【先行公開】【仮題】不知火に想いを伝えたところ、暴走した不知火に甘々ドSに責められる話。【約3万文字】 (Pixiv Fanbox)
Content
ある程度のところまで書き上げましたので、現在執筆中のpixivリクエスト作品を先行公開致します。
リクエストはこちら→https://www.pixiv.net/requests/120529
こちらは前半部となっており、まだ続きますが、完成品は後日pixivを通してUP致します。
未完成、未推敲なのでご留意ください。
では、本文をお楽しみください。
【プレイ内容及び雑な紹介】
艦これ/不知火改二
足コキ/素股/手コキ/亀頭責め/手袋コキ/潮吹き/連続射精
甘々/ラブラブ
********************************
「陽炎型駆逐艦2番艦、不知火です。陽炎らと共にハワイ作戦部隊の護衛も務めました。運命のレイテ沖海戦では志摩艦隊に所属、スリガオ海峡に突入しました」
はっきりとした物言い。
凛とした雰囲気からは考えられないような、鮮やかなピンクの髪。
頭の上の方で結《ゆわ》えられたそれは、ポニーテールと呼ぶには少し小さな。
しかし、その方がより彼女の可愛らしさを際立たせている。
背の低い彼女だが、決して子供っぽいわけではない。
むしろ大人びた顔立ち。
そんな彼女が、机の先に座っている青年に向かって、敬礼の姿勢を取りながら自己紹介をしていた。
「本日付けをもって着任しました。司令、これからよろしくお願いいたします」
小さな鼻の筋は、スッと通っていて。
薄く引き締まった唇に、フランス人形を想起させる白い肌。
大きく透き通った瞳の上で長いまつ毛が瞬きをする度に、司令と呼ばれた男はその美しさに見惚れてしまう──。
「……」
「──司令?」
何も反応がない司令を不審に思った不知火は、ツカツカと歩み寄ると、下から掬い上げるように彼の顔を覗き込んだ。
もし恋人同士ならば、そのままキスでもしてしまいそうな距離感──。
「ん…………わっ!! ちょっと!!」
突然大声をあげた彼は、慌てて椅子から転げ落ちそうになった。
着任の挨拶にきた不知火に、ぼーっと見惚れていた彼が、いざ我に返ると目の前……。
それも目と鼻の先に、彼女の綺麗に整った顔があって思わず落ちそうになるほど驚いたのだ。
(く、口から心臓が飛び出るかと思った……)
「……どうされましたか? 司令」
「いや、なんでもないよ! うん!」
「そうですか……。それならいいのですが、もし不知火に落ち度があれば遠慮なく申し付けてください、司令」
そのまま一歩下がった彼女は、『では、失礼いたします』と、もう一度軽く敬礼をして彼の部屋から出ていった。
「……ふぅー」
緊張から解放された青年は、椅子に腰掛けたまま脱力する。
「綺麗な子だったなぁ……」
それが、彼の抱いた第一印象。
ただ、それだけではない。
彼女にはどこか、惹かれるものを司令は感じていた。
これが一目惚れというやつなのか……?
いやいや、そんなはずはないだろう。
しかし、そんな一人の青年の思いは、だんだんと想いとなって募っていくことになる。
………
……
…
「司令、失礼します」
「ああ、どうぞ」
執務室に入ってきた彼女に、彼はまた心を奪われた。
「本日の演習ですが、こちらの編成でよろしいでしょうか?」
「あ、あぁ……それで構わないよ」
執務中もずっと彼女のことを考えてしまい、あまり仕事が進まない。
それどころか部屋に入ってきた不知火のことを知らず知らずのうちに目で追ってしまう始末である。
『キュッ♡』と締まった腰回りに、黒の落ち着いたスカートは膝上どころか、ミニスカートと呼んでも差し支えない長さ。
そんな大胆な丈の長さのスカートを着用しているのだが、膝上ほどまで伸びた黒のスパッツが、常に彼女の大事な部分を守っていた。
そのため下着が見えることはなく、色気よりも機能性重視でかつお洒落も楽しめるといった不知火らしい格好であるのだが。
黒のハイソックスを着用したスラリと伸びた足と黒のスパッツとの組み合わせ。
その間で輝く白磁のような生足。
それら白と黒の織りなすコントラストが、青年の目には眩しかった……。
「……司令?」
「えっ!? あ、なに!?」
「いえ、先ほどからボーッとしているようでしたので」
「そ、そうかな……?」
「はい。連日の執務にてお疲れでしょうか? それとも体調が優れませんか?」
「いや、大丈夫だよ! 気にしないでくれ!」
「……わかりました。何かありましたらすぐに仰ってください」
そう言い残し、彼女は執務室を後にした。
そして入れ替わるように、また別の艦娘が入ってくる。
「──司令官さん、お疲れ様なのですっ♪」
明るい声と共に入ってきた少女。
駆逐艦・電《いなずま》だ。
彼女もまた任務の報告にきていた。
「〜〜の任務なのですが……」
初期の頃は、彼女も提督に対して敬語を使っていたのだが、今ではすっかり砕けて親しげに話すようになっていた。
しかし、それは彼女だけでなく他の艦娘も同じであった。
それはひとえに提督の人柄の賜物なのだろう。
「報告は以上です、司令官さん」
「了解、電ちゃん。今日はもうゆっくり休んでね……」
しかし、報告の終わった電は出て行かない。
提督の方をじっと見つめて動かない。
「……司令官さん、その目……。恋してませんか?」
「……へっ?」
いきなり図星を突かれてしまった青年は、素っ頓狂な声をあげてしまう。
「……やっぱりそうなのですか? 最近の司令官さんはなんだか変だと思ったのです……」
『不知火さんが着任してから』という言葉を、彼女は飲み込んだ。
着任早々、不知火がこの鎮守府でよく頑張っていることは、電にもわかっていたからだ。
任務や演習に対する姿勢からも見て取れる。
そんな彼女を差し置いて自分が提督にアプローチをかけるなど、とてもじゃないができない──と、真面目な彼女は思っていた。
だから、彼女はあえてそのことを口にはしなかったのだ。
「……私は応援していますから、司令官さん」
「へ? 何が?」
「……なんでもないのです」
意味深な言葉を残して、彼女は部屋を出て行った。
「一体なんだったんだ……」
彼女の意図がよくわからないものの、『もしかして不知火のことか?』などと首を捻る朴念仁《ぼくねんじん》な提督であったが、この出来事を皮切りにより強く不知火を意識するようになるのだった──。
………
……
…
[newpage]
ここ《呉鎮守府》に着任してからというもの、ここの雰囲気には驚かされっぱなしだった。
軍特有のギスギスした空気は一切なく、普段はみんな和気藹々《わきあいあい》と。
それでいて任務や演習となると皆真剣そのもので、新任の不知火にとっては非常にやりがいのある職場だった。
ひとえに、司令の手腕によるものなのだろう。
着任したばかりの不知火に対しても、司令は優しく丁寧に接してくれた。
もちろん彼は優しいだけではない。
軍人としても非常に優秀で、部下への気遣いは欠かさない。
時には厳しいことも言うけれど、それでも最後は必ず優しさを見せてくれる──。
「司令……」
そんな彼のことを考えると、不思議と心が温かくなるのを感じる。
他の艦娘からの人気も高く、彼に憧れを抱く者も多いと聞く。
実際、提督と出会ってまだ間もない不知火もまた、彼に特別な感情を抱いていた。
(司令……)
彼のことを考えるだけで、胸が高鳴る。
彼の声を聴くたびに、頬が熱くなる。
彼の笑顔を見るたびに、鼓動が早くなる
「ふふ、不思議な人ですね……司令は」
最初は単なる上官と部下という関係だったし、これからもずっとそうだと勝手に思っていた。
しかしある日突然、秘書艦に抜擢されたのだ。
理由はわからない。
ただ単に手が空いていたからなのか、それとも他に理由があるのか……。
だが理由なんてどうでもいい。
重要なのはそこではないのだから。
(司令と一緒にいられる時間が増えた……)
それが彼女にとって何よりも嬉しいことだった。
今までずっと一人でやってきた仕事も、二人ならもっと効率よくできる。
もちろん自分の仕事だけでなく、秘書艦として司令を支える仕事もきっちりこなすつもりだが、それ以上に彼への好意が、抜擢された日から日増しに大きくなっていくのを自分でも感じていた。
「司令、お茶が入りました」
「ありがとう、そこに置いといて」
執務中の彼は、いつもこんな感じだ。
真面目で一生懸命なのはわかるのだが、どこか適当というかいい加減な感じもあるのだ。
まぁでもそれも彼の魅力の一つなのかもしれない。
そんなことを考えながら湯飲みを置く時、手袋越しに少しだけ指先が触れ合ってしまった。
(あっ……)
たったそれだけのことなのに、身体が火照ってくる。
触れられた指先から全身へと熱が広がっていく。
真っ白な手袋が真っ赤に燃え上がっているかのようだった。
(これは……)
きっといけないことだとわかっているはずなのに、身体の疼きは止まらない。
まるで麻薬のように身体を蝕んでいく熱情。
しかし、いけない。
相手は呉鎮守府を統べる提督で、自分はただの艦娘。
それに、そういうこと《えっちなこと》に興味がないわけではないけれど、自分はまだそういった経験がなく知識もないのだ。
手が触れ合っただけでドキドキしてしまう、なんてことを彼に悟られないように平静を装った。
『少しトイレに……』なんて嘘をついて執務室を出ることにした。
これ以上一緒にいると気がおかしくなりそうだったから──。
(司令に触れられたところが熱い……)
執務室を出るとすぐに壁にもたれかかり、そっと胸に手を当ててみる。
トクントクンと心臓が早鐘を打っていた。
(やはり……この不知火は司令のことを……)
改めて自分の気持ちを自覚した不知火は、しばしの間その場で立ち尽くした後、ゆっくりと再び執務室の扉を開けた──。
………
……
…
[newpage]
そんな二人の指先が触れ合うしばらく前──。
提督はもはや自分の想いに嘘をつくことができなくなっていた。
普段、演習中や仕事の時は真面目な顔をしつつも、時折見せる弾けるような笑顔。
戦闘中に見せる凛々しい顔付き。
そのどれもが魅力的で、そんな彼女を見ていると胸の鼓動が速くなるのを感じた。
それとともに湧き上がってきた感情は、決して抱いてはいけないはずのもの。
それはいわゆる禁断の果実であり、一度食べてしまえば二度と戻れない悪魔の誘惑。
(あ、相手は艦娘だぞ……!? 俺の部下だ……。そんなこと、許されるはずが……)
しかし彼も提督とはいうものの、年頃の青年でもある。
不知火への想いは日に日に強くなるばかり。
そしてとうとう彼は、不知火を秘書艦に指名することに決めたのだった──。
「えっ……? 不知火がですか?」
突然のことに驚く彼女。
「迷惑……だったかな?」
「いえ、そういうわけでは……」
珍しく歯切れの悪い彼女の様子に違和感を覚えつつも、そのまま話を続ける。
「そうか……じゃあ明日から頼むよ……」
「……はい」
話は終わり不知火はぺこりと一礼をすると、出て行ってしまった。
「はぁぁぁぁ……。やっぱり秘書艦はまずかったかなーー……。あからさますぎた? 嫌がってなかった? そもそもこれ、職権濫用に当たらないか?」
などなど、悩みの種は尽きないのだが──。
「……でも、明日から不知火と一緒の部屋で仕事かー……」
それよりも、不知火と同じ空間で同じ時間を過ごせることの方が何倍も嬉しかった。
………
秘書艦になってからの不知火は、予想以上の働きぶりを見せた。
現場での活躍だけでなく、提督のような管理の能力にも秀でていたようだ。
テキパキと指示を飛ばすものの、ここぞというところは提督のサポート役に徹し、彼を立てる。
他の艦娘達からの反応も悪くなく、みな口を揃えて『不知火なら──』と彼女を褒め称えていた。
不知火の仕事ぶりに、驚嘆しつつも時は過ぎ。
ある日の昼下がり──。
「司令、お茶が入りました」
「ありがとう、そこに置いといて」
真っ白な手袋に包まれた不知火の手が引っ込むより早く。
提督は湯呑みに手をつけてしまった。
とならば当然──。
ぴとっ♡
指先同士が触れ合ってしまう。
手袋のサラッとした感触。
(あっ……)
提督は謝ろうとハッと顔を上げるが、何やら不知火も様子がおかしい。
お茶を持ってきたお盆で顔の下半分を隠し、視線は泳いでしどろもどろ。
耳まで真っ赤になったその顔は、今にも泣き出しそうなもので──。
「──少しトイレに」
そう言い残した彼女は、提督の「ちょっっ、まっっ!!」なんて言葉を無視してそそくさと部屋を出ていってしまった。
バタンっ。
「あっ……また言いそびれたなぁ……」
そう、想いを募らせすぎた提督は不知火にその想いをぶつけようと決心したのだが、なかなか勇気が出ず告白できずにいたのだ。
(指先が熱い……)
先程少し触れ合った指の先。
『じんじん♡』と熱を持ち、不知火のことを考えるだけで身体の奥が熱くなって、胸が締め付けられる。
(こんな気持ち初めてだ……)
彼はもう我慢できなかった。
後先なんて考えない。
とにかくこの気持ちを彼女に伝えたい──。
「よし……!」
ぎゅっと拳を握った彼は、不知火が戻ってきたら今度こそ想いを打ち明けると決意した。
コンコン。
ガチャ。
ノックに続いてドアノブが回る音。
不知火がトイレから戻ってきたのだろう。
「すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ……」
彼は今一度深呼吸をして心を落ち着かせると、覚悟を決めて立ち上がった。
ギィィィィ。
執務室の木製の扉が音を立てて開く。
部屋に入ってくるのはもちろん一人しかいない。
言わずもがな、秘書艦の不知火である。
彼女は扉を閉めた後、すこしバツの悪そうな顔をして。
「すみません、司令。おトイレは定められた休憩時間に済ませておくべきでした」
真面目な不知火らしい発言だが、今はそんなことはどうでもいい。
今なら二人きりだし、邪魔が入ることもないだろう。
「あの、司令……?」
何も言わない提督を不審に思った不知火は、恐る恐る声をかける。
(ここで言わなきゃいつ言うんだ……!)
