園崎魅音様 (Pixiv Fanbox)
Content
タイトル
園崎魅音の上履きの匂いでオナニーしているところを見つかったせいで足の匂いで調教されることになった僕が、蒸れ腋マスクと乳首責め手コキで性癖をぶっ壊されて、『魅音様♡』を崇拝することになった話。
プレイ概要 ※ネタバレ注意
プレイの種類:オナニー、臭い責め(上履き、ソックス足、生足、腋)、乳首責め、手コキ、指輪っかコキ、足コキ
ジャンルの種類:誘惑、色仕掛け、寸止め、オナニー強要
P1 下駄箱での背徳的な行為
上履きを嗅いでオナニー
P2 見ちゃった
幕間
P3 わかってるよね?
幕間、罰ゲームで上履きの匂いを嗅がせる
P4 じゃあシコれよ♡
上履きを嗅ぎながらオナニーさせる、足の臭いを嗅がせて射精させる
P5 甘美な記憶
足の臭いで射精させられた瞬間の回想
P6 誰の足の臭いだから勃ったのか。
理不尽な問い詰め、足の臭い嗅がされる、生足の臭いを嗅がされる、射精、足舐め、足で性癖を植え付けられる
P7 魅音の変化
精子処刑の足臭嗅がせマゾオナ強要
**サンプルここまで**
**ここからご支援者様向け**
腋での呼吸管理・臭い責め、乳首責め、手コキ、指輪っかコキ、尻コキ
P8 ババ抜きの敗北 ~ゲーム中に足で誘惑されて~
足での誘惑、机の下で足コキ、寸止め、焦らし、みんなの見ている前で射精、魅音を崇拝する
P9 エンディング ~魅音様の足下で~
顔面踏みつけ足舐めマゾイキ
【終わり】
【ボリューム】
・無料公開分合わせて約35,000文字
・AI挿絵:表紙含め10枚
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※今回の表紙は文中に挿絵として登場します。
##P1 下駄箱での背徳的な行為
上履きを嗅いでオナニー
放課後の学校──。
真っ赤に染まる夕陽が差し込む下駄箱が並ぶ静まり返った校舎の中で、自分の吐息だけが荒かった。
「はぁ……はぁ……」
部活のメンバーが帰宅したことは確認済だ。
辺りを見回しても誰もいない。
ひぐらしの鳴く音が自分の異常行為を際立たせるように、今この世で生きているのは自分一人だと思うほど人の出す音はせず、辺りは奇妙な静寂に包まれていた。
「んっ……♡」
誰もいない。
誰にも見られていないという安心感から、次第に大胆になっていく。
『園崎魅音』とネームプレートが掲げられた靴箱の奥に手を突っ込み、中に鎮座していた上履きを手に取って、それをまじまじと見つめていた。
中敷きは足の形に凹んでおり、奥の方に付着した黒ずみは彼女の足から染み出た汗が乾いて何層にも重ねられ、お世辞にもキレイとは言えないソレは汚れが結晶となったものに違いなかった。
普通の人であれば間違いなく嫌悪感を覚え、遠ざけるはずのもの。
しかし今の僕にとっては、そんな魅音の上履きこそが何よりの宝物に思えてならなかった。
ゴクリ……。
とうとう興奮を抑えきれなくなった僕は、恐る恐る、魅音の上履きを顔に近づけていく。
ぽっかりと空いた靴の入り口。
楕円形の穴の向こうから漂ってくるのは、魅音独特の香り。
さらに顔を近づけると、湿気を帯びた空気も感じられる気がした。
まるで彼女がそこにいて、今も足を中に入れているような……そんなありもしない錯覚に陥りながら、ひくひくと鼻を動かす。
下駄箱独特のカビ臭いような匂いや、靴の中に紛れたのであろう土の埃混じりの香りが混じっているものの、それらはすぐに魅音の体臭にかき消されてしまう。
「っっっ♡♡♡」
足の裏でかかれた汗や、皮脂の汚れが発酵した独特の匂い。
ブレンドされたフェロモンは甘酸っぱい匂いを放ちながら、本能に訴えかけてくる。
そのまま僕は上履きの中に鼻を押し付けて勢いよく息を吸い込んだ。
その瞬間、頭の中が真っ白になった。
「ん"ん"ん"ん"っっっっ♡♡♡」
魅音の足の匂い。
それは一言で表すと麻薬そのもの。
この秘密の変態行為を実行に移してからというもの、他のメンバーの匂いにも手を出していたのだが、魅音の発する匂いはそれらとは桁が違った。
狂ったように鼻を鳴らして臭いを嗅ぐ。
深呼吸の度に訪れる多幸感や恍惚感が、普段の生活では味わえない異次元のものであることを物語っていた。
しかしそれでも足りない。
魅音の上履きに鼻を押し付けながら、自らの下半身に手を伸ばす。
制服のズボン越しにもわかるほど膨れ上がったペニスを、無心に扱いていくうちにどんどん硬さが増していき、やがて快感が頂点に達するとそのまま果ててしまった。
まただ……。
またやってしまった。
射精後の倦怠感に包まれた瞬間、我に返った僕は急いで魅音の上履きを元通りに靴箱に戻すと、逃げるようにその場を後にする。
駆け足で帰り道を歩くうちにも、バクバクと鳴る心臓が収まることはなかった──。
………
……
…
##P2 見ちゃった
幕間
とんでもないものを見てしまった。
部室に忘れ物を取りに行こうとした時のこと、下駄箱で息を荒げる人影を見つけてしまったのだ。
あまりに突然のことに頭が混乱して動けなかった。
荒い息遣いが聞こえる中、ゆっくりと音のする方へ足を進めた私の目に飛び込んできたのは、私の上履きを鼻に押し当てて恍惚とした表情を浮かべる『翔ちゃん』の姿だった。
一体何して……。
声をかけるべきだったのだろうか──。
しかし私は、そんな彼を見て恐怖してしまっていた。
まるで何かに怯えているかのようにビクビクと身体を震わせながら、必死になって上履きに鼻を擦り付けるその姿はあまりにも異常だったからだ。
普段の様子からは考えられないその様子に背筋が凍り付く思いがしたが、それと同時に身体の奥底からゾクゾクとした熱い何かが沸き上がってくるのも感じていた。
結局翔ちゃんが満足するまでずっと見てしまう──。
やがて彼は上履きを元通りに靴箱に戻すと、逃げるようにその場を後にした。
私はその場にへたり込んでしまいそうだと思った。
心臓の音がまだうるさいくらいに鳴っているのがわかる。
翔ちゃんがあんな変態だったなんて知らなかった。
真面目で、ちょっとなよなよしてて、しっかりと支えてあげないと心配なタイプで、そんな翔ちゃんが……。
「あはっ……あははっ……」
乾いた笑いが込み上げてくる。
仕方ないじゃないか。
あんなの見せられて驚かない方がどうかしている。
でも、不思議と嫌悪感はなかった。
なんでだろう……?
いや、本当はわかっているのかも知れない……けど認めたくなかった。
翔ちゃんが私の上履きを嗅ぎながらオナニーをしたという事実に対して、気持ち悪いと言うよりも嬉しいと思ってしまっている自分を認めるのが怖かったのだ。
誰もいなくなった下駄箱で、自分の上履きの匂いを確認する。
さっきまで翔ちゃんが手に持っていたそれはほのかに温かかった。
すんすんすん……。
「うぇ……」
これがとてもいい匂いだとは思えない。
汗でじっとりと湿った酸っぱい臭いがするのだ。
鼻にツンとくるものがある。
だけど翔ちゃんはこの匂いを嗅いだ瞬間、股間を大きく膨らませていて……。
こんなコンプレックスとでも言えるほどの自分の匂いを求められているのだと思うと、たまらなく嬉しいと感じてしまう自分がいる。
もう認めざるを得なかった。
私はやっぱり翔ちゃんのことが好きなんだ、と。
帰路についた私の足取りは、どこか軽いものだった──。
………
……
…
##P3 わかってるよね?
幕間、罰ゲームで上履きの匂いを嗅がせる
翌朝──。
昨晩帰宅した後、私は双子の妹の詩音にそれとなく相談をしていた。
もちろん詳細までは話さない。
翔ちゃんがそんなことをしていたなんて他の人に知れたらそれこそ大事になるし、何より私の弱さを妹に知られたくなかった。
だから、それとなく。
本当にそれとなく、ちょっと変だった男の子の話をしたつもりだった。
それだけなのに、話を聞き終えた詩音はやけに納得がいったように頷いて見せたのだ。
『うーん……私にはよくわかんないけど、攻めて攻めて攻めまくるのが園崎魅音なんじゃない?』
みなまで言わないものの、詩音にはバレてしまっているようで。
そんな詩音のアドバイスを貰った私は、彼を『攻めて攻めて責めまくる』ことにしたのだった。
………
「今日の罰ゲームは翔ちゃんにけって~い!」
一番早く帰る準備をして廊下に出た人が勝ち。
そんな他愛もないゲームでも真剣にやるのが『部活』の掟。
もちろん私もみんなも手を抜かない。
その結果、私が真っ先に廊下へ飛び出し、一方で翔ちゃんは他の学年の子たちよりも遅く廊下へ出ることになっただけのこと。
……翔ちゃんが先生に呼び止められるように、委員長の権限を使って裏工作しておいたことは秘密だ。
ともかく、私が勝って翔ちゃんが負けた。
負けたということは勝った者の言う事を聞かなければならないのが『部活』のルール。
「──じゃ、翔ちゃんには私の上履きの匂いを嗅いでもらおっかな~?」
私の提案した罰ゲームの内容を聞いた瞬間、周りのメンバーから一斉にどよめきと歓声が上がった。
『キツい』だとか『魅音は容赦ないな~』などと言った声が、そこかしこから聞こえてくる。
そんなみんなの反応の中、ただ一人だけは違った。
翔ちゃんだけが呆然としてこちらを見つめているだけだったのだ。
ふふん、まったくわかってないね。
園崎魅音は容赦しないよ?
