体制を変えるにはユリが動かない今だ。

このまま抜け出し──。


「なに抜け出そうとしてるの?♡」

「あっっ! いや……その……」


完全に固定された下半身はユリの眼前から逃れることができない。

こんな状況でも『ひくひく♡』震える肉棒は、ユリという女神様に捧げられた供物も同然だった。


「ふふっ♡ もうわかったよね?♡ 私がどれだけ本気なのか……♡ こうやって、また昔みたいに二人で一緒にいられるならなんだってする……♡ 私がどれだけキミのことを想っていたか、その身体に刻み込んであげるから……♡ あっ♡ 万が一、キミが耐えられたらその時は私も素直に諦めてあげる……♡」


顔を上げたユリは満面の笑みを浮かべていた。

その瞳の奥に宿るのは狂気にも似た愛情と独占欲。

彼女の瞳の中には、もうあの頃のような純粋な光はない。

目の前にいるのはもはや幼馴染の少女ではなく、大人の女として成長を遂げた一人の女性の姿。

上半身には何も身に付けていないものの、俺の目には確かに見えていた。

ユリの身体から立ち昇る妖艶な雰囲気が、まるで蛇のように絡みついている姿が──。


「ゆ、ゆりっっ!! だめだって……! お願いだから……!」


「キミが耐えればいいだけだよ?♡ 私はただキミのことが好きで好きでたまらないだけ……♡ すぐに堕ちちゃう?♡ それとも男の子らしく徹底的に抗ってみる?♡ 幼馴染のおっぱいなんかに負けないぞー♡って……♡」


「ゆり……! ゆりぃ……!!」


「あはは♡ いいよ?♡ どっちにしてもぉ……♡ キミの性癖、ぐちゃぐちゃにしちゃうから……♡ こんなにもえっちに育っちゃった……♡ 105センチ♡ Kカップおっぱいでさ……♡」


「えっ!!!」

──105せんち?? Kかっぷ???


信じられないバストサイズに理解が追いつかない。くすくすと笑うユリが、自らの乳房を下から持ち上げてみせた。

『たぷん♡ たぷん♡』と揺れる巨大すぎる乳房を目の前にして、俺はゴクリと唾を飲み込んだ。


「ふふっ♡ あははっ♡ やっぱりキミも男なんだね……♡ バストサイズ教えてあげただけで、一瞬で釘付け……♡ 発情期の犬みたい♡」


嬉しそうに笑うユリを見てると胸が苦しくなると同時に、そんなユリに興奮してしまっている自分がいて情けなくなる。

でも──。

──た、耐えなきゃ……!!


「んふっ♡ 幼馴染のメートル越えKカップおっぱいに頑張って抗って見せてよ♡ その方が私も楽しいしさ♡」


ゆっさ♡ ゆっさ♡


ユリが少し動くだけで弾むように揺れる爆乳。

たおやかに波打つ乳肉が目の前で踊れば、ペニスも『ぴくり♡』と相槌を打ってしまう。


「くっ……♡」

「いいね♡ 悔しさと快楽の入り交じった表情……♡」


既に勝ち誇ったような笑みを浮かべるユリを前に、思わず歯を食いしばる。

いくら抵抗しようとも、身体は正直なのだ。

二度出したというのに俺の愚息は依然として元気いっぱいだった。

むしろ先ほどよりも大きくなっているようにすら感じる。

それもこれも全て、目の前の彼女があまりにもエロすぎるのが原因で──。


「支配者と被支配者の立場の違い、しっかりと教えてあげる……♡ キミのことしっかりと躾けてあげる……♡ もう二度と、私の前から消えないように♡ もう二度と、私に逆らえないように♡ 二度と私から離れられないように……♡ 私なしじゃ生きられなくなるくらいまで調教してあげる……♡ だからさ……♡」