彼女の不安げな様子とは裏腹に、彼の心は熱く燃え盛っていた。
もう迷いはない。
(言うんだ!)
大きく息を吸い込んだ彼は、ついに意を決して口を開いた──。
「ちんちん付き合って下さい!!(不知火のことが好きです!!)」
しかし、緊張しすぎたあまり彼は肝心な部分を思いっきり噛んでしまった。
いや、噛むどころではない。
心の底に秘めたる欲望が吐露した形。
告白としては最低最悪の部類に入るであろう一言であった。
「……へ?」
思わず聞き返す不知火。
大事な瞬間に、最低の一言を聞いた彼女の顔もどんどん赤くなっていく。
しかし、言った本人は自分の失態に気づいていなかった。
「……し、司令?」
不知火の様子がおかしい。
もしかしてフラれた……?
そんなに変なこと言った……?
提督は自分の告白をシーンを頭の中でゆっくりと……。
「……あ゛っっ!」
気づいた時にはもう遅い。
いくら彼が有能な指揮官と言えど、さすがにこの状況では誤魔化せない。
最低の一手によって盤面が詰んでいる。
「い、いや違うんだ! いや違わないけど……ってそうじゃなくてですね!? 今のはその……あの……いや、だから……」
崩壊したプランの前に今からそれを立て直す妙策は思い浮かばない。
ただ必死に言い訳を考えるだけ。
そんな情けない彼を前に、彼女もどうしていいかわからず戸惑っている様子。
沈黙が続く中、先に口を開いたのは不知火の方だった。
「……司令、とりあえず落ち着いてください」
そう言うと彼女はそっと近づき、彼を優しく抱きしめた。
ふんわりと漂う甘い女の子の香り。
「ちんちん……付き合ってほしいんですよね……?」
小さく震えた声が提督の鼓膜をくすぐる。
ぴくんっ♡
提督の口より早く身体が反応した。
『好き』『大好き』そんな気持ちが彼の心の中を満たしていく。
不知火に『ぎゅー♡』っと強く抱きしめられるだけで胸の奥がキュンとなる。
このままずっとこうしていたい……。
そんな思いが自然と口から零れてしまう──。
「不知火……好きだ……」
それは紛れもない本心で──。
ずっとずっと前から言いたかった言葉。
本当はもっとかっこよく決めるつもりだったのに、あんな形でしか伝えられなかったけれど、ようやく言えたのだ。
やっと伝えられた。
それだけで、胸のつかえが取れたようにスッキリとした気持ちになった。
「司令、不知火もお慕い申しております……」
それは、とても嬉しい返事だった。
けれど、不知火の言葉はそこで終わらない。
「でも……不知火なんかでいいのですか……? 不知火はまだ新任の艦娘ですし……それに……その……胸だって大きい方ではありません」
確かに胸の大きさについては、本人も気にしている部分ではある。
しかし、そんなものは関係ない。
むしろ、その控えめなところが良いのだと提督は思っていた。
それに、胸が大きいかどうかなんてどうでもよくて、好きになった相手がたまたま大きくなかっただけなのだから──。
「そんなことないよ……俺は不知火のことが大好きだから……」
そう言いながら抱きしめる力を強める提督。
それに応えるように、彼女もまた抱きしめ返す腕に力を込めた。
「司令……♡」
しばらく抱き合った後、二人は見つめ合う。
潤んだ瞳の彼女からは艶めかしさを感じ、提督の心拍数は上昇していくばかり。
ドクンドクン。
(あぁ……俺、これから不知火とキスするんだぁ……)
そう思った瞬間、心臓の鼓動はさらに加速する。
そして二人の唇が重なろうという時──。
「や、やっぱり無理です!!」
突然不知火がハグを解いた。
顔を真っ赤に染めながら、身体を小刻みに震わせている様子からもわかるように、明らかに動揺していた。
「こ、この不知火にも心の整理が必要でして……」
そう言って俯く不知火。
そんな彼女をなんとか説得しようと試みる提督。
繰り返すようだが、彼も年頃の青年だ。
告白してOKとくれば、次の段階は……。
たぎりきった想いはそう簡単には抑えられないのである。
故に食い下がる。
このチャンス逃すものかと、食い気味に不知火に迫り寄る。
「大丈夫! 俺も一緒に考えるから! 二人で考えよう!」
「そ、そういうことではなくて……司令、聞いてますか!?」
「うん、ちゃんと聞いてるよ!」
「聞いてないじゃないですか! 全然会話が噛み合ってませんよね!?」
「そうかな? まあ細かいことは気にしない方がいいと思うよ!」
「細かくないです!!」
(ああもうっ……!)
提督の鈍感さに苛立ちを募らせる不知火。
「不知火だって恥ずかしいんです!! 察してください!! こういうことはもちろん、男女のお付き合いだって初めてなんですから……」
顔を真っ赤にして叫ぶ不知火だったが、それがかえって逆効果であることを知らない。
提督の頭の中を『不知火に男性経験がない』という情報が駆け巡っていく──。
(なんだそれ……!! 可愛いすぎかよ……!!)
思わずニヤけそうになる口元をぐっと堪える提督。
こんな表情を見せたらまた怒られてしまう。
そうなってしまえば高い壁が形成されてしまう。
後一歩のところまできたのだ。
ここで選択肢は間違えられない。
(いやいや落ち着け俺……相手はあのクールビューティー不知火だぞ……?)
それでも彼女の可愛らしい一面を知ってしまっては興奮を抑えきれないというもの。
今にも暴走してしまいそうな気持ちを必死で抑え込む彼に対し、当の彼女はと言えば──。
(うぅ……司令の前でなんてことを言ってしまったんでしょう……恥ずかしすぎて死んでしまいそうです……)
恥ずかしさのあまり涙目になっている始末である。
そんな様子を見て、さらに愛おしさがこみ上げてくる提督。
もう我慢できないと、さらに一歩踏み込んだお願いをしてしまう。
「し、不知火……! もう我慢が……! 股間が……!」
もはやムードもへったくれもない直球ストレートな発言だが、今の彼にはこれが精一杯。
そんな彼の想いを不知火は受け止めきれない。
「やっっ♡ あのっ! その……♡ 」
(司令の顔が近いです! だめです! あああっ♡)
目をぐるぐるさせながらパニックになる彼女の様子などお構いなしに、彼はグイグイ迫ってくる。
このままでは流されてしまうと思った不知火。
今度は逆に距離を取ろうとするが、それも虚しく腕を掴まれてしまった。
「やっ……♡」
その瞬間、身体の奥深くにある何かがキュンっと疼くのを感じた。
それは今まで感じたことのない感覚で、なんだかむず痒いような不思議な感じ。
(なんだろうこの気持ち……?)