「よっと……」
掛け声とともに椅子へと腰かける。
こうしてあげた方が、翔ちゃんにとって私がより魅力的に見える気がするから。
「それじゃ脱がしてよ」
私の一声で、立ち尽くしていた翔ちゃんがゆっくりと私の足元に跪いた。
緊張しているのか息づかいが荒い。
上履きに添えられた両手が震えている。
「あはっ……あははっ……」
思わず笑みがこぼれる。
翔ちゃん、本当に変態さんなんだなぁって改めて実感したから。
上履きの臭いを嗅がせるなんて普通じゃ絶対にしないし、それを罰ゲームにするなんてありえない。
だけど私はそんな周りの奇異の目を気にすることなく、翔ちゃんに向けて自分の足を向ける。
上履きの締め付けから解き放たれた私の足は、むわっとした湿気を放っているような気がして、みんなに見られていると思うと急に恥ずかしくなってきた。
翔ちゃんは恐る恐ると言った感じで上履きを手にとって顔の方に寄せると、大きく鼻から息を吸い込んだ。
すぅ~~~~……。
見ているみんなの悲鳴が上がる中、上履きの中に溜まっていた湿気と汗が翔ちゃんの鼻に吸い込まれていく様子を見せつけられて、私は密かに興奮していた。
匂いを嗅いだ翔ちゃんがびくっと身体を反応させて、痙攣するように全身を震わせるのがわかった。
それは間近で凝視している私にしかわからないくらいの微かな反応。
ふと翔ちゃんの顔を見れば、まるで陶酔しきったようにだらしのない表情をしていた。
そんな顔、みんなに見せていいわけがない。
ぎゅむっ……♡
「ッッッ♡♡♡」
私は、翔ちゃんの細い太ももにソックスの足裏を乗せて、彼の耳元に顔を近づけてそっと囁く。
「……みんな帰ったらまたここに戻っておいでよ♡ 全部知ってるんだからね……♡」
翔ちゃんの顔が真っ赤に染まったのは言うまでもなかった──。
………
……
…
##P4 じゃあシコれよ♡
上履きを嗅ぎながらオナニーさせる、足の臭いを嗅がせて射精させる
「――ちゃんと逃げずに来たんだ? えらいじゃん」
翔ちゃんが現れるかどうかは五分五分だと思っていた。
だから、来てくれたのは本当に嬉しかった。
「じゃあ……私の上履きを貸してあげるから、それの匂いを嗅ぎながら自分でしなよ」
突然の宣言に戸惑う翔ちゃんに向かって手招きをした私は、そのまま床を指さした。
「ここでやってみせて」
「なっ……!?」
慌てて顔が真っ赤になる翔ちゃんも可愛い。
そんな彼の様子に私は笑みを浮かべ、ゆっくりと続ける。
この場を支配しているのは間違いなく私……私なんだ。
自分に言い聞かせるように。
私は暗に、この前のことをみんなに言いふらすぞと匂わせていた。
「じゃないと罰ゲームにならないよ? それとも……逃げるつもり?」
効果は抜群だった。
目に見てわかるほど、ビクンと大きく身体を震わせた翔ちゃんは、驚くほど素直に私の前で跪いた。
椅子に座り、足を組んだ私の前で。
「さすが変態さん♪」
私の上履きに向かっておずおずと手を伸ばした翔ちゃんを見て、思わず笑みがこぼれた。
彼は従順だった。
命令すればどんなことでもしてくれると思った。
人一人を自由に扱う優越感に浸りながら、私は彼の痴態をじっと眺めてやることにする。
「ほら、早く」
両手で支えるように持った上履きをまじまじと見つめる翔ちゃんを急かすように催促をした。
上履きを脱いだ瞬間の、むわっとした空気が発散されて自分の方にまで臭ってくる。
決していい匂いではなかった。
「うくっ……♡ んっ♡♡」
意を決したかのように、翔ちゃんが鼻の頭を上履きの入り口へと突っ込んだ。
翔ちゃんのために、直前まで歩き回っておいてあげた上履き。
私の足の汗がたっぷりと染み込んだ上履き。
その中で翔ちゃんが鼻から息を吸い込む音が聞こえてくる。
「いい匂い?」
翔ちゃんが顔をしかめるのを見て、私は思わずほくそ笑んだ。
少なくとも、いい匂いなわけがない。
持ち主である私が自信を持って言える。
だが彼にとっては"いい臭い"なのだ。
「あははっ、私の上履きってそんなに臭い? でも、それがいいんでしょ?」
でも、どうやら翔ちゃんは素直になれないようだった。
思春期の男の子というのは何かと面倒なのだ。
素直に『はい』とは言えないらしく、首を横に振って必死に抵抗していた。
そんな翔ちゃんに、一つ鎌をかけてやる。
「……じゃあ、いつもシてるそれ、やめる?」
いつもなのかどうなのか。
私が見たのはあの一回だけなのでわからない。
でも、翔ちゃんにとってはいつものことだったらしい。
驚いたように目を白黒させながら、翔ちゃんは小さく呟いた。
「い……いえ……」
上履きの匂いを嗅ぎながらオナニーをする。
そんな変態的な行為をやめると言わないあたり、彼はもう後戻りできないところまで来てしまっているのかもしれない。
私はそんな彼の耳元でそっと囁いてやる。
「……じゃあシコれよ♡」
その瞬間、翔ちゃんは堰を切ったように上履きを嗅ぎながら股間をまさぐり始めた。
明らかに荒い息遣い。
上履きを持つ手もガタガタと震え、興奮しているのが丸わかりだ。
みんながいなくなった後の部室。
私達以外に誰もいないのがお墨付きの場所であるがゆえに、翔ちゃんは私の一言で完全にタガが外れて、股間のテントは天を衝くくらい大きくなってしまっている。
「あ~あ……♡」
わざとらしく溜息をついてみせると、翔ちゃんの震えが更に強くなるのを感じた。
そんな必死な姿を見せられたら、まるで悪い事をしてしまっている気がしてならない。
いや、これはれっきとした彼の罰ゲームなのだ。
悪いのは彼なのだ。
私は何も悪くない。
私は被害者。
悪いのは翔ちゃん。
「ほら、もっと嗅いで♡」
ぐぐぐ……♡
翔ちゃんの手から奪い取った上履きを、鼻の頭に被せてやる。
「んぐっ……♡♡♡」
「あはっ♡ 本当にやっちゃうんだ?」
私の嘲笑も耳に入っていないのか、彼は一心不乱に上履きの匂いを嗅ぎながら張り詰めたそれをズボンの上から擦り始めた。
間近で見せられる男の子のオナニーに、不覚にも私の心臓が高鳴り始める。
「違うでしょ? 誰がズボンの上からやれって言った? 早く全部脱げ」
口調が少し乱暴になってしまったかもしれない。
でも、これでこそ園崎魅音って感じがして、私自身もすごく興奮する。
いやまぁ、みんなに聞かれたらドン引きされそうだけど。
「ひっ♡ ひんっっ♡♡」
翔ちゃんが情けない声を上げながら、ズボンを下ろした。
『ぼろんっ♡』とでも音がしそうなほど、反り返ったそれが翔ちゃんのお腹を打つ。
男の子のを初めて見たからわからないけど……。
大きい。
と私は思った。
「……もっと近くで見せてよ」
好奇心から自然と口が動いていた。
同時に足も動く。
もう片方の上履きも脱いで、前のめりになった私は両足を翔ちゃんの太ももへと乗せる。
『あっ♡』と短い声を漏らした翔ちゃんの太ももを踏みつけにしていると、足の裏の湿気を吸い取ってもらっているようでとても心地が良かった。
もちろん心地が良い理由はそれだけではなかったのだが、下腹部からゾクゾクと湧き上がるナニかの正体は今の私にはわからなかった。
「やっ……♡ あっ……♡」
さすがに恥ずかしいのか足を閉じようとする翔ちゃん。
しかし、私はそれを許さない。
内側へ向けて込められた力に対抗し、外側へと押し込んでやる。
「や、やめっ……♡」
「いいからいいから……見せな……さい!」
バタンっっ!
程なくして決着はついた。
当然私の勝ち。
私の手から上履きが離れると共に、それをリレーのバトンタッチの要領で大事そうに抱えた翔ちゃんが床の上に倒れ込む。
「……カエルみたいだね」
足をガニ股に広げて仰向けになった翔ちゃんがピクリと震えた。
こんな状況でも私の上履きの入り口に鼻の頭を突っ込んだ体勢を崩さない。
いい根性してるよ、まったく。
「じゃ、そのまま続けてよ」
『あ』だとか『う』だとか、翔ちゃんはよわっちい声を出していたが、私が足に力を込めて太ももを踏み締めてやると、観念したのかゆっくりと手を股間の中心へと伸ばし始めた。
くちゅっ……♡
「んふっっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡」
上履きの隙間から漏れ出す鼻息が荒くなった気がしたと同時に、翔ちゃんのソレは翔ちゃんの手の中でどんどん大きくなっていく。
しばらく翔ちゃんの手が上下に動き、ソレが限界に近づいていくのを足の裏に感じる微細な変化で察した私は、声を掛けることにした。
「翔ちゃん? もしかして、もうイキそう?」
私の問いかけに翔ちゃんは返事をするでも首を横に振るでもなく……ただ一定のリズムで『ん"ん"っ♡』と鼻から息を吹き出し、上履きの入り口で鼻を鳴らすだけだった。
「さっき『嫌だ』って言ってたくせに……もう我慢できなくなっちゃったの?」
その質問にも返答はない。
いや……できないのかな?
もはや匂いを嗅ぐことに夢中になってしまっているのだろう。
だが私は翔ちゃんのオナニーをじっと見ているのにも少し飽きてしまっていた。
最初はちょっとだけ戸惑ったものの、私に言われてあっさりとオナニーを始めてしまった翔ちゃんの変わり映えのない姿に私はちょっぴり失望していたのだ。
だから、悪戯心が湧いた。
「足の匂い、嗅ぎたい?」
翔ちゃんの手が一瞬止まるのを見逃さない。
返事をしなさいという念を込めて、ソックス足を翔ちゃんの顔の上にかざす。
私のドキドキを象徴するかのように、踵から足の先までがじっとりと熱くなっていた。
それは決して、上履きの中で蒸らされていたから、という理由だけではない。
私は蒸れた足を翔ちゃんの顔の上で揺らす。
顔の大半を上履きに覆われた翔ちゃんの目が、足に合わせて右往左往するのが面白い。
「いいよ、嗅いでも」
翔ちゃんの顔の上に乗った上履きを踏みつける。
彼の手もまとめて踏んであげたので、私の足の蒸れ具合が直に伝わってしまったかもしれない、と思った。
さすがに少し恥ずかしい。
「だけど足の匂いを嗅いでる間は絶対に出さないこと! ……わかった?」
翔ちゃんの首が縦に動く。
だけど目の方は私の足に釘付けのようだった。
悪い気はしない。
「じゃ、踏むよ……?」
翔ちゃんの顔を覆っていた上履きを蹴散らして、ゆっくりと足を下ろしていく。
翔ちゃんは床の上に気をつけの体勢で、やけに姿勢が良かったのが印象的で。
そんな翔ちゃんの体の中心から真っ直ぐに生えた肉の棒がビクビクと脈打ち始めていたものの、彼の目は足の裏に釘付けで。
私は交わらない視線に少しヤキモキしつつ、翔ちゃんの顔面に足を下ろした。
むぎゅっっ……♡
「ん"ふっっっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡」
するとどうだろうか?
足を顔に乗せた瞬間から、翔ちゃんの鼻はすごい勢いで空気を吸い込み始めたではないか。
まるで小さな掃除機でも使っているかのように。
そう思わせるくらいの吸引力で。
私はただ足を置いただけなのにその吸引力が徐々に強まっていく。
「いい匂い……かな?」
そんなわけあるはずがないのだ。
体育もあったし、汗だってたくさんかいた足の裏。
面倒だったのでソックスも換えてないし……。
多分……いや、間違いなく臭っていると思う。
それでも翔ちゃんは思い切り空気を吸い込み、背中を仰け反らせなかがら腰をびくびくと震わせている。
心なしか、股間のソレもさっきよりも大きくなっていた。
先っぽからなんか透明な汁も出てるし……。
「体育もあったし蒸れてるかも……」
むぎゅぅぅぅ……♡
だけど私は自分の言葉とは裏腹に、足の指で翔ちゃんの鼻を塞ぐような真似をする。
汗でねとねととした指の間を一気に空気が通り抜ける気持ちよさに耐えられず、私は思わず翔ちゃんの顔の上で足指を『グネグネ♡』と蠢かせてしまった。
「あふっっ♡♡♡ んっ♡♡♡ ん"ん"っっっ♡♡♡」
苦しそうに、だけどどこか恍惚とした表情で一心不乱に蒸れた空気を吸い込む翔ちゃんの腰の動きが激しくなる。
丘に打ち上げられた魚のように『びくんびくんっ♡』と小刻みに痙攣を繰り返し、顔全体がどんどん赤みを帯びていく。
気付けば、腰をもじもじとくねらせ始めていた。
「あ……これって……」
それに気付いたときだった。
どびゅっっっっ♡♡♡
びゅるるるるるるぅぅっっっ♡♡♡
翔ちゃんが一際大きなうめき声と共に身体を震わせた瞬間、真っ白な水流が幾本もの放物線を描きながら翔ちゃんのお腹の上へと落ちていくのが見えた。
びゅるっっっ♡♡♡ びゅくくっっっ♡♡♡
翔ちゃんの身体と一緒に、彼のソレが脈打つ。
その先端から白い液体をダラダラと何度も吐き出し続けているのが見える。
『あ……イッちゃったんだ』と私は思った。
どこか他人事のように。
「出すなって言ってなかったっけ?」
「ふごっっ♡♡♡ ん"っ♡♡♡」
少しトーンを落とした私の声を聞いたとて。
少し臭う(はず)の足の下で顔を潰されたとて。
翔ちゃんはろくな反論もできずにもぞもぞと芋虫のように全身を震わせていた。
そんな彼を見下ろしていると、とある感情がどんどん膨らんでいく。
「ん~? どうしたのかな~?」
私はイッたばかりの翔ちゃんの顔の上で足指を『クネクネ♡』ともう一度蠢かせた。
好きなだけ嗅がせてあげる。
「もしかして……私に顔面踏まれながらイッちゃったのかなぁ?」
あからさまな事実をわざわざ口に出してやる。
すると、私の嗜虐心のスイッチが『カチリ♡』と入る音がした。
「ねぇ……翔ちゃん? 今どんな気持ち?」
私は辺りが暗くなってくるまで、夢中になって翔ちゃんに足の臭いを嗅がせ続けた。
他人に足の臭いを嗅がせることの背徳的な快感に溺れるように──。
………
……
…
##P5 甘美な記憶
足の臭いで射精させられた瞬間の回想
『足の臭いを嗅いでる間は絶対に出さないこと!』
そう言われた瞬間、足の裏の向こう側から僕を見下ろしていた魅音の目を、僕は直視できなかった。
その鋭くて冷たい眼光を見る勇気がなかったのだ。
万が一にもないとは思うが、もし足の臭いを嗅いで射精なんかした日には大事な何かを失ってしまいそうな……そんな予感がしていた。
だからこそ、上履きの臭いでオナニーをする僕なんかを見下ろす魅音の笑った顔を見るのが怖かった。
目が笑ってなかったらどうしよう。
怒ってたらどうしよう。
僕は恐怖のあまりただただ魅音のソックス足の裏に視線を送り、ところどころが白く汚れた黒ソックスに包まれた足裏を顔で受け止めることしかできなかった。
「――じゃ、踏むよ……?」
その時はあっさりと訪れた。
足の裏との邂逅。
鼻や頬骨、唇といった顔の凹凸部分が、黒ソックスに覆われた足の裏で平らにならされていく。
意外と強く踏むんだなと思った瞬間だった。
全身が蕩けるような恍惚感が押し寄せてきたのだ。
心臓が大きく高鳴り、体全体が緊張で硬くなるのがわかる。
それに相反し足の裏から伝わる温もりと、鼻の穴から飛び込んでくる蒸れた臭気が全身を弛緩させていく。
「体育もあったし蒸れてるかも……」
魅音は足の臭いを本気で嗅がせにきている……としか思えなかった。
それを証明するように、魅音の足の指が鼻の穴の周辺を制圧し、体内に取り込まれる酸素が魅音の足臭で汚染されて、身体が内側から汚されていく感覚がした。
「っっっ!!!♡♡♡」
しかし、魅音の侵略はそれだけでは終わらなかった。
こともあろうに、魅音は足の指を……鼻腔の周囲を覆い尽くした足の指を、まるで新鮮な空気を握りつぶすかのように『ワキワキ♡』と蠢かせ始めたのだ。
指と指の隙間が擦り合わせられ、『にちにち♡』と湿った音が耳に届く。
汗を塗り広げるかのように足指が何度も何度も『グニグニ♡』と動き回れば、言わずもがな降ってくる。
濃厚な足臭が。
「あふっっ♡♡♡ んっ♡♡♡ ん"ん"っっっ♡♡♡」
我慢ができなかった。
腰が止まらなかった。
新鮮な空気を求めて鼻を動かそうとも、ソックスフィルターを介して吸入される空気は魅音の蒸れた足の臭いで汚染されてしまっているのだ。
そんなフェロモンとも呼べる代物を直に吸い込まされながら、『もっと嗅げ』と言わんばかりに足の指で鼻の頭を撫でつけられてしまう。
どうして?