男をダメにする魔性の凶器。

性癖を歪ませる禁断の果実。

女を象徴する魅惑の双丘。

そんなユリの……恋慕の女神様の爆乳が……。

ゆっくりと──。



「──壊れないように頑張って耐えてね?♡」



──降ってくる。


ぴと……♡ にゅぷ♡


「あ"っっっ♡♡♡」


瞬間、下半身が溶けてしまった。

ただ触れただけ。

亀頭の先が、谷間の入り口に触れただけだというのに、今まで経験したことのない快感が俺の全身を駆け巡る。

腰が抜けるかと思った。

いや、抜けてなくても動けない。

触れられただけであっという間に全身が蕩けさせられる。


「まだなんにもしてないよ?♡」


その通りだ。

ユリにしてみれば、ペニスとおっぱいを馴染ませるために、少し肌を合わせただけ。

パイズリとも呼べない行為。

なのに、乳肉と触れ合った箇所からじんわりと伝わってくる温かさが、たちどころに共有される。

そのまま溶け合った体温と共に、おっぱいと一つになっていくような心地。

飲み込まれる、なんて生優しいものじゃない。

吸収される。同化させられる。

このままいけばきっと、俺の身体全てが彼女のおっぱいに取り込まれてしまうだろう。

それほどまでに圧倒的な快感が全身をビリビリと流れていく。


──無理だ……こんな……こんなの……勝てるわけ……。


「ふふっ♡ おちんちん熱いね♡ ちょっと触れただけでビクビク震えちゃって……♡ じゃあ、そろそろおっぱいの中にないないしてあげようかな?♡」


──やばい!!


本能的な危機感を感じた瞬間、脳が警鐘を鳴らす。このままでは本当に取り返しがつかないことになると。

しかし、逃げようにも逃げられない。

それどころか身動き一つ取れないこの状況では、為す術もない。


にゅぷ……♡


「あ"っ♡ あぁっ♡ あ"あ"あ"あああぁぁぁ♡♡♡」


亀頭にあてがわれた下乳がゆっくりと落ちてくる。


にゅぷぷぷぷぷぷ……♡♡♡


汗でぬめりが良くなった爆乳は、一切の抵抗なく肉棒を飲み込んでいく。

谷間を穿つ亀頭に絡み付いてくる乳肉。


「あっ♡ あぁ……♡♡ や……やめ……♡♡」


にゅぷぷぷぷぷぷ……♡♡♡


きめ細かなユリのおっぱいの肌質で、竿全体を舐めるようにゆっくりとズリおろされる感覚。

それはパイズリと呼べる代物ではない。

パイズリの前準備なのだが──。


──だめ……だ……これ……むり……♡


もう、何も考えられない……。

頭が真っ白になる……。

きもちいい……きもちいい……きもちいい……きもちいい……♡♡♡


ただ包まれているだけなのに、全身へと広がっていく幸福感。

あまりの快感に頭がおかしくなっていた。


「じゃ、あとは一気にいくからね?♡」

「……へ?」


その言葉を理解する前に、彼女は両手で乳房を持ち上げると、その重量感溢れる乳肉を思いっきり振り下ろした。


ばぢゅんんんんっっっ♡♡♡

ずりゅりゅりゅりゅっっっ♡♡♡

ばるるんっっっ♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁ♡♡♡」


ぶびゅるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ びゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡ びゅんるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ ぶびびびびびびびび♡♡♡ びゅるりぃぃぃぃぃ♡♡♡


「あはっ♡ 出た出た♡ おっぱいの中であったかいの出してる……♡」

「お"っっ♡♡♡ お"っっ♡♡♡ お"お"お"ぉぉぉ……♡♡♡」


耐え切れるはずがなかったのだ。

ユリがおっぱいを振り下ろす様は、もはや天災。

天の災と呼ぶ他ない。

女神様のご機嫌を損ねた者は、天罰によって裁かれるのみ。

俺のちっぽけなペニスで、どうこうできる次元じゃないのだ──。

故に──。



一度出したくらいでは、彼女は止まらなかった。



「それじゃ……♡ キミの負けも決まったところで……♡ ここからは躾タイムだね?♡」




たぷんっ♡ たぷんっ♡ たぷんっ♡


「あっっ♡♡ な、なんで……♡♡♡ 離してっっ♡♡♡」

──もうやめてっっ!!