初めての感覚に戸惑う彼女をよそに、提督はなおも詰め寄ってくる。
「わ、わかりました! 司令……。でも……不知火もやっぱり初めてで恥ずかしいので……あの……その……非常に言いにくいのですが……」
もじもじしながら何かを言おうとする彼女に、期待感が高まる提督。
「なんでも言ってください!!」
そう答える彼の顔には満面の笑みが浮かび、まさに幸せ絶頂といった様子。
だが、そんな彼に告げられた言葉は──。
「ち、ちんちんだけ……貸してください……♡」
「……え?」
聞き間違いだろうか。
一瞬自分の耳を疑った提督。
いやしかし、何度反芻してもその言葉は同じだった。
『ちんちんだけを貸してほしい』
つまり彼女はそう言ったのだ。
その意味が全くわからない提督に対し、不知火は相変わらず恥ずかしそうにしながらも説明を続ける。
「い、いやっ! あの……その……。そのままの意味じゃなくて……ですねぇ……」
そのままの意味じゃないとくればどんな意味なのだろうか。
「だ、男性とそういうことするの……ちょっと怖いなーって思いまして……。だから、司令が動けない状態なら大丈夫かなって思いまして……」
なるほど。そういう理由か。
それなら納得できるし、理解ができる。
自分としても彼女が嫌がるようなことはしたくないし、むしろ気持ちよくしてもらえるなら好都合というものだ。
ならば早速行動に移すのみ──。
「わかった。じゃあどうすればいいかな……?」
「えっとですね……この部屋の梁の部分に……あった」
今は使われていない動滑車を指差す不知火。
昔この部屋が倉庫として使われていた頃の名残だろう。
「ここに縄を通して……っと」
不知火は手際よく滑車へとロープを通し──。
シュルルルッ♡ ギシッ♡
しっかりと固定されたことを確認した。
「これでよしっと……じゃ、じゃあ司令? し、縛りますね……?」
縄を持った不知火がゆっくりと提督に近づく。
「う、うん……」
提督も覚悟を決めたのか、ぎゅっと目を閉じその時を待つ。
しゅるり……♡♡
「あっ……」
提督の手首に巻きつけられるロープ。
痛くないようにと、不知火がハンカチで当て布をして縛ってくれた。
細やかな気遣いが嬉しい。
「きつくはないですか?」
心配そうに顔を覗き込む彼女の表情はどこか艶めかしくて──。
思わず見惚れてしまいそうになる提督だったが、すぐに我に返ると首をブンブンと横に振った。
「そっか……よかったぁ♡」
安心した様子の不知火は続けて。
「それじゃあ……引っ張りますね?」
ギギギ……♡
「お、おおっ……!」
(こ、これはなかなか……)
不知火が少しロープを引っ張るだけで、提督の身体はどんどん上へと引き上げられていく。
そして、あっという間につま先立ちの状態になり、完全に身動きが取れなくなってしまった。
まるで釣り上げられた魚のような姿である。
ある種のSMプレイを彷彿とさせるこの状況。
取り外すのはなんだかなと思っていた滑車が、こんな形で役に立つとは──。
本当に動けなくなってしまった提督は、少し感心しつつもこれから起こるであろう出来事を想像して胸を高鳴らせていた。
不安と期待が入り混じる中、いよいよ不知火のターンが始まる──。
「それでは始めさせていただきますね……♡」
そう言った彼女は、提督のズボンに手をかけた。
「あっっ!! ちょっっ──!!」
いきなりのことに戸惑いを隠せない提督。
しかし不知火の手は止まらない。
たどたどしい手つきながらもベルトを外し、チャックを下ろす。
提督は恥ずかしそうに身を捩らせるが、梁に吊られた状態では逃げることなどできはしない。
あっという間に下着姿に剥かれ、盛り上がった股間を晒してしまう。
期待に膨らんだ股間を見て、嬉しそうに微笑む不知火が恐る恐るといった様子で、股間を守る最後の砦に指を掛け──。
一気にずり下ろした。
ボロンッ♡♡♡
「きゃっ……♡」
露わになった陰茎をまじまじと見つめる不知火。
まだ何もしていないというのに、提督の肉棒は既に大きくそそり立っていた。
(こ、これが男の人の……♡ 司令の……♡)
「スンスン……♡」
(すごい匂い……♡)
「あ"っ♡♡ 不知火っっ♡♡」
鼻から息を吸うたびに脳天まで突き抜ける強烈なオスの匂い。
不知火の耳に入ってくるのは、提督の悲鳴にも似た喘ぎ声。
(あぁ……これが司令のおちんぽなんですね……♡)
だが、彼女は鼻をヒクつかせながらうっとりとした表情を浮かべ、生まれて初めて見る男性のソレを前に、興奮を隠しきれないようで。
そんな彼女の手が肉棒へと伸びていき──。
ドキドキが止まらない提督。
(ああぁ……!)
不知火の純白の手袋に包まれた手が、肉棒に向かってゆっくりと伸びてくる光景に、心臓がバクバクしてどうにかなってしまいそうだ。
(やばい……!)
──握られる!!
そう思った瞬間、思わず目を閉じてしまう彼だったが──。
「や、やっぱり無理ですっっ! 手で触るのには少し抵抗が……」
すんでのところでお預けを食らった提督に、不知火は顔を真っ赤にして叫んだ。
「えっ!? あ、あのっ!」
ここにきて。
ここまできて。
不知火の予想外の反応。
しかし嫌がるものを無理にお願いするわけにもいかず、『ひくんっ♡ ひくんっ♡』と股間を切なげに震わせていると──。
「手では無理ですけど……あ、足でなら……触ってあげてもいいですけど……♡」
目線を逸らしながらそう呟く不知火の言葉に、提督は思わず目を見開く。
まさかの展開だった。
だが、梁に吊られた提督には、もはやどうこう意見を述べる余地はなく、選択肢などありはしないのだ。
黙って彼女に従う他ない。
「お願いします……」
彼の一言で、二人の関係が変わっていく──。
………
……
…
[newpage]
吊るされた提督の前で、椅子にゆっくりと腰掛けた不知火。
緊張からか動きがぎこちない。
(あ、足で触るって言っちゃったけども……)
カポッ♡ カツン……♡
彼女の履いている茶色のローファーから覗く黒ソックス。
足の先は少し蒸れていたようで、靴から抜け出る際に多少の引っ掛かりを伴いながら、するすると抜けていく。
(やっぱりちょっと蒸れてる……足は足で恥ずかしい……)
不知火はあからさまに『ぐねぐね♡』と足の指を蠢かせ、少しでも蒸れを発散しようと努めているようで。
提督の目に映るソックス越しでもわかるその動き。
今から不知火の足が股間に触れると思うと、そんな些細な足指の動きですら、いやらしいものに見えてくる。
椅子に座った不知火が、ゆっくりと足を上げ。
その小さな足が『もじもじ♡』と小刻みに揺れ動きながらも、少しずつ提督の元へと近づいていく。
黒のソックスに包まれた足先に続いて、膝から太ももまで艶やかな生足がスカートの奥へと伸びている。
その中も丸見えであるのだが、スパッツを履いているから恥ずかしくないのだろうか。
片足を上げて肉棒を凝視する不知火の頬はほんのりと朱が差していて、口からは『はぁ♡ はぁ♡』と熱っぽい吐息をこぼしていた。
そしてついに──。
「じゃ、じゃあ触りますよ……?」
「う、うん……お願いします」
ゴクリ──。
両者の間に生まれる変な緊張。
だがそれも束の間のこと──。
スッ……♡ ぴとっ♡
「んひっ!?」
突如訪れる快楽。
予想だにしていなかった刺激。
しっとりと汗ばんだソックスの感触。
スベスベとした生地越しに伝わってくる、不知火の体温。
それは当然、今まで感じたことのない感覚。
ちょんっ……♡ ちょんっ……♡
しかし不知火の足は止まらない。
足の親指の腹が、竿の部分を何度かつつく。
最初は恐る恐る。
次第に大胆に、不知火の足の親指が『ぴと……♡ ぴと……♡』と、竿に触れたり離れたりを繰り返す。
その度に『びくん♡ びくん♡』と反応を返してくる肉棒。
気を良くした彼女は、人差し指も使って竿を撫で回し始めた。
すり……♡ すりすりっ♡♡
「あっっ♡♡」
提督の口から甘い声が漏れた。
「こ、これが気持ちいいんですね……♡」
となれば不知火の声も次第に熱を帯びてくる。
初めて見る反応に興味津々といった様子で、竿の表面を撫で回す。
すりすり……♡ すりすりすり……♡
「あっ……♡♡ んっっ♡♡」
提督からすればそれはそれはもどかしい快感。
足の先でしめやかに幹の部分を擦られるというのは、自ら竿を握ってゴシゴシ扱いて得られる快感……。
いわゆる、オナニーとは程遠く、ひたすらに焦らされるような快感。
もっと強くして欲しいとばかりに腰を前に突き出すものの。
(あっ♡ 司令の腰が動いた……♡ 気持ちいいのでしょうか?♡ ですが、あまり強く踏み込まないようにしないと……♡)
提督の大事なところを無下にするわけにもいかないと考えた彼女の優しさが、今の提督にとってはむしろ辛かった。
「ひっ♡♡ うあっっ♡♡ し、しらぬいっっ♡♡」
ひくっ♡ ひくっ♡ へこっ♡
苦しそうな声を漏らしながら腰を震わせる提督を見て、不知火は少し心配になってしまう。
「し、司令? このくらいの強さでよろしいでしょうか……?♡」
(これ以上だと痛くなっちゃうかも……)
さわ……♡ さわ……♡ すりすり……♡ さわ……♡♡
不知火はいっそう丁寧に、羽を使って撫でるようなタッチで肉棒に触れていく。
当初、親指と人差し指だけを使っていた彼女だったが、だんだん慣れてきたのか今や全ての指が肉棒に触れては撫でて、離れては触れてを繰り返していた。
全ての足の指が不規則でバラバラに、それでいて優しく撫でていくものだから、提督の呼吸はどんどん荒くなっていく。
『はぁ♡ はぁ♡』と腰をくねらせ悶える提督が、まさか『もっと強くしてほしい』などと考えていることなど知る由もない彼女は、慎重にかつ執拗に肉棒を足先で弄ぶ。
それが提督を更に追い詰めてしまうことなぞ、知りもせずに……。
すり……♡ さすさす……♡
(司令の顔……なんだか辛そう……)
ふと顔を上げた不知火の視線が捉えたもの。
そこには頬を紅潮させ、額に脂汗を滲ませながら必死に何かを堪えているような表情を浮かべる男性の姿。
(もしかして痛いのかな……)
もっと優しく触ってあげないと──。
覚悟を決めた不知火は、もう片方の足をそっと持ち上げると──。
そのまま両足指で陰茎を挟み込んだ。
さわっ……♡
しかし、その刺激すらも。
あまりにも優しすぎた。
「あ"っ♡ あ"ぁっっ♡♡」
全身をビクつかせながら、悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らす提督。
そんな彼の姿を見て、不知火は心配そうに眉をひそめるものの、ゆっくりと両足指の間の肉茎を撫でさする。
それはそれは優しい足つき。
足先だけで触れるか触れないかという絶妙な力加減で、ゆっくりと上下に動かしていく。
しゅるっ……♡ さわさわ……♡ すりすりすり……♡
五本から十本に増えた指先。
それらが左右それぞれバラバラに、竿の表面を『さわ……♡ さわ……♡』と往復する。
足の指は肉茎を『ぎゅっ♡♡』と締め付けるでもなく、まるで猫じゃらしで遊ぶかのように『つー……♡』と指先で触れ続けるのみ。
「あ"っっ♡♡ あ"ぁ〜っっ♡♡♡」
何度も何度も繰り返し触れてくるので、提督としても堪ったものではない。
蓄積された微弱な快感に、彼は歯を食いしばり、背を仰け反らせて必死に耐えるも──。
「ど、どうですか?♡ 痛くないですか?」
「あ"っっ♡ んあ"っっ♡♡ もっと♡♡ もっとぉぉ♡♡♡」
カリっっ♡♡♡
ソックスに包まれた爪の先。
不知火のそれが不意にカリの段差を引っ掻いた。
「んおぉぉぉぉぉ♡♡♡」
その瞬間、全身を大きく震わせる提督。
額に青筋を浮かせ、それはもうただ事ではない様子──。
「あっ!? す、すみませんっっ!! 痛かったですよね!?」
故に、不知火は咄嗟に足を離してしまう。
だがしかし、痛かったのだと勘違いした不知火の耳に飛び込んできた彼の言葉は全く反対の意味を持っていて──。
「し、しらぬいっっ♡♡♡ さ、さわって♡♡♡ あ"っっっっ♡♡♡ うあ"っっっっ♡♡♡ い、いやっっっ♡♡♡ さわっちゃ……♡♡ だめ……♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡」
「えっ──?」
ぴと……♡
触ってと言われて、伸ばした足は急には止まらない。
ゆっくりとだが、優しく、しっとりと。
竿の表面。
精子の通り道の上を。
たまたま、本当に偶然。
触れてしまって──。
「あ"っっっ♡♡♡ そこはっっっ♡♡♡ 無理っっっ♡♡♡ ごめんっっっ♡♡♡ いくっっっ♡♡♡ いぐっっっっっ♡♡♡」
とぷ……♡ とぷ……♡ とろぉ……♡♡♡
びくんっっ♡♡ びくんっっ♡♡
一際大きく震える肉棒。
あふれ出す精液。
絶頂に違いなかった。
「しらぬいっっっ♡♡♡ しごっっっ♡♡♡ しごいてぇぇぇ♡♡♡」
しかし、提督の様子がおかしい。
気持ちのいいはずの絶頂。
それがなぜか、浮かべるのは苦悶の表情。
「えっ!? あれっ!? ええぇぇっ!?」
とぷ……♡ とぷ……♡ とろとろとろぉぉ……♡♡♡
それに、聞いていた以上に射精というのは勢いがない。
もっとこう……火山の噴火のような勢いと、生命力に溢れているのだとばかり思っていたのだが……。
(え、ええと……こ、これはどうすれば……?)