なんで?
股間に感じた異変。
次々と沸き起こる疑問。
そんなことを考えていても腰の奥の発熱は止まらない。
この感覚を僕はよく知っていた。
放課後、誰もいない下駄箱で繰り返した禁断の感覚。
抗い難い奔流。
だけどそれは手ずから触っての刺激が前提で。
嗅覚から与えられる情報のみで達するなんてことは通常ありえないことだった。
しかし、そのありえないことが今まさに起ころうとしている。
女の足の臭いのみで射精してしまうなんてことはあってはならないことで。
──が、我慢しないとっっっ♡♡♡
先ほど魅音から告げられた言葉が脳裏をよぎる。
『足の臭いを嗅いでいる間は絶対出さないこと』
しかしその言葉とは裏腹に、顔面へぴったりと張り付いた足の裏は、僕の嗅覚にトドメを刺すかのように無情にも『クネクネ♡』と足指を擦り合わせ続けていた。
一度ではまだ足りないとでもいうかのように、何度も何度も執拗に……だ。
その刺激に耐えきれず、僕の腰はがくがくと痙攣し始めてしまう。
ただでさえたまらなく好きな魅音の足の臭い。
その臭いを何倍にも濃くして嗅がされているのだから堪らなかった、耐えられるはずがなかった。
上履きの匂いを嗅ぎながらのオナニーで結び付きかかっていた快楽神経。
足の臭いと快感。
嗅覚と快楽中枢。
本来、交わることのないはずの二つの神経が、今、魅音の足の臭いによって結び付けられようとしているのだ。
「あ……これって……」
そして、そんな僕の心の機微に目ざとく気づいた魅音が発した言葉が呼び水となって──────。
「……出すなって言ってなかったっけ?」
魅音に立場を格付けされていく。
足の臭いを嗅いだだけで射精してしまうという変態的な性癖を植えつけられていく。
そんな歴然とした上下関係に快感を覚えてしまう僕の心はもう、取り返しのつかないことになっていた──。
………
……
…
##P6 誰の足の臭いだから勃ったのか。
理不尽な問い詰め、足の臭い嗅がされる、生足の臭いを嗅がされる、射精、足舐め、足で性癖を植え付けられる
僕を射精に至らしめた激臭は、まさに『毒ガス』と形容すべきものだった。
だが同時にそれは甘美な香りでもあったのだ。
まるで麻薬のような中毒性。
魅音のソックス足裏から漂う一度嗅いだだけで虜になってしまうような、足汗と垢が蒸れに蒸れて熟成された甘酸っぱい匂い。
そんな抗いようのない匂いに脳髄を激しく揺さぶられた僕は、魅音の『罰ゲーム』によって身も心も調教されていくことになる。
………
「今日の罰ゲームも翔ちゃんか~」
部長である魅音が、メンバーにも聞こえるような大きな声でそう言った。
「うぅ……」
頭を垂れて、唇を噛みしめる……演技をする。
大丈夫、みんなは気が付いていないはず。
たった一人、魅音を除いては。
「……じゃ、ドベから二番目だった詩音の足の匂いを嗅いでもらおっかな~?」
意地悪く笑った魅音の言葉に、僕を含め、一同は驚きを隠せなかった──。
………
~その日の放課後~
「……ね? 詩音の足はそんなにいい匂いがしたんだ……? 私とは違って」
床に正座した僕の目の前に突き出された足の裏。
黒のソックスに包まれた魅音の足裏はところどころが白い粉が吹いていて、その不潔感を一層際立たせていた。
「ごめん……なさい」
僕が謝ると、魅音は嗜虐的な笑みをその顔に貼り付けてこう言った。
「謝らなくてもいいんだよ? ただ、私の足の匂いも嗅いでほしいなってだけの話だし~♪」
……違う。
魅音は確実に不機嫌になっている。
「ね? どんな匂いがした?」
『ズイっ♡』と足の裏が距離を詰めてくれば、鼻を突き刺すような刺激臭が僕の体内に入り込んでくる。
「んぐっ♡♡♡」
反射的に僕は臭いを嗅ぐまいと口と鼻を固く閉じてしまった。
当然の反応。
魅音の足の匂いは甘美な芳香に満ち満ちた毒の蜜に他ならないのだから。
だがそんな僕の態度が魅音は気に食わなかったようで──。
「嗅げ」
ぎゅむっ♡♡♡
「ん"っっっ♡♡♡」
有無を言わさぬ命令と共にソックスに包まれた足の指が、鼻の頭を押し潰す。
肺の中の空気を押し出されるような窒息感の後からじわじわと魅音の足の臭いが侵入してくる。
その悪臭たるや……この世のものとは思えないほどに強烈で。
なのに……。
なのに……。
「ねぇ? なんで勃ってんの?」
魅音は冷たい声で僕に告げた。
「さっき詩音に足の匂いを嗅がされたから?」
違う。
断じて違う。
確かに詩音の足の匂いは魅音のそれとは異なり、洗剤の匂いの中に混じって甘露にも似た芳醇な香りを放っていた。
女の子らしさをより感じられる匂いを感じたのだが……僕は魅音の足の臭いにこそ興奮をしたのだ。
だから、そんな誤解はしてほしくなかった。
「ん"ふっっっ♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡」
「せっかく足の臭い嗅がせてあげながらオナニーまでさせてあげたのに……どうして? 詩音の方がいい匂いだった?」
違うと否定したいのに、魅音の足の臭いは僕を強制的に興奮状態に追い込み、言葉を奪ってしまう。
「……また大きくなってきた……。もしかして本当に詩音の方がいい匂いだったの?」
ちがう……。
ちがうっ♡
もしこれが……例えば沙都子や梨花ちゃんに足の匂いを嗅がされているだけだったら僕は快感に溺れずにここまで興奮しなかっただろう。
魅音の足の臭いを嗅いだからこそ、僕は今こうなっている。
だから魅音は誤解をしているのだ。
だがそんな僕の思いは『んぐーっ♡』と言葉にならない声に変換されてしまい……それがまた僕をいっそう惨めにさせる。
「なにそれ、だっさ……。女の子の足の臭い嗅がされて腰なんかヘコヘコ動かしちゃって……情けないと思わないの? ねぇ、翔ちゃん?」
魅音が足指を使って僕の鼻を器用に弄ぶ。
「んふっ♡♡♡ んぐっっ♡♡♡ ん"っっ♡♡♡」
そんな刺激に僕は言葉を失い、無様にも腰をヘコつかせてしまう。
「これはお仕置きなんだよ? お仕置き……。わかる? 翔ちゃん?」
まるで先生のような物言い。
聞き分けの悪い生徒を優しく諭すように魅音は僕に声を掛けてくる。
でもその声はどこか抑揚がなくて、怒りを押し殺しているように聞こえて……。
「ずっと足の匂いを嗅がせてあげるのもいいけど、それじゃ翔ちゃんには罰にならないし……。だから今日の特別な罰ゲームはこれ」
魅音の人差し指がソックスの入り口部分に掛けられたのが視界の端に映り込む。
『パツパツ♡』に張り詰めたふくらはぎから、ソックスの生地を引き剥がすように降りていく人差し指が、魅音の隠された生足をどんどん顕にしていく。
何かイケないものを見ているような心地にすらなっていた僕は、ソックスの黒い布地の丸みを帯びた指の丘の向こう側で行われるストリップショーに釘付けになっていた。
「今日も汗いっぱいかいたからソックスが張り付いて脱ぎにくいな~」
魅音は僕の鼻を摘んでいた足指を離し、僕の目と鼻の先でソックスを脱いでいく。
二本の指が摘んだ爪先部分の布地がゆっくりと引き上げられて薄く伸びた生地の向こうから、汗ばんで健康的な朱色に染まった足裏が現れる。
踵は剥きたてのゆで卵のように艷やかに輝きを放ち。
美しいアーチを描く土踏まずは、足裏特有の深いシワが刻み込まれており。
柔らかな膨らみをたたえる母指球は、繊細に縫い合わされた肉の丘が織りなす魅惑的な輪郭を描きながら、足指の頂点へと続く曲線を描いていて。
その先には長くて美しい足の指が『ピン♡』と天を衝くように立てられていた。
「どう? キレイ?」
「──ッッッ!!♡♡♡」
扇情的な造形。
形の整った美しく健康的な肉色を示す足の裏に、一瞬にして目と心を奪われる。
それにだ。
足の裏を近くで見せつけられることで、普通目にすることのできないものまで視覚情報として送られてくる。
ソックスの黒い繊維や埃、布地の隙間から紛れ込んだ小さな砂粒に、果ては足指のシワの中に溜まった垢など。
「あ~……これ絶対臭いやつだわ」
言葉とは裏腹に、弾むような色をたたえた声の持ち主の指先が、丸みを帯びた親指と湾曲した人差し指の間を『ごしごし♡』と擦り上げたのだ。
「ん"っ!!♡♡♡」
どことなしか『くちゅくちゅ♡』と湿った音が聞こえると共に、足の指の間の垢がゴミとなってポロポロと床に落ちていく様を見せつけられて。
同時に、濃厚な汗の、酸っぱさの交じった足の臭いが周囲の空気を犯し始めていた。
「翔ちゃんが好きなやつ……♡」
そんな状況に慣れてしまっているのか。
魅音は恥じらう様子など一切見せずに足の指を開帳すると、辺り一面に開放された甘酸っぱい香りが一気に全身の血流を加速させ僕を興奮状態へと導いていく。
酸っぱさと甘みが共存する濃厚かつ蠱惑的な匂いには、脳ミソまでもが溶かされるような強い依存性があるように思えて。
ふらふらと吸い寄せられるように。
鼻の頭が足の指の股の、最も臭いの濃い部分へすっぽりと収まってしまうのだった。
ぬちっ……♡♡♡
「いらっしゃ~い♡」
「ん"ん"ん"ん"ん"ん"っっっっっ♡♡♡」
その瞬間、頭の中で火花が散ったような快感が走る。
息ができない。
鼻を塞がれているから?