たぱんっ♡ たぱんっ♡ たぱんっ♡


「えー?♡ どうして?♡ こんなにもおちんちんは気持ち良さそうにしてるのに♡」


──こ、こしが……♡ 勝手に……♡♡♡


「うふふ♡ いいよ♡ 好きなだけ気持ち良くなってね♡」

「ち、違う……♡♡ 俺はそんなことを望んでなんかいない♡♡」



──俺はユリと対等に……♡♡♡

──ユリとこれまで通りいい関係で……♡♡♡

──これからもずっと……♡♡♡



「あぁ〜……♡ そういう強情なところも好き……♡」


ぐちゅっ……♡♡ ぬちゅぅぅ……♡♡ ずちゅっ……♡♡

むぎゅぅぅぅ……♡♡♡

ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ ずぶぶっ……♡♡♡


「んぉ"ッ!?♡♡♡」


ユリが両手で乳肉を押し潰しながら、左右へ振り回す動きで肉棒を、より谷間の深くへと咥え込む。

圧倒的な質量を誇る柔らかく温かい肉の牢獄に囚われたペニスは、自ら放出した精液が仇となる。

根元から先端に向かって、ゆっくり絞り上げていくユリのパイズリに、『ぬちゅぬちゅ♡』と淫靡な水音が加わり、視覚だけでなく聴覚からも快感を訴えかけてくるのだ。


「うふふ……♡ 私がどれだけ我慢したと思ってるの?♡ ずっと待ってたんだよ……?♡ もう逃がさないから……♡」


──こ、これ以上は……♡♡ これ以上ユリの好き勝手に……♡♡♡


「あ〜あ……♡ 嵐だね……♡ これじゃあしばらく本土に戻る船なんて出ないよね……♡」


窓を叩くような雨の音。

時折ゴロゴロと鳴る雷に照らされたユリの上半身は、ほんのりと赤く染まっていた。


「たっぷり性癖歪めてあげる♡ キミの心に『ユリ様♡♡♡』っていう性癖植え付けてあげる♡♡」


「ゆり……!!♡♡ うぁっっ……♡♡♡」


ねり……♡ ねり……♡

ぬちゅ……♡ ぬちゅ……♡


縦に擦り上げるオーソドックスなパイズリ。

ひとズリごとに『たぷんっ……♡』『たぷんっ……♡』と踊る爆乳。

そして何より、それを下から見上げる絶景たるや──。


──くそっっ!! エロすぎる……!!


AVですら見たことないほどの巨乳が上下に揺れる様子は圧巻だった。

沈み込むユリの指。

肉棒をすっぽりと包みながら上下に揺れる衝撃で波打つ乳肉。

食い入るように見つめてしまっていた俺に気づいたのか、ユリがこちらを見下ろし微笑んでくる。


──か、可愛い……♡


い、いやだめだ!! 耐えないと……!