目の前で繰り広げられる痴態に対して、どう対応していいのかわからず。
困惑したままの不知火は、足を動かすことを忘れてしまう。
「しらぬいっっ♡♡♡ むししないでっっっ♡♡♡ あ"あぁぁぁぁ……♡♡♡」
とろとろとろ……♡ とぷ……♡
やがて、肉棒の先端からあふれ出していた白濁も止まったところで不知火が心配そうに口を開く。
「し、司令……? 大丈夫……ですか?」
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ うっっ……♡」
ぽたり……♡ ぽたり……♡
先端からあふれた白濁が床に滴り落ちる。
時折『ピクリ♡』と震える肉棒は、未だ硬さを失っておらず天井に向かってそそり立っていた。
この時不知火は、初めて自分の手(足)で男性を射精させたのだということは理解しつつも。
それがまさか『台無し射精』と呼ばれる、絶頂の気持ちよさを一方的に奪い去り、男の尊厳を踏みにじる行為だとまでは知らなかったのである。
だが、その時。
全身を震わせながら肉棒を精一杯膨らませ、情け無くも『びゅくびゅく♡』と。
弱々しく精を吐き出す司令の姿を目の当たりにして、不知火の心の内に何か熱いものが芽生え始めた。
(いつも頼りになる、あの司令が……こんなに情けない姿を見せるなんて♡ 司令はこんな姿、きっと誰にも見られたくないはず……♡ でも、不知火は今……司令のことを独り占めしている……♡ 不知火しか知らない司令……不知火の司令……♡)
それは独占欲と呼ぶべき感情。
提督の弱々しい姿が、彼女の秘めたる嗜虐心に火をつけてしまったようだった。
(司令……♡ 司令……♡ 司令……♡ 司令♡ 司令♡ 司令♡♡♡)
「この不知火……♡ もっと司令のことをよく知りたいです……♡」
そう呟いた不知火が、右足のソックスを脱ぎ捨てる。
精液が付着したそれから、『するり♡』と抜け出してきたのは陶器のように綺麗な足だった。
表面にうっすらと血管が見えるほど薄い色素で彩られた真っ白な肌。
程よい筋肉のついたふくらはぎから続く、ほっそりとした足首までのラインはまるで美術品を思わせた。
「司令……♡ 不知火の足で気持ちよくなってくれたんですよね……?♡」
「い、いや……♡ し、しらぬい……♡ そうじゃなくて……♡♡」
『射精=気持ちがいい』という方程式が彼女の頭の中で成立している今、本当は『台無し射精』で気持ちよさを奪われたなどとは露ほどにも思わない。
そんな不知火の手が、むき出しの素足に触れていく。
足首から、すべすべの踵。
美しいアーチを描いた土踏まずを這って行く指先が、そのまま足の甲へと到達すると、今度は指の間まで丁寧になぞっていく。
そのままほっそりと長い人差し指を。
足の親指と人差し指でできた股の間に挟み込むと──。
にぎにぎ……♡ ぎゅっぎゅ……♡ にぎにぎ……♡ ぎゅっぎゅ……♡
手の人差し指を扱き出す足の指。
開いたり閉じたり。
締め付けたり、上下に動かしたり。
まるで肉棒が足の指先で弄ばれているかのような光景。
その光景を見ているだけで、彼の肉棒は更に硬さを増していく。
むくむく……♡ むくむくっ♡♡ びきぃ♡♡ びきぃぃぃっ♡♡
「し、しらぬいっっ♡♡♡」
「なんでしょうか?♡ 男性は一度射精すると萎えちゃうと伺っておりました……♡ ですから、こうやって……♡ 司令を視覚的に興奮させてあげれば、何度でも勃起すると思ったのですが……♡♡♡ とはいっても、足の指で手の指を扱いているだけ……♡ それなのにこんなにも硬くなってしまわれるなんて……♡♡ ふふっ♡ そんなに気持ちいいのですか?♡♡ それともやはり、司令は女性の足にされるのがお好きなのでしょうか?♡ いくらこの不知火でもわかります……♡ 足でおちんちんを扱かれて喜んじゃうということが、"普通"ではないということを……♡ それなのに司令は、手の指が足の指で扱かれているのを見るだけで興奮してしまっているようですし……♡♡♡ 全く……困った人ですね♡♡♡」
「そ、そんなこと……ないっっ♡♡♡」
「クスクス♡ ほら♡ もっと見てもいいですよ?♡ 不知火が足の指で手の指を扱くところを見てください♡ にぎにぎ……♡ ぎゅっぎゅ♡ にぎにぎ♡ ぎゅっぎゅ……♡ ふふふ……♡ もう我慢できないって顔してます……♡ いいですよ♡ 足で、もう一度触ってあげます……♡ 今度は遠慮しません♡ さっきは『痛くしちゃったら悪いな~』って気を遣って、優しく触ってあげましたけど、もうその必要はありませんよね?♡ だって、司令は女の子の足で気持ちよくなっちゃうような"変態さん♡"なんですから……♡♡♡」
ぎゅぅぅぅぅ……♡♡♡
「あぁぁぁぁ……♡♡♡」
怒張した肉棒に向かって伸びた不知火の両足が、ゆっくりとそれを挟み込む。
先ほどとは異なり、足の指でしっかりと竿を掴むと──。
「司令……♡♡ どうですか?♡ 生足の裏……♡ 柔らかいでしょう?♡ それに、体温も高いんです♡ 温かいですか?♡ ソックスとは違った感触……♡ どっちが好きですかぁ?♡ あはっ♡♡ ビクビクしてる……♡」
ゆっくりと足を上下に動かし始めた。
しゅりっ♡ しゅりっ♡ しゅりしゅりしゅり……♡♡♡
右足が上に動けば、左足は下に。
右足が下に動けば、左足は上に。
不知火の両足が左右互い違いに肉棒を擦り上げる。
「あ"っっっ♡♡♡ しらぬいっっ♡♡♡ しらぬいっっっ♡♡♡」
足先だけで撫でられるだけの微弱な刺激と違って、両足の指で握り込まれ扱かれる快感は、まさに『足コキ』と呼ぶに相応しかった。
遠慮の無くなった足の指が、竿の表面を滑っていく。
生足のしっとりと吸い付くような肌触り。
ペニスに負けず劣らずの熱さを持ったそれが、肉棒を按摩するように這いずり回る。
ぬるぬる……♡ にゅちにゅちっ……♡ ぬちゅぬちゅっ……♡ ぐちゅぅっ……♡
(うぁあっ……♡ やばっっ♡♡ なんだこれっ♡ 足なのにっ♡ なんでこんなに気持ちいんだよぉ……♡♡)
不知火の隠された足テクに、提督は先程よりもさらに情けない姿をさらけ出していた。
「あら♡ また大きくなってしまいましたね♡ 足なんかで興奮するなんて……♡ 不知火、実は足の指が器用なんです……♡ みんなの前では隠してますが、本当は面倒くさがりで……♡ よく足を使って靴下を脱いだりとか、部屋に落ちたゴミを拾ったりしますから♡ はしたないですけど……♡」
「うぅ……♡♡♡」
綺麗な桜色の爪で彩られた長い足指が肉棒の表面を撫でさする。
そんな可愛らしい見た目とは裏腹に、自ら器用と言うだけあって、その成長速度は尋常ではなかった。
「ほら……もっと強くしてあげますね……?♡」
椅子に座ったままの不知火はサディスティックな笑みを浮かべながら。
梁から吊るされバンザイをさせられたままの提督の下腹部にソックスに包まれた左足を押し付けると。
その左足の甲で支えるように肉棒の位置を調整し、正面から生足で踏みつけた。
きゅぅぅぅぅ……♡♡♡
「あぁっ!?♡♡♡」
突然加えられた強い圧迫に思わず声を上げてしまう提督。
そんな反応を楽しむかのように、今度は親指と人差し指の股でカリ首を挟み込むと、小刻みに足先を動かす不知火。
「しらぬいっっ♡♡♡ だめだっ♡♡ そんなっっ♡♡♡ そんなにされたらイッちゃうからぁぁっっ♡♡♡」
裏筋に密着した指の股。
カリ首に巻き付いた足の指。
『ぷにぷに♡』の母指球が竿を柔らかく圧迫し、『すべすべ♡』の踵が『ぐりぐり♡』と睾丸を捻り上げる。
足全体を使った肉棒愛撫。
初めて男性器に触れたとは到底思えぬ巧みな足技の前に、提督は既に限界を迎えつつあった。
(だめ……だ……♡♡ もう……出るぅ……♡♡♡)
1回目の射精が『台無し射精』であったことも影響したのだろう。
2回目だというのに、あっという間に絶頂を迎えようとしている提督を見て、事情の知らない不知火が意地悪な笑みを浮かべた。
「どうぞ?♡ イキたければイッてください?♡ 情け無く足で"2回目"の『どぷどぷ♡』しても構いませんよ?♡」
更にペースを上げる不知火の足コキ責め。
それはもはや足ではなく手淫と言っても差し支えないレベルだった。
長い指先で亀頭の先端を包み込むと、五本の指が亀頭を一斉に磨き出す。
特に長い人差し指が鈴口をほじくり返したかと思えば、張り出した肉の傘に他の指が引っかかる。
そんな指の動きに合わせて、踵で玉を潰されながら、肉厚な母指球で敏感な裏筋を押し潰されれば──。
「うっっ♡ し、しらぬいっっ♡♡♡」
びゅるるるっ♡♡ どぷっ♡ どくんっ♡♡
「どぷどぷぅ……♡♡ どぷどぷどぷぅ……♡♡♡」
「はぁっっ♡♡ うあっっ♡♡ あ"っっっっ♡♡♡」
彼女の声に誘《いざな》われた精子達が尿道を駆け上り、先端から噴き出していく。
不知火も本能的に感じ取ったのだろう。
下から上へ。
射精の最中もしっかりと搾り取るように、足の指で扱き上げていく。
時折、踵で睾丸をマッサージするのも忘れない。
ぶぴゅっっ♡♡♡ どぴゅっっ♡♡♡ ぶびゅるるっっ♡♡♡
びくびくびくっっ♡♡♡ びくんっっっ♡♡♡
射精中にもかかわらず扱かれ続けるせいで、腰が勝手に跳ね上がるほどの快楽に襲われながらも、射精は止まらない。
そのテクニックはあまりにも的確。
男の弱点を知り尽くしているかのようで──。
とろぉ……♡ どろぉぉ……♡
(あぁ……♡♡♡ なんて情け無い姿なんでしょう……♡ 女の子の足でイかされて、情けなくお漏らしして……♡ 司令のこんな姿を見られるのはこの不知火だけ……♡ こんなにも情け無い司令を許してあげられるのは、この不知火だけ……♡♡♡)
「ふふふ……♡ 司令?♡ お分かりですか?♡ 司令は今、とても恥ずかしいことをしているんですよ?♡ 初めておちんちんを触る女の子に、足でコカれて2回もお漏らししてしまったのですから……♡ ふふふ……♡ お顔を隠そうとしても無駄です♡ この体勢ならどうやっても司令のお顔は丸見えです♡ 司令が今どんなお顔をしているのか♡ 司令の情けないお姿が、全部不知火の目に焼き付いてしまいます……♡♡」
ぶぴっっ♡♡♡ ぴゅっっ♡♡♡
生足の裏にべったりと張り付いた白濁と提督の顔を交互に、そしてじっくりと見つめる不知火。
「これが精液というものなんですね……♡」
指で掬い取ったそれをまじまじと眺め。