いや違う。
脳が魅音の生足の臭いを感じることに全力を尽くし、それ以外のことを全て忘れているからだ。
──この臭いは危険だ。
本能が警鐘をかき鳴らす。
この臭いを嗅がされ続けたら、絶対に戻れなくなる。
そんな危険信号を発するほどに、魅音の生足の臭いは頭の中に残った僅かばかりの理性を踏み荒らしていく。
「ん"ぶっっっっ♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡」
必死だった。
自分から飛び込んだはずの指の股から、鼻の頭を引き抜こうと必死にもがく。
だが、魅音はそんな僕の無駄な抵抗を嘲笑うかのように足の指で鼻の頭を摘み上げてしまう。
「あはっ♡ そんなに私の足の臭いが気に入ったんだ?」
「ん"っっっっ♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡」
気に入ったのではない。
引き返すことのできない沼へ引きずり込まれていくような恐怖を前に、身体が反応しているだけなのだ。
「あはっ♡ そんなに鼻の穴拡げて嗅いじゃって……可愛いね♡」
魅音が足指を開いて閉じると、『くちゃっ♡』という湿った音と共に、甘酸っぱい臭いが辺りに補充される。
「あ、また大きくなった……。そんなに私の足の臭い好きなんだ?」
違う。
強制的に発情させられているのだ。
頭を引こうとしたところで、顔面を踏みつけた足の裏の素肌が『ぴったり♡』と吸い付くように密着し、逃れることも叶わない。
それどころか『ぎゅぅぎゅぅ♡』と圧を強める魅音の足裏が『ぺったり♡』と張り付き、形を歪めて平らにされた自らの顔面を実感させられてしまって。
その無様な自分を自覚すればするほど、官能と興奮のボルテージが跳ね上がり脳髄が蕩けそうになっていく。
「あはっ♡ なに? もうイっちゃいそうなワケ?」
魅音に嘲笑われながら、僕は自然と股間に手を伸ばしていた。
足の臭いを嗅がされながら、ズボンの上からでもわかるほどに硬くなったそれをしごいていた。
息を吸い込めば吸い込むほどに、痺れるような快感が脳天へと突き抜ける。
頭の中が魅音の足の臭い一色で染まり、快感がどんどん膨らんでいく。
身体が、本能がそれを求めているのだ。
この快楽から逃れられそうにない。
そんな絶望にも似た感情が僕を射精へと駆り立てていた。
「ん~……そろそろかな」
そう呟いた魅音の足が、いっそう強く踏みしめるように押し付けられる。
僅かな隙間もなかった。
足の裏に力が込められて、その圧力に負けるように顔面が潰れていく。
「ん"ぶぅっっ♡♡♡」
鼻が押し潰される痛みと共に、魅音の足の臭いが鼻腔を蹂躙する。
濃厚な酸っぱさが混じった汗の臭い。
とてもではないが、魅音のような美少女から発せられていい臭いではなかった。
そのギャップが。
圧迫感が。
息苦しさが。
さらに僕を興奮の坩堝<るつぼ>へと誘っていく。
そして、次の瞬間。
その快感が弾けた──。
………
「はい終了~……生足に踏みつけられて射精お疲れ様~……♡ って聞いてる? 翔ちゃん?」
魅音の声は聞こえていたが、僕の耳には全く入ってこなかった。
射精の余韻に浸っていたということもあったのだが、それ以上に興奮のあまり自我を保つことで精一杯で──。
「……そのまま足、舐めてよ♡」
「あふっっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"……♡♡♡」
視界を埋め尽くす血色の良い肌の色と蒸れた臭い。
五感を何もかも魅音の足に支配された僕は、ただそれを受け入れるしかなかった。
顔面に感じる『しっとり♡』とした感触が、まるで溶けかけのバターのようにまとわりついて。
鼻孔が淫靡な汗の香りで犯されてしまう度に僕の理性はどろどろに溶かされていく。
その熱は、射精したとて収まる気配を一向に見せなかった。
「ほら、早くしないと暗くなっちゃうよ?」
「ん"っ♡♡♡」
ちゅっ……♡
顔面を踏みつける肌色に向かって唇を押し付けて、汗でじっとりと湿った柔らかな足の裏を唇でついばんでいく。
ちゅっ♡ ちゅ~~~っ♡♡♡
それから吸い付くように唇を窄めると、魅音は満足そうに短く鼻の音を鳴らした。
僕を見下ろす視線と僕の見上げる視線とが交錯する。
支配者と被支配者。
決して対等な立場ではないことを示すその構図が、興奮の種を植えつけていく。
魅音の足裏を丹念に味わうように唇で吸い付くと、『むわっ♡』とした蒸れた臭いが口を通って肺の中を満たしていく。
鼻から吸う臭気とはまた違った趣きだった。
「あっはははは……これ面白いね」
何がそんなに面白かったのか。
しかして魅音の機嫌は完全に良くなっているようで。
「翔ちゃんのファーストキス奪っちゃった……♡ 足の裏で……♡ ねぇ? ファーストキスはどんな味だった?」
「……おいしい……です」
汗の酸味と埃の土っぽい味。
正直、美味というものではなかった。
だが『足にキスをする』という状況に興奮しすぎて、思ってもない感想が口をついてしまう。
そんな僕の反応が面白かったのか、魅音はケラケラと笑い声をあげていた。
「ねーなんで敬語なの? それに、これは罰ゲームなんだから、ちゃんと『臭い』って言わないとさ~。……あ、それとも~? 翔ちゃんは私の足の臭い嗅いで興奮しちゃう、マゾなのかな~?」
「ち、違いますっ! 僕はそんな……」
「じゃあなんでさっき射精したの? 私、まだイッていいなんて言ってなかったよね? それなのに勝手にイクなんてさ~、翔ちゃんったら恥ずかしい子だね」
顔面に押し付けられたのと反対の足が太ももを踏みしめる。
その感触にさえ快感を覚えてしまう。
「ほらほら、ちゃんと言いなよ『臭いです』って。僕は臭い足の臭いを嗅がされて、我慢ができずにズボンの中で射精してしまったマゾの変態です、って……さ!」
頭がおかしくなってしまいそうだった。
魅音の言葉はその通りなのだが、それを認めてしまえば自分が自分でなくなるような気がした。
だというのに。
だというのに……。
「く、臭い……です……けど……」
「けどぉ~?」
「と、とってもいい匂いで……♡」
「うんうん……♡」
降り注ぐ歪んだ視線。
足指の向こうに見える弓なりに細められた魅音の目に見下されてしまえば、心の底から思いが溢れ出し止まらなくなってしまう。
どんどん自分が自分でなくなっていく──。
「──マゾの……変態……です……♡♡♡」
心臓の鼓動が煩く、胸が締め付けられるように苦しい。
全身を駆け巡る血流が、全て体の中心に向かって流れ込んでくるように──。
「……へぇ。翔ちゃんってば、本当にマゾなんだ~。足で顔を踏まれて、無理やり足の臭い嗅がされて興奮しちゃうんだ~?」
「……はい……」
「くふっ……情けない男だよねー? 女に顔を踏まれて勃起とかさ! 恥ずかしすぎて私なら死んじゃいたいくらいだし~」
堕ちてゆく。
どんどんどんどん、魅音に堕とされてゆく。
だから、僕のこの行動は自然の摂理に適っていた。
強者に媚びる敗者の姿。
「ぺろぺろ……れろ……ぁ……ちゅる……♡」
顔面に押し付けられた足裏の素肌を舌で舐め上げる。
蒸れた汗と埃、それに魅音自身の体臭が混じり合ったような複雑な臭いが嗅覚のみならず、味覚をも刺激する。
舌の上に感じる汗の酸味と埃の味。
そして、足の裏から発される熱に浮かされるような甘い臭いが僕の理性をぐずぐずに溶かし、魅音の毒が全身に回っていく。
魅音の足を舐めることは何も間違ってはいない。
舌を這わせれば這わせるほどに、僕は自分の性癖を肯定され、それを魅音が受け入れてくれる。
だから、これは『正しいこと』なのだ。
そう思わされるほどに、頭の中を魅音の足が掻き回していく。
「ふぅ~ん……♡ 足の裏が好きなんだ……? 足の指の間も丁寧に舐め回しちゃってさ~……♡ れろぉ~って、なんかエッチな舌使いだね……?♡」
「んちゅぱっ……ちゅぅっ……ちゅっ……ちゅぅぅぅ」
「あははっ♡ 赤ちゃんみたい♡ 足の親指はおいしいでちゅか~?♡ 私の臭い足が大好きなんでちゅよね~?♡」
赤ちゃん言葉でなじられようと、ただの興奮の材料にしかならなかった。
口の中いっぱいに頬張った魅音の足の親指を、おしゃぶりでもしゃぶるかのように音を立てて吸い上げ、舌の上で転がして味わっていく。
「あはっ♡ そんながっつかなくても足の指なら逃げないっての! ほら、こっちの方も舐めてよ♡」
足の裏を顔から離した魅音は、反対の足裏も僕の顔に擦りつけてくる。
自分の唾液で汚れていない新鮮な生足の裏。
しっとりと汗ばんだ魅音の足に、僕はゆっくりと舌を這わせていく──。
………
……
…
##P7 魅音の変化
精子処刑の足臭嗅がせマゾオナ強要、腋での呼吸管理・臭い責め、乳首責め、手コキ、指輪っかコキ、尻コキ
足を舐めたあの日から、僕は魅音の言うことに逆らえなくなっていた。
部活終わりの放課後の部室に事あるごとに呼び出されては、『特別な罰ゲーム♡』という名の『命令』を受けて。
上履きの匂いやソックス足の臭い……もちろん生足の臭いも嗅がされては屈辱的な自慰を強いられて。
最初こそ戸惑いもしたが、今となってはその抵抗感さえもマゾヒズムを刺激するスパイスでしかなく、どうしようもなく僕を興奮させてしまう。
そして今日は『全裸でオナニーを見せろ』と命令されたのだ。
もう逆らうこともできない。
魅音に見下されながら着ていた服を脱ぎ去り、全裸で仰向けになった僕は股間で屹立したペニスを魅音に見せつけるように足を開いていた。
「……それじゃあ、私が『イケっ♡』って言うまでぜーったい射精したらダメだからね?♡」
そういうと、魅音はおもむろに僕の顔の上に足をかざす。
当然僕の目は、黒ソックスに包まれた足の裏へと吸い寄せられる。
何度も何度も僕を躾けた魅音の足の臭いが降り注いでくるようだった。
濃厚で蒸れた、甘酸っぱい女の子の臭い。
胸一杯に吸い込んで吐き出した息は、自分でも驚くほどに熱かった。
そんな僕を見て満足そうに笑った魅音が口を開く。
「あ~あ……♡ 恥ずかしいことさせられてるってのに、もうちんぽビンビンじゃん♡ じゃ、早く扱いてよ♡ てきとーに顔面踏みつけてあげるから♡」
魅音の命令に逆らえない。
くちゅっ……♡ くちゅっ……♡
「……ねー、久しぶりのマゾオナニー気持ちいい~? 学校休みだったから、ずっと我慢してたんだよねー?♡」
魅音のソックス足が顔の上に載せられる。
蒸れた臭いが鼻腔を満たし、脳髄が蕩けるような快感が全身を突き抜けた。
竿を一往復するごとに、痺れるような快感が広がっていく。
「うっわ……♡ もう本気じゃん……♡ ねーわかってる? 翔ちゃんのやってることは、ただのオナニー……♡ 男のちんぽって本当は女の子のこと気持ちよくして子供を孕ませるためにあるのに、翔ちゃんの精子はぜーんぶ無駄撃ちされちゃってるんだよ?♡ 足の臭いなんかで興奮させられて、翔ちゃんの遺伝子はみんな、みーんな無駄撃ちされちゃうの♡ 惨めだねー?♡」
器用に蠢く足の指。
顔を撫でるソックスの生地はじっとりと湿っており、それが故に蒸れた靴下の生地に染み込んだ汗と皮脂とが発酵した得も言われぬ刺激臭を、顔面に塗りたくられているようだった。
「私の足に踏み潰されて殺されちゃってるようなもんじゃん……♡」
回を重ねるごとに魅音も僕を躾けることへの抵抗がなくなっていったのだろう。
僕をなじるように足を動かして、挑発的な言葉を投げかけてくる。
魅音の加虐心の入り交じった表情の一つ一つが僕の心を鷲摑みにして放さなかった。
「ねぇ……翔ちゃんってば聞いてる? 私いま、『私の足に踏まれて精子殺されてる』って言ったのに……♡ 翔ちゃんのちんぽ、今までにないくらいビンビンなんだけど……♡」
「ん"っっっ♡♡♡ ふぅっっ♡♡♡ ん"ん"っっっっ♡♡♡」