そんな俺の反応を楽しむかのように、悪戯っぽく笑ったユリのパイズリの動きが変化していく。

縦パイズリの最中に、胸の中に捕えた肉棒を捏ね回す左右互い違いの責めが織り交ぜられ、快楽の緩急をつけてきた。


ずちゅっ♡ ぐちゅっ♡

ずりゅずりゅずりゅ♡♡♡


「あ"っっっ♡♡♡」


ユリのおっぱいの感触に慣れかけていたというのに、少し動きに変化をつけられただけですぐにまた快感に支配されてしまう。


そして──。


ぐぢゅんっっ♡♡♡


一気に高めた乳圧で、肉棒をコキ下ろすユリ。


それによって、僅かばかりに残っていた……。

カリの溝という敏感な部分を、健気にも守ってくれていた……。


包皮がズリ下されてしまったのだ。


そこへ代わりに押し寄せてきたのは──。


ぬちゅ♡♡♡ ぬりゅぬりゅぬりゅ♡♡♡


肉竿の表面を舐め回していた乳肉。

高級なシルクを『ぐずぐず♡』にローションで煮詰めたような極上の乳肌が、裏筋やカリ溝といった男の急所に殺到する。


にゅにゅにゅにゅにゅぅぅぅぅ♡♡♡


明確な意思を持ったユリの乳肉が、我れ先にと肉棒の僅かな凹凸にまでぴったりと纏わりついてきて──。


「ひぁぁぁぁ♡♡♡ ゆりっっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ だめっっっ♡♡♡」


にゅるにゅるにゅるにゅる♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"あああぁぁぁぁ♡♡♡」


谷間の中でしつこく擦り上げられる。


「あはは♡ おっぱいの中でこねこねされるのきもちーんだ?♡ 片方のおっぱいでおちんぽ支えながら……♡ 先っちょを……♡ こねこね……♡ こねこね……♡ 細かく揺らしたり、円を描くように撫でてあげたり……♡ びくびく止まんないね〜?♡♡♡ でもぉ……♡ 私知ってるよ?♡ 男の人ってぇ……♡ 先っちょだけじゃイケないんだよねぇ?♡ おっぱいの中でこんなに気持ちよさそうに震えてるのに、先っちょこねこねだけじゃ、精液ぴゅっぴゅできないんだよねぇ?♡♡♡ 気持ちよくて♡ 気持ちよくて……♡ おっぱいの中にどぴゅどぴゅ♡♡ ぴゅっぴゅ♡♡ たっくさんザーメンぶちまけたいのに……♡ 裏筋ぬりぬり♡♡ 亀さんすりすり♡♡ カリ首にゅこにゅこ♡♡♡ ……これだけされても出せないんだよねぇ?♡♡ ただきもちいのがずーっと続くだけ……♡ 私がちんちん扱いてあげない限り、ずーっとこのまま……♡ あはっ♡ 快感と恐怖でお顔、ぐちゃぐちゃになっちゃって……♡」


暗がりの中でもユリの表情ははっきりとわかった。


釣り上がった口角に、艶のある唇が半開き。

上気した頬のすぐ上で、挑発的に細められた瞳。

前髪の奥から俺を見下ろすユリの姿は、慈愛に満ちた女神様なんかではなく……。

情欲にまみれた絶対的な支配者たる女王様の姿そのものだった。


「クスッ♡ なに?♡ 捨てられた子犬みたいな顔して……♡」

「そ、そんなんじゃ……」


「ふふっ♡ わかってるよ♡ 私には全部お見通し……♡」



「キミは私のことが大好きなんだもんね♡」



「うぅ……♡」


「私もキミのこと大好きだよ♡」


「あっっ♡♡♡」


「あはっ♡ かわいい声♡ ……私には手に取るようにわかるよ?♡ 『ぐずぐず♡』に溶けちゃったキミの心の中が♡ もう私に堕ちちゃってるってこと♡」

「……ちがう……俺は……」


「違わないよ?♡ それを今から教えてあげる♡ 女の子に勝てない方が気持ちいいんだって♡ キミの身体に徹底的に♡ 自分だけじゃ絶対に味わえない快感♡ 自分だけじゃ絶対に辿り着けない境地♡ おっぱいの中で嫐り尽くして、私が与えてあげる♡ 嬉しいでしょ?♡ こんなに可愛くてえっちな幼馴染にシてもらえるんだから♡ 幸せでしょ?♡ 私のモノにしてもらえるんだから♡」


ぐちゅぐちゅ♡♡♡

ぬりゅりゅりゅりゅ♡♡♡

くちゅくちゅくちゅくちゅ♡♡♡


──いやだ……こんなの……♡♡ いやなのに……♡♡ きもちいい……♡♡ ユリに……♡♡ ユリのおっぱいに犯されて……♡♡


極上のおっぱいに柔らかく抱きしめられたペニス。

天国にいる最中であるのに、快楽拷問を受けさせられる。

そんな状況。

ユリのおっぱいの中で、天にも昇る心地よさを無限に味わわされてしまえば──。


「ほら……もっとしっかり見て……♡♡♡」


ぐぢゅぅ……♡♡♡

ぬぢゅぅぅ……♡♡♡

ずりゅずりゅずりゅ……♡♡♡


──あぁっっ♡♡♡ そんなっ♡♡♡ 亀頭ばっか……♡♡♡


「ほらぁ♡ ちゃんとおねだりしてごらん?♡ 『ユリ様♡♡♡』って、お願いしてご覧?♡」


「ゆ、ゆりぃ……♡♡♡ イカっっ♡♡ イカせてぇ……♡♡♡」


「ユリ……じゃないでしょう?♡ ……ユリ様♡♡♡ もうキミと私の格付けは終わったの♡ キミはもう完全に負け犬♡ だからもう私のことは、あの時のように呼び捨てにしてはダメ♡ キミはただのマゾ奴隷♡私はキミのご主人様なんだからね?♡」