「本当に白いんですね……♡」
先程提督が出したばかりの精子を指先で弄ぶ。
「まだ温かい……♡ この子たち……まだ生きてるのでしょうか?♡」
そのまま彼女は、白濁にまみれた指先をそっと口に含んだ。
ちゅっ……♡ ちゅぱぁ……♡
「はぁ……♡」
自らの舌で指先を舐り、初めての精子を味わった不知火はうっとりとため息を吐いた。
「司令の……♡ 食べちゃった……♡」
舌舐めずりをしながら微笑む彼女の表情は、どこか妖艶な雰囲気を漂わせていた。
「……ねぇ、司令?♡」
その声色は普段と変わらないものではあったが、提督を2回絶頂に導いたという事実が彼女を確実にレベルアップさせていた。
故に、今までにはない色気のような何かを放っていた。
ゆっくりと立ち上がった不知火は、まるで獲物を狙う肉食獣のように、じりじりと提督との距離を詰めていく。
そんな彼女に見つめられるだけで──。
(うぁぁっ……♡)
提督は股間に熱が集まっていくのを感じた。
(しらぬいっっ♡♡♡)
その声なき叫びに応えるようにして、彼女がゆっくりと口を開く。
「司令のここ……また大きくなってますよ……♡」
さわっ……♡ すりっ……♡ つんつんっ♡
「うぁっ……!♡ やめっ……」
「やめて欲しいんですか……?♡ でも、こんなに大きくしちゃって……苦しそうですよ?♡ 早く楽になりたいですよね……?」
今度は優しく手のひらで包み込み、撫で回す。
そこには、こうなる前に恥ずかしがっていた不知火の面影は無く。
「どうされましたか?♡ そんなにビクビクさせて……♡ 気持ち良かったですか?♡ 気持ち良かったんですよねぇ?♡」
「し、不知火……♡♡ まって……♡ 休憩させてっっ♡♡♡」
くちゅ……♡ ぬちゅ……♡ くちゅくちゅくちゅ……♡♡♡
「手袋越しでもこんなに熱いのが伝わってきます……♡ 司令は本当に変態さんですね……♡」
吊り上げられた提督の胸に顔を埋めながら、小さな手でゆっくりとペニスを扱き上げる不知火。
彼女の右手の中でペニスが激しく脈打っていた。
提督は両手両足を拘束されて身動きが取れず、為す術もなく快感を享受するしかない。
今になって不知火が恥ずかしいからと言って、吊るされることを選んだ自分を呪っていた。
しかしもう遅い。
そんな提督を嘲笑うように、彼女の指先が亀頭を摘み上げたかと思うと、カリ首まで滑っていく。
「うぅっ!♡ ああぁっっ♡♡」
「ここ、気持ちいいみたいですね♡ ちょっと擦ってあげただけで『びくんっっ♡♡』って震えました……♡ ふふふっ♡ 情けない格好です♡」
「あ、あぁっっ♡♡ しらぬいぃ♡♡♡ そこっ♡ だめぇっっ♡♡♡」
くりっ……♡ くりゅっ♡ ぐりゅっ♡ ぐにゅっ♡
「こうしてお手々で虐めて、司令の可愛い鳴き声を聞くのもいいのですが……♡ 不知火も少し気持ちよくなりたいんです……♡」
スカートの裾を両手でつまみ上げると、彼女はゆっくりとたくし上げていく。
少しずつ露になっていく下半身。
下腹部を守るはずの黒のスパッツですらも、彼女のあふれ出した愛液を止めることはできず。
濃い染みを作っていた。
「見て下さい……♡ もうびちょびちょですよ……♡」
司令に抱きついた不知火。
お互いの身長差から、上気した不知火の顔がちょうど提督の胸の辺りにくる形になる。
不知火の吐息がこそばゆい。
ふわりと揺れるピンクの髪から漂ってくるシャンプーの香り。
そして、腹部に当たる柔らかな感触。
(こ、これは……)
不知火の胸が海軍の制服越しに『むにっ♡』と押し付けられていた。
更に不知火は、それを押し付けたまま、『ぐりぐり♡』と左右に動かして──。
(や、やばい……♡♡)
びくんっっ♡♡ びくんっっ♡♡
「あらあら……♡ 司令のココも、すっかり期待しちゃってるようです……♡ 『不知火とエッチできるかも♡♡』って……♡」
提督の肉棒を片手で弄りながら、背伸びした不知火が彼の耳にしっとりとした吐息を浴びせた。
「はぁぁぁぁ……♡♡ 期待してたんじゃないですか?♡ こうやって縛られて、無理やり犯されるシチュエーション……♡」
「そ、そんなことっっっ♡ あ"あ"っっっ♡♡♡」
提督の口から述べられようとした反論の便は、不知火の指先一つで甘い喘ぎ声に変えられてしまう。
「嘘はいけませんよ?♡ ほら、もっと素直になったらどうですか?♡」
「んあっっ♡♡♡ あ"あ"あぁぁぁっっ♡♡♡」
「司令のココは正直みたいですよ?♡ こんなにガチガチにして……♡ 本当に悪い子ですね……♡」
彼女のしなやかな指が、裏筋をなぞるように這わされ、そのままカリ首を爪弾かれる。
それだけでも十分すぎる刺激なのに、亀頭全体を包み込むように握り込まれてしまえば──。
「しらぬいっっ♡♡♡ それだめっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」
びくんっ♡ びくんっ♡ びくんっ♡
「さっき出したばっかりなのに、もう先っぽからおつゆが垂れてきてますよ……?♡ 不知火、知ってます……♡ これが『我慢汁♡』っておつゆなんですよね?♡ 男の人が気持ちいいのを我慢している時に出てくるおつゆ……♡」
ぬちゃぁ……♡ ぬちゅっ……♡ ぬちっ……♡ ぬちゅぅ……♡♡
「うぁ……♡♡ あああぁぁぁ……♡♡♡」
「ふふ……♡ ぬるぬるしてますね♡ 手袋もこんなに汚しちゃって……♡ なんていやらしいんでしょうか……♡」
先端からとめどなくあふれ出たカウパー液が、不知火の純白の手袋に染み込んでいく。
『ぬちゅ♡ ぬちゅ♡』と卑猥な音を立てながら、その粘度を確かめるかのように、指の間で糸を引くそれを弄ぶ彼女の表情は嗜虐的で。
(そ、そんな表情されたら……♡)
ぞくぞくとした快感が込み上げてくる。
(お、俺は普通……のはず……♡)
提督は自らの心の内に芽生えたマゾヒズムを自覚してしまう。
それがまた快感となって股間へと伝わっていく。
「このおつゆのおかげで滑りが良くなって……♡ これなら簡単に──♡」
提督の胸の内でゴソゴソと動き出す不知火。
彼女は握り締めた肉棒を自らの股の間にあてがって──。
「えいっ♡」
ぱふんっ♡
くちゅっ……♡♡♡
挟み込んでしまった。
「やんっ♡」 「あ"っっ♡♡」
同時に上がる嬌声。
方や艶色の混じった甘い声。
それは男を悦ばせ、自らも悦ぶ甘い雌の鳴き声。
対して提督の口から飛び出したのは、情けの無い呻き声。
か細く短い泣き声は、年頃の雄が上げるにはあまりにも弱々しく。
そんな二人の関係を表すかのように、彼は少女のされるがままになっていた。
「司令のココ♡ お股で挟んじゃいました……♡ はぁ……♡ 硬くて、熱くて……♡ こう、すりすりすると……♡ んっ……♡ 不知火も少し気持ちよくなっちゃいます……♡ でも、司令のおちんちんはもっと気持ちいいみたいですね……♡ すりすりしてあげただけでビクビクしてます……♡」
「しらぬいぃ……♡♡ ああぁ……♡♡♡」
「司令ったら女の子みたいな声出して……♡ もしかして司令はマゾヒストなんですか?♡」
「ち、違うっ!♡ おれはマゾなんかじゃっ……♡」
「へぇ……そうですか……♡」
「うぁ……♡♡ ああぁぁぁ……♡♡♡」
すりすり♡ すりすり♡
「じゃあどうしてこんなにも気持ちよさそうに喘いでいるんですか?♡ 不知火が足を交互に動かしただけで、そんなに切ない声を上げて……♡ おちんちんだってびくびく震えてます♡ 司令、やっぱりマゾなんじゃないですか……?♡」
ぬちゅ……♡ ぬちゅぬちゅぬちゅ……♡
「あ"っっ♡♡♡ ちがうぅぅっ♡♡♡ おれ、マゾなんかじゃないぃぃぃっっ♡♡♡ 不知火が動くたびに、すべすべのスパッツが擦れてぇ……♡♡♡ 俺の弱いところぉ……全部責めてくるからぁ……♡♡♡」
ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ♡♡♡
「へぇ~……♡ じゃあ、司令は……♡ 司令が気持ちよくなって女の子みたいな声をあげちゃってるのは……♡ スパッツに包まれた、スケベなおつゆ溢れる不知火のお股がえっちすぎるせい……♡ そう仰るのですね?♡
彼をロープで縛った張本人である不知火が、提督に抱きついたまま見せつけるように腰を前後に揺らす。
その腰の動きに合わせて、彼女の太ももと秘所でできた魅惑の三角地帯に包まれた肉棒が擦られていく。
ぬりゅ♡ ぬりゅりゅりゅ♡♡♡
くちゅっ♡♡ くちゅっ♡ くちゅっ♡
「うぁっ!♡ ああぁぁぁっっっ♡♡♡」
「うーん……♡ こうやって『ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡』って優しく腰を打ち付けてあげただけで、情け無い声を上げながらおちんちんをビクビク震わせるのは、やはりマゾヒストとしか思えません……♡」
「だからっ!♡ そんなんじゃないってぇ……!♡」
「本当ですか……?♡ だったら……♡」
不意に『ぴたり♡』と動きを止めた不知火。
彼女は身体を密着させたまま、耳元に顔を近づけて、そっと囁くように告げる。
「ねぇ司令……♡♡ もし本当にマゾじゃないのなら……♡ 我慢できますよね?♡ このままずっと動かなくても……♡」
彼女の両手は提督の胸元へ。
そして、まるで『の』の字を描くように、ゆっくりと撫で回していく。
服の上からとはいえ、彼女の手つきはいやらしく。
じっくりと時間をかけて焦らすような動きに、提督は興奮を抑えられない。
(こ、こんなの耐えられない……♡♡)
そんな考えを見抜くように、再び彼女がそっと耳元で囁いた。
「やっぱりイきたいですか……?♡」
ぞくりとするような声色。
反射的に背筋が震える。
それと同時に、訪れたのは自分の弱点を全て把握されたような感覚。
「こうやって……♡ きゅっ♡』って足をクロスしてあげれば……♡ はいできました♡ 司令専用の不知火特製えっち穴です♡♡」
不知火の両足によって作られた擬似的な膣。
それは肉棒を包み込み、『ぐにゅりっ♡』と淫らに形を変える。
柔らかく暖かい肉壁が肉棒を締め上げてくる感覚に、提督は思わず声を洩らしてしまう。
「あ"っ……♡」
「ふふ……♡ もう我慢できないんですか?♡ いいですよ?♡ 思いっきり腰振っても♡ その代わり、司令がご自身のことを『マゾ♡』と認められたらの話ですが……♡」