「あはっ♡ またおっきくなったね……でも、まだイッちゃダメだからね~?」
心拍数が上がるのが自分でもわかった。
呼吸が荒くなり、足の臭いをこれでもかと言うほどに肺へと吸い込んで、魅音の足の裏から発せられたフェロモンを血流に乗せて身体の隅々へと運び込む。
息をすればするほど全身で魅音の足を感じられ、僕の興奮度は天井知らずに跳ね上がっていき──。
「イ~~ケっ……♡」
魅音の嗜虐的な表情を視界の端に捉えた瞬間、限界に達してしまう。
「~~~~~っっっ♡♡♡」
びゅくっっ♡♡♡ びゅるっっっ♡♡♡ ぶぴゅぅぅっっっっ♡♡♡
「あ~あ……♡ また今日も足の臭いで無駄打ちさせられちゃったね~……♡」
………
それからというもの、魅音の言葉の責めにキレがどんどん加わっていく。
と、同時に足の臭いだけでなく、魅音の身体の匂いも嗅がされるようになった。
単純に彼女との物理的距離が縮まった僕は、そのせいで魅音に異常なほどの性的興奮を感じるようになっていた。
彼女から発せられる体臭を嗅ぐだけで、思わず勃起しそうになってしまうくらいに僕の身体は狂っていた。
そんなある日のこと──。
………
「……ねぇ、翔ちゃん……私、もっと翔ちゃんの身体のこと知りたい」
いつもとは違う雰囲気で。
しかし、僕の鼻に汗で蒸れた腋を被せ、自身の性臭を擦り付ける魅音の行為には、どこか『期待』のようなものが感じられた。
「私、翔ちゃんのことが知りたいの」
それはいつもの命令とは違う『お願い』だった。
「だから……ね? 私、そろそろ我慢できなくなってきちゃった」
さわっ……♡
「ん"っっっ♡♡♡」
突如、首周りに感じた少しくすぐったい感触に、僕は思わずくぐもった声を上げた。
魅音の腋の、むせ返るような女の匂いが鼻腔を通して身体中に流れ込んでくる。
部室に放置されたマットの上で、添い寝するように……いや、まるでプロレスの技でもかけられているかのように。
全裸で仰向けの僕の鼻を、魅音のしっとりと蒸れた腋が包み込んでいた。
「ね~、翔ちゃん、いいでしょ~?♡」
甘露のように甘ったるい囁き声が、耳奥の鼓膜を震わせる。
足の臭いを嗅がされるときとは異なる距離感。
より近い距離で魅音そのものを感じられるその行為は、僕の心をより深くまで魅音の色に染めていくようだった。
「ねぇ~……いいでしょ?♡」
「ん"っっ♡♡♡」
何を要求されているのか皆目見当もつかないまま、魅音の腋が鼻に押し当てられる。
蒸れた汗の感触と、少し酸っぱいような女の子の匂いに包まれると共に、『すりすり♡』と鎖骨の辺りを撫でられ『ふぅ~♡』と耳元に吐息が吹き掛けられる。
今まで魅音が直接身体に触れてくることはなかった。
それが今日はどうだ。
甘い声を発しながら、まるで僕を誘惑するかのように凹凸の激しい身体を擦り寄せてくる魅音。
女体の柔らかい感触に性感を刺激され、肉欲を煽られた僕のペニスは自然と上を向いていた。
「クスっ……♡ 男の子って、乳首でも感じちゃうらしいんだけど……翔ちゃんもそうなのかな~?♡」
首や鎖骨の辺りを撫で回していた魅音の手と指がゆっくりと昇り詰めていく。
それはとある頂の手前で止まり、焦らすかのようにその場で回転をはじめた。
魅音の指が、乳首の周りをくるくると回っていた。
「翔ちゃんは……男の子なのに乳首で感じちゃう変態さんなのかな~?」
「ん"っっ♡♡♡ んふぅっっ♡♡♡」
『変態』という言葉に反応し、思わず腰を震わせた。
荒くなった呼吸のせいで、魅音の蒸れ腋の臭いをいっそう深く吸い込んでしまう。
「ん~~? なんか胸突き出しちゃってない~?」
くるくるくる……♡
意地悪く乳輪をなぞる指の動き。
「ねぇ~……ここすっごく硬くなってきたね……♡ ビンビンになってて……触られるの期待してるんだ……?」
ふぅ~~……♡♡♡
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡」
魅音の口から吐き出されたそよ風が乳首の先端を撫でつけた。
なんてことのない刺激のはずなのに、柔らかい風の感触と風に混じった魅音の甘い吐息の匂いに全身が震え、腰を仰け反らしてしまう。
「ん~?♡ どうしたの翔ちゃん……?♡ そんなにお胸突き出して……♡」
魅音の甘く蕩けた声が、しっとりと耳を犯す。
『くるくる♡』回る指先。
乳首を撫でる吐息。
それに加えて頭の中に染み渡る魅音の声のせいで、逆に僕の方からおねだりさせられているのだ。
立場はあっという間に逆転していた。
お願いされる方から、おねだりをする方へ。
イニシアチブは完全に魅音の手の中だった。
「ねぇ……どこ触って欲しいの……?♡」
つ、つ、つ……♡
焦らすような指先の動きに僕は腰を浮かせる。
しかし魅音は僕の期待する場所に触れようとはしない。
あと少し……というところで、脇へとそれて、焦らすように乳首の辺りを這い回る。
「もっとさ……ちゃんとおねだりしてよ……♡ どこ触られたいの?」
「ん"ふっっっっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡」
しかし言葉は封じられているのだ。
魅音の卑猥な蒸れ腋によって。
じっとりと汗ばんだ腋の浮いたスジを間近で見せつけられた状態で、乳首のオアズケをされているのだ。
気が気ではなかった。
乳首の周りを延々と回り続ける指先のせいで胸の奥に感じる疼きは一向になくならないし、時折『ふぅふぅ~♡』と柔らかな風を送り込んでくる唇のせいで、硬くなった突起物が優しく撫でつけられているようで『じんじん♡』と熱を持つ一方だった。
そんな魅音の全ての行動が意地悪に感じられ、頭の中が彼女一色に染められていく。
「あ~……もしかして、やっぱり翔ちゃんは男の子のくせに乳首触ってもらいたい変態さんなんだ……♡ いいよ? 素直になれない翔ちゃんの乳首、たくさん虐めてあげる……♡ ほら、ぴぃ~~~ん……♡」
「ん"っ♡」
ぴんっ♡
「ぴぃ~ん……♡」
「ん"っっ♡♡」
ぴんっ♡♡
「ぴぃぃ~~ん……♡♡」
「ん"っっ♡♡♡」
ぴんっ♡♡♡
「ぴぃぃぃ~~~ん……♡♡♡」
「ん"ん"ん"っっ♡♡♡」
ぴんッ♡♡♡
乳首の根本に突き立てられた爪の先に、何度も何度も乳頭を弾かれて。
その度に、甘い快感が全身を駆け抜ける。
ぴんっ♡♡♡
「翔ちゃんはさ……私にこういうことされたかったんだよね?♡」
ぴーんっ♡♡
「男に産まれたのにさ~、乳首触られて女の子みたいな声出しちゃってさ~♡」
ぴぃ~んっ♡♡♡
「腋の匂い嗅がされながら、乳首ビンビンに勃起させてる男なんてさ~……この村に翔ちゃんくらいしかいないんじゃない?」
乳首を弾きながら耳元で言い聞かせるように囁きかけてくる魅音の意地悪な声に、僕の股間はどうしようもなく反応してしまっていた。
落ち着こうと深呼吸をしたところで、蒸れ腋のフェロモンを吸い込んでしまうだけで。
だからといって息を止めたとしても、次々と襲いかかってくる爪の先に精神統一の邪魔をされてしまう。
……心頭滅却すれば火もまた──。
ぴぃぃぃ~~~ん……♡♡♡
「ん"ふっっっ♡♡♡」
「両方の乳首弾いちゃお……♡ ほら、ぴぃ~ん♡ ぴぃぃ~ん♡ カリっ♡ カリっ♡ カリっ♡ ほらほらほら♡ 気持ちいいの我慢しないと、新しい弱点植え付けられちゃうよ~?♡」
魅音の柔らかい吐息、淫らに響く囁き声、そして爪の先に弾かれる乳首の感触。
許しを請うように胸を左右に振って、快感を逃がそうとしてみたところで。
「ん? だから逃げ回っても無駄だって……♡ どうせ私の指に捕まっちゃうんだからさ……♡ ほら……きゅっ♡ とね?」
きゅっ……♡
「男の子の乳首って意外としっかり硬いんだ~♡ ほれほれ……♡」
「あひっ……っ♡♡♡ あ"っ♡♡♡」
柔らかな指の腹に囚われた乳首が『きゅぅぅ♡』っと引っ張られる。
更に、そのまま引っ張られた状態で指の隙間からはみ出た乳頭を爪の先に弾かれて、今までとは比にならないほどの真っ白な快感に全身を塗り潰されていく。
「あははっ♡ これそんなに気持ちいいんだ~?♡ 乳首いっぱいいじめられて、女の子みたいな声出しながら、助けて~♡ 助けて~♡ ってアピールしてるのに……♡ ぜーんぶ私の腋に吸収されちゃって……♡ んっ♡ 翔ちゃんの鼻息、ちょっとくすぐったいかも♡」
一切の逃げ場もなく、ただひたすらに魅音の指の間で転がされる乳首から送られる快楽信号を受け入れることしかできないでいた。
乳首どころか脳にまで刻み込まれるような甘美な快感。
それでも必死に拒絶するように僕は首を左右に振るが、魅音は責め手を緩めてはくれなかった。
「くりくりくり……♡ あははっ♡ ね~、さっきからバッキバキのちんぽの先からなんか汁が垂れてんだけど──?」
乳首を掠めていた指がピタリと止まる。
そして訪れた一瞬の静寂。
魅音の口から漏れる熱い吐息の音だけが、部室に妖しげな余韻を残していた。
「……ね? 手でシてあげよっか?♡」
魅音の手が身体の上を這って行く。
ある一点を目指して。
ゆっくりと、確実に。
だが、それはダメだと思った。
なぜがかわらないが、その一線を越えてはいけないと思った。
それをしたらもう元の関係には戻れない気がしていた。
だから、なんとか抵抗しようと全身にあらん限りの力を込めて、なんとか魅音の身体を退かそうと試みたのだ。
試みたのだ……。
「あふっっ♡♡♡ んふっっっ♡♡♡」
しかし、全身を魅音の匂いで開発し尽くされた僕はあまりにも無力すぎた。
手足をばたつかせ魅音を弾き飛ばしたつもりだったが、実際のところ、魅音に逆らおうとした僕の身体は無様に痙攣し、蒸れた腋の下で熱い吐息を吐き出すことしか許されておらず。
「ん?♡ もう……♡ 翔ちゃん、興奮しすぎ~……♡ そんなに私の腋の臭い好きなんだ~?♡」
まるで伝わらない僕の思い。
魅音はただただ脇の下で鼻を鳴らす僕のちっぽけな抵抗を全く意に介していないようで。
そんな彼女の様子がありありと目に浮かぶ。
この視界を埋め尽くす卑猥な腋肉の向こうで、嗜虐的な笑みを浮かべた魅音が股間の中心を握りしめんと魔の手を伸ばす様が──。
「……はい、捕まえちゃった~♡」
ぎゅぅぅぅ……♡
「ん"ん"ん"っっっ♡♡♡」
初めて知る感触だった。
限界まで勃起した肉竿が五本の指に包み込まれる。
「あっつ~……♡」
竿の硬さを確かめるように巻き付いてきたすべすべの指が、ゆっくりと上下に。
しこ……♡ しこ……♡
竿の表面を滑り始めたところで、僕はようやく息継ぎのタイミングを見つけ出す。
呼吸することさえ忘れ肉欲に溺れかかった僕の鼻の穴に魅音の蒸れ腋の臭いが侵入してきた瞬間、全身が弛緩する。
その呼吸は股間で燃え上がった炎のような欲情に薪をくべるような行為であった。
「ふっ♡ んぐぅぅっ♡♡ ん"ん"っっ♡♡」
「あははっ……翔ちゃんのおちんぽ、本当にあっつぅ~い……♡ それにすごぉくドクドクいってて……そんなのが私の手の中でビクビクして……ビクビクしてて……♡」
そこで一度言葉を区切った魅音は、大きく息を吸い込んでから続けざまに。
「とっても惨めで、情けなくて……すごく無様……だね♡ あははっ……♡」
ぎゅぅぅぅっっ♡♡♡
「あひんっ♡♡♡」
魅音の五本の手指が、それぞれ違う動きをしながら僕の包茎ちんちんをキツく握り締めた。
小指と薬指で金玉を弄ぶように揉みしだかれながら、残りの三本の指で摘むように竿を挟まれて扱かれる。
ちゅこちゅこちゅこ……♡♡♡
「指、三本しか使ってないのに……♡ これ、気持ちいいんだ……?♡」
「あ"っっ♡♡ あ"っっ♡♡ あ"っっっ♡♡♡」
魅音にいつもの勢いがない。
恐る恐るといった様子で……それでも彼女の呼気には確かな情欲の熱がこもっていた。
にゅくにゅくにゅく……♡♡♡