「うぐっっ♡♡♡」


──このセリフ。


昔の彼女からは想像もつかない、高圧的で高飛車な自信に満ち溢れた態度。


だけどどうしてだろう。


それがさも当然とばかりに、俺の心はユリを受け入れてしまっていた。

むしろ彼女の女王様としての覚醒を喜んでさえいた。


「あっ……♡ あぁぁ……♡」


ずっと完成していなかったパズルのピースが……。

ようやく完成した。

そんな気持ちが心の中を満たしていく。


「ゆ……ゆり……♡♡」


心の奥底に根付いたユリへの愛情。

幼い頃に撒かれていた種が、ユリの愛撫によって発芽し、急速に成長していく。

大きく育つユリへの愛情という名の怪物が、理性の果実を食らい尽くし、俺の中に新たな種子を植え付けるために、次々と養分を送り込んでいくのだ。


名前を呼ばれたユリが、もう一度俺の目を見て微笑んだ。


──あぁ……なんて可愛い笑顔なんだ……♡♡♡


妖艶な笑顔を見せるユリに、思わず見惚れてしまう俺。

そんな俺の心につけ込むように、ユリが囁いた。


「さぁ、言って……?♡ キミの口から聞かせてほしいなぁ……?♡ だって、ずっと待ってたんだよ?♡ あの約束を交わした日から今日までずっと……♡ ほら、私の想いに応えて?♡ 頭の中にあるキミの正直な気持ち……♡ 私に対する今の正直な想い……♡



私に教えて?♡」



「あぐっっ♡♡♡ はぁっっっ♡♡♡」



「──ココもいっぱい気持ちよくしてあげるからさ……♡」


ぐちゅ……♡ ぐちゅぐちゅぐちゅ……♡♡♡



「あ"っっ♡♡♡ あぁぁぁぁっっ♡♡♡ ……ゆ、ユリ……様……♡♡♡」


彼女の豊満な肉体は、どんな男の欲望も叶える至高の宝具だった。

柔らかな乳房はどこまでも沈み込み、極上の快楽を与えてくれる。

そして何よりも、俺を虜にしてやまないのは……。

その圧倒的なまでの包容力だった。

ユリ様が与えてくれる安心感と温もりが、男として生まれてきた喜びを思い出させてくれる。

俺に生きる意味を与えてくれる。

ユリ様は俺にとって理想の存在と化していた。


「はぁ……♡♡♡ はぁ……♡♡♡ ユリ様……♡♡♡ ユリ様ぁぁ♡♡♡」


「あはっ♡ 堕ちちゃった♡ 性癖歪んじゃった♡

捻じ曲がった性癖の真ん中に『ユリ様♡♡♡』っていう性癖、突き立てられちゃった♡ もうお前は戻れない♡ でも安心して?♡ 責任取って一生飼ってあげるからさ♡ そんな不安な顔しなくても大丈夫♡ お前がどこまで堕ちても、私はお前のことが大好きだから♡♡ ほら♡ 嬉しいでしょ?♡ 私の言った通り、私のモノになれてお前は幸せでしょ?♡ ……じゃあ出そっか♡ おっぱいの中でビクビク止まらなくなっちゃったお前のちんちん♡ 私のモノになった記念にイカせてあげる♡ おっぱいにもぐもぐされても気絶しないようにしっかり耐えるんだよ?♡」


「3……♡」


妖しく笑ったユリが両手に力を加えた。

肉棒を360度囲い込む乳圧が、どんどん高まっていく。

一分の快楽の逃げ場もなくなっていく。


「2……♡♡」


ぐっちゅ♡♡ ぐっちゅ♡♡ ぐっちゅ♡♡

たぷたぷたぷ♡♡ たぱんたぱんたぱんっっ♡♡♡


突如として始まった本気パイズリ。

俺の身体が快感に震えた瞬間を狙って、的確に弱点を擦り上げる容赦のない責め方。


「1……♡♡♡」


圧倒的なパイズリの前にして、勝手にイキそうになる俺に、ユリ様はお叱りをするかのように乳圧を緩めていく。

ゆるゆるなおっぱいの中では思うような快感を得られず、情け無い声でユリ様に懇願するのだが、『まだだよ♡』と優しく微笑むのみ。


あまりにも長いカウントダウン。

絶頂寸前で何度もお預けを食らうたびに、俺の心は屈服していってしまう。

俺が彼女に勝てる要素など何一つなかった。

どれだけ抵抗しても、どれだけ泣き叫んでも。

ユリ様の身に備えた、たおやかなおっぱいを使って。

俺の心を柔らかくへし折り。

完膚なきまでに挟み潰していき──。


「……ゼロ♡♡♡」


ばぢゅんっっっ♡♡♡


一際大きな水音が鳴り響き、同時に俺の視界が白く染まった。

柔らかいものに包まれながら、身体の奥からこみ上げてくるものを感じる。

俺は身体をのけぞらせ、その全てを──。


「イケっ♡♡♡」


ばぢゅんっっっ♡♡♡


ぶびゅるるるるるるるるるる♡♡♡ びゅんるるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ びゅくっ♡♡ びゅくっ♡♡ びゅるるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ びゅんるるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ どぶびゅるるるるるるるるぅぅぅ♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ♡♡♡」