「だ、誰がそんなことっ♡♡」
「……そうですか♡」
強がってはみたものの、じんわりと肉棒を包み込む肉の柱は暖かく、腰を動かさずとも心地いい快楽を提督は享受してしまう。
それに──。
(うっ……♡ ま、また……♡♡)
不知火の愛液がスパッツに染み渡り、彼女の柔らかい太ももの感触をより鮮明に伝えてくる。
「んふっ……♡ しらぬいっ……♡」
「……あら?♡ どうしましたか?♡」
思わず名前を呟いた提督の声に反応した不知火の身体が僅かに揺れた。
その僅かな揺れさえも、今の彼には強い刺激となって襲いかかる。
「うぐっ……♡♡」
「うふふ……♡ どうしたんですか?♡ 黙ってちゃわかりませんよ?♡」
声の振動で発生した微弱な震え。
そんな僅かな蠕動《ぜんどう》が提督の身体を弄び、精神を蝕んで、彼の劣情を際限なく掻き立てていくのだ。
(も、もし、マゾって認めて……♡ 思いっきり腰を動かしたら……♡)
頭の中で膨れ上がっていくのは、ただ本能のままに腰を振りたいという浅ましい欲求。
ここで不知火に懇願してしまえば、自分は楽になれるだろう。
しかし、それではダメだと自分の中の理性が叫ぶ。
(俺はマゾじゃない……♡ マゾじゃないんだからぁ……♡)
必死に自分に言い聞かせても、下半身からはどんどん力が抜けていき、代わりにこみ上げてくる熱い感覚は増していくばかり。
(だめだめだめぇっ!!♡ こんなかっこ悪いところ見せられない♡♡ し、不知火だって初めてって言ってるんだから、俺がリードしてあげないと……♡♡)
「はぁ……♡ はぁ……♡」
「司令……♡♡ もう我慢しなくていいんですよ?♡」
甘い囁きと共に耳元を撫でる吐息に、ゾクリとした感覚が背筋を走る。
同時に、股間へと意識を集中させてしまう自分が情けない。
「ほら司令……♡ 思いっきり……♡ 腰、動かしたいんですよね?♡ えっちなおつゆで『ぬるぬる♡』になった不知火のお股で、いっぱい『ずりずり♡』して気持ち良くなりたいんですよね?♡」
耳を塞ぎたくなるようないやらしい声。
禁断の誘惑。
それは、一度でも堕ちてしまったならば二度と戻れない奈落の底。
不知火との関係性が交際一日目にして、はっきりしてしまう。
もし不知火に懇願すれば、どちらが立場が上で、どちらが下か。
考えるまでもない。
しかし、それを考えるだけでぞくぞくとした快感が背中を駆け抜けていく。
『自分はマゾじゃない♡』
そう必死に否定するものの、頭の中は淫らな妄想でいっぱいになっていく。
(うぁぁ……♡ ああぁぁ……♡♡♡)
そのどれもこれもが、不知火に責められる妄想。
不知火にいいように弄ばれる被虐妄想。
深層心理に押し込められた自らの願望を映し出した夢のような光景。
(もう限界だぁ……♡♡)
提督はゆっくりと口を開く──。
「わ、わかった♡ 認める♡ 俺は……マゾ……です……♡」
二人の立場をはっきりとさせた決定的な瞬間。
不知火が上、提督が下。
二度と覆ることのない序列。
提督の敗北宣言とも取れる発言を聞いた不知火は、わなわなと全身を小刻みに震わせながら、上気した頬を緩め。
三日月のごとく細められた瞳で彼を見つめ、歪んだ口元を開いた。
「──やっと素直になってくれましたね♡」
待ち望んでいた答えを得て、うっとりと恍惚の表情を浮かべる不知火。
そんな少女を見て、提督の背筋にはゾクゾクとしたものが走る。
今まで味わったことがないような不思議な感覚だった。
困難な任務をこなした達成感や、部下が目覚ましい成績を納めた満足感ではない。
もっとこう、ドロドロとした、人間の本質的な部分を逆撫でするような感情。
「ふふっ……♡」
突然、不知火の柔らかな唇が提督の唇に触れた。
そのまま舌を差し込まれ、口内を舐め回される。
提督は驚く間もなく、舌までも絡め取られてしまう。
「んちゅ……♡」
「んんっ!?♡」
不知火に唇を奪われている。
そう知覚した瞬間、全身から一気に力が抜けていってしまう。
膝から崩れ落ちそうになるものの、ロープで吊られているせいで倒れることができない。
全身を不知火に預けることになってしまい、必然的に肉棒への圧迫感が増すことになる。
「ん"っっ♡♡♡ んんんんっっっ♡♡♡」
「んちゅっ♡ はぁ♡ ちゅぱっ♡ れろぉ♡ ちゅぅぅ♡♡ ちゅぱぁ♡ ちゅるるるるぅ♡♡♡」
更に激しくなる不知火の口吻。
唾液をぬりたくるように唇で食《は》まれ。
魂ごと引き抜かれるように舌を吸い上げられて、口腔内を蹂躙されていく。
舌を絡め合う度に『くちゅくちゅ♡』という音が脳髄に響き、まるで捕食のような不知火の激しいキスは、提督との身長差を一切感じさせない。
下から吸いついているはずの彼女の方が、むしろ上から一方的に提督の口を犯しているのではないかと錯覚するほど。
(やばい……♡♡ き、気持ちいい……♡♡ なんでこんなに上手いんだ……♡♡♡)
そんな疑問も全て彼女の舌に舐め取られていき、思考能力さえ奪われていく。
やがて、長い接吻を終えた頃には、すっかり蕩けきった顔の提督が出来上がっていた。
そんな彼の顔をじっと見つめながら、不知火はそっと告げる。
「司令?♡ 腰、動かせ♡」
提督の頭の中を不知火の低い声が駆け巡った。
それは脳の中枢を刺激して、提督の身体の自由を奪う薬のように作用する。
「あ……♡ あ……♡」
「聞こえませんでしたか?♡ もう一度言ってあげます……♡
腰、動かせ……♡」
「はひっ!♡ ひぃぃ!♡♡」
提督の身体がガクガクと震え出す。
既に彼の身体は快楽に支配されており、もはや抵抗する気力もないようで。
不知火にじっと見つめられる中、彼はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
ぬちゅっ……♡ くちゅっ……♡
(こ、こんなのおかしいってわかってるのに……♡ なんで♡ なんで♡ なんで逆らえないんだ……♡♡♡)
心の中でいくら否定しても、現実は変わらない。
自分の意思とは関係なく腰が動き、肉棒が彼女の股の間を前後していく。
その動きに合わせて、『ぐちゅぐちゅ♡』と卑猥な水音が響き渡る。
提督の肉棒は既に限界まで勃起しており、あふれ出した先走り汁と不知火の愛液により一切の抵抗がなく、痛みは全く感じない。
それどころか、肉棒が擦れる度に電流のような快感が身体中を駆け巡り、頭が真っ白になる程の強烈な快感に襲われてしまう。
「んふっ……♡ あっ……♡ あんっ……♡ 司令……♡ きもちいいです……♡」
それは不知火も同じだったようで、ガチガチに張り詰めた肉の傘が、膣の入り口を擦ると甘い声を漏らしていた。
その声を聞いていると提督も興奮してくるのだが、今はそれ以上に快楽の方が勝ってしまう。
(うぅ……♡ こんなはずじゃなかったのに……♡)
「んっ……♡ ふぅ……♡ どうですか?♡ マゾだと認めた気分は……♡」
「はぁ……♡ はぁ……♡ お、俺はマゾなんかじゃ……」
「ふふ……♡ そうですか♡ ではこれは何でしょうか?♡」
そう言って不知火が視線を落とした先にあったのは、ビクビクと脈打つ提督のペニスと、それを包み込むようにして密着したスパッツ越しの女性器と太もも。
「うぐぁ……♡ あっ……♡ うぅ……♡」
「クスクス♡ やっぱり司令はマゾヒストなんですね……♡ ほら♡ もっとちゃんと腰振ってください?♡ 部下である不知火に司令の情け無くてよわぁい姿を晒してください?♡」
抱きしめられたまま耳元で、甘く淫らな声を囁かれてしまえば、全身の神経を直接撫でられているような感覚に、提督の身体は否応なく反応してしまう。
「うっ……♡♡ うぐぅ……♡♡♡」
「ほら司令♡ 腰をへこへこ動かしてみてください♡ ほら?♡ へこ……♡ へこ……♡ クスっ♡ 声に合わせて腰が動いちゃってますよ?♡ へこ♡ へこ……♡ 童貞さんらしい情け無い腰振りです♡ かわいいですね♡ クスクス♡」
「な、なんでそれを♡♡ あ"っっ……♡♡ で、でも不知火だって初めてだって……♡♡」
「はい♡ 初めてですよ?♡ だからこうやって練習してるんじゃないですか……♡」
今度は不知火の方が腰を前後に揺すり始めた。
その度に『ぬちゅぬちゅ♡』という音が響き渡り、互いの性器をよりはっきりと擦り合わせる形になってしまう。
「あ"っっっ♡♡ しらぬいっっっ♡♡♡ だめっっ♡♡ だめっっ♡♡」
「ですが、司令と不知火には決定的な差があります……♡ それは決して埋まることのない力の差……♡ 初めて同士なのに、なんでこんなにも違うんでしょうか……?♡」
「そ、そんなの知らないよぉぉっ♡♡♡ し、しらないからぁっ♡♡♡」
「くす……♡ 本当に何も知らないんですね……♡ なら教えてあげます♡」
そう言うと、不知火は腰をくねらせるようにして上下左右に動かしはじめた。
その艶めかしい動きは、あっという間に提督を追い詰めてしまう。
「司令がマゾだからです……♡ マゾの司令とサドの不知火♡ それが二人の間にある絶対的な差なんです……♡」
そう囁きながら、不知火は更に強く提督を抱きしめる。
そのまま今度は、彼女自身の股間を押し付けながら小刻みに腰を動かし始めた。
「うぐっ……♡♡ ち、ちがう……♡♡ おれはマゾなんかじゃない……♡♡ マゾじゃないんだぁぁ……♡♡♡ んひぃぃぃ♡♡♡」
自分に言い聞かせるように必死に否定する提督だが、その弱々しい声はかえって不知火を喜ばせるだけ。
提督の喘ぎ声をオカズに、不知火もどんどん高まっていく。
「まぁ、城攻めをしたことがない兵士と、攻められたことのない城みたいなものですけどね♡」
「お、俺はそんなんじゃ……♡」
「はいはい♡ そういうことにしておきましょうか♡」
そう言いながら不知火は股間からはみ出た肉棒の先端を指先で優しく撫で回す。
それだけで、敏感になった亀頭には耐え難いほどの刺激が走る。
「んぎぃっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ やめっっ♡♡♡」
「それじゃあそろそろイッちゃってください?♡ お股に挟まれたまま情けなく『ぴゅっぴゅっ♡』って射精して、無様に敗北宣言しちゃってくださいね?♡」
そう囁かれた瞬間、腰の奥から耐え難い奔流が湧き起こる。
提督の全身を駆け巡った熱い衝動はそのまま一点へと集中していき──。