「へぇ……そんなにいいの?♡ 腋の臭い嗅がされてこんなにおちんぽ硬くして……恥ずかしくないの?♡」
「んひぃっ♡♡ あ"っ♡ あ"っっっ♡♡♡」
「男の子なのに私の手に向かって『赤ちゃん作りたいよー♡』って腰振ってるの……すごく惨めで、無様だと思うんだけど……♡」
「あふっ♡♡ あひぁっっ♡♡」
「それにさ……さっきから翔ちゃんのだらしないお顔見てたらわかっちゃったけど……?♡ おちんぽだけじゃなくて、翔ちゃんは『おっぱい』でも気持ちよくなっちゃうんだよね? それってなんか女の子みたいだね……♡」
「ん"っっ♡♡ あ"っ♡ あ"あ"あ"っ♡♡」
竿を握る手と反対の手が、僕の乳首を弄ぶ。
魅音は固くなった乳首に爪を立てたり、指の腹で押し潰してきたりと、僕の反応を見て楽しんでいるようだった。
「あははっ♡ 本当に女の子みたいに感じてる……♡」
男なのに、女の子みたいとなじられて。
悔しくて悔しくて、でも気持ちよくて。
だけどやっぱり、こんなことはダメなんだと思ったところで──。
ぎゅぅっ……♡
ぐにぐにっ……♡
こりぃっ……♡
カリ、カリ、カリ……♡
「あ"あ"っっ♡♡♡ あふっ♡♡ あ"うぁ♡♡」
出っ張ったカリの溝を包皮越しに親指で擦られて、人差し指と中指とで敏感な裏筋を『こちょこちょ♡』と優しく撫で上げられては、僕の方からどうこうすることなんてできやしなかった。
とてもではないが、魅音が初めてだとは思えなかった。
僕の身体の一部なのに、魅音はすでに僕よりもソレの扱いを心得ているようで。
「ん"っ♡ あ"あ"っっ♡♡ ん"あ"ぁっっっ♡♡♡」
魅音の指の動きに合わせて、僕の身体も勝手に痙攣する。
「あはは……翔ちゃんのおちんぽ、もう限界っぽいね……♡」
しかし、魅音は言葉とは裏腹に、竿を握る力を弱くする。
ふわりとした手の動きだが指の一本一本の動きが繊細で、優しく握られることによって竿全体に魅音の指が吸い付いてくるようだった。
「ほ~ら、翔ちゃん……頑張って♡ ほらぁ……♡」
ゆっくりと握り直されて包皮が剥かれ、またゆっくりと元に戻されて……。
「ふぁっっ♡♡♡ んふっっっ♡♡♡ ん"っっ♡♡♡」
まるで腫れ物に触れるような繊細な指遣いが竿全体を包み込み、優しく丁寧に撫で擦る。
もうすでに極限にまで昂っていた肉竿は、縮み上がった金玉と共に射精の準備を始めるものの、そんなタイミングで魅音の手の動きはいっそうゆっくりとしたものになってしまう。
非常に緩慢な……しかして、性欲を弱火でコトコト煮込まれるような……そんな絶妙な緩急が、快感を際限なく昂らせ。
『どうして射精させてくれないんだ』と口惜しさに涙を滲ませながらも、与えられた快感に抗うこともできず。
口の端からは涎が零れ、視界を魅音の腋に遮られた僕は、無意識のうちに魅音の手に擦り付けるような下品な腰ヘコダンスを披露してしまっていた。
「ねぇ……おちんぽちゅこちゅこ~って扱かれたい……?」
いつしか魅音は、親指と人差し指の間で作った輪っかで竿を包み込んだまま、小刻みに上下に動かしたり、ゆっくりと大きなストロークで扱いたり、はたまたカリ首に巻き付けたまま回転運動を行ってみたりと、僕に媚びた手つきで快感を煽り始めていた。
そんな魅音の『扱かれたい?』という問いに、僕は反射的に首を縦に振ってしまっていた。
指先二本でコントロールされる感覚に、全身が更に熱くなっていく。
「そっか……♡ じゃあさ、翔ちゃんは私の腋にキスできるよね?」
ちゅく……♡ ちゅく……♡ にゅるっ……♡
にゅりゅりゅりゅぅぅ……♡
魅音の手の中でビクビクと痙攣する男根。
今まで体験したことのない、苛烈で幸福な快感。
絶頂を迎えそうになる度に、手の動きを緩められ、オアズケを喰らい。
寸止めを繰り返された肉竿はドクンドクンと脈打ち、まるで自分のモノではないようだった。
そこだけが切り取られて、弄ばれて、操られて……。
魅音の意のままに性癖を植え付けられていく。
魅音の手が与える快楽に、早くも僕は虜になっていた。
「んちゅっ……ちゅっ……あふっ……ちゅぅぅ……ちゅるっ……♡」
「あはっ……♡ あははは~……♡ 足だけじゃなくて腋にもしちゃうんだ……キス……。やっぱマゾだね、翔ちゃんは……♡」
「ぴちゃっぴちゃっ……♡ ちゅぷっ♡ ちゅぷぅっ♡♡」
僕の頭の中は射精することでいっぱいになっていた。
魅音の腋に口づけをして舐めることなんて、今の僕にとっては些細なことでしかなく。
とにかく射精させてもらいたい。
とにかく出させてもらいたい。
とにかく絶頂を迎えたい。
その一心で、僕は夢中になって魅音の腋に舌を這わせていく。
「あはは……舐めろなんて言ったっけ……? でもまあ……別にいっか♡」
ぺろっ……♡
「あんっ……♡」
魅音の腋は汗で蒸れてしっとりと湿っていた。
舐め上げた後の舌で、もう一度その表面をなぞる。
口の中に魅音の腋で蒸された汗の塩っ辛くて酸っぱい味が広がった。
頭の先まで幸せに包み込まれていく。
「あはっ……くすぐったいよ~、翔ちゃん……♡」
くちゅ……♡ くちゅ……♡
肉竿に巻き付いた指の輪っかが、上下にゆっくりと動き出す。
「それじゃ、翔ちゃんの精子……♡ 指で搾り取っちゃうね?♡」
手ですらない。
指で十分だと言い放った魅音の宣言通り、僕を絶頂へと追い詰めていく。
乳首を親指と中指の間で『コリコリ♡』と転がされ、人差し指の爪の先で『カリカリ♡』と引っ掻かれる。
反対の手は人差し指と親指でできた肉の輪っかを、我慢汁にまみれた竿にくぐらせて、出っ張ったカリ首を磨き上げていく。
「ね……イかされたい……?♡」
耳元で囁かれる甘美な声。
「限界まで追い込まれて……無様に泣きじゃくりながら情けない声を絞り出してさぁ……」
「あひっ……んひぃっ……♡♡♡」
「指の輪っかで情けなく射精して……♡」
「ふぐぅぅ……っ♡♡♡」
「全部を搾り取られて……♡」
「くひぃぃぃっっ♡♡」
「翔ちゃんの精子は、私の指に搾り殺されちゃうんだよ?♡ ほら、ほらぁ……イッちゃえよ……♡」
「あひぃっ♡♡ あひぁっ♡♡♡ んひっ♡♡♡」
にゅこ……♡
にゅこ……♡
にゅこ……♡
腰の奥から何かがこみ上げてくる。
自分でするのとは違い、どれだけイキそうになっても魅音は指の輪っかの速度を遅くさせて僕の欲望を限界まで煽ってくる。
熱く煮えたぎったマグマのような精液が尿道の内側を昇り詰めてくる快感に、全身を焼かれていく。
「指にイかされたい……?♡ いいよ……イッて……♡」
魅音の言葉に合わせて『にちゅにちゅ♡』と卑猥な水音を立てて動かされる指の輪っかが、もう発射寸前まで追いつめられた男根を責め立てる。
「ふぁっ♡♡ あふっ♡♡ あへぇぇっ♡♡♡」
もう、限界だった。
情けない声と舌出し顔を腋の下で晒しながら僕は身体を弓なりにしならせて……。
「ほら……♡ イケっ……♡」
びゅくっ♡♡♡ どぷっっ♡♡♡ どっぷぅぅぅ……♡♡♡
どろ……♡ どろぉ……♡♡♡
「あひっ……んひぃっ……♡♡♡」
「あははっ……♡」
魅音は僕の情けない声を聴いても笑うだけで手を緩める様子はなかった。
射精を続ける肉竿を、絶妙な力加減で扱き上げていく。
「ほら、イケっ……♡ イケイケイケっ……♡」
びゅるっ……♡♡♡
びゅくっ……♡♡♡
どっぷっっっ……♡♡♡
魅音の囁きが耳たぶに吹き付けられて、煮凝りのような精液が尿道を内側から擦り上げながら先端から漏れ出せば、仕上げとばかりに裏筋を『ちょいちょい♡』と人差し指の腹でくすぐられ、包皮の隙間に溜まった白濁液を掻き出されていく。
「あひぁっっ……♡ あ"っっ♡♡ あ"っっっ♡♡♡」
びゅる……♡♡♡
どぷぅ……♡♡♡
それは射精と呼ぶにはあまりにも情けないものだった。
緩慢な刺激による射精はいつもの勢いなどまるでなく。
まるで幼子のお漏らしのように鈴口から伝い落ちた精液が、真っ白な水溜まりとなって僕の股間に広がっていく。
それでも射精に違いないわけで、また強烈な快感でもあるわけで……。
「あふっ……♡ あふぅぅ……♡」
もう僕の頭の中は完全に蕩けきっていた。
魅音の与える快感が気持ちよくて、その快楽に酔いしれていることしかできなかった。
「あはっ……♡」
魅音が笑う。
その笑い声は、僕の蕩けた顔を見てなのか、はたまた情けない射精を見てなのか、それともその両方か。
ともかく、ようやく腋の下から開放された僕の視界に入り込んできた、魅音の笑った顔は、全身に『ぞくっ♡』と妖しい痺れを感じさせた。
「翔ちゃん……イッちゃったね……?♡」
くちゅ……♡
絶頂に達して小さく痙攣する肉竿を未だに魅音に握り込まれていた。
それこそ射精を終えたペニスをあやすように、労るように、そっと優しく包み込んだまま、その手は動かない。
時折、魅音の手にそっと力が込められ、尿道内の粘っこい残りカスを絞り出されていく。
そんな終わりのない快感の渦に飲み込まれた僕は……呆然としたまま何をされても抵抗できず、ただ喘ぎ続けるしかなかった。
「どう……?♡ 指の輪っかで情けなく精子をお漏らししちゃった気分は……♡」
魅音は僕の耳元に口を寄せながら、小さく囁いた。
僕は何も答えない。
いや、答えられなかった。
ようやく訪れた射精後の倦怠感の中で、僕はただ魅音の囁きを聞いていた。
「ね……翔ちゃん、気持ちよかった……?」
「……あ……ぅ……」
「あははっ……♡『気持ち良すぎて何も答えられません』って感じ?♡ でもさ……私、まだ満足できてないんだよね♡」
魅音は意地悪そうな声を出しながら手を一度離してしまう。
その頃にはもう、僕の腰の奥でマグマのように煮えたぎる熱量に歯止めが効かなくなっていて。
射精直後にも関わらず、僕は自ら腰を突き出し、少しでも快感を得ようとしていた。
「ダメだよ翔ちゃん……♡ 手はもう終わり♡ 次は~……♡」
意地の悪い笑みを浮かべた魅音が立ち上がり、悶える僕の股間を見下ろし。
「お尻で……♡ 搾り殺してあげるね……?♡」
僕を跨ぎ、スカートを捲り上げ。
「翔ちゃんのマゾ精子……ぜーんぶ搾ってあげる……♡ 絶対浮気できないように……♡」
露出された下半身が。
魅音の豊かな臀部が視界に飛び込んでくる。
「――ッッッ……♡♡♡」
魅音の腋から解放されて自由を得たはずの僕の口は、言葉を失っていた。
どたっっっ♡♡♡
ぷるぅぅんっっっ♡♡♡
魅音の臀部。
ゆっくりと落下してくる大きなお尻。
丸々と発達した安産型のお尻が、重力に従って降ってくる。
それは見るも淫らな代物だった。
魅音のお尻の大きさは僕の腰回りより一回りも二回りも太く、大きく。
そのサイズ感に違わず肉厚で、巨大で瑞々しい桃のような……いや、果物に例えることすら憚られるほど、学生らしからぬサイズにまで発達した魅音の尻は圧倒的な存在感を放っていたのだ。
そんな巨大な肉峰が股間めがけて落ちてくる。
その重量感で、空気ごと押し潰しながら。
どたっっ♡♡♡
ぷるんっっ♡
むぎゅっっっ♡♡
むわぁぁっ……♡♡♡
「――ッッッ!?♡♡♡」
魅音の臀部が僕の股間に着地すると同時に、蒸れた熱気と甘ったるくて生臭い匂いが周囲の空気を蹴散らしながら股間の竿を包み込んだ。
今まで魅音に味わわされた快感の全てを上回る、まるで魂ごと鷲掴みにされてしまうような……強烈な感覚。
「翔ちゃんってばぁ……♡ すごくだらしない顔してるよ……?♡ そんなにお尻で潰されるのが気持ちいいんだ?♡」
天から降り注ぐ魅音の声に、圧倒的な格すら感じ始めていた。
それは……『一生涯この人に敵わない』と思えてしまえる程に──。
「だってほら……♡ 翔ちゃんの大事な男の子の部分が、私のお尻にぺちゃんこにされちゃってるのに……♡ ちんぽビクンビクンっ、って……♡」
ぐにゅりっ……♡♡♡
「お"お"っ♡♡」