凄まじい量の精液が尿道を駆け抜けていき、その度に全身がガクガク震えるほどの快感に襲われる。


「すごいね……♡ こんなに出るんだ……♡ でもおっぱいから出られないみたいだね……♡ まるで情け無いお前みたい♡ 全部私のおっぱいに包まれちゃってる……♡ やっぱりマゾの精子も私からは逃れられないんだね♡♡」

「あ"っ♡♡ あ"ぁっっ♡♡♡」


──きもちいい……♡ きもちいいよぉ……♡♡♡ 頭が真っ白になるくらいきもちいいぃぃ……♡♡♡

脳の回路が快感で焼き切れる。

理性というブレーキを失った脳内麻薬が全身を駆け巡っていく。

身体中が熱くなり、心臓の音がうるさく鳴り響く。

そんな状態で、敏感になったペニスを執拗に責められたらどうなるか──。

答えは明白だ。


ぶびゅるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ びゅるんっっ♡♡♡ びゅるんっっ♡♡♡ びゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡


「また出た♡ 一度屈服したマゾの心は二度と元には戻らない♡ お前はもう私に逆らえない♡」

「あひっ♡ あひぃっっ♡」


──き、気持ちいい……♡♡♡ ユリ様のパイズリ気持ちいいよぉぉ……♡♡♡ イってる最中なのにぃ……♡♡♡ 連続で搾られるぅぅぅ……♡♡♡


「どう?♡ これが今の私たちの関係♡ お前にとって私との関係は何?♡」

「……こ、こいび……」


「違うでしょ?♡」


反論を許さない圧の籠った声が天上から降り注ぐ。


「私たちの関係はそんなんじゃないよね?♡ そんな単純なものじゃないでしょ?♡」


「うぐっ♡♡♡」


何度見ても背筋のゾクゾクが止まらない。

ユリ様が持つ圧倒的な支配力とカリスマ性に、俺の矮小さが浮き彫りになっていく。


「ね……?♡ 教えてほしいなぁ……?♡ 私とお前の関係は何かって……♡」

「そ、それはぁ……♡♡♡」


──俺とユリは幼馴染だ。


物心ついた頃からずっと一緒だった。

だけど今は──。


「ユリ様の……♡ ユリ様のためだけの……♡ マゾ奴隷ですぅぅぅっっ♡♡♡」


ぶびゅるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ びゅるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ ぶびゅっっ♡♡ ぶびゅっっ♡♡ びゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡


「あらあら……♡ 私の名前叫びながらイッちゃって……♡ もう完全に私のことご主人様だって認めちゃったね♡」

「あひっっっ♡♡♡ あへぇぇっっ♡♡♡」


彼女の胸の中で情けなく精を放つ俺を見下ろすユリ様の表情は、恍惚としたものだった。

その目には慈愛に満ちた光が宿っており、聖母のような優しさに満ちている。

だが一方で、彼女の瞳の奥にはサディスティックな炎が燃え盛っていた。

女王様として覚醒を果たした彼女は、自らの欲望を満たすために、どこまでも貪欲な女へと変貌を遂げたのだ。

そして俺もまた、そんな彼女の妖しい魅力に取り憑かれてしまっていた。


「あはは♡ 気持ちよさそう♡ おバカさんになっちゃったね♡ もう何も考えなくていいよ♡ お前は私の奴隷♡ お前は私に飼われるだけの存在なんだから……♡」

「ゆ、ゆりしゃまぁぁ……♡」


ユリ様が情け無い俺の姿を見てクスクスと笑って下さっている。

彼女の笑顔を見ているだけで、催眠術を掛けられたかのように俺の心が満たされていく。

俺の人生はもう、このお方のためだけに存在するのだと、改めて実感する。

もう俺にはユリ様しかいない。

もうユリ様しかいらない。


「ほら、そろそろトドメ刺してあげる……♡ 私の奴隷に相応しい最後を与えてあげる……♡ ほらっ♡ 残らず全部出せっっ♡♡♡ お前の精子、全部ユリ様に捧げろ♡♡♡ 私への愛と忠誠を込めて、最後の一滴まで出し尽くせっっ♡♡♡」

「あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ♡♡♡」


びゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡ びゅるるぅぅ♡♡♡ びゅるるぅぅ♡♡♡ びゅるるぅぅ♡♡♡ びゅるるぅぅ♡♡♡ ぶびゅるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡

どぷどぷどぷぅぅぅ♡♡♡


「あははは♡ マゾ精子、いっぱい出てるぅ♡ 気持ちい?♡ 気持ちいでしょ?♡ 今まで我慢してきた分、いっぱい気持ちよくなっていいんだよ?♡ もっと気持ちよくなれ♡♡ もっともっと気持ちよくなれ♡♡ ほらイケっ♡♡ イケイケイケっっ♡♡♡ イケイケイケイケイケぇぇっっ♡♡♡♡♡」


どぶびゅるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ どぷん♡ どぷん♡ どぷん♡ びゅんるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ ぶびびびびびびびびびびび♡♡♡


意識が無くなる直前、俺の視界に映ったのは、満足そうに笑うユリ様の姿だった。


………

……

…


「ん……あ……朝……?」


窓から差す光が重いまぶたを刺激する。

だんだんと覚醒していく意識の中、朝が来たことを知覚する。


「──あっ、起きた?」


ユリの声がする。

どうやら気を失っていたらしい。


「おはよう♡ 昨日はごめんね♡ ちょっとやり過ぎちゃったかも♡」


そう言って俺に微笑みかけてきたユリは、優しい雰囲気を纏っていた。

ただ、気がかりなのは昨晩のことがあまり思い出せないことだ。


──確か、手で射精させられて、ユリのパイズリで射精したはずなのだが……。


記憶もまばらまばらな中、ひとまず『大丈夫だよ』と言って上体を起こそうとした瞬間──。

首に走った違和と『ガチャっ』という音。

嫌な予感がして首元に手をやると、そこには金属製の首輪が装着されていた。


「ふふっ……♡」

「え……?」


戸惑う俺に、妖艶な笑みを浮かべたユリがそっと顔を寄せてくる。

そのまま正面から抱きついてきて──。


「ちゅっ……♡ ちゅぷっ……♡」


ふわふわの唇の感触。

『んっ♡』と時折漏れる甘い吐息。

ユリの舌に口内を舐られ、唾液を流し込まれては、脳髄が蕩けていくような感覚に襲われる。

ユリのキスはあまりにも甘美で、俺をあっという間に夢中にさせた

このまま永遠にこうしていたいと思えるほどに、幸せな時間であった。


「ちゅぱっ……♡ れろっ……♡ んふぅ……♡」


だがそれも束の間の出来事で──。

突然離れた唇。

寂しさを覚えた俺は、口をパクパクと動かすことしかできない。


「ふふ♡ おはようのちゅー♡ 私、夢だったんだ〜♡」


そう言いながら微笑む彼女を見て、俺はホッと安堵のため息をついた。


「お、おはよう……」

「よく眠れたかな?♡」


「うん、おかげさまで……」

「そっか♡ 良かった♡」


──昨日のあれはきっと悪い夢だったんだ。


元通りのユリに会えて安心した俺は、心の中で何度も自分に言い聞かせた。


「それじゃあ朝ごはんにしよっか♡」

「その前に首のこれ……外してくれないと、ユリの両親になんて説明すれば良いのか……」


俺の訴えを聞いたユリは『んー……♡』としばらく考えた後──。

『まぁいいじゃん♡』と言って、首輪から伸びたリードをグイグイと引っ張っていく。


「そんなっっ! あぁっ!!」


俺は体勢を崩しそうになりながらも首に手をやるのだが、『カチャカチャ』と無機質な音を立てるだけで、首輪は一向に外れる気配がない。


「あ、あれっ!?」

「残念でした♡ その首輪の鍵、私が持ってるんだ♡」


焦る俺を見てニヤニヤと笑うユリは、懐から取り出した鍵を見せつけながら、勝ち誇ったような笑みを浮かべる。


『しまっちゃうね♡』と言って、紐のついた鍵を首から下げて、深い谷間の底へとしまい込んでしまった。


「あっ……♡」


『むにゅり♡』と淫らに形を歪ませて、首輪を解く鍵を飲み込んだ豊満な双丘。

ユリのおっぱいに自由を奪われたようで──。


「──なに物欲しそうな顔してんの?♡ ほら、行くよ?♡」


俺につけられた手綱をしっかりと握りしめながら階段を降りていく彼女に、俺はついて行く他なかった──。


………

……

…

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