「はーい♡ ぴゅっぴゅ~♡ どぴゅどぴゅどぴゅ~♡ びゅるびゅるびゅる~♡♡」
不知火の声に誘われるように精子達が──。
ぶびゅっっっ♡♡♡ びゅるっっっ♡♡♡ びゅっっっ♡♡♡ びゅるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ どびゅるるるるるるるるるるぅぅぅ♡♡♡ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるぅぅぅ♡♡ びくんっっっ♡♡ どぷっっ♡♡ びゅるるるるぅぅ♡♡♡ どびゅるるるるるるるる♡♡♡ びゅっっっ♡♡ びゅっっっ♡♡ どっぷっっっ♡♡♡
「ん"っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡」
不知火の柔らかな太ももに挟み込まれ、『ぬるぬる♡』とした感触と共に左右に上下にと擦られて。
『きゅっ♡』と締め付けられながら、前後に腰を動かされば我慢なんてできるはずもない。
それどころか、射精の最中も不知火の腰は止まることなく動き続ける。
『ぬちゅっ♡ ぬちゅっ♡』といやらしい水音を立てながら、何度も何度も何度も──。
耳元で不知火に『ぴゅっぴゅ♡ ぴゅっぴゅ♡』と囁かれながら腰を打ち付けられる度に、提督は情けない声を上げ、先端からは残滓を吐き出していた。
尿道の精液ですらも一滴残らず、強く締め付けられた股が搾り出していく。
そうして吐き出された白濁液が、床に真っ白な水たまりを作ってしまっていた。
ぴゅっ♡
「……はぁ♡ そろそろ打ち止めでしょうか?♡」
耳元で囁かれる声に背筋が震えるほどの恐怖を感じると共に、言いようのない幸福感が提督の胸を満たしていた。
「し、しらぬい……♡♡ もう……♡♡♡」
「ふふ……♡ これでわかりましたか?♡ 司令と不知火の今の実力差が♡ 圧倒的な力の差というのを……♡」
そう告げられても、提督はもう何も答えられない。
ただただ身体を震わせながら、与えられる快楽を享受することしかできず、歯を食いしばりながら甘い吐息を漏らすことしかできない。
彼が精を吐き出している間ずっと、目を離すことなく彼の顔を観察していた不知火が、そっと提督の耳に唇を寄せた。
「司令は本当に弱いマゾですね……♡」
その言葉だけで、ビクつく身体。
そんな提督を嘲笑うように、不知火は言葉を続けた。
「くす……♡ まさかここまでとは思いませんでしたよ……♡ 少し擦っただけなのに、おちんちんから何回も『ぴゅっぴゅ♡』して……♡ 司令の主砲は耐久面に少し不安を抱えているようです……♡ これでは不知火の膣内《なか》に挿れた瞬間に暴発してしまうことは目に見えています♡ そこで一つ提案なのですが、司令がしっかりと耐えられるように練習をしてみるというのはどうでしょうか?♡ 司令がしっかりと耐えられるようになったら、挿れてあげるということで……♡」
耳元で囁かれた言葉に、提督の身体が大きく震えた。
それは恐怖によるものなのか、それとも期待によるものなのか……。
そんな彼の様子を気にすることなく、不知火は返事を待たずに続けた。
「無言は肯定ということで♡ それでは早速始めましょうか……♡ 司令のココもお待ちかねのようですし♡」
きゅっ♡
純白の手袋に包まれた不知火の手のひらが、射精直後の敏感な亀頭に被せられた。
「はうっ♡♡♡」
「司令?♡ 声はなるべく我慢してください?♡ 一応、これは訓練なので……♡ あと、不知火の目を見てください♡ いいですね?♡ もし目を逸らそうとしたりしたら……♡♡♡」
「……ッッ♡♡♡」
「ふふ……♡♡ いいお返事です……♡ では……♡」
最初は触れるか触れないかの力加減で、ゆっくりと亀頭表面を撫で回していく。
『サラサラ♡』と手袋の生地が擦れ合う音が部屋に響く中、提督の口からは小さく声が漏れていく。
もどかしい感覚に身悶えしつつも声を噛み殺す提督を見て、不知火の顔に笑みが浮かぶ。
「クスっ……♡ 言いつけを必死に守ろうとする司令のお姿、とっても素敵ですよ♡」
にっこりと微笑みながらも、手の動きは次の段階へと進む。
徐々に力が込められる手のひら。
それはゆっくりと窄まって、甘く亀頭を締め付けていき、やがて『ぴったり♡』と密着した。
「は~い♡ なでなで……♡ よしよし……♡ なでなで……♡ よしよし……♡ いい子ですね~♡ 司令のおちんちんさんはとても良い子です♡ だからいっぱい褒めてあげま~す♡」
優しく語りかけられながら、窄まった手のひらでじっくりと撫でられるとたまらない。
決して激しい動きではないのに、その一つ一つの動きが的確に気持ちいいところを突いてくるのだ。
(ああ……♡♡♡)
「司令~?♡ お手々でなでなでされるのきもちぃですね~♡ こうやってゆっくり撫でてあげるだけで……♡ あはっ♡ ほら、もう我慢できなくなっちゃったおちんちんが、みるみるうちにフル勃起……♡ 不知火のお手々に甘えたくて甘えたくて仕方がないって感じです♡ ほら、おちんぽさんが『もっと気持ちよくなりた~い♡』っておねだりしてますよ?♡ ひくひく♡ ひくひく♡ 手のひらの下で震え出しちゃいましたよ~?♡ かわいいですね~♡ よしよーし♡ 不知火のお手々はここですよ~♡」
すりゅすりゅ♡ くりゅくりゅ♡ きゅっきゅっ♡♡
亀頭の表面を優しく撫で回す不知火の手のひら。
上質な生地で出来たそれは、触れたものの感覚を手のひらに間違いなく伝えていく。
故に、肉棒を責めるにはうってつけだった。
丁寧に織り込まれた繊細な繊維の一本一本が、表面を滑り刺激を与えていく。
そんな極上の手袋で亀頭を磨かれれば、我慢などできるはずもない。
「あっ……♡♡♡ あひっ♡♡♡」
「あら……?♡ もうお声出ちゃうんですか?♡ 仕方のない人ですね……♡」
そう言いながらも嬉しそうに笑う不知火。
「でもまだダメですよ~♡ もっともっと我慢しないと♡ これは司令のおちんちんが我慢強くなるための大事な訓練なんですからね~?♡ 気持ちよくならないように頑張ってくださいね~♡」
そう告げると、再び提督の亀頭を磨き始めた。
手袋越しの愛撫という今まで経験したことのない快感に襲われて思わず腰が引けてしまう提督。
しかし、それを許さないとばかりに不知火が『ぎゅっ♡』と抱きつく腕に力を込めた。
「おっとっと……♪ ダメじゃないですか司令……♡ 逃げちゃダメですよ?♡ 忘れたんですか?♡ 不知火の腕はもう一本あるんです♡ 梁に吊るされた司令なんて片腕で十分捕まえられますから……♡ それにこうして抱き着いていれば逃げられないでしょう?♡ いくら暴れても無駄ですからさっさと諦めてください♡ もっとも、今の司令がどれだけ頑張ったところで逃げ出すことなんてできないと思いますけどね……♡」
亀頭を手のひらの窪みで撫で回していた不知火の手は、今度は裏筋を爪を立ててなぞっていく。
カリ首まで辿り着いたところで指を離せば、提督の口から小さく声が上がった。
そのまま指先はカリ首をこちょこちょとくすぐるように引っ掻き始めていた。
もちろん亀頭表面に押し付けられた手のひらはそのままで。
時折、柔らかいピンク色の先端を押し潰して弄んでいた。
「あ"っっ♡♡ ん"っっっ♡♡♡ あひっっっ♡♡♡」
「ほ~ら……♡ そんなイモムシみたいにくねくねしてないで、ちゃんと不知火の目を見てしっかり我慢しましょうね~?♡ じゃないと~……♡」
「お仕置きしちゃいますよ?♡♡♡」
ニンマリと笑みを浮かべながら告げられた言葉とは裏腹に、彼女の亀頭をいじめる手つきはひどく優しいものだった。
「あらら……♡ 司令のおちんちんは『お仕置き♡』って言葉に反応しちゃったみたいですね♡ ぴくんっ♡ びくんっ♡ って震えてます♡ もしかして期待してるんですか?♡ それとも怯えているんでしょうか?♡ まっ、とろとろに蕩けたお顔を見れば一目瞭然ですけど♡ それじゃあ、次の段階です……♡」
『耐えられるのかな~♡』なんてクスクス笑いながら、不知火は手袋をはめた指で輪っかを作り、そこに亀頭をあてがった。
「ぐりぐり……♡ ねじねじ……♡ ほら、どうですか?♡ 不知火の指の輪っかを女の子のおまんこの入り口だと思って想像してください♡ 今からこのせまぁい入り口を……♡ ゆっくり♡ ゆっくり……♡ 押し広げながら……♡ おちんぽさんを挿入していくんですよ?♡ ほら……♡ ほら……♡ ほぉらぁ~……♡」
「あひっっっ♡♡♡」
「ふふ……♡ だからそんなに腰を引こうとしても無駄ですって♡ 大丈夫ですよ、司令♡ これは訓練なんですから、ちゃぁんとお勉強して『つよつよちんぽ♡』に
育てましょうね♡ そのためにはまず、指でできた偽物まんこの入り口なんかに負けちゃダメです♡ しっかりと踏ん張らないと……♡」
ぬちゅ……♡ ぐちゅっ……♡♡ にゅりにゅり……♡♡
ゆっくりと、だが確実に押し込まれていく亀頭の先端。
そしてとうとう亀頭の半分くらいまで指の輪っかがくぐったころで、不意にその動きが止まった。
「ふふ……♡ 司令?♡ 気持ちよかったら、声出してもいいですよ♡ だってここは司令のお部屋なんですから♡ 司令が好きにしていい場所なんです♡ だから変ですよね?♡ お声を我慢させられてるのって……♡」
「うぁっ……♡ あぁぁ……♡」
不知火の低く甘い声で囁かれる誘惑の言葉。
提督の耳から脳内へ、ねっとりと染み込んできたそれは、彼の思考をゆっくりと溶かしていく。
頭の中で不知火の言葉がぐるぐる回り始めた。
その言葉の意味と課せられたルール。
相反する二つのもの。
どちらが正しいか、しっかり考えようと思考を巡らせたところで、逆に頭が真っ白になっていく。
提督のことを上目遣いでじっと見つめる不知火が、指の輪っかにひねりを加えたからだった。
亀頭の中腹で『ぐりぐり♡』と回転する指先が、提督の逡巡を蹴散らしていく。
そんなところへ──。
「さあ、司令……♡ 声を聞かせてください♡」
「お"っ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ あひぃぃぃっ♡♡♡ あぁぁぁぁぁっ♡♡♡」
優しく囁かれてしまえば、我慢できるはずなどなかった。
タガの外れたように口から喘ぎ声が溢れ出す。