魅音がお尻の位置を微調整するように腰をくねらせただけで、僕の口からは情けない声が漏れ出てしまう。
気持ちが良くて……良くて……。
「あはっ……♡ 翔ちゃんのちんぽ、私のお尻に敷かれてるだけなのにもう限界って感じだね……?♡」
魅音が腰を動かすたびに大きなお尻が『ぷるんっ♡』と震え、豊かな肉の下半分に押し潰された肉竿から歓喜の涙が零れ落ちた。
「私のお尻の下で嬉しそうに跳ね回ってる……♡」
恥ずかしくて、恥ずかしくて。
僕は魅音の顔を直視することさえできないのに、股間は素直に反応してしまう。
その素直さが一方で少し恨めしくもあった。
「ほらほら~翔ちゃん♡ もう降参?♡」
魅音が面白そうに笑いながら腰をくねらせて竿を擦り上げるたびに、快感で視界が霞む。
魅音の尻に敷かれ、お尻の感触を股間全体で味わい、僕はただただ快楽に喘ぐことしかできず。
肉厚なお尻が波打ち男根を揉みくちゃにしていく光景を目に焼き付けながら、僕の口は『はぁはぁ♡』と荒い息を吐き続けていた。
ぬりゅっ……♡
びゅくんっ♡♡♡
「んっ♡ 今、すっごく気持ちよさそうな顔した……♡ んっ♡ はぁ……♡」
悪戯っぽく笑った魅音の口から漏れ出した息も、どことなく熱を帯びているようで。
「もうイク?♡ もうイキそう?♡」
そんな魅音に向かって、許しを請うように伸ばしかけた両腕も、彼女が少し動けば快楽の渦に飲み込まれてしまう。
魅音が腰をくねらせてお尻をぐりぐりと動かすだけで、頭の中を快感で真っ白に塗りつぶされていくのだ。
そんな僕を見て、魅音が楽しげに笑う。
「あははっ♡ もうイっちゃうんだ……?♡ いいよ? 翔ちゃんのだらしないマゾ精子……♡ 私が全部処刑してあげる……♡ お尻でお外に無駄撃ちさせてあげる……♡ ほら……♡」
ぱんっ……♡
「ほらほらほら……♡」
ぱんぱんぱんぱんっっっ♡♡♡
「ひっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ 無理っっ♡♡♡ 無理ですっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ んあ"ああぁあっ♡♡♡」
歯を食いしばり、拳を握り締めて快楽に耐える。
だけど、無駄だった。
魅音のお尻の割れ目が肉竿を擦り上げる度に、腰の奥からは熱いものがこみ上げてくる。
巨大なお尻が何度も何度も股間に落とされて僕の下半身は痙攣し、そして次の瞬間には──。
「ほら……♡ イケっ……♡」
どぢゅっっっっ♡♡♡
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっっっ♡♡♡」
ぴゅるっ……♡
ぷぴゅっっ♡♡♡
どぷっ……♡♡♡
びゅくっっ……♡♡♡
我慢することなんてできやしなかった。
頭の中に『気持ちがいい』という感情以外何も残らなかった。
魅音のお尻に潰されて絶頂を迎えたペニスの先から、『どぷり♡ どぷり♡』と白濁液が溢れ出す。
「あ~あ……イッちゃったね……?♡」
ぬち……♡ くちゅ……♡ ぬりゅぅぅ~~……♡
びゅくっっ♡♡♡
射精中のペニスを尻の谷間でゆっくりと扱かれれば、連続する快感の波に腰が砕けて蕩けてしまいそうだった。
魅音のお尻の下では、射精直後の僕のペニスが悦びに打ち震えるように『びくん……♡』と大きく痙攣し、鈴口からは今までみたこともない量の精子が吐き出されていた。
「ほら……♡ 翔ちゃん……私にもっと負けちゃえよ~……♡」
ぬちっ……♡ ぬちっ……♡ ぬちっ……♡
しかし、魅音はまだ満足していないようだった。
僕を見下ろし弓なりに目を細め、ゆっくりと腰の動きを再開させて。
放出させた精液を自らの戦利品としてペニスへと塗りたくるようにお尻をくねらせ、僕を翻弄し始める。
「あ"あ"っっ♡♡♡ み、みおんっっ♡♡♡」
「んっ♡ 翔ちゃん……♡ んはぁ……♡」
ぬちっ……♡ ぱちゅっ……♡
部室に響く粘着質な水音と熱く濡れた息遣い。
普段みんなで使っているはずの部屋が、魅音の醸し出す官能的な空気で包まれていく。
「あはっ……♡ ほら♡ 気持ちいいでしょ?」
ぬちっ……♡♡ にちゅっっ……♡♡♡
魅音が微笑みながらお尻を揺らすたびに、僕は情けない喘ぎ声をあげて腰を震わせた。
柔らかい二つの塊が男根を挟み込み。
竿の表面に吸い付くようなきめ細やかなもちもちの尻肌で。
僕の股間を弄びながら魅音は勝利の笑みを僕に向ける。
「あはは……翔ちゃん……♡ もう腰ガクガクだね……?♡ 翔ちゃんのちんぽ、私のお尻に完全敗北しちゃったね……?♡」
ぱんっっ♡♡♡ にゅち……♡♡♡
びゅくくっっ♡♡♡
ビクンっ♡ ビクンっ♡
「あ"っ♡♡ あ"あ"っっ♡♡」
肉欲に溺れていた。
性というものに目覚めて間もない僕にとって、同級生の女の子の、自分よりもはるかに成熟した極上の女体は性癖を捻じ曲げるには十分すぎるものだった。
「あはっ♡ 翔ちゃんのマゾ精子、私のお尻に敷かれて死んじゃいそうだね……?♡」
ぬち……♡ くちゅっ……♡♡ ぶちゅっっ……♡♡♡
魅音が腰を動かす度に肉と肉の間で下品な音が鳴り響く。
「ぷちぷちぷちって、翔ちゃんの精子、潰されちゃってるよ?♡ ほら、見て? 私のお尻で精子が潰れてくところ……♡」
ぱちゅっっ♡♡♡ ぬちィィィっっ♡♡♡
「あ"っっっ♡♡♡」
そんなはずない。
そなはずはないのだ。
魅音のお尻に対して僕の精子はあまりにも小さすぎる。
だから僕が射精した時点で彼らの命は失われているため、魅音のお尻がどうこうという話ではない。
なのに……なのに、魅音のお尻に下敷きにされて、『ぬちぬち♡』と擦り潰される竿と白濁とを見せつけられると、まるで本当に僕の精子が魅音のお尻に敷かれて、その尻肌で無残にも轢き潰されて命を奪われているかのような……そんな……そんなありもしない光景を幻視してしまう。
そんなはずは……そんなはずはないんだっっ……!
「あはっ♡ また出ちゃう?♡ いいよ?♡ 私のお尻に全部出しちゃお? ほら……イケっ♡ イケっ♡ イケイケイケっ♡♡」
ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡
「んはぁぁっ♡♡♡ あっ♡ あ"あ"ああぁあぁっ♡♡♡」
びゅくんっっ♡♡ びゅくびゅくっっ♡♡
ぶっぴゅっっっ♡♡♡
「あ〜あ……♡ またお外に出てきちゃって……♡ そんな我慢もできないマゾ精子たちは、私のお尻でた〜っぷり処刑してあげるからね……?♡」
ぬちっ……♡♡ くちゅっっ♡♡♡
「あ"っっっ♡♡」
絶頂後のペニスをお尻の谷間でマッサージされ、再び尿道口から精子が溢れ出す。
どぷっっ……♡
ぶぴゅっっ♡♡
まるで萎える暇を与えられなかった。
「このまま金玉の中、空になるまで搾り取っちゃうからね〜♡」
魅音は恐ろしい笑みを浮かべて僕を見下ろす。
その目はまるで獲物を狙う肉食獣のように爛々と輝き、嗜虐的に歪んでいて。
スカートを捲り上げた彼女の太ももには大粒の汗が。
その美しい雫が重力に従ってゆっくりと垂れ落ち、膝から床へと滴り落ちようとしていた。
「あはっ♡ またイッたね……?♡」
魅音が僕を見下ろす。
その笑い声は、僕の蕩けた顔を見てなのか、はたまた情けない射精を見てなのか、それともその両方か。
ともかく僕はここから脱出する術を持たなかった──。
………
……
…
##P8 ババ抜きの敗北
~ゲーム中に足で誘惑されて~ 足での誘惑、机の下で足コキ、寸止め、焦らし、みんなの見ている前で射精、魅音を崇拝する
「──あははっ! また翔ちゃんの負け〜!」
「翔太さん、最近ちょっと弱くないですか?」
「翔太くん……いったいどうしちゃったのかな? かな?」
「まーまー、これが本来の翔ちゃんの実力だったってわけでしょ〜……部長としても、よわぁ〜い部員にはお仕置……こほん……罰ゲームのし甲斐があるってもんよ〜……うぷぷっ……♡」
今日のゲームは単純なババ抜き。
沙都子やレナや圭一、果ては詩音にまで先手を取られ、一人また一人と抜けていく中、罰ゲームをかけた戦いは僕と魅音との一騎打ちにもつれこんでいた。
残る魅音のカードはたった二枚……だが、そのどちらかがジョーカーで……。
数字を引けば勝ちという状況。
魅音の手の中の右側のカードに僕の指が添えられて。
その瞬間、魅音の表情が曇る。
わかりやすい。
だからこそ魅音は最後までジョーカーを抱えることになっていたのだ。
あとはこの指に力を込めて、カードを引っ張るだけ。
勝利を確信した……その刹那。
すりっ……♡
「んっ……!?♡」
みんなが固唾を飲んで見守る中、机の下では足元からざらついた感触が這い上がってきたせいで、僕の口から変な声が漏れていた。
咄嗟に口を抑えて周りの様子をうかがったが、幸い誰にも気付かれてはいないようだ。
『何をやってるんだよ……!!』と目で訴える僕に、魅音は『にやり♡』と意地の悪い笑みを浮かべるだけで。
どうやら僕の抗議の声なんて微塵も心には響いていないらしい。
だが、そんなこと関係はないのだ。
いくら魅音が足で僕を誘惑しようと、このまま腕を持ち上げてカードを引いてしまえば僕の勝ちなのだ。
だけど……だけど……。
すりすりすり……♡
すりっ♡ すりっ♡
「んふっっ……♡ んんん……♡」
『クネクネ♡』と折り曲げられた足の先が、焦らすように玉の表面を掠めていく。
『僕の勝ち』だと頭ではわかっているはずなのに、その先を勝手に期待した股間は、魅音の足の裏の温もりを求めてムクムクと勃ち上がり始めていた。
『あれ〜? どうしたのかなぁ……?』
口に出されなくてもわかってしまう。
挑発するような笑みを浮かべて僕を見下ろす魅音の表情。
『ほら……引けば勝てるんだよ?』とでも言いたげな挑発的な瞳。
だけど、僕を見る視線の奥の琥珀色の瞳はどこか愉悦に満ちていて……そこに悪気なんてものは微塵もない。
あるのは、さも当然といった、『お前の全てを見透かしているんだぞ♡』とでも言うような、勝者の余裕を伺わせる不遜で高圧的な魅音の本性。
僕はそんな魅音の態度と、この先に待ち受けるナニかに期待して、もう一枚のカード……ジョーカーの方へとついつい指をかけてしまった。
「ふ~ん……♡ そっちにするんだ~?♡」
その瞬間、小悪魔チックな笑みを浮かべた魅音の足の指が、竿の裏側を──。
スゥ~~~~……♡
(あ"っっっ♡♡♡)
ソックスのざらざらが布越しの股間を擦り上げ、後からやってきた甘い痺れが脳天を突き抜ける。
しかし、魅音の攻撃はそれだけでは終わらない。
竿の裏側を擦り上げながら上り詰めた足の裏が、今度は亀頭へと襲いかかる。
「ん"ふっっっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡」
竿をしっとりと押し潰した足の裏。
その先端を彩る五本の足指が折り曲げられて、一斉に亀頭を撫で回す。
それぞれバラバラの動きでさわさわと蠢き、亀頭を撫でさすり、僕の股間をこれでもかというほど優しく責め立ててくるのだ。
あまりの快感に無理やり勃ち上がろうとした竿を優しく踏みしめてくる足の裏の柔らかな感触に気を良くした僕は……。
粗相をしているにも関わらず、まるで魅音の足に褒められているような気になった僕は──。
「ん"っ……♡♡♡ んっ……♡」
最後の力を振りしぼってカードを引いた。
引いてしまったのだ。
足裏の愛撫の前に、カードを引かされてしまった僕に、勝利の女神が微笑むはずがなかった。
ジョーカーだ。
「あ~、翔ちゃん残念だったね~~~」
勝ち誇った魅音の声が響き渡る。
「うっ……♡ で、でもまだぁ……ぁっ……♡」
そう、まだなのだ。
ここでイーブン。
まだ僕にもチャンスがある。
ここで魅音がジョーカーを引けば……僕の手に来たジョーカーを引けば、また僕にもチャンスが訪れるんだ……!!
だけど、そんな淡い希望はあっという間に打ち砕かれてしまう。
「ん~~~~……?♡」
僕のことを品定めするように弓なりに細められた琥珀色の瞳が僕を絡めとる一方で、テーブルの下では足による激しい快楽責めが僕を苛み始めていた。
「んふっ……♡♡♡ あ、あのっ……み、みおん……あ"っっ♡♡♡」
魅音の足によって囚われの身となってしまったズボン越しのペニスが、ゆっくりと上下に擦り上げられる。
睾丸から亀頭の先に向かって、『ぴったり♡』と寄り添うように押し当てられた足裏は温かく。
まるで魅音の両足に抱きしめられているようで。
柔らかい足の裏の肉がペニスを優しく包み込み、揉みしだき、撫で回す。
(あ……ぁ……♡)
セックスだと思った。
こんなに気持ちのいいことが、セックス以外であるはずがない。
セックスという未知の行為に幻想を抱かされながら、僕は足の快楽に酔いしれていて。
ごしっ♡ ごしっ♡ ごしっ♡ ごしっ♡
精液が引っ張り上げられていく。
睾丸の奥で今か今かと煮えたぎっていた精液が。
竿の根本から先端に向かって擦り上げる足によって。
ごしっ♡ ごしっ♡ ごしっ♡ ごしっ♡
イカせるための動き。
僕の手札に指をかけたままニヤニヤと笑う魅音が。
淫らに蠢く足の持ち主が、精液を搾り取るための動きを、誰も見ていないテーブルの下で披露する。
精液が引きずり出される。
睾丸の奥から根こそぎ引っ張り上げられる。
熱い衝動が体の芯を駆け巡り、その熱がペニスへと集まって……そして──。
「あ"っっっ……あっ……あ……」
しかし、その瞬間は訪れなかった。
寸止めされたのだ。
待ちわびた快感を目の前で取り上げられた僕は、もう他のみんなの存在などすっかりと忘れていた。
ただただ早く次の快感を、快楽を与えて欲しいという事しか考えられなくなっていて。
スリっ♡ スリっ♡ スリっ……♡
今一度再開される魅音の足の動きの虜になっていた。
股間から次々と溢れ出してくる切ない疼きを癒やしてくれるのは魅音の足しかなく。
スリスリスリ……♡
ぴとっ……♡
しかして、繰り返される寸止めが、その疼きをより大きく育ててしまっていることにピンク色のモヤがかかった頭で気づけるはずもない。
スリっ……♡ スリっ……♡ ぴとっ……♡♡♡
「んぁっ……♡♡♡」
何度も何度も絡みついてくる足の裏の淫らな感触に、僕の理性はゆっくりと溶かされていく。
スリスリスリ……♡
ぴとっ……♡
ドロドロに溶けて。
すりすりっ……♡
ぴとぉ……♡
なくなるまで。
すりっっっ……♡
ぴと……♡
寸止めを繰り返されて。
すり……すり……すり……ぴとぉ……♡
睾丸と竿の間を、精液が往復する快感に。
すりっ……♡
ぎゅぅぅぅぅ……♡
病みつきにさせられて。
すり、すり、すり……♡
ぴと♡
それでもなお、快感で満たされたヒタヒタのコップに、最後の一滴が注ぎ込まれることはなく──。
………
「ん~……翔ちゃんはやっぱり強いね~……♪」
もう何度寸止めを繰り返されたかわからない。
足の動きをまたもや途中で止めた魅音が笑いかけてくる。
駆け引きは何度も繰り返した。
繰り返したはずだった。
逃げるように腰を引けば、足の裏はどこまでも執拗に追いかけてきて。
かといって求めるように腰を突き出せば、それをあざ笑うかのようにするりと逃げていく。
そうして寸止めされ続けて……もはや手も足も出ない状態になってしまったのだ。
「さぁて、翔ちゃん……♡」
そんな責め苦に喘ぐ僕を魅音が意地の悪い笑みを浮かべて見下ろしていた。
足の裏から伝わるむず痒い感触と、もはや痛みを伴うような勃起感に気が狂いそうだった。
睾丸の中を『ぐるぐる♡』と駆け巡る精液が『外に出せ♡♡♡』とやかましく騒ぎ立てては、裏筋を撫でる足の先に咎められて、強烈な疼きへと変わり僕を内側から責め立ててくる。
「ジョーカーはどっち……?♡」
ねっとりと絡みつくような甘い声で囁かれた最後の宣告。
同時に、足が竿の裏側に『ぴったり♡』と張り付いてくる。
「んふっ……♡♡♡ あ~あ……残念だったね……♡」
僕は魅音の指に向かって、数字のカードを差し出していた。
それが当然なのだと、それが正しいのだと、まるでそうするのが自然であるかのように……。
魅音は僕の差し出したカードを一瞥すると、にんまりと意地の悪い笑みを浮かべて僕を見下ろしていた。
「ん~? 翔ちゃんはジョーカーと一緒が良かったのかな~?♡」
魅音の手から二枚のカードが場に置かれた。
確認するまでもない。
同じ数字の書かれたカード。
「はぁ~い翔ちゃんの負けぇ~♡ あはっ、情けな~い♡」
同時にゆっくりと振り下ろされた魅音の足。
その瞬間、股間が弾け、全身に甘い電流が駆け巡った。
「ん"ん"ん"ん"ん"っっっっ♡♡♡」
テーブルに突っ伏すよりほかなかった。
溜め込まれた快感が一気に放出されて、先端から精液が溢れ出し竿全体をビクビクと震わせた。
だがしかし、そんな最後の抵抗ですら魅音の足に踏み潰されてしまうのだ。
いくら竿を震わせようと、股間を押さえつける魅音の足は微動だにせず。
そこにいるのがさも当然であるかのように君臨し、存在するだけで精を搾り取られていく。
押し返そうと腰を押し付けたところで、まるで相手にされなかった。
それどころか股間が足の裏にめり込む結果となり、そのめり込む感触に脳が蕩け、更なる快感を呼んでしまう。
ただただ無秩序にパンツの中を汚してしまった精液は、本来であれば天高く飛び立つはずであった。
あったのだが、足の裏によって無慈悲に押さえつけられたことで自由を失い、それだけでなく尿道の中を精子が緩やかに駆け上がる快楽を教えられてしまうという結果を招いていた。
ただ踏みつけにされているだけにも関わらず、魅音の足に新たな弱点を植え付けられているようで。
そんな現状を脱しようと腰を引いてはみたが、それすらも魅音に読まれているのか、押し付けられた足の裏で踏み返される。
しかもそれだけでは終わらない。
魅音は腫れの引かない股間を足で弄び始めたのだ。
「ぁっ……あぁっ……んんん……♡♡♡」
断続的に与えられる快感。
魅音の足の裏が、心の内をゆっくりと確実に破壊する。
「ん~? どうしたのかなぁ……?」
ゆるゆると残滓を搾り取るかのように。
足の裏の最も柔らかい部分……魅音の体重を支える役割を果たす肉厚な母指球で裏筋を優しく踏み潰されてしまえば、肉竿からダラダラと精液が漏れ出すのを止めることはできなかった。
「ぁぅ……♡ ぁっ……あっ……♡♡」
思わず漏れ出てしまった喘ぎ声を聞かれてしまった恥ずかしさで顔を覆い隠した指の間から魅音の様子を窺う。
その顔は笑ってこそいたものの、もはや勝ち誇ってすらいなくて──。
魅音と僕との格付けが、完全に済んでしまったことを僕は悟ってしまう。
そしてまた、その姿を他でもないみんなに見られているという『羞恥心』が、股間を撫でる足の裏によって『快感』へと変換されてしまうのだ。
「う~ん♡ 翔ちゃんはホントに弱っちぃね~♡」
僕を足蹴にしながら、魅音が優しく語りかけてくる。
今までと同じトーンではあるものの、その裏側にははっきりとした侮蔑が込められていることに気付きながらも僕の脳はそれを快感へと変えていく。
そんな状況に麻痺した思考の中に、ただひとつの感情だけが渦巻いていた。
──崇拝。
好きだとか愛しているだとか、そんな次元ではなかった。
僕が負けて屈服するのが正しいのだと……まるで力を誇示するかのように、魅音の足の裏は僕の股間を押し潰していた──。
………
……
…
##P9 エンディング
~魅音様の足下で~ 顔面踏みつけ足舐めマゾイキ
「──うんうん♡ お人形さんみたいだね♡」
あの負けの後、放課後部室に残された僕は延々と足の匂いを嗅がされていた。
扱くことは許されていない。
だがしかし、魅音の足の裏に顔面を踏み潰されながら蒸れた臭いを強制的に体の中へと取り込まされると、頭の後ろが自然と熱くなってくる。
「やっぱり翔ちゃんは私の足の下がお似合いだね♡」
僕は魅音に逆らう術をすべて取り上げられてしまった。
そんな僕に対して、彼女がこうして見せる余裕然とした振る舞いが悔しくて……もどかしくて……憎たらしい。
だがそんな感情は全て興奮に変わっていく。
本当に悔しいけれど、魅音の足の裏によって与えられる快感が脳を焼き切り始めていて、この異常な空間で正常な判断なんてとてもじゃないができそうになかった。
その証拠に、理性のなくなった僕は今もなおこうして魅音の足裏の匂いを必死に嗅いでしまっている。
これがたまらなく気持ちがいいのだ。
「じゃ、イッていいよ♡」
その一言が呼び水となった。
魅音の足の裏に顔面を踏み潰されたまま、腰を仰け反らせ、陸に打ち上げられた魚のようにビチビチと跳ね回る。
しかし、股間から出るはずのものは一滴も出なかった。
その代わりに発生した強烈な絶頂感をただひたすらに受け入れることしかできなかった。
快楽中枢を魅音の臭いによって完全にぶっ壊された僕は、『魅音様♡』という崇拝対象への屈服宣言をうわ言のように繰り返す。
「ぷっ……あっははは!♡ なにそれ~?♡」
無様にイキ果てる僕の姿を見下ろしながら、魅音様は腹を抱えて大笑いしていた。
『あはは!』と、まるで自分の勝利を喜ぶかのように、僕の無様な姿を笑ってくれたのだ。
その笑い声がまた嬉しかった。
魅音様が笑ってくれることが嬉しくてたまらなかった。
だから僕はもっと楽しくなってもらうために、魅音様の足の臭いを胸一杯に取り込みながら、無様な空イキを盛大に披露するのだ。
「あ~……おかし……♡ 翔ちゃん、完全にぶっ壊れちゃったじゃん……♡」
その言葉と同時に魅音様から足蹴にされて、僕の体は簡単に仰向けに倒される。
そして寝転んだ体勢で上を見上げれば、そこには威風堂々たる女の園が広がっていた。
しかし、そんな狼藉が許されるはずがない。
「舐めろ♡」
ほんの少しの期待すらも、立ち上がった魅音様の足の裏に踏み潰され、痛みのあまり僕は無様に床をのたうち回るしかなく。
「あ~……ごめんごめん♡」
魅音様が僕の顔を踏みつけながら謝ってくれたが、その足は一向に退けられる様子がなかった。
それどころか、反対に『グリグリ♡』と足の裏を僕の顔へと押し付けてくる始末で。
「さっさと舐めろ♡ ゴミマゾ♡」
その一言が、脳髄を痺れさせた。
「あっ……♡ あぁぁぁ……♡」
ぴちゃ……♡ ぴちゃ……♡
塩辛く土っぽい味が口内に広がっていく。
魅音様の命令に従うことが何よりの至福であった。
「んっ……♡」
頑張って舌を這わせたところで、魅音様に短い声を上げさせることしかできなかった。
その事実が余計に頭を熱くする。
「……じゃ、イケっ♡」
魅音様の足が今一度僕の顔を押し潰した。
地面と同じ扱いを受けて、その屈辱が快感になる。
「あぁぁ……♡♡♡」
びゅるっ♡♡♡
背筋に走る快楽のせいで、びくんっと大きく体が跳ねる。
魅音様の足の裏を舐めるたびに、僕はみっともなく絶頂するように作り変えられてしまっていた。
「……翔ちゃん? 浮気は絶対ダメだからね?♡」
魅音様が何を仰っているのか、もはや理解できない。
「明日、学校休んじゃ……イヤ、だよ?♡」
全身の毛という毛が逆立ってしまっていた。
それは魅音様が絡みつくような視線で、僕のことを見つめていたからだった。
「詩音には渡さないから……」
魅音の口から放たれた最後の言葉は、僕の頭の中に記憶として刻まれてはいなかった──。
【おわり】