一度決壊してしまえば、もう止まらない。
「くすくす……♡♡ 上手に情け無いお声が出ましたね~♡ 司令はこれが我慢の訓練ということもお忘れになって、ただただ気持ちよくなることに必死のご様子……♡ そんなんじゃ立派な『つよつよちんぽ♡』にはなれませんよ?♡ もっと頑張ってくださ~い♡ 頑張れ♡ 頑張れ♡ がんばれ~♡♡」
耳元で囁くように告げられる言葉は、脳に直接響き、甘い痺れとなって全身を駆け巡っていく。
『頑張れ♡』という言葉に合わせて、指のリングがゆっくりと動き出す。
「あぁ~……♡ ほらほらぁ……♡ 偽物まんこの入り口にどんどん入っていきますよ~?♡ にゅぷにゅぷ……♡ にゅぷっ♡ ずりゅっ♡ ぐりぃ……♡ あはっ♡ あははっ♡♡ ごめんなさい♡♡ 指の隙間に亀さんを通されただけで、全身震わせて汗かいちゃうほど感じちゃってる司令がおかしくて……♡♡ ついつい笑ってしまいました♡ でも仕方ないですよねぇ?♡ だって司令はぁ……♡ 男の子なのにぃ……♡ 女の子みたいな情けない声あげて♡ しかも、ただ指先の隙間に亀頭をねじ込まれてるだけなのに……♡ 頭バカになっちゃうくらいに気持ちいいんでしょう?♡ 気持ちいいんですよね?♡ そうですよね?♡」
囁き声と共に、指が動く。
そこにもはや情け容赦はなかった。
一気にずり降ろされた指の輪っかが、カリ首を『ごりっ♡』と抉りながら通過したかと思えば、今度は逆向きにカリをめくり上げつつ戻っていく。
亀頭にはめられた指のリングが、『ぶりんっっ♡♡ ぶりんっっっ♡♡』と、何度も何度も肉の傘を無理やり押し広げては戻される。
カリの溝に巻き付いた指先が、『ぐりんっっ♡♡ ぐりんっっ♡♡』と時折回転しながら擦り上げる。
さらに追い打ちをかけるかのように、他の余った指が裏筋を『さわっ……♡』と撫で上げた。
そんな強烈な刺激に晒されて、耐えられるはずがない。
「お"っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡ それダメっ♡♡♡ むりっ♡♡♡ もう無理っ♡♡♡ イぐっ♡♡♡ イグっ♡♡♡ もうイッちゃいますっ♡♡♡」
「あははっ♡ ごめんなさい、司令♡ 司令をいじめるのが楽しくて、不知火が我慢できませんでした♡ 司令の『よわよわちんぽ♡』、イカせちゃいます♡♡ 我慢しないで気持ちよくなってくださいね~♡ って、我慢なんてさせませんけど~♡ はい、びゅ~♡ びゅ~♡ びゅ~っ♡♡♡ お手々まんこに甘々お漏らししましょうね~♡ はい、ぴゅっぴゅ~♡ お射精ぴゅっぴゅ~♡♡♡」
「や、やめ……♡ あ"っっ♡♡♡」
「ぴゅっぴゅっぴゅ~……♡♡♡」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"ああぁぁぁぁぁ♡♡♡」
どぴゅっっっ♡♡♡ どくんっ♡♡ ぶびゅるるるるるぅぅぅっっ♡♡♡ ぶびゅるるるるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ どぷんっっ♡♡ どぷんっっ♡♡ どっぷんっっ♡♡ ぷっぴゅっっっ♡♡ びゅるっっっ♡♡♡ びゅっっっ♡♡♡
勢いよく吐き出された精液は、白い手袋に包まれた不知火の手のひらに受け止められた。
しかし、勢いを殺しきれずに一部の白濁液はこぼれ落ち、床に点々とシミを作っていく。
ぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡
ぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡
しかし、不知火の指輪っかは止まらなかった。
精液が出なくなってもなおカリの段差をこすり続けていた。
「お"っっっ♡♡♡ あ"っっっっ♡♡♡ じらぬい"っっ♡♡ もうイッたから♡♡ 出したからっっ♡♡」
しかして、彼女の指は止まらない。
それどころか、『だから?♡』といった表情で薄ら笑いすら浮かべていた。
「司令♡ 知ってますか?♡ 男の人って、こうやって先っぽだけをいじめると、とっても可愛い顔になるんですよ♡ くちゅくちゅくちゅ~♡ ちゅこちゅこちゅこ~♡」
「あ"っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡ ひっっっ♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡ なんかっっ♡♡ なんかくりゅっっっ♡♡♡」
「あら、そうですか?♡ それは良かったですね~♡ もっといっぱい感じていいんですよ~?♡ お精子作ってください♡ おちんぽさんの中に溜まったえっちな液体をぜ~んぶ吐き出してくださいね~?♡ ほらほらぁ……♡」
「ひっっ♡♡♡ じらぬい"っっっっ♡♡♡ ほんとやめでっっっ♡♡♡ なんがっっっ♡♡♡ ぐりゅっっっっ♡♡♡ あ"っっっっ♡♡♡」
どぷっ……♡♡ とぷっ……♡♡ とぷっ……♡♡
「あっ……♡ 司令のおちんぽさんがビクビクしてますよ……♡ また出ちゃいましたね?♡ そんなに気持ちよかったんですか?♡ じゃあもう一回だけ出しちゃいましょうか?♡ ほらほらほらぁ……♡」
「まっっっ♡♡♡ まっで♡♡♡ これちがうっっっ♡♡♡ なんかじゃないっっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あぁぁぁぁぁ♡♡♡」
びくっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ ぴくんっ♡♡♡ びくびくんっっ♡♡♡
ぷしゃぁぁぁぁ……♡♡♡ ぷしゅぅぅぅ……♡♡♡
連続して三度目の絶頂を迎えさせられた提督の尿道からは、先ほどより少しだけ薄い色をした半透明な液体が噴き出す。
それが何なのかは、言うまでもないだろう。
それでも、不知火の手は止まらない。
「司令?♡ 大丈夫ですか~?♡ まだあと一回、残ってますからね~♡」
「も、もう、許して……くれ……♡」
「ダメですよ、司令♡ これは訓練なんですから、ちゃんと最後までやらないと……♡ それに、我慢できなかったのは司令ですよね?♡ それ相応のバツは受けないと……♡ 出来の悪いダメダメおちんぽには身体で覚えてもらわないといけませんからね~♡ は~い、ちゅこちゅこちゅこ~♡ くちゅくちゅくちゅ~♡ お潮びゅーびゅー♡ 女の子みたいに可愛くお漏らししましょうね~♡」
「お"っ♡ ま"っ♡ やべっ♡ それだめっ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡」
ぷしゃっっっ♡♡♡ ぷしゃあああああぁぁぁぁ……♡♡♡ ぷしっ♡ ぷしっ♡ ぷしっ……♡ ぷしっ……♡
「くすっ……♡ 司令ってば、本当に可愛らしいですね……♡ そんな反応されるともっと虐めたくなっちゃいます……♡♡ ほらほらぁ……♡♡ もっとぴゅっぴゅっしましょうね~♡」
「あといっかいって♡♡♡ いっかいっていったのに♡♡♡ ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ああぁぁぁぁぁ♡♡♡」
「お声出してもいいって言いましたけど、ちょっとうるさいですよ~?♡ はい、ぴゅっぴゅ~♡ 指に負けてお潮ぴゅっぴゅ~♡」
「んお"お"お"お"お"お"お"お"お"♡♡♡」
ぷしゃあああああぁぁぁぁ♡♡♡ ぷしゃあああ♡♡♡ ぷしゃっっっ♡♡ ぷしっっ♡♡ ぷしっ……♡
「あははっ♡ やっぱり司令にはマゾの資質が備わってたみたいです……♡ 手袋越しの指先で『ちゅこちゅこ♡』されただけで、こんなにたくさん『ぴゅっぴゅ♡』して……♡ それなのに、一向に小さくならない……♡ はぁ♡ 素敵です……♡ ほんと、最高です♡ 不知火と司令は相性抜群です……♡ あぁ、この先楽しみですねぇ♡
これからどんな風に調教してあげましょうか……?♡ きっと司令も喜んでくれますよね……?♡ だってこんなにも気持ちよさそうに喘いでますもんね……♡」
「うぐっ……♡ ひうっ……♡」
「ほらほらぁ……♡ 休んでないでもっと頑張ってください……♡ この程度でへばっていてはこの先持ちませんよ?♡ ふふっ……♡」
「む、むりっ……♡ もう無理っ……♡」
「何が無理なんですか?♡ ほらほらぁ……♡ 早く出さないと終わりませんよ?♡ 全部出し切るまでずっとお潮ぴゅっぴゅってしてもらいますから……♡」
「あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ あ"っ♡」
びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡
ぷしゅっっ♡♡♡ ぷしゅっっっ♡♡♡ ぷしゃっっっ♡♡♡ ぷしっっっ♡♡♡
「ん~♡ さすがに出が悪いですねぇ……♡ でも司令ならもっと頑張れるはずです♡ だって不知火が愛する司令なんですもの……♡ もっともっともっと、不知火のために頑張れるはずです♡♡ あぁ、これが愛なんですね……♡ 好き、好きです……♡ 大好き……♡ 大好きです……♡ 司令のことが大好きなんです……♡ もうこの不知火、止まりませんし止められません♡♡ 司令のことを想うたびに、身体が火照ってしまうのです……♡ もうどうしようもないくらい、司令のことが大好きです……♡」
びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡ びくんっっ♡♡♡
ぷしゅっっ♡♡♡ ぷしゅっっ♡♡♡
「あぁ、司令も不知火のことが……♡♡♡ これが本当の愛です……♡ 相思相愛なのです……♡ やっと結ばれました……♡ 幸せです……♡♡♡」
びくっ……♡ びくびくっ……♡♡
「あっ……♡♡ またイったんですね……♡ 嬉しいです……♡ もっと、もっと、もっと、もっとぉ……♡♡♡ もっと気持ちよくなってください……♡ いっぱいいっぱい、出してくださいね~?♡」
ぷしゅっ♡♡ ぷしゅっっっ……♡♡♡
提督は何度も何度も絶頂し、潮を吹きながら。
ゆっくりと目を閉じていく。
薄れ行く意識の中、頭の中に反響するのは、興奮で上ずった不知火の発情しきった声だった──。
………
……